JP2007176392A - ハイブリッド車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃費やエミッションの悪化を抑制しつつ、かつ高速または高負荷運転が実現できるハイブリッド車両を提供する。
【解決手段】ハイブリッド車両100は、車輪2を駆動するモータジェネレータMG2と、車輪2を駆動するためにモータジェネレータMG2と併用されるエンジン4と、エンジン4を停止させた状態で車両を走行させるEVモードと内燃機関を運転させた状態で車両を走行させるHVモードとを切換える制御を行なう制御装置60とを備える。制御装置60は、EVモードからHVモードに切換えるタイミングを予測し、予測したタイミングより前にエンジン4に運転する準備を行なわせる。好ましくは、制御装置60は、準備として、エンジン4に暖機運転を行なわせる。
【選択図】図1

Description

この発明は、ハイブリッド車両に関し、特に車輪を駆動するために回転電機と内燃機関とを併用するハイブリッド車両に関する。
近年、環境に配慮した自動車としてハイブリッド自動車が大きく注目されている。ハイブリッド自動車は、従来のエンジンに加え、蓄電装置(バッテリ)とインバータとインバータによって駆動される電動機(モータ)とを動力源とする自動車である。
このようなハイブリッド自動車では、蓄電装置の充電状態が所定値より小さくなったり、また車両に対して大きな加速や高速走行が要求されたりしたような場合にはエンジンを運転させた状態で走行を行なうハイブリッド自動車(HV)モードで走行を行ない、発進時や蓄電装置の充電状態が十分である場合にはエンジンを停止させた状態でモータのみで走行を行なわせる電気自動車(EV)モードで走行を行なうものがある。
このような車両では、エンジンが走行中であっても始動および停止を繰返すような場合が考えられる。しかしながら、エンジンおよびその周辺の暖機が不十分な状態でエンジンに高負荷運転を行なわせるとエミッションの低下および燃費の悪化を招く恐れがある。
特開2005−146910号公報(特許文献1)は、排気ガスを浄化する触媒の周りに触媒加熱器を設け、車両がEVモードで運転している間に触媒を暖機しておき、触媒暖機が終了した後にHVモードに移行する車両について開示している。
特開2005−146910号公報 特開2004−324613号公報 特開2002−156031号公報 特開2002−245587号公報 特開2003−269208号公報
近年、運転者が外部から充電可能なハイブリッド車両について検討がなされている。このような車両では、搭載する蓄電装置の充電容量が大きく設定され、たとえば商用電力や太陽光発電で得た電力で蓄電装置が充電される。すると、通常はモータの出力のみで走行を行なう場合が多くなると考えられる。バッテリの充電状態が十分である場合には、エンジンが運転されるのは高速走行時や高負荷状態の走行時という特定の条件のみとなる。
しかしながら、高速走行や高負荷状態の走行が要求されてからエンジンや触媒を暖機して走行するのでは、運転者の要求に対して時間的遅れが発生し応答性がよくない車となってしまう。
一方、エンジンや触媒の暖機が十分でないままエンジンを高負荷で運転させると、燃焼が悪く燃費およびエミッションの悪化を招く。また潤滑油の循環も不十分であることにより、焼付きなどによりエンジンが故障する可能性があるという問題がある。
この発明の目的は、燃費やエミッションの悪化を抑制しつつ、かつ高速または高負荷運転が実現できるハイブリッド車両を提供することである。
この発明は、要約すると、ハイブリッド車両であって、車輪を駆動する回転電機と、車輪を駆動するために回転電機と併用される内燃機関と、内燃機関を停止させた状態で車両を走行させるEVモードと内燃機関を運転させた状態で車両を走行させるHVモードとを切換える制御を行なう制御装置とを備える。制御装置は、EVモードからHVモードに切換える切換タイミングを予測し、予測した切換タイミングより前に内燃機関を運転するための準備を指令する。
好ましくは、ハイブリッド車両は、車外と通信を行ない車両の走行に関する情報を得る情報機器をさらに備える。制御装置は、情報機器が得た情報に基づいて切換タイミングを予測する。
より好ましくは、情報機器は、高速道路の出入口に設置される料金徴収装置と通信し、高速道路外から高速道路にハイブリッド車両が侵入する地点が近いことを情報として制御装置に与える。
より好ましくは、情報機器は、道路地図情報からハイブリッド車両の走行経路を案内するカーナビゲーション装置である。制御装置は、カーナビゲーション装置が指示する走行経路上にHVモードの走行を必要とする部分があるときに部分に到達する予想時刻からEVモードからHVモードに切換えるタイミングを予測する。
より好ましくは、情報機器は、道路地図情報からハイブリッド車両の走行経路を案内し、かつ渋滞情報を受信するカーナビゲーション装置である。制御装置は、カーナビゲーション装置が指示する走行経路上にHVモードの走行を必要とする部分があり、かつカーナビゲーション装置が現在位置を渋滞地点と判断した場合に、その部分を走行中に渋滞区間を抜ける予想時刻からEVモードからHVモードに切換えるタイミングを予測する。
好ましくは、制御装置は、準備として、内燃機関に暖機運転を行なわせる。
好ましくは、ハイブリッド車両は、内燃機関からの排気を浄化する触媒装置をさらに備える。制御装置は、準備として、触媒装置の予熱を行なわせる。
好ましくは、ハイブリッド車両は、回転電機を駆動する駆動部と、駆動部を冷却する第1の冷却系と、内燃機関を冷却し、第1の冷却系とは独立して運転される第2の冷却系とをさらに備える。
好ましくは、ハイブリッド車両は、回転電機に対して電力を供給する、運転者が外部から充電可能な蓄電装置をさらに備える。
本発明によれば、燃費やエミッションの悪化を抑制しつつ、かつ高速または高負荷運転が実現できるハイブリッド車両を実現できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明を繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態に係る車両100の構成を示したブロック図である。
