JP2007179635A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】対物レンズに法線ズレが生じても、センサパターンの分割線方向とトラック方向の間のずれを最小限に抑制し得る光ピックアップ装置を提供する。
【解決手段】光ディスク100の中心とHD用対物レンズ15のアクセス位置を結ぶ直線と光ディスク100の径L1がなす角をトラック角θ1とし、HD用対物レンズ15が光ディスク100の最内周位置にあるときのトラック角θ1をθ1max、HD用対物レンズ15が光ディスク100の最外周位置にあるときのトラック角θ1をθ1minとしたとき、HD用レーザ11、HD用ハーフミラー12およびHD用センサ16からなる光学系の振り角αと、HD用対物レンズ15の法線ズレZを、
α−(θ1max+θ1min)/2=±45°
を満たすように設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ピックアップ装置に関し、特に、複数波長のレーザ光を出射可能な互換型光ピックアップ装置に用いて好適なものである。
光ディスクの高容量化に伴い、青色波長のレーザ光を用いるHD DVD(High Definition Digital Versatile Disc)の開発が進められている。現在、かかるHDDVDと既存のDVDの両方に適用可能な互換型光ピックアップの開発が進められている。
この種の互換型光ピックアップにおいては、HDDVD用レーザ光とDVD用レーザ光に対し、それぞれ個別に対物レンズを配する構成が採られ得る(特許文献1)。ここで、2つの対物レンズは、ディスク径に直交する方向に並べて配置することができる。この場合、一方の対物レンズがディスク径上を移動するようにすると、他方の対物レンズは、この径から一定距離だけ離れた位置を、この径に平行に移動するようになる。しかし、こうすると、以下の如く、他方の対物レンズとトラック方向の関係が、対物レンズの移動に応じて変化するようになる。
図13は、前記2つの対物レンズがディスク径方向に移動したときの、各移動位置におけるトラック方向の角度を示すものである。
同図(a)において、2つの対物レンズのうち一方は、O−Y線上を移動し(法線ずれ=0)、他方は、O−Y線から距離Zだけ離れた位置をO−Y線に平行に移動する(法線ずれ=Z)。このとき、トラック方向の角度を同図(a)のθ2(トラック接線とOX線に平行な線がなす角)とすると、対物レンズの変位量とトラック角度の間には、同図(b)に示すような関係がある。なお、同図(b)は、法線ずれを5mmとしたときのものである。
図示の如く、対物レンズに法線ずれがない場合、対物レンズの移動位置に拘わらずトラック角θ2は常にゼロとなる。これに対し、対物レンズに法線ずれが生じると、図示の如く、対物レンズの移動に伴ってトラック角θ2が変化する。このようにトラック角θ2が変化すると、これとともに、光検出器上におけるトラックの方向も変化する。このため、トラック方向がセンサパターンの分割線に対し回転し、適正なプッシュプル信号を生成できないとの問題が生じる。
なお、同図において、トラック角θ2は、θ2=θ1の関係を満たす。すなわち、トラック角は、θ1として表わすこともできる。
ところで、この種の光ピックアップ装置においては、図14に示す如く、振り角αを与えた光学系に平板状のハーフミラーを挿入し、ハーフミラーの屈折作用により、レーザ光に非点収差を導入する構成が採られ得る。こうすると、光学系をコンパクトに収め、且つ、部品点数を削減することができる。
しかし、この場合、光学部品をレイアウトする関係から、振り角αを±45°に設定できない場合がある。この場合、光検出器上におけるトラック方向は、非点収差によるビームスポットの変形方向に対して45°の方向とならなくなる。このため、4分割センサを、フォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号(プッシュプル信号)の両方が適正となる位置に配置できないとの問題が生じる。
すなわち、分割線がビームスポットの変形方向に対し45°となるように4分割センサを配置すると、センサ上のトラック方向が分割線に対し傾いてしまう。逆に、分割線がトラック方向に沿うように4分割センサを配置すると、4分割センサの分割線がビームスポットの変形方向に対して45°の方向とならなくなる。
