JP2007181597A - 洗濯機および洗濯機のすすぎ方法 - Google Patents

洗濯機および洗濯機のすすぎ方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007181597A
JP2007181597A JP2006002347A JP2006002347A JP2007181597A JP 2007181597 A JP2007181597 A JP 2007181597A JP 2006002347 A JP2006002347 A JP 2006002347A JP 2006002347 A JP2006002347 A JP 2006002347A JP 2007181597 A JP2007181597 A JP 2007181597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
tank
washing machine
washing
porous material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006002347A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Ko
直樹 広
Tatsuya Hirota
達哉 廣田
Kenji Oda
謙治 小田
Jun Hirose
潤 廣瀬
Motoki Kawachi
基樹 河内
Shunichiro Oku
俊一郎 奥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2006002347A priority Critical patent/JP2007181597A/ja
Publication of JP2007181597A publication Critical patent/JP2007181597A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

【課題】少ないすすぎ回数で衣類の汚れや洗剤成分をすすぎ落とすことができる、すすぎ方法、もしくは節水性能が向上された洗濯機、または洗濯に用いた水を洗濯で再利用するのに適するまで効果的に浄化することができる洗濯機を提供すること。
【解決手段】外槽5、排水管11、分岐管15、タンク4、タンク水供給管55およびタンク水直通管61で循環水路を形成する。すすぎ工程において、すすぎ水を、浄化装置6で浄化させつつ、循環水路内で循環させることにより、すすぎに繰返し利用することができ、すすぎに用いる水の量を減らせることができるので、すすぎ工程を1回で済ませることができる。すすぎ水は、浄化装置6に含まれる多孔質物質71により、汚れや洗剤成分が吸着され、効果的に浄化される。多孔質物質71には微生物を蓄えることができるので、多孔質物質71が吸着した汚れや洗剤成分を微生物処理にて分解することができる。
【選択図】図2

Description

この発明は、洗濯に用いた水を浄化して洗濯に再利用するための洗濯機および洗濯機のすすぎ方法に関する。
従来より、洗濯に用いた水を浄化して洗濯に利用する洗濯機が知られており、特許文献1に記載の発明では、ハウジング内に外槽を備えると共に、この外槽の内部にドラムを備えたドラム式洗濯機において、この外槽の下方部に貯水槽を設け、貯水槽に備えられたリント(糸屑)フィルタで、洗濯に用いた水に含まれる糸屑等を捕獲してから貯水槽に貯水し、この水を再利用するものが提案されている。
特開2005−124626号公報
しかし、特許文献1に記載のドラム式洗濯機では、汚れの多い衣類の洗濯や洗剤が過剰に供給された洗濯に用いた水を、洗いやすすぎに再利用するのに適するまで効率的に浄化することが困難である。また2回以上すすぎを行わなければ、洗いによって剥離された衣類の汚れや洗剤成分をすすぎ落とすことができないという不具合がある。
このような背景のもとになされたこの発明は、少ないすすぎ回数で衣類の汚れや洗剤成分をすすぎ落とすことができる、節水性能が向上された洗濯機を提供することを主たる目的とする。
また、この発明は、洗濯に用いた水を洗濯で再利用するのに適するまで効果的に浄化することができる洗濯機を提供することを別の目的とする。
そして、この発明は、少ないすすぎ回数で衣類の汚れや洗剤成分をすすぎ落とすことができるすすぎ方法を提供することをさらに別の目的とする。
請求項1記載の発明は、洗濯槽と、前記洗濯槽の水を汲み出し、再び前記洗濯槽へ戻すための循環水路と、前記循環水路に設けられ、前記循環水路を流れる水に含まれる汚れや洗剤成分等を吸着するための多孔質物質を有する浄化装置と、を含むことを特徴とする洗濯機である。
請求項2記載の発明は、すすぎ工程において、前記洗濯槽の水が前記循環水路を循環するように制御するための循環制御手段を含むことを特徴とする、請求項1記載の洗濯機である。
請求項3記載の発明は、前記循環水路において、濾材と、前記濾材に対して水の循環方向下流側に隣接配置された前記多孔質物質と、を含むことを特徴とする、請求項2記載の洗濯機である。
請求項4記載の発明は、前記浄化装置は、種類の異なる多孔質物質が前記循環方向に沿って2段に配置されていることを特徴とする、請求項2または3記載の洗濯機である。
請求項5記載の発明は、前記循環水路に挿入され、前記循環水路を流れる水を一旦溜めるためのタンクを含むことを特徴とする、請求項2〜4のいずれかに記載の洗濯機である。
請求項6記載の発明は、前記浄化装置は、前記循環水路における、前記洗濯槽と前記タンクとの間に挿入されていることを特徴とする、請求項5記載の洗濯機である。
請求項7記載の発明は、前記浄化装置は、前記タンク内に設けられていることを特徴とする、請求項5記載の洗濯機である。
請求項8記載の発明は、オゾン発生手段と、前記循環水路を循環する水に前記オゾン発生手段で発生されたオゾンを供給するためのオゾン供給手段と、をさらに含むことを特徴とする、請求項5〜7のいずれかに記載の洗濯機である。
請求項9記載の発明は、前記オゾン供給手段は、前記タンクに溜められた水にオゾンを供給することを特徴とする、請求項8記載の洗濯機である。
請求項10記載の発明は、前記多孔質物質は微生物処理のための担体を含むことを特徴とする、請求項5〜9のいずれかに記載の洗濯機である。
請求項11記載の発明は、前記担体に対して空気を供給するための手段を有することを特徴とする、請求項10記載の洗濯機である。
請求項12記載の発明は、前記循環水路に、前記循環方向とは逆方向に水を流す手段を有することを特徴とする請求項3〜11のいずれかに記載の洗濯機である。
請求項13記載の発明は、前記多孔質物質は、アルミナ、シリカおよび炭素の少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項1〜12のいずれかに記載の洗濯機である。
請求項14記載の発明は、前記浄化装置に対して、水道水または柔軟剤成分を供給し、前記多孔質物質に吸着されたものを乖離させることによって前記多孔質物質をリフレッシュさせるリフレッシュ手段を有することを特徴とする、請求項1〜13のいずれかに記載の洗濯機である。
請求項15記載の発明は、洗濯槽と、前記洗濯槽の水を汲み出し、再び前記洗濯槽へ戻すための循環水路と、前記循環水路に挿入され、前記循環水路を流れる水を一旦溜めるためのタンクと、前記タンク内に溜められた水に対して微細気泡を供給し、前記タンク内に溜められた水に含まれる汚れや洗剤成分等を分離させるための泡沫分離手段と、を含むことを特徴とする洗濯機である。
請求項16記載の発明は、すすぎ工程においてに、洗濯槽の水を汲み出し、多孔質物質を有する浄化装置を通過させた後、前記洗濯槽へと戻すように水を循環させながらすすぎを行うことを特徴とする、洗濯機のすすぎ方法である。
