JP2007174079A - 履歴出力装置、履歴出力方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿が示す内容を限られた表示領域に端的に示すことが可能なイメージログを実現する。
【解決手段】複写機の制御部10は、入力部101、サムネイル生成部102、文字抽出部103、タイトル特定部104、履歴データ生成部105、出力部106および表示制御部107の機能を実現する。この制御部10は、画像読取部40から入力された画像データに対して文字抽出部103によってOCR処理を施し、タイトル特定部104によってこの画像データのタイトルに相当する文字列(タイトル文字列)を特定する。また、制御部10は、サムネイル生成部102によってサムネイル画像データを生成し、これを履歴データ生成部105によってタイトル文字列と対応付け、履歴データを生成する。生成された履歴データは履歴蓄積部60に出力される。
【選択図】図2

Description

本発明は、プリンタ等が実行した処理の履歴を表示するための技術に関する。
プリンタやファクシミリ装置、あるいはスキャナ(以下、これらを総称して「画像処理装置」という。)においては、自装置で実行した処理の内容を示す情報を履歴として保存し、要求に応じてこれを表示する機能を有するものがある。このような画像処理装置においては、履歴の参照をより容易にすべく、処理を実行した画像、すなわち原稿の画像をその履歴とともに保存して表示する機能を有するものもある。このように、処理の履歴として保存・表示される画像およびその画像を含む情報のことを、以下では「イメージログ」という。
イメージログは、その性質上、処理の履歴をわかりやすく端的に示すことが求められる。また、画像処理装置に付属する表示部は比較的小さな表示領域しかないのが一般的であるため、いきおい表示できる画像のサイズは制限される。それゆえ、イメージログを画像処理装置の本体で表示するような場合には、画像は適当なサイズに縮小されるのが一般的である。
ところで、イメージログの表示に好適に用いられる技術としては、例えば特許文献1に記載の技術が挙げられる。特許文献1に記載の電子ファイリング装置は、原稿となる文書から所定の規則(例えば、文書の冒頭や最大サイズの文字など)に基づいて文字領域の一部を切り出し、切り出したイメージデータを文書全体を示すイメージデータとともにデータベースに登録するものである。この技術を用いれば、大量に保存された文書の各々を事後に容易に識別することが可能となる。
特開平8−202859号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載の技術においては、保存されるデータは文字領域の一部を示すイメージデータであり、それぞれのイメージデータは形状も大きさもまちまちである。そのため、例えば処理の履歴のリストをこのようなイメージデータを用いて表示した場合、特に限られた表示領域においては非常に見づらくなるという不都合が起こり得る。また、例えば論文のような連続ページの文書を途中から処理した場合などには、その文書にレイアウト上の特徴がなければ、その文書の内容を示す適当なイメージデータを切り出すことができないおそれがある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、イメージログを表示する場合において、原稿が示す内容を限られた表示領域に端的に示すことを可能にする技術を提供することにある。
上述した目的を達成するために、本発明は、入力された原稿に所定の処理を実行する画像処理装置における前記処理の履歴を出力する履歴出力装置であって、前記処理が実行される原稿を表す画像データを供給する供給手段と、前記処理が実行される原稿に含まれる文字列を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された文字列から前記原稿を特徴付ける文字列を特定する特定手段と、前記処理の履歴として表示装置に表示される履歴データであって、前記特定手段により特定された文字列と前記供給手段により供給された画像データとを対応付けた履歴データを出力する出力手段とを備える履歴出力装置を提供する。
また、本発明において、前記供給手段は、前記原稿に基づいて所定のサイズ以下のサムネイル画像データを生成するサムネイル生成手段を備え、当該サムネイル生成手段により生成されたサムネイル画像データを前記原稿を表す画像データとして供給する構成であると、より好適である。このようにすれば、履歴データに含まれる画像データのデータ容量を削減するとともに、種々のサイズの画像データを整形して見やすくすることが可能となる。
