JP2007172700A - 車載用再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】外部メディアの大容量化が進んでも、外部メディアの解析時間の増大を防止することができ、再生時の音声再生可能なフォルダやトラックの膨大化を防止できる車載用再生装置を提供する。
【解決手段】車載用再生装置1は、外部メディア8を接続する接続部7と、接続部7に接続された外部メディア8の記憶領域を所定の記憶容量ごとに擬似的に分割する制御部2と、制御部2により外部メディア8の記憶領域が擬似的に分割されて形成された分割領域の中からデータを再生すべき分割領域を選択するための操作部6とを備え、制御部2は、操作部6を介して選択された分割領域についてデータを解析し、音声データを再生する。
【選択図】図1
【解決手段】車載用再生装置1は、外部メディア8を接続する接続部7と、接続部7に接続された外部メディア8の記憶領域を所定の記憶容量ごとに擬似的に分割する制御部2と、制御部2により外部メディア8の記憶領域が擬似的に分割されて形成された分割領域の中からデータを再生すべき分割領域を選択するための操作部6とを備え、制御部2は、操作部6を介して選択された分割領域についてデータを解析し、音声データを再生する。
【選択図】図1
Description
本発明は、車載用再生装置に関する。
カーオーディオ等の車載用再生装置は、従来、カセットテープの読出手段を備えるものが多かったが、現在ではCD(Compact Disc)ドライブやMD(Mini Disc)ドライブ、HDD(Hard Disk Drive)など外部メディアの読み出しを行う各種読出手段を備えたものが多い(例えば、特許文献1、2参照)。
また、近年、USB(Universal Serial Bus)端子を介してUSBメモリやHDD等の外部メディアをUSB接続して音声データを転送して音楽等の再生を行う車載用再生装置の開発も進められている。例えば、USB端子を介してノート型パソコンを接続し、ノート型パソコンに記憶された音楽データ等を再生する車載用再生装置が提案されている(特許文献3参照)。
このように外部メディアから音声データを再生する場合、車載用再生装置では、通常、図4のフローチャートに示すように処理が行われる。すなわち、USBメモリ等の外部メディアの記憶領域にデータがあるかないかが判断され(ステップS100)、データが記憶されていなければエラーを通知して(ステップS106)再生動作を終了する。
記憶領域にデータがあればデータの解析を行い(ステップS101)、まだ解析していないデータがあるか否かが判断される(ステップS102)。未解析のデータがあればその車載用再生装置の解析可能なデータ量を超えていないか否かが判断され(ステップS103)、未解析のデータがなくなるまで或いは解析可能なデータ量を超えるまでデータ解析が行われる。
続いて、解析されたデータの中にMP3等に圧縮されその車載用再生装置で再生可能な音声データがあるか否かが判断され(ステップS104)、再生可能な音声データがあればそれを再生する(ステップS105)。再生可能な音声データがなければエラーを通知して(ステップS106)再生動作を終了する。
特開2003−157665号公報
特開2004−151756号公報
特開2003−216289号公報
しかしながら、近年、USBメモリ等の外部メディアの大容量化が著しい。そのため、外部メディアにパソコン等から音声データのファイルを取り込んで記憶させ、その外部メディアを車載用再生装置にUSB接続して再生すると、メディアに記憶されているデータ量が車載用再生装置の解析可能なデータ量を超えてしまう可能性がある。
その場合、データを先頭から読み出していくタイプのUSBメモリのような外部メディアでは、解析可能なデータ量以上の外部メディアのデータ部分については再生することができない。また、外部メディアの大容量化によりデータの解析量が多くなるため、データ解析に時間がかかり、音声データの再生開始までに時間がかかってしまう。そのため、ユーザにストレスを与えてしまうという問題が生じる。
さらに、解析したデータ量が多いと、解析の結果、音声再生できるフォルダやトラック数が膨大となるため、音声再生中に次に聴きたい楽曲等をユーザが探す際に検索し難く手間がかかり、さらにユーザのストレスが倍増されるという問題もある。
そこで、本発明は、USBメモリ等の外部メディアの大容量化が進んでも、外部メディアの解析時間の増大を防止し、再生時の音声再生可能なフォルダやトラックの膨大化を防止できる車載用再生装置を提供することを目的とする。
前記の問題を解決するために、請求項1の車載用再生装置は、
外部メディアを接続する接続部と、
前記接続部に接続された前記外部メディアの記憶領域を所定の記憶容量ごとに擬似的に分割する制御部と、
前記制御部により前記外部メディアの記憶領域が擬似的に分割されて形成された分割領域の中からデータを再生すべき分割領域を選択するための操作部と
を備え、
前記制御部は、前記操作部を介して選択された分割領域についてデータを解析し、音声データを再生することを特徴とする。
外部メディアを接続する接続部と、
前記接続部に接続された前記外部メディアの記憶領域を所定の記憶容量ごとに擬似的に分割する制御部と、
