JP2007162476A - ルーツ式流体機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】流体の閉じ込み容積を大きく確保しつつ、位相ずれによるロータ同士の干渉に起因した不具合の悪化を抑えることができるルーツ式流体機械を提供すること。
【解決手段】ルーツ式圧縮機10の駆動ロータ27及び従動ロータ28は、その形状が、該ロータ27,28の周方向に沿って山歯27a,28aの頂端Tから谷歯27b,28bに向かうに従い、歯先円半径Rの歯先円の円弧と、インボリュート基礎円半径rのインボリュート曲線とが連続するように形成されている。谷歯27b,28bは、歯先円半径Rの歯先円の円弧による包絡線で形成されている。駆動軸21と従動軸22との間のピッチ間距離をLとした場合、インボリュート基礎円半径rを、L/(2√2)<r<0.3(√2)Lの範囲内の値に設定し、歯先円半径Rを、{(√2)/16}πL<R<{(27−5√2)/56}Lの範囲内の値に設定した。
【選択図】図2

Description

本発明は、ハウジングに一対の回転軸を互いに平行に支持するとともに、各回転軸に互いに噛み合う山歯と谷歯とを有するロータを配置し、それらロータをハウジング内のロータ室に収容したルーツ式流体機械に関する。
ルーツ式流体機械としてのルーツ式圧縮機は、ハウジング内のロータ室内に二葉型又は三葉型のロータを一対収容してなる。そして、各ロータはロータ室の内面との間、及びロータ同士の間に最小限のクリアランスを形成してロータ室に収容されており、ロータが二葉型の場合、90度回転する毎に互いに噛み合い、三葉型の場合、60度回転する毎に互いに噛み合うようになっている。前記ロータとして、インボリュート曲線でロータの一部を構成したインボリュート型のものが存在する。このインボリュート型のロータは、各ロータにおける山歯の歯先がその先端に向かうに従い細くなるように形成されている。このため、インボリュート型のロータを用いたルーツ式圧縮機においては、ロータの慣性モーメントが小さいことから、該ロータを高速で回転させることが容易である。また、ロータと、ロータ室の内面との間での流体の閉じ込み容積を大きく確保することができ、ロータ一回転当たりの吐出容量を大きくすることができることから性能的に優れている。
ところが、上記インボリュート型のロータにおいては、山歯の歯先が細く、谷歯には該山歯との干渉を減らすための逃げが形成されていることから、一対のロータ同士が噛み合ったとき、山歯と谷歯との間に閉じ込み空間が形成される。この閉じ込み空間に閉じ込められた流体(気体)は、ロータの回転に伴って圧縮され、膨張後、開放されるが、この開放時に大きな騒音を発生する。
そこで、騒音発生を抑制しつつ、流体の閉じ込み容積を大きく確保できるロータを備えたルーツ式圧縮機(ルーツ式流体機械)が特許文献1に提案されている。特許文献1に記載のルーツ式圧縮機において、各ロータは、山歯及び谷歯を円弧状に形成するとともに、山歯と谷歯の他の部分をインボリュート曲線としている。このようなロータ形状とすることで、流体の閉じ込み容積を大きく確保しつつ、山歯と谷歯との間に閉じ込み空間が形成されることを防止して騒音発生を防止している。
特開平9−264277号公報
ところで、特許文献1に記載のルーツ式圧縮機をはじめ、その他のルーツ式圧縮機においては、その運転中にロータが荷重を受承することによって生じるロータの傾斜に伴う位相ずれや、初期組み付け時における位相ずれが生じる。このようなロータの位相ずれが生じた場合、ロータ同士(山歯と谷歯)が互いに干渉してしまい、該干渉によって騒音が発生する等の不具合が発生してしまう。このため、該不具合を解消するため、ルーツ式圧縮機においては、ロータ同士間のクリアランスを上記位相ずれを考慮して大きく設定しなければならない。しかし、クリアランスを大きくすればするほどロータ間からの流体漏れ量が増大してしまい、ルーツ式圧縮機の性能が低下してしまう。したがって、ルーツ式圧縮機においては、その性能を追求する場合には前記クリアランスを大きくすることはできず、位相ずれに起因したロータ同士の干渉を避けられない状況にあった。よって、位相ずれによるロータ同士の干渉に起因した不具合の悪化を抑えることができるルーツ式圧縮機が望まれていた。