さらに、上記の如く、対物レンズに法線ズレが生じると、法線ズレの方向ないし大きさによっては、非点収差によるビームスポットの変形方向とトラック方向の関係がさらに悪化する場合がある。この場合、センサパターンの分割線を非点収差の検出に適するよう調整すると、適正なプッシュプル信号が生成できず、トラッキング制御を円滑に行えないとの問題が生じる。
WO97/42631号公報
本発明は、上記の如く対物レンズに法線ズレが生じても、センサパターンの分割線方向とトラック方向の間のずれを最小限に抑制し得る光ピックアップ装置を提供することを課題とする。
本発明は、法線ズレZの方向ないし大きさと、振り角αに適正値を設定するための手法を提供するものである。本発明の手法に従えば、センサパターンの分割線方向とトラック方向の間のずれを効果的に抑制することができる。
本発明の第1の局面に係る光ピックアップ装置は、半導体レーザと、前記半導体レーザから出射されたレーザ光をディスク上に収束させると共に当該光ピックアップ装置の移動方向に平行な前記ディスクの径Lに対して前記ディスクの平面方向に距離Zだけ離間した位置に配置された第1の対物レンズと、前記ディスクから反射された前記レーザ光を受光すると共に直交する2つの分割線にて4つの領域に分割されたセンサパターンを有する光検出器と、前記半導体レーザから出射された前記レーザ光を反射して前記第1の対物レンズ側へと導く共に前記ディスクから反射された前記レーザ光を透過して前記光検出器側へと導く平板状の光学部材を備えており、前記光学部材によって反射され前記第1の対物レンズ側へと導かれる前記レーザ光の光軸が、前記ディスクの前記径Lに直交し且つ前記ディスクの平面方向に平行な直線に対して、前記ディスクの平面方向に振り角αだけ傾斜するとき、この振り角αと前記距離Zを、前記光検出器上における前記ディスクのトラック方向が、前記光学部材による非点収差の導入方向に対して、略45°の角度となるよう調整し、且つ、前記センサパターンの2つの分割線のうち一方を、前記非点収差の導入方向に対して略45°の角度となる直線に整合させたことを特徴とする。
本発明の第2の局面は、第1の局面に係る光ピックアップ装置において、前記ディスクの中心と前記第1の対物レンズのアクセス位置を結ぶ直線と前記径Lがなす角をトラック角θ1とし、前記第1の対物レンズが前記ディスクの最内周位置にあるときのトラック角θ1をθ1max、前記第1の対物レンズが前記ディスクの最外周位置にあるときのトラック角θ1をθ1minとしたとき、
α−(θ1max+θ1min)/2=±45°
を満たすよう、前記振り角αと前記距離Zが設定されることを特徴とする。
本発明の第3の局面は、第1または第2の局面に係る光ピックアップ装置において、前記第1の対物レンズとは異なる第2の対物レンズをさらに備え、該第2の対物レンズは、前記ディスクの前記径Lに沿う位置に配置されることを特徴とする。
本発明の第4の局面は、第3の局面に係る光ピックアップ装置において、対物レンズを駆動するアクチュエータを有し、前記第1の対物レンズと前記第2の対物レンズは、同一のアクチュエータ可動部に装着されていることを特徴とする。
本発明の第5の局面は、第3または第4の局面に係る光ピックアップ装置において、前記第2の対物レンズにレーザ光を導き、且つ、ディスクによって反射された該レーザ光を受光するための光学系が、前記半導体レーザ、光検出器および光学部材を有する第1の光学系とは異なる第2の光学系として配されていることを特徴とする。
本発明の第6の局面は、第5の局面に係る光ピックアップ装置において、前記第1の光学系と前記第2の光学系は、異なる波長のレーザ光をそれぞれ対応するディスクに導くことを特徴とする。
本発明によれば、対物レンズに法線ズレが生じても、センサパターンの分割線方向とトラック方向の間のずれを最小限に抑制し得る光ピックアップ装置を提供することができる。
本発明の意義ないし効果は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下の実施の形態は、あくまでも、本発明を具体化する際の一つの例示であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態に記載されたものに制限されるものではない。