前記制御部により前記外部メディアの記憶領域が擬似的に分割されて形成された分割領域の中からデータを再生すべき分割領域を選択するための操作部と
を備え、
前記制御部は、前記操作部を介して選択された分割領域についてデータを解析し、音声データを再生することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車載用再生装置において、前記制御部は、前記外部メディアの記憶領域の前記分割領域への擬似的な分割により前記記憶領域に記憶されている前記音声データを含むファイルが分割される場合には、当該ファイルを、分割位置の前側の分割領域に属させ、または分割位置の後側の分割領域に属させ、または分割位置前後のいずれの分割領域に属させるかを選択可能とされていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の車載用再生装置において、前記制御部は、前記所定の記憶容量を設定可能とされていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車載用再生装置において、前記車載用再生装置の制御部は、前記外部メディアの再生が停止された際にその停止された箇所を自ら記憶し、または、前記外部メディアのヘッダにその停止された箇所を記録して、前記外部メディアが前記車載用再生装置の接続部から取り外された後に接続された場合にリジューム再生可能とされていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の車載用再生装置において、前記車載用再生装置の制御部は、前記外部メディアが取り外され、前記外部メディアの前回再生を停止した箇所を含む前記分割領域に変更が加えられた場合には、前記外部メディアのヘッダに記録された変更情報に基づいて再度接続された前記外部メディアの前記分割領域についてイニシャル再生可能とされていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の車載用再生装置において、前記分割領域が、前記外部メディアの記憶領域を所定の記憶容量ごとに擬似的に分割して形成される代わりに、前記外部メディアの記憶領域を所定のフォルダ数またはファイル数で擬似的に分割して形成されることを特徴とする。
本発明によれば、車載用再生装置において、USBメモリ等の外部メディアの大容量化が進んでも、外部メディアの解析時間の増大を防止し、再生時の音声再生可能なフォルダやトラックの膨大化を防止することができる。
以下、本発明に係る車載用再生装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る車載用再生装置の構成を示すブロック図である。本実施形態の車載用再生装置1には、CDや外部メディア8等に記憶されたデータを解析して音声データを再生する制御部2が設けられており、制御部2には、CDドライブやMDドライブ、内蔵HDD等の各種読出手段3と、出力部4と、表示部5と、操作部6とが電気的に接続されている。また、制御部2には、接続部としてのUSB端子7を介してUSBメモリ等の外部メディア8が接続できるようになっている。
制御部2は、音声データを再生するCDやMD、HDD、外部メディア8等のソースが操作部6を介して指定され、通常再生やランダム再生、リピート再生等の再生の仕方が設定されると、選択されたソースの読出手段3からデータを読み出して送信させ、データを解析して音声データを再生し、設定された再生の仕方に従って再生された音声データを出力部4に送信するようになっている。
また、制御部2は、表示部5に表示させるタイムコードやアーティスト名、アルバム名、曲名、ファイル名、フォルダ名等の表示内容が操作部6を介して設定されると、解析したデータの中から設定された表示内容に対応するデータを抽出して表示部5に送信するようになっている。
なお、各種読出手段は、前述したCDドライブやMDドライブ、内蔵HDDに限定されず、この他にも例えばカセットテープや外付けHDD、DVD(Digital Versatile Disc)等を読み出す読出手段を備えることが可能であり、また、USB端子7等の接続部を複数設けて、複数の外部メディアを接続できるように構成することも可能である。
出力部4は、図示しないイヤホンやヘッドホンまたは本体に内蔵されるスピーカ等を備えて構成されており、制御部2から送信されてきた音声データを図示しない増幅回路で増幅し、再生音声信号として外部に出力するようになっている。
表示部5は、蛍光表示管等の発光手段やLCD等からなる図示しない表示画面を備えており、制御部2から送信されてきた表示内容の情報に基づいて表示画面上にタイムコードやアーティスト名等の表示を行うように構成されている。
操作部6は、再生キー、停止キー、カーソルキーなどの各種キーを備えて構成され、ユーザのキー操作による操作信号を制御部2に出力するようになっている。操作部6では、ソース選択によりCDや外部メディア8等の中から音声データを再生すべきソースを指定できるようになっている。また、操作部6では、各ソースについて前述した再生の仕方や表示内容を選択できるようになっている。そのため、ユーザは表示部35の表示画面を見ながら操作部36の各種キーを操作してソースの指定や再生の仕方、表示内容の設定等を行うことができる。
