JP2007181263A - 充電装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電源トランス101に流れる電流が所定値を超える場合や、電源トランス101の温度が所定値を超える場合に、遮断スイッチ104が遮断して蓄電池の充電が停止される。これにより、充電装置の回路素子の保護を図りつつ、バッテリ部105の蓄電池を大電流で高速に充電することができる。そのため、充電装置を構成する回路素子の電流容量に過大な余裕を持たせなくてもよくなり、回路素子の大型化や個数の増大を抑制できるとともに、コストを削減できる。
【選択図】図1
Description
この出力停止部は、前記変圧器と前記整流部との間の電流経路に挿入され、前記変圧器が発生する熱に応じて遮断される遮断スイッチを有してよい。
この出力停止部は、前記スイッチングコンバータからの電力の出力を停止させる場合に、前記スイッチ素子の電流経路の遮断と前記スイッチ素子のスイッチング動作の停止との少なくとも一方を行ってよい。また前記出力停止部は、前記スイッチ素子の電流経路に挿入され、前記スイッチ素子が発生する熱に応じて遮断する遮断スイッチを有してよい。
また前記出力停止部は、前記充電部の入力電流経路及び出力電流経路の少なくとも一方に挿入され、前記充電部が発生する熱に応じて遮断する遮断スイッチを有してよい。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る充電装置の構成の一例を示す図である。
図1に示す充電装置は、電力変換部100と、遮断スイッチ104と、蓄電池を内蔵するバッテリ部105と、充電電流出力部106と、交流入力端子T1及びT2と、直流出力端子T3及びT4を有する。
また図1の例において、電力変換部100は、電源トランス101と、整流部102と、充電電流出力部103を有する。
整流部102は、電源トランス101から出力される交流電流を直流電流に整流する。
充電電流出力部103は、整流部102から出力される直流電力に基づいて、バッテリ部105の定格に応じた電流を出力し、バッテリ部105に含まれる蓄電池を充電する。
交流入力端子(T1,T2)に入力された交流電力は、電源トランス101において変圧され、整流部102において整流されて、直流電力に変換される。充電電流出力部103では、整流部102から出力される直流電力に基づいて、バッテリ部105の定格を超えないように制限された電流が生成され、この電流によりバッテリ部105の蓄電池が充電される。更に充電電流出力部106では、バッテリ部105の蓄電池に蓄積された電力に基づいて、不図示の電子機器に供給される所定の値(又は外部制御信号に応じた値)の充電電流が生成され、直流出力端子(T3,T4)から出力される。
また、電源トランス101の温度が所定値を超える場合にも、遮断スイッチ104がオンからオフに変化することにより蓄電池の充電が停止され、充電装置の回路素子が保護される。
すなわち、本実施形態に係る充電装置によれば、ACラインからの電力によって内蔵の蓄電池を高速に充電できるため、充電時間をあまり取れない場合でも電池切れにより携帯機器が使用できなくなる事態を有効に回避することができる。
また図2の例において、電源トランス101は、温度ヒューズ108を含む。
充電電流出力部103は、スイッチ回路110とスイッチ制御部111を含む。
バッテリ部105は、直列接続された蓄電池(例えばチタン酸リチウムイオン電池)112及び113を含む。
充電電流出力部106は、トランジスタ等の電流制御素子114と、電流制御部115と、電流検出用抵抗116を含む。
キャパシタ109は、整流部102の出力に接続されており、整流された電圧を平滑化する。
スイッチ制御部111は、蓄電池112及び113の直列回路の電圧を検出し、この検出電圧が所定の電圧に達するまでスイッチ回路110をオンさせ、検出電圧が所定の電圧に達したらスイッチ回路110をオフさせる。このようなスイッチ回路110のオンオフ制御によって、蓄電池112及び113の充電電圧を所定の電圧に保つ。
電流検出用抵抗116は、蓄電池112及び113の直列回路と直流出力端子(T3,T4)との間の電流経路に挿入されており、当該経路に流れる電流に応じた電圧を発生する。
