JP2007178727A - 照明装置及びプロジェクタ - Google Patents

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JP2007178727A JP2005377156A JP2005377156A JP2007178727A JP 2007178727 A JP2007178727 A JP 2007178727A JP 2005377156 A JP2005377156 A JP 2005377156A JP 2005377156 A JP2005377156 A JP 2005377156A JP 2007178727 A JP2007178727 A JP 2007178727A
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Mitsuo Nagata
光夫 永田
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Abstract

【課題】ホールド型の空間光変調装置と併せて用いる場合に動画応答性の低下を低減でき
、かつスペックルを低減することが可能な照明装置、及びプロジェクタを提供すること。
【解決手段】ビーム光を供給する光源部11と、ビーム光を第1の方向であるX方向に略
平行なライン状光束に整形する整形光学部である回折光学素子13と、第1の方向に略直
交する第2の方向であるY方向へライン状光束を走査させる走査部である回転プリズム1
5と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置及びプロジェクタ、特に、レーザ光を用いる照明装置の技術に関す
る。
近年、半導体レーザの高出力化や青色半導体レーザの開発に伴い、レーザ光を用いて画
像を表示するプロジェクタやディスプレイが提案されている。レーザ光は、単一波長であ
るため色純度が高い、コヒーレンスが高く整形が容易である等の特徴を有する。レーザ光
源は、従来用いられる超高圧水銀ランプ等と比較して、小型である、瞬時点灯が可能であ
る等の利点を有する。このことから、レーザ光を用いることで、小型な構成により高品質
な画像を表示することが期待されている。従来用いられる超高圧水銀ランプをレーザ光源
に置き換える場合、十分な明るさを得るために、複数のレーザ光源をアレイ状に配置した
アレイレーザを用いることが考えられる。アレイレーザを用いる照明装置の技術は、例え
ば、特許文献1及び特許文献2に提案されている。
特開2003−149594号公報 特開2003−270585号公報
プロジェクタの空間光変調装置として用いられる液晶表示装置や微小ミラーアレイデバ
イスは、画像信号の1フレーム期間において画像の輝度が略一定に保たれる特性を有する
。このようないわゆるホールド型の空間光変調装置を用いる場合、動画を表示する際に生
じる動きぼけにより動画応答性が低下することがある。レーザ光源をホールド型の光変調
装置と組み合わせて用いる場合、かかる動画応答性の低下を低減可能であることが望まれ
る。また、レーザ光はコヒーレンスが高いことから、照射領域において明点及び暗点がラ
ンダムに分布するいわゆるスペックルパターンを生じさせ易い。画像を表示するために拡
大整形されたレーザ光においてスペックルを生じると、ぎらぎらとするちらつき感を観察
者へ与え、画像観賞へ悪影響を及ぼすこととなる。このため、スペックルを低減可能であ
ることも望まれる。本発明は、上述に鑑みてなされたものであり、ホールド型の空間光変
調装置と併せて用いる場合に動画応答性の低下を低減でき、かつスペックルを低減するこ
とが可能な照明装置、及びプロジェクタを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明によれば、ビーム光を供給する
光源部と、ビーム光を第1の方向に略平行なライン状光束に整形する整形光学部と、第1
の方向に略直交する第2の方向へライン状光束を走査させる走査部と、を有することを特
徴とする照明装置を提供することができる。
第1の方向に略平行なライン状光束を第2の方向へ走査させることにより、各瞬間にお
ける照明領域を照明対象の一部とし、かつ第2の方向についてライン状光束を1回走査さ
せる間に照明対象の全体を照明することができる。空間光変調装置を照明対象とする場合
、各瞬間において一部の画素が照明されることとなる。各瞬間において一部の画素が照明
されることで、全画素を一括して照明する場合よりも各画素に対する照明時間を短くする
ことができる。各画素に対する照明時間を短くすることで、ホールド型の空間光変調装置