本発明は、流体の閉じ込み容積を大きく確保しつつ、位相ずれによるロータ同士の干渉に起因した不具合の悪化を抑えることができるルーツ式流体機械を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ハウジングに一対の回転軸を互いに平行に支持するとともに、各回転軸に互いに噛み合う山歯と谷歯とを有する二葉型のロータを配置し、それらロータをハウジング内のロータ室に収容したルーツ式流体機械であって、前記ロータの形状を、該ロータの周方向に沿って前記山歯の頂端から谷歯に向かうに従い、歯先円半径Rの歯先円の円弧と、インボリュート基礎円半径rのインボリュート曲線とが連続するように形成するとともに、前記谷歯を前記歯先円の円弧の包絡線で形成し、前記一対の回転軸のピッチ間距離をLとした場合、前記インボリュート基礎円半径rを、L/(2√2)<r<0.3(√2)Lの範囲内の値に設定し、前記歯先円半径Rを、{(√2)/16}πL<R<{(27−5√2)/56}Lの範囲内の値に設定した。
また、請求項2に記載の発明は、ハウジングに一対の回転軸を互いに平行に支持するとともに、各回転軸に互いに噛み合う山歯と谷歯とを有する三葉型のロータを配置し、それらロータをハウジング内のロータ室に収容したルーツ式流体機械であって、前記ロータの形状を、該ロータの周方向に沿って前記山歯の頂端から谷歯に向かうに従い、歯先円半径Rの歯先円の円弧と、インボリュート基礎円半径rのインボリュート曲線とを連続するように形成するとともに、前記谷歯を前記歯先円の円弧の包絡線で形成し、前記一対の回転軸のピッチ間距離をLとした場合、前記インボリュート基礎円半径rを、L/(2√2)<r<1.35Lの範囲内の値に設定し、前記歯先円半径Rを、π/(12√2)L<R<0.25Lの範囲内の値に設定した。
この構成によれば、二葉型又は三葉型のロータであっても、インボリュート基礎円半径r及び歯先円半径Rと、一対の回転軸のピッチ間距離Lとの相関関係において、前記インボリュート基礎円半径r及び歯先円半径Rを所定範囲内の値に設定することで、ロータの一部をインボリュート曲線としながらも、谷歯を山歯の歯先円の円弧の包絡線とすることができる。谷歯における包絡線は、ロータの回転に伴い山歯の歯先円の円弧が辿る軌跡の外側を辿ったものである。このため、ロータの位相ずれが発生しても、ロータの回転に伴うロータ同士間のクリアランス変化を緩やかにすることができる。すなわち、ロータ同士が干渉したとしても、ロータ同士が急激に干渉することが防止されるため、該急激な干渉によって騒音が悪化すること、さらには、流体漏れの急激な増大に伴う性能悪化が抑えられる。また、歯先円と谷歯以外の部位をインボリュート曲線としたため、例えば、ロータをエンベロープ型とした場合に比してロータを細長くすることができ、ロータとロータ室との間での流体の閉じ込み容積を大きく確保することができる。
本発明によれば、流体の閉じ込み容積を大きく確保しつつ、位相ずれによるロータ同士の干渉に起因した不具合の悪化を抑えることができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明のルーツ式流体機械をルーツ式圧縮機に具体化した第1の実施形態を図1〜図3にしたがって説明する。なお、以下の説明においてルーツ式圧縮機の「前」「後」は、図1に示す矢印Yの方向を前後方向とする。
図1に示すように、ルーツ式圧縮機10のハウジングは、ロータハウジング12と、該ロータハウジング12の前端に接合されたギヤハウジングGと、該ギヤハウジングGの前端に接合されたモータハウジング17とから構成されている。前記ロータハウジング12は、第1ハウジング13の前端に第2ハウジング14を接合して構成されている。前記第1ハウジング13は有底筒状をなし、筒状をなす周壁13aと、第1ハウジング13の底を形成する端壁13bとから構成されている。
ルーツ式圧縮機10のハウジングにおいて、前記第1ハウジング13(周壁13aと端壁13b)と第2ハウジング14との間にはロータ室15が区画形成されている。また、第2ハウジング14とギヤハウジングGとの間にはギア室16が区画形成されている。さらに、ギヤハウジングGとモータハウジング17との間にはモータ室18が区画形成され、該モータ室18内には電動モータ19が収容されている。