図1を参照して、車両100は、エンジン4と、エンジン4の吸気側に設けられるエアクリーナ5と、エアフローメータ6と、電子制御スロットル7と、吸気通路8と、エンジン4に取付けられ、エンジン4の冷却水通路を流れる冷却水温度を測定する温度センサ15とを含む。
エアクリーナ5の下流にはエアフローメータ6が配置されている。エアフローメータ6は吸気通路を流れる吸入空気量を検出するセンサである。エアフローメータ6の下流には電子制御スロットル7が設けられている。電子制御スロットル7の近傍には図示しないスロットル回動を検出するスロットルセンサと電子制御スロットルが全閉となることでオンとなるアイドルスイッチとが配置されている。
電子制御スロットル7の下流には図示しない内燃機関の吸気ポートに燃料を噴射するための燃料噴射弁が配置されている。
車両100は、さらに、エンジン4の排気側に接続される排気通路9と、空燃比センサ11と、三元触媒12とを含む。三元触媒12は、ある程度の酸素を吸蔵することができ、排気ガス中にHC(炭化水素)やCO(一酸化炭素)などの未燃成分が含まれている場合は、吸蔵している酸素を用いてそれらを酸化し、また、排気ガス中にNOx(窒素酸化物)などの酸化成分が含まれている場合は、それらを還元し、還元により放出された酸素を吸蔵することができる。排気通路9から排出される排気ガスは三元触媒12の内部で処理されることにより浄化される。三元触媒は、暖機により適温に加熱されることによりその性能が最大限に発揮される。
ハイブリッド車両100は、さらに、バッテリB1と、バッテリB1の出力する直流電力を昇圧する昇圧コンバータ10と、昇圧コンバータ10との間で直流電力を授受するインバータ20,30とを含む。
ハイブリッド車両100は、さらに、ダンパ13と、プラネタリギヤである動力分配機構3と、ダンパ13および動力分配機構3を介してエンジン4の動力を受けて発電を行なうモータジェネレータMG1と、動力分配機構に回転軸が接続されるモータジェネレータMG2とを含む。インバータ20,30は、モータジェネレータMG1,MG2に接続され交流電力と昇圧回路からの直流電力との間の変換を行なう。
動力分配機構はプラネタリギヤの3つの回転軸のうちの2つの回転軸の回転が定まれば残る1つの回転軸の回転はおのずと定められるよう構成される。したがって、エンジン4を最も効率のよい領域で動作させつつ、モータジェネレータMG1の発電量を制御してモータジェネレータMG2を駆動させることにより車速の制御を行ない、全体としてエネルギ効率のよい自動車を実現している。
昇圧コンバータ10は、バッテリB1から受ける直流電圧を昇圧し、その昇圧された直流電圧をインバータ20,30に供給する。インバータ20,30は、供給された直流電圧を交流電圧に変換してエンジン始動時にはモータジェネレータMG1を駆動制御する。また、エンジン始動後にはモータジェネレータMG1が発電した交流電力はインバータ20,30によって直流に変換されて、さらに昇圧コンバータ10によってバッテリB1の充電に適切な電圧に変換されバッテリB1が充電される。
また、インバータ20,30はモータジェネレータMG2を駆動する。モータジェネレータMG2はエンジン4を補助して車輪2を駆動する。制動時にはモータジェネレータMG2は回生運転を行ない、車輪の回転エネルギを電気エネルギに変換する。得られた電気エネルギは、インバータ20,30および昇圧コンバータ10を経由してバッテリB1に戻される。
車両100は、さらに、エンジン4、インバータ20,30および昇圧コンバータ10を制御する制御装置60と、高速道路の出入口に設置される料金徴収装置と通信可能であり、また道路地図情報からハイブリッド車両100の走行経路を案内するETC&カーナビゲーション装置58とを含む。ETC&カーナビゲーション装置58は、車外と通信を行ない車両の走行に関する情報を得る情報機器であって、この情報として、高速道路の出入口に設置される料金徴収装置と通信して高速道路外から高速道路に前記ハイブリッド車両が侵入する地点が近いことを制御装置60に報知したり、またGPSで衛星と通信して車両の現在位置を特定し道路地図情報から前記ハイブリッド車両の走行経路を制御装置60に報知したりする。
制御装置60は、エンジンECU61と、ハイブリッド(HV)ECU62とを含む。エンジンECU61は、エンジン4からエンジン回転数NEやエンジントルクTEなどのエンジン情報を受け、エンジン4に対してスロットル回動、点火時期および噴射量などのエンジン制御信号を出力する。またエンジンECU61は、三元触媒12に設けられた温度センサから触媒温度を取得する。
HVECU62は、インバータ20,30および昇圧コンバータ10に対して制御を行ないモータジェネレータMG1,MG2の制御を行なうとともに、バッテリB1からバッテリ温度TBや充電状態SOCなどのバッテリ情報を取得する。
またハイブリッド車両100は、商用電源や太陽光発電等の外部電源55と接続可能に構成されており、外部電源55からバッテリB1に充電が可能である。
以上のように、ハイブリッド車両100は、車輪2を駆動するモータジェネレータMG2と、車輪2を駆動するためにモータジェネレータMG2と併用されるエンジン4と、エンジン4を停止させた状態で車両を走行させるEVモードと内燃機関を運転させた状態で車両を走行させるHVモードとを切換える制御を行なう制御装置60とを備える。そして、制御装置60は、ETC&カーナビゲーション装置58等の、車外と通信を行ない車両の走行に関する情報を得る情報機器から得た情報に基づき、EVモードからHVモードに切換えるタイミングを予測する。そして制御装置60は、エンジン4を運転するための準備に要する時間を考慮して、予測したタイミングより前にエンジン4に運転するための準備を指令する。好ましくは、制御装置60は、この準備として、エンジン4に暖機運転を行なわせる。また、暖機運転触媒温度が低い場合には、この準備として、図示しない触媒ヒータによって三元触媒12の予熱を行なわせてもよい。
図2は、図1に示したハイブリッド車両100についてインバータおよび昇圧コンバータ周辺を詳細に示した回路図である。