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。本実施の形態は、HDDVDとDVDの互換型光ピックアップ装置に本発明を適用したものである。
まず、図1に、光学系の基本構成を示す。なお、同図には、便宜上、スピンドルモータ200が併せて示されている。この光学系は、HDDVDにレーザ光を照射するための光学系(HD用光学系)と、DVDにレーザ光を照射するための光学系(DVD用光学系)に区分される。
HD用光学系は、HD用レーザ11と、HD用ハーフミラー12と、HD用立ち上げミラー13と、HD用コリメータレンズ14と、HD用対物レンズ15と、HD用センサ16から構成される。
HD用レーザ11は、波長400nm程度の青色波長のレーザ光を出射する。HD用ハーフミラー12は、HD用レーザ11から出射されたレーザ光の一部をHD用立ち上げミラー13側に反射し、且つ、HD用立ち上げミラー13から入射されたレーザ光の一部を透過してHD用センサ16へと導く。
ここで、HD用ハーフミラー12は、一定の厚みを有する平板状のガラス材から形成されており、平行な2つの平面のうち、HD用レーザ11とHD用立ち上げミラー13に臨む側の平面に、ハーフミラー面が形成されている。HD用ハーフミラー12は、HD用立ち上げミラー13から入射されるレーザ光の光軸に対し、一定角度だけ、ディスク面に平行に傾斜するようにして配置されている。このため、HD用立ち上げミラー13からのレーザ光のうち、HD用ハーフミラー12を透過するレーザ光には、HD用ハーフミラー12を透過する際の屈折作用によって非点収差が導入される。なお、本実施の形態では、非点収差法に基づいてHDDVD用のフォーカスエラー信号が生成される。
HD用立ち上げミラー13は、HD用ハーフミラー12によって反射されたレーザ光をHD用コリメータレンズ14の方向に反射する。HD用コリメータレンズ14は、HD用立ち上げミラー13によって反射されたレーザ光を平行光に変換する。HD用対物レンズ15は、HD用コリメータレンズ14からのレーザ光をディスク100上に収束させる。
HD用センサ16は、HD用ハーフミラー12を透過したレーザ光(ディスク100からの反射光)を受光する。このHD用センサ16には、非点収差法にてフォーカスエラー信号を生成し、且つ、1ビームプッシュプル法にてトラッキングエラー信号を生成できるよう、直交する2つの分割線にて4つの領域に分割されたセンサパターン(4分割センサ)が配されている。
また、DVD用光学系は、DVD用レーザ21と、DVD用回折格子22と、DVD用ハーフミラー23と、DVD用立ち上げミラー24と、DVD用コリメータレンズ25と、DVD用対物レンズ26と、DVD用センサ27から構成される。
DVD用レーザ21は、波長650nm程度の赤色波長のレーザ光を出射する。DVD用回折格子22は、DVD用レーザ21からのレーザ光を3ビームに分割する。DVD用ハーフミラー23は、DVD用回折格子22から入射されるレーザ光の一部をDVD用立ち上げミラー24側に反射し、且つ、DVD用立ち上げミラー24から入射されたレーザ光の一部を透過してDVD用センサ27へと導く。
ここで、DVD用ハーフミラー23は、一定の厚みを有する平板状のガラス材から形成されており、平行な2つの平面のうち、DVD用回折格子22とDVD用立ち上げミラー24に臨む側の平面に、ハーフミラー面が形成されている。DVD用ハーフミラー23は、DVD用立ち上げミラー24から入射されるレーザ光の光軸に対し、一定角度だけ、ディスク面に平行に傾斜するようにして配置されている。このため、DVD用立ち上げミラー24からのレーザ光のうち、DVD用ハーフミラー23を透過してDVD用センサ27に向かうレーザ光には、DVD用ハーフミラー23を透過する際の屈折作用によって非点収差が導入される。なお、本実施の形態では、非点収差法に基づいてDVD用のフォーカスエラー信号が生成される。
DVD用立ち上げミラー24は、DVD用ハーフミラー23によって反射されたレーザ光をDVD用コリメータレンズ25の方向に反射する。DVD用コリメータレンズ25は、DVD用立ち上げミラー24によって反射されたレーザ光を平行光に変換する。DVD用対物レンズ26は、DVD用コリメータレンズ25からのレーザ光をディスク100上に収束させる。
