JP2007166353A - 動的セル再構成方法及び,これを適用するセルラーネットワークシステム - Google Patents

動的セル再構成方法及び,これを適用するセルラーネットワークシステム Download PDF

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Abstract

【課題】設備量の削減と言う根本的な解決手段を実現する動的セル再構成方法及び,これを適用するセルラーネットワークシステムを提供する。
【解決手段】セル対応に置かれる複数のセクター・アンテナを有するアンテナと,前記アンテナと離間した位置に置かれる複数の基地局装置を有するセルラー・ネットワークシステムにおけるセル再構成方法であって,前記複数のセクター・アンテナの出力から得られる所定のパラメータの値に基づき,前記複数の基地局装置と,前記複数のセクター・アンテナとの接続を切り替えて,セルの構成を変更する。
【選択図】図3

Description

本発明は,動的セル再構成方法及び,これを適用するセルラーネットワークシステムに関する。特に,トラフィックの状態に適応して動的にセクター・アンテナを切り替えてセルを再構成する方法及び,これを適用するセルラーネットワークシステムに関する。
図1は,一般に,広く世界中で使用されているセルラーネットワークシステムにおけるセル構成を示す図である。
図1において,各円は,セルのサービスエリアを表している。各円における分割は,セルにおける各セクター・アンテナによりカバーされる範囲を示している。セクター・アンテナでカバーされる範囲は,セクターと呼ばれる小さな独立のエリアにおける分割されたセルを構成している。
これらのセクターは,他のネットワーク部分の影響を受けない。図1に示す例では,1つのセルは,6つのセクターに分割され,各セクターは他のセクターから独立している。6つのセクターとする場合に限られず,3つのセクターとする場合も数多く使用される。
セクター・アンテナの特性及び,適用性により,9又は12というように大きな数のセクターに分割することも可能である。
図1において,従来のセル構成は,オフィス地区であっても,住宅地区であっても同様に構成されている。全てのセルに無線機器が備えられ,これら無線機器は,ビル内あるいは,移動シェルター内に設置される。
ここで,時刻によるトラフィック量変化を説明する図2に示すように,ピーク使用は昼間時間帯と,夜間時間帯とでは別個の状況にある。さらに,ビジネス地区Iと,住宅地区IIでは,反対の傾向にある。
ビジネス地区Iにおいて,昼間のビジネス時間帯IIIでは,使用量が大きく,夜間では使用量は少ない,反対に住宅地区IIでは,昼間の時間帯IIIでは,使用量が少なく,夜間では使用量は多い。
ネットワークシステムの構築に際し,ネットワークの最も占有されるピーク時間帯を見出し,その時間帯におけるトラフィック量を決定し,これに対応して基地局設置数が決められる。これは,最もビジーな時間帯で少しの呼であっても失わずに,また切断することがないように,そのサービスの品質を維持するためにネットワーク装置が備えられることを意味している。
すなわち,昼間時は,人々は,働き,夜間は帰宅する。これにより,夜間はオフィス地区では,ほぼ空きの状態となる。このように,住宅地区のネットワークは,昼間時は過剰容量となり,夜間時は,オフィス地区ネットワークが過剰容量となる。この過剰容量が,ネットワークのコストを高めている。
このようなネットワーク構成に対し,通常,移動体ネットワークにおいて,サービスの品質として,100個の呼,あるいは,ハンドオーバー動作中において,1または2個の呼までを失う程度のことは許される。ハンドオーバーは,一つのセルから他のセルに向かう通信リンクのパス接続に対応する。
しかし,セルラー・ネットワークは,人の移動に基づく動作特性がある特徴からトータルコスト低減のための可能性も含んでいる。
かかる,時間帯による通信容量のアンバランスを解消する従来技術として,特許文献1に記載の発明がある。この特許文献1に記載の発明では,交換機内に基地局状態パターンを保持・管理すること,ならびに基地局は電波放射指向性・送信出力・受信感度が変更可能であることを前提に,交換機が保持・管理している基地局状態パターンテーブルに応じて基地局の電波放射指向性などを制御する方式であり,適用領域はアレーアンテナ制御に関するものである。
また,別の技術として,特許文献2に記載の発明がある。当該の特許文献2に記載の発明の目的は,各セルのトラフィックに応じてセルで使用するチャネル数を変化させることにある。光スイッチ機能を具備し,光ケーブルで接続先のセルを変化する方式である。セル構成,それ自体は「固定」である。すなわち,トラフィックに応じて単にセルに割り付けるチャネル数を変更することに特徴を有する。
特開2001-128227号公報 特開平6-153256号公報
上記図2に示した時間帯による通信容量のアンバランスを解消する技術として,特許文献1に記載の発明では,適用領域はアレーアンテナ制御に限定され,又,特許文献2に記載の発明では設置する基地局などの設備量の削減を期待することができない。
現実には地域ごとに昼夜におけるトラフィック量に差が有り,特にビジネス街と住宅街などでは昼夜の差が著しいが,従来は,基地局などの設備はその地域における最大トラフィックに見合うように設置する方法を採用していた。このために,結果として無駄な設備投資を行わざるを得なく,設備の有効利用という側面からは課題が有った。
したがって,本発明の目的は,設備量の削減と言う根本的な解決手段を実現する動的セル再構成方法及び,これを適用するセルラーネットワークシステムを提供することにあり,基地局など無線アクセスネットワークを構成する設備の設備数を削減して経済化を可能とするものである。
上記課題を達成する本発明の第1の側面は,セル対応に置かれる複数のセクター・アンテナを有するアンテナと,前記アンテナと離間した位置に置かれる複数の基地局装置を有するセルラー・ネットワークシステムにおけるセル再構成方法であって,前記複数のセクター・アンテナの出力から得られる所定のパラメータの値に基づき,前記複数の基地局装置と,前記複数のセクター・アンテナとの接続を切り替えて,セルの構成を変更することを特徴とする。
上記課題を達成する本発明の第2の側面は,セル対応に置かれる複数のセクター・アンテナを有するアンテナと,前記アンテナと伝送媒体を介して離間した位置に置かれる複数の基地局装置を有するセルラーネットワークシステムであって,前記アンテナ側に前記伝送媒体に対応するインタフェースとアンプを有する複数のセル・ステーション設備と,
前記複数のセル・ステーション設備を前記アンテナの複数のセクター・アンテナに切り替え接続する第1のスイッチと,前記アンテナの複数のセクター・アンテナにおける所定のパラメータを検知して,検知されるパラメータに基づき,前記複数のセル・ステーション設備と前記複数のセクター・アンテナとの接続を再設定するように前記第1のスイッチを制御する制御回路を有することを特徴とする。
