JP2007174846A - 天井配線モジュール及び配線システム - Google Patents

天井配線モジュール及び配線システム Download PDF

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Abstract

【課題】機能装置部の設置位置の自由度が高く且つ設置位置の変更に容易に対応でき、さらに室内の美観を損なうことがない天井配線モジュール及び配線システムを提供する。
【解決手段】天井配線モジュールAは、天井と壁とが交わる境界部分に取着されるモジュール本体1を備え、当該モジュール本体1の内部に電力線L1と情報線L2とを収納する。モジュール本体1における室内側の表面には開口1aが形成され、この開口1aに臨ませて電力線L1および情報線L2に接続されたゲート装置Bを収納してある。そして、開口1aを塞ぐようにしてモジュール本体1に機能モジュールCを接続すると、機能モジュールCの背面に設けたコネクタが、ゲート装置B前面の電力路接続口6Aおよび情報路接続口6Bに接続され、機能モジュールCがゲート装置Bを介して電力の供給と情報信号の伝達とを行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、天井配線モジュール及び配線システムに関するものである。
従来の屋内配線では、建物の壁の裏側に電気配線を先行配線しておき、壁の要所に設けたスイッチボックスまで電気配線を導入していた。そして、コンセントやスイッチなどの埋込型配線器具を配設する際には、スイッチボックスから引き出した電気配線を埋込型配線器具の端子部に接続した後、配線器具用に規格化された取付枠を用いて配線器具をスイッチボックスに埋込配設していた(例えば特許文献1参照)。
またセンサやカメラなどの天井取付用機器の場合は、天井の要所に予め設置した取付ベースに、電力線或いは情報線を配線しておき、この取付ベースに天井取付用機器を取り付けて、使用するようになっていた。
また従来より、室内の壁面から天井面にかけて配線ダクトを設け、この配線ダクトに熱線センサや照明器具を取り付けると、配線ダクトを介して熱線センサや照明器具に電源が供給されて動作するような配線システムも提供されていた。
特開2001−37037号公報(段落[0002]、及び、第13図) 特開平11−67027号公報(段落[0009]〜[0015]、及び、第1図)
上述のように従来の天井取付用機器は、取付ベースが予め設置された場所にしか取り付けることができず、天井取付用機器の設置位置に制約があり、設置位置の変更に容易に対応できないという問題があった。
また後者の配線システムでは、配線ダクトの設置位置が、この配線ダクトに取り付ける照明器具の照明範囲やセンサの検知エリアによって決定されるため、配線ダクトを天井の中央付近に設ける必要があり、配線ダクトが目立って室内の美観が損なわれるという問題もあった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、機能装置部の設置位置の自由度が高く且つ設置位置の変更に容易に対応でき、さらに室内の美観を損なうことがない天井配線モジュール及び配線システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、天井と壁とが交わる境界部分に沿って取着される細長のモジュール本体を備え、当該モジュール本体の内部に電力供給と情報信号の伝達を行うための電線を収納し、モジュール本体における室内側の表面に、所定の機能を有し電線を介して電源の供給又は情報信号の授受の内の少なくとも一方又は両方を行う機能装置部を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、機能装置部が、電線を外部の電路に接続するための接続口を具備し、モジュール本体の内部に収納されるゲート装置と、ゲート装置の接続口に着脱自在に接続される被接続部を具備し、ゲート装置を介して電源の供給又は情報信号の授受の内の少なくとも一方又は両方を行う機能モジュールとから成ることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、モジュール本体は、天井と壁との境界部分に沿う連設方向の両端部に、当該モジュール本体に収納された電線を、当該モジュール本体に対して連設方向に並べて連設された他のモジュール本体の電線に接続するためのコネクタを備え、複数のモジュール本体を入替可能な状態で連結したことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかの発明において、機能装置部に、撮影対象領域の画像を撮影するカメラ機能、又は、室内状況を検出するセンサ機能の内の何れかの機能を設けたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかの発明において、機能