電流制御部115は、電流検出用抵抗116に流れる電流が所定の値(又は外部制御信号に応じた値)となるように電流制御素子114を駆動する。
交流入力端子(T1,T2)に入力された交流電力は、電源トランス101において変圧され、整流部102において整流され、キャパシタ109において平滑化されて、直流電力に変換される。蓄電池112及び113の直列回路の電圧が所定の電圧より低い場合、スイッチ制御部111によってスイッチ回路110がオンに設定され、整流部102から出力される直流電力により蓄電池112及び113が充電される。蓄電池112及び113の直列回路の電圧が所定の電圧に達すると、スイッチ制御部111によってスイッチ回路110がオフに設定され、蓄電池112及び113の充電が停止される。このようにスイッチ回路110がオンとオフを繰り返すことによって、蓄電池112及び113の直列回路は所定の電圧に充電される。
蓄電池112及び113の直列回路が所定の電圧まで充電されると、この直列回路から直流出力端子(T3,T4)を介して不図示の電子機器に充電電流が供給される。このときの充電電流の大きさは、電流制御素子114によって所定の値(又は外部制御信号に応じた値)に制御される。
また、遮断スイッチ104がオンからオフへ変化するときよりも更に大きな所定値の電流が電源トランス101に流れる場合や、電源トランス101が更に高い所定値の温度になる場合は、別途に設けられたヒューズ(107,108)が溶断することによって、過大な電流や電力から充電装置が保護される。
また、遮断スイッチ104の動作時よりも電源トランス101の電流が大きくなった場合や電源トランス101の温度が高くなった場合にヒューズ(107,108)を溶断させることによって、過大な電流や電力から充電装置をより確実に保護することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態に係る充電装置では電力変換部に電源トランスと整流回路が使用されているが、第2の実施形態に係る充電装置では電力変換部としてスイッチングコンバータが使用される。
図3に示す充電装置は、電力変換部200と、バッテリ部204と、充電電流出力部205と、遮断スイッチ206と、交流入力端子T1及びT2と、直流出力端子T3及びT4を有する。
また図3の例において、電力変換部200は、整流部201と、スイッチングコンバータ202と、出力制御部203を有する。
スイッチングコンバータ202は、少なくとも1つのスイッチ素子を含んでおり、出力制御部203から供給される制御信号に応じてスイッチ素子がスイッチングを行うことにより、整流部201の出力電力を制御信号に応じた直流電力に変換する。
出力制御部203は、スイッチングコンバータ202の出力電圧や出力電流を検出し、この検出値が所定の目標値に近づくようにスイッチングコンバータ202のスイッチ素子の動作を制御する制御信号を生成する。
交流入力端子(T1,T2)に入力された交流電力は、整流部201において整流され、スイッチングコンバータ202において所定の電圧や電流を持つ直流電力に変換されて、バッテリ部204に供給される。スイッチングコンバータ202の出力は、出力制御部203からフィードバックされる制御信号によって、バッテリ部204に含まれる蓄電池の充電に適した電圧や電流となるように制御される。充電電流出力部205では、バッテリ部204の蓄電池に蓄積された電力に基づいて、不図示の電子機器に供給される所定の値(又は外部制御信号に応じた値)の充電電流が生成され、直流出力端子(T3,T4)から出力される。
また図4の例において、スイッチングコンバータ202は、スイッチングトランス208と、トランジスタ等のスイッチ素子209と、起動用抵抗210と、発振回路211と、ダイオード212と、インダクタ214と、キャパシタ213及び215と、電流ヒューズ216を含む。
出力制御部203は、電圧電流制御部217と電流検出用抵抗218を含む。
バッテリ部204は、直列接続された蓄電池(例えばチタン酸リチウムイオン電池)222及び223と、保護部221と、感温抵抗素子224を含む。
充電電流出力部205は、トランジスタ等の電流制御素子227と、電流制御部228と、電流検出用抵抗229を含む。