上記側面において,前記所定のパラメータは,サービス品質(QoS)の値であることを特徴とする。
また,上記側面において,前記アンテナは,6つのセクター・アンテナを有し,
前記6つのセクター・アンテナが,共通に同じセル・ステーション設備に接続されるとき,全方位のアンテナ放射特性を有することを特徴とする。
さらに,前記セルラーネットワークシステムにおいて,前記伝送媒体は,前記複数の基地局装置と,前記複数のセル・ステーション設備を繋ぐ複数の同軸ケーブル又は,光ファイバーであって,
前記アンテナ側に更に,前記複数の同軸ケーブル又は,光ファイバーと前記複数のセル・ステーション設備との組み合わせを切り替え接続する第2のスイッチと,
前記基地局装置側に,前記複数の同軸ケーブル又は,光ファイバーと前記複数の基地局装置との組み合わせを切り替え接続する第3のスイッチとを有し,
前記制御回路により,前記検知されるパラメータに基づき,更に前記第2及び第3のスイッチを制御して,前記複数の基地局装置と前記複数のセル・ステーション設備との接続組み合わせを再設定することを特徴とする。
また,前記セルラーネットワークシステムにおいて,前記セル・ステーション設備は,前記複数のセクター・アンテナのいずれと接続するかのより変動するインピーダンスを調整する回路を有することを特徴とする。
本発明の特徴は,以下に図面に従い説明される実施の形態例から更に明らかになる。
本発明により,パラメータ値の最悪状態を考慮して基地局装置等の設備の配置を行っていたシステムに対して,少ない設備で効率的な通信サービスを維持することが可能となる。
以下に図面に従い,本発明の実施例を説明する。なお,かかる実施例は本発明の理解のためのものであり,本発明の適用がこれら実施例に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載のもの及びこれに均等のものも,本発明の技術的範囲に含まれるものである。
図3は,本発明を適用するセルラーネットワークシステムの概略構成を示す図である。本発明の特徴的な新規機能を実現する主要な制御装置は,可能な限り中央エリアに置かれる。
図3において,Aはオフィス地区(ゾーン)におけるセルラー・ネットワークであり,Bは住宅地区(ゾーン)におけるセルラー・ネットワークである。
本発明の特徴とする新規機能を実現する主たる制御装置は,中央エリアに置かれる。すなわち,中央エリアには,集合した基地局装置(Base Station Equipment)1が置かれる。以降,この基地局装置の集合をバンクと呼ぶ。また,対応する制御装置が,オフィス地区Aのアンテナ及び住宅地区Bのアンテナに付属する個別装置2a,2bに配置されて,本発明に従う新規機能を制御する。
本発明において,ネットワークの各地区におけるセルグループ10a,10bに対して最も高価な共通部分は,基地局装置1であって,中心に位置し,スイッチ3とアルゴリズムによりそのスイッチを制御して,基地局装置1を動的に関連のセルに接続する。信号は,光ファイバーあるいは同軸線路4a,4bによってセルグループ10a,10bに導かれる。
図3において,基地局装置1のバンクは,中央部に位置し,セルグループ10a,10bに対して,当該エリアにおいてトラフィックの増大する場合に必要とするように配置される。
同時にセルグループ10a,10bの各アンテナと基地局装置1のバンクとの接続は,各セルのセクターにおいて異なるトラフィック容量を有して,エリアの全域をカバーするように再構成される。
逆に,あるセルにおいてトラフィックが減少したときは,基地局装置1は切り離され,新しい割り当て用バンクに戻される。そして,当然に,アンテナは再び必要なトラフィック量で全エリアをカバーするように再構築される。
このように,セルは,本実施例では無指向性から実施例として最大6セクターを有するまで自動的に設定される。すなわち,本発明は,より狭いセクター・アンテナが適用可能であり,あるいは将来も可能となるので,セルが9または12のセクターを有するアンテナを用いて修正なしに使用することが可能である。
以下に,上記本発明の概略構成に基づく基本的な対象性を有するアルゴリズムを説明する。
[ネットワーク構成要素]
本発明に従う適応型ネットワークの主構成要素は,次のようである。
i.再構成可能なアンテナ:
図3において,セルグループ10a,10bを構成する各々のアンテナは再構成可能な次のようなタイプを有する。
各アンテナにおけるセクター数が可変である。セクター角が可変である。操作可能なビームアンテナである。この種のアンテナは適用アレイアンテナであり,低トラフィック容量での使用が有効である。
ii.基地局装置:
図3において,基地局装置1は集合(バンク)に配置され,セルグループ10a,10bの各アンテナが位置する場所との距離を短縮する考慮された位置に備えられることが望ましい。
この種の装置のタイプは次の2通りの接続が可能である。基地局装置1の設置場所は限定されるものではない。
同軸ケーブルによりアンテナと基地局装置をリンク(接続)する。あるいは,光ファイバーでアンテナと基地局装置をリンクする。
iii.スイッチ:
以下の異なるスイッチが備えられる。
基地局装置(BSE)側スイッチ3;基地局装置のバンク側にあるスイッチ3である。このスイッチ3は,中央部に位置する複数の基地局装置1の一つを選択するために使用される。さらに,セル・グループ10a,10bと接続するための伝送媒体として光ファイバーあるいは,同軸ケーブル4a,4bが使用されるので,このスイッチ3は,ファイバーあるいは,同軸ケーブル4a,4bを切り替える機能を有することが必要である。
セル側にある伝送媒体側スイッチ(個別装置2a,2b内に含まれる);このスイッチは基地局装置側にあるスイッチ3に対応するスイッチである。このスイッチは,伝送媒体(光又は,同軸)のいずれかを対応する基地局装置に接続する。このスイッチは,更に,ケーブルあるいは基地局装置の欠陥の場合には,所定の予備設備を接続するように制御される。
アンテナ側スイッチ;セルグループ10a.10b側にあるスイッチであって,セル側のアンテナ要素である,一又は複数のパネルアンテナを選択するために配置される。
iv.再構成可能アンテナ:
セルグループ10a.10bを構成する各アンテナである。無線システムにおいて通常使用されるように,一方向の送信または受信機能が与えられる。送信方向および受信方向特性とも数学的に同じ伝播特性を有しているので,以下に1方向だけについて説明を行う。
全方向性アンテナは,電波放射方向に特異性を有しないアンテナである。セル設備のような実際的な設備において,全方向性アンテナは,アンテナに対し通常垂直な平面において,特定方向性を有しないで放射を行う。