請求項1記載の発明によれば、洗濯槽から汲み出されて循環水路内を流れる水は、浄化装置で汚れおよび洗剤成分等が除去されてから洗濯槽へ戻される、すなわち浄化されながら循環されるので、この水を洗濯に再利用することができる。そのため、洗濯機の節水性能の向上を図ることができる。また、浄化装置の多孔質物質により、循環水路内を流れる水を、洗濯に再利用するのに適するまで効果的に浄化することができる。
請求項2記載の発明によれば、すすぎ工程において、すすぎに用いた水は、浄化装置で浄化されてから洗濯槽に戻されてすすぎに再度用いられるように、循環制御手段により循環される。そのため、すすぎに用いる水の量を減らすことができるので、すすぎ工程の回数も減らすことができ、洗濯機の節水性能の向上を図ることができる。また、すすぎ工程に用いた水は、洗い工程で用いた水に比べて汚れや洗剤成分等が少ないので水の浄化効率を向上することができる。
請求項3記載の発明によれば、濾材により、循環される水から、多孔質物質では対処しきれない糸屑などの異物を除去することができる。これにより、リントフィルタなどの本来糸屑の除去を目的とする装置を省略することができる。また、濾材で糸屑などの異物が除去された水は、濾材の循環方向下流側に隣接配置された多孔質物質により、汚れおよび洗剤成分等が除去される。そのため、濾材および多孔質物質を通過した水は、効果的に浄化され、洗濯槽においてすすぎを含む洗濯に再利用することができる。
請求項4記載の発明によれば、種類の異なる多孔質物質が循環方向に沿って2段に配置されているので、各多孔質物質に、水に含まれる汚れや洗剤成分等を分担して吸着させることができる。たとえば、一方の多孔質物質には汚れを吸着させて、他方の多孔質物質には洗剤成分を吸着させることができる。これにより、循環される水を効果的に浄化することができる。
請求項5記載の発明によれば、循環水路を流れる水を、タンクに一旦溜めることができるので、すすぎ工程以外、たとえば次回の洗濯においても再利用することができる。そのため、洗濯機の節水性能の向上を図ることができる。
請求項6記載の発明によれば、浄化装置は、洗濯槽とタンクとの間に挿入されているので、浄化装置で浄化された水をタンクに溜めて洗濯槽に戻すこと、または、タンクに溜められた水を浄化装置で浄化して洗濯槽に戻すことができる。これにより、洗濯機の節水性能の向上を図ることができる。
請求項7記載の発明によれば、浄化装置は、タンク内に設けられているので、タンク内に溜められた水は確実に浄化装置で浄化される。そして、浄化された水は、そのまま洗濯槽に戻されて洗濯に再利用されるように循環され得るし、タンク内に溜めて次回の洗濯等に用いることができる。これにより、洗濯機の節水性能の向上を図ることができる。
請求項8記載の発明によれば、循環水路を循環し、浄化装置で汚れや洗剤成分等が除去される水には、オゾン発生手段で発生されたオゾンがオゾン供給手段により供給されるので、この水は、さらに脱色、脱臭および除菌される。これにより、循環水路を循環する水は確実に浄化される。また、この浄化された水が循環水路を循環するので、浄化装置も、この水に混入したオゾンより脱色、脱臭および除菌される。これにより、循環流路を流れる水の浄化に加えて、循環流路および浄化装置を清潔に保つこともできる。そのため、循環される水を効果的に浄化することができる。
請求項9記載の発明によれば、タンクに溜められた水には、オゾン供給手段によりオゾンが供給されるので、この水は、脱色、脱臭および除菌される。また、タンクも、この水に混入したオゾンにより脱色、脱臭および除菌される。これにより、タンク内の水の浄化に加えて、タンクを清潔に保つこともできる。そのため、タンク内の水を効果的に浄化することができる。
請求項10記載の発明によれば、多孔質物質に含まれた担体には微生物を蓄えることができ、この微生物により、多孔質物質に吸着された汚れや洗剤成分等が分解される。そのため、多孔質物質の吸着性能が回復され、多孔質物質による水の浄化を促進することができる。また、担体により、多孔質物質から汚れおよび洗剤成分等を乖離するための手段を設ける必要がなくなる。
請求項11記載の発明によれば、担体に空気が供給されるので、担体内の微生物が活発になり、微生物による、多孔質物質に吸着された汚れや洗剤成分等の分解を促進することができる。そのため、多孔質物質の吸着性能が回復され、多孔質物質による水の浄化を促進することができる。
請求項12記載の発明によれば、循環水路で、通常の循環方向、すなわち循環水路内の水を浄化するときの水の循環方向とは逆方向に水が流されることにより、通常の循環において濾材で捕獲された糸屑などを濾材から除去して、濾材をリフレッシュすることができる。これにより、濾材による水の浄化を促進することができ、また濾材の交換等の手間を省くことができる。
請求項13記載の発明によれば、多孔質物質には、比較的安価であり、かつ入手も容易なアルミナ、シリカおよび炭素の少なくとも一つが含まれている。そのため、このような構成の多孔質物質により容易に水を浄化することができる。
請求項14記載の発明によれば、リフレッシュ部材が供給する水道水または柔軟剤成分により、多孔質物質に吸着された汚れや洗剤成分等を乖離して、多孔質物質をリフレッシュすることができる。これにより、多孔質物質による水の浄化を促進することができ、また多孔質物質の交換等の手間を省くことができる。
請求項15記載の発明によれば、泡沫分離手段により、洗濯槽から汲み出され、循環水路を流れてタンクに溜められた水から、汚れや洗剤成分等を微細気泡とともに分離することにより、この水を効果的に浄化し、洗濯層へ戻して洗濯に再利用することができる。
請求項16記載の発明によれば、すすぎ工程において、洗濯槽から汲み出した水を、多孔質物質を有する浄化装置で浄化して洗濯槽へ戻すように循環させながらすすぎを行う。そのため、すすぎに用いる水の量を減らすことができるので、すすぎ工程の回数も減らすことができ、すすぎにおいて節水を図ることができる。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る洗濯機の斜視図であり、前方斜め上方から見た図である。
この洗濯機1は、やや縦長のハウジング2によって外殻が構成されている。ハウジング2の上面には給水口9が設けられており、この給水口9に水道等の給水設備が接続される。ハウジング1の前面上方には、操作パネル75が配置されている。操作パネル75を操作することにより、ユーザは、洗濯機1に所望の運転を行わせることができる。
操作パネル75の左横には、洗剤および柔軟材を収容するための収容部7が引き出し可能に配置されている。
ハウジング2の前面は、下から上に見ると、下方部が垂直に立ち上がり、途中から斜め後方に向かって緩く傾斜した面となっている。そして前面の中央部上寄りには、扉27が設けられている。扉27は、正面側から見ると角が丸められた正方形状であるが、その内部には、後述する外槽5を塞ぐための円形のシールパッキン(図示せず)が備えられている。ハウジング2の前面下方には、独立して取り外し可能な前パネル2aが設けられていて、前パネル2aを取り外すことにより、洗濯機1の下方前部が露出し、その下方前部に備えられたポンプ、切替バルブおよびフィルタ等(これらについては後述する)のメンテナンスを容易に行うことができる。
さらに、前パネル2aの右側には、窓80が形成され、窓80は蓋81によって覆われている。蓋81を取り外すと、リントフィルタ14(後述する)が露出し、リントフィルタ14で捕獲された糸屑等の除去を容易に行える構成である。