と併せて照明装置を用いる場合に、動画の動きぼけを低減することが可能となる。また、
各瞬間における照明領域を小さくすることから、第1の方向及び第2の方向についてビー
ム光を拡大させる場合と比較してスペックルを目立たなくすることが可能となる。さらに
、走査部を用いてライン状光束を走査させることにより、照明対象におけるスペックルパ
ターンを変化させることも可能となる。照明対象においてさまざまなスペックルパターン
を重畳させることにより、特定のスペックルパターンの認識をさせにくくすることができ
、効果的にスペックルの低減を図れる。これにより、ホールド型の空間光変調装置と併せ
て用いる場合に動画応答性の低下を低減でき、かつスペックルを低減することが可能な照
明装置を得られる。
また、本発明の好ましい態様としては、整形光学部は、ライン状光束の光量分布を略均
一にすることが望ましい。光量分布が略均一にされたライン状光束を走査させることによ
り、略均一な光量分布の照明光を得られる。
また、本発明の好ましい態様としては、整形光学部は、回折によりビーム光をライン状
光束に整形する回折光学素子を有することが望ましい。回折光学素子を用いることで、簡
易な構成により、照明対象の形状に合わせたレーザ光の照射領域の整形ができる。回折光
学素子を用いることで、光量分布の均一化も行うことができる。
また、本発明の好ましい態様としては、整形光学部からのライン状光束を平行化させる
平行化光学部を有することが望ましい。これにより、照明対象へ平行化された光を入射さ
せることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、整形光学部と平行化光学部との間の光路中でラ
イン状光束を集束させる集束光学部を有し、走査部は、整形光学部と平行化光学部との間
の光路中に設けられることが望ましい。ライン状光束は、整形光学部と平行化光学部との
間の光路中で一旦集束した後、拡散する。整形光学部と平行化光学部との間で集束された
ライン状光束を走査部へ入射させる構成とすることで、走査部を小型にすることが可能に
なる。これにより、走査部の駆動モータを小型化し、消費電力を低減することができる。
また、走査部及びその周辺の各部を小型にでき、コスト低減及び照明装置の小型化を図れ
る。
また、本発明の好ましい態様としては、走査部は、回転軸を中心として回転しながらラ
イン状光束を透過させる回転プリズムを有することが望ましい。これにより、簡易な構成
により、ライン状光束を走査させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、走査部は、回転軸を中心として回転しながらラ
イン状光束を反射させる反射ミラーを有することが望ましい。これにより、簡易な構成に
より、ライン状光束を走査させることができる。また、反射ミラーで光路を折り曲げる構
成とすることで、照明装置の全光路にて光を直進させる場合よりも照明装置の全長を短く
することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、反射ミラーは、ライン状光束を略90度折り曲
げて走査させることが望ましい。これにより、照明装置をコンパクトな構成とすることが
できる。
また、本発明の好ましい態様としては、光源部は、同色かつ複数のビーム光を供給する
ことが望ましい。同色とは、互いに同一又は近似する波長領域を有することをいうものと
する。これにより、同色のビーム光の光量を増加させ、かつ、ビーム光ごとのスペックル
パターンを重畳させることでスペックルを低減できる。
また、本発明の好ましい態様としては、光源部は、ビーム光であるレーザ光を供給する
ことが望ましい。レーザ光源は、発光面積と放射角の積であるエテンデューが非常に小さ
いことを特徴とする。レーザ光は、容易に絞ることが可能であるから、動画応答性の低下
を低減可能とするまで照明対象における照射領域を十分に狭めることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、互いに異なる色光を供給する複数の光源部を有
し、走査部は、複数の光源部からの色光を走査させることが望ましい。走査部により複数
の色光を走査させる構成とすることで、色光ごとに走査部を設ける場合と比較して、照明
装置の部品点数を減少させ、照明装置を低コストかつ小型にすることができる。
さらに、本発明によれば、上記の照明装置と、照明装置からの光を画像信号に応じて変
調する空間光変調装置と、を有することを特徴とするプロジェクタを提供することができ
る。上記の照明装置を用いることにより、ホールド型の空間光変調装置を用いる場合に動
画応答性の低下を低減でき、かつスペックルを低減することが可能である。これにより、
