JP2007181550A - 小銭入れ - Google Patents

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Abstract

【課題】硬貨を収納して持ち運ぶ際の振動によっても、硬貨同士の衝突により生じる金属音が発生しない小銭入れ。
【解決手段】収納部1の両内壁面1aにクッション素材6a及び6bを備え、硬貨Mをクッション素材6a及び6bによりサンドイッチ状に両壁面1a,1aから内側に圧迫するように保持する。これにより持ち運び時の硬貨M・・・Mの遊動を防ぐことができ、遊動により生じる硬貨M,M同士の衝突を可及的に回避し、金属音の発生を防止することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、小銭入れ、特に持ち運び時の振動により生じる硬貨同士の衝突音を防止する小銭入れに関する。
従来の小銭入れは、ある程度の収納能力が必要であることに鑑み、収納部に一定程度の遊びを持たせている。そのため、持ち運びの際の振動により中で前記収納部に収納された金属性の小銭である硬貨が動いてしまい、小銭入れのなかで硬貨同士が衝突することでジャラジャラという金属音が発生する。こうした金属音は耳障りであるばかりか、例えばバッグの中でかかる金属音がなると、小銭入れの所在を教えているに等しく、スリ等の犯罪被害の標的ともなりかねない。かかる問題点に対して、以下のような解決手段が提示されている。
実開平6−31250 実開平6−21419
特許文献1においては、硬質合成樹脂性の板にコインと同じ径の凹みをつけ、凹みの周辺に切り込みをいれた爪に弾力を持たせてコインを保持するコイン専用財布が開示されている。また特許文献2においては、小型軽量の板状にし硬貨を直線状に保持することで硬貨同士の衝突を未然に防止する硬貨用の財布が開示されている。しかし、特許文献1に開示の財布では、硬貨を収納する穴の個数が予め決まっており、小銭入れとしての収納能力が低い。また特許文献2に開示の財布も、硬貨が直線状にしか収納できず、やはり収納能力に問題がある。
そこで本発明では、収納能力を従来の小銭入れ同様に維持しつつ、硬貨同士の衝突により生じる不快な金属音の発生を防止することが可能な小銭入れを提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明は、以下のような小銭入れを提供する。
(1)開口部と、当該開口部から投入された小銭を収納する収納部とを備える小銭入れであって、前記収納部は対向する一対の内壁面を有し、その両内壁面にはそれぞれ一組又は複数組のクッション素材が、少なくとも前記開口部を閉じた状態において、相互に密着するよう備えられていることを特徴とする小銭入れ。
この構成によれば、収納部の対向する内壁面の夫々に設けられた一対のクッション素材間に、収納された硬貨がサンドイッチ状に圧迫されながら保持されるため、小銭入れ内部での硬貨の遊動が起きず、金属音は発生する虞を低減できる。
さらに本発明は、以下のような小銭入れを提供する。
(2)開口部と、当該開口部から投入された小銭を収納する収納部とを備える小銭入れであって、前記収納部は対向する一対の内壁面を有し、その両内壁面にはそれぞれ一組又は複数組のクッション素材が、少なくとも前記開口部を閉じた状態で相互に密着するように構成される一方、前記開口部と収納部との間には、小銭を遊動可能な状態に収納する空間を呈する空隙部が備えられていることを特徴とする小銭入れ。
この構成によれば、小銭入れから小銭としての硬貨を取り出す際、例えば開口部側に遠心力がかかるように小銭入れを振ることによって、収納部の対向する内壁面の夫々に設けられた一対のクッション素材間にサンドイッチ状に圧迫されながら保持されていた硬貨が摺動して空隙部へと移動し、その後、開口部を開いた際に中身の硬貨がどれだけ入っているのかを視認することが容易となり、小銭入れとしての機能性が向上する。
さらには、(1)又は(2)におけるクッション素材を前記収納部内壁面から着脱可能に構成しておくことで、著しく多量な小銭を収納する必要が生じた場合には、通常の小銭入れとしても用いることができる。