装置部が備える機能部のモジュール本体に対する取付角度を調整する角度調整手段を設けたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかの発明において、モジュール本体の内部に収納された電線を、壁に配設された電源コンセントおよび情報コンセントに接続するためのコンセント接続モジュールを設けたことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかの発明において、電線が、電源供給のための電力線と、情報信号を伝送するための情報線とで構成されることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1乃至6の何れかの発明において、電線が電源供給のための電力線からなり、電力線を介して電力線搬送通信により情報信号が伝達されることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1乃至8の何れかに記載の1乃至複数の天井配線モジュールと、天井と壁とが交わる境界部分に取着され、天井配線モジュールの内部に収納された電線と電気的に接続される中継用電線を内部に収納する1乃至複数の中継配線用モジュールとを備え、天井配線モジュールと中継配線用モジュールとが、内部の電線および中継用電線を電気的に接続した状態で、天井の周縁部を周回するように連設されたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、モジュール本体の内部に電力供給と情報信号の伝達を行うための電線が収納され、モジュール本体における室内側の表面には、所定の機能を有し電線を介して電源の供給又は情報信号の授受の内の少なくとも一方又は両方を行う機能装置部が設けられているので、モジュール本体を所望の位置に取り付けることで機能装置部を所望の位置に配置して使用することができ、機能装置部の設置位置の自由度が向上するとともに、設置位置の変更にも容易に対応することができる。しかもモジュール本体は、天井と壁とが交わる境界部分に取着されるので、モジュール本体が天井の中央に設置される場合のようにモジュール本体が目立つことはなく、天井の隅や角部などにモジュール本体を設置することで、モジュール本体を目立ちにくくして、室内の美観を損なうことがない。
請求項2の発明によれば、所望の機能を有する機能モジュールをゲート装置に接続することで、機能の変更や拡張にも容易に対応することができる。
請求項3の発明によれば、モジュール本体には、内部に収納した電線を他のモジュール本体に収納された電線に接続するためのコネクタが連設方向の両端部に設けられているので、連設方向に沿って複数のモジュール本体を連設することにより、各モジュール本体のコネクタを介して内部の電線を電気的に接続することができ、そのうえモジュール本体の接続位置を入れ替えることで、機能装置部を所望の位置に配置することができる。
請求項4の発明によれば、カメラ機能或いはセンサ機能の何れかを有する機能装置部を天井の隅や角部に配置して使用することができる。
請求項5の発明によれば、モジュール本体に対する機能部の取付角度を角度調整手段により調整することができ、例えば機能部がセンサ機能やカメラ機能を有している場合にセンサ機能の検知方向やカメラ機能の撮影角度を角度調整手段を用いて調整することができるので、検知エリアや撮影エリアが部屋の任意の場所に設定された場合でもモジュール本体を天井の中央に設置する必要がないから、部屋の美観を損ねることが無く、モジュール本体が目立たないように天井の隅や角部などにモジュール本体を設置しつつ、所望の機能を果たすことができる。
請求項6の発明によれば、コンセント接続モジュールを利用して、モジュール本体の内部に収納された電線を、壁に配設された電源コンセントおよび情報コンセントにそれぞれ接続することができる。
請求項7の発明によれば、電力線と情報線とを用いて電力の供給と情報信号の伝送とを行うことができる。
請求項8の発明によれば、電力線で情報線を兼用しているので、電線の本数を減らして、配線施工を簡略化することができる。
請求項9の発明によれば、電線および中継用電線をそれぞれ収納した天井配線モジュールおよび中継配線用モジュールを、天井の周縁部を周回するように連設しているので、天井の周縁部の全体に電力路および情報路を配線することができ、所望の位置に機能装置部を設置して使用することができる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本発明の実施形態1を図1〜図9に基づいて説明する。尚、以下の説明では、特に断りがないかぎり、図2(a)の向きにおいて上下左右の方向を規定し、図2(a)における正面を前面という。したがって、図2(b)における右端は後端になる。