一方、制御部2は、後述する分割処理により、USB端子7に接続された外部メディア8の記憶領域を所定の記憶容量ごとに擬似的に分割し、操作部6を介してユーザにより選択された分割領域についてデータを解析して、音声データを再生するようになっている。
ここで、本発明では、外部メディアの記憶領域の擬似的な分割は、外部メディア8の記憶領域を実際に物理的に分割して行われるものではなく、例えば、自動的に設定され或いはユーザにより設定された前記所定の記憶容量が2ギガバイトである場合、ユーザにより1番目の分割領域が選択されると外部メディア8の記憶領域の先頭から2ギガバイト目までをデータ解析し、2番目の分割領域が選択されると外部メディア8の記憶領域の2ギガバイト+1バイト目から4ギガバイト目までをデータ解析するというようにして擬似的に分割されるようになっている。
なお、外部メディア8の記憶領域の前記擬似的な分割により、記憶領域に記憶されているファイルが途中で分割される場合には、本実施形態では、制御部2は、自動的にそのファイルを分割位置の後側の分割領域に属させるようになっている。また、この段階で、制御部2が自動的にそのファイルを分割位置の前側の分割領域に属させたり、或いは操作部6を介したユーザの選択によりそのファイルを分割位置前後のいずれかの分割領域に属させるかを選択できるように構成することも可能である。
次に、本実施形態に係る車載用再生装置1の制御部2における外部メディア8の記憶領域の擬似的な分割処理およびデータ解析処理について説明する。
図2は、制御部における分割処理およびデータ解析処理を示すフローチャートである。車載用再生装置1の制御部2では、まず、外部メディア8の記憶領域の擬似的な分割処理が行われる。
つまり、制御部2は、外部メディア8がUSB端子7に接続された状態で、表示部5の表示画面上に外部メディア8に対して本発明に係る外部メディア8の記憶領域の擬似的な分割を行うか否かを問う画像を表示する(ステップS1)。ここで、仮に本発明の擬似的な分割を行わないことがユーザにより選択された場合(ステップS1:NO)には、図4に示した車載用再生装置における従来のデータ解析処理に移行する。
また、本発明の擬似的な分割を行うことがユーザにより選択された場合(ステップS1:YES)には、制御部2は、分割容量、すなわち外部メディア8の記憶領域を擬似的に分割するための記憶容量を設定する画像を表示画面上に表示してユーザによる設定を待つ(ステップS2)。そして、ユーザにより操作部6のキー操作で分割容量が設定されると(ステップS2:YES)、その分割容量ごとに外部メディア8の記憶領域を擬似的に分割する。
その際、前述したように、本実施形態では、外部メディア8の記憶領域の擬似的な分割によりファイルが途中で分割される場合には、制御部2は自動的にそのファイルを分割位置の後側の分割領域に属させる。また、この段階で、制御部2がユーザにそのファイルを分割位置前後のいずれかの分割領域に属させるかを選択させる場合には、選択画像を表示画面上に表示し、ユーザによる設定を待って分割位置を決定する。
また、分割容量の設定(ステップS2)において、制御部2が予め決められた分割容量ごとに外部メディア8の記憶領域を擬似的に分割する場合には、本発明の擬似的な分割を行うことがユーザにより選択されると(ステップS1:YES)、制御部2は自動的に予め決められた分割容量で記憶領域を擬似的に分割する。
続いて、制御部2では、データ解析処理が行われる。
制御部2は、表示部5の表示画面上に外部メディア8の分割領域のうちどの分割領域の再生を行うかの設定を行う画像を表示し、ユーザの選択を待つ(ステップS3)。そして、ユーザにより再生したい分割領域の選択がなされると(ステップS3:YES)、続いて、制御部2は、選択された分割領域にデータがあるか否かを判断し(ステップS4)、データが記憶されていなければエラーを通知して(ステップS10)再生動作を終了する。その際、他の分割領域の選択を行わせるように分割領域選択(ステップS3)に戻るように構成してもよい。
制御部2は、選択された分割領域にデータがあると判断すると(ステップS3:YES)、その分割領域内のデータの解析を行い(ステップS5)、まだ解析していないデータがあるか否かを判断する(ステップS6)。未解析のデータがあればその車載用再生装置1の解析可能なデータ量を超えていないか否かを判断し(ステップS7)、未解析のデータがなくなるまで(ステップS6:NO)或いは解析可能なデータ量を超えるまで(ステップS7:NO)データ解析を行う。
なお、分割容量の設定(ステップS2)において、すでに分割容量が車載用再生装置1の解析可能なデータ量に相当する記憶容量を超えないように設定されるから、解析可能なデータ量を超えていないか否かの判断(ステップS7)は省略してもよい。
続いて、制御部2は、解析されたデータの中にMP3等に圧縮されその車載用再生装置3で再生可能な音声データがあるか否かを判断し(ステップS8)、再生可能な音声データがあればそれを再生する(ステップS9)。再生可能な音声データがなければエラーを通知して(ステップS10)再生動作を終了する。或いは前述したように他の分割領域の選択を行わせるように分割領域選択(ステップS3)に戻るように構成してもよい。