動画のぼけやスペックルが低減された高品質な画像を表示可能なプロジェクタを得られる
以下に図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る照明装置10の概略構成を示す。光源部11には、端
面発光型の5つの半導体レーザ12が設けられている。各半導体レーザ12は、ビーム光
である同色のレーザ光を供給する。同色とは、互いに同一又は近似する波長領域を有する
ことをいうものとする。5つの半導体レーザ12は、第1の方向であるX方向に並列され
ている。光源部11は、同色かつ5つのレーザ光を供給する。なお、光源部11は、半導
体レーザ12からのレーザ光の波長を変換する波長変換素子、例えば、第二高調波発生(
Second-Harmonic Generation;SHG)素子を用いても良い。また、光源部11としては、5
つの発光部を並列させた面発光型半導体レーザを用いても良い。さらに、光源部11には
、半導体レーザに代えて、半導体レーザ励起固体(Diode Pumped Solid State;DPSS)レ
ーザや、固体レーザ、液体レーザ、ガスレーザ等を用いても良い。
回折光学素子13は、レーザ光を回折させることにより、レーザ光を第1の方向である
X方向に略平行なライン状光束に整形する整形光学部である。また、回折光学素子13は
、5つのレーザ光をコリメータ14で重畳させることにより、レーザ光の光量分布を略均
一にする。回折光学素子13としては、例えば、計算機合成ホログラム(Computer Gener
ated Hologram;CGH)を用いることができる。整形光学部としては、回折光学素子13に
代えて、各レーザ光を拡散及び重畳させるレンズアレイを用いても良い。コリメータ14
は、回折光学素子13からのライン状光束を平行化させる平行化光学部である。回折光学
素子13は、図2に示すXZ平面において、5つのレーザ光によるライン状光束をコリメ
ータ14上にて重畳させる。コリメータ14としては、CGH等の回折光学素子や、レン
ズを用いることができる。
図1に戻って、回転プリズム15は、コリメータ14と照明対象Iとの間の光路中に設
けられている。回転プリズム15は、第1の方向に略直交する第2の方向であるY方向へ
ライン状光束を走査させる走査部である。回転プリズム15は、YZ断面が正方形をなす
直方体形状を有する硝子部材を備える。回転プリズム15は、X軸に略平行な回転軸16
を中心として回転可能に形成されている。回転プリズム15は、回転軸16を中心として
回転しながらライン状光束を透過させる。
図3は、回転プリズム15を回転させることによるライン状光束の変位について説明す
るものである。図3の上段に示すように、回転プリズム15の入射面に対して略直交する
ようにライン状光束が入射する場合、回転プリズム15は、ライン状光束を屈折させず、
直進させる。次に、図3の中段に示すように、回転プリズム15が時計回りに回転したと
する。この場合、回転プリズム15の入射面に対してライン状光束が斜めに入射すること
から、ライン状光束は、回転プリズム15の入射面及び出射面で屈折作用を受ける。回転
プリズム15は、回転プリズム15への入射時よりもマイナスY側である下側にライン状
光束をシフトさせる。回転プリズム15を時計回りに回転させることにより、ライン状光
束は、下向きに走査する。
次に、回転プリズム15がさらに時計回りに回転することにより、図3の下段に示すよ
うに、図3の中段のときとは回転プリズム15の傾きが逆の状態になったとする。この場
合、ライン状光束は、図3の中段のときとは逆向きに屈折される。回転プリズム15は、
回転プリズム15への入射時よりもプラスY側である上側にライン状光束をシフトさせる
。そして、回転プリズム15を時計回りに回転させることにより、ライン状光束は、下向
きに走査する。回転プリズム15のこのような回転を繰り返すことにより、ライン状光束
は、Y方向への走査を繰り返す。回転プリズム15は、例えばモータを用いて回転させる
ことができる。回転プリズム15を用いることで、簡易な構成により、ライン状光束を走
査させることができる。
図4は、照明対象Iにおける照明領域ARについて説明するものである。X方向に略平
行なライン状光束をY方向へ走査させることにより、各瞬間における照明領域ARを照明
対象Iの一部とし、かつY方向についてライン状光束を1回走査させる間に照明対象Iの
全体を照明することができる。空間光変調装置を照明対象Iとする場合、各瞬間において
一部の画素が照明されることとなる。各瞬間において一部の画素が照明されることで、全
画素を一括して照明する場合よりも各画素に対する照明時間を短くすることができる。