本実施形態の天井配線モジュールAの分解斜視図を図1に、正面図を図3にそれぞれ示す。この天井配線モジュールAは、室内の天井と壁とが交わる境界部分に取着される廻り縁のような細長のモジュール本体1を備え、このモジュール本体1の内部に電力線L1および情報線L2を長手方向(つまり天井と壁との境界部分に沿った連設方向)に沿ってそれぞれ収納してある。
そして、図1及び図2(a)(b)に示すようにモジュール本体1の長手方向一端側には角柱状の嵌合凸部2A,2Bを突設してあり、各嵌合凸部2A,2Bには電力線L1および情報線L2にそれぞれ電気的に接続された接続端子4A,5Aを配置してある。またモジュール本体1の長手方向他端側には、別のモジュール本体1に設けた上記嵌合凸部2A,2Bが凹凸嵌合する嵌合凹部3A,3Bが設けられ、各嵌合凹部3A,3Bの内部には電力線L1および情報線L2にそれぞれ電気的に接続されるとともに、嵌合凸部2A,2Bの接続端子4A,5Aにそれぞれ接続される接続端子4B,5Bを配設してある。ここに、嵌合凸部2A,2B及び嵌合凹部3A,3Bの形状、寸法および内部に設けた接続端子4A,4B,5A,5Bの配列はシステムとして定形化(規格化)してあるので、複数本のモジュール本体1を長手方向に連結して使用することができ、また連結して使用されている複数本のモジュール本体1の順番を入れ替えることも可能である。
さらに、モジュール本体1の室内側の表面には、横長の開口1aが長手方向略中央に形成され、モジュール本体1の内部位置であって開口1aに臨む位置にはゲート装置Bを収納してある(図1及び図2(a)参照)。このゲート装置Bは、モジュール本体1内に収納された電線(電力線L1および情報線L2からなる)を後述の機能モジュールCに接続するためのもので、ゲート装置Bの背面には電力線L1および情報線L2がそれぞれ接続される速結端子構造の端子部(図示せず)が設けられ、前面には端子部を介して電力線L1に電気的に接続される接触部を備えた電力路接続口6Aと、端子部を介して情報線L2に電気的に接続される接触部を備えた情報路接続口6Bとが設けられている(図4参照)。ここに、ゲート装置Bと機能モジュールCとで機能装置部が構成される。
機能モジュールCの器体7は略直方体状であって、器体7の内部には図5に示す回路を内蔵してある。器体7の後部の左右方向寸法および上下方向寸法はそれぞれモジュール本体1の開口1aに比べて若干小さめに形成してあり、器体7の前端部の周縁からは側方に向かって突出する鍔部8が一体に形成されている。また器体7の背面部には、ゲート装置Bの電力路接続口6Aおよび情報路接続口6Bにそれぞれ対応して被接続部たるコネクタ部10A,10Bを設けてある。なお、機能モジュールCが、負荷への電力供給又は情報信号の伝達の何れか一方のみを行う場合は、電力路接続口6Aに接続されるコネクタ部10A、又は、情報路接続口6Bに接続されるコネクタ部10Bの内、何れか必要な方のみを設けておけば良い。
この器体7をモジュール本体1に取り付ける際には、器体7の後部を開口1a内に挿入して、ゲート装置Bの各接続口6A,6Bにコネクタ部10A,10Bを接続すると、鍔部8の背面が開口1aの周縁部に当接するとともに、器体7の側面に設けた取付爪9が開口1aの周縁部の後面と係合する。このとき、取付爪9と鍔部8との間にモジュール本体1の前面が挟持されるので、機能モジュールCの器体7をモジュール本体1に取り付けることができる。なお各接続口6A,6Bの形状、寸法および内部に設けた接触部の配列はシステムとして定形化(規格化)してあり、各接続口6A,6Bに対応して機能モジュールCの背面部に設けたコネクタ部10A,10Bもその形態を定形化してあるので、コネクタ部10A,10Bを各接続口6A,6Bに着脱自在に接続することによって、機能モジュールCを何れのゲート装置B(モジュール本体1)に対しても着脱自在に取着できるようになっている。
ここで、本実施形態の機能モジュールCは例えば撮影対象領域を撮影するカメラ機能を有しており、前面側に半球状の透明なカバー61が取着された略球状の回転体60が、器体7前面の窓孔7aから回転体60の前面側を露出させた状態で、器体7に対して回転自在に枢支されており、この回転体60の内部にカメラ16cを収納してある。回転体60には、器体7の内部に設けた軸受部に枢支される軸部(図示せず)が形成されており、この軸部の周りに回転体60を回転させることで、モジュール本体1に対する機能部(すなわちカメラ16c)の取付角度を調整できるようになっており、カメラ16cの向きを調整することで、所望の領域の映像を撮影することができるようになっている。
ここに、回転体60などから、機能モジュールCが備える機能部のモジュール本体1に対する取付角度を調整する角度調整手段が構成される。したがって、機能モジュールCの機能部が例えばカメラ機能やセンサ機能を備えている場合にセンサ機能の検知方向やカメラ機能の撮影角度を角度調整手段を用いて調整することによって、検知エリアや撮影エリアとは離れた場所にモジュール本体1を設置することができ、検知エリアや撮影エリアが部屋の任意の場所に設定される場合でもモジュール本体を天井の中央に設置する必要が無いから、部屋の美観を損ねることはなく、モジュール本体が目立たないように天井の隅や角部などにモジュール本体を設置しつつ、所望の機能を果たすことができる。