DVD用センサ27は、DVD用ハーフミラー23を透過したレーザ光(ディスク100からの反射光)を受光する。このDVD用センサ27には、非点収差法にてフォーカスエラー信号を生成し、且つ、ディファレンシャルプッシュプル法にてトラッキングエラー信号を生成できるようなセンサパターンが配されている。すなわち、メインビームを受光するために、直交する2つの分割線にて4つの領域に分割されたセンサパターン(4分割センサ)が配され、さらに、2つのサブビームを受光するために、2分割された2対のセンサパターンが配されている。
HD用対物レンズ15とDVD用対物レンズ26は、共通のアクチュエータ可動部30に装着されている。ここで、これら2つの対物レンズは、互いに、一定の距離をおいて、ディスク径に直交する方向に並ぶよう、アクチュエータ可動部30に装着されている。アクチュエータ可動部30は、対物レンズアクチュエータ31によって、トラッキング方向およびフォーカス方向に駆動される。したがって、対物レンズアクチュエータ31を介してHD用対物レンズ15とDVD用対物レンズ26の何れか一方にフォーカスサーボおよびトラッキングサーボを掛けると、制御対象の対物レンズに伴って他方の対物レンズも、フォーカス方向およびトラッキング方向に駆動される。なお、対物レンズアクチュエータ31は、周知の構成を用いることができる。
図2は、対物レンズとディスクの関係を示す図である。上述の如く、本実施の形態では、上記2つの対物レンズのうち、DVD用対物レンズ26の方が、ディスク径(図中、一点鎖線L1で示す)上を移動するよう配置されている。したがって、HD用対物レンズ15は、このディスク径L1から一定距離だけずれた直線(図中、一点鎖線L2で示す)上を移動する。
図3は、HD用センサ16上におけるビームスポットの状態を示す図である。
同図(a)を参照して、HD用対物レンズ15にフォーカスエラーが生じると、HDセンサ16上のビームスポットは、HD用ハーフミラー12による非点収差作用によって、ディスク面に平行な方向と、これに垂直な方向に変形する。従って、HD用センサ16に配された4分割センサの一つの分割線とディスク平面方向の間の角ψを、図示の如く、ψ=45°に設定すれば、非点収差法に基づくフォーカスエラー検出を適正に行うことができる。
同図(b)を参照して、HDセンサ16上のビームスポットに投影されるトラックの方向とディスク平面方向の間の角φは、図2に示すトラック角θ1が最小(θ1min)となるとき、すなわち、HD用対物レンズ15がディスク最外周位置にあるときに、最大となる。このときの角φをφmaxとすると、φmaxは次式で与えられる。
φmax=α−θ1min …(1)
同様に、角φは、同図(c)に示す如く、トラック角θ1が最大(θ1max)となるとき、すなわち、HD用対物レンズ15がディスク最内周位置にあるときに、最小となる。このときの角φをφminとすると、φminは次式で与えられる。
φmin=α−θ1max …(2)
このように、トラック方向とディスク平面方向の間の角φは、HD用対物レンズ15がディスク最内周位置から最外周位置に移動するまでの間に、φmin≦φ≦φmaxの範囲で変化する。
トラッキングエラー信号(プッシュプル信号)を適正に生成するためには、トラック方向を4分割センサの一つの分割線方向に一致させれば良い。従って、同図(a)に示す如く、フォーカスエラー検出を適正に行うために、4分割センサの一つの分割線とディスク平面方向の間の角ψが、ψ=45°に設定される場合には、トラック方向とディスク平面方向の間の角φを、φ=±45°に設定することにより、トラッキングエラー信号(プッシュプル信号)を適正に生成することができる。
しかし、上記の如く、角φは、HD用対物レンズ15の移動に伴って、φmin≦φ≦φmaxの範囲で変化する。このため、角φを、任意の対物レンズ位置において、φ=±45°に設定することはできない。
この場合、φmin=±45°とすると、HD用対物レンズ15が最外周位置に移動した際に、4分割センサの分割線に対するトラック方向のズレ角が大きくなり、トラッキングサーボ特性が劣化する。逆に、φmax=±45°とすると、HD用対物レンズ15が最内周位置に移動した際に、4分割センサの分割線に対するトラック方向のズレ角が大きくなり、トラッキングサーボ特性が劣化する。