図2を参照して、この車両100は、バッテリユニットBUと、昇圧コンバータ10と、インバータ20,30と、電源ラインPL1,PL2と、接地ラインSLと、U相ラインUL1,UL2と、V相ラインVL1,VL2と、W相ラインWL1,WL2と、モータジェネレータMG1,MG2と、エンジン4と、動力分配機構3と、車輪2とを含む。
この車両100は、車輪の駆動にモータとエンジンとを併用するハイブリッド自動車(Hybrid Vehicle)である。
動力分配機構3は、エンジン4とモータジェネレータMG1,MG2に結合されてこれらの間で動力を分配する機構である。たとえば動力分配機構としてはサンギヤ、プラネタリキャリヤ、リングギヤの3つの回転軸を有する遊星歯車機構を用いることができる。この3つの回転軸がエンジン4、モータジェネレータMG1,MG2の各回転軸にそれぞれ接続される。たとえば、モータジェネレータMG1のロータを中空としてその中心にエンジン4のクランクシャフトを通すことで動力分配機構3にエンジン4とモータジェネレータMG1,MG2とを機械的に接続することができる。
なお、モータジェネレータMG2の回転軸は、図示しない減速ギヤや差動ギヤによって車輪2に結合されている。また動力分配機構3の内部にモータジェネレータMG2の回転軸に対する減速機をさらに組み込んでもよい。
そして、モータジェネレータMG1は、エンジンによって駆動される発電機として動作し、かつ、エンジン始動を行ない得る電動機として動作するものとしてハイブリッド自動車に組み込まれ、モータジェネレータMG2は、ハイブリッド自動車の駆動輪を駆動する電動機としてハイブリッド自動車に組み込まれる。
モータジェネレータMG1,MG2は、たとえば、3相交流同期電動機である。モータジェネレータMG1はU相コイルU1、V相コイルV1、W相コイルW1からなる3相コイルをステータコイルとして含む。モータジェネレータMG2はU相コイルU2、V相コイルV2、W相コイルW2からなる3相コイルをステータコイルとして含む。
そして、モータジェネレータMG1は、エンジン出力を用いて3相交流電圧を発生し、その発生した3相交流電圧をインバータ20へ出力する。また、モータジェネレータMG1は、インバータ20から受ける3相交流電圧によって駆動力を発生し、エンジンの始動を行なう。
モータジェネレータMG2は、インバータ30から受ける3相交流電圧によって車両の駆動トルクを発生する。また、モータジェネレータMG2は、車両の回生制動時、3相交流電圧を発生してインバータ30へ出力する。
バッテリユニットBUは、負極が接地ラインSLに接続された蓄電装置であるバッテリB1と、バッテリB1の電圧を測定する電圧センサ70と、バッテリB1の電流を測定する電流センサ84とを含む。モータジェネレータMG1,MG2と、インバータ20,30と、インバータ20,30に昇圧した電圧を供給する昇圧コンバータ10とは車両負荷に相当する。
バッテリB1は、たとえば、ニッケル水素、リチウムイオンや鉛蓄電池等の二次電池を用いることができる。また、バッテリB1に代えて大容量の電気二重層コンデンサ等の蓄電用キャパシタを用いることもできる。
バッテリユニットBUは、バッテリB1から出力される直流電圧を昇圧コンバータ10へ出力する。また、昇圧コンバータ10から出力される直流電圧によってバッテリユニットBU内部のバッテリB1が充電される。
昇圧コンバータ10は、リアクトルLと、npn型トランジスタQ1,Q2と、ダイオードD1,D2とを含む。リアクトルLは、電源ラインPL1に一端が接続され、npn型トランジスタQ1,Q2の接続点に他端が接続される。npn型トランジスタQ1,Q2は、電源ラインPL2と接地ラインSLとの間に直列に接続され、制御装置60からの信号PWCをベースに受ける。そして、各npn型トランジスタQ1,Q2のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すようにダイオードD1,D2がそれぞれ接続される。
なお、上記のnpn型トランジスタおよび以下の本明細書中のnpn型トランジスタとして、たとえば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を用いることができ、またnpn型トランジスタに代えて、パワーMOSFET(metal oxide semiconductor field-effect transistor)等の電力スイッチング素子を用いることができる。
インバータ20は、U相アーム22、V相アーム24およびW相アーム26を含む。U相アーム22、V相アーム24およびW相アーム26は、電源ラインPL2と接地ラインSLとの間に並列に接続される。
U相アーム22は、直列に接続されたnpn型トランジスタQ11,Q12を含み、V相アーム24は、直列に接続されたnpn型トランジスタQ13,Q14を含み、W相アーム26は、直列に接続されたnpn型トランジスタQ15,Q16を含む。各npn型トランジスタQ11〜Q16のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD11〜D16がそれぞれ接続される。そして、各相アームにおける各npn型トランジスタの接続点は、U,V,W各相ラインUL1,VL1,WL1を介してモータジェネレータMG1の各相コイルの中性点N1と異なるコイル端にそれぞれ接続される。
インバータ30は、U相アーム32、V相アーム34およびW相アーム36を含む。U相アーム32、V相アーム34およびW相アーム36は、電源ラインPL2と接地ラインSLとの間に並列に接続される。
U相アーム32は、直列に接続されたnpn型トランジスタQ21,Q22を含み、V相アーム34は、直列に接続されたnpn型トランジスタQ23,Q24を含み、W相アーム36は、直列に接続されたnpn型トランジスタQ25,Q26を含む。各npn型トランジスタQ21〜Q26のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD21〜D26がそれぞれ接続される。そして、インバータ30においても、各相アームにおける各npn型トランジスタの接続点は、U,V,W各相ラインUL2,VL2,WL2を介してモータジェネレータMG2の各相コイルの中性点N2と異なるコイル端にそれぞれ接続される。
