JP2007160641A - 感熱記録体用塗料、感熱記録体及び感熱記録体の製造方法 - Google Patents

感熱記録体用塗料、感熱記録体及び感熱記録体の製造方法 Download PDF

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直希 根岸
Katsuto Ose
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Abstract

【課題】 感熱記録体を構成する層、特に最表層をカーテン方式で塗工する際に塗料中の泡に由来する画像部の塗工欠陥を防止する感熱記録体用塗料および塗料中の泡に由来する画像部の欠陥のない感熱記録体を得ることある。
【解決手段】 溶存酸素量を2.0mg/l以下の感熱記録用塗料及びその塗料を用いて、少なくとも感熱記録体の最表層を形成させた感熱記録体。特に、真空値が−99Kpa以下の条件下で脱泡処理することにより、溶存酸素量を2.0mg/l以下の感熱記録体塗料を得ることができ、感熱記録体の最表層をカーテン塗工により形成させた場合、優れた効果を得ることができる。

Description

本発明は、感熱記録体に関し、特にカーテン塗工方式で塗工する感熱記録体用の塗料、及びこれを用いた感熱記録体とその製造方法に関する。
一般に、無色または淡色の塩基性ロイコ染料と顕色剤との熱による発色反応を利用して記録画像を得る感熱記録体は、発色が非常に鮮明であることや、記録時に騒音がなく装置も比較的安価でコンパクト、メンテナンス容易であるなどの利点から、ファクシミリやコンピューター分野、各種計測器等に広く実用化されている。さらに最近では、ラベル、チケットの他、屋外計測用の小型の携帯端末(ハンディターミナル)や配送伝票など、各種プリンター、プロッターの出力媒体として用途も急速に拡大しつつある。この用途の拡大に伴い、感熱記録体の品質も、従来以上に高い発色感度や優れた画像再現性が求められるようになってきている。
この発色感度および画像再現性の向上させるためには、感熱記録層あるいは感熱記録層上に設けられる保護層を均一に設けることが重要である。感熱記録層および保護層の形成方法としては、エアナイフ塗工、ブレード塗工、ゲートロール塗工などが知られている。しかしながら、エアナイフ塗工では、いわゆる風紋パターンと呼ばれる特有のパターンが生じるため、発色感度にムラが生じやすいといった欠点が、ブレード塗工では支持体の厚さが不均一であることに由来する塗布量ムラが生じやすいといった欠点が、またロール塗工ではいわゆるスプリットパターンと呼ばれるロールから支持体に塗工液が転写されるときに生じる塗布量ムラが生じやすいといった欠点がある。
これらの塗布方式に由来する欠点を解消する方法の一つにカーテン塗布がある。このカーテン塗工は、カーテン塗工ヘッド中のクリアランスから塗料を自由落下あるいは加圧下に落下させるもので、塗料が支持体に塗布された後に掻き落されることがないため、塗料の掻き落しに由来する発色感度および画像再現性のムラが起こらない。カーテン塗工方式は塗料が支持体上に塗工された後に塗料が掻き落されることがないため、塗料中に泡が混入していた場合、泡を含む部分がクレーター状になりやすいという欠点があり、この泡の影響で発色感度および画像再現性に問題が生じる。
この問題に対して、特許文献1には塗料のせん断速度に対する定常粘度を規定することでカーテン塗工時の未塗工部の発生を抑制する技術が開示され、特許文献2には伸長粘度とせん断粘度の比を規定する技術が開示されている。また、特許文献3には塗料の比重が真比重の95%以上になるように真空脱泡処理する技術が開示されている