したがって,全方向性アンテナの指向特性パターンをアンテナ上方から見る場合,ほぼ円形の放射パターンとして,即ち各方位のアンテナ利得が同じであるものとして観察される。
この略円形なアンテナ指向性であるが,実際は完全には円形ではない。なぜならば,アンテナの設置に依存して,ある角度で測定された利得あるいはロスは,他の角度に対して数dBの違いがあるからである。しかし,それにもかかわらず,全方向性アンテナと呼ばれている。
セルラーネットワークシステムでは,全方向性アンテナの使用は,例えば,地方におけるようにある状況において,即ちトラフィック量が小さい場合を主な目的とする。
他のトラフィック量が大きい地域では,360°平面が分割され,複数のアンテナが用いられ,アンテナの放射パターンはある方向に向けられる。たとえば,360°平面を2本,3本あるいは6本のアンテナを用いてカバーするように分割使用される。
この部分的な方位アンテナは,セクター・アンテナと呼ばれる。図4に上記のアンテナ放射パターンの例を示す。図4Aは全方位,図4B,図4C及び図4Dは,それぞれ2セクター・アンテナ,3セクター・アンテナ及び,6セクター・アンテナの例である。
実際,同じ論理により,6つを越えるセクター・アンテナを推定することができる。セクター・アンテナのメーカーのカタログを見ると,あるアンテナは9個のセクター・セルで使用されることが可能になる。あるいは,より多くの狭いアンテナを設計することができる場合,より多くのセクターまで考えることができる。
セルラーネットワークシステムでは,各セクターは,異なる信号が,別々に接続され,送信し,受信を行う。このように,各セクターは,他のセクターから全く独立している。これにより,使用される技術に依存して,同じセル地区においてさえ,同じ周波数が使用可能とされる。
本願により提案される発明は,セクター・アンテナを使用することを要件とする。したがって,異なる信号をセクター・アンテナのそれぞれに供給する代わりに,同じ信号を共通に与えることにより,同じ信号が各セクター・アンテナから放射されるので,放射パターンは,全方向性アンテナと近似のアンテナ指向性が得られる。現実に,アンテナ指向性は,一つの全方向性専用アンテナほど厳密に円形ではないが,任意の実際的な目的に対して全方向性のアンテナ指向性であると言える。
かかる構成は,主として都市環境において,即ち高くそびえる建物が多数ある大都市での使用を意図している。この環境では,上記の全方向性アンテナが有することができる方向性特性を減少させるような,多数の多重経路伝送が生じる。
同じことが,反対方向,即ち,受信の場合にも生じる。
通常,セルグループ10a,10bの各セクター・アンテナは,3G設備の場合にはノードBと呼ばれる基地局装置(BSE)内の1つの送受信機に接続される。
本発明では,通常セル・サイトのサイト・セクター・アンテナに対し同じ修正が行われる。すなわち,6本のセクター・アンテナが全て並列に接続される場合,適切なインピーダンスマッチング装置により,外部から観察した場合,ただ一つのアンテナとしてみなされ,略全方向性のアンテナ指向性を持つ。
6本のセクター・アンテナのグループを,単一の基地局装置に接続し,全方向性アンテナと判別不能に作用させることができる。
6つのセクター・アンテナから1つのセクター・アンテナを分離し,他の異なる基地局装置の送受信機に接続すれば,この1つのセクター・アンテナは,共同作用する他の5つのセクター・アンテナから完全に独立する。
残りの5本のセクター・アンテナから,いずれかのセクター・アンテナを分離し,トラフィック及び又は使用する制御アルゴリズムに従い,他のあるいは同じ基地局装置に接続することができる。
反対に分離されているセクター・アンテナを中心に接続することにより,元の全方向性アンテナに戻すことができる。
また,連続する(隣接する)3つのセクター・アンテナを同時に分離して,2本のセクター・アンテナとすることができる。同様の方法で,連続する2つのセクターを同時に分離することができ,他の4つのセクター・アンテナをそのままとすることで,非対象の4−2本のセクター・アンテナを得ることができる。
あるいは,連続しない2本のセクター・アンテナを分離し,他の4つのセクター・アンテナをそのままとすることで,他の形式の非対象の4−2本のセクター・アンテナを得ることができる。
図5は,セル・サイトのセクター・アンテナを切り替えることによって得られるいくつかのアンテナタイプを示す図である。
セクター・アンテナの組み合わせは,固定されず,制御アルゴリズムによって動的に変更可能である。セクター・アンテナによってカバーされたエリアの中で,トラフィックがしきい値以上に増大する場合に,本発明に従いアンテナの1つ以上のセクターを分離するメカニズムを使用すると,セル・サイトにおいて最小の設備を使用して,非常に柔軟な送信ネットワークを得ることができ,さらに,使用する基地局装置の数を減少でき,それにより資本支出の大部分を節約できる。
図5において,図5A,図5B,図5Cは,通常のセクター・アンテナである。図5D,図5E,図5Fは,本願に従うセクター分離を示している。図5Dのアンテナは,2つのセクター・アンテナがリンクされ,4つのセクター・アンテナ同士が更にリンクされている。これは,リンクした2本及び4本のセクター・アンテナを持つ非対称の6本のセクター・アンテナ構成を行った例である。これを,6-2-4のセクターと呼ぶ。第1の数はアンテナ中のセクター・アンテナの数である。次の2つの数はリンクされたセクター・アンテナの数を意味する。
同様に,図5Eに示すアンテナは,1つの独立したセクター・アンテナと,2つのセクター・アンテナがリンクされ,他の3つのセクター・アンテナ同士がリンクされている構成を示す。これを,6−1−2−3のセクターと呼ぶ。
図5Fに示すアンテナは2つの1のセクター・アンテナを独立したようにしておき,他の4つのセクター・アンテナがともにリンク下構成を示している。このアンテナを6-1-1-4のセクターと呼ぶ。
次に,どのように,トラフィック要求と一致させるためにアンテナの再構成を行うかについて説明する。アルゴリズムによって,このアンテナの再構成のための切り替えを行う。
低いトラフィックの場合には,各セクター・アンテナに,単に1個のセルに対応する同じ信号が供給される。もちろん,アンテナは,正しいインピーダンスマッチングを行うためにマッチング回路を有している。このインピーダンスマッチング回路は単純であり,本発明の一部を構成しない。6つのセクターの全てが同じ信号を放射する。さらに,各セクター・アンテナによって受け取られた信号は全て,受信機へ送られる前に結合される。
トラフィックが増大する場合,1つのセクターは他の5つのセクターから分離される。これにより非対称のアンテナが得られる。