ハウジング2の上面後方は、一段低くされた低段面2bとなっている。この洗濯機1は、ハウジング2の背丈が比較的高いので、設置しようとした場合に、ハウジング2の上部が水道栓と干渉する場合がある。そこで、水道栓が低い場合でも、洗濯機1を支障なく配置できるよう、上部後部に背の低い段差面2bが形成されている。
図2は、この発明の一実施形態に係る洗濯機の構成ブロック図である。
この洗濯機1は、その外殻がハウジング2によって区画されている。ハウジング2内にはドラム3が配置されている。
ドラム3は、円筒状をしており、同じく円筒状の外槽5内に同軸状に収容されている。この実施形態では、ドラム3および外槽5が洗濯槽を構成している。ドラム3はモータ(図示せず)によりドラム3の中心軸を中心に回転される。
給水口9には、ユニットバルブ44(後述する)を介してハウジング2内に配置された給水管8が接続されている。給水管8には、ユニットバルブ44よりも水の流れ方向下流側に、前述した収容部7が介挿されている。そして、給水管8は、そのユニットバルブ44と収容部7との間において、洗剤用給水管42と柔軟剤用給水管43とに分岐している。また、給水管8の、ユニットバルブ44に接続された一端とは反対側の他端は、外槽5の周面壁の最上部に接続され、給水管8を介して給水口9と外槽5内は連通している。
収容部7は、ハウジング2の前方へ引き出し可能なボックス(図示せず)を有し、ボックス内は洗剤収容室および柔軟剤収容室に区画されている。ボックスが引き出され、洗剤および柔軟剤がそれぞれの収容室に収容され、ボックスが押し込まれることにより、洗剤および柔軟剤のセットが完了する。そして、収容部7に給水管8から水が供給されると、洗剤収容室と柔軟剤収容室とにそれぞれ収容された洗剤および/または柔軟剤は、給水管8を介して供給された水に溶解して外槽5内に供給される。
また、収容部7には、第1呼び水管48および第2呼び水管50の一端がそれぞれ接続されている。
第1呼び水管48は、その他端がハウジング2内に備えられた供給ポンプ57に接続されており、ハウジング2内で水を汲み出すために供給ポンプ57を駆動させるときに、収容部7から供給ポンプ57に呼び水を供給するものである。
第2呼び水管50は、その他端がハウジング2内に備えられた風呂水供給ポンプ52に接続されており、風呂水を汲み出すために風呂水供給ポンプ52を駆動させるときに、収容部7から風呂水供給ポンプ52に呼び水を供給するものである。
なお、風呂水供給ポンプ52には、風呂水供給管41の一端が接続されている。風呂水供給管41の他端は、収容部7を介して給水管8に接続されている。そのため、図示しない風呂槽からの風呂水を風呂水供給ポンプ52で汲み出し、風呂水供給管41および給水管8を介して外槽5内に供給することができる。
ユニットバルブ44は、給水口9からの水が流入する入口を共有する4つのバルブがユニット化された、いわゆる4連バルブであり、洗剤用給水管42につながる洗剤用水出口45を備える第1のバルブと、柔軟剤用給水管43につながる柔軟剤用水出口46を備える第2のバルブと、水道水直通管63につながる直通出口65を備える第3のバルブと、熱交換用給水管49につながる給水出口82を備える第4のバルブとを備えている。なお、水道水直通管63は、途中に逆止弁64が介挿され、外槽5の周面壁の最上部に接続されている。また、熱交換給水管49は、途中に逆止弁20が介挿され、除湿パイプ19(後述する)に接続される。なお、ユニットバルブ44がリセットされた状態では、第1、第2、第3および第4のバルブは閉じている。
そのため、ユニットバルブ44において、第1のバルブを開くことにより、ユニットバルブ44の入口から流入する水道水を、前述したように洗剤用水出口45から洗剤用給水管42を介して収容部7の上述した洗剤収容室へ流すこと、または、第2のバルブを開くことにより、柔軟剤用水出口46から柔軟剤用給水管43を介して収容部7の上述した柔軟剤収容室へ流すことが選択的に可能である。また、第3のバルブを開くことにより、ユニットバルブ44の入口から流入する水道水を、直通出口65から水道水直通管63を介して直接外槽5に供給すること、第4のバルブを開くことにより、給水出口82から熱交換給水管49を介して除湿パイプ19に供給することも可能である。
外槽5の最下端部には、排水口10が形成され、排水口10にはハウジング2外へ延びた排水管11(図1参照)が接続されている。排水管11の途中には排水バルブ12および第1切替バルブ13が介挿されている。排水バルブ12と第1切替バルブ13との間には、前述したリントフィルタ14が介在されている。このリントフィルタ14には、排水管11とは別に、途中に貯水バルブ25が介挿される分岐管15が接続されており、第1切替バルブ13を切替えることで、リントフィルタ14を通過する水を、引き続き排水管11に沿ってハウジング2外へ排出するか、分岐管15へ流出させるかを選択することができる。そして、分岐管15はタンク4(後述する)に接続されており、貯水バルブ25を開くことで、分岐管15に流入する水をタンク4に供給することができる。
外槽5の下方には、乾燥風路16の出口17が接続されている。乾燥風路16は、外槽5の周面沿いに上方へ延び、その先端は、外槽5の周面の上部に入口18として接続されている。これにより、外槽5内部と乾燥風路16とは連通している。この乾燥風路16は、外槽5の周面沿いに上方へ延びる領域が、除湿パイプ19として機能している。衣類が乾燥されることで、衣類に含まれる水分は気化して水蒸気となり、その水蒸気を含むドラム3内の高温多湿の空気は、出口17から出て除湿パイプ19内を上方へ移動する。その際、除湿パイプ19内では、前述した熱交換用給水管49から供給される水が落下される。なお、熱交換用給水管49とは別に、熱交換用給水管49の途中に接続された熱交換用タンク水給水管24からも除湿パイプ19内に水が供給され得る。この水と、除湿パイプ19内の空気が除湿された際に液化した水分とは、除湿パイプ19内を落下した後、出口17から外槽5を介して排水口10に達する。
乾燥風路16内には、空気の流れ方向に見て、除湿パイプ19の下流側に図示しないフィルタが内挿され、さらにその下流側にはブロア21が設けられている。ブロア21が回転されることによって、ドラム3内の空気が出口17から出て乾燥風路16内を移動され、入口18から再びドラム3内へと供給される。乾燥風路16のブロア21よりも下流側には、ヒータ22が内挿されている。乾燥風路16を通る空気は、除湿パイプ19において除湿され、その後、ヒータ22によって加熱されて、入口18からドラム3へと供給される。
外槽5の下方には、密閉構造のタンク4が設けられている。前述した分岐管15の、リントフィルタ14に接続されている一端とは反対側の他端はタンク4内で開口している。
また、タンク4には、エア抜きホース51の一端が接続されている。エア抜きホース51は、タンク4から上方に延び、その他端が除湿パイプ19に接続されている。これにより、タンク4内部と乾燥風路16とは連通している。
タンク4には、タンク4内に入口26が開口した溢水路としての圧力調整用排水管29が備えられている。圧力調整用排水管29の途中には逆止弁28が介在されている。そして、圧力調整用排水管29の出口側は排水管11の第1切替バルブ13よりも下流側に合流されている。
圧力調整用排水管29には、また、オーバーフロー管23が接続されている。そのため、外槽5内に所定量以上の水が供給された場合、その所定量以上の水が、オーバーフロー管23により外槽5の外部にオーバーフローされ、排水管11を介して機外へ排出される。