ハウジングには、前記電動モータ19から延びる回転軸としての駆動軸21が回転可能に支持されている。前記駆動軸21は、ロータハウジング12(第1ハウジング13の端壁13bと第2ハウジング14)にベアリング23を介して回転可能に支持されている。また、ハウジングには、前記駆動軸21に対して平行に延びる回転軸としての従動軸22が支持されている。すなわち、従動軸22は、ロータハウジング12(第1ハウジング13の端壁13bと第2ハウジング14)にベアリング23を介して回転可能に支持されている。前記ギア室16には、前記駆動軸21に固定された駆動ギア25と、前記従動軸22に固定された従動ギア26とが噛合連結された状態で収容されている。そして、駆動軸21と従動軸22は、駆動ギア25と従動ギア26によってギア連結されている。
また、駆動軸21には、ロータ室15に収容されるロータとしての駆動ロータ27が取付け固定(配置)されている。また、従動軸22には、ロータ室15に収容されるロータとしての従動ロータ28が取付け固定(配置)されている。図2に示すように、駆動ロータ27と従動ロータ28は、駆動軸21と従動軸22の軸方向に直交する断面視が二葉状(瓢箪状)に形成された二葉型のロータである。前記駆動ロータ27には、二条の山歯27aが形成され、両山歯27aの間には谷歯27bが形成されている。また、従動ロータ28には、二条の山歯28aが形成され、両山歯28aの間には谷歯28bが形成されている。
そして、駆動ロータ27及び従動ロータ28は、駆動軸21及び従動軸22の軸方向に沿った両山歯27a,28aの頂端Tがロータ室15の内周面(周壁13aの内周面)15aに直接摺接(干渉)することを防止するために最小限のクリアランスを形成してロータ室15内に収容されている。また、駆動ロータ27と従動ロータ28との間には、該駆動ロータ27と従動ロータ28とが噛み合った際に、両ロータ27,28が直接干渉することを抑制するために最小限のクリアランスαが形成されている。なお、駆動ロータ27及び従動ロータ28において、その周方向に沿った谷歯27b,28bの長さを二等分する点であり、駆動ロータ27及び従動ロータ28の内側へ最も凹んだ点を谷歯27b,28bの底点Hとする。
また、第1ハウジング13にて周壁13aには、流体をロータ室15に吸入するための吸入口31aと、吸入された流体をロータ室15外へ吐出するための吐出口32aが設けられている。このように構成されたルーツ式圧縮機10では、電動モータ19の駆動によって駆動軸21が回転することにより、駆動ギア25と従動ギア26との噛合連結を通じて従動軸22が駆動軸21とは異なる方向へ回転し、駆動ロータ27及び従動ロータ28も回転する。すると、駆動ロータ27は、図2の矢印Y1に示す方向(図2において反時計方向)へ回転し、従動ロータ28は図2の矢印Y2に示す方向(図2において時計方向)へ回転する。駆動ロータ27と従動ロータ28の回転に伴い駆動ロータ27の山歯27aと従動ロータ28の谷歯28b、及び従動ロータ28の山歯28aと駆動ロータ27の谷歯27bとは互いに噛み合うようになっている。
そして、駆動ロータ27と従動ロータ28の回転によりロータ室15へは吸入口31aを介して流体が吸入され、ロータ室15に吸入された流体は、駆動ロータ27又は従動ロータ28の周面とロータ室15の内周面15aとの間に形成される閉じ込み空間Sに閉じ込められる。その後、閉じ込み空間Sに閉じ込められた流体は、駆動ロータ27及び従動ロータ28の回転に伴い吐出口32aへ向かって移送され、該吐出口32aからロータ室15外へ吐出される。
次に、駆動ロータ27及び従動ロータ28の形状について詳細に説明する。なお、駆動ロータ27と従動ロータ28は同形状であるため、以下、駆動ロータ27の形状のみを説明し、従動ロータ28の形状の説明を省略する。