なお、ここで「クッション素材」とは、ウレタン(軟質ウレタン、硬質ウレタン、低反発ウレタンその他のウレタンを含む)の他、チップウレタンを袋状に詰めクッション状に構成したものや、ポリエチレン、シリコン、ラテックスなど、外力に応じて変形し原型に復帰しようとする弾性材を意味する。また「開口部」の構成としては、がま口、ファスナー、フック、面ファスナー等所望の構成を採用することが可能である。さらに、クッション素材を着脱可能に構成する着脱手段としては、ファスナー、面ファスナー、スナップボタン等これまた所望の構成を採用することができる。また「密着」とは、収納部に備えられた対向するクッション素材同士が、互いに押圧し、間に挟まれる硬貨を遊動しないよう保持できる程度に接している状態をいう。
また、上述した「クッション素材を前記収納部内壁面から着脱可能に構成する」とは、例えば、後述するように前記内壁面とクッション素材との間に、両者を着脱自在に構成するための部材として面ファスナーを介在する構成、或いは、複数回の剥離を可能とする樹脂性の接着剤を前記内壁面又はクッション素材の内壁面側の何れか一方又は両方に塗布しておく、又は、前記内壁面とクッション素材の内壁面側との間に雄雌ボタンを設けるなど周知の着脱自在に構成する部材を採用することができる。
以上述べてきたように、本発明に係る小銭入れによれば、前記収納部のクション素材間に収納した硬貨同士が衝突する虞を低減できるため、不快な金属音を生じることを可及的に回避することができる。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の構成を有する小銭入れの、直立した状態における斜視図であり、図2は同じく本発明の構成を有する小銭入れの、内部を視認可能な方向から捉えた斜視図であり、図3は本発明の構成を有する小銭入れの側面図である。
図1に示すとおり、本実施例における小銭入れは、収納部1と、空隙部2と、開口部3とを備えている。小銭入れの収納部1及び空隙部2を構成する素材としては、獣革、ビニールその他一定程度の伸縮性を有する所望の素材を適用することが可能である。この実施例においては、収納部1と空隙部2を前述した素材からなる袋体で一体に構成してなるものであるが、これに限らず、収納部1と空隙部2とを別体に構成して各々を縫合するなどして連結する構成を採用することもできる。
また、本実施例における開口部3は、がま口口金として適した強度を有する素材であれば、やはり所望の素材を適用することが可能である。
図2に示すとおり、収納部1の内部には、対向して対をなす内壁面1aに、相互に対向する態様でクッション素材6a及び6bが備えられており、後述するように、収納された小銭としての硬貨Mが遊動しないようクッション素材6a及び6bが硬貨Mを挟んで固定する。クッション素材6aと6bとが接する面が空隙部2の底面に線として現れるのが境目7であり、後述する通り、小銭を収納部1に収納し、また収納部1から取り出す際、境目7を介して出し入れを行う。
空隙部2は硬貨Mを取り出す際に小銭である硬貨の種類を目視確認することを容易にするために遊びをもたせたスペースである。このように遊びをもたせる必要性から、空隙部2の大きさとしては、収納部1との隣接面から開口部3までの高さとしては、最低限、硬貨Mの直径以上有していることが望ましい。なお、本実施例においては空隙部2を備えた構成を図示したが、開口部3の上端までクッション素材6a及び6bを備え、空隙部2を有さない構成をとることも可能である。この場合、開口部3を開口することで収納部1の上方に空間が生まれるため、この部分で取り出す硬貨Mを選別することができる。あるいは、収納部1のみならず空隙部2にもクッション素材6a、6bを設け、その厚みを収納部1では開口部3を閉じた状態で密着する程度の厚さとし、空隙部2のクッション素材6a及び6bをそれよりも薄いものとすることにより、硬貨Mが遊動可能な空間を設けるようにしても良い。
開口部3には、ヒンジ部4を備え、開口部3を扇状に開口することで硬貨Mを出し入れすることができる。開口部3は、口金5a、5bを係合させることで閉じた状態を固定することができる。
なお、図示しないが、この実施例の小銭入れでは、収納部1の内壁面1aとクッション素材6a及び6bとの間に面ファスナーなどの着脱部材を介在させて、内壁面1aに対してクッション素材6a及び6bを、着脱可能に構成しても良い。より多くの硬貨を収納しなければならない場合、利用可能な収納スペースを増やすことができる。