なお、本発明は、上述の履歴出力装置としての機能を実現するための方法やプログラムとしても特定され得るものである。
以下では、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。ここでは、本発明の実施の一態様として、履歴出力装置としての機能を備える複写機について説明する。ただし、以下の説明は、本発明の実施をかかる態様に限定する趣旨ではない。
[1.構成]
図1は、本発明の一実施形態である複写機CPの構成を示したブロック図である。同図に示すように、複写機CPは、制御部10と、操作部20と、通信部30と、画像読取部40と、画像形成部50と、履歴蓄積部60とを備える。
制御部10はCPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)を備えており、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することで複写機CPの各部の動作を制御する。なお、ASICは入力された画像データに対して各種の画像処理を実行する。操作部20はタッチパネル式のディスプレイや各種のボタンを備えた入力装置であり、ユーザによる入力指示を受け付ける。操作部20のディスプレイは所定の表示領域を有している。通信部30は外部装置やネットワークを介してデータをやりとりするための入出力インタフェースである。
画像読取部40はスキャナの機能を有し、原稿を光学的に読み取ることで原稿を示す画像データを生成する。画像形成部50は電子写真方式のプリンタであり、画像データに応じたトナー像を記録用紙に形成する。履歴蓄積部60はHDD(Hard Disk Drive)を備えた大容量の記憶装置であり、画像形成部50が画像形成に用いた画像データをイメージログとして蓄積記憶する。なお、履歴蓄積部60に記憶される画像データは画像形成に用いられた画像データそのものではなく、後述するサムネイル画像データである。
この構成のもと、複写機CPは画像読取部40により生成された画像データに基づいて記録用紙に画像を形成する。また、この画像形成処理と同時に、制御部10はこのとき画像形成処理が行われた原稿を表す画像データ(サムネイル画像データ)を履歴(すなわちイメージログ)として履歴蓄積部60に出力する。
複写機CPの画像形成処理に係る構成は以上の通りである。続いて、この複写機CPが履歴出力装置としての機能を実現するための構成を図2の機能ブロック図を参照して説明する。なお、同図においては、図1に示した各部に相当する構成要素には同一の符号を付している。
複写機CPの制御部10は、ROMに記憶されたプログラムを実行することによって、入力部101、サムネイル生成部102、文字抽出部103、タイトル特定部104、履歴データ生成部105、出力部106および表示制御部107の機能を実現する。入力部101はイメージログに用いる画像データを画像読取部40を介して取得する機能を有する。サムネイル生成部102は入力部101により取得された画像データを圧縮または縮小し、所定のサイズのサムネイル画像データを生成する機能を有する。
文字抽出部103は、入力部101により取得された画像データにいわゆるOCR(Optical Character Recognition)処理を施し、画像データに含まれる文字列を抽出する機能を有する。また、文字抽出部103は、OCR処理において抽出された文字を適当な文字列に区切るとともに、各文字列の原稿上における位置を認識する機能を有している。文字列の認識は、例えばあらかじめ記憶されている辞書データとの照合によって行われる。なお、ここで「文字」とは、文字や数字、あるいは記号といった、いわゆる文字コードによって定義される文字データの全てを含むものであり、「文字列」とは1または連続する複数の文字データの集合であって、その集合が何らかの言語的な意味を有するデータである。
また、文字抽出部103は、抽出した文字列の文字体裁を判断する機能も有している。ここで「文字体裁」とは、文字の表示態様のことを意味しており、書体、すなわちフォントの種類に加え、文字色や文字のサイズ(フォントサイズ)、下線、傍点、斜体、太字(いわゆるボールド)といった文字装飾を含むものである。文字抽出部103は、抽出した文字列の情報を後段のタイトル特定部104に供給する際には、それぞれの文字列の位置に関する情報や上述の文字体裁に関する情報(以下、これらの情報を総称して「属性情報」という。)を関連付けた形式で供給する。