これに対し、φminとφmaxの中間角φave、すなわち
φave=α−(θ1max+θ1min)/2 …(3)
を、ψ=45°に一致させれば、HD用対物レンズ15が最内周位置または最外周位置に移動した際の4分割センサの分割線に対するトラック方向のズレ角は、上記の場合に比べて抑制される。従って、φave=±45°に設定することにより、トラッキングサーボ特性の劣化を抑制することができる。
以上のように、φave=±45°に設定することにより、非点収差法に基づくフォーカスエラー検出と、1ビームプッシュプル法に基づくトラッキングエラー検出を円滑に行うことができる。すなわち、図1に示す光学系は、以下の条件を満たす場合に適正なフォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号を導くことができる。
φave=α−(θ1max+θ1min)/2=±45° …(4)
従って、上記式(4)を満たすように、振れ角αと、トラック角θ1max、θ1minを設定することにより、適正なフォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号を導き出せる光学系とすることができる。ここで、トラック角θ1maxとθ1minは、HD用対物レンズ15の法線ズレZの大きさをもって調整できる。従って、振れ角αと法線ズレ量Zが式(4)を満たすよう、HD用光学系の配置を調整すれば、適正なフォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号を導き出すことができる。
以下、図1の光学系において、振れ角αと、トラック角θ1max、θ1min(法線ズレZ)を設定する際の具体的構成例を示す。
本実施例は、上記図1の光学系において、HD用対物レンズ15の法線ズレZが、Z=5mmに固定されている場合に、振れ角αの適正値を求め、HD用光学系の配置を設定するものである。なお、本実施例では、図1に示す光学系と同様、HD用対物レンズ15がDVD用対物レンズ26の右側に配置されている。
HD用対物レンズ15の法線ズレZが5mmの場合、図13(b)を参照して、トラック角θ1の最大値θ1maxと最小値θ1minは、それぞれ、最大値θ1max=13°、最小値θ1min=5°となる。これらを上記式(4)に代入することにより、振れ角αは、α=+54°、−36°となる。
したがって、本実施例では、図2において、振れ角αが+54°または−36°になるよう、HD用レーザ11と、ハーフミラー12と、HD用センサ16が配置される。さらに、HD用センサ16に配された4分割センサの一つの分割線とディスク平面方向の間の角ψが、ψ=45°になるよう、HD用センサ16のセンサ面が調整される。
なお、光学系のコンパクト化等を図る上で、振れ角αを、−45°≦α≦+45°の範囲に制限する場合、振れ角αは、−36°に設定される。この場合、光学系は、図4に示すように構成される。
以下、振れ角αを−36°としたときに生成されるフォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号の検証例(シミュレーション)を示す。
まず、本検証例における設定条件(パラメータの設定値)について説明する。
図5(a)および(b)に、本検証におけるディスク100のパラメータ値と、HD用センサ16のパラメータ値を示す。
図6(a−1)に、本検証におけるトラッキングエラー信号(プッシュプル信号)の生成回路を示す。この構成において、ディスクを回転させつつトラッキングサーボをオフとすると、図6(a−2)に示すプッシュプル信号が生成される。
図6(b−1)に、本検証におけるフォーカスエラー信号(プッシュプル信号)の生成回路を示す。この構成において、HD用対物レンズ15をフォーカス方向に変位させると、図6(b−2)に示すフォーカスエラー信号が生成される。
図7(a)および(b)に、本検証におけるHD用光学系の各種パラメータを示す。本検証において、同図における各種パラメータは、それぞれ、図8に示す値に設定されている。