図3は、本実施例にかかる小銭入れの側面図であり、図4は、図3におけるA−A断面図であり、(a)から(d)までの使用状態毎に図示したものである。この図4を用いて、本実施例にかかる小銭入れの使用方法の一例を説明する。
図4(a)は、小銭である硬貨M・・・Mを入れていない状態で、開口部3を開口した状態の小銭入れの断面図である。収納部1の内部に、クッション素材6a及び6bが相互に対向する状態で配されている。このクッション素材6aと6bとの接する面が、空隙部2の底面部分に、境目7として現れることとなる。この小銭入れに硬貨Mを入れる際には、開口部3を介して、境目7から、硬貨Mを縦方向に挿入することで収納が可能である。
図4(b)は、硬貨M・・・Mが収納部1に収納された状態を示したものである。図示するように、収納された硬貨Mは、対向する両内壁面1a,1aに配されたクッション素材6a、6bにより、サンドイッチ状に両内壁面1a,1aから内側に向かって圧迫される形で保持されるため、振動によって遊動する虞を低減できる。図4(c)は、小銭としての硬貨Mをクッション素材6a、6bに挟持状態で収納部1に収納した後、開口部3を閉じた状態の断面図である。このように持ち運び時において、収納されている硬貨M・・・Mが遊動不能に保持されているため、硬貨M,M同士が衝突することがなく、金属音が発生する虞を低減できる。
図4(d)は、収納された硬貨M・・・Mを取り出す際の様子を示したものである。収納された硬貨M・・・Mを取り出すにあたっては、境目7の部分を指で押し開けることにより中の硬貨を容易に空隙部2に移動させることができる。あるいは、図4(c)のように開口部3を閉じた状態において、収納部1から開口部3の方向(図面矢印L方向)に遠心力がかかるように強い振動を加えることにより、収納された硬貨M・・・Mを空隙部2へと移動させても良い。こうすることにより、硬貨Mは、空隙部2に移動し、空隙部2に収納された複数の硬貨M・・・Mの表面に刻印される額面部分を目視で確認しながら必要な金額分の硬貨のみを取り出すことができる。
また、上記の実施例においては、開口部3が両側に均等に開く態様の例を示したが、これに限られず、例えば片側のみが開くようにし、もう片側に空隙部2を備えるよう構成しても良い。この場合、取り出す際に空隙部2に硬貨M・・・Mが遊動可能な状態で積層状にたまり、額面部分が見やすいという利点がある。
また、上記の実施例においては、開口部3をがま口として説明したが、閉じた状態を維持することができればよく、例えばファスナーやスナップボタンをもって構成することもできる。
本発明にかかる小銭入れの、直立した状態における斜視図である。 本発明にかかる小銭入れの、開口部側からみた斜視図である。 本発明にかかる小銭入れの側面図である。 本発明にかかる小銭入れの、図3におけるA−A断面図である((a)硬貨収納前の開口状態、(b)硬貨収納後の開口状態、(c)硬貨収納後、開口部3を閉じた状態、(d)硬貨取り出し時の状態)。
符号の説明
1 収納部
1a 内壁面
2 空隙部
3 開口部
4 ヒンジ部
5a、5b 口金
6 クッション素材
7 境目
M 硬貨

Claims (3)

  1. 開口部と、当該開口部から投入された小銭を収納する収納部とを備える小銭入れであって、
    前記収納部は対向する一対の内壁面を有し、その両内壁面にはそれぞれ一組又は複数組のクッション素材が、少なくとも前記開口部を閉じた状態において、相互に密着するよう備えられている
    ことを特徴とする小銭入れ。
  2. 開口部と、当該開口部から投入された小銭を収納する収納部とを備える小銭入れであって、
    前記収納部は対向する一対の内壁面を有し、その両内壁面にはそれぞれ一組又は複数組のクッション素材が、少なくとも前記開口部を閉じた状態で相互に密着するように構成される一方、
    前記開口部と収納部との間には、小銭を遊動可能な状態に収納する空間を呈する空隙部が備えられている
    ことを特徴とする小銭入れ。
  3. 前記クッション素材は、前記収納部両内壁面から着脱可能に構成されていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の小銭入れ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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