本発明におけるアルゴリズムに従って,このセクター・アンテナは,トラフィックの増加,あるいは減少するゾーンに従って,トラフィックに対処するために再構成される。したがって,分離されるセクター・アンテナは,ほとんどのトラフィックが実行されるセクターである。
トラフィックが増加し続けると,5つのセクター・アンテナ側によって処理されるトラフィックは再びキャパシティー限界を超えることになり,更に,新しいセクター・アンテナが分離されることになる。そして,4つの接続されたセル・アンテナと,2つの1セクター・アンテナがトラフィックを処理することになる。
本発明により提案されたアルゴリズムは,各セクターにより閾値以下でトラフィックが処理されているかをチェックし,必要とするリソース以上に使用されているかを判定する。その場合,その分離されたセクター・アンテナの使用をやめ,他の分離されたセクター・アンテナと結合し,あるいは,当該トラフィックを処理することができるセクター・アンテナと組み合わせを行うと同時に必要な基地局装置との再構成を制御する。
次に反対のプロセス即ち,トラフィックが減少している場合の処理について以下に説明する。
トラフィックがシステムデザイン限界に近く,非常に高い場合,従って,各セクター・アンテナは異なる基地局装置に直接接続されている。ある時間の経過後にトラフィックが減少すると想定する。ある一つのセクターにおけるトータルなトラフィックが最小と判定される閾値以下である場合,これは当該セクターの基地局装置がBSEプールに戻ったことを意味している。どのセクター・アンテナが併合するかの決定がなされ,スイッチの切り替えが行われる。通常,他のセクターのトラフィックもある程度減少する。従って,ほとんど全てのセクターは閾値に近くなる。隣接のセクター・アンテナと併合しても併合されたセクターの基地局装置に対して過負荷とならない。しかし,過負荷が検知される場合は,セクター・アンテナは元の状態に常に戻すことができる。
図6は,1つのセル・サイトにおける機能ダイヤグラムを示す図であり,スイッチと接続される装置を示している。
[アンテナ/セル・ステーション設備側スイッチ]
アンテナ60は,6つのセクター・アンテナを有している。アンテナ60のそれぞれのセクター・アンテナはフィーダー60aによりセル・ステーション設備(CSE)62にアンテナ−CSE間スイッチ61を介して接続される。
さらに,セル・ステーション設備(CSE)62は,ケーブル−CSE間スイッチ63を介して,基地局装置1のバンクとセル・サイトとを繋げる光ファイバーあるいは,同軸ケーブルによる伝送媒体64に接続される。
セル・ステーション設備62の複数のストリングのうちの1つが,アンテナ60の6つのセクター・アンテナの各々に対して必要である。これに対して,アンテナ−CSE間スイッチ61は,次のような機能を有するものである。
すなわち,アンテナ−CSE間スイッチ61は,高負荷の場合には,セル・ステーション設備62の1つのストリングに,1本のセクター・アンテナを接続する。負荷が減少する場合,アンテナ−CSE間スイッチ61はアンテナ60にセル・ステーション設備62のより少ないストリングを接続する。
非常に低いトラフィックの場合には6つのアンテナ・セクターにセル・ステーション設備62の1つのCSEストリングが並列に接続される。
さらに,アンテナ−CSE間スイッチ61は,図6では図示省略されている出力パワーアンプに異なる複数のセクター・アンテナを接続する際,正確なマッチングを維持するためのインピーダンスマッチング回路を有している。
次に, セル・サイトから遠隔地に配置される基地局装置の構成について説明する。
[遠隔に配置される基地局装置]
図6に示したように,本発明では,アンテナ60及び,セル・ステーション設備62は実際のセル・サイトに位置するが,総体のセル・サイト・コストの最も高価な部分である,電子送信/受信設備である基地局装置1は,ある距離を持って,セル・サイトとは異なる離れた位置に配置される。その離れた距離は,数100mから数10Kmである。
ネットワークを形成するために,ネットワークに使用される通常のセルの基地局装置1は,セル・サイトからかなり遠くに位置するコンポーネント・サブシステムを有して構成されるという特徴を持つ。
そして,セル・サイトと基地局装置1のバンクとを繋ぐ構成として次の二つに区別することができる。
それらは,それぞれ図7,図8に示される。主たる相違点は,セル・サイト10と基地局装置1のバンクを繋ぐ伝送媒体として同軸ケーブル11を用いるか(図7)光ファイバー伝送路12を用いるか(図8)である。
図7において,バンクを構成するそれぞれの基地局装置1をセル・サイト10側のアンテナ60にパワーアンプ61を通してリンクするために同軸ケーブル11を使用する場合には,離間距離は同軸ケーブルの大きな損害により数百mのオーダーである。
一方,図8において,バンクを構成するそれぞれの基地局装置1をセル・サイト10側のアンテナ60に光電変換回路62b,プリ・パワーアンプ62aを通してリンクするために光ファイバー12を使用する場合は,セル・サイト10に対し,基地局装置1のバンクをより遠方に設置することが可能である。
図7,図8において,バンクを構成する基地局装置1の各々は,次のような特徴を有している。
i.基地局装置1とセル・サイト10のアンテナ60にリンクするための伝送媒体として同軸ケーブル11あるいは,光ファイバーケーブル12が使用できる。
これに対応するように,図7において,同軸ケーブル11を使用する場合,基地局装置
1は,ベースバンド信号を所定の変調方式で変調した信号を,プリアンプにより増幅して電気信号のまま同軸ケーブル11により,セル・サイト10に向けて伝送する。これに対応して,セル・サイト10には,受信電気信号を増幅する電力増幅器62aが備えられる。
図8において,光ファイバーケーブル12を伝送媒体とする場合,所定の変調方式で変調した信号を,光信号に変換して光ファイバーケーブル12を通して伝送する。これに対応して,セル・サイト10には,受信した光信号を電気信号に変換する光・電気変換器62が備えられる。
ii.バンクの基地局装置1の再構成は,ソフトウエアにより構築可能である。基地局装置1は個々に毎時間に,ネットワークに配置されるセル・サイト10におけるトラフィック状況などのサービス品質(QoS)に依存して変化する。
iii.基地局装置1の再構築は,ネットワークのいずれかの部分において基地局として機能するように,適応させる対象となる。
iv.いくつかのパラメータ,例えば,使用される周波数,隣接リスト,ウィンドウ・サイズ(通信可能な距離),その他について変更可能である。
v.基地局装置1は,ネットワーク中のある戦略位置に集合されて設置されることが望ましい。
vi.集合設置された基地局装置は,例えば,オフィス地区で昼間時間帯に動作する基地局装置として,更に住宅地区で夜間に動作する基地局装置としても動作させることが可能である。