図9は、本検証において比較例とされるHD用光学系と、そのシミュレーション結果を示す図である。この比較例では、振り角αが+35°に設定されている。比較例において、HD用対物レンズ15の法線ズレZは、本実施例と同様、5mmとされている。また、下段に示す検証結果は、4分割センサの分割線のうち、図6に示すPP分割線を、図3(a)のψ=45°を基準位置として、同図のディスク平面方向に接近および離間する方向に回転させたときのフォーカスエラー信号の信号振幅(FE振幅)とトラッキングエラー信号(プッシュプル信号)の信号振幅(TE振幅)をシミュレーションしたものである。
図9下段の縦軸は、図6(a−2)、(b−2)の信号振幅を標準化して表したものである。また、横軸は、図6に示すPP分割線が、図3(a)のψ=45°の位置にあるときを基準位置(角度=0°)とし、この基準位置から、PP分割線を、同図のディスク平面方向に接近させる方向に回転させたときを正、ディスク平面方向に接近させる方向に回転させたときを負として、PP分割線を回転させたときの回転角を表している。
なお、図9下段において、破線で示されるTE振幅は、HD用対物レンズ15のトラック角θ1が最小値θ1min=5°であるとき(HD用対物レンズ15が最外周位置にあるとき)のTE振幅を示している。また、実線で示されるTE振幅は、HD用対物レンズ15のトラック角θ1が最大値θ1max=13°であるとき(HD用対物レンズ15が最内周位置にあるとき)のTE振幅を示している。
このシミュレーション結果から、HD用センサ16のPP分割線を、フォーカスエラー信号が最良となるよう、ψ=45°の位置に設定すると、トラック角θ1が最大値θ1max=13°にあるときのTE振幅(図中、B参照)が劣化することが分かる。すなわち、HD用対物レンズ15が最内周位置近傍にある場合に、トラッキングエラー信号が劣化することが分かる。
また、HD用センサ16のPP分割線を、フォーカスエラー信号が最良となるよう、ψ=45°の位置に設定すると、トラック角θ1が最小値θ1min=5°から最大値θ1max=13°に変化するに伴って、TE振幅が、同図のAからBの範囲で変動することが分かる。すなわち、HD用対物レンズ15が最外周位置から最内周位置の間を移動する際に、トラッキングエラー信号の振幅が、大きく変動することが分かる。このように、HD用対物レンズ15の位置に応じてTE振幅が大きく変動すると、安定したトラッキングサーボが阻害される。
図10は、本実施例における検証結果を示す図である。本実施例では、上記の如く振り角αが−36°に設定される。また、HD用対物レンズ15の法線ズレZは、5mmである。下段に示す検証結果の縦軸と横軸は、上記比較例にて説明したとおりである。
このシミュレーション結果から、HD用センサ16のPP分割線を、フォーカスエラー信号が最良となるよう、ψ=45°の位置に設定すると、トラック角θ1が最大値θ1max=13°にあるときも、最小値θ1minにあるときも、一様に、ほぼ最良のTE振幅が得られることが分かる。すなわち、HD用対物レンズ15が最内周位置から最外周位置までの何れの位置にあっても、最良のトラッキングエラー信号が得られることが分かる。
また、この場合、トラック角θ1が最小値θ1min=5°から最大値θ1max=13°の範囲で変化しても、上記比較例のようにTE振幅が大きく変化することはない。本実施例によれば、HD用対物レンズ15が最外周位置から最内周位置の間を移動しても、振幅変動のないトラッキングエラー信号を生成することができる。よって、本実施例によれば、安定したトラッキングサーボを実現することができる。
このように、本実施例によれば、HD用センサ16のPP分割線をψ=45°の位置に設定することにより、フォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号の両方を共に劣化なく最良のものとすることができる。また、HD用対物レンズ15の移動に伴ってトラック角θ1が変化しても、トラッキングエラー信号の振幅をほぼ変化なく最高振幅近傍に保持することができる。よって、本実施例によれば、安定したフォーカスサーボ及びトラッキングサーボを実現することができる。
本実施例は、上記図1の光学系において、振れ角αが+35°に固定されている場合に、HD用対物レンズ15の法線ズレZの適正値を求め、HD用光学系の配置を設定するものである。なお、本実施例では、図1に示す光学系と異なり、HD用対物レンズ15がDVD用対物レンズ26の左側に配置されている。