スイッチングトランス208の一次巻線W12は、発振回路211を動作させるための起動用巻線であり、その一方の端子が起動用抵抗210を介して整流部201の正側の出力端子に接続され、その他方の端子が整流部201の負側の出力端子に接続される。
発振回路211は、起動用抵抗210を介して整流部201から供給される電力に基づいて発振し、その発振信号によってスイッチ素子209を駆動する。
キャパシタ215は、インダクタ214を介してキャパシタ213と並列に接続される。キャパシタ215に発生する電圧は、スイッチングコンバータ202の出力電圧としてバッテリ部204に供給される。
電圧電流制御部217は、電流検出用抵抗218に流れるスイッチングコンバータ202の出力電流と、キャパシタ215の両端に発生するスイッチングコンバータ202の出力電圧とを検出し、この検出値が蓄電池222及び223の充電に適切な所定の目標値に近づくように制御信号を生成し、ダイオード219のアノードに入力する。
保護部221は、蓄電池222及び223それぞれの電圧と電流を検出し、この検出値が所定の上限値を超えた場合、蓄電池222及び223の直列回路をスイッチングコンバータ202の出力と直流出力端子(T3,T4)から切り離す。
フォトカプラ220に内蔵されるフォトトランジスタは、発振回路211からスイッチ素子209へ発振信号を出力する端子と整流部201の負側の出力端子との間に接続される。フォトダイオードに順電流が流れるとフォトトランジスタはオン状態となり、スイッチ素子209をオフさせる。
電流検出用抵抗229は、バッテリ部204と直流出力端子(T3,T4)との間の電流経路に挿入されており、当該経路に流れる電流に応じた電圧を発生する。
電流制御部228は、電流検出用抵抗229に流れる電流が所定の値(又は外部制御信号に応じた値)となるように電流制御素子227を駆動する。
交流入力端子(T1,T2)に入力された交流電力は、整流部201において整流されて直流電力に変換され、一次巻線W12及び起動用抵抗210の直列回路に供給される。この直流電力が起動用抵抗210を介して発振回路211に供給されると、発振回路211において発振が開始され、スイッチ素子209がスイッチングを行う。
例えばバッテリ部204へ供給される電圧と電流が目標値より大きくなると、電圧電流制御部217からダイオード219に出力される電流が増大し、フォトカプラ220のフォトトランジスタがオン状態に設定され、オフ期間が長くなるようにスイッチ素子209のスイッチング動作が制御される。
また、遮断スイッチ206がオンからオフへ変化するときよりも更に大きな所定値の電流が整流部201の入力やスイッチングトランス208の二次巻線W21に流れた場合は、別途に設けられた電流ヒューズ(207,216)が溶断し、過大な電流から充電装置が保護される。
また、遮断スイッチ206の動作時よりも大きな電流が整流部201やスイッチングトランス208に流れた場合、ヒューズ(207,216)を溶断させることによって過大な電流から充電装置をより確実に保護することができる。
更に、蓄電池222,223の電流や電圧、温度が所定の上限値を超えた場合、スイッチングコンバータ202から蓄電池222,223を切り離したり、スイッチングコンバータ202の出力電力が低減するようにスイッチ素子209のスイッチング動作を制限したりすることによって、蓄電池222,223の充電性能の劣化をより確実に防止することができる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
第1及び第2の実施形態に係る充電装置では電力変換部の出力側に蓄電池が設けられるが、第3の実施形態では電力変換部の入力側に蓄電池が設けられる。
図5に示す充電装置は、電力変換部300と、出力制御部304と、遮断スイッチ305と、充電部306と、バッテリ部307と、機器検出部308と、交流入力端子T1及びT2と、直流出力端子T3及びT4を有する。
また図5の例において、電力変換部300は、整流部301と、スイッチングコンバータ302及び303とを有する。
交流入力端子(T1,T2)に交流電力が入力されると、この交流電力は整流部301において整流されて直流電力に変換され、スイッチングコンバータ302に出力される。