車両100は、さらに、コンデンサC1,C2と、リレー回路40と、コネクタ50と、制御装置60と、ACラインACL1,ACL2と、電圧センサ72〜74と、電流センサ80,82とを含む。
コンデンサC1は、電源ラインPL1と接地ラインSLとの間に接続され、電圧変動に起因するバッテリB1および昇圧コンバータ10への影響を低減する。電源ラインPL1と接地ラインSLとの間の電圧VLは、電圧センサ73で測定される。
コンデンサC2は、電源ラインPL2と接地ラインSLとの間に接続され、電圧変動に起因するインバータ20,30および昇圧コンバータ10への影響を低減する。電源ラインPL2と接地ラインSLとの間の電圧VHは、電圧センサ72で測定される。
昇圧コンバータ10は、バッテリユニットBUから電源ラインPL1を介して供給される直流電圧を昇圧して電源ラインPL2へ出力する。より具体的には、昇圧コンバータ10は、制御装置60からの信号PWCに基づいて、npn型トランジスタQ2のスイッチング動作に応じて流れる電流をリアクトルLに磁場エネルギを蓄積し、その蓄積したエネルギをnpn型トランジスタQ2がOFFされたタイミングに同期してダイオードD1を介して電源ラインPL2へ電流を流すことによって放出することにより昇圧動作を行なう。
また、昇圧コンバータ10は、制御装置60からの信号PWCに基づいて、電源ラインPL2を介してインバータ20および30のいずれか一方または両方から受ける直流電圧をバッテリユニットBUの電圧レベルに降圧してバッテリユニットBU内部のバッテリを充電する。
インバータ20は、制御装置60からの信号PWM1に基づいて、電源ラインPL2から供給される直流電圧を3相交流電圧に変換してモータジェネレータMG1を駆動する。
これにより、モータジェネレータMG1は、トルク指令値TR1によって指定されたトルクを発生するように駆動される。また、インバータ20は、エンジンからの出力を受けてモータジェネレータMG1が発電した3相交流電圧を制御装置60からの信号PWM1に基づいて直流電圧に変換し、その変換した直流電圧を電源ラインPL2へ出力する。
インバータ30は、制御装置60からの信号PWM2に基づいて、電源ラインPL2から供給される直流電圧を3相交流電圧に変換してモータジェネレータMG2を駆動する。
これにより、モータジェネレータMG2は、トルク指令値TR2によって指定されたトルクを発生するように駆動される。また、インバータ30は、車両100が搭載されたハイブリッド自動車の回生制動時、駆動軸からの回転力を受けてモータジェネレータMG2が発電した3相交流電圧を制御装置60からの信号PWM2に基づいて直流電圧に変換し、その変換した直流電圧を電源ラインPL2へ出力する。
なお、ここで言う回生制動とは、ハイブリッド自動車を運転するドライバによるフットブレーキ操作があった場合の回生発電を伴う制動や、フットブレーキを操作しないものの、走行中にアクセルペダルをOFFすることで回生発電をさせながら車両を減速(または加速の中止)させることを含む。
リレー回路40は、リレーRY1,RY2を含む。リレーRY1,RY2としては、たとえば、機械的な接点リレーを用いることができるが、半導体リレーを用いてもよい。リレーRY1は、ACラインACL1とコネクタ50との間に設けられ、制御装置60からの制御信号CNTLに応じてON/OFFされる。リレーRY2は、ACラインACL2とコネクタ50との間に設けられ、制御装置60からの制御信号CNTLに応じてON/OFFされる。
このリレー回路40は、制御装置60からの制御信号CNTLに応じて、ACラインACL1,ACL2とコネクタ50との接続/切離しを行なう。すなわち、リレー回路40は、制御装置60からH(論理ハイ)レベルの制御信号CNTLを受けると、ACラインACL1,ACL2をコネクタ50と電気的に接続し、制御装置60からL(論理ロー)レベルの制御信号CNTLを受けると、ACラインACL1,ACL2をコネクタ50から電気的に切離す。
コネクタ50は、モータジェネレータMG1,MG2の中性点N1,N2間に外部の外部電源55から交流電圧を入力するための端子である。この交流電圧としては、たとえば、家庭用商用電力線から交流100Vを入力することができる。コネクタ50に入力される電圧は、電圧センサ74で測定され測定値が制御装置60に送信される。
電圧センサ70は、バッテリB1のバッテリ電圧VB1を検出し、その検出したバッテリ電圧VB1を制御装置60へ出力する。電圧センサ73は、コンデンサC1の両端の電圧、すなわち、昇圧コンバータ10の入力電圧VLを検出し、その検出した電圧VLを制御装置60へ出力する。電圧センサ72は、コンデンサC2の両端の電圧、すなわち、昇圧コンバータ10の出力電圧VH(インバータ20,30の入力電圧に相当する。以下同じ。)を検出し、その検出した電圧VHを制御装置60へ出力する。
電流センサ80は、モータジェネレータMG1に流れるモータ電流MCRT1を検出し、その検出したモータ電流MCRT1を制御装置60へ出力する。電流センサ82は、モータジェネレータMG2に流れるモータ電流MCRT2を検出し、その検出したモータ電流MCRT2を制御装置60へ出力する。
制御装置60は、外部に設けられるECU(Electronic Control Unit)から出力されたモータジェネレータMG1,MG2のトルク指令値TR1,TR2およびモータ回転数MRN1,MRN2、電圧センサ73からの電圧VL、ならびに電圧センサ72からの電圧VHに基づいて、昇圧コンバータ10を駆動するための信号PWCを生成し、その生成した信号PWCを昇圧コンバータ10へ出力する。
また、制御装置60は、電圧VHならびにモータジェネレータMG1のモータ電流MCRT1およびトルク指令値TR1に基づいて、モータジェネレータMG1を駆動するための信号PWM1を生成し、その生成した信号PWM1をインバータ20へ出力する。さらに、制御装置60は、電圧VHならびにモータジェネレータMG2のモータ電流MCRT2およびトルク指令値TR2に基づいて、モータジェネレータMG2を駆動するための信号PWM2を生成し、その生成した信号PWM2をインバータ30へ出力する。