vii.戦略的に集合的に位置した基地局装置のグループを,バンクと称する。
viii.このように,基地局装置のグループは,いくつかのコンポーネントを共有することができる。したがって,補足的利点が得られる。
ix.共有のコンポーネントは限定されないが,電源,制御システム,周辺設備,及びキャビネット等である。
x.基地局装置のバンクは,アーキテクチャーの当然の結果であり当該装置の経費削減の他の源であり得る。
xi.都市におけるバンクサイズおよびバンク量は,ネットワーク・コストを縮小されたコストに結びつける計算手続きによって決定されることになる。
次に本発明が適用されるネットワークシステムの実施例を説明する。
[ネットワークシステムの実施例]
図9は,本発明が適用されるネットワークシステムの実施例を示す図である。
基地局装置側バンク100には,複数の基地局装置1が集合配列される。さらに,基地局装置切替えスイッチ101を有している。
遠隔のセル・サイト200には,複数のアンテナ300a,300bがセル対応に設置される。図9では,例示として2つのアンテナ300a,300bが示されているが,本発明の適用はこれに限定されるものではない。
複数のアンテナ300a,300bに対応するノードグループ201a,201bのそれぞれに,複数のステーション設備(CSE)201を有している。それぞれのセル・ステーション設備(CSE)201には,伝送媒体400に対応したインタフェース回路,パワーアンプ,更にインピーダンス調整回路等を有している。
さらに,ノードグループ201a,201bの複数のセル・ステーション設備(CSE)201と,アンテナ300a,300bの各々のセクター・アンテナを切り替え,接続するアンテナ−CSE間スイッチ202a,202bを有している。
さらに,基地局装置側バンク100の基地局装置切り替えスイッチ101と,セル・ステーション設備(CSE)201のグループ201a,201bに対応するCSEスイッチ203a,203bの間が,伝送媒体としての同軸ケーブルあるいは光ファイバー400により,数百mあるいは数kmの間隔を有して接続される。
基地局装置側バンク100の複数の基地局装置1には,共通に上位側として無線ネットワーク及びコアネットワーク500と接続される。
上記基地局装置切替えスイッチ101,アンテナ−CSE間スイッチ装置202a,202b及び,CSEスイッチ203a,203bは,コントローラ600により切替え制御される。
なお,このコントローラ600は,図9において,1つのブロックにより表されているが,実際は,基地局装置側バンク100と,セル・サイト200との間は数百m乃至数kmの離間距離を有している。したがって,コントローラ600をこれらの間でそれぞれ分離された構成とするか,一方側にのみに配置して他方側に対する制御は,一方側に配置されたコントローラから信号線を介して制御するという構成も可能である。
このコントローラ600により,本発明のアルゴリズムに従って,即ち,対象セルのセクターのQoS(サービス品質)などのパラメータから,図5に示したような対象のセクタータイプを決定する。
そして,決定されたセクタータイプに対応するように,基地局装置切り替えスイッチ101,アンテナ−CSE間スイッチ装置202a,202b及び,CSEスイッチ203a,203bが切り替え制御され,適応的なセルの再構成が可能である。
図9A,図9Bは,アンテナ−CSE間スイッチ装置202a,202bの機能の概念動作を示す図である。
図9Aにおいて,アンテナ300aは,スイッチ202aにより,全てのセクター・アンテナが共通に一のセル・ステーション設備(CSE)201に接続されて,一つのセルにおいて全方位の放射特性を有している。
一方,アンテナ300bは,セクター・アンテナ301のパラメータが,図9Bに示すように,時間の経過とともに,パラメータの測定値Iとして例えば,QoS値が許容限界値II以下になると,切り替え制御が行われる。すなわち,セクター・アンテナ301は,アンテナ300bの他のセクター・アンテナから独立に切り離され,ノードグループ201bに対応するCSEスイッチ203bから独立する。
例えば,セクター・アンテナ300は,ノードグループ201aに対応するCSEスイッチ203aによりノードグループ201aのセル・ステーション設備(CSE)201に接続される。これにより,QoS値が改善されることになる。
ここで,上記各スイッチの要件,特徴を更にまとめると,次のようである。
[アンテナ-CSEスイッチ202a,202b]
このスイッチにより,ステーション設備(CSE)201と,アンテナ300a,300bの有するセクター・アンテナとの接続を切り替えてセクター・アンテナを全方向性アンテナを形成するように接続するか,あるいは全方向性アンテナから,1本以上のセクター・アンテナを分離し,6セクター・アンテナまでを得る。
このスイッチは,接続されるセクター・アンテナの数が変わっても,そのアンテナ・インピーダンスが変わらないようにするインピーダンス・マッチング回路を有している。
アンテナ300a,300bとステーション設備(CSE)201との接続構成は,コントローラ600により決定される。したがって,アンテナ-CSEスイッチ202a,202bは,インピーダンス・マッチング回路と安全一致することが必要である。
実施例として6つのセクターの場合,このスイッチ202a,202bにより1つの入力を1本以上,実施例として6本までのセクター・アンテナに接続することができなければならない。システムが低いトラフィック負荷にある時,1つの入力が6つの出力に接続される。反対に,システムが高いトラフィック負荷にある時,各入力は各出力に接続される。そして,いずれの組み合わせも可能でなければならない。
[ケーブル-CSEスイッチ203a,203b]:
このスイッチはセル・サイト200と基地局装置側バンク100との間の送信媒体400を接続するために使用される。
セル・サイト200への送信が同軸ケーブルによって,あるいは光ファイバーによって行われる場合,それに依存して,スイッチ203a,203bは同軸ケーブルまたは光ファイバーを処理しなければならない。
このスイッチ203a,203bは,低い伝送損失であることが望まれる。さらに,インピーダンスマッチング装置を必要とする。
いずれかの独立の伝送媒体といずれかの基地局装置1との接続は,コントローラ600により決定される。したがって,スイッチ203a,203bは,フルアクセス可能のスイッチである。さらに,1の入力をいくつかの出力に接続する機能を有しなければならない。発明の実施例として6つのセクターの場合,スイッチ203a,203bは,1の入力を1又は,それ以上の入力を柔軟に切替え制御可能とするために,1つ以上(実施例として6まで)の基地局装置1に接続できるような,よりフレキシブルな制御を可能とするものでなければならない。