整流部301から直流電力が出力される場合、スイッチングコンバータ302の内部のスイッチ素子において、出力制御部304からフィードバックされる制御信号に応じてスイッチングが行われる。これにより、整流部301から出力される電力は、スイッチングコンバータ302において不図示の電子機器の充電に適切な電圧や電流を持つ直流電力に変換され、直流出力端子(T3,T4)から出力される。他方、スイッチングコンバータ303ではスイッチ素子のスイッチングが停止され、スイッチングコンバータ303を介したバッテリ部307からの電力の出力が停止される。
また、整流部301から直流電力が出力される場合、この直流電力に基づいてバッテリ部307の充電が行われる。整流部301から出力される直流電力は、バッテリ部307に含まれる蓄電池の充電に適した電圧や電流となるように充電部306において制御され、バッテリ部307に供給される。
すなわち、スイッチングコンバータ303の内部のスイッチ素子において、出力制御部304からフィードバックされる制御信号に応じてスイッチングが行われる。これにより、バッテリ部307の蓄電池に蓄積された電力が、スイッチングコンバータ303において不図示の電子機器の充電に適切な電圧や電流を持つ直流電力に変換され、直流出力端子(T3,T4)から出力される。このとき、スイッチングコンバータ302ではスイッチ素子のスイッチングが停止され、整流部301からスイッチングコンバータ302への直流電力の供給が行われず、スイッチングコンバータ302からの電力の出力が停止される。
このとき、遮断スイッチ305がオフ状態でもスイッチングコンバータ302の電力変換動作は継続され、直流出力端子(T3,T4)にはスイッチングコンバータ302によって交流電力から変換された直流電力が引き続き出力される。
また図6の例において、スイッチングコンバータ302及び303は、両者に共通の構成要素としてスイッチングトランス323と、ダイオード324と、キャパシタ325及び327と、インダクタ326を含む。
これとは別に、スイッチングコンバータ(第1スイッチングコンバータ)302はトランジスタ等のスイッチ素子(第1スイッチ素子)317と、起動用抵抗318と、発振回路319を含み、スイッチングコンバータ(第2スイッチングコンバータ)303はトランジスタ等のスイッチ素子(第2スイッチ素子)320と、発振回路321と、選択部322を含む。
また出力制御部304は、電圧電流制御部328と電流検出用抵抗329を含む。
充電部306は、スイッチ回路311とスイッチ制御部312を含む。
バッテリ部307は、直列接続された蓄電池(例えばチタン酸リチウムイオン電池)314及び315と、保護部313と、感温抵抗素子316を含む。
スイッチングトランス323の一次巻線W12は、発振回路319を動作させるための起動用巻線であり、その一方の端子が起動用抵抗318を介して整流部301の正側の出力端子に接続され、その他方の端子が整流部301の負側の出力端子に接続される。
スイッチングトランス323の一次巻線W13は、スイッチ素子320を介して蓄電池314及び315の直列回路に接続される。
発振回路321は、バッテリ部307に蓄積されている電力に基づいて発振し、その発振信号によってスイッチ素子320を駆動する。
電圧電流制御部328は、電流検出用抵抗329に流れるスイッチングコンバータ302及び303の出力電流と、キャパシタ327の両端に発生するスイッチングコンバータ302及び303の出力電圧とを検出し、この検出値が不図示の電子機器の充電に適切な所定の目標値に近づくように制御信号を生成して、フォトカプラ330の入力側のフォトダイオードに入力する。
遮断スイッチ305は、この電流経路に流れる電流が所定値を超えた場合やスイッチ回路311の温度が所定値を超えた場合にオフし、バッテリ部307の充電を停止させる。
スイッチ制御部312は、蓄電池314及び315の直列回路の電圧を検出し、この検出電圧が所定の電圧に達するまでスイッチ回路311をオンさせ、検出電圧が所定の電圧に達したらスイッチ回路311をオフさせる。このようなスイッチ回路311のオンオフ制御によって、蓄電池314及び315の充電電圧を所定の電圧に保つ。
保護部313は、蓄電池314及び315それぞれの電圧と電流を検出し、この検出値が所定の上限値を超えた場合、蓄電池314及び315の直列回路と充電部306及びスイッチングコンバータ303とを切り離す。