画像信号の1フレーム期間において画像の輝度が略一定に保たれるホールド型の表示装
置の場合、CRT等のいわゆるインパルス型の表示装置と比較して、動画を表示する際に
生じる動きぼけにより動画応答性が低下することがある。動画の動きぼけについての詳細
は、例えば、T.Kurita著「Moving Picture Quality Improvement for Hold-Type AM-LCDs
(SID 01 DIGEST,35.1)」や、特開平9−325715号公報に記載されている。ホール
ド型の空間光変調装置と併せて本発明の照明装置10を用いる場合、各画素に対する照明
時間を短くすることで、動画の動きぼけを低減することが可能となる。
各画素に対する照明時間は、全画素を一括して照明する場合の8分の1以下、例えばお
よそ10%とすることが望ましい。照明対象Iの幅mに対する照明領域ARの幅dは、各
画素に対する照明時間が、全画素を一括して照明する場合のおよそ10%となるように決
定することができる。全画素を一括して照明する場合の8分の1以下にまで各画素に対す
る照明時間を短縮することにより、CRTの動画応答性と同程度の動画応答性を得ること
が可能となる。
回転プリズム15(図1参照。)は、照明対象Iである空間光変調装置への映像データ
の書き込みに同期させてライン状光束を走査させる。また、回転プリズム15によりライ
ン状光束を走査させる位置は、空間光変調装置のうち、次の映像データが書き込まれる直
前の画素の位置とすることが望ましい。これにより、動画の動きぼけを十分低減すること
が可能となる。
半導体レーザ12は、発光面積と放射角の積であるエテンデューが非常に小さいことを
特徴とする。レーザ光は、容易に絞ることが可能であるから、全画素を一括して照明する
場合のおよそ10%にまで各画素の照明時間を短縮するように、照明対象Iにおける照明
領域ARを狭めることが十分可能である。レーザ光を用いる場合、一部のレーザ光を遮る
スリット等を用いること無く照明領域を十分に狭めることができるため、光利用効率の低
下を低減し、消費電力を低減することができる。また、光源部11の高速点滅を行うこと
無く、照明対象Iを間欠照明する場合と同様の効果を得ることも可能となる。
また、各瞬間における照明領域を小さくすることにより、X方向及びY方向についてレ
ーザ光を拡大させる場合と比較してスペックルを目立たなくすることが可能となる。さら
に、回転プリズム15を用いてライン状光束を走査させることにより、照明対象Iにおけ
るスペックルパターンを変化させることも可能となる。照明対象Iにおいてさまざまなス
ペックルパターンを重畳させることにより、特定のスペックルパターンの認識をさせにく
くすることができ、効果的にスペックルの低減を図れる。これにより、ホールド型の空間
光変調装置と併せて用いる場合に動画応答性の低下を低減でき、かつスペックルを低減す
ることができるという効果を奏する。
なお、光源部11は、5つの半導体レーザ12をX方向に並列させる構成に限られない
。複数の半導体レーザ12を並列させる構成であれば良い。また、X方向のみならず、Y
方向について半導体レーザ12を並列させる構成であっても良い。この場合、照明装置1
0は、第1の方向であるY方向に略平行なライン状光束を第2の方向であるX方向へ走査
させる構成とすることができる。さらに、光源部11は、X方向及びY方向について半導
体レーザ12をアレイ状に並列させる構成であっても良い。この場合、回折光学素子13
は、X方向及びY方向についてアレイ状に並列する複数のレーザ光をライン状光束に整形
させる構成とすることができる。走査部としては、回転プリズム15に限られず、音響光
学素子(AOC)や、以下の変形例2等にて説明する反射ミラーを用いても良い。
図5は、本実施例の変形例1に係る照明装置20の概略構成を示す。本変形例の照明装
置20は、集束光学部により、整形光学部と平行化光学部との間の光路中でライン状光束
を集束させることを特徴とする。回折光学素子13の出射側には、コリメータ26及び集
束光学部27が設けられている。走査部である回転プリズム25は、整形光学部である回
折光学素子13と平行化光学部であるコリメータ24との間の光路中であって、集束光学
部27及びコリメータ24の間に設けられている。
回折光学素子13は、5つのレーザ光をコリメータ26で重畳させる。コリメータ26
は、回折光学素子13からのライン状光束を平行化させる。集束光学部27は、回転プリ
ズム25の位置又はその近傍においてライン状光束を集束させる。コリメータ26及び集
束光学部27としては、CGH等の回折光学素子や、レンズを用いることができる。回転
プリズム25は、第1の方向に略直交する第2の方向であるY方向へライン状光束を走査