タンク4には、タンク4内に溜められた水を循環させるために、その側方に形成された出口31および入口30間を連通する循環路32が設けられている。循環路32には、出口31から入口30に向かって順番に、循環ポンプ33およびオゾン供給手段としてのエゼクタ35が、水の循環方向に沿うように介挿されている。そのため、タンク4内の水を、循環ポンプ33で汲み出し、循環路32を通して循環させることができる。
タンク4の底面に設けられた排水出口67には、タンク水供給管55の一端が接続されており、その他端には第2切替バルブ56が接続されている。
タンク水供給管55の、タンク4から第2切替バルブ56までの間には、水の流れ方向に沿って、順に供給ポンプ57と、第3切替バルブ34とが介挿されている。
第3切替バルブ34は3方弁であり、供給ポンプ57から吐出されて1方向から流入するタンク4の水を2方向のいずれかに流出させるように切替える。すなわち、引き続きタンク水供給管55に沿って第2切替バルブ56まで流すための供給出口58および排水出口59を有する。
排水出口59には、タンク排水管40がつながっており、タンク排水管40は圧力調整用排水管29の逆止弁28よりも下流側に合流されている。
そのため、第3切替バルブ34を切替えることによって、タンク4内の水を、供給ポンプ57で汲み出し、供給出口58からタンク水供給管55に沿って第2切替バルブ56まで流すことができる。
また、第3切替バルブ34を切替えることによって、タンク4内の水を、供給ポンプ57で汲み出し、排水出口59から、タンク排水管40、圧力調整用排水管29および排水管11を介して機外へ排水させることができる。
第2切替バルブ56は4方弁であり、タンク水供給管55を通過して1方向から流入する水を3方向のいずれかへ流出させるように切替える。すなわち、第1出口36、第2出口37および第3出口38を有する。
第1出口36には、上述した熱交換用タンク水給水管24の一端が接続されている。熱交換用タンク水給水管24の他端は、熱交換用給水管49の途中に接続されている。
第2出口37には、タンク水直通管61の一端が接続されている。タンク水直通管61の他端は、外槽5の周面壁の最上部に接続されている。
第3出口38には、タンク水給水管60の一端が接続されている。タンク水給水管60の他端は、収容部7を介して給水管8に接続されている。
そのため、第2切替バルブ56を切替えることによって、タンク4内の水を、第1出口36から熱交換用タンク水給水管24を介して除湿パイプ19に供給することができ、水道水および風呂水に代えて、この水と除湿パイプ19内の高温多湿の空気とを熱交換させて、高温多湿の空気の冷却および除湿を行わせることができる。
また、第2切替バルブ56を切替えることによって、タンク4内の水を、第3出口38からタンク水給水管60を介して給水管8へ送り、洗濯に再利用するために外槽5へ溜めることができる。
さらに、第2切替バルブ56を切替えることによって、タンク4内の水を、第2出口37からタンク水直通管61を介して直接外槽5へ流すことができる。
そして、タンク4の近傍には、オゾン発生手段としてのオゾン発生装置47が設けられている。オゾン発生装置47は、フィルタ62を介して取り込んだ空気に対し無声放電(沿面放電)を行ってオゾンを発生する装置である。オゾン発生装置47を通過した空気にはオゾンが含まれている。
この実施形態では、オゾン発生装置47から出力されるオゾンを含む空気を、途中に逆止弁39が介挿された第1供給路53を用いてエゼクタ35へ与える。第1供給路53を通って供給されるオゾンは、エゼクタ35において、循環されているタンク4内の水に混合される。より具体的には、エゼクタ35において、エゼクタ35を水が通過する際に生じる負圧により、第1供給路53から供給されるオゾンを含む空気が水内に細かな泡として混入する。そして、水内に、色素、臭い成分および雑菌が含まれていた場合、これらはオゾンにより酸化され、タンク4内の水は、脱色、脱臭および除菌される。
オゾン発生装置47で発生されるオゾンを含んだ空気は、さらに、第2供給路54によって乾燥風路16へ与えられる。与えられる位置は、乾燥風路16におけるブロア21の上流側(ブロア21の吸い込み側)である。このオゾンは、乾燥される衣類に供給され、衣類に付着されている臭い成分や、雑菌成分が酸化されて、消臭され、あるいは除菌される。
このような洗濯機1において、排水バルブ12および貯水バルブ25を開き、第1切替バルブ13を閉じて第3切替バルブ34および第2切替バルブ56を切替えることにより、外槽5、排水管11、分岐管15、タンク4、タンク水供給管55およびタンク水直通管61で循環水路を形成することができ、給水管8から外槽5に溜められた水は、この循環水路を介して循環することができる。そして、分岐管15の、リントフィルタ14と貯水バルブ25との間には、浄化装置6が介挿されている。浄化装置6を通過する水は、浄化装置6で汚れおよび洗剤成分等が除去されることにより浄化される。なお、浄化装置6については、後にて詳説する。そのため、外槽5の水は、浄化装置6で浄化されながら循環水路内を循環されるので、この水を外槽5で洗濯に繰り返し利用することができる。特に、すすぎ工程において、外槽5のすすぎ水を循環させることにより、すすぎ中に、すすぎ水を浄化できるので、すすぎ工程を1回で済ませることができる。これにより、洗濯機1の節水性能の向上を図ることができる。なお、すすぎ工程に用いられるすすぎ水は、洗い工程で用いられる洗い水よりも汚れや洗剤成分等が少ないので浄化装置6による水の浄化効率は高くなる。また、循環水路を流れる水を、タンク4に一旦溜めるようにもできるので、すすぎ工程以外、たとえば次回の洗濯においても再利用することができる。そのため、洗濯機1の節水性能の向上を図ることができる。
図3は、図1および図2に示す洗濯機1における制御回路構成ブロック図である。
図3に示すように、洗濯機1には、たとえばマイクロコンピュータ等で構成された、循環制御手段としての制御部74が備えられている。制御部74は、操作パネル75の操作に応じて運転制御を行う。そして、その際、制御部74は、排水バルブ12、第1切替バルブ13、ブロア21、ヒータ22、貯水バルブ25、循環ポンプ33、第3切替バルブ34、ユニットバルブ44、オゾン発生装置47、風呂水供給ポンプ52、第2切替バルブ56および供給ポンプ57の切り換え制御を行う。
(洗い工程)
操作パネル75の操作に応じて、制御部74は、図2に示すように、排水バルブ12を閉じてから、ユニットバルブ44の、上述した第1、第2または第3のバルブを開いて、水道栓(図示せず)からの水道水を、給水管8または水道水直通管63を介して外槽5に溜め、また収容部7に収容した洗剤を水道水に溶解させながら外槽5内へ供給し、そしてモータ(図示せず)を駆動してドラム3を回転させて衣類を洗う洗い工程を行う。なお、制御部74は、風呂水ポンプ52を駆動させることにより、風呂水を外槽5に供給してもよい。
洗い工程終了後、制御部74は、貯水バルブ25を閉じてから、排水バルブ12および第1切替バルブ13を開き、洗い工程に用いられた外槽5内の洗い水を、排水管11から機外へ排出する脱水を行う。脱水において、制御部74はドラム3を高速回転させるので、衣類に含まれた洗濯水も機外へ排出される。
(すすぎ工程)
図4は、すすぎ工程を説明するためのフローチャートである。
図4に示すように、脱水後にすすぎ工程が開始されると、制御部74は、排水バルブ12を閉じる(S1)。
そして、制御部74は、ユニットバルブ44の、上述した第1、第2または第3のバルブを開いて、水道栓(図示せず)からの水道水を、給水管8または水道水直通管63を介して外槽5に溜める(S2)。
そして、外槽5内に所定量の水が供給されると(S3でYES)、外槽5への水道水の供給が停止される(S4)。
その後、制御部74は、モータ(図示せず)を駆動してドラム3を回転させ、衣類のすすぎを行う(S5)。