スイッチ制御部312は、感温抵抗素子316を介して入力される電流の増大により蓄電池314及び315の温度が一定値以上であることを検知すると、スイッチ回路311をオフ状態に設定してバッテリ部307の充電を停止する。
ダイオード333は、そのアノードが発振回路319の出力に接続され、そのカソードがフォトカプラ330のフォトトランジスタを介して、整流部301の負側端子に接続される。
交流入力端子(T1,T2)に交流電力が入力される場合、交流電力は整流部301において整流されて直流電力に変換され、一次巻線W12及び起動用抵抗318の直列回路に供給される。この直流電力が起動用抵抗318を介して発振回路319に供給されると、発振回路319において発振が開始され、スイッチ素子317がスイッチングを行う。
例えば直流出力端子(T3,T4)から出力される電圧と電流が目標値より大きくなると、電圧電流制御部328からフォトカプラ330に入力される電流が増大し、フォトカプラ330のフォトトランジスタがオン状態に設定され、オフ期間が長くなるようにスイッチ素子317のスイッチング動作が制御される。
交流入力端子(T1,T2)に交流電力が入力されず、かつ、充電装置が電子機器に接続されることによって機器検出部308に電子機器から電流が供給される場合、選択部322によるスイッチ素子320の駆動信号の制限が解除され、スイッチ素子320のスイッチングが開始される。
このとき電圧電流制御部328では、平滑回路(325,326,327)から直流出力端子(T3,T4)へ出力される電圧と電流が検出され、この検出値が充電対象の電子機器を適切に充電できる値となるように制御信号が生成される。電圧電流制御部328で生成された制御信号は、フォトカプラ330及びダイオード332を介して、スイッチングコンバータ303の一次側にフィードバックされ、スイッチ素子320のスイッチング動作を制御する。
例えば直流出力端子(T3,T4)から出力される電圧と電流が目標値より大きくなると、電圧電流制御部328からフォトカプラ330に出力される電流が増大し、フォトカプラ330のフォトトランジスタがオン状態に設定され、オフ期間が長くなるようにスイッチ素子320のスイッチング動作が制御される。
また、遮断スイッチ305がオンからオフへ変化するときよりも更に大きな所定値の電流が整流部301の入力に流れた場合は電流ヒューズ309が溶断し、過大な電流から充電装置が保護される。
また、遮断スイッチ305の動作時よりも大きな所定値の電流が整流部301に流れた場合、電流ヒューズ309を溶断させることによって過大な電流から充電装置をより確実に保護することができる。
更に、蓄電池314,315の電流や電圧、温度が所定の上限値を超えた場合、充電部306やスイッチングコンバータ303から蓄電池314,315を切り離したり、充電部306の充電動作を停止させたりすることによって、蓄電池314,315の充電性能の劣化をより確実に防止することができる。
Claims (13)
- 蓄電池と、
入力される交流電力を直流電力に変換し、当該変換した直流電力に基づいて前記蓄電池を充電する電力変換部と、
前記蓄電池に蓄積される電力に基づいて、充電対象に供給される電力を出力する電力出力部と、
前記電力変換部の回路素子に流れる電流が所定値を超えた場合と当該回路素子の温度が所定値を超えた場合との少なくとも何れかの場合に、前記電力変換部からの電力の出力を停止させる出力停止部と
を具備することを特徴とする充電装置。 - 前記電力変換部は、
入力される交流電圧を変圧する変圧器と、
前記変圧器から出力される交流電流を整流する整流部と
を有し、
前記出力停止部は、前記変圧器に流れる電流が所定値を超えた場合と前記変圧器の温度が所定値を超えた場合との少なくとも何れかの場合に、前記変圧器と前記整流部との間の電流経路を遮断する
ことを特徴とする請求項1に記載の充電装置。 - 前記出力停止部は、前記変圧器と前記整流部との間の電流経路に挿入され、前記変圧器が発生する熱に応じて遮断される遮断スイッチを有する
ことを特徴とする請求項2に記載の充電装置。 - 前記電力変換部は、
入力される交流電流を整流する整流部と、