なお角度調整手段を上記の構成に限定する趣旨のものではなく、例えば図6(b)に示すように器体7の前面に突設した支持台62に、アーム63を介して回動自在に取着されたケース部64内にカメラ16cを収納するようにしても良く、角度調整手段たるアーム63を回動させることでカメラ16cを所望の方向に向けることができる。なおケース部64の前面には透明なカバー64aが取着されている。また角度調整手段を持たず、モジュール本体1に対する機能部16の取付角度が固定の場合は、部屋内部の所定の場所で機能部16の機能が得られるように、モジュール本体1に対する機能部16の取付角度を設定すれば良く、機能部16が例えばカメラ機能やセンサ機能を備えている場合にはセンサ機能の検知エリアやカメラ機能の撮影エリアが所望のエリアに設定されるように機能部16の取付角度を設定してある。
次に機能モジュールCの回路構成を図5(a)(b)により説明する。この機能モジュールCは、ゲート装置Bの電力路接続口6Aに接続されるコネクタ部10Aを介して電力線L1に接続され、電力線L1を介して供給される商用電源を整流、平滑することにより、所定電圧値の直流電圧からなる内部回路の動作電源+Vを得るAC/DCコンバータ部12と、コネクタ部10Bを介して接続される情報線L2を通じて情報信号を送受信する送受信部13と、機能モジュールCの種別に対応した機能を有する機能部16と、送受信部13が受信した情報信号を取り込んで機能部16に対応したデータ信号を生成しI/Oインターフェース15を通じて機能部16に伝送する機能や、機能部16から送られてくるデータ信号をI/Oインタフェース15を通じて取り込み、送信先へ情報信号として送信させるための処理を行う演算処理部14とを備えており、機能モジュールCの種類に応じて機能部16の構成が異なるのである。ここで、本実施形態の機能モジュールCは、上述のようにカメラ機能を有しており、その機能部16は、図5(b)に示すように、カメラ16cと、カメラ16cを駆動するカメラ駆動部16bと、カメラ16cの画像データを圧縮、符号化して得た映像データを出力する画像処理部16dと、I/Oインタフェース15を介して演算処理部14から入力された制御信号に基づいてカメラ駆動部16bの動作を制御するとともに、画像処理部16dから入力された映像信号を情報信号としてI/Oインタフェース15を介して演算処理部14に出力するCPU部16aとで構成される。
而して機能モジュールCの器体7をモジュール本体1の開口1aに取着して、機能モジュールCのコネクタ部10A,10Bをゲート装置Bの各接続口6A,6Bに接続すれば、ゲート装置Bを介して接続される電力線L1を通じて機能モジュールCに電力が供給されるとともに、ゲート装置Bを介して接続される情報線L2を通じて機能モジュールCが情報路に接続され、機能モジュールCのカメラ16cで撮影された映像信号が情報線L2を通じてモニタ機能を有する機能モジュール(図示せず)に送信されるので、モニタ側でカメラ16cの映像をモニタすることができる。
なお上述の実施形態では、カメラ機能を有する機能モジュールCを例に説明を行ったが、機能モジュールCの機能をカメラ機能に限定する趣旨のものではなく、種々の機能を有する機能モジュールCを使用することができる。ここで、情報線L2は複数種の機器に用いられる情報信号の信号伝送を行うものであり、例えば電話、LANなどのネットワーク機器、TV、インターホン、各種センサなどに用いられる情報信号や、照明器具などの機器を制御するための制御信号の信号伝送に用いられる。したがって、ゲート装置Bを介して機能モジュールCに複数種類の情報信号を伝達することができるから、機能モジュールCに多種多様な機能を持つ機能モジュールを使用でき、多種多様な機能をもつシステムを実現することができる。
例えば図5(c)は人体検知機能を有するセンサ型の機能モジュールCの機能部16を示しており、検知領域内の人体から放射される熱線を検出するPIRセンサ16fと、PIRセンサ16fの検出信号を信号処理することによって人の存否を検出する人体検知回路16eと、人体検知回路16eから入力される人体検知信号を、I/Oインタフェース15を介して演算処理部14に出力するCPU部16aとで構成される。また図6(a)はセンサ型の機能モジュールCの外観斜視図を示しており、この機能モジュールCでは、前面側に赤外線を透過する透光カバー61’が取着された略球状の回転体60が、器体7前面の窓孔7aから回転体60の前面側を露出させた状態で、器体7に対して回転自在に枢支されており、この回転体60の内部にPIRセンサ16fを収納してある。回転体60には、器体7の内部に設けた軸受部に枢支される軸部(図示せず)が形成されており、この軸部の周りに回転体60を回転させることで、モジュール本体1に対する機能部(すなわちPIRセンサ16f)の取付角度を調整できるようになっており、PIRセンサ16fの向きを調整することで検知領域を調整することができる。