タイトル特定部104は、文字抽出部103により抽出された複数の文字列のなかから、画像データのタイトルとなり得る文字列、すなわちその画像データを特徴付けていると推測される文字列を特定する機能を有する。タイトル特定部104は、タイトルとなる文字列(以下「タイトル文字列」という。)の特定方法を複数有しており、それぞれの画像データに応じて適当な方法を選択する。タイトル文字列の特定方法には、以下のような方法がある。なお、タイトル特定部104は、これらの方法を適宜に組み合わせることが可能である。
(方法A)
タイトル特定部104は、文字抽出部103により抽出された文字列をそれぞれ認識し、同一の文字列が複数認識された場合には、その文字列の画像データ内における出現回数をカウントする。そして、タイトル特定部104は、最も出現回数が多かった文字列をタイトル文字列として特定する。出現回数の多い文字列は、その原稿が示す内容を端的に示していると考えられるからである。
(方法B)
タイトル特定部104は、文字抽出部103により抽出された各文字列の位置を属性情報によって判断し、画像データ内において最も隅に相当する位置に存在する文字列をタイトル文字列として特定する。ここで特定される文字列は、例えば原稿の左上や右上、あるいは左下や右下にある文字列である。一般に、原稿にはいわゆるヘッダ領域やフッタ領域を有するものがあり、このような原稿においては、このヘッダ領域やフッタ領域に原稿が示す内容を端的に示した文字列が含まれていることが多いからである。
(方法C)
タイトル特定部104は、文字抽出部103により抽出された各文字列の位置を属性情報によって判断し、原稿の中央に相当する位置に存在する文字列をタイトル文字列として特定する。このような文字列は、例えば連続ページの原稿の表紙に相当する場合が多く、原稿の表紙にはその原稿の内容を示す文字列が含まれていることが多いからである。
(方法D)
タイトル特定部104は、文字抽出部103により抽出された各文字列の位置を属性情報によって判断し、隣り合う文字列との間隔が所定の長さ以上である文字列をタイトル文字列として特定する。このような文字列は周囲に空白が多く、言わば目立つ文字列であるため、このような文字列は原稿の内容を端的に示している可能性が高いからである。
(方法E)
タイトル特定部104は、文字抽出部103により抽出された各文字列の文字体裁を属性情報によって判断し、他の文字列と異なる文字体裁が適用されている文字列をタイトル文字列として特定する。このような文字列も目立つ文字列であるため、原稿の内容を端的に示している可能性が高いからである。
(方法F)
タイトル特定部104は、文字抽出部103により抽出された各文字列のフォントサイズを属性情報によって判断し、他の文字列よりも大きいフォントサイズが適用されている文字列をタイトル文字列として特定する。このような文字列も目立つ文字列であるため、原稿の内容を端的に示している可能性が高いからである。
履歴データ生成部105は、サムネイル生成部102によって生成されたサムネイル画像データとタイトル特定部104によって特定されたタイトル文字列と対応付け、これらを操作部20のディスプレイに表示可能な形式に変換する。ここで生成される操作部20のディスプレイに表示可能な形式の画像データのことを、以下では「履歴データ」という。
出力部106は、履歴データ生成部105によって生成された履歴データを履歴蓄積部60に記憶させるために出力する。表示制御部107は、操作部20を介して入力されるユーザの指示に応じて履歴蓄積部60から履歴データを読み出し、読み出した履歴データを操作部20に供給する。
[2.動作例]
以上の構成のもと、複写機CPは、原稿の読み取りやトナー像の形成といった画像形成処理を行いつつ、画像形成処理に用いられた原稿を表す履歴データをイメージログとして保存する処理を行う。このとき、複写機CPは、原稿を表す画像データを解析し、それぞれの原稿に応じた好適な履歴データを生成する。以下では、履歴データを生成する際に複写機CPが実行する具体的な動作を説明する。