少なくとも1つのスイッチ素子を含み、当該スイッチ素子のスイッチング動作によって前記整流部の出力電力を前記直流電力に変換するスイッチングコンバータと
を有し、
前記出力停止部は、前記スイッチ素子に流れる電流が所定値を超えた場合と前記スイッチ素子の温度が所定値を超えた場合との少なくとも何れかの場合に、前記スイッチングコンバータからの電力の出力を停止させる
ことを特徴とする請求項1に記載の充電装置。 - 前記出力停止部は、前記スイッチングコンバータからの電力の出力を停止させる場合に、前記スイッチ素子の電流経路の遮断と前記スイッチ素子のスイッチング動作の停止との少なくとも一方を行う
ことを特徴とする請求項4に記載の充電装置。 - 前記出力停止部は、前記スイッチ素子の電流経路に挿入され、前記スイッチ素子が発生する熱に応じて遮断する遮断スイッチを有する
ことを特徴とする請求項4に記載の充電装置。 - 蓄電池と、
前記蓄電池を充電する充電部と、
交流電力が入力される場合は前記交流電力を直流電力に変換して出力し、前記交流電力が入力されない場合は前記蓄電池に蓄積されている電力を出力する電力変換部と、
前記電力変換部から出力される直流電力に基づいて、充電対象に供給される電力を出力する電力出力部と、
前記充電部から前記蓄電池へ流れる電流が所定値を超えた場合と前記充電部の温度が所定値を超えた場合との少なくとも何れかの場合に、前記充電部による前記蓄電池の充電を停止させる出力停止部と
を具備することを特徴とする充電装置。 - 前記出力停止部は、前記充電部による前記蓄電池の充電を停止させる場合に、前記充電部の入力電流経路及び出力電流経路の少なくとも一方の遮断と前記充電部の充電動作の停止との少なくとも一方を行う
ことを特徴とする請求項7に記載の充電装置。 - 前記出力停止部は、前記充電部の入力電流経路及び出力電流経路の少なくとも一方に挿入され、前記充電部が発生する熱に応じて遮断する遮断スイッチを有する
ことを特徴とする請求項7に記載の充電装置。 - 充電対象との接続を検出する接続検出部を有し、
前記電力変換部は、前記接続検出部において充電対象との接続が検出されない場合、前記蓄電池に蓄積されている電力の出力を停止する
ことを特徴とする請求項7乃至9の何れか一項に記載の充電装置。 - 前記電力変換部は、
入力される交流電流を整流する第1整流部と、
少なくとも1つの第1スイッチ素子を含み、前記第1整流部から出力される直流電力を変換して出力する第1スイッチングコンバータと、
少なくとも1つの第2スイッチ素子を含み、前記第1整流部から前記第1スイッチングコンバータへ電力が供給されない場合は前記第2スイッチ素子のスイッチング動作により前記蓄電池に蓄積されている電力を出力し、前記第1整流部から前記第1スイッチングコンバータへ電力が供給される場合は前記蓄電池からの電力の出力を停止する第2スイッチングコンバータと
を有し、
前記充電部は、前記第1整流部から出力される電力に基づいて前記蓄電池を充電する
ことを特徴とする請求項7乃至10の何れか一項に記載の充電装置。 - 前記第1スイッチングコンバータ及び前記第2スイッチングコンバータは、スイッチングトランスと第2整流部を共有しており、
前記スイッチングトランスは、
前記第1スイッチ素子のスイッチング動作により生じるパルス電力を入力する第1巻線と、
前記第2スイッチ素子のスイッチング動作により生じるパルス電力を入力する第2巻線と、
前記第1巻線又は前記第2巻線に入力されるパルス電力に応じたパルス電力を出力する第3巻線と
を含み、
前記2整流部は、前記第3巻線より出力されるパルス電力を整流して前記直流電力を出力する
ことを特徴とする請求項11に記載の充電装置。 - 前記蓄電池は、チタン酸リチウムイオン電池を含む
ことを特徴とする請求項1乃至12の何れか一項に記載の充電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005374655A JP2007181263A (ja) | 2005-12-27 | 2005-12-27 | 充電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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