ところで、上述の天井配線モジュールAでは、モジュール本体1の内部に収納したゲート装置Bに機能モジュールCを接続し、ゲート装置Bを介して機能モジュールCを電力線L1および情報線L2に接続しているが、ゲート装置Bを無くして、モジュール本体1に取着した機能モジュールCに電力線L1および情報線L2を直接接続しても良い。またゲート装置Bに機能モジュールCを接続する必要が無い場合には、モジュール本体1の開口1aに目隠しプレート(図示せず)を取着して、開口1aを閉塞しても良く、この場合天井配線モジュールAは電力線L1および情報線L2の延長用として機能する。また図7に示すように上述の天井配線モジュールAにおいて、ゲート装置Bを無くすとともに、開口1aを閉塞して、内部に中継用電線(電力線L1及び情報線L2)を収納した形態の中継配線用モジュールDを設けても良く、このような中継配線用モジュールDを天井配線モジュールAに連結して使用することで、電力線L1および情報線L2を延長することができる。
次に、上述の天井配線モジュールAや中継配線用モジュールDを用いた天井配線システムについて図7及び図8に基づいて説明する。上述のように天井配線モジュールAおよび中継配線用モジュールDは、モジュール本体1の長手方向一端側に嵌合凸部2A,2Bが設けられるとともに、長手方向他端側には嵌合凹部3A,3Bが設けられているので、複数の天井配線モジュールAと中継配線用モジュールDとを、天井100と壁101とが交わる境界部分に並べて連結し、嵌合凸部2A,2Bと嵌合凹部3A,3Bとを凹凸嵌合させることによって、各モジュールA,Dに収納された電力線L1同士、情報線L2同士をそれぞれ電気的に接続することができる。そして、連設方向(天井100と壁101との境界線に沿った方向)に並べて連結された複数の天井配線モジュールAと中継配線用モジュールDの内、一方の端にあるモジュール(図7の例では中継配線用モジュールD)にコンセント接続モジュールEを接続し、他方の端にあるモジュール(例えば天井配線モジュールA)に端末モジュールGを接続する。またモジュールA,D間又はモジュールA,A間或いはモジュールD,D間を連結モジュールFを介して接続することによって、隣接するモジュール同士が互いに直角に連結されるから、コーナ部を挟んで互いに直交する2つの壁101a,101bに各モジュールA,Dを配設することができ、天井100の周縁部を周回するように全周に亘って天井配線モジュールAおよび中継配線用モジュールDを連設すると、部屋の隅々に電源ラインおよび情報ラインを配線でき、所望の場所に機能モジュールCを設置して使用することができる。
ここで、コンセント接続モジュールEは、図8(a)に示すようにモジュール本体1と上下方向寸法および厚み寸法が略同じ寸法に形成された器体18を備えている。モジュール本体1と面接する器体18の一側面には、モジュール本体1の嵌合凸部2A,2Bと嵌合する嵌合凹部19A,19Bが形成され、この嵌合凹部19A,19Bの内部には、嵌合凸部2A,2Bの接続端子4A,5Aに接続される接続端子20,21を配設してある。また器体18の他方の側面からは接続端子20,21にそれぞれ電気的に接続された電源コード22及びモジュラコード24が導出され、各コード22,24の先端にはそれぞれ電源プラグ23、モジュラコネクタ25が接続されている。而して、モジュール本体1の一端側に設けた嵌合凸部2A,2Bを嵌合凹部19A,19Bと凹凸嵌合させることで、コンセント接続モジュールEを天井配線モジュールA又は中継配線用モジュールDに接続し、モジュール本体1内に収納された電力線L1および情報線L2をそれぞれ電源コード22およびモジュラコード24に電気的に接続することができる。そして、コンセント接続モジュールEの電源プラグ23及びモジュラコネクタ25を、壁101aに埋込配設された電源コンセント41およびモジュラコンセント42に接続することによって、壁101a,101bの裏側に先行配線された電力線および情報線に、天井配線モジュールAおよび中継配線用モジュールD内部の電力線L1および情報線L2を接続することができる。