させる。回転プリズム25は、回転軸16を中心として回転しながらライン状光束を透過
させる。
回転プリズム25の位置又はその近傍において集束されたライン状光束はその後拡散す
ることにより、照明対象Iの幅にまで引き伸ばされる。照明対象Iの幅にまで引き伸ばさ
れたライン状光束は、コリメータ24で平行化された後照明対象Iへ入射する。集束光学
部27とコリメータ24との間で集束されたライン状光束を回転プリズム25へ入射させ
る構成とすることで、照明対象Iと略同じ幅のライン状光束を回転プリズムへ入射させる
場合と比較して、回転プリズム25を小型にすることが可能になる。これにより、回転プ
リズム25の駆動モータを小型化し、消費電力を低減することができる。また、回転プリ
ズム25及びその周辺の各部を小型にでき、コスト低減及び照明装置20の小型化を図れ
る。
図6は、本実施例の変形例2に係る照明装置30の概略構成を示す。本変形例の照明装
置30は、回転プリズムに代えて、ライン状光束を走査させる反射ミラー35を有するこ
とを特徴とする。反射ミラー35は、第1の方向に略平行な回転軸36を中心として回転
しながらライン状光束を反射させる。反射ミラー35は、第1の方向に略直交する第2の
方向へライン状光束を走査させる走査部である。反射ミラー35は、平行平板である基板
に高反射性部材をコーティングすることにより形成できる。反射ミラー35で光路が折り
曲げられるため、本変形例の照明装置30は、反射ミラー35から見て光源部11側に設
けられた照明対象Iへ光を出射させる。
回転軸36を中心として反射ミラー35を図中の矢印方向へ回転させることにより、照
明対象Iにおいてライン状光束を下向きに移動させることができる。ライン状光束が照明
対象Iの下端部に到達した次の瞬間、反射ミラー35を矢印とは逆方向へ回転させること
により、ライン状光束を照明対象Iの上端部に移動させる。そして、反射ミラー35は、
再び矢印方向へ回転することで、ライン状光束を下向きに移動させる。このように、反射
ミラー35は、第2の方向について特定の向き、例えば下方向へライン状光束を走査させ
るフライバック走査を繰り返す。この他、反射ミラー35は、ライン状光束を上下に往復
走査させるように、往復回転を繰り返すこととしても良い。このようにして、照明対象I
にてライン状光束を走査させることができる。
反射ミラー35を用いることにより、簡易な構成により、ライン状光束を走査させるこ
とができる。また、反射ミラー35にて光路を折り曲げる構成とすることで、照明装置の
全光路にて光を直進させる場合よりも照明装置30の全長を短くすることができる。なお
、反射ミラー35に代えて、回転軸を中心として複数のミラー片を回転させるポリゴンミ
ラーを用いても良い。また、図7に示す照明装置40のように、集束光学部27により、
反射ミラー45の位置又はその近傍においてライン状光束を集束させることとしても良い
。反射ミラー45は、集束光学部27とコリメータ24との間の光路中に設けられる。反
射ミラー45は、第1の方向に略平行な回転軸46を中心として回転しながらライン状光
束を反射させる。
反射ミラー45の位置又はその近傍において集束されたライン状光束はその後拡散する
ことにより、照明対象Iの幅にまで引き伸ばされる。照明対象Iの幅にまで引き伸ばされ
たライン状光束は、コリメータ24で平行化された後照明対象Iへ入射する。集束光学部
27とコリメータ24との間で集束されたライン状光束を反射ミラー45へ入射させる構
成とすることで、反射ミラー45を小型にすることが可能になる。これにより、反射ミラ
ー45の動作応答性を大幅に改善でき、駆動モータの小型化、及び消費電力の低減を図れ
る。また、反射ミラー45及びその周辺の各部を小型にでき、コスト低減及び照明装置4
0の小型化を図れる。
さらに、図8に示す照明装置50のように、反射ミラー45により、ライン状光束を略
90度折り曲げて走査させる構成としても良い。反射ミラー45は、集束光学部27から
の光を略90度折り曲げる方向を中心としてライン状光束を走査させる。かかる構成によ
り、照明装置50をコンパクトな構成とすることができる。
図9は、本発明の実施例2に係るプロジェクタ100の概略構成を示す。プロジェクタ
100は、観察者側に設けられたスクリーン96に光を供給し、スクリーン96で反射す
る光を観察することで画像を鑑賞する、いわゆるフロント投写型のプロジェクタである。
プロジェクタ100は、上記実施例1に係る照明装置10と同様に構成された各色光用照
明装置10R、10G、10Bを備えることを特徴とする。
赤色光(以下、「R光」という。)用照明装置10Rに設けられたR光用光源部11R