ここで、制御装置60は、イグニッションスイッチ(またはイグニッションキー)からの信号IGおよびバッテリB1の充電状態SOCに基づいて、モータジェネレータMG1,MG2の中性点N1,N2間に与えられる商用電源用の交流電圧からバッテリB1に対する充電が行なわれるようにインバータ20,30を制御するための信号PWM1,PWM2を生成する。
さらに、制御装置60は、バッテリB1の充電状態SOCに基づいて、外部から充電可能かを判断し、充電可能と判断したときは、Hレベルの制御信号CNTLをリレー回路40へ出力する。一方、制御装置60は、バッテリB1がほぼ満充電状態であり、充電可能でないと判断したときは、Lレベルの制御信号CNTLをリレー回路40へ出力し、信号IGが停止状態を示す場合にはインバータ20および30を停止させる。
車両100は、さらに、EVドライブスイッチ52を含む。EVドライブスイッチ52は、EVドライブモードに設定するためのスイッチであり、深夜や早朝の住宅密集地での低騒音化や、屋内駐車場や車庫内での排気ガス低減化を目的としてエンジン作動を低減しモータのみで走行可能なEVドライブモードに設定するためのスイッチである。
このEVドライブモードは、EVドライブスイッチ52がオフ状態にセットされた場合か、バッテリの充電状態が規定値以下となった場合か、車速が所定速度以上になった場合か、またはアクセル開度が規定値以上となった場合に自動的に解除される。
車両100は、さらに、車両の状況を表示するとともにカーナビゲーションシステム等に対する入力装置としても機能するタッチディスプレイを含む。
また、制御装置60は、データの読み出し・書き込みが可能なメモリ57を内蔵している。なお、制御装置60は、図1に示すようにエンジンECUとHVECU等の複数のコンピュータによって実現されるものであっても良い。
[車両外部からの充電についての説明]
次に、車両100において外部電源55の交流電圧VACから直流の充電電圧を発生する方法について説明する。
制御装置60は、車外から充電を行なう場合には、インバータ20(または30)のU相アーム22(または32)、V相アーム24(または34)およびW相アーム26(または36)に同位相の交流電流を流すようにnpn型トランジスタQ11〜Q16(またはQ21〜Q26)をON/OFFする。
U,V,Wの各相コイルに同位相の交流電流が流れる場合には、モータジェネレータMG1,MG2には回転トルクは発生しない。そしてインバータ20および30が協調制御されることにより交流の電圧VACが直流の充電電圧に変換される。
図3は、図2の回路図を充電に関する部分に簡略化して示した図である。
図3では、図2のインバータ20および30のうちのU相アームが代表として示されている。またモータジェネレータの3相コイルのうちU相コイルが代表として示されている。
U相について代表的に説明すれば各相コイルには同相の電流が流されるので、他の2相の回路もU相と同じ動きをする。図3を見ればわかるように、U相コイルU1とU相アーム22の組、およびU相コイルU2とU相アーム32の組はそれぞれ昇圧コンバータ10と同様な構成となっている。したがって、たとえば100Vの交流電圧を直流電圧に変換するだけでなく、さらに昇圧してたとえば200V程度のバッテリ充電電圧に変換することが可能である。
図4は、充電時のトランジスタの制御状態を示した図である。
図3、図4を参照して、まず電圧VAC>0すなわちラインACL1の電圧VM1がラインACL2の電圧VM2よりも高い場合には、昇圧コンバータのトランジスタQ1はON状態とされ、トランジスタQ2はOFF状態とされる。これにより昇圧コンバータ10は電源ラインPL2から電源ラインPL1に向けて充電電流を流すことができるようになる。
そして第1のインバータではトランジスタQ12が電圧VACに応じた周期およびデューティー比でスイッチングされ、トランジスタQ11はOFF状態またはダイオードD11の導通に同期して導通されるスイッチング状態に制御される。このとき第2のインバータではトランジスタQ21はOFF状態とされ、トランジスタQ22はON状態に制御される。
電圧VAC>0ならば、トランジスタQ12のON状態において電流がコイルU1→トランジスタQ12→ダイオードD22→コイルU2の経路で流れる。このときコイルU1,U2に蓄積されたエネルギはトランジスタQ12がOFF状態となると放出され、ダイオードD11を経由して電流が電源ラインPL2に流れる。ダイオードD11による損失を低減させるためにダイオードD11の導通期間に同期させてトランジスタQ11を導通させても良い。電圧VACおよび電圧VHの値に基づいて、昇圧比が求められトランジスタQ12のスイッチングの周期およびデューティー比が定められる。
次に、電圧VAC<0すなわちラインACL1の電圧VM1がラインACL2の電圧VM2よりも低い場合には、昇圧コンバータのトランジスタQ1はON状態とされ、トランジスタQ2はOFF状態とされる。これにより昇圧コンバータ10は電源ラインPL2から電源ラインPL1に向けて充電電流を流すことができるようになる。
そして第2のインバータではトランジスタQ22が電圧VACに応じた周期およびデューティー比でスイッチングされ、トランジスタQ21はOFF状態またはダイオードD21の導通に同期して導通されるスイッチング状態に制御される。このとき第1のインバータではトランジスタQ11はOFF状態とされ、トランジスタQ12はON状態に制御される。
電圧VAC<0ならば、トランジスタQ22のON状態において電流がコイルU2→トランジスタQ22→ダイオードD12→コイルU1の経路で流れる。このときコイルU1,U2に蓄積されたエネルギはトランジスタQ22がOFF状態となると放出され、ダイオードD21を経由して電流が電源ラインPL2に流れる。ダイオードD21による損失を低減させるためにダイオードD21の導通期間に同期させてトランジスタQ21を導通させても良い。このときも電圧VACおよび電圧VHの値に基づいて、昇圧比が求められトランジスタQ22のスイッチングの周期およびデューティー比が定められる。