また、連結モジュールFは、図8(b)に示すように平面視の形状が略L字形に形成された器体26を備え、器体26の内部には電力線L1および情報線L2を収納してある。一方の側片26aの先端面には、モジュール本体1の嵌合凹部3A,3Bに凹凸嵌合する角柱状の嵌合凸部27A,27Bが突設されており、各嵌合凸部27A,27Bには、嵌合凹部3A,3B内に配設された接続端子4B,5Bと電気的に接続される接続端子28,29が配設されている。また他方の側片26bの先端面には、モジュール本体1の嵌合凸部2A,2Bが凹凸嵌合する嵌合凹部30A,30Bが形成されており、各嵌合凹部30A,30Bの内部には、接続端子28,29に電力線L1および情報線L2を介して電気的に接続されるとともに、嵌合凸部2A,2Bの接続端子4A,5Aに電気的に接続される接続端子31,32が配設されている。而して、壁101aに配設された天井配線モジュールA又は中継配線用モジュールDの嵌合凹部3A,3Bに嵌合凸部27A,27Bを接続するとともに、壁101bに配設された天井配線モジュールA又は中継配線用モジュールDの嵌合凸部2A,2Bに嵌合凹部30A,30Bを接続して、両モジュール間を連結モジュールFを介して連結すると、各々のモジュールに収納された電力線L1,L1間が連結モジュールFの電力線L1を介して電気的に接続されるとともに、各々のモジュールに収納されたに収納された情報線L2,L2間が連結モジュールFの情報線L2を介して電気的に接続されるのである。
また更に、端末モジュールGは、図8(c)に示すようにモジュール本体1と上下方向寸法および厚み寸法が略同じ寸法に形成された器体33を備え、モジュール本体1と面接する器体33の一側面には、モジュール本体1の嵌合凹部3A,3Bと嵌合する嵌合凸部34A,34Bが形成されている。而して、モジュール本体1の嵌合凹部3A,3Bに端末モジュールGの嵌合凸部34A,34Bを凹凸嵌合させることで、天井配線モジュールAに対して端末モジュールGを接続することができ、天井配線モジュールAの嵌合凹部3A,3Bを塞いで、嵌合凹部3A,3B内の接続端子4B,5Bにゴミや埃などが付着するのを防止することができる。
以上説明したように複数の天井配線モジュールAおよび中継配線用モジュールDを直列に連結した状態で、天井100と壁101a,101bとの境界部分に配設し、一方の端にある天井配線モジュールA又は中継配線用モジュールDにコンセント接続モジュールEを接続して、各モジュールA,Dに収納された電力線L1および情報線L2を壁内に先行配線された電力線および情報線に電気的に接続することができるから、壁101a,101bの所望の位置に機能モジュールCを設けることができ、機能モジュールCの設置位置の自由度が向上するとともに、設置位置の変更にも容易に対応することができる。しかも、各モジュールA,Dのモジュール本体は、天井と壁とが交わる境界部分に取着されるので、天井の中央に設置される場合のようにモジュール本体が目立つことはなく、天井の隅や角部などにモジュール本体を設置することで、モジュール本体を目立ちにくくして、室内の美観を損なうことがない。
また天井配線モジュールAおよび中継配線用モジュールDは、長手方向(連設方向)の一端側に嵌合凸部2A,2Bを形成して、各嵌合凸部2A,2Bに接続端子4A,5Aを配設するとともに、他端側に嵌合凹部3A,3Bを形成して、各嵌合凹部3A,3B内に接続端子4B,5Bを形成してあり、接続端子4A,4Bからなる電力用コネクタと、接続端子5A,5Bからなる情報用コネクタとを天井配線モジュールAの長手方向両端部に設けているので、複数の天井配線モジュールAと中継配線用モジュールDとを連結する順番を容易に入れ替えることができ、レイアウト変更などによって機能モジュールCの位置を変更したい場合にも各モジュールA,Dの接続位置を入れ替えることで、機能装置部(機能モジュールC)を所望の位置に配置することができる。またゲート装置Bに接続する機能モジュールCを交換することで、所望の機能を有する機能モジュールを使用することができ、機能の追加や拡張にも容易に対応できる。
ところで、上述の天井配線システムは図9に示す配線システムの一部を構成するものである。この配線システムでは、建物内の適所において1乃至複数のスイッチボックス90を埋込配設してあり、始端のスイッチボックス90に対しては、屋外より配線盤70内に引き込まれ主幹ブレーカMBおよび分岐ブレーカBBを介して屋内に引き込まれた電力線L1と、外部のインターネット網NTにゲートウェイGW(ルータ、ハブ内蔵)を介して接続される情報線L2とを導入する。また各スイッチボックス90の間は壁面内に先行配線された電力線L1と情報線L2とを送り配線してある。
ここで、スイッチボックス90は、例えばJISで規格化された大角形の1個モジュール寸法の埋込型の配線器具を3個取り付けることができる1連の取付枠(図示せず)に対応して規格化されたもので、図9に示すように配線盤70又は他のスイッチボックス90から送り配線されてくる電力線L1及び情報線L2を外部から導入するとともに、他のスイッチボックス90へ送り配線するための電力線L1及び情報線L2を外部へ導出している。なお、スイッチボックス90には、図9に示すように室内の天井100に設けられるものと、壁101に設けられるものと、床102に設けられるものとがある。