ドラム3が所定時間回転されると、第1切替バルブ13が閉じられ(S6)、排水バルブ12および貯水バルブ25が開かれる(S7)。これにより、外槽5のすすぎ水がタンク4に導かれる。
そして、第3切替バルブ34が切替えられて、供給出口58とタンク水供給管55とがつながり、第2切替バルブ56が切替えられて、第2出口37とタンク水直通管61とがつながり、上述した循環水路が作られる(S8)。
その後、供給ポンプ57が駆動され(S9)、S7でタンク4に導かれた水は、タンク水供給管55およびタンク水直通管61を介して外槽5に供給される。また、この水は、外槽5に供給されて衣類のすすぎに用いられた後、すすぎ工程が完了するまで、たとえば10〜30分間循環水路を循環する。なお、すすぎ水が循環水路を循環する間、外槽5に供給されるすすぎ水の給水量と、外槽5からタンク4へ排出されるすすぎ水の排水量との間に変動差が生じないように、排水バルブ12、貯水バルブ25、第2切替バルブ56、第3切替バルブ34および供給ポンプ57が、制御部74によって適宜制御される。また、必要に応じて水道水を外槽5へ補充するような制御を加えてもよい。
そして、前述したように、循環水路を循環するすすぎ水は、浄化装置6を通過する。
図5および図6は、浄化装置6の概略側断面図である。
図2に示すように、また上述したように、浄化装置6は、分岐管15の、リントフィルタ14と貯水バルブ25の間に介挿されている。なお、図5および図6において、紙面上方がリントフィルタ14側であり、紙面下方が貯水バルブ25側である。以降、リントフィルタ14から貯水バルブ25への流れ(図5および図6(a)実線矢印方向)を循環方向、貯水バルブ25からリントフィルタ14への流れ(図6(b)破線矢印方向)を逆循環方向とする。
浄化装置6は、図5に示すように、中空円筒形状の筐体68を備えている。筐体68の、循環方向上流側端部には、筐体入口69が形成され、循環方向下流側端部には、筐体出口70が形成されている。筐体68の内外径は、循環方向に沿って、筐体入口69から次第に大きくなり、途中で一定となった後、次第に小さくなって筐体出口70に連続している。
このような浄化装置6において、その内部には多数の多孔質物質71が充填されている。
多孔質物質71は、アルミナ、シリカおよび炭素の少なくとも一つを含む略球体である。
アルミナおよびシリカは、セラミックに含有される成分であり、市販のガラスにも含有されているので、比較的安価にかつ容易に入手することができる。また、アルミナおよびシリカには、洗濯に用いた水に含まれる、汚れとしての衣類の色素、洗剤成分としての陰イオン界面活性剤(LAS:直鎖アルキルベンゼンスルホン酸)等を吸着する性質がある。
炭素は、活性化石炭やヤシ殻活性炭や活性木炭など比較的安価な材料を酸化させることにより、上述した汚れおよび洗剤成分に対する吸着力を備えている。
そして、多孔質物質71の表面には、微小な孔隙を有する凹部72が多数形成されており、これにより多孔質物質71の表面積は大きくなり、多孔質物質71の、上述した汚れおよび洗剤成分に対する吸着性能は高いものとなっており、循環水路内を流れる水を、洗濯に再利用するのに適するまで効果的に浄化することができる。
また、図6に示すように、浄化装置6の内部において、筺体68の内部の循環方向下流側半分には多孔質物質71が装填され、多孔質物質71よりも循環方向上流側には、多孔質物質71よりも小径の略球体である濾材73が、多孔質物質71に隣接して多数装填されていてもよい。濾材73の表面は、円滑であってもよく、多孔質物質71の凹部72のような凹部が形成されていてもよい。
そのため、図6(a)に示すように、循環方向へ洗濯に用いた水が流れているとき、濾材73は、この水を濾過し、糸屑などの比較的大きな異物を除去することができる。なお、これらの異物は濾材73に残留する。
そして、糸屑などが除去された水は、その中に含まれる上述した汚れおよび洗剤成分が、濾材73よりも循環方向下流側の多孔質物質71の凹部72に吸着されることにより、除去され、出口70から分岐管15を介してタンク4内に導かれる。
このような濾材73により、リントフィルタ14を省略することができる。また、濾材73の代わりに多孔質物質を用いて、循環方向に沿って多孔質物質を2段に配置してもよい。これにより、循環方向上流側の多孔質物質には糸屑などの異物を吸着させて、循環方向下流側の多孔質物質71には汚れや洗剤成分を吸着させることができる。これにより、循環される水を効果的に浄化することができる。
すすぎ水は、このような浄化装置6を通過することにより、上述した循環方向(図6参照)に流れ、濾材73で糸屑などが除去され、多孔質物質71で汚れおよび洗剤成分が除去され、タンク4内に導かれる。これにより、浄化装置6で浄化されたすすぎ水では、洗剤成分が低濃度、たとえば10〜20ppmに保たれる。
なお、すすぎ水に含まれる汚れおよび洗剤成分の量が、浄化装置6で対処しきれない程多い場合には、制御部74は、図2に示すように、泡沫分離手段としてのエゼクタ35に空気を供給し、この空気の気泡により、タンク4内において、汚れおよび洗剤成分をすすぎ水から泡沫分離することができる。なお、泡沫分離されて、空気の気泡に含まれた汚れおよび洗剤成分は、入口26から、圧力調整用排水管29および排水管11を介して機外に排出される。これにより、すすぎ水を効果的に浄化することが可能となる。
そして、制御部74は、オゾン発生装置47を動作させ、循環ポンプ33を駆動させることにより、タンク4内に導かれたすすぎ水に、エゼクタ35および循環路32を介してオゾンを混入することで、このすすぎ水を脱色、脱臭および除菌することができる。また、タンク4も、このすすぎ水に混入したオゾンにより、脱臭および除菌される。これにより、タンク4内の水の浄化に加えて、タンク4を清潔に保つこともできる。そのため、タンク4内の水を効果的に浄化することができる。
また、タンク4ですすぎ水に混合されたオゾンは、すすぎ水とともに循環水路を循環し、浄化装置6では、多孔質物質71および濾材73を、脱臭および除菌し、清潔に保つことができる。
以上のように、すすぎ水は、その中に含まれる汚れおよび洗剤成分が浄化装置6の多孔質物質71に吸着される。そのため、汚れおよび洗剤成分が一定量吸着されると、多孔質物質71の吸着性能は低下するので、この吸着性能を回復させる必要がある。
そのため、ユーザによる操作パネル75の操作に応じて、または所定の洗濯回数に応じて、制御部74は、以下に述べる多孔質物質71のリフレッシュ運転を行う。なお、リフレッシュ運転は、洗濯とは別に行われる。
制御部74は、収容部7に収容した柔軟剤を水道水に溶解させながら外槽5内へ供給し、リフレッシュ手段としての水道水または柔軟剤が溶解している水道水を循環水路内で循環させる。
柔軟剤は、たとえば陽イオン界面活性剤であり、循環水路を循環する際に、浄化装置6の多孔質物質71に吸着された洗剤成分としての陰イオン界面活性剤と結合し、これを多孔質物質71から効率的に乖離させることができる。また、柔軟剤が溶解していない水道水でも、多孔質物質71から洗剤成分を乖離させることができる。
よって、このようなリフレッシュ運転により、多孔質物質71の吸着性能を回復(リフレッシュ)することができる。そのため、多孔質物質71による水の浄化を促進することができる。また、多孔質物質71の交換等の手間を省くことができる。