[BSEバンクサイトでの光又は同軸スイッチ101]
このスイッチ101は,基地局装置1の集中化バンク100をセル・サイト200にリンクすることが可能である。セル・サイト200への送信が同軸ケーブルによって,あるいは光ファイバー400によって行われる場合,それに依存して,スイッチ101は同軸ケーブルまたは光ファイバーを処理可能でなければならない。低い伝送損失である。
このスイッチ101は,同軸ケーブルにより伝送する場合,簡単なインピーダンスマッチング装置のみを必要とする。
そして,いずれかの独立の伝送媒体といずれかの基地局装置1の接続は,コントローラ600により決定される。したがって,スイッチ101はフルアクセス可能のスイッチである。
ここで,コントローラ600に対する制御の基準となるQoS(サービス品質)などのパラメータ情報は,アンテナ300a,300bのセクター・アンテナのそれぞれのトラフィック状態を検知する回路301a,2301bによって得られる。
本発明に従うアーキテクチャーでは,上記のとおり,セル・サイト2002の構成を変更するために,セクター分離およびセクター結合をできる制御機構が必要である。
このアルゴリズム経由で,セル・サイト200のトラフィック能力は,そのエリアにあるセルのステーションに対する最適のサービスを許可するために増加又は,減少する。
そして,セル・サイト200の構成は,以下のアルゴリズムにより制御される。
[セル・サイト構成変更アルゴリズム]
より少ない物理資源を使用し,だが最終ユーザにサービスのよい質を提示することが制御システムの目標である。
一例として,サービスのユーザ品質を理解するパラメータとして「サービスの質(QoS)」と呼ばれるパラメータを使用する。このパラメータは,提示された呼び出し呼の総数に対してセットアップできない呼(失われた呼び出し呼)の数の間の比率である。
QoS=失われた呼/提示された呼
さらに,他の呼び出し要因は,制御パラメータとして使用し,最適化されたネットワーク運用を得て,全ての加入者によいサービスを提供する。
これらは,次のとおりである。
・ Qh:QoSの閾値,高い値
・ Ql:QoSの閾値,低い値,
・ To:セル単位のトラフィック
・ Tc:1個のセル当たり運ばれたトラフィック
・ Lc:失われた呼び出しの数
・ Fl:最初の失われた呼
・ Pc:セクター(CDMAの場合の)放射されたパワー
ここで,2%あるいは0.02%のQoSについて考えると,0.002より2%のQoSは,最悪のQoSである。数が小さいほど,良好なQoS値を示す。
ここで,システムをコントロールするためにパラメータとしてQoSをとる,1つのセル・サイト用のコントロール・アルゴリズムについて説明する。
このコントロール・アルゴリズムは他のセル・サイトと無関係に各セル・サイトで行われる。本発明は,6つのセクター・サイトは,一実施例であって,本発明は,それより多くの又は少ない数のセクターで使用することが可能である。
セル・サイト200のアンテナ300a,300bは,独立してコントロール可能な6本のセクター・アンテナによって構成される。それにより,全方向性アンテナシステムを形成するか,あるいは6つのセクター・アンテナシステムを一つずつに独立に分離し,6つのセクター・アンテナとすることができる。
この際,9つのセクターまでの容易に利用可能である。また,より多くのセクターで,より狭いアンテナ指向パターンを持つアンテナを設計することは可能である。
上記パラメータQoSは,検知回路301a,301bによって検知される各セクター・アンテナのトラフィックの状態に基づき,求められる。そして,以下に図10,図11及び図12に示すフローに従って説明するアルゴリズムに従ってスイッチ制御が行われる。
図10において,トリガによるアルゴリズムがスタートする(ステップS1)。このトリガとして,所定周期のクロック信号が使用可能である。
コントローラ600は,セル・サイト200の1個のセルに注目し(ステップS2),QoS(サービス品質)値を高い閾値Qhと比較する。QoSが高い閾値Qh以上である場合,修正する処置を行うために処理Aに移行する(ステップS3,No)。
また,QoSが,高い閾値Qhより小さい場合(ステップS3,Yes)は,次のチェックが行われる。すなわち,コントローラ600は,上記セルにおいて,QoSが低い閾値Qlより大きいか否かをチェックする(ステップS4)。その閾値より小さいときは,修正処理を行うために処理Bに移行する(ステップS3,No)。
もし,当該低い閾値より大きいとき(ステップS4,Yes)は,次のセルについて同様の処理及び判定が行われる(ステップS5)。
上記処理がネットワークの最後のセル・サイトに達するまで行われ,次のトリガを待って処理を終える(ステップS6,Yes)。
次に,図11に示す処理Aについて説明する。
この処理Aは,QoS(サービス品質)値が高い閾値Qh以上である場合に行われる処理である(ステップS3,No)。
図11において,該当のセクターで,未稼働の別キャリアーがあるか否かを検知する(ステップS7)。基地局装置は,複数のキャリアーに送信電力供給(稼働)可能であるが,他の問題(例えば,ライセンスが得られない等)によりキャリアーに送信電力が供給されない可能性もある。
送信電力が供給されていない,未稼働の別キャリアーがある場合(ステップS7,Yes)は,当該キャリアーに対し送信電力が供給され,他のセクターにおいて,処理が継続し(ステップS8),次のセル・サイトの処理に継続する(図10のステップS5)。
すなわち,キャリアーに送信電力が供給された後,システムは自動的に送信電力が供給された当該キャリアーを新規キャリアーに追加して,より良いサービス品質が得られるようにする。これは,セクターの少なくとも一つに稼働可能のキャリアーが存在することを意味し,未稼働のキャリアーの一つをサービス運用に移行し,送信電力を供給する。
ステップS7において,未稼働の別のキャリアーがない場合は(ステップS7,No),当該セクターが他のセクターと分離されているか否かを検知する(ステップS9)。当該セクターが分離されていて,送信電力が供給されている場合(ステップS9,Yes)は,他の救済処理は行われない。
すなわち,ステップ9の処理は,アンテナ再構成に係わり,当該セクターが他のセクターから分離されているかの判断は,該当セクターが単独で稼働しているか,あるいは,他のセクターに接続されて,共同して稼働しているかをチェックすることを意味している。もし,該当セクターが他のセクターと共同して稼働している場合は,これを分離して,より大きなトラフィック容量に対応することが可能である。
したがって,該当セクターが単独で稼働している場合(ステップS9,Yes)には,より大きなトラフィック容量が得られないので,過負荷アラームがコントローラ600を備える管理システムに送られ,図10のステップS5に継続する(ステップS10)。