HD用対物レンズ15の振れ角αが+35°の場合、式(4)から、トラック角θ1の最大値θ1maxと最小値θ1minは、次の関係を満たす必要がある。
(θ1max+θ1min)/2=−10°,+80° …(5)
ここで、(θ1max+θ1min)/2=+80°はあり得ないから、結局、最大値θ1maxと最小値θ1minの関係は、次のとおり規定される。
(θ1max+θ1min)/2=−10° …(6)
図13を参照して、θ=Sin-1(Z/r)(r:ディスク中心からHD用対物レンズの半径位置までの距離)であるから、rmin=21.9mmに対応するθ1maxと、rmax=58.0mmに対応するθ1minは、法線ずれZ=5.6mmのとき、それぞれ、θ1min=−14.3°、θ1max=−5.5°となる。このとき、
(θ1max+θ1min)/2=−9.9° …(7)
となり、上記式(6)の関係がほぼ満たされる。
したがって、本実施例では、HD用対物レンズ15が、法線ズレZ=5.6mmとなるよう、DVD用対物レンズ26の左側に配置される。この場合、光学系は、図4に示すように構成される。
図12に、本実施例に従って光学系を構成としたときに生成されるフォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号の検証例(シミュレーション)を示す。なお、検証条件および図12下段に示す検証結果の縦軸、横軸は、上記実施例1の検証例の場合と同様である。
図12下段に示すシミュレーション結果から、HD用センサ16のPP分割線を、フォーカスエラー信号が最良となるよう、ψ=45°の位置に設定すると、トラック角θ1が最大値θ1maxにあるときも、最小値θ1minにあるときも、一様に、ほぼ最良のTE振幅が得られることが分かる。すなわち、HD用対物レンズ15が最内周位置から最外周位置までの何れの位置にあっても、最良のトラッキングエラー信号が得られることが分かる。
また、この場合、トラック角θ1が最大値θ1max=−5.5°から最小値θ1min=−14.3°の範囲で変化しても、上記実施例1における比較例のようにTE振幅が大きく変化することはない。本実施例によれば、HD用対物レンズ15が最外周位置から最内周位置の間を移動しても、振幅変動のないトラッキングエラー信号を生成することができる。よって、本実施例によれば、安定したトラッキングサーボを実現することができる。
このように、本実施例によれば、上記実施例1と同様、HD用センサ16のPP分割線をψ=45°の位置に設定することにより、フォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号の両方を共に劣化なく最良のものとすることができる。また、HD用対物レンズ15の移動に伴ってトラック角θ1が変化しても、トラッキングエラー信号の振幅をほぼ変化なく最高振幅近傍に保持することができる。よって、本実施例によれば、上記実施例1と同様、安定したフォーカスサーボ及びトラッキングサーボを実現することができる。
以上、本発明に係る実施の形態および実施例を説明したが、本発明は、上記実施の形態および実施例に限定されるものではなく、他にも、種々の変更が可能なものである。
たとえば、上記実施の形態では、HD用対物レンズの方に法線ずれが生じる場合を示したが、本発明は、DVD用対物レンズの方に法線ずれが生じる場合にも同様に適用することができる。さらには、HD用対物レンズとDVD用対物レンズの両方に法線ずれが生じる場合にも、本発明を適用することができる。
また、上記実施の形態では、HD用ハーフミラー12を用いるようにしたが、これに代えて、平板状の偏光ミラーを用いることもできる。この場合、偏光ミラーの2つの面のうち、HD用レーザ11からのレーザ光が入射する方の面に偏光膜が形成される。また、偏光ミラーからHD用対物レンズ15までの光路中に、λ/4板が配される。
また、上記実施の形態では、光学系中にコリメータレンズが配されているが、レーザ光が対物レンズに有限系で入射する場合は、コリメータレンズを省略することができる。
この他、上記実施の形態では、HDDVDとDVDの互換型ピックアップおよび光ディスク装置を例示したが、この他のディスクに対する互換型ピックアップおよび光ディスクにも同様に適用することができる。