また、図6に示したような、筐体68内において、多孔質物質71よりも循環方向上流側に濾材73が装填されている浄化装置6において、図2に示すように、制御部74が、排水バルブ12を閉め、第1切替バルブ13および貯水バルブ25を開き、供給ポンプ57を通常(循環方向へ水を流すとき)とは反対の方向へ回転(逆転)させて、タンク水供給管55およびタンク4内の水を、図6(b)に示すように、逆循環させる。このとき、供給ポンプ57は、逆方向に水を流す手段として機能する。これにより、濾材73に残留している糸屑などの比較的大きな異物78を、分岐管15および排水管11(図2参照)を介して機外に排出することができ、濾材73の、異物の除去(捕獲)性能を回復(リフレッシュ)することができる。また、濾材73の交換等の手間を省くことができる。
すすぎ工程終了後、制御部74は、すすぎ水の脱水を行い、脱水終了後、以下に述べる乾燥工程を行う。なお、このすすぎ水をタンク4に溜めて次回の洗濯に用いてもよい。このすすぎ水は、タンク4に溜められた後に、上述したオゾンにより浄化されてもよい。
(乾燥工程)
乾燥工程において、制御部74は、図2に示すように、ヒータ22をONし、ブロア21およびドラム3を回転させ、熱風を乾燥風路16、ドラム3および外槽5内で循環させ、ドラム3内の衣類に含まれる水分を気化させて、衣類の乾燥を行う。このとき、制御部74は、ユニットバルブ44の、上述した第4のバルブを開いて、水道栓(図示せず)からの水道水を、熱交換用給水管49から除湿パイプ19内に落下させることにより、上述したように、気化した水分(水蒸気)を液化させる。なお、操作パネル75の操作に応じ、制御部74は、供給ポンプ57を駆動し、第3切替バルブ34および第2切替バルブ56を切替えて、タンク4内に溜められた水を、上述した水道水に代えて、熱交換用タンク水給水管24から除湿パイプ19内に落下させてもよい。そして、制御部74は、操作パネル75の操作に応じ、排水バルブ12を開き、貯水バルブ25または第1切替バルブ13を開いて、除湿パイプ19内に落下された水および液化した水分を、貯水バルブ25を開く場合にはタンク4に溜め、第1切替バルブ13を開く場合には機外に排出する。
また、乾燥工程において、制御部74は、図示しないセンサが測定する出口17の温度によって、衣類の乾燥の度合いを判断し、所定の乾燥の度合いでオゾン発生装置47を動作させ、前述したように、オゾン発生装置47で発生されるオゾンを、第2供給路54および乾燥風路16を介してドラム3内の衣類に所定時間供給し、衣類の脱色、消臭および除菌を行う。
また、オゾン供給中において、扉27はロックされており、不用意に開かれることがないので、ドラム3内に供給されたオゾンが漏れ出す心配もない。
そして、上記した所定時間ドラム3内にオゾンを供給した後、制御部74は、オゾン発生装置47の作動を停止させ、ヒータ22をOFFし、オゾンの供給を停止する。なお、ブロア21およびドラム3の回転は継続されており、加熱されていない空気がドラム3内に供給されて、所定温度まで衣類を冷却するいわゆるクールダウン運転が、所定時間行われる。このクールダウン運転中において、ドラム3を含めたハウジング2内全てのオゾンが酸化反応により消滅し、オゾンの濃度は人体にとって影響のないレベルにまで低下する。また、扉27は、ドラム3内へのオゾン供給開始時からクールダウン運転が終了した後も、引き続き、所定時間ロックされており、不用意に開かれることがないので、オゾンが漏れ出す虞はなく、オゾンの制御が安全なものとなる。その後、ブロア21およびドラム3は回転を停止し、乾燥工程は終了する。このため、乾燥工程終了後に、ユーザが扉(図示せず)を開けたときに、オゾン臭等が外部に漂ったりせず、安全である。また、衣類も冷却されているので快適に取り出すことができる。
(変形例)
図7は、第1の変形例を適用した洗濯機1の構成ブロック図である。また、図8は、第1の変形例を適用した洗濯機1のタンク4および浄化装置6を示したものである。そして、図9は、第2の変形例を適用した洗濯機1の構成ブロック図である。なお、上記に説明した部材と同様の部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
第1の変形例において、図7に示すように、洗濯機1では、浄化装置6がタンク4内に配置されている。詳しくは、図8に示すように、浄化装置6は、タンク4の、排水出口67近傍の底面および側面に筐体68が当接されるように配置されている。筐体68は、図5に示したような、中空円筒形状でなくもよく、図8に示すような、その表面に多数の孔が筐体入口69として設けられるメッシュ状の略直方体形状に形成されている。そして筐体出口70は、排水出口67に接続されている。
そのため、タンク4内の水は、筐体入口69から筐体68内に流入し、筐体68内部の多孔質物質71により確実に浄化されてから筐体出口70および排水出口67より、タンク水供給管55に流入して循環水路を循環する。なお、浄化された水は、タンク4内に溜めて次回の洗濯等に用いることができる、また、常態において、筐体68内はタンク4内の水で満たされているので、制御部74は、上述したリフレッシュ運転を行わなくても、水道水を一定時間、たとえば1日程度タンク4内に溜めておくと、浸透圧の関係で、多孔質物質71の吸着性能を回復することができる。詳しくは、汚れおよび洗剤成分が吸着して比較的濃度の高い(異物の多い)多孔質物質71の凹部73に、濃度の低い(異物の少ない)水道水が浸透し、水道水が汚れおよび洗剤成分を多孔質物質71から乖離させる。もちろん、上述したように、柔軟剤が供給されると、多孔質物質71の吸着性能を効率的に回復することができる。
また、第2の変形例では、図9に示すように、実施例と同じ形態の浄化装置6が、タンク水給水管55の、排水出口67と供給ポンプ57との間に配置されている。常態において、浄化装置6の筐体68内はタンク水給水管55内の水で満たされている。
また、循環路32および循環ポンプ33はなく、エゼクタ35は、タンク水給水管55の、第3切替バルブ34と供給ポンプ57との間に介挿されている。
そして、第3切替バルブ34に接続されるタンク排水管40の途中には、3方弁である第5切替バルブ76が介挿され、第5切替バルブ76には、タンク排水管40のほかに再貯水管77の一端が接続されている。再貯水管77の他端は、タンク4に接続されており、第5切替バルブ76を切替えることにより、タンク4の水を、タンク排水管40から圧力調整用排水管29および排水管11を介して機外に排出すること、または再貯水管77からタンク4に再度溜めることが選択的に可能である。そして、タンク水供給管55、タンク排水管40および再貯水管77が循環路32の代わりとなり、供給ポンプ57が循環ポンプ33の代わりとなって、タンク4内の水を、タンク4、タンク水供給管55、タンク排水管40および再貯水管77の間で循環させる。この循環する水に、第1供給路53からのオゾンを、エゼクタ35を介して混合させ、上述したように、タンク4内の水を浄化することができる。
変形例2において、浄化装置6はその多孔質物質71の凹部72(図5参照)内に微生物を蓄えることできる。この微生物は、上述した多孔質物質71に吸着された汚れ成分および洗剤成分を分解するものである。上述したように、常態において、浄化装置6の筐体68内はタンク水給水管55内の水で満たされており、この微生物は、その生命を維持するのに必要な水分が供給されるので、多孔質物質71内で生存することができる。また、多孔質物質71には炭素が含まれており、微生物の活動が活発になる。そのため、微生物による汚れおよび洗剤成分の分解により、多孔質物質71の吸着性能が回復され、多孔質物質71による水の浄化を促進することができる。また、多孔質物質71に微生物が蓄えられることにより、多孔質物質71から汚れおよび洗剤成分等を乖離するための手段を設ける必要がなくなる。