図5は、図2の制御装置60が行なう充電開始の判断に関するプログラムの制御構造を示すフローチャートである。このフローチャートの処理は、一定時間毎または所定の条件が成立するごとにメインルーチンから呼び出されて実行される。
図2、図5を参照して、まずステップS1において制御装置60は、信号IGがOFF状態であるか否かを判断する。ステップS1で信号IGがOFF状態でなければ、充電ケーブルを車両に接続して充電を行なわせるのは不適切であるのでステップS6に処理が進み、制御はメインルーチンに移される。
ステップS1において、信号IGがOFF状態である場合には、充電を行なうのに適切であると判断されステップS2に処理が進む。ステップS2では電圧センサ74によって電圧VACが測定される。そして、交流電圧が観測されない場合には、充電ケーブルがコネクタ50のソケットに接続されていないと考えられるため充電処理を行なわずにステップS6に処理が進み、制御はメインルーチンに移される。
一方、ステップS2において電圧VACとして交流電圧が観測されたら処理はステップS3に進む。ステップS3ではバッテリB1の充電状態SOC(B1)が満充電状態を表すしきい値Sth(F1)より小さいか否かが判断される。
SOC(B1)<Sth(F1)が成立すれば充電可能状態であるため処理はステップS4に進む。ステップS4では、リレーRY1およびRY2が非導通状態から導通状態に制御され、制御装置60は、2つのインバータを協調制御してバッテリB1に充電を行なう。
ステップS3においてSOC(B1)<Sth(F1)が成立しないときは、バッテリB1は、満充電状態であるので充電を行なう必要がなく、ステップS5に処理が進む。ステップS5では、充電停止処理が行なわれる。具体的には、インバータ20及び30は停止され、リレーRY1,RY2は開放されて交流電力の車両100への入力は遮断される。そして処理はステップS6に進み制御はメインルーチンに戻される。
[冷却系の説明]
図6は、本実施の形態のハイブリッド車両の駆動装置の冷却系を示すブロック図である。
図6を参照して、エンジン4およびモータジェネレータMG1,MG2およびインバータ20,30を冷却するためのラジエータ140は、エンジン系統を冷却するラジエータ106とハイブリッド系統を冷却するラジエータ128とに内部で分割されている。
ウォータポンプ110によって冷却水がシリンダブロック112およびシリンダヘッド102に送出される。ウォータポンプ110は、エンジンのクランクシャフトの回転によって回転する機械式ポンプである。したがってエンジンが運手中においては冷却水が以上に説明したように流れてエンジンが適温に保たれる。
エンジンの暖機がまだ不十分である場合にはサーモスタット弁108がラジエータ106からの通路よりもバイパス流路114を選択するのでウォータポンプ110から送出された冷却水はシリンダブロック112、シリンダヘッド102を経由してバイパス流路114からウォータポンプ110に戻る。
なお極寒時においては、スロットルボディ116に設けられた通水路にシリンダヘッド102からの温水が通水される。またシリンダヘッド102を通過して温まった冷却水はヒータ118にも導かれる。これにより車室内の暖房にもエンジン4からの熱が使用される。
一方、エンジンの暖機が十分な状態では、サーモスタット弁108はバイパス流路114からラジエータ106からの流路側に流入口を切換える。これによってウォータポンプ110から送出された冷却水はシリンダブロック112、シリンダヘッド102、流路104、ラジエータ106の順に流れ、サーモスタット弁108を経由してウォータポンプ110に戻される。
以上説明したように、シリンダブロック112の内部には冷却水通路が設けられており、吸気側から排気側に向けて4つの気筒の周囲を図6の矢印のように冷却水が流れる。このように、エンジンのシリンダブロック112は冷却水の循環によって適温に保たれている。
一方、ハイブリッド系統については電動ウォータポンプ124が必要に応じて制御装置によって駆動される。電動ウォータポンプ124から送出された冷却水はモータジェネレータMG1,MG2を通って流路126に導かれラジエータ128で放熱される。そしてラジエータ128を通った冷却水は流路130に導かれインバータ20,30を冷却する。そしてリザーバタンク122をさらに通過して冷却水は電動ウォータポンプ124に戻る。
[エンジンの暖機運転開始制御]
図7は、制御装置60で実行されるエンジンの暖機運転開始制御を説明するためのフローチャートである。
図1、図7を参照して、まず処理が開始されると、ステップS1において制御装置60は高速道路の判定を行なう。この高速道路の判定は図1のエンジンECU61で行なってもHVECU62で行なってもよい。
具体的には、たとえばカーナビゲーション装置が高速道路の料金所部分を車両が通過したことを検知して制御装置60に高速道路にこれから進入することを報知してもよい。また、制御装置60は、ETC&カーナビゲーション装置58からこれから高速道路に進入することを検知して高速道路の判定を行なう。たとえば高速道路の料金所においてETC装置が料金徴収装置と通信を行なうことに応じてこれから高速道路に進入することを判断してもよい。ETCゲートとの送受信によって高速道路の進入を予測するのは、カーナビゲーションよりもさらに確実である。
ステップS1において高速道路を走行しないと判断されている間はステップS4に進み制御はメインルーチンに戻される。一方ステップS1においてこれから高速道路に進入すると判定された場合には処理はステップS2に進む。
ステップS2においては温度センサ15で検知されたエンジン水温が所定の判定値より小さいか否かが判断される。エンジン水温<判定値が成立しない場合、すなわちエンジンが暖機済みの状態であれば処理はステップS4に進み制御はメインルーチンに移される。
一方、エンジン水温<判定値である場合にはステップS3に処理が進みエンジンECU61からエンジン4に対してエンジン制御信号が送られるとともにHVECU62からインバータ20,30に対してエンジン4をクランキングするようにモータジェネレータMG1,MG2を制御する指示が行なわれる。
なお、高速道路への進入までに時間的に余裕がある場合には、エンジン水温を観測して観測したエンジン水温から暖機完了となるエンジン水温まで暖機運転により水温を上昇させるのに要する時間、すなわちエンジンの運転の準備に要する時間を考慮して、エンジン暖機を開始するタイミングを設定しても良い。また、エンジン水温に代えてまたは加えて三元触媒12の温度に基づいてエンジン暖機を開始するタイミングを設定しても良い。
図8は、図7のフローチャートの処理が実行された場合の動作を説明するための波形図である。
図8を参照して、まず時刻t1において図7のステップS1の高速道路進入の判定がなされたとする。するとエンジンが始動され波形A2に示すように一定負荷で運転が開始される。これに伴い波形A1に示すようにエンジン水温は徐々に上昇して時刻t2において水温条件たとえば40℃に到達する。この水温条件が成立するまでは波形A2に示すように一定負荷のエンジン運転が行なわれる。そして時刻t2においてエンジン水温が水温条件以上となると時刻t2以降はドライバの要求に応じたエンジン負荷でエンジンが運転される。
触媒の活性温度は一般には触媒床温度350℃程度と言われており、たとえば外気温25℃の条件下で触媒の暖機完了まではエンジン始動後であれば約20秒で触媒の暖機が完了する。またエンジン水温がたとえば40℃に到達するまでの暖機完了はエンジン始動からおよそ60秒程度であると考えられる。したがって、料金所を通過して本線合流までの距離が約500〜600mぐらいあれば、時速40km/hで合流点まで走行した場合十分であると考えられる。
一方、高速判定が行なわれたとしても図7のステップS2において波形B1のようにエンジン水温が既に上昇していると判断された場合には、波形B2に示すように時刻t2まですなわち実際にドライバの要求がエンジンの駆動が必要な状態に至るまではエンジンは始動されない。この場合には時刻t2において波形B2に示すようにエンジンが始動されることになる。
なお、触媒の暖機については、エンジンを回転させずにヒータなどを触媒付近に設けておくことにより電力で予め昇温させるように制御してもよい。
図9は、制御装置60で実行されるエンジン暖機開始の他の制御について説明するための図である。
図9を参照して、たとえば車両が高速道路を走行中において渋滞に巻き込まれた場合にこのフローチャートの処理が実行される。まず、ステップS11において渋滞通過予測時間をカーナビゲーションを用いて算出し、これが所定の判定値より小さいか否かが判断される。
ステップS11において渋滞通過予想時間が判定値より小さくない場合は、まだまだ低速の走行が続くと考えられるのでHV走行を行なう必要がない。この場合はステップS14に処理が進み制御はメインルーチンに移される。
一方、ステップS11において渋滞通過予想時間が判定値より小さいと判断された場合にはステップS12に処理が進む。ステップS12では、エンジン水温が判定値より小さいか否かが判断され、エンジンの暖機が必要であるか否かが判定される。
エンジン水温が判定値以上である場合にはエンジンを暖機済みであり、エンジンを始動して暖機を開始する必要がないので、処理はステップS14に進み制御はメインルーチンに移される。一方ステップS12においてエンジン水温が判定値より小さい場合にはステップS13に処理が進む。ステップS13では制御装置60がエンジン4に対してエンジン制御情報を送信しかつインバータ20,30に対してエンジンをクランキングするように指示が行なわれる。ステップS13の処理が終了するとステップS14において制御はメインルーチンに移される。
なお、たとえば、高速道路上での渋滞解消までに時間的に余裕がある場合には、エンジン水温を観測して観測したエンジン水温から暖機完了となるエンジン水温まで暖機運転により水温を上昇させるのに要する時間、すなわちエンジンの運転の準備に要する時間を考慮して、エンジン暖機を開始するタイミングを設定しても良い。また、エンジン水温に代えてまたは加えて三元触媒12の温度に基づいてエンジン暖機を開始するタイミングを設定しても良い。
図10は、図9のフローチャートの処理が実行された場合の動作を説明するための波形図である。
図10において、当初から高速道路を走行中に渋滞に巻き込まれ速度が低下したことに応じて渋滞であると判断された状態であるとする。そしてカーナビゲーション装置から得られるVICSなどの渋滞情報を参照して車両現在位置から渋滞通過予想時間を判定する。たとえば現在位置から渋滞終了地点まで現在の速度で走行した場合の所要時間に基づき渋滞通過予想時間が算出される。
また、水温条件が40℃を満たすように予め現在のエンジン水温から昇温幅を算出する等などにより、エンジンを始動させてから暖機が完了するのに要する時間を予め判定値(たとえば60秒)として算出しておく。
そして、図9のステップS11の渋滞通過予想時間と判定値の大小比較が行なわれる。図10の時刻t1にいたるまでは、渋滞通過予想時間≧判定値であったが、時刻t1において渋滞通過予想時間<判定値が成立する。
そして時刻t1においてさらに図9のステップS12のエンジン水温と判定値(例えば40℃)の大小比較が行なわれる。波形C1に示すように水温条件の判定値より水温が低い場合は、ステップS12からステップS13に処理が進むので、制御装置60は、時刻t1においてエンジンを始動させる。
すると波形C1に示すように、エンジン水温は次第に上昇を開始しこのエンジン水温が水温条件たとえば40℃に至るまでは波形C2に示すようにエンジン負荷を一定負荷として運転を行なう。時刻t2において渋滞解消したとしても、まだ水温が波形C1に示すように水温が水温条件を満たすまでは一定負荷運転が継続される。そして時刻t3においてエンジン水温が水温条件を満たした場合に時刻t3以降はドライバの要求に応じたエンジン負荷で運転が行なわれる。
一方、エンジン水温が渋滞発生時において所定の水温条件よりも高かった場合には、波形D1,D2に示すように制御が行なわれる。
すなわち時刻t2の渋滞解消予定時刻までは、EV走行が継続されエンジンは始動されない。そして時刻t2において渋滞解消予定時間になった場合に初めてエンジンが始動され、以降ドライバの要求に応じたエンジン負荷でエンジンが運転される。そしてこの運転に伴いエンジン水温は上昇を開始する。
