JP2007161373A - エレベータ装置及びエレベータの制御装置、並びに、エレベータの制御方法 - Google Patents
エレベータ装置及びエレベータの制御装置、並びに、エレベータの制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007161373A JP2007161373A JP2005356736A JP2005356736A JP2007161373A JP 2007161373 A JP2007161373 A JP 2007161373A JP 2005356736 A JP2005356736 A JP 2005356736A JP 2005356736 A JP2005356736 A JP 2005356736A JP 2007161373 A JP2007161373 A JP 2007161373A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- landing
- landing plate
- car
- elevator
- hoistway
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Abstract
【解決手段】エレベータ昇降路内を昇降するかごの着床位置に対応して配置され、かごに設けられた検出装置によって検出される着床プレート16と、着床プレートを昇降路固定体21に固定する固定手段22,24とを備えるとともに、固定手段を、着床プレート又は固定手段に所定の負荷が作用することにより昇降路固定体から外れるように構成する。
【選択図】図2
Description
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の構成図である。図1において、1はエレベータの昇降路、2は昇降路1内に立設されたかご用ガイドレール(図1において図示せず)に案内されて昇降路1内を昇降するかご、3は昇降路1内に立設された釣合い重り用ガイドレール(図示せず)に案内されて、昇降路1内をかご2とは逆方向に昇降する釣合い重り、4はかご2と釣合い重り3とを釣瓶式に懸架する主ロープである。なお、主ロープ4は、例えば、ベルト等の他の懸架手段によっても代替可能である。
図10はこの発明の実施の形態2におけるエレベータ装置の要部正面図であり、地震の揺れによって主ロープ4が取付腕20に引っ掛かった状態を示したものである。図10において、33は取付腕20の一端部とによってかご用ガイドレール21のフランジ部を挟持するレールクリップであり、着床プレート16又は固定手段に所定の負荷が作用することにより、かご用ガイドレール21のフランジ部に固定される部分のみが破壊されるような所定の強度に設計されている。具体的には、レールクリップ33のうち、かご用ガイドレール21のフランジ部に固定される部分のみを樹脂等によって構成したり、厚みを薄くしたりすることによって、上記強度を実現することが可能である。
図11はこの発明の実施の形態3におけるエレベータ装置の要部正面図であり、地震の揺れによって主ロープ4が後述する取付腕34に引っ掛かった状態を示したものである。図11において、34は着床プレート16を検出装置17の位置に合わせて配置するため、昇降路固定体であるかご用ガイドレール21から延設された取付腕であり、かご用ガイドレール21から着床プレート16までの間のその一部が、着床プレート16又は固定手段に所定の負荷が作用した場合に、破壊される所定の強度を有するように設計されている。また35は通常のレールクリップを示している。
図12はこの発明の実施の形態4におけるエレベータ装置の要部正面図であり、地震の揺れによって主ロープ4が取付腕20に引っ掛かった状態を示したものである。図12において、36はレールクリップ35を取付腕20の一端部に取り付けるための取付ボルトであり、この取付ボルト36は、着床プレート16又は固定手段に所定の負荷が作用した場合に、破壊される所定の強度を有するように設計されている。かかる構成によっても、着床プレート16又は固定手段に所定の負荷が作用した場合に、着床プレート16及びこの着床プレート16に設けられた固定手段の一部を昇降路固定体から外れるように構成することができる。なお、その他は、実施の形態1と同様の構成及び効果を奏する。
5 駆動綱車、 6 機械室、 7 そらせ車、 8 補償ロープ、 9 張り車、
10 調速装置、 11 調速用綱車、 12 調速用張り車、
13 調速用ロープ、 14 非常止め装置、 15 連結ロッド、
16 着床プレート、 17 検出装置、 18 制御手段、 19 地震検出装置、
20 取付腕、 21 かご用ガイドレール、 22 取付ボルト、
23 取付ナット、 24 レールクリップ、 25 落下防止装置、
26 データ記憶部、 27 運転切換部、 28 データ比較部、 29 判定部、
30 乗場登録部、 31 運転制御部、 32 報知手段、
33 レールクリップ、 34 取付腕、 35 レールクリップ、
36 取付ボルト
Claims (9)
- エレベータ昇降路内を昇降するかごの着床位置に対応して配置され、前記かごに設けられた検出装置によって検出される着床プレートと、
前記着床プレートを昇降路固定体に固定する固定手段と、
を備え、
前記固定手段は、前記着床プレート又は前記固定手段に所定の負荷が作用することにより前記昇降路固定体から外れるように構成されたことを特徴とするエレベータ装置。 - 固定手段は、
着床プレートを支持する取付腕と、
前記取付腕とともにガイドレールを挟持するレールクリップと、
前記レールクリップを前記取付腕に取り付ける取付ボルトと、
を備え、
前記取付腕、前記レールクリップ及び前記取付ボルトの少なくとも何れか一つは、前記着床プレート又は前記固定手段に所定の負荷が作用することにより破壊される所定の強度を有することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。 - 着床プレート又は固定手段に所定の負荷が作用することにより前記固定手段が昇降路固定体から外れた場合に、前記着床プレートが昇降路内へ落下することを防止する落下防止装置が備えられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータ装置。
- エレベータのかごに設けられた検出装置によって検出される着床プレートの階床位置データのうち、前記着床プレートが前記かごの正規の着床位置に対応して配置された際に検出される第1の階床位置データが予め記憶されたデータ記憶部と、
前記第1の階床位置データと地震後に前記検出装置によって検出された前記着床プレートの第2の階床位置データとの比較結果に基づいて、前記着床プレートの異常の有無を判定する判定部と、
前記判定部の判定結果に基づいて、前記かごを運転制御する運転制御部と、
を備えたことを特徴とするエレベータの制御装置。 - 運転制御部は、判定部により着床プレートの異常があると判定された場合に、異常のある前記着床プレートに対応する乗場への運転を休止するとともに、異常がないと判定された前記着床プレートに対応する乗場への運転を継続することを特徴とする請求項4に記載のエレベータの制御装置。
- 判定部により判定された着床プレートの異常を、エレベータの利用者に対して報知する報知手段が備えられたことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のエレベータの制御装置。
- 地震後、エレベータのかごを自動低速運転させることにより、前記かごに設けられた検出装置によって、前記かごの着床位置に対応して配置された着床プレートの第2の階床位置データを取得するステップと、
前記第2の階床位置データと前記着床プレートが前記かごの正規の着床位置に対応して配置された際に検出される第1の階床位置データとを比較して、判定部により前記着床プレートの異常の有無を判定するステップと、
前記判定部の判定結果に基づいて、運転制御部により前記かごの運転制御を実施するステップと、