当該セクターが分離されていない場合,即ち他のセクターに接続されて,共同して稼働している場合(ステップS9,No)は,当該セル・サイトにおいて,新しいセクター及びその加入者を受け入れる可能な容量を有する分離されたセクターがあるか否かのチェックが行われる(ステップS11)。
可能な容量を有する分離されたセクターがあれば(ステップS11,Yes),セクター・アンテナはオリジナルの基地局装置から分離され,セル・サイト200にあるスイッチ202a,202bにより,上記決定され,分離されたセクターに付加される。
予備容量を持ったセクターがない場合(ステップS11,No),利用可能な基地局装置があるかどうかを確かめる(ステップS13)。一つの基地局装置が利用可能であれば,それがBSEスイッチ,セル・サイト200に向かう伝送媒体400及び,セル・サイト・スイッチ203a,203Bにより,分離されたセクターに接続される(ステップS14)。
利用可能な基地局装置がない場合(ステップS13,No),過負荷アラームが送信される(ステップS15)。
上記ステップS8,S10,S12,S14及びS15の処理の後,次のセルに処理が継続する(ステップS5,図10)。
次に,図12に示す処理Bについて説明する。
この処理Aは,QoSが低い閾値Ql以下である場合に行われる処理である(ステップS4,No)。
該当セクターで別のキャリアーが稼働しているかをチェックする(ステップS16)。別のキャリアーが稼働している場合(ステップS16,Yes),より低い周波数のキャリアーが上位周波数キャリアーから全てのトラフィックを受理することができるかどうかの判定が行われる(ステップS17)。
システムにおいて過剰な容量が有るので,キャリアーに送信電力の供給を停止することができる。もし,一以上のキャリアーが駆動される場合,トラフィックは他のキャリアーに移行する(この場合,低い周波数キャリアーが選択される)。そして,上位周波数のキャリアーを送信停止することができる。しかし,単一のキャリアーが駆動される場合は,該当のセクターを他のセクターに併合して容量を減少する方法が残される。したがって,ステップS19以降の処理が必要となる。
より低い周波数キャリアーが,上位周波数キャリアーから全てのトラフィックを受理可能であれば(ステップS17,Yes),トラフィックをより低い周波数キャリアーに転送して,上位周波数キャリアーの送信電力を切断し,次のセクターに移る(ステップS18)。すなわち,低い周波数キャリアーは,上位周波数キャリアーにおけるトラフィックを引き受け可能であるので,トラフィックは低い周波数キャリアーに移行される。低い周波数キャリアーに移行された後は,より高い周波数キャリアーが停止される。
該当セクターにおいて,別のキャリアーが稼働していない場合(ステップS16,No),他のセクターと併合可能かをチェックする(ステップS19)。可能でなければ,処理は次のセクターに移行する(ステップS19,No)。
可能であれば(ステップS19,Yes),セクター・アンテナ接続はセル・サイト・スイッチ202a,202b経由で再構成される。(ステップS20)。そして,1つの基地局装置を開放し,基地局装置バンク100に戻る(ステップS21)。
ここで,上記に説明されたアルゴリズムは,セル・サイトの各セクターの配置を独立して可能とする。したがって,柔軟性は非常に高い。特定の瞬間では,6つのセクター・セル・サイトは,単に1つのセクターが独立で,他の5つのセクターが共通接続されることが可能である。あるいは,2又は3つのセクターが連続的あるいは,不連続に接続される。
図13は,上記アルゴリズムによって実行されるセル再構成により得られる本発明による改善処理効果を説明する図である。
図13は,先に一例として説明したサービス品質(QoS)等のパラメータの測定値Iが時間経過により,変動することを示している。
パラメータの測定値がその許容限界値II以下に低下する場合,処置が不能であれば,サービス停止という状態に陥る恐れがある。
これに対し,本発明は,測定されるパラメータに対応して,セクター・アンテナの基地局装置との組あわせを再構成することにより,パラメータ値を改善することができる(図13,III)。これにより,パラメータ値の最悪状態を考慮して基地局装置等の設備の配置を行っていたシステムに対して,少ない設備で良好な伝送品質を維持することが可能である。
上記した本発明により得られる経済的効果について,図14を参照して更に説明する。本発明では,トラフィック変動に適合させるために,最適なセル−セクター構成を実現し,その結果として基地局などの設備量の大幅な削減を実現できる。
本発明により得られる経済的効果について説明する図14において,従来方式による構造モデルにおける基地局装置側バンク100に配置される基地局装置(BSE)の数をNとして考える。
セル・サイト200側に複数のサイト#A〜#Zが存在し,それぞれのセクターの数を#a〜#zとする。したがって,セル・サイト200側におけるセクターの総数S(=#a+#b+.....#z)は,理想的なモデルにおける基地局装置の数に等しく,従来方式における基地局装置(BSE)の数Nより遙かに小さくなる。
また,基地局装置など無線アクセスネットワーク系の設備は,設置場所など様々な条件に依存することになるが,理想的なモデルケースにおいては,本発明の適用により,設置基地局装置数を次の関係式に示すように,1/2に削減することできる。
1/2B<S<B
なお,Bは,基地局装置の総数である。
(付記1)
セル対応に置かれる複数のセクター・アンテナを有するアンテナと,前記アンテナと離間した位置に置かれる複数の基地局装置を有するセルラー・ネットワークシステムにおけるセル再構成方法であって,
前記複数のセクター・アンテナの出力から得られる所定のパラメータの値に基づき,前記複数の基地局装置と,前記複数のセクター・アンテナとの接続を切り替えて,セルの構成を変更する,
ことを特徴とする動的セル再構成方法。
(付記2)
付記1において,
前記所定のパラメータは,サービス品質(QoS)の値であることを特徴とする動的セル再構成方法。
(付記3)
付記1において,
前記アンテナは,6つのセクター・アンテナを有し,
前記6つのセクター・アンテナが,共通に同じセル・ステーション設備に接続されるとき,全方位のアンテナ放射特性を有する,
ことを特徴とする動的セル再構成方法。
(付記4)
セル対応に置かれる複数のセクター・アンテナを有するアンテナと,前記アンテナと伝送媒体を介して離間した位置に置かれる複数の基地局装置を有するセルラーネットワークシステムであって,
前記アンテナ側に前記伝送媒体に対応するインタフェースとアンプを有する複数のセル・ステーション設備と,
前記複数のセル・ステーション設備を前記アンテナの複数のセクター・アンテナに切り替え接続する第1のスイッチと,