そして、各スイッチボックス90の内部には、電力線L1を外部の電路に接続するための電力路接続口81と、情報線L2を外部の情報路に接続するための情報路接続口82とを備えたゲート装置80が取付枠(図示せず)を用いて埋込配設されており、このゲート装置80に対して各種の機能を有する機能モジュール50a〜50eを接続すると、ゲート装置80を介して機能モジュール50a〜50eが電力線L1および情報線L2に接続され、電力線L1から電力の供給を受けるとともに、情報線L2を通じて情報信号の授受を行えるようになっている。ここで、天井100に設けたゲート装置80に接続する機能モジュール50としては、照明器具の引掛プラグに対応した引掛栓刃接続部91を持つ引掛シーリングローゼット型の機能モジュール50aや、BGM等のスピーカSPを持つ機能モジュール50b等がある。また壁101に設けたゲート装置80に接続する機能モジュール50としては、照明器具などをオン/オフ操作するスイッチSWを備えた機能モジュール50cや、空調機器のコントローラ等の操作器型機能モジュール(図示せず)、モニタ装置Mを備えた機能モジュール50d等がある。さらに床102に設けたゲート装置80に接続する機能モジュール50としては、電源プラグ用のコンセント部92を備えた機能モジュール50eや、スピーカSPを備えた機能モジュール50b等がある。
なお機能モジュール50として照明用のランプを備えた照明器具型のモジュールを用いても良く、天井の隅や角部に照明用のランプを配置して、室内照明を行うこともできる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2を図10〜図12に基づいて説明する。上述の実施形態1では、モジュール本体1の内部に、電力線L1と情報線L2との2本の電線を収納してあるが、本実施形態ではモジュール本体1に電力線L1のみを収納し、電力線L1を通じて電力線搬送通信により情報信号を伝送しており、電力線L1で情報線L2を兼用することによって、電線の本数を減らして配線施工を簡略化することができる。尚、電力線搬送通信により情報信号を伝送する点以外は実施形態1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図10は天井配線モジュールAのモジュール本体1を示す外観斜視図であり、モジュール本体1の内部には電力線L1のみが長手方向に沿って収納してある。そして、モジュール本体1の長手方向(連設方向)における一端側には角柱状の嵌合凸部2Aを突設し、嵌合凸部2Aには電力線L1にそれぞれ電気的に接続された接続端子4Aを配置してある(図11参照)。またモジュール本体1の長手方向他端側には、別のモジュール本体1に設けた上記嵌合凸部2Aが凹凸嵌合する嵌合凹部3Aが設けられ、嵌合凹部3Aの内部には電力線L1にそれぞれ電気的に接続されるとともに、嵌合凸部2Aの接続端子4Aに接続される接続端子4Bを配設してある。ここに、嵌合凸部2A及び嵌合凹部3Aの形状、寸法および内部に設けた接続端子4A,4Bの配列はシステムとして定形化(規格化)してあるので、複数本のモジュール本体1を長手方向に連結して使用することができ、また連結して使用されている複数本のモジュール本体1の順番を入れ替えることも可能である。
さらに、モジュール本体1の長手方向略中間部には横長の開口1aが設けられ、開口1aに臨ませてゲート装置Bを収納してある。このゲート装置Bは、モジュール本体1内に収納された電線(電力線L1)を機能モジュールCに接続するためのもので、ゲート装置Bの前面(開口1aから露出する面)には、電力線L1と電気的に接続されている接触部を備えた電力路接続口6Aが設けられている。
一方、機能モジュールCでは、器体7の背面部にゲート装置Bの電力路接続口6Aに対応して被接続部たるコネクタ部10Aを設けてあり、実施形態1と同様の手順で器体7をモジュール本体1に取り付けると、機能モジュールCのコネクタ部10Aが電力路接続口6Aに接続されて、機能モジュールCがゲート装置Bを介して電力線L1に電気的に接続されるようになっている。
次に機能モジュールCの回路構成を図12に基づいて説明する。この機能モジュールCは、コネクタ部10Aを介して電力線L1に接続され、電力線L1を介して供給される商用電源を整流、平滑することにより、所定電圧値の直流電圧からなる内部回路の動作電源+Vを得るAC/DCコンバータ部12と、コネクタ部10Aを介して電力線L1に接続され、電力線L1を通じて電力線搬送通信により情報信号を授受するPLCモデム(電力線搬送通信手段)17と、PLCモデム17と演算処理部14との間で情報信号の受け渡しを行う送受信部13と、機能モジュールCの種別に対応した機能を有する機能部16と、送受信部13が受信した情報信号を取り込んで機能部16に対応したデータ信号を生成しI/Oインターフェース15を通じて機能部16に伝送する機能や、機能部16から送られてくるデータ信号をI/Oインタフェース15を通じて取り込み、送信先へ情報信号として送信させるための処理を行う演算処理部14とを備えており、機能モジュールCの種類によって機能部16の構成が異なるのである。