また、洗剤成分には、この微生物を死滅させる成分(以降、死滅成分と呼ぶ)が含まれているので、図6に示したような形態の浄化装置6であって、濾材73の代わりにセラミックを含む多孔質物質を装填したものを使用する方が望ましい。セラミックには、死滅成分を吸着する作用があり、微生物の蓄えられる多孔質物質71よりも循環方向上流側の、セラミックを含む多孔質物質により、循環方向に沿って多孔質物質71へ流入する水の洗剤成分から死滅成分を除去することができ、微生物の活動は活発になる。そのため、多孔質物質73の吸着性能の回復を効率的に行うことができる。また、筐体68内において、セラミックを含む多孔質物質の循環方向上流側に濾材73を装填してもよい。
変形例2において、循環水路内を水が循環するとき、図9に示すように、浄化装置6を通過したタンク4内の水とともに、浄化装置6内の微生物も循環水路内を循環する。なお、循環時においてオゾン発生装置47は作動していない。微生物は、上述した汚れおよび洗剤成分の分解には有効であるが、微生物自体がドラム3内の衣類に付着することは好ましくない。そのため、制御部74は、タンク4内の水を、循環させずにタンク水供給管55から外槽5内に供給する場合、微生物を除去させる必要があるので、オゾン発生装置47にオゾンを発生させ、そのオゾンを、エゼクタ35を通過する水に混合させることにより、この水とともに流れる微生物を死滅させることができる。一方で、微生物が多孔質物質71で生存するためには、上述した水分とともに空気も必要である。そのため、制御部74は、オゾン発生装置47を停止させてから供給ポンプ57を駆動し、オゾンの代わりに、空気を、エゼクタ35を通過する水に混合させる。エゼクタ35は空気を供給するための手段として機能する。制御部74は、さらに第3切替バルブ34および第5切替バルブ76を切替えて、空気が混合した水を、タンク排水管40および再貯水管77を介して、タンク4内に供給し、そして排水出口67からタンク水供給管55を介して浄化装置6の多孔質物質71(図6参照)に供給する。これにより、微生物は、空気が供給されて活発になり、微生物による、多孔質物質71に吸着された汚れや洗剤成分等の分解を促進することができる。そのため、多孔質物質71の吸着性能が回復され、多孔質物質71による水の浄化を促進することができる。
このような浄化装置6により、上述したリフレッシュ運転を行わなくても多孔質物質71の吸着性能を回復させることができる。
なお、変形例2において、浄化装置6は、洗濯機1のハウジング2内に設けられていたが、この洗濯機1を業務用として複数台使用する場合には、浄化装置6をハウジング2外に設け、複数台の洗濯機1からの排出される水を一括して浄化するような構成をとってもよい。
この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。また、この実施形態では、衣類乾燥機能付きの洗濯機について説明したが、この発明は、ドラムが斜め配置、水平配置または垂直配置されたものについても適用可能であり、また、洗濯機または衣類乾燥機などに適用することもできる。
この発明の一実施形態に係る洗濯機の斜視図であり、前方斜め上方から見た図である。 この発明の一実施形態に係る洗濯機の構成ブロック図である。 図1および図2に示す洗濯機1における制御回路構成ブロック図である。 すすぎ工程を説明するためのフローチャートである。 浄化装置6の概略側断面図である。 多孔質物質71の循環方向上流側に濾材73が装填された浄化装置6の概略側断面図であり、(a)は、水が循環方向に流れている態様、(b)は、水が逆循環方向に流れている態様、を示したものである。 第1の変形例を適用した洗濯機1の構成ブロック図である。 第1の変形例を適用した洗濯機1のタンク4および浄化装置6を示したものである。 第2の変形例を適用した洗濯機1の構成ブロック図である。
符号の説明
1 洗濯機
3 ドラム
4 タンク
5 外槽
6 浄化装置
11 排水管
15 分岐管
33 循環ポンプ
35 エゼクタ
47 オゾン発生装置
55 タンク水供給管
61 タンク水直通管
71 多孔質物質
73 濾材
74 制御部

Claims (16)

  1. 洗濯槽と、
    前記洗濯槽の水を汲み出し、再び前記洗濯槽へ戻すための循環水路と、
    前記循環水路に設けられ、前記循環水路を流れる水に含まれる汚れや洗剤成分等を吸着するための多孔質物質を有する浄化装置と、
    を含むことを特徴とする洗濯機。
  2. すすぎ工程において、前記洗濯槽の水が前記循環水路を循環するように制御するための循環制御手段を含むことを特徴とする、請求項1記載の洗濯機。
  3. 前記循環水路において、
    濾材と、
    前記濾材に対して水の循環方向下流側に隣接配置された前記多孔質物質と、
    を含むことを特徴とする、請求項2記載の洗濯機。
  4. 前記浄化装置は、種類の異なる多孔質物質が前記循環方向に沿って2段に配置されていることを特徴とする、請求項2または3記載の洗濯機。
  5. 前記循環水路に挿入され、前記循環水路を流れる水を一旦溜めるためのタンクを含むことを特徴とする、請求項2〜4のいずれかに記載の洗濯機。
  6. 前記浄化装置は、前記循環水路における、前記洗濯槽と前記タンクとの間に挿入されていることを特徴とする、請求項5記載の洗濯機。
  7. 前記浄化装置は、前記タンク内に設けられていることを特徴とする、請求項5記載の洗濯機。
  8. オゾン発生手段と、
    前記循環水路を循環する水に前記オゾン発生手段で発生されたオゾンを供給するためのオゾン供給手段と、
    をさらに含むことを特徴とする、請求項5〜7のいずれかに記載の洗濯機。
  9. 前記オゾン供給手段は、前記タンクに溜められた水にオゾンを供給することを特徴とする、請求項8記載の洗濯機。
  10. 前記多孔質物質は微生物処理のための担体を含むことを特徴とする、請求項5〜9のいずれかに記載の洗濯機。
  11. 前記担体に対して空気を供給するための手段を有することを特徴とする、請求項10記載の洗濯機。
  12. 前記循環水路に、前記循環方向とは逆方向に水を流す手段を有することを特徴とする請求項3〜11のいずれかに記載の洗濯機。
  13. 前記多孔質物質は、アルミナ、シリカおよび炭素の少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項1〜12のいずれかに記載の洗濯機。
  14. 前記浄化装置に対して、水道水または柔軟剤成分を供給し、前記多孔質物質に吸着されたものを乖離させることによって前記多孔質物質をリフレッシュさせるリフレッシュ手段を有することを特徴とする、請求項1〜13のいずれかに記載の洗濯機。
  15. 洗濯槽と、
    前記洗濯槽の水を汲み出し、再び前記洗濯槽へ戻すための循環水路と、
    前記循環水路に挿入され、前記循環水路を流れる水を一旦溜めるためのタンクと、
    前記タンク内に溜められた水に対して微細気泡を供給し、前記タンク内に溜められた水に含まれる汚れや洗剤成分等を分離させるための泡沫分離手段と、
    を含むことを特徴とする洗濯機。
  16. すすぎ工程においてに、洗濯槽の水を汲み出し、多孔質物質を有する浄化装置を通過させた後、前記洗濯槽へと戻すように水を循環させながらすすぎを行うことを特徴とする、洗濯機のすすぎ方法。
JP2006002347A 2006-01-10 2006-01-10 洗濯機および洗濯機のすすぎ方法 Pending JP2007181597A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006002347A JP2007181597A (ja) 2006-01-10 2006-01-10 洗濯機および洗濯機のすすぎ方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006002347A JP2007181597A (ja) 2006-01-10 2006-01-10 洗濯機および洗濯機のすすぎ方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007181597A true JP2007181597A (ja) 2007-07-19