以上のように、本実施形態に係る車載用再生装置1によれば、制御部2が、接続部に接続された外部メディア8の記憶領域を所定の記憶容量ごとに擬似的に分割し、操作部6を介して選択された分割領域についてのみデータを解析し、音声データを再生する。
そのため、外部メディア8の記憶容量が大容量化されても、適宜分割領域の記憶容量を設定して1つの分割領域のみをデータ解析することで、データの解析時間の増大を招くことなく短時間で解析を行って音声再生を行うことができる。そのため、ユーザが全くストレスを感ずることなく音声再生を行うことが可能となる。
また、車載用再生装置1では選択された分割領域の解析しか行わないから、外部メディア8の記憶容量が大容量化しても、適宜分割領域の記憶容量を設定すれば車載用再生装置1の解析可能なデータ量に相当する記憶容量を超えることがない。そのため、車載用再生装置1がスペック上の理由で比較的小さい容量のデータしか解析し再生できない場合でも、適宜分割領域の記憶容量を設定することで、外部メディア8に記憶されたすべての音声データを再生することが可能となる。
さらに、外部メディア8の分割容量が設定された記憶容量に制限されるため、その中に含まれる音声再生可能なフォルダやトラックの数も適当な数に限定される。そのため、再生可能なフォルダやトラック数の膨大化を防止することができ、ユーザが音声再生中に次に聴きたい楽曲等を探す際に検索し易くなり、膨大なフォルダ等の中から聴きたい楽曲等を見つけるのに手間がかかりユーザのストレスが倍増されるという問題も解消される。
なお、本実施形態の車載用再生装置1では、外部メディア8をUSB端子7等の接続部から一旦取り外して再度接続した場合も、前回再生を停止した箇所からの再生すなわちリジューム再生を行うことが可能であり、また、外部メディア4を取り外した際に前回再生を停止した箇所を含む分割領域に変更が加えられた場合には、再度接続された際にイニシャル再生を行うことが可能とされている。
具体的には、例えば、外部メディア8の再生を停止した際にその箇所と分割領域とのリジューム情報をヘッダに記録しておき、取り外した後外部メディア8の記憶領域に変更が加えられた場合にはヘッダにその旨の変更情報が記録されるようにする。
そして、その外部メディア8が再度車載用再生装置1に接続された際に、車載用再生装置1がそのヘッダを読み取り、リジューム情報が記録されている場合には、データ解析後、前回再生を停止した箇所からリジューム再生を行う。また、外部メディア8のヘッダにリジューム情報が記録されていても、変更が加えられたことを表す変更情報が記録されていればイニシャル再生を行う。
このように構成すれば、例えば、同一の車載用再生装置1を用いる場合にはユーザの利便に適い、また、外部メディア8を取り外した後、元の車載用再生装置1とは異なる車載用再生装置、すなわち例えば他の車両に搭載された車載用再生装置に接続する場合にもリジューム再生を行うことが可能となる。
また、外部メディア8のヘッダにリジューム情報や変更情報を記録する代わりに、或いはそれらを記録することとあわせて、車載用再生装置1の制御部2の記憶手段にリジューム情報を記憶させておくことでリジューム再生を行うことも可能である。
すなわち、例えば、車載用再生装置1の制御部2の図示しない記憶手段をEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等の不揮発性の記憶装置で構成し、接続部に接続された外部メディア8のデータ解析の結果と再生を停止した箇所とを記憶させておく。
そして、一旦外部メディア8を取り外した後、再度その外部メディア8を車載用再生装置1の接続部に接続してユーザが前回と同一の分割領域を選択した場合、車載用再生装置1は選択された分割領域のデータ解析の結果が記憶手段に記憶されている前回の結果と同一であれば、その分割領域には変更が加えられていないとして、前回再生を停止した箇所からリジューム再生を行う。また、分割領域の今回のデータ解析の結果が前回の結果と異なる場合は、その分割領域に変更が加えられたと判断してイニシャル再生を行う。
このように構成しても、前回停止した箇所から引き続いて楽曲等が再生され、ユーザの利便に適い、車載用再生装置1の利便性を向上させることができる。
ところで、前述したように、本実施形態の車載用再生装置1では、外部メディア8の記憶領域を設定され或いは予め決められた所定の記憶容量ごとに分割領域に擬似的に分割する場合について説明したが、外部メディア8の記憶領域を所定のフォルダ数またはファイル数で擬似的に分割するように構成することも可能である。
この場合、車載用再生装置1の構成は図1に示したとおりであるが、外部メディア8の記憶領域の擬似的な分割処理の内容が多少修正される。
図3に示すように、外部メディア8の記憶領域を所定のフォルダ数またはファイル数で擬似的に分割する場合には、制御部2は、表示部5の表示画面上に、前記のように分割容量を設定するための画像の代わりに、分割領域に記憶するファイル数やフォルダ数を設定するための画像を表示してユーザによる設定を待つ(ステップS11)。そして、ユーザによりファイル数やフォルダ数の設定が行われると設定されたファイル数やフォルダ数ごとに外部メディア8の記憶領域を擬似的に分割する。