は、R光を供給する。緑色光(以下、「G光」という。)用照明装置10Gに設けられた
G光用光源部11Gは、G光を供給する。青色光(以下、「B光」という。)用照明装置
10Bに設けられたB光用光源部11Bは、B光を供給する。プロジェクタ100は、互
いに異なる色光であるR光、G光、B光を供給する複数の光源部11R、11G、11B
を有する。
R光用照明装置10Rは、照明対象であるR光用空間光変調装置90RへR光を供給す
る。R光用空間光変調装置90Rは、R光を画像信号に応じて変調する透過型液晶表示装
置である。R光用空間光変調装置90Rで変調されたR光は、色合成光学系であるクロス
ダイクロイックプリズム92に入射する。G光用照明装置10Gは、照明対象であるG光
用空間光変調装置90GへG光を供給する。G光用空間光変調装置90Gは、G光を画像
信号に応じて変調する透過型液晶表示装置である。G光用空間光変調装置90Gで変調さ
れたG光は、色合成光学系であるクロスダイクロイックプリズム92に入射する。B光用
照明装置10Bは、照明対象であるB光用空間光変調装置90BへB光を供給する。B光
用空間光変調装置90Bは、B光を画像信号に応じて変調する透過型液晶表示装置である
。B光用空間光変調装置90Bで変調されたB光は、色合成光学系であるクロスダイクロ
イックプリズム92に入射する。
クロスダイクロイックプリズム92は、互いに略直交するように配置された2つのダイ
クロイック膜92a、92bを有する。第1ダイクロイック膜92aは、R光を反射し、
G光及びB光を透過する。第2ダイクロイック膜92bは、B光を反射し、G光及びR光
を透過する。このように、クロスダイクロイックプリズム92は、各空間光変調装置90
R、90G、90Bでそれぞれ変調されたR光、G光及びB光を合成する。投写光学系9
4は、クロスダイクロイックプリズム92で合成された光をスクリーン96に投写する。
プロジェクタ100は、上記実施例1の照明装置10と同様に構成された各色光用照明
装置10R、10G、10Bを有することから、ホールド型の各空間光変調装置90R、
90G、90Bを用いても動画応答性の低下を低減でき、かつスペックルを低減すること
が可能である。これにより、動画のぼけやスペックルが低減された高品質な画像を表示す
ることができるという効果を奏する。プロジェクタ100は、上記実施例1の照明装置1
0を用いる他、上記実施例1で説明した他の照明装置を用いることとしても同様の効果を
得ることができる。
なお、各光源部11R、11G、11Bを離して設ける構成に限られず、図10に示す
プロジェクタ110のように、各光源部11R、11G、11Bを一体として設ける構成
としても良い。回折光学素子103は、各光源部11R、11G、11Bの出射側に設け
られている。R光用光源部11RからのR光は、回折光学素子103を透過した後、反射
部106で光路を略90度折り曲げられた後、R光用コリメータ104Rへ入射する。R
光用コリメータ104RからのR光は、2つの反射部106を経てR光用回転プリズム1
05Rへ入射する。R光用回転プリズム105Rは、R光用空間光変調装置90RにてR
光を走査させる。R光用回転プリズム105Rは、反射部106及びR光用空間光変調装
置90Rの間の他、2つの反射部106の間や、R光用コリメータ104Rと反射部10
6の間等、いずれの位置に設置することとしても良い。
G光用光源部11GからのG光は、回折光学素子103を透過した後直進し、G光用コ
リメータ104Gへ入射する。G光用コリメータ104GからのG光は、G光用回転プリ
ズム105Gへ入射する。G光用回転プリズム105Gは、G光用空間光変調装置90G
にてG光を走査させる。B光用光源部11RからのB光は、回折光学素子103を透過し
た後、反射部106で光路を略90度折り曲げられた後、B光用コリメータ104Bへ入
射する。B光用コリメータ104BからのB光は、2つの反射部106を経てB光用回転
プリズム105Bへ入射する。B光用回転プリズム105Bは、B光用空間光変調装置9
0BにてB光を走査させる。B光用回転プリズム105Bは、反射部106及びB光用空
間光変調装置90Bの間の他、2つの反射部106の間や、B光用コリメータ104Bと
反射部106の間等、いずれの位置に設置することとしても良い。
さらに、図11に示すプロジェクタ120のように、回折光学素子103からの各色光
を一つの回転プリズム115により走査させることとしても良い。回転プリズム115は
、複数の光源部11R、11G、11Bからの色光を走査させる走査部である。回転プリ
ズム115は、回折光学素子103の出射側に設けられている。回転プリズム115を透