図3は、複写機CPが履歴データを生成する際に実行する処理を示したフローチャートである。同図に沿って説明すると、はじめに複写機CPの制御部10は、画像読取部40に原稿を読み取らせ、原稿を表す画像データを取得し、これをRAMに一時的に記憶する(S1)。続いて制御部10は、ステップS1において取得した画像データからサムネイル画像データを生成し、これをRAMに一時的に記憶する(S2)。続いて制御部10は、ステップS1において取得した画像データに対してOCR処理を実行し、原稿に含まれる文字列を抽出するとともに、この文字列に関する属性情報を取得する(S3)。そして制御部10は、ステップS3において抽出された文字列と属性情報とに基づいてタイトル文字列を特定する処理(タイトル特定処理)を行う(S4)。これらの処理が終了したら、制御部10はステップS4において特定されたタイトル文字列とステップS2において生成されたサムネイル画像データとを用いて履歴データを生成し(S5)、これを履歴蓄積部60に記憶させる(S6)。
上述したように、タイトル文字列の特定方法は任意であるから、制御部10は上述の方法A〜Fを適当に選択して実行することが可能である。ゆえに、ステップS4のタイトル特定処理は特に限定されないが、ここでは処理の一例を示して説明する。なお、以下の説明において、ステップS41、S43およびS46の処理は、それぞれ、上述の方法E、BおよびAに相当するものである。
図4は、制御部10が行うタイトル特定処理を示したフローチャートである。同図に沿って説明すると、はじめに制御部10は、ステップS3において抽出された文字列から他とは異なる文字体裁が適用されている文字列を検索し(S41)、文字体裁の異なる文字列が検索されたか否かを判断する(S42)。ここで、全ての文字列が同じ文字体裁であった場合や、種々の文字体裁が混在していて1つの文字列を特定できない場合には、この判断が否定的であるとしてステップS43の処理を行う。
上述のステップS42の判断が否定的である場合には、制御部10は原稿の隅に相当する位置に存在する文字列を検索し(S43)、四隅に文字列が存在するか否かを判断する(S44)。ここで、あらかじめ定義された四隅の位置に文字列が存在しない場合には、制御部10は出現回数が最多である文字列をタイトル文字列として特定する(S46)。一方、ステップS41またはS43において何らかの文字列が検索された場合には、制御部10はこれらのステップにおいて検索された文字列をタイトル文字列として特定する(S45)。すなわち、ステップS45またはS46のいずれかの処理において、制御部10は原稿を特徴付けるタイトル文字列を特定する。
タイトル文字列が特定されたら、続いて制御部10はこのタイトル文字列の文字数を計数し、この文字数が所定の閾値(例えば「10」)以下であるか否かを判断する(S47)。そして、タイトル文字列の文字数が閾値より多いと判断された場合には、制御部10はこのタイトル文字列に対して編集処理を行う一方(S48)、タイトル文字列の文字数が閾値以下であると判断された場合には、制御部10はこの編集処理を行わずに本処理を終了させる。ここで行う編集処理とは、例えばいわゆる長体処理であったり、フォントサイズを小さくする処理であってもよいし、タイトル文字列が複数の文節に区切られる文字列であれば、文節の一部を削除する処理であってもよい。なお、ステップS47の判断処理における閾値は、具体的には操作部20のディスプレイの表示領域に基づいて決定される。つまり、あらかじめ決められた規定のフォントサイズでタイトル文字列を表示させた場合に、その文字列の全てを表示できるときの文字数が上述の閾値に相当する。
以上の処理について、具体的な画像データを図5および図6に例示しながら説明する。例えば、原稿の読取結果が図5に示す画像データI1であった場合には、左上にある「第1章 序論」という文字列が上述のステップS43において検索され、タイトル文字列として特定される。また、原稿の読取結果が図6に示す画像データI2であった場合には、出現回数が最多である「DEF」という文字列が上述のステップS46において検索され、タイトル文字列として特定される。
このような処理を行うことによって、履歴蓄積部60には履歴データが記憶されていく。この履歴データの参照をユーザが要求した場合には、操作部20のディスプレイには図7に示すような画面が表示される。同図において、画像TN1、TN2はサムネイル画像データを表しており、画像TT1、TT2はタイトル文字列を表している。また、画像TN1とTT1とで1つの履歴データH1を構成しており、画像TN2とTT2とでもう1つの履歴データH2を構成している。なお、同図には示していないが、操作部20は履歴データH1、H2と同様の履歴データを複数表示可能な状態となっており、画像SBにより示されるいわゆるスクロールバーを操作することによって、履歴データを順次参照することが可能となっている。