まず、図2に示すように、駆動軸21の中心軸P1と山歯27aの頂端Tを通る直線を駆動ロータ27の軸線Fとする。また、駆動軸21の中心軸P1と従動軸22の中心軸P2との間の距離、すなわち、駆動軸21と従動軸22のピッチ間距離をLとする。また、中心軸P1及び中心軸P2をそれぞれ中心点とし、互いに接触する外接円をピッチ円C1とすると、該ピッチ円C1におけるピッチ円半径L'はL/2となっている。なお、駆動ロータ27は、前記軸線Fに対して線対称であるとともに、両山歯27a同士は、駆動軸21の中心軸P1と底点Hを通る直線に対して線対称であるため、駆動ロータ27の形状については頂端Tから底点Hまでの形状について説明する。
駆動ロータ27の山歯27aにおいて、駆動ロータ27の周方向(駆動軸21の周方向)に沿った頂端Tから点Uまでの形状は、前記軸線F上に位置する仮想点Mを中心点とし、距離Rを半径とする円の円弧に沿った形状に形成されている。すなわち、山歯27aの歯先は、前記距離Rを半径とする円の円弧によって形成されている。なお、該円を駆動ロータ27の山歯27aにおける歯先円とし、距離Rを歯先円半径Rとする。
また、駆動ロータ27において、駆動ロータ27の周方向に沿った点Uから点Xまでは、インボリュート曲線となっている。このインボリュート曲線は、駆動軸21の中心軸P1を中心点とし、該中心点から距離rを半径とする円をインボリュート曲線の基礎円C2とする曲線である。なお、前記距離rを駆動ロータ27におけるインボリュート基礎円半径rとする。
ここで、前記インボリュート基礎円半径rは、ピッチ間距離Lとの関係から、
L/(2√2)<r<0.3(√2)L
の範囲内の値に設定され、歯先円半径Rは、ピッチ間距離Lとの関係から、
{(√2)/16}πL<R<{(27−5√2)/56}L
の範囲内の値に設定されている。
そして、駆動ロータ27の山歯27aにおける歯先円は、頂端Tが周壁13aの内周面15aとの間に最小限のクリアランスを形成しつつ、インボリュート曲線に繋がるように仮想点Mが設定されるとともに、歯先円半径Rが前記範囲内の値に設定されている。また、前記歯先円の歯先円半径Rとインボリュート基礎円半径rをそれぞれ上記範囲内の値とすることで、駆動ロータ27の谷歯27bにおける前記点Xから底点Hまでは、前記歯先円半径Rの歯先円の円弧の包絡線(エンベロープ)となっている。谷歯27bにおける包絡線は、駆動ロータ27の相手側の従動ロータ28が回転したとき、該従動ロータ28の山歯28aの歯先円の円弧が辿る軌跡の外側を辿った形状をなしている。そして、駆動ロータ27は、頂端Tから谷歯27bに向かって、歯先円半径Rの円弧、インボリュート基礎円半径rのインボリュート曲線、歯先円半径Rの円弧の包絡線が連続して形成された形状を有している。
なお、駆動ロータ27は、インボリュート基礎円半径rがL/(2√2)に近づくとその形状がインボリュート型に近い細形となり、インボリュート基礎円半径rが0.3(√2)Lに近づくと、その形状がエンベロープ型に近い太形となる。一方、駆動ロータ27は、歯先円半径Rが{(√2)/16}πLに近づくとその形状がインボリュート型に近い細形となり、歯先円半径Rが{(27−5√2)/56}Lに近づくと、その形状がエンベロープ型に近い太形となる。
上記構成の駆動ロータ27及び従動ロータ28がロータ室15に収容されたルーツ式圧縮機10において、駆動ロータ27の初期の組み付け誤差によって位相ずれが生じた場合、該位相ずれによって駆動ロータ27と従動ロータ28との間に生じるクリアランスをβとする。すると、駆動ロータ27と従動ロータ28との間のクリアランスは、両ロータ27,28が90度回転する度に最大(α+β)、最小(α−β)の値を繰り返し取り得る。
ここで、山歯27a,28aが噛み合う谷歯27b,28bを包絡線とすることで、駆動ロータ27及び従動ロータ28に位相ずれが生じ、クリアランスが(α+β)と(α−β)の間で変化しても、(α+β)のクリアランスと(α−β)のクリアランスとの間でのクリアランス変化を緩やかなものとすることができる。図3のグラフは、駆動ロータ27と従動ロータ28の間で位相ずれが生じたとき、駆動ロータ27と従動ロータ28の回転に伴う該ロータ27,28同士間のクリアランス変化を示すグラフである。そして、G1のグラフが本実施形態の駆動ロータ27と従動ロータ28との間のクリアランス変化を示し、G2のグラフがインボリュート型のロータ同士間のクリアランス変化を示している。また、図3のグラフの横軸は駆動ロータ27及び従動ロータ28の回転角(度)を表し、縦軸は駆動ロータ27と従動ロータ28との間のクリアランス変化(mm)を表している。