本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
実施の形態に係る光ピックアップの光学系を示す図 実施の形態に係る対物レンズとディスクの関係を示す図 実施の形態に係るHD用センサ上のビームスポットの状態を示す図 実施例1に係る光ピックアップの光学系を示す図 実施例1における検証条件を説明する図 実施例1における検証条件を説明する図 実施例1における検証条件を説明する図 実施例1における検証条件を説明する図 実施例1における比較例の検証結果を示す図 実施例1における検証結果を示す図 実施例2に係る光ピックアップの光学系を示す図 実施例2における検証結果を示す図 対物レンズに法線ズレが生じた場合の問題を説明する図 光ピックアップの光学系の構成例を示す図
符号の説明
11 HD用レーザ
12 HD用ハーフミラー
14 HD用コリメータレンズ
15 HD用対物レンズ
16 HD用センサ
21 DVD用レーザ
23 HD用ハーフミラー
25 HD用コリメータレンズ
26 HD用対物レンズ
27 HD用センサ
30 アクチュエータ可動部
31 対物レンズアクチュエータ

Claims (6)

  1. 半導体レーザと、
    前記半導体レーザから出射されたレーザ光をディスク上に収束させると共に当該光ピックアップ装置の移動方向に平行な前記ディスクの径Lに対して前記ディスクの平面方向に距離Zだけ離間した位置に配置された第1の対物レンズと、
    前記ディスクから反射された前記レーザ光を受光すると共に直交する2つの分割線にて4つの領域に分割されたセンサパターンを有する光検出器と、
    前記半導体レーザから出射された前記レーザ光を反射して前記第1の対物レンズ側へと導く共に前記ディスクから反射された前記レーザ光を透過して前記光検出器側へと導く平板状の光学部材を備え;
    前記光学部材によって反射され前記第1の対物レンズ側へと導かれる前記レーザ光の光軸が、前記ディスクの前記径Lに直交し且つ前記ディスクの平面方向に平行な直線に対して、前記ディスクの平面方向に振り角αだけ傾斜するとき、この振り角αと前記距離Zを、前記光検出器上における前記ディスクのトラック方向が、前記光学部材による非点収差の導入方向に対して、略45°の角度となるよう調整し、且つ、前記センサパターンの2つの分割線のうち一方を、前記非点収差の導入方向に対して略45°の角度となる直線に整合させた、
    ことを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 請求項1において、
    前記ディスクの中心と前記第1の対物レンズのアクセス位置を結ぶ直線と前記径Lがなす角をトラック角θ1とし、前記第1の対物レンズが前記ディスクの最内周位置にあるときのトラック角θ1をθ1max、前記第1の対物レンズが前記ディスクの最外周位置にあるときのトラック角θ1をθ1minとしたとき、
    α−(θ1max+θ1min)/2=±45°
    を満たすよう、前記振り角αと前記距離Zが設定される、
    ことを特徴とする光ピックアップ装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記第1の対物レンズとは異なる第2の対物レンズをさらに備え、該第2の対物レンズは、前記ディスクの前記径Lに沿う位置に配置される、
    ことを特徴とする光ピックアップ装置。
  4. 請求項3において、
    対物レンズを駆動するアクチュエータを有し、前記第1の対物レンズと前記第2の対物レンズは、同一のアクチュエータ可動部に装着されている、
    ことを特徴とする光ピックアップ装置。
  5. 請求項3または4において、
    前記第2の対物レンズにレーザ光を導き、且つ、ディスクによって反射された該レーザ光を受光するための光学系が、前記半導体レーザ、光検出器および光学部材を有する第1の光学系とは異なる第2の光学系として配されている、
    ことを特徴とする光ピックアップ装置。
  6. 請求項5において、
    前記第1の光学系と前記第2の光学系は、異なる波長のレーザ光をそれぞれ対応するディスクに導く、
    ことを特徴とする光ピックアップ装置。
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