このように履歴データが表示されると、ユーザはサムネイル画像データとタイトル文字列とによって過去に複写機CPが実行した処理の内容を容易に参照することが可能となる。本実施形態の複写機CPによれば、原稿を定型のサムネイル画像データで表示するとともに、所定の表示領域に収まるような態様でタイトル文字列を表示するために、複写機のディスプレイのような限られた表示領域においても、過去に実行した処理の内容を端的にわかりやすく表示することが可能となる。
[3.変形例]
なお、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、種々の態様にて実施することが可能である。本発明においては、例えば、上述した実施形態に対して以下のような変形を適用することができる。なお、これらの変形は、各々を適宜に組み合わせることも可能である。
上述の実施形態においては、画像データは画像読取部40の読取結果に応じて生成されるものであると説明したが、通信部30を介して取得されるものであってもよい。また、画像データはサムネイル生成部102により圧縮または縮小され、サムネイル画像データに変換されると説明したが、画像データがもともと小さい場合や、表示すべき表示領域に余裕がある場合などには、この処理は必ずしも必要ではない。
なお、画像データが通信部30を介して取得されるような場合であれば、文字列データを抽出する方法はOCR処理に限定されない。例えば、特定のアプリケーションを用いて作成された文書データが原稿として入力される場合に、このアプリケーションによる文書データを解釈可能なソフトウェアコンポーネントをインストールしておき、このソフトウェアコンポーネントによって文字列データを抽出する処理を行うことも可能である。
また、上述の実施形態においては、本発明を複写機に適用した例を説明したが、本発明は複写機に限らず、例えばプリンタ(画像形成装置)やファクシミリ装置、あるいはスキャナ(画像読取装置)といった種々の画像処理装置において適用可能である。要するに、本発明に係る履歴出力装置がイメージログとして記憶するのは、画像形成処理における原稿に限らず、ファクシミリ装置の送受信処理やスキャナの画像読取処理における原稿であってもよいということである。
また、上述の実施形態においては、複写機が履歴出力装置としての機能を兼備する構成を説明したが、履歴出力装置が着脱自在となるよう、複写機と別個に構成してもよい。なお、この履歴出力装置は、履歴データの出力先を表示装置や記憶装置とすれば足りるのであるから、これらの装置とは分離して構成することが可能である。要するに、本発明に係る履歴出力装置は、上述の実施形態における制御部10と同様の構成を有していれば足り、上述の操作部20や履歴蓄積部60を構成要素に含まなくともよい。ゆえに、本発明は、この履歴出力装置としての機能を実現するためのプログラムや方法としても特定され得ると言える。
本発明の一実施形態である複写機の構成を示したブロック図である。 同複写機が履歴出力装置としての機能を実現するための構成を示した機能ブロック図である。 同複写機が履歴データを生成する際に実行する処理を示したフローチャートである。 同複写機が行うタイトル特定処理を示したフローチャートである。 画像データを例示した図である。 画像データを例示した図である。 履歴データの表示例を示した図である。
符号の説明
CP…複写機、10…制御部、101…入力部、102…サムネイル生成部、103…文字抽出部、104…タイトル特定部、105…履歴データ生成部、106…出力部、107…表示制御部、20…操作部、30…通信部、40…画像読取部、50…画像形成部、60…履歴蓄積部

Claims (12)

  1. 原稿に基づいて所定の処理を実行する画像処理装置における前記処理の履歴を出力する履歴出力装置であって、
    前記処理が実行される原稿を表す画像データを供給する供給手段と、
    前記処理が実行される原稿に含まれる文字列を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された文字列から前記原稿を特徴付ける文字列を特定する特定手段と、
    前記処理の履歴として表示装置に表示される履歴データであって、前記特定手段により特定された文字列と前記供給手段により供給された画像データとを対応付けた履歴データを出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする履歴出力装置。
  2. 前記供給手段は、