過したR光は、反射部106で光路を略90度折り曲げられた後、R光用コリメータ10
4Rへ入射する。R光用コリメータ104RからのR光は、2つの反射部106を経てR
光用空間光変調装置90Rへ入射する。
回転プリズム115を透過したG光は、そのまま直進し、G光用コリメータ104Gへ
入射する。G光用コリメータ104GからのG光は、G光用空間光変調装置90Gへ入射
する。回転プリズム115を透過したB光は、反射部106で光路を略90度折り曲げら
れた後、B光用コリメータ104Bへ入射する。B光用コリメータ104BからのB光は
、2つの反射部106を経てB光用空間光変調装置90Bへ入射する。回転プリズム11
5により複数の色光を走査させる構成とすることで、色光ごとに回転プリズムを設ける場
合と比較して、プロジェクタ120の部品点数を減少させ、プロジェクタ120を低コス
トかつ小型にすることができる。
なお、R光用コリメータ104Rは、図11に示す2つの反射部106の間に設ける場
合に限られない。R光用空間光変調装置90Rにおいてライン状光束を正しく走査可能で
あれば、R光用コリメータ104Rは、回転プリズム115及びR光用空間光変調装置9
0Rの間の光路中のいずれの位置に設置することとしても良い。B光用コリメータ104
Bについても同様に、回転プリズム115及びB光用空間光変調装置90Bの間の光路中
のいずれの位置に設置することとしても良い。
さらに、図12に示すプロジェクタ130のように、回折光学素子103からの各色光
を一つの反射ミラー135により走査させることとしても良い。プロジェクタ130に設
けられた回折光学素子103は、各光源部11R、11G、11Bの出射側に設けられて
いる。コリメータ104は、回折光学素子103を出射した各色光を平行化する。コリメ
ータ104を透過した各色光は、反射ミラー135へ入射する。
図13は、図12の紙面に略垂直な平面におけるR光の光路について説明するものであ
る。R光用光源部11RからのR光は、回折光学素子103及びコリメータ104を透過
した後、反射ミラー135によりそれまでとは逆向きに光路を折り曲げられる。反射ミラ
ー135を反射したR光は、反射部106へ入射する。図12に戻って、反射ミラー13
5からのR光は、3つの反射部106を経てR光用空間光変調装置90Rへ入射する。B
光用光源部11BからのB光についても、R光と同様の光路を経てB光用空間光変調装置
90Bへ入射する。
図14は、図12の紙面に略垂直な平面におけるG光の光路について説明するものであ
る。G光用光源部11GからのG光は、回折光学素子103及びコリメータ104を透過
した後、反射ミラー135によりそれまでとは逆向きに光路を折り曲げられる。反射ミラ
ー135を反射したG光は、2つの反射部106Gでの反射によりさらに行き来を繰り返
す。2つの反射部106Gを経たG光は、G光用空間光変調装置90Gへ入射する。2つ
の反射部106Gは、R光、B光との光路長の差を調整するために設けられている。
かかる構成により、一つの反射ミラー135を用いて各色光のライン状光束を走査させ
ることができる。反射ミラー135により複数の色光を走査させる構成とすることで、色
光ごとに反射ミラーを設ける場合と比較して、プロジェクタ130の部品点数を減少させ
、プロジェクタ130を低コストかつ小型にすることができる。プロジェクタ130は、
上記実施例1の照明装置30(図6参照。)と同様の構成を用いる他、上記実施例1で説
明した他の照明装置と同様の構成を用いることとしても同様の効果を得ることができる。
例えば、図8の照明装置50と同様の構成を用いる場合、反射ミラー135により各色光
を略90度折り曲げる構成とすることができる。
本実施例の各プロジェクタは、3つの透過型液晶表示装置を設けた、いわゆる3板式の
プロジェクタに限らず、例えば、一つの透過型液晶表示装置を設けたプロジェクタや、反
射型液晶表示装置を用いたプロジェクタとしても良い。また、各色光用空間光変調装置9
0R、90G、90Bは、液晶表示装置の他、微小なミラーを駆動させる微小ミラーアレ
イデバイスとしても良い。プロジェクタは、フロント投写型のプロジェクタに限られず、
スクリーンの一方の面にレーザ光を供給し、スクリーンの他方の面から出射される光を観
察することで画像を鑑賞する、いわゆるリアプロジェクタとしても良い。
以上のように、本発明に係る照明装置は、レーザ光を用いて画像を表示するプロジェク
タの照明装置として適している。