図3のG1のグラフに示すように、駆動ロータ27と従動ロータ28とが噛み合うこととなる位置(回転角90度)の周辺では、クリアランス変化が緩やかに変化していることが示されている。これに対し、インボリュート型のロータの場合では、ロータが噛み合うこととなる位置(回転角90度)の周辺では、クリアランス変化が急激に変化していることが示されている。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)駆動ロータ27及び従動ロータ28の形状は、山歯27a,28aの頂端Tから谷歯27b,28bに向かって歯先円半径Rの円弧、インボリュート基礎円半径rのインボリュート曲線、及び歯先円半径Rの円弧の包絡線が連続した形状に形成されている。そして、インボリュート曲線のインボリュート基礎円半径rがL/(2√2)<r<0.3(√2)Lの範囲内の値に設定され、歯先円半径Rが{(√2)/16}πL<R<{(27−5√2)/56}Lの範囲内の値に設定されている。このように、インボリュート基礎円半径rと歯先円半径Rの範囲を設定することで、駆動ロータ27及び従動ロータ28は、インボリュート基礎円半径rのインボリュート曲線に歯先円の円弧が繋がり、さらに、谷歯27b,28bに歯先円の包絡線を形成することが可能となる。
山歯27a,28aが噛み合う谷歯27b,28bを包絡線とすることで、駆動ロータ27及び従動ロータ28に位相ずれが生じても、回転に伴う駆動ロータ27と従動ロータ28との間のクリアランス変化を緩やかとすることができる。このため、駆動ロータ27と従動ロータ28とが噛み合ったときに互いに干渉しても、駆動ロータ27と従動ロータ28とが急激に干渉することが無く、該急激な干渉による騒音の悪化や、流体の急激な漏れによる性能悪化といった不具合の悪化を抑えることができる。加えて、駆動ロータ27と従動ロータ28を支持する駆動軸21と従動軸22の急激な軸ぶれを抑制して、駆動軸21及び従動軸22を支持するベアリング23の寿命を長期化させることができる。
(2)駆動ロータ27及び従動ロータ28においては、歯先円及び包絡線以外の部位はインボリュート曲線によって形成されている。このため、駆動ロータ27及び従動ロータ28の形状をエンベロープ曲線を用いて形成したエンベロープ型とする場合に比して、駆動ロータ27及び従動ロータ28の慣性モーメントを小さくし、さらに、ロータ室15の内周面15aと、駆動ロータ27又は従動ロータ28との間への閉じ込み容積を大きく確保することができる。その結果、駆動ロータ27及び従動ロータ28一回転当たりの吐出容量を大きくすることができるため、ルーツ式圧縮機10の性能を高めることができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明のルーツ式流体機械をルーツ式圧縮機に具体化した第2の実施形態を図4にしたがって説明する。なお、以下に説明する第2の実施形態では、既に説明した第1の実施形態と同一構成については、同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
駆動軸21には、ロータ室15に収容される駆動ロータ37が取付け固定(配置)されている。また、従動軸22には、ロータ室15に収容される従動ロータ38が取付け固定(配置)されている。図4に示すように、駆動ロータ37と従動ロータ38は、駆動軸21と従動軸22の軸方向に直交する断面視が三葉状に形成された三葉型のロータである。前記駆動ロータ37には、三条の山歯37aが形成され、隣り合う山歯37aの間には谷歯37bが形成されている。また、従動ロータ38には、三条の山歯38aが形成され、隣り合う山歯38aの間には谷歯38bが形成されている。
そして、駆動ロータ37及び従動ロータ38は、駆動軸21及び従動軸22の軸方向に沿った各山歯37a,38aの頂端Tがロータ室15の内周面(周壁13aの内周面)15aに直接摺接(干渉)することを防止するために最小限のクリアランスを形成して収容されている。また、駆動ロータ37と従動ロータ38との間には、該駆動ロータ37と従動ロータ38とが噛み合った際に、両ロータ37,38が直接干渉することを抑制するために最小限のクリアランスαが形成されている。
次に、駆動ロータ37及び従動ロータ38の形状について詳細に説明する。なお、駆動ロータ37と従動ロータ38は同形状であるため、以下、従動ロータ38を用いてその形状について説明する。なお、中心軸P2と山歯38aの頂端Tを通る直線を山歯38aの軸線Fとする。また、従動ロータ38は、従動軸22の周方向に120度毎に同形状をなすため、従動ロータ38の形状については頂端Tから谷歯38bの底点Hまでの形状について説明する。
従動ロータ38の山歯38aにおいて、従動ロータ38の周方向(従動軸22の周方向)に沿った頂端Tから点Uまでの形状は、前記軸線F上に位置する仮想点Mを中心点とし、距離Rを半径とする円の円弧に沿った形状に形成されている。すなわち、山歯38aの歯先は、前記距離Rを半径とする円の円弧によって形成されている。なお、該円を従動ロータ38の山歯38aにおける歯先円とし、距離Rを歯先円半径Rとする。
また、従動ロータ38において、従動ロータ38の周方向に沿った点Uから点Xまでは、インボリュート曲線となっている。このインボリュート曲線は、従動軸22の中心軸P2を中心点とし、該中心点から距離rを半径とする円をインボリュート曲線の基礎円C2とする曲線である。なお、前記距離rを従動ロータ38におけるインボリュート基礎円半径rとする。
ここで、前記インボリュート基礎円半径rは、ピッチ間距離Lとの関係から、
L/(2√2)<r<1.35L
の範囲内の値に設定され、歯先円半径Rは、ピッチ間距離Lとの関係から、
π/(12√2)L<R<0.25L
の範囲内の値に設定されている。
そして、従動ロータ38の山歯38aにおける歯先円は、頂端Tが周壁13aの内周面15aとの間に最小限のクリアランスを形成しつつ、インボリュート曲線に繋がるように仮想点Mが設定されるとともに、歯先円半径Rが前記範囲内の値に設定されている。また、前記歯先円の歯先円半径Rとインボリュート基礎円半径rをそれぞれ上記範囲内の値とすることで、従動ロータ38の谷歯38bにおける前記点Xから底点Hまでは、前記歯先円半径Rの歯先円の円弧の包絡線(エンベロープ)となっている。谷歯38bにおける包絡線は、従動ロータ38の相手側の駆動ロータ37が回転したとき、該駆動ロータ37の山歯37aの歯先円の円弧が辿る軌跡の外側を辿った形状をなしている。そして、従動ロータ38は、頂端Tから谷歯38bに向かって、歯先円半径Rの円弧、インボリュート基礎円半径rのインボリュート曲線、歯先円半径Rの円弧の包絡線が連続して形成された形状を有している。
したがって、第2の実施形態によれば、第1の実施形態の(1)〜(2)と同様の効果に加え以下のような効果を得ることができる。
(3)三葉型の駆動ロータ37及び従動ロータ38を用いたルーツ式圧縮機10において、駆動ロータ37又は従動ロータ38と、ロータ室15の内周面15aとの間の閉じ込み容積が、二葉型の駆動ロータ27と従動ロータ28を用いた場合に比して小さくなることから、脈動が小さくなる。また、山歯37a,38aと谷歯37b,38bの数が二葉型の駆動ロータ27及び従動ロータ28に比して増えることから駆動ロータ37と従動ロータ38とが干渉しやすくなる。しかし、駆動ロータ37及び従動ロータ38の歯先円が噛み合う谷歯37b,38bを包絡線とすることで、駆動ロータ37と従動ロータ38とが互いに干渉しても、ロータ37,38間のクリアランス変化を緩やかにし、急激な干渉による不具合の悪化を抑えることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ ルーツ式流体機械として、ルーツ式圧縮機10以外にも流体を移送するルーツ式ポンプ、モータに本発明を適用してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(1)ハウジングに一対の回転軸を互いに平行に支持するとともに、各回転軸に互いに噛み合う山歯と谷歯とを有する二葉型のロータを配置し、それらロータをハウジング内のロータ室に収容したルーツ式流体機械における前記ロータであって、該ロータの形状を、該ロータの周方向に沿って前記山歯の頂端から谷歯に向かうに従い、歯先円半径Rの歯先円の円弧と、インボリュート基礎円半径rのインボリュート曲線とが連続するように形成するとともに、前記谷歯を前記歯先円の円弧の包絡線で形成し、前記一対の回転軸のピッチ間距離をLとした場合、前記インボリュート基礎円半径rを、L/(2√2)<r<0.3(√2)Lの範囲内の値に設定し、前記歯先円半径Rを、{(√2)/16}πL<R<{(27−5√2)/56}Lの範囲内の値に設定したことを特徴とするルーツ式流体機械のロータ。