    前記原稿に基づいて所定のサイズ以下のサムネイル画像データを生成するサムネイル生成手段を備え、当該サムネイル生成手段により生成されたサムネイル画像データを前記原稿を表す画像データとして供給する
    ことを特徴とする請求項1に記載の履歴出力装置。
  3. 前記特定手段は、
    前記抽出手段により抽出された文字列に同一の文字列が含まれる場合に、その文字列が抽出された回数をカウントする頻度計数手段を備え、当該回数が最多である文字列を前記原稿を特徴付ける文字列として特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の履歴出力装置。
  4. 前記出力手段は、前記特定手段により特定された文字列が所定の文字数以上である場合に、当該文字列に編集処理を行う編集手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の履歴出力装置。
  5. 前記抽出手段は、前記原稿に含まれる文字列を抽出する際に、その文字列の前記原稿内における位置を認識する位置認識手段を備え、
    前記特定手段は、前記抽出手段により前記原稿の隅に相当する位置にあると認識されて抽出された文字列を前記原稿を特徴付ける文字列として特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の履歴出力装置。
  6. 前記抽出手段は、前記原稿に含まれる文字列を抽出する際に、その文字列の前記原稿内における位置を認識する位置認識手段を備え、
    前記特定手段は、前記抽出手段により前記原稿の中央に相当する位置にあると認識されて抽出された文字列を前記原稿を特徴付ける文字列として特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の履歴出力装置。
  7. 前記抽出手段は、前記原稿に含まれる文字列を抽出する際に、その文字列の前記原稿内における位置を認識する位置認識手段を備え、
    前記特定手段は、前記抽出手段により隣接する文字列と所定以上の間隔を有すると認識されて抽出された文字列を前記原稿を特徴付ける文字列として特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の履歴出力装置。
  8. 前記抽出手段は、前記原稿に含まれる文字列を抽出する際に、その文字列に係る文字体裁を認識する書体認識手段を備え、
    前記特定手段は、前記抽出手段により他の文字列と異なる文字体裁であると認識されて抽出された文字列を前記原稿を特徴付ける文字列として特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の履歴出力装置。
  9. 前記文字体裁は文字サイズを含み、
    前記特定手段は、前記体裁認識手段により他の文字列より文字サイズが大であると認識された文字列を前記原稿を特徴付ける文字列として特定する
    ことを特徴とする請求項8に記載の履歴出力装置。
  10. 前記文字体裁は、下線若しくは傍点の有無、文字色又は文字太さを含む
    ことを特徴とする請求項8に記載の履歴出力装置。
  11. コンピュータが、所定の表示装置に表示される履歴データであって、原稿に対して実行される処理の履歴を示す履歴データを出力する履歴出力方法であって、
    前記処理が実行される原稿を表す画像データを供給するステップと、
    前記処理が実行される原稿に含まれる文字列を抽出するステップと、
    前記抽出された文字列から前記原稿を特徴付ける文字列を特定するステップと、
    前記特定された文字列と前記供給された画像データとを対応付けた履歴データを前記処理の履歴として出力するステップと
    を有することを特徴とする履歴出力方法。
  12. コンピュータに、所定の表示装置に表示される履歴データであって、原稿に対して実行される処理の履歴を示す履歴データを出力させるためのプログラムであって、
    前記処理が実行される原稿を表す画像データを供給する機能と、
    前記処理が実行される原稿に含まれる文字列を抽出する機能と、
    前記抽出された文字列から前記原稿を特徴付ける文字列を特定する機能と、
    前記特定された文字列と前記供給された画像データとを対応付けた履歴データを前記表示装置に表示される前記処理の履歴として出力する機能と
    を実現させるためのプログラム。
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