を備えたことを特徴とするエレベータの制御方法。 - 運転制御部は、判定部により異常があると判定された着床プレートに対応する乗場への運転を休止するとともに、異常がないと判定された前記着床プレートに対応する乗場への運転を継続することを特徴とする請求項7に記載のエレベータの制御方法。
- 判定部により判定された着床プレートの異常を、エレベータの利用者に対して報知するステップを備えたことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のエレベータの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005356736A JP4946027B2 (ja) | 2005-12-09 | 2005-12-09 | エレベータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005356736A JP4946027B2 (ja) | 2005-12-09 | 2005-12-09 | エレベータ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007161373A true JP2007161373A (ja) | 2007-06-28 |
JP4946027B2 JP4946027B2 (ja) | 2012-06-06 |
Family
ID=38244714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005356736A Expired - Fee Related JP4946027B2 (ja) | 2005-12-09 | 2005-12-09 | エレベータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4946027B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017206343A (ja) * | 2016-05-17 | 2017-11-24 | 株式会社日立ビルシステム | エレベーター装置 |
JP2018203449A (ja) * | 2017-06-02 | 2018-12-27 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータの点検運転方法、エレベータ制御装置及びエレベータの点検運転プログラム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI126536B (en) * | 2016-05-18 | 2017-01-31 | Kone Elevators Co Ltd | Elevator |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS603767A (ja) * | 1983-06-22 | 1985-01-10 | Hitachi Ltd | 情報処理装置 |
JPH1087203A (ja) * | 1996-08-30 | 1998-04-07 | Otis Elevator Co | エレベーターのガイドレール |
-
2005
- 2005-12-09 JP JP2005356736A patent/JP4946027B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS603767A (ja) * | 1983-06-22 | 1985-01-10 | Hitachi Ltd | 情報処理装置 |
JPH1087203A (ja) * | 1996-08-30 | 1998-04-07 | Otis Elevator Co | エレベーターのガイドレール |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017206343A (ja) * | 2016-05-17 | 2017-11-24 | 株式会社日立ビルシステム | エレベーター装置 |
JP2018203449A (ja) * | 2017-06-02 | 2018-12-27 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータの点検運転方法、エレベータ制御装置及びエレベータの点検運転プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4946027B2 (ja) | 2012-06-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101014917B1 (ko) | 엘리베이터 장치 | |
JP5526092B2 (ja) | 電子化エレベータ | |
JP5726374B2 (ja) | エレベータ装置 | |
KR20080035430A (ko) | 엘리베이터의 제어 장치 | |
JP5071968B2 (ja) | エレベータのロープ異常検出装置 | |
JP4946027B2 (ja) | エレベータ装置 | |
JP2007176624A (ja) | エレベータ | |
JP4839862B2 (ja) | エレベータの異常検出装置及びエレベータの改修方法 | |
JP3375454B2 (ja) | エレベータの地震時管制運転装置 | |
KR100975758B1 (ko) | 엘리베이터 구조운전 회로 | |
JP2014114157A (ja) | エレベータの制御装置 | |
JP2002003119A (ja) | ロープ異常検出装置及び同装置を備えたエレベーター制御装置 | |
KR20210058876A (ko) | 엘리베이터의 이용자 갇힘을 회피시키는 감시 장치 | |
JP7147900B1 (ja) | エレベータ | |
JP2007331902A (ja) | エレベータの制御装置 | |
JP4967581B2 (ja) | エレベータの制御装置及びエレベータの制御方法 | |
JP6322563B2 (ja) | エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法 | |
JP2002356283A (ja) | エレベータのロープ伸び検出装置および安全運転方法 | |
JP4255687B2 (ja) | エレベータの運転制御装置 | |
JP2010168185A (ja) | エレベータ装置 | |
JP2707942B2 (ja) | エレベータのロープ張力平衡装置 | |
JP4248678B2 (ja) | エレベータ装置 | |
WO2019130425A1 (ja) | エレベーター | |
KR100809373B1 (ko) | 엘리베이터 자동 구조운전 회로 | |
JP2011256001A (ja) | エレベータ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080729 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110616 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110719 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110822 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120207 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120220 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4946027 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |