JP2007175372A - 体組成測定装置 - Google Patents

体組成測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007175372A
JP2007175372A JP2005378799A JP2005378799A JP2007175372A JP 2007175372 A JP2007175372 A JP 2007175372A JP 2005378799 A JP2005378799 A JP 2005378799A JP 2005378799 A JP2005378799 A JP 2005378799A JP 2007175372 A JP2007175372 A JP 2007175372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
body composition
subject
measuring apparatus
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005378799A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiichiro Miyata
喜一郎 宮田
Satoshi Yamada
聡 山田
Takashi Ono
貴史 小野
Hiroya Nakanishi
浩也 中西
Tameo Ashida
為夫 芦田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Healthcare Co Ltd
Original Assignee
Omron Healthcare Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Healthcare Co Ltd filed Critical Omron Healthcare Co Ltd
Priority to JP2005378799A priority Critical patent/JP2007175372A/ja
Priority to PCT/JP2006/320294 priority patent/WO2007077659A1/ja
Publication of JP2007175372A publication Critical patent/JP2007175372A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/05Detecting, measuring or recording for diagnosis by means of electric currents or magnetic fields; Measuring using microwaves or radio waves 
    • A61B5/053Measuring electrical impedance or conductance of a portion of the body
    • A61B5/0537Measuring body composition by impedance, e.g. tissue hydration or fat content
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/48Other medical applications
    • A61B5/4869Determining body composition
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/68Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient
    • A61B5/6801Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient specially adapted to be attached to or worn on the body surface
    • A61B5/6813Specially adapted to be attached to a specific body part
    • A61B5/6825Hand
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/68Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient
    • A61B5/6801Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient specially adapted to be attached to or worn on the body surface
    • A61B5/6813Specially adapted to be attached to a specific body part
    • A61B5/6829Foot or ankle

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

【課題】体組成を測定するための電極の表面に傷が付くことを防止する。
【解決手段】体組成測定装置100は、被験者が載ることが可能な第1ユニット110と、被験者が把持可能な第2ユニット120とを備える。第2ユニット120には、被験者の身体インピーダンスの計測に利用される電極133,134,143,144が設けられている。第1ユニット110は、第2ユニット120を保持可能な保持部と、第2ユニット120が保持部によって保持された状態において上記電極133,134,143,144と第1ユニット110とが接触することを防止する緩衝部118とを有する。
【選択図】図9

Description

本発明は、被験者の身体インピーダンスを計測することによって体組成を測定することが可能な体組成測定装置に関し、特に、被験者が載ることが可能なユニットと被験者が持つことが可能なユニットとを備えた体組成測定装置に関する。
従来、身体インピーダンスを計測することによって被験者の体組成を測定する体組成測定装置が知られている。この体組成測定装置は、健康管理に有用な情報を提供するものであり、家庭等において広く普及している。
体組成測定装置としては種々の形態のものが存在するが、その一つに、被験者が載ることが可能なユニットと、被験者が持つことが可能なユニットとを備えた体組成測定装置がある。通常、この種の形態の体組成測定装置においては、被験者が安定してユニットを手で持つことができるように、手で持つことが可能なユニットに手で把持することが可能なグリップ部が設けられる。そして、被験者が把持可能なユニットに、把持した手に接触するように身体インピーダンスを計測するための電極が設けられる。多くの場合には、被験者が把持可能なユニットのみならず、被験者が載ることができるユニットにも身体インピーダンスを計測するための電極が設けられる。そして、この電極を用いて計測された身体インピーダンスを利用して体組成が測定される。
上記のように複数のユニットに筐体が分割された体組成測定装置においては、通常、一の筐体に他の筐体が着脱自在に構成される。具体的には、被験者が載ることができるユニットに被験者が把持することが可能なユニットが着脱自在に設けられる場合が多い。これは、非使用時における収納性や使用時における利便性を考慮したものである。このような構成の体組成測定装置が開示された文献として、たとえば特開2001−299716号公報(特許文献1)や特開2003−70762号公報(特許文献2)、特開2005−237473号公報(特許文献3)等がある。
特開2001−299716号公報 特開2003−70762号公報 特開2005−237473号公報
上述のように、体組成測定装置は、被験者の身体インピーダンスを計測することによって体組成を測定する装置である。この体組成測定装置を利用した健康管理を確実なものとならしめるためには、精緻な身体インピーダンスの計測ができる体組成測定装置とすることが必要であり、また、被験者の日々の体組成の変化に基づく身体インピーダンスの微小な変化を確実に検出できる体組成測定装置とすることが必要である。
しかしながら、上述の複数のユニットに筐体が分割された体組成測定装置においては、一のユニットに設けられた電極が他のユニットに接触することにより、当該電極の表面に傷が付くおそれがある。具体的には、たとえば筐体が被験者が載るための第1ユニットと被験者が把持するための第2ユニットとに2分割された構成の体組成測定装置においては、被験者が繰り返し第1ユニットに第2ユニットを着脱することにより、第2ユニットに設けられた電極が第1ユニットに接触して傷付いたり、第1ユニットに設けられた電極に第2ユニットが接触して傷付いたりするおそれがある。
電極の表面に傷が付いた場合には、装置の外観上の美観が損なわれるという問題が生じる。また、これに加え、電極の表面に傷が付く前において測定した体組成と、電極の表面に傷が付いた後において測定した体組成との間に、測定条件が異なることによる差が発生してしまうという問題も生じる。これは、電極の表面が傷付くことによって身体と電極との接触面積が変化し、これに基づいて接触抵抗が変動する結果生じるものである。前述したように、体組成測定装置においては、被験者の日々の体組成の変化に基づく身体インピーダンスの微小な変化を検出することが必要であり、上記接触面積の変化に伴う接触抵抗の変動は、直接的に測定精度に影響をもたらす結果となる。このような場合には、実際の体組成の変動を適確に捉えることができなくなり、測定された体組成情報が健康管理に有用な情報とはならないことが懸念される。
また、上述の構成の体組成測定装置においては、被験者が過って、被験者が持つことができるユニットを落下させてしまうおそれもあり、その場合には装置が破損して測定に支障が生じるおそれもある。
したがって、本発明は、上述の問題点を解決すべくなされたものであり、ユニット同士が接触することによって生じる不具合の発生が防止された体組成測定装置を提供することを目的とする。また、本発明の別の目的は、被験者が過って手で持つためのユニットを落下させた場合にも、破損が生じ難い体組成測定装置を提供することにある。
本発明の第1の局面に基づく体組成測定装置は、被験者が載ることが可能な第1ユニットと、被験者が持つことが可能な第2ユニットとを備え、被験者の身体インピーダンスの計測に利用される電極を少なくとも上記第2ユニットに有するものである。上記第1ユニットは、上記第2ユニットを保持可能な保持部を有する。本体組成測定装置においては、上記第2ユニットが上記保持部によって保持された状態において上記電極と上記第1ユニットとが接触することを防止する緩衝部が設けられている。ここで、「手で持つことが可能」とは、手で握って持つことや指で摘んで持つことなどを含む意味である。
このように構成することにより、第1ユニットの保持部に第2ユニットを装着する際および第1ユニットの保持部から第2ユニットを取り外す際ならびに第1ユニットの保持部に対する第2ユニットの装着状態において、緩衝部の存在により第2ユニットに設けられた電極が第1ユニットに直接接触することが回避される。したがって、第2ユニットに設けられた電極が傷付くことがなくなり、電極の表面に傷が付くことによる測定値への悪影響を防止することが可能になる。また、装置の外観上の美観が損なわれることもなくなる。
上記本発明の第1の局面に基づく体組成測定装置にあっては、上記緩衝部が、上記第2ユニットが上記保持部によって保持された状態において上記電極に面する部分の上記第1ユニットに設けられていることが好ましい。
このように構成することにより、第1ユニットの保持部に第2ユニットを装着する際および第1ユニットの保持部から第2ユニットを取り外す際ならびに第1ユニットの保持部に対する第2ユニットの装着状態において、第2ユニットに設けられた電極が緩衝部に接触し、第1ユニットに直接接触することが回避される。したがって、第2ユニットに設けられた電極が傷付くことが確実に防止される。
本発明の第2の局面に基づく体組成測定装置は、被験者が載ることが可能な第1ユニットと、被験者が持つことが可能な第2ユニットとを備え、被験者の身体インピーダンスの計測に利用される電極を少なくとも上記第1ユニットに有するものである。上記第1ユニットは、上記第2ユニットを保持可能な保持部を有し、上記第2ユニットは、上記第2ユニットが上記保持部によって保持された状態において上記第1ユニットに面する部分に設けられた緩衝部を有する。ここで、「手で持つことが可能」とは、手で握って持つことや指で摘んで持つことなどを含む意味である。
このように構成することにより、第1ユニットの保持部に第2ユニットを装着する際および第1ユニットの保持部から第2ユニットを取り外す際に、緩衝部の存在により第2ユニットが第1ユニットに設けられた電極に直接接触することが回避される。したがって、第1ユニットに設けられた電極が傷付くことがなくなり、電極の表面に傷が付くことによる測定値への悪影響を防止することが可能になる。また、装置の外観上の美観が損なわれることもなくなる。さらには、被験者が第2ユニットを落下させた場合にも、緩衝部の存在によって装置が破損し難くなる効果も得られる。
上記本発明の第1および第2の局面に基づく体組成測定装置にあっては、上記緩衝部が、ゴム製の部材または熱可塑性エラストマー製の部材からなることが好ましい。
このように、緩衝部としてゴム製の部材または熱可塑性エラストマー製の部材のいずれかを採用することにより、簡素な構成にて高いクッション性を発揮する緩衝部とすることができる。
本発明によれば、ユニット同士が接触することによって生じる不具合の発生が防止された体組成測定装置とすることができる。また、被験者が過って手で持つためのユニットを落下させた場合にも、破損が生じ難い体組成測定装置とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態においては、同一の部分について図中同一の符号を付し、その説明は繰り返さないこととする。
(実施の形態1)
図1および図2は、本発明の実施の形態1における体組成測定装置の外観を示す斜視図である。図1は、第2ユニットを第1ユニットに装着した状態を示す図であり、図2は、第2ユニットを第1ユニットから取り外した状態を示す図である。まず、これらの図を参照して、本実施の形態における体組成測定装置の外観構造について説明する。
図1および図2に示すように、本実施の形態における体組成測定装置100は、被験者が載ることが可能な第1ユニット110と、被験者が手で持つことが可能な第2ユニット120とを備える。なお、本実施の形態における体組成測定装置100においては、手で持つことが可能な第2ユニットとして、安定的に手で保持することが可能となるように、手で握ることができるグリップ部を備えたものを採用している。
第1ユニット110は、被験者が載るための台111を有しており、この台111の上面には、被験者の左足が載置される左足用載置部112および被験者の右足が載置される右足用載置部113が設けられている。
左足用載置部112の爪先側には、身体インピーダンスの計測時において電流を印加するための電極131が設けられており、左足用載置部112の踵側には、身体インピーダンスの計測時において電圧を測定するための電極141が設けられている。これら電極131,141は、被験者の左足の裏に接触させるための電極である。
また、右足用載置部113の爪先側には、身体インピーダンスの計測時において電流を印加するための電極132が設けられており、右足用載置部113の踵側には、身体インピーダンスの計測時において電圧を測定するための電極142が設けられている。これら電極132,142は、被験者の右足の裏に接触させるためのである。
第1ユニット110の台111の下面の四隅には、滑り止めのための脚部117が設けられている。また、第1ユニット110の台111の所定位置には、電源ボタン161が設けられている。
図2に示すように、第1ユニット110の台111の上面の所定位置には凹部が設けられており、この凹部によって保持部114が構成されている。保持部114は、第2ユニット120の一部を上記凹部内に収容することにより、第2ユニット110を保持するための部位である。この保持部114には、コード引出し口115が設けられており、このコード引出し口115からは接続コード180が引き出されている。接続コード180は、台111の内部に設けられたコード巻き取りユニットにその一方の端部が固定されており、他方の端部は第2ユニット120に接続されている。
本実施の形態における体組成測定装置100においては、第1ユニット110の台111の所定位置に緩衝部118(図6ないし図8等参照)が設けられている。緩衝部118は、後述する第2ユニット120に設けられた電極133,134,143,144が傷付くことを防止するものであるが、その詳細については後述することとする。
図1および図2に示すように、第2ユニット120は、左手で把持するための左手用グリップ部121と、右手で把持するための右手用グリップ部122と、これら左手用グリップ部121と右手用グリップ部122の間に位置するベース部123とを有している。
左手用グリップ部121は、略円柱状の形状を有しており、その表面のベース部123側の部分には、身体インピーダンスの計測時において電流を印加するための電極133が設けられており、その表面のベース部123側とは反対側の部分には、身体インピーダンスの計測時において電圧を測定するための電極143が設けられている。これら電極133,143は、被験者の左手の掌に接触させるための電極である。
右手用グリップ部122は、略円柱状の形状を有しており、その表面のベース部123側の部分には、身体インピーダンスの計測時において電流を印加するための電極134が設けられており、その表面のベース部123側とは反対側の部分には、身体インピーダンスの計測時において電圧を測定するための電極144が設けられている。これら電極134,144は、被験者の右手の掌に接触させるための電極である。
ベース部123は、略直方体形状を有しており、その上面の所定位置には、表示部150が設けられている。表示部150は、この体組成測定装置100によって測定された体組成等を表示するための表示手段である。なお、表示部150としては、たとえば液晶表示装置(LCD)等が利用される。
また、ベース部123の上面の所定位置には、測定ボタン162、アップボタン164、ダウンボタン165および部位別表示切替えボタン166が設けられている。測定ボタン162は、測定開始の指示を行なうためのボタンであり、アップボタン164およびダウンボタン165は、個人データの設定時等において入力する値を選択するためのボタンである。また、部位別表示切替えボタン166は、被験者の部位別(たとえば、全身、体幹のみ、上肢のみ、下肢のみ等)の体組成を個別に表示させるための切替えボタンである。
また、左手用グリップ部121のベース部123側の端部および右手用グリップ部122のベース部123側の端部には、個人番号選択ボタン163が設けられている。個人番号選択ボタン163は、予め登録した被験者別のデータを読み出すための切り替えボタンである。
図3は、本実施の形態における体組成測定装置の機能ブロックを示す図である。次に、この図を参照して、本実施の形態における体組成測定装置の機能ブロックについて説明する。
図3に示すように、本実施の形態における体組成測定装置100は、上述した電極131〜134,141〜144、表示部150、操作部160としての各種ボタン161〜166に加え、体組成測定装置100の全体の制御や各種演算等の処理を行なうためのマイクロコンピュータ(マイコン)171と、所定周波数の高周波定電流を発生する高周波定電流発生回路152と、電流印加用の電極131〜134を切り替えるための電流印加用電極切替回路153と、電圧測定用の電極141〜144を切り替えるための電圧測定用電極切替回路154と、体重を計測するための体重計測部157と、電圧測定用電極切替回路154より得られる電圧情報および体重計測部157より得られる体重情報のいずれか一方に入力を切り替えるため入力切替回路155と、入力切替回路155より得られる電圧情報および体重情報をアナログ信号からデジタル信号に変換するためのA/D(analog/digital)変換回路156と、操作部160に含まれる電源ボタン161が操作されることによりマイコン171に電力を供給するための電源部151と、測定結果などの情報を記憶するための外部メモリ158とを備える。
また、マイコン171には、デジタル信号化された電圧情報から身体インピーダンスを計測するインピーダンス計測部172と、得られた身体インピーダンスを演算処理することにより、体組成を計算する体組成計算部173と、各種制御プログラム等を記憶するための内部メモリ174とを含む。
なお、本実施の形態における体組成測定装置100において測定可能な体組成としては、たとえば体脂肪量や除脂肪量、筋肉量、骨量、体脂肪率、筋肉率、内臓脂肪レベル等が挙げられる。また、各種体組成については、それぞれ全身、体幹、上肢、下肢等の全身または部位別の情報として測定される。これら体組成は、いずれも上述のインピーダンス計測部172において得られた身体のインピーダンス値および内部メモリ174に記録されている被験者の身長や体重、年齢、性別といった個人データから体組成計算部173によって公知の手法で算出されるものである。
図4は、被験者が本実施の形態における体組成測定装置を用いて体組成を測定する際の測定姿勢を示す図である。図4に示すように、被験者10は、直立した姿勢で左足11および右足12をそれぞれ第1ユニット110の台111の上面に設けられた左足用載置部112および右足用載置部113に配置し、第2ユニット120の左手用グリップ部121を左手13で、右手用グリップ部122を右手14でそれぞれ把持する。その際、両腕の肘を伸ばし、第2ユニット120が身体の前方に位置するようにほぼ肩の高さに両腕を維持し、腕と胴体とが略直角になるようにする。
図5は、本実施の形態における体組成測定装置を用いて体組成を測定する際のフローチャートである。以下においては、この図を参照して、体組成を測定する際の流れについて説明する。
図5に示すように、体組成を測定するに際しては、まず、ステップS101において電源ボタン161を操作し、体組成測定装置100の電源を投入する。これにより、マイコン171に電源が供給される。次に、ステップS102において第1ユニット110の保持部114から第2ユニット120を取り外す。つづいて、ステップS103において個人番号選択ボタン163を押し、個人番号を設定する。
次に、ステップS104において第1ユニット110に載るとともに両グリップ部121,122を図4に示す姿勢にて把持する。そして、ステップS105において体重が計測され、その後、ステップS106においてインピーダンスが計測される。そして、ステップS107において体組成が算出され、ステップS108において体組成の算出結果が表示部150に表示される。測定が終了すれば、ステップS109にて第2ユニット120を第1ユニット110の保持部114に装着し、ステップS110において電源ボタン161を操作して体組成測定装置100の電源を落とす。これにより、マイコン171への電源の供給が停止される。
図6は、本実施の形態における体組成測定装置の第1ユニットの上面図であり、図7は背面図、図8は側面図である。また、図9は、本実施の形態における体組成測定装置の第2ユニットを第1ユニットの保持部に装着させた状態を示す上面図であり、図10は側面図である。以下においては、これらの図を参照して、本実施の形態における体組成測定装置に設けられた緩衝部について説明する。
図6ないし図8に示すように、本実施の形態における体組成測定装置100は、第1ユニット110の台111の背面、すなわち保持部114が設けられた側の端面に一対の緩衝部118を有している。緩衝部118としては、適度に弾性を有している部材が利用され、たとえばシリコンゴム、エチレン−プロピレン−ゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム、ウレタンゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム等のゴム製の部材か、あるいはニトリルゴムまたはエチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)等を主成分として含む熱可塑性エラストマー製の部材が利用される。また、当該部材を体組成測定装置100の上記背面に取付ける方法としては、接着剤等による接着が利用可能である。
一対の緩衝部118が設けられた体組成測定装置100の背面は、第2ユニット120を第1ユニット110の保持部114に装着させた状態において第2ユニット120の左右のグリップ部121,122が対面する部位であり、このうち左右のグリップ部121,122のそれぞれに設けられた電極133,134,143,144に対面する部分に、上記緩衝部118が設けられている。この緩衝部118は、図9および図10に示すように、第2ユニット120を第1ユニット110の保持部114に装着させた状態においてそれぞれ電極133,134および電極143,144に接触し、第2ユニット120に設けられた電極133,134,143,144が直接第1ユニット110の背面に接触することを防止している。
このように構成することにより、第1ユニット110の保持部114に第2ユニット120を装着する際および第1ユニット110の保持部114から第2ユニット120を取り外す際ならびに第1ユニット110の保持部114に対する第2ユニット120の装着状態において、第2ユニット120に設けられた電極133,134,143,144が緩衝部118に接触し、第1ユニット110に直接接触することが回避される。したがって、第2ユニット120に設けられた電極133,134,143,144が保護されることになり、その表面が傷付くことがなくなる。したがって、電極133,134,143,144の表面に傷が付くことによる測定値への悪影響を防止することが可能になる。また、体組成測定装置100の外観上の美観が損なわれるおそれもなくなる。
なお、図示するように、緩衝部118は、第2ユニット120が第1ユニット110の保持部114によって保持された状態において電極133,134,143,144に面する部分の一部分に設けられていればよく、必ずしも全面にわたって設けられている必要はない。
(実施の形態2)
図11は、本発明の実施の形態2における体組成測定装置の第2ユニットの上面図であり、図12は正面図、図13は側面図、図14は底面図である。以下においては、これらの図を参照して、本実施の形態における体組成測定装置について説明する。
図11ないし図14に示すように、本実施の形態における体組成測定装置の第2ユニット120は、所定の位置に緩衝部125,126を有している。緩衝部125は、上述の実施の形態1における体組成測定装置100の背面に設けられた緩衝部118に代わって設けられるものである。すなわち、上述の実施の形態1における体組成測定装置100にあっては、第1ユニット110に緩衝部118が設けられていたが、本実施の形態における体組成測定装置においては、第2ユニット120に緩衝部125が設けられている。この緩衝部125は、第2ユニット120を第1ユニット110の保持部114に装着させた状態において電極133,134,143,144が直接第1ユニット110の背面に接触することを防止している。
また、緩衝部126は、第2ユニット120のベース部123の底面の所定位置に設けられている。この緩衝部126は、第2ユニット120を第1ユニット110の保持部114に装着させる際および第1ユニット110の保持部114から第2ユニット120を取り外す際に、第2ユニット120の底面が第1ユニット110に設けられた電極131,132,141,142に直接接触することを防止している。
なお、緩衝部125,126としては、適度に弾性を有している部材が利用され、たとえばシリコンゴム、エチレン−プロピレン−ゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム、ウレタンゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム等のゴム製の部材か、あるいはニトリルゴムまたはエチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)等を主成分として含む熱可塑性エラストマー製の部材が利用される。また、当該部材を体組成測定装置の第2ユニット120に取付ける方法としては、接着剤等による接着が利用可能である。
このように構成することにより、第1ユニット110の保持部114に第2ユニット120を装着する際および第1ユニット110の保持部114から第2ユニット120を取り外す際ならびに第1ユニット110の保持部114に対する第2ユニット120の装着状態において、緩衝部125の存在により第2ユニット120に設けられた電極133,134,143,144が第1ユニット110に直接接触することが回避される。したがって、第2ユニット120に設けられた電極133,134,143,144が傷付くことがなくなり、電極133,134,143,144の表面に傷が付くことによる測定値への悪影響を防止することが可能になる。また、体組成測定装置100の外観上の美観が損なわれるおそれもなくなる。
また、上記のように構成することにより、第1ユニット110の保持部114に第2ユニット120を装着する際および第1ユニット110の保持部114から第2ユニット120を取り外す際に、緩衝部126の存在により第2ユニット120が第1ユニット110に設けられた電極131,132,141,142に直接接触することが回避される。したがって、第1ユニット110に設けられた電極131,132,141,142が傷付くことがなくなり、電極131,132,141,142の表面に傷が付くことによる測定値への悪影響を防止することが可能になる。また、体組成測定装置100の外観上の美観が損なわれるおそれもなくなる。さらには、被験者が第2ユニット120を落下させた場合にも、緩衝部126の存在によって体組成測定装置100が破損することが防止できる場合も出てくる。
なお、図示するように、緩衝部125は、第2ユニット120が第1ユニット110の保持部114によって保持された状態において電極133,134,143,144に面する部分に必ずしも設けられる必要はない。また、緩衝部126は、第2ユニット120の底面の必ずしも全面にわたって設けられている必要はなく、第2ユニット120の形状に応じて適宜設置されればよい。
上述の実施の形態1および2においては、体組成測定装置の筐体を被験者が載ることができるユニットと被験者が把持可能なユニットとに2分割した場合を例示して説明を行なったが、被験者が把持可能なユニットを右手用のユニットおよび左手用のユニットのそれぞれに分割する構成とした場合にも本発明の適用は当然に可能である。また、必ずしも分割したユニット同士が有線接続されている必要はなく、無線接続されている場合にも本発明を適用することは可能である。さらには、手で持つことが可能なユニットとして、上述の把持するタイプのユニットではなく、指で摘むタイプのユニット等に変更することも可能である。
このように、今回開示した上記各実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって画定され、また特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
本発明の実施の形態1における体組成測定装置の外観を示す斜視図であり、第2ユニットを第1ユニットに装着した状態を示す図である。 本発明の実施の形態1における体組成測定装置の外観を示す斜視図であり、第2ユニットを第1ユニットから取り外した状態を示す図である。 本発明の実施の形態1における体組成測定装置の機能ブロックを示す図である。 被験者が本発明の実施の形態1における体組成測定装置を用いて体組成を測定する際の測定姿勢を示す図である。 本発明の実施の形態1における体組成測定装置を用いて体組成を測定する際のフローチャートである。 本発明の実施の形態1における体組成測定装置の第1ユニットの上面図である。 本発明の実施の形態1における体組成測定装置の第1ユニットの背面図である。 本発明の実施の形態1における体組成測定装置の第1ユニットの側面図である。 本発明の実施の形態1における体組成測定装置の第2ユニットを第1ユニットの保持部に装着させた状態を示す上面図である。 本発明の実施の形態1における体組成測定装置の第2ユニットを第1ユニットの保持部に装着させた状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態2における体組成測定装置の第2ユニットの上面図である。 本発明の実施の形態2における体組成測定装置の第2ユニットの正面図である。 本発明の実施の形態2における体組成測定装置の第2ユニットの側面図である。 本発明の実施の形態2における体組成測定装置の第2ユニットの底面図である。
符号の説明
10 被験者、11 左足、12 右足、13 左手、14 右手、100 体組成測定装置、110 第1ユニット、111 台、112 左足用載置部、113 右足用載置部、114 保持部、115 コード引き出し口、117 脚部、118,125,126 緩衝部、120 第2ユニット、121 左手用グリップ部、122 右手用グリップ部、123 ベース部、131〜134,141〜144 電極、150 表示部、151 電源部、152 高周波定電流発生回路、153 電流印加用電極切替回路、154 電圧測定用電極切替回路、155 入力切替回路、156 変換回路、157 体重計測部、158 外部メモリ、160 操作部、161 電源ボタン、162 測定ボタン、163 個人番号選択ボタン、164 アップボタン、165 ダウンボタン、166 部位別切替えボタン、171 マイコン、172 インピーダンス計測部、173 体組成計算部、174 内部メモリ、180 接続コード。

Claims (4)

  1. 被験者が載ることが可能な第1ユニットと、被験者が持つことが可能な第2ユニットとを備え、被験者の身体インピーダンスの計測に利用される電極を少なくとも前記第2ユニットに有する体組成測定装置であって、
    前記第1ユニットは、前記第2ユニットを保持可能な保持部を有し、
    前記第2ユニットが前記保持部によって保持された状態において前記電極と前記第1ユニットとの接触を防止する緩衝部が設けられた、体組成測定装置。
  2. 前記緩衝部は、前記第2ユニットが前記保持部によって保持された状態において前記電極に面する部分の前記第1ユニットに設けられている、請求項1に記載の体組成測定装置。
  3. 被験者が載ることが可能な第1ユニットと、被験者が持つことが可能な第2ユニットとを備え、被験者の身体インピーダンスの計測に利用される電極を少なくとも前記第1ユニットに有する体組成測定装置であって、
    前記第1ユニットは、前記第2ユニットを保持可能な保持部を有し、
    前記第2ユニットは、前記第2ユニットが前記保持部によって保持された状態において前記第1ユニットに面する部分に設けられた緩衝部を有する、体組成測定装置。
  4. 前記緩衝部は、ゴム製の部材または熱可塑性エラストマー製の部材からなる、請求項1から3のいずれかに記載の体組成測定装置。
JP2005378799A 2005-12-28 2005-12-28 体組成測定装置 Withdrawn JP2007175372A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005378799A JP2007175372A (ja) 2005-12-28 2005-12-28 体組成測定装置
PCT/JP2006/320294 WO2007077659A1 (ja) 2005-12-28 2006-10-11 体組成測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005378799A JP2007175372A (ja) 2005-12-28 2005-12-28 体組成測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007175372A true JP2007175372A (ja) 2007-07-12

Family

ID=38228019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005378799A Withdrawn JP2007175372A (ja) 2005-12-28 2005-12-28 体組成測定装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2007175372A (ja)
WO (1) WO2007077659A1 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3182991B2 (ja) * 1993-08-12 2001-07-03 オムロン株式会社 健康管理指針アドバイス装置
JP3052880B2 (ja) * 1997-03-19 2000-06-19 オムロン株式会社 生体情報測定装置
JP4065066B2 (ja) * 1998-10-19 2008-03-19 大和製衡株式会社 体脂肪計
JP4228468B2 (ja) * 1999-05-31 2009-02-25 パナソニック電工株式会社 体脂肪測定装置
JP2003070762A (ja) * 2001-09-07 2003-03-11 Omron Corp 健康管理指針アドバイス装置
JP2003304311A (ja) * 2002-04-09 2003-10-24 Fujitsu Ltd 電子装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2007077659A1 (ja) 2007-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8150507B2 (en) Body fat measurement device
JP5751002B2 (ja) 電極用パッド
WO2011013345A1 (ja) 体脂肪測定装置
JP4609463B2 (ja) 生体インピーダンス測定用ハンドユニット
JP5560400B2 (ja) 心電計
WO2000022980A1 (en) Cordless pulse oximeter
KR101654386B1 (ko) 내장 지방 측정 장치
US7930021B2 (en) Body composition measuring apparatus
JP2007301093A (ja) 体組成測定装置
US20230404417A1 (en) Electronic device
JP2007175372A (ja) 体組成測定装置
JP2014042577A (ja) 生体測定装置
JP4228468B2 (ja) 体脂肪測定装置
JP5751003B2 (ja) パッド用トレイ
JP4069500B2 (ja) 体脂肪測定装置
JP2004129779A (ja) 生体情報測定装置
JP4423768B2 (ja) 体脂肪測定装置
JP2011025071A (ja) 体脂肪測定装置
JP2002263077A (ja) 生体情報測定装置
KR200361688Y1 (ko) 올바른 측정자세를 유도하는 체성분분석장치
WO2007091380A1 (ja) 携帯型心電計
JP4647092B2 (ja) 生体インピーダンス測定装置
CN107049246A (zh) 用于产后修复的人体体质分析仪
JP7511223B2 (ja) 電流刺激装置
US20200237239A1 (en) Sphygmomanometer main body and sphygmomanometer

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20090303