なお、その際、各ファイルや各フォルダのデータ量に相当する記憶容量が異なることから、設定されたファイル数やフォルダ数を分割領域に記憶させるとその分割領域の記憶容量が車載用再生装置1の解析可能なデータ量に相当する記憶容量を超えてしまう場合がある。そのような場合には、このファイル数やフォルダ数の設定(ステップS11)において警告を発して設定し直させる等の処理を行い、分割領域中のファイル数がフォルダ数を車載用再生装置1の解析可能なデータ量に相当する記憶容量の範囲内に制限することが好ましい。
データ解析処理(ステップS3〜S10)は、図2に示した本実施形態のフローチャートと同様である。
このように、車載用再生システム1を、外部メディア4の記憶領域を所定のフォルダ数またはファイル数で擬似的に分割するように構成した場合も前記実施形態と同様の効果を得ることができる。
1 車載用再生装置
2 制御部
6 操作部
7 USB端子
8 外部メディア
2 制御部
6 操作部
7 USB端子
8 外部メディア
Claims (6)
- 外部メディアを接続する接続部と、
前記接続部に接続された前記外部メディアの記憶領域を所定の記憶容量ごとに擬似的に分割する制御部と、
前記制御部により前記外部メディアの記憶領域が擬似的に分割されて形成された分割領域の中からデータを再生すべき分割領域を選択するための操作部と
を備え、
前記制御部は、前記操作部を介して選択された分割領域についてデータを解析し、音声データを再生することを特徴とする車載用再生装置。 - 前記制御部は、前記外部メディアの記憶領域の前記分割領域への擬似的な分割により前記記憶領域に記憶されている前記音声データを含むファイルが分割される場合には、当該ファイルを、分割位置の前側の分割領域に属させ、または分割位置の後側の分割領域に属させ、または分割位置前後のいずれの分割領域に属させるかを選択可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の車載用再生装置。
- 前記制御部は、前記所定の記憶容量を設定可能とされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車載用再生装置。
- 前記車載用再生装置の制御部は、前記外部メディアの再生が停止された際にその停止された箇所を自ら記憶し、または、前記外部メディアのヘッダにその停止された箇所を記録して、前記外部メディアが前記車載用再生装置の接続部から取り外された後に接続された場合にリジューム再生可能とされていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車載用再生装置。
- 前記車載用再生装置の制御部は、前記外部メディアが取り外され、前記外部メディアの前回再生を停止した箇所を含む前記分割領域に変更が加えられた場合には、前記外部メディアのヘッダに記録された変更情報に基づいて再度接続された前記外部メディアの前記分割領域についてイニシャル再生可能とされていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の車載用再生装置。
- 前記分割領域が、前記外部メディアの記憶領域を所定の記憶容量ごとに擬似的に分割して形成される代わりに、前記外部メディアの記憶領域を所定のフォルダ数またはファイル数で擬似的に分割して形成されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の車載用再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005366390A JP2007172700A (ja) | 2005-12-20 | 2005-12-20 | 車載用再生装置 |
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JP (1) | JP2007172700A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009223522A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Mitsubishi Electric Corp | Usb接続機器 |
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2005
- 2005-12-20 JP JP2005366390A patent/JP2007172700A/ja active Pending
Cited By (1)
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JP2009223522A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Mitsubishi Electric Corp | Usb接続機器 |
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A02 | Decision of refusal |
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