前記アンテナの複数のセクター・アンテナにおける所定のパラメータを検知して,検知されるパラメータに基づき,前記複数のセル・ステーション設備と前記複数のセクター・アンテナとの接続を再構成するように前記第1のスイッチを制御する制御回路を有する,
ことを特徴とするセルラーネットワークシステム。
(付記5)
付記4において,
前記伝送媒体は,前記複数の基地局装置と,前記複数のセル・ステーション設備を繋ぐ
複数の同軸ケーブル又は,光ファイバーであって,
前記アンテナ側に更に,前記複数の同軸ケーブル又は,光ファイバーと前記複数のセル・ステーション設備との組み合わせを切り替え接続する第2のスイッチと,
前記基地局装置側に,前記複数の同軸ケーブル又は,光ファイバーと前記複数の基地局装置との組み合わせを切り替え接続する第3のスイッチとを有し,
前記制御回路により,前記検知されるパラメータに基づき,更に前記第2及び第3のスイッチを制御して,前記複数の基地局装置と前記複数のセル・ステーション設備との接続組み合わせを再構成する,
ことを特徴とするセルラーネットワークシステム。
(付記6)
付記4又は5において,
前記所定のパラメータは,サービス品質(QoS)の値であることを特徴とするセルラーネットワークシステム。
(付記7)
付記4又は5において,
前記セル・ステーション設備は,前記複数のセクター・アンテナのいずれと接続するかのより変動するインピーダンスを調整する回路を有することを特徴とするセルラーネットワークシステム。
(付記8)
付記4又は5において,
前記アンテナは,6つのセクター・アンテナを有し,
前記6つのセクター・アンテナが,共通に同じセル・ステーション設備に接続されるとき,全方位のアンテナ放射特性を有する,
ことを特徴とするセルラーネットワークシステム。
本発明により,より少ない設備で,通信環境に対応して容易に,セル構成を動的に変更可能である。よって,経済的なセルラーネットワークシステムが提供可能であり,産業上寄与するところ大である。
一般に,広く世界中で使用されているセルラーネットワークシステムにおけるセル構成を示す図である。 時刻によるトラフィック量変化を説明する図である。 本発明を適用するセルラーネットワークシステムの概略構成を示す図である。 セクター・アンテナの放射パターンの例を示す図である。 セル・サイトのセクター・アンテナを切り替えることによって得られるいくつかのアンテナタイプを示す図である。 1つのセル・サイトにおける機能ダイヤグラムを示す図である。 セル・サイトと基地局装置1のバンクとを同軸ケーブルで繋ぐ構成例を示す図である。 セル・サイトと基地局装置1のバンクとを光ファイバーで繋ぐ構成例を示す図である。 本発明が適用されるネットワークシステムの実施例を示す図である。 アンテナ−CSE間スイッチ装置202a,202bの機能の概念動作を示す図である。 図9Aに対応するスイッチ切り替えを説明する図である。 アルゴリズムに従ってスイッチ制御が行われるフロー(その1)である。 アルゴリズムに従ってスイッチ制御が行われるフロー(その2)である。 アルゴリズムに従ってスイッチ制御が行われるフロー(その3)である。 アルゴリズムによって実行されるセル再構成により得られる本発明による改善処理効果を説明する図である。 本発明の適用による経済的効果を説明する図である。
符号の説明
1 基地局装置
100 基地局装置のバンク
2a,2b アンテナに付属する個別装置
3 スイッチ
101 基地局装置切替えスイッチ
201 セル・ステーション設備(CSE)
202a,202b アンテナ−CSE間スイッチ
203a,203b CSEスイッチ
301a,302b トラフィック状態を検知する回路
4a,4b,400 伝送媒体
10a,10b セルグループ
60,300a,300b アンテナ
60a フィーダー
61 アンテナ−CSE間スイッチ
62 セル・ステーション設備(CSE)
63 ケーブル−CSE間スイッチ
64 伝送媒体
10,200 セル・サイト
11 同軸ケーブル
12 光ファイバー
500 無線ネットワーク及びコアネットワーク
600 コントローラ

Claims (5)

  1. セル対応に置かれる複数のセクター・アンテナを有するアンテナと,前記アンテナと離間した位置に置かれる複数の基地局装置を有するセルラー・ネットワークシステムにおけるセル再構成方法であって,
    前記複数のセクター・アンテナの出力から得られる所定のパラメータの値に基づき,前記複数の基地局装置と,前記複数のセクター・アンテナとの接続を切り替えて,セルの構成を変更する,
    ことを特徴とする動的セル再構成方法。
  2. 請求項1において,
    前記所定のパラメータは,サービス品質(QoS)の値であることを特徴とする動的セル再構成方法。
  3. 請求項1において,
    前記アンテナは,6つのセクター・アンテナを有し,
    前記6つのセクター・アンテナが,共通に同じセル・ステーション設備に接続されるとき,全方位のアンテナ放射特性を有する,
    ことを特徴とする動的セル再構成方法。
  4. セル対応に置かれる複数のセクター・アンテナを有するアンテナと,前記アンテナと伝送媒体を介して離間した位置に置かれる複数の基地局装置を有するセルラーネットワークシステムであって,
    前記アンテナ側に前記伝送媒体に対応するインタフェースとアンプを有する複数のセル・ステーション設備と,
    前記複数のセル・ステーション設備を前記アンテナの複数のセクター・アンテナに切り替え接続する第1のスイッチと,
    前記アンテナの複数のセクター・アンテナにおける所定のパラメータを検知して,検知されるパラメータに基づき,前記複数のセル・ステーション設備と前記複数のセクター・アンテナとの接続を再構成するように前記第1のスイッチを制御する制御回路を有する,
    ことを特徴とするセルラーネットワークシステム。
  5. 請求項4において,
    前記伝送媒体は,前記複数の基地局装置と,前記複数のセル・ステーション設備を繋ぐ
    複数の同軸ケーブル又は,光ファイバーであって,
    前記アンテナ側に更に,前記複数の同軸ケーブル又は,光ファイバーと前記複数のセル・ステーション設備との組み合わせを切り替え接続する第2のスイッチと,
    前記基地局装置側に,前記複数の同軸ケーブル又は,光ファイバーと前記複数の基地局装置との組み合わせを切り替え接続する第3のスイッチとを有し,
    前記制御回路により,前記検知されるパラメータに基づき,更に前記第2及び第3のスイッチを制御して,前記複数の基地局装置と前記複数のセル・ステーション設備との接続組み合わせを再構成する,
    ことを特徴とするセルラーネットワークシステム。
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