本発明の実施例1に係る照明装置の概略構成を示す図。 光源部からコリメータまでの各部の平面構成を示す図。 回転プリズムを用いたライン状光束の変位について説明する図。 照明対象における照明領域について説明する図。 実施例1の変形例1に係る照明装置の概略構成を示す図。 実施例1の変形例2に係る照明装置の概略構成を示す図。 反射ミラーの位置又はその近傍でライン状光束を集束させる構成を示す図。 反射ミラーによりライン状光束を略90度折り曲げる構成を示す図。 本発明の実施例2に係るプロジェクタの概略構成を示す図。 各光源部を一体として設ける構成を示す図。 各色光を一つの回転プリズムにより走査させる構成を示す図。 各色光を一つの反射ミラーにより走査させる構成を示す図。 R光の光路について説明する図。 G光の光路について説明する図。
符号の説明
10 照明装置、11 光源部、12 半導体レーザ、13 回折光学素子、14 コ
リメータ、15 回転プリズム、16 回転軸、I 照明対象、AR 照明領域、20
照明装置、24 コリメータ、25 回転プリズム、26 コリメータ、27 集束光学
部、30 照明装置、35 反射ミラー、36 回転軸、40 照明装置、45 反射ミ
ラー、46 回転軸、50 照明装置、100 プロジェクタ、10R R光用照明装置
、10G G光用照明装置、10B B光用照明装置、11R R光用光源部、11G
G光用光源部、11B B光用光源部、90R R光用空間光変調装置、90G G光用
空間光変調装置、90B B光用空間光変調装置、92 クロスダイクロイックプリズム
、92a 第1ダイクロイック膜、92b 第2ダイクロイック膜、94 投写光学系、
96 スクリーン、110 プロジェクタ、103 回折光学素子、104R R光用コ
リメータ、104G G光用コリメータ、104B B光用コリメータ、105R R光
用回転プリズム、105G G光用回転プリズム、105B B光用回転プリズム、10
6 反射部、120 プロジェクタ、115 回転プリズム、130 プロジェクタ、1
06G 反射部、135 反射ミラー

Claims (12)

  1. ビーム光を供給する光源部と、
    前記ビーム光を第1の方向に略平行なライン状光束に整形する整形光学部と、
    前記第1の方向に略直交する第2の方向へ前記ライン状光束を走査させる走査部と、を
    有することを特徴とする照明装置。
  2. 前記整形光学部は、前記ライン状光束の光量分布を略均一にすることを特徴とする請求
    項1に記載の照明装置。
  3. 前記整形光学部は、回折により前記ビーム光を前記ライン状光束に整形する回折光学素
    子を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記整形光学部からの前記ライン状光束を平行化させる平行化光学部を有することを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明装置。
  5. 前記整形光学部と前記平行化光学部との間の光路中で前記ライン状光束を集束させる集
    束光学部を有し、
    前記走査部は、前記整形光学部と前記平行化光学部との間の光路中に設けられることを
    特徴とする請求項4に記載の照明装置。
  6. 前記走査部は、回転軸を中心として回転しながら前記ライン状光束を透過させる回転プ
    リズムを有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の照明装置。
  7. 前記走査部は、回転軸を中心として回転しながら前記ライン状光束を反射させる反射ミ
    ラーを有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の照明装置。
  8. 前記反射ミラーは、前記ライン状光束を略90度折り曲げて走査させることを特徴とす
    る請求項7に記載の照明装置。
  9. 前記光源部は、同色かつ複数の前記ビーム光を供給することを特徴とする請求項1〜8
    のいずれか一項に記載の照明装置。
  10. 前記光源部は、前記ビーム光であるレーザ光を供給することを特徴とする請求項1〜9
    のいずれか一項に記載の照明装置。
  11. 互いに異なる色光を供給する複数の前記光源部を有し、
    前記走査部は、前記複数の光源部からの前記色光を走査させることを特徴とする請求項
    1〜10のいずれか一項に記載の照明装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の照明装置と、
    前記照明装置からの光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、を有することを
    特徴とするプロジェクタ。
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