以上説明したように、本実施の形態においては、ハイブリッド自動車がEV走行中に、カーナビゲーションシステムやETC装置などによりハイブリッドモードに移行すると予測されたときに予めエンジン周りを暖機することで、エミッションの悪化を防止することができる。
なお、本発明は、外部から充電可能な車両に限定されるものではないが、ハイブリッド自動車において、EV走行可能な距離が飛躍的に伸びたときに、具体的には大容量のバッテリを搭載して外部から充電可能にした場合などに、特に効果があると考えられる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係る車両100の構成を示したブロック図である。 図1に示したハイブリッド車両100についてインバータおよび昇圧コンバータ周辺を詳細に示した回路図である。 図2の回路図を充電に関する部分に簡略化して示した図である。 充電時のトランジスタの制御状態を示した図である。 図2の制御装置60が行なう充電開始の判断に関するプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 本実施の形態のハイブリッド車両の駆動装置の冷却系を示すブロック図である。 制御装置60で実行されるエンジンの暖機運転開始制御を説明するためのフローチャートである。 図7のフローチャートの処理が実行された場合の動作を説明するための波形図である。 制御装置60で実行されるエンジン暖機開始の他の制御について説明するための図である。 図9のフローチャートの処理が実行された場合の動作を説明するための波形図である。
符号の説明
2 車輪、3 動力分配機構、4 エンジン、5 エアクリーナ、6 エアフローメータ、7 電子制御スロットル、8 吸気通路、9 排気通路、10 昇圧コンバータ、11 空燃比センサ、12 三元触媒、13 ダンパ、15 温度センサ、20,30 インバータ、22,32 U相アーム、24,34 V相アーム、26,36 W相アーム、40 リレー回路、50 コネクタ、52 ドライブスイッチ、55 外部電源、57 メモリ、58 カーナビゲーション装置、60 制御装置、70,72〜74 電圧センサ、80,82,84 電流センサ、100 ハイブリッド車両、102 シリンダヘッド、104,126,130 流路、106,128,140 ラジエータ、108 サーモスタット弁、110 ウォータポンプ、112 シリンダブロック、114 バイパス流路、116 スロットルボディ、118 ヒータ、122 リザーバタンク、124 電動ウォータポンプ、ACL1,ACL2 ライン、B1 バッテリ、BU バッテリユニット、C1,C2 コンデンサ、D1,D2,D11〜D16,D21〜D26 ダイオード、61 エンジンECU、L リアクトル、MG1,MG2 モータジェネレータ、PL1,PL2 電源ライン、Q1,Q2,Q11〜Q16,Q21〜Q26 トランジスタ、RY1,RY2 リレー、SL 接地ライン、U1,U2 U相コイル、UL1,UL2 U相ライン、V1,V2 V相コイル、VL1,VL2 V相ライン、W1,W2 W相コイル、WL1,WL2 W相ライン。

Claims (9)

  1. 車輪を駆動する回転電機と、
    前記車輪を駆動するために前記回転電機と併用される内燃機関と、
    前記内燃機関を停止させた状態で車両を走行させるEVモードと前記内燃機関を運転させた状態で車両を走行させるHVモードとを切換える制御を行なう制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記EVモードから前記HVモードに切換える切換タイミングを予測し、予測した前記切換タイミングより前に前記内燃機関を運転するための準備を指令する、ハイブリッド車両。
  2. 車外と通信を行ない車両の走行に関する情報を得る情報機器をさらに備え、
    前記制御装置は、前記情報機器が得た前記情報に基づいて前記切換タイミングを予測する、請求項1に記載のハイブリッド車両。
  3. 前記情報機器は、高速道路の出入口に設置される料金徴収装置と通信し、高速道路外から高速道路に前記ハイブリッド車両が侵入する地点が近いことを前記情報として前記制御装置に与える、請求項2に記載のハイブリッド車両。
  4. 前記情報機器は、道路地図情報から前記ハイブリッド車両の走行経路を案内するカーナビゲーション装置であり、
    前記制御装置は、前記カーナビゲーション装置が指示する前記走行経路上に前記HVモードの走行を必要とする部分があるときに前記部分に到達する予想時刻から前記EVモードから前記HVモードに切換える前記タイミングを予測する、請求項2に記載のハイブリッド車両。
  5. 前記情報機器は、道路地図情報から前記ハイブリッド車両の走行経路を案内し、かつ渋滞情報を受信するカーナビゲーション装置であり、
    前記制御装置は、前記カーナビゲーション装置が指示する前記走行経路上に前記HVモードの走行を必要とする部分があり、かつ前記カーナビゲーション装置が現在位置を渋滞地点と判断した場合に、前記部分を走行中に渋滞区間を抜ける予想時刻から前記EVモードから前記HVモードに切換える前記タイミングを予測する、請求項2に記載のハイブリッド車両。
  6. 前記制御装置は、前記準備として、前記内燃機関に暖機運転を行なわせる、請求項1に記載のハイブリッド車両。
  7. 前記内燃機関からの排気を浄化する触媒装置をさらに備え、
    前記制御装置は、前記準備として、前記触媒装置の予熱を行なわせる、請求項1に記載のハイブリッド車両。
  8. 前記回転電機を駆動する駆動部と、
    前記駆動部を冷却する第1の冷却系と、
    前記内燃機関を冷却し、前記第1の冷却系とは独立して運転される第2の冷却系とをさらに備える、請求項1に記載のハイブリッド車両。
  9. 前記回転電機に対して電力を供給する、運転者が外部から充電可能な蓄電装置をさらに備える、請求項1〜8のいずれか1項に記載のハイブリッド車両。
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