Family

ID=38338170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006002347A Pending JP2007181597A (ja) 2006-01-10 2006-01-10 洗濯機および洗濯機のすすぎ方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007181597A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009034258A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Sanyo Electric Co Ltd 洗濯乾燥機
WO2009081640A1 (ja) 2007-12-26 2009-07-02 Sanyo Electric Co., Ltd. 洗濯機
JP2014008318A (ja) * 2012-07-02 2014-01-20 Tosei Corp 乾燥機
WO2014124598A1 (zh) * 2013-02-13 2014-08-21 海尔集团公司 电气设备及过滤器
US8844324B2 (en) 2007-12-25 2014-09-30 Haier Group Corporation Washing machine
CN104099757A (zh) * 2013-04-11 2014-10-15 株式会社东芝 洗衣机
CN111364202A (zh) * 2018-12-25 2020-07-03 青岛海尔洗衣机有限公司 一种洗衣机的控制方法及洗衣机

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0975588A (ja) * 1995-09-12 1997-03-25 Toshiba Corp 全自動洗濯機
JP2001286698A (ja) * 2000-04-07 2001-10-16 Sharp Corp 洗濯機
JP2002224490A (ja) * 2001-02-02 2002-08-13 Sharp Corp 洗濯機
JP2002370089A (ja) * 2001-06-14 2002-12-24 Asahi Kasei Corp 洗濯排水浄化システム
JP2005253624A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Sanyo Electric Co Ltd 洗濯機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0975588A (ja) * 1995-09-12 1997-03-25 Toshiba Corp 全自動洗濯機
JP2001286698A (ja) * 2000-04-07 2001-10-16 Sharp Corp 洗濯機
JP2002224490A (ja) * 2001-02-02 2002-08-13 Sharp Corp 洗濯機
JP2002370089A (ja) * 2001-06-14 2002-12-24 Asahi Kasei Corp 洗濯排水浄化システム
JP2005253624A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Sanyo Electric Co Ltd 洗濯機

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009034258A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Sanyo Electric Co Ltd 洗濯乾燥機
US8844324B2 (en) 2007-12-25 2014-09-30 Haier Group Corporation Washing machine
WO2009081640A1 (ja) 2007-12-26 2009-07-02 Sanyo Electric Co., Ltd. 洗濯機
EP2236657A1 (en) * 2007-12-26 2010-10-06 SANYO Electric Co., Ltd. Washing machine
EP2236657A4 (en) * 2007-12-26 2011-06-29 Sanyo Electric Co WASHING MACHINE
US9238884B2 (en) 2007-12-26 2016-01-19 Haier Group Corporation Washing machine
JP2014008318A (ja) * 2012-07-02 2014-01-20 Tosei Corp 乾燥機
WO2014124598A1 (zh) * 2013-02-13 2014-08-21 海尔集团公司 电气设备及过滤器
CN104099757A (zh) * 2013-04-11 2014-10-15 株式会社东芝 洗衣机
CN111364202A (zh) * 2018-12-25 2020-07-03 青岛海尔洗衣机有限公司 一种洗衣机的控制方法及洗衣机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1980660B1 (en) Washing machine
JP2007181597A (ja) 洗濯機および洗濯機のすすぎ方法
JP2007181603A (ja) 洗濯機およびオゾン発生装置
JP2008154656A (ja) 洗浄装置における水再利用方法及び洗濯機
WO2009081641A1 (ja) 洗濯機
JP4619258B2 (ja) 洗濯機
JP4679380B2 (ja) 洗濯機
JP5087663B2 (ja) 洗濯機
JP5651373B2 (ja) 洗濯機
JP4985836B2 (ja) 洗濯機
JP2005013789A (ja) 空気清浄機
JP5057277B2 (ja) 洗濯機
JP4679381B2 (ja) 洗濯機
JP4854453B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP5396510B2 (ja) 洗濯機
JP4610463B2 (ja) 洗濯機
JP3570087B2 (ja) 排水処理装置
JP2008086422A (ja) 乾燥機
JP4624276B2 (ja) 洗濯機
JP2007175223A (ja) 衣類乾燥機、洗濯機および衣類乾燥機能付き洗濯機
JP2005253624A (ja) 洗濯機
JP2010259916A (ja) 洗濯機
KR101351275B1 (ko) 저장탱크의 살균이 가능한 수처리기 및 그 제어 방법
JP2018042639A (ja) 洗濯乾燥機
JPH0368331A (ja) 内視鏡用洗浄消毒装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100930

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110519

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111013