このように本実施形態では、機能装置部に電力線搬送通信手段を設けているので、モジュール本体1の内部に電力線L1のみを収納すれば良く、電力線L1が情報線L2を兼用するから、電線の数を減らして配線施工を簡略化することができる。尚、PLCモデム17で採用する電力線搬送の変調方式としては広帯域スペクトラム拡散方式、マルチキャリア方式、OFDM方式等各種方式の何れでも良いので、ここでは特に説明はしない。
実施形態1の天井配線モジュールの分解斜視図である。 同上に機能モジュールを取着する前の状態を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図である。 同上に機能モジュールを取着した状態の正面図である。 同上の一部省略せるブロック図である。 (a)は同上に用いる機能モジュールのブロック図、(b)(c)は機能モジュールの要部ブロック図である。 (a)(b)は同上に用いる機能モジュールの外観斜視図である。 同上を用いた配線システムの施工状態の説明図である。 (a)は同上に用いるコンセント接続モジュールの外観図、(b)は同上に用いる連結モジュールの外観斜視図、(c)は同上に用いる端末モジュールの外観斜視図である。 同上を用いた配線システムのシステム構成図である。 実施形態2の天井配線モジュールを構成するモジュール本体の外観斜視図である。 同上の一部省略せるブロック図である。 同上に用いる機能モジュールのブロック図である。
符号の説明
1 モジュール本体
1a 開口
6A 電力路接続口
6B 情報路接続口
A 天井配線モジュール
B ゲート装置
C 機能モジュール
L1 電力線
L2 情報線

Claims (9)

  1. 天井と壁とが交わる境界部分に沿って取着される細長のモジュール本体を備え、当該モジュール本体の内部に電力供給と情報信号の伝達を行うための電線を収納し、前記モジュール本体における室内側の表面に、所定の機能を有し前記電線を介して電源の供給又は情報信号の授受の内の少なくとも一方又は両方を行う機能装置部を設けたことを特徴とする天井配線モジュール。
  2. 前記機能装置部が、前記電線を外部の電路に接続するための接続口を具備し、前記モジュール本体の内部に収納されるゲート装置と、ゲート装置の接続口に着脱自在に接続される被接続部を具備し、ゲート装置を介して電源の供給又は情報信号の授受の内の少なくとも一方又は両方を行う機能モジュールとから成ることを特徴とする請求項1記載の天井配線モジュール。
  3. 前記モジュール本体は、天井と壁との境界部分に沿う連設方向の両端部に、当該モジュール本体に収納された電線を、当該モジュール本体に対して前記連設方向に並べて連設された他のモジュール本体の電線に接続するためのコネクタを備え、複数のモジュール本体を入替可能な状態で連結したことを特徴とする請求項1又は2記載の天井配線モジュール。
  4. 前記機能装置部に、撮影対象領域の画像を撮影するカメラ機能、又は、室内状況を検出するセンサ機能の内の何れかの機能を設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかの記載の天井配線モジュール。
  5. 前記機能装置部が備える機能部のモジュール本体に対する取付角度を調整する角度調整手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の天井配線モジュール。
  6. 前記モジュール本体の内部に収納された電線を、壁に配設された電源コンセントおよび情報コンセントに接続するためのコンセント接続モジュールを設けたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の天井配線モジュール。
  7. 前記電線が、電源供給のための電力線と、情報信号を伝送するための情報線とで構成されることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の天井配線モジュール。
  8. 前記電線が電源供給のための電力線からなり、前記電力線を介して電力線搬送通信により情報信号が伝達されることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の天井配線モジュール。
  9. 請求項1乃至8の何れかに記載の1乃至複数の天井配線モジュールと、天井と壁とが交わる境界部分に取着され、前記天井配線モジュールの内部に収納された電線と電気的に接続される中継用電線を内部に収納する1乃至複数の中継配線用モジュールとを備え、天井配線モジュールと中継配線用モジュールとが、内部の電線および中継用電線を電気的に接続した状態で、天井の周縁部を周回するように連設されたことを特徴とする配線システム。
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