(2)ハウジングに一対の回転軸を互いに平行に支持するとともに、各回転軸に互いに噛み合う山歯と谷歯とを有する三葉型のロータを配置し、それらロータをハウジング内のロータ室に収容したルーツ式流体機械における前記ロータであって、該ロータの形状を、ロータの周方向に沿って前記山歯の頂端から谷歯に向かうに従い、歯先円半径Rの歯先円の円弧と、インボリュート基礎円半径rのインボリュート曲線とが連続するように形成するとともに、前記谷歯を前記歯先円の円弧の包絡線で形成し、前記一対の回転軸のピッチ間距離をLとした場合、前記インボリュート基礎円半径rを、L/(2√2)<r<1.35Lの範囲内の値に設定し、前記歯先円半径Rを、π/(12√2)L<R<0.25Lの範囲内の値に設定したことを特徴とするルーツ式流体機械のロータ。
実施形態のルーツ式圧縮機を示す平断面図。 二葉型の駆動ロータ及び従動ロータを示す断面図。 位相ずれが生じたときのクリアランス変化を示すグラフ。 三葉型の駆動ロータ及び従動ロータを示す断面図。
符号の説明
G…ハウジングを構成するギヤハウジング、L…ピッチ間距離、R…歯先円半径、r…インボリュート基礎円半径、T…頂端、10…ルーツ式流体機械としてのルーツ式圧縮機、12…ハウジングを構成するロータハウジング、13…ハウジングを構成する第1ハウジング、14…ハウジングを構成する第2ハウジング、15…ロータ室、17…ハウジングを構成するモータハウジング、21…回転軸としての駆動軸、22…回転軸としての従動軸、27,37…ロータとしての駆動ロータ、28,38…ロータとしての従動ロータ、27a,28a,37a,38a…山歯、27b,28b,37b,38b…谷歯。

Claims (2)

  1. ハウジングに一対の回転軸を互いに平行に支持するとともに、各回転軸に互いに噛み合う山歯と谷歯とを有する二葉型のロータを配置し、それらロータをハウジング内のロータ室に収容したルーツ式流体機械であって、
    前記ロータの形状を、該ロータの周方向に沿って前記山歯の頂端から谷歯に向かうに従い、歯先円半径Rの歯先円の円弧と、インボリュート基礎円半径rのインボリュート曲線とが連続するように形成するとともに、前記谷歯を前記歯先円の円弧の包絡線で形成し、
    前記一対の回転軸のピッチ間距離をLとした場合、前記インボリュート基礎円半径rを、
    L/(2√2)<r<0.3(√2)L
    の範囲内の値に設定し、
    前記歯先円半径Rを、
    {(√2)/16}πL<R<{(27−5√2)/56}L
    の範囲内の値に設定したことを特徴とするルーツ式流体機械。
  2. ハウジングに一対の回転軸を互いに平行に支持するとともに、各回転軸に互いに噛み合う山歯と谷歯とを有する三葉型のロータを配置し、それらロータをハウジング内のロータ室に収容したルーツ式流体機械であって、
    前記ロータの形状を、該ロータの周方向に沿って前記山歯の頂端から谷歯に向かうに従い、歯先円半径Rの歯先円の円弧と、インボリュート基礎円半径rのインボリュート曲線とを連続するように形成するとともに、前記谷歯を前記歯先円の円弧の包絡線で形成し、
    前記一対の回転軸のピッチ間距離をLとした場合、前記インボリュート基礎円半径rを、
    L/(2√2)<r<1.35L
    の範囲内の値に設定し、
    前記歯先円半径Rを、
    π/(12√2)L<R<0.25L
    の範囲内の値に設定したことを特徴とするルーツ式流体機械。
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