特開2001−038284号公報 特開平09−29166号公報 特開平05−92656号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2に開示されている技術は、塗料の調整時に含まれている泡を除去しているものではないため、その効果は不十分である。また、特許文献3には、塗料の比重が真比重の95%以上になるように真空脱泡処理する方法が開示されているが、一般的な条件では塗料中の非常に細かい泡を取り除くことができないため、その効果は不十分である。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、感熱記録体、特に最表層をカーテン方式で塗工する際に塗料中の泡に由来する塗工欠陥を防止することにある。
本発明者らは鋭意検討した結果、感熱記録体用塗料中の溶存酸素量を2.0mg/l以下にすることにより、塗料中の泡による塗工欠陥が防止されることを見出し、本発明に到達した。
即ち、本発明は、
1)感熱記録体用塗料において、該塗料の溶存酸素量が2.0mg/l以下であることを特徴とする感熱記録体用塗料ある。
2)本発明は、真空値が−99Kpa以下の条件下で脱泡処理されたことを特徴とする1)記載された感熱記録用塗料である。
3)1)または2)に記載された感熱記録体塗料を用いて、少なくとも感熱記録体の最表層を形成させたことを特徴とする感熱記録体の製造方法である。
4)カーテン塗工方式を用いることを特徴とする請求項3記載の感熱記録体の製造方法である。
本発明によれば、カーテン塗工用の感熱記録体用塗料を2.0mg/l以下とすることにより、塗料中の泡に由来する塗工欠陥を防止することができる。特に、カーテン塗工方式にて感熱記録体用塗料を支持体に塗工する際に非常に有用なものである。
以下本発明を具体的に説明する。
本発明の感熱記録体用塗料は、感熱記録体を構成する、電子供与性ロイコ染料(以下、染料と言うこともある。)と電子受容性顕色剤(以下、顕色剤と言うこともある。)を含有する感熱記録層、支持体と感熱記録層との間に設けられる下塗り層、感熱記録層上に設けられる保護層、感熱記録層と保護層の間に設けられる中間層に用いることができる。つまり、本発明において、感熱記録体用塗料とは、感熱記録層用塗料、下塗り層用塗料、保護層用塗料、中間層用塗料の何れかの塗料である。また、本発明の感熱記録体とは、感熱記録体を構成している層の何れかの層が溶存酸素量2.0mg/l以下の塗料を用いて形成されたものである。
本発明において、溶存酸素量2.0mg/l以下の塗料を用いて層を形成させた場合、形成した層には、塗料中の泡に由来する塗工欠陥が発生しないため、例えば、感熱記録層に用いた場合にはべた画像部での白抜けの発生が抑えられることができる。また、保護層に用いた場合にはサーマルヘッドからの熱が感熱記録層に均一に伝わり、下塗り層に用いた場合は断熱効果が均一になるため、べた画像部での発色感度のむらを抑制することができる。
本発明において、感熱記録層用の塗料は、電子供与性ロイコ染料および顕色剤の他、必要に応じて増感剤、バインダー、顔料、画像安定剤、紫外線吸収剤、紫外線遮断剤、滑剤などの材料を含有したものである。以下に、これらの材料を例示するが、特にこれに制限されるものではない。
電子供与性ロイコ染料としては、従来の感圧あるいは感熱記録紙分野で公知のものは全て使用可能であり、特に制限されるものではないが、トリフェニルメタン系化合物、フルオラン系化合物、フルオレン系、ジビニル系化合物などが好ましい。以下に代表的なものの具体例を示す。また、これらの染料前駆体は単独または2種以上混合して使用することが可能である。
<トリフェニルメタン系ロイコ染料>
3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド〔別名クリスタルバイオレットラクトン〕
3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)フタリド
〔別名マラカイトグリーンラクトン〕
<フルオラン系ロイコ染料>
3−ジエチルアミノ−6−メチルフルオラン
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o、p−ジメチルアニリノ)フルオラン
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o−フルオロアニリノ)フルオラン
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(m−メチルアニリノ)フルオラン
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−n−オクチルアニリノフルオラン
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−n−オクチルアミノフルオラン
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ベンジルアニリノフルオラン
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ジベンジルアニリノフルオラン
3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−メチルフルオラン
3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオラン
3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−p−メチルアニリノフルオラン
3−ジエチルアミノ−6−エトキシエチル−7−アニリノフルオラン
3−ジエチルアミノ−7−メチルフルオラン
3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン
3−ジエチルアミノ−7−(m−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン
3−ジエチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン
3−ジエチルアミノ−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン
3−ジエチルアミノ−7−(o−フルオロアニリノ)フルオラン
3−ジエチルアミノ−ベンゾ〔a〕フルオラン
3−ジエチルアミノ−ベンゾ〔c〕フルオラン
3−ジブチルアミノ−6−メチル−フルオラン
3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o、p−ジメチルアニリノ)フルオラン
3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン
3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン
3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o−フルオロアニリノ)フルオラン
3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン
3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン
3−ジブチルアミノ−6−エトキシエチル−7−アニリノフルオラン
3−ジブチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオラン
3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−p−メチルアニリノフルオラン
3−ジブチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン
3−ジブチルアミノ−7−(o−フルオロアニリノ)フルオラン
3−ジ−n−ペンチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−ジ−n−ペンチルアミノ−6−メチル−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン
3−ジ−n−ペンチルアミノ−7−(m−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン
3−ジ−n−ペンチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオラン
3−ジ−n−ペンチルアミノ−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン
3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−(N−メチル−N−プロピルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−(N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−(N−エチル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−(N−エチル−N−キシルアミノ)−6−メチル−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン
3−(N−エチル−p−トルイディノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−クロロ−7−アニリノフルオラン
3−(N−エチル−N−テトラヒドロフルフリルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−(N−エチル−N−イソブチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−(N−エチル−N−エトキシプロピルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−シクロヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン
2−(4−オキサヘキシル)−3−ジメチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
2−(4−オキサヘキシル)−3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
2−(4−オキサヘキシル)−3−ジプロピルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
2−メチル−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
2−メトキシ−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
2−クロロ−3−メチル−6−p−(p−フェニルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
2−クロロ−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
2−ニトロ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
2−アミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
2−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
2−フェニル−6−メチル−6−p−(p−フェニルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
2−ベンジル−6−p−(p−フェニルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
2−ヒドロキシ−6−p−(p−フェニルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
3−メチル−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
3−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
3−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジブチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
2,4−ジメチル−6−〔(4−ジメチルアミノ)アニリノ〕−フルオラン
<フルオレン系ロイコ染料>
3,6,6´−トリス(ジメチルアミノ)スピロ〔フルオレン−9,3´−フタリド〕
3,6,6´−トリス(ジエチルアミノ)スピロ〔フルオレン−9,3´−フタリド〕
<ジビニル系ロイコ染料>
3,3−ビス−〔2−(p−ジメチルアミノフェニル)−2−(p−メトキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラブロモフタリド
3,3−ビス−〔2−(p−ジメチルアミノフェニル)−2−(p−メトキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド
3,3−ビス−〔1,1−ビス(4−ピロリジノフェニル)エチレン−2−イル〕−4,5,6,7−テトラブロモフタリド
3、3−ビス−〔1−(4−メトキシフェニル)−1−(4−ピロリジノフェニル)エチレン−2−イル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド
<その他>
3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド
3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−オクチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド
3−(4−シクロヘキシルエチルアミノ−2−メトキシフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド
3,3−ビス(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド
3,6−ビス(ジエチルアミノ)フルオラン−γ−(3´−ニトロ)アニリノラクタム
3,6−ビス(ジエチルアミノ)フルオラン−γ−(4´−ニトロ)アニリノラクタム
1,1−ビス−〔2´,2´,2'',2''−テトラキス−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル〕−2,2−ジニトリルエタン
1,1−ビス−〔2´,2´,2'',2''−テトラキス−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル〕−2−β−ナフトイルエタン
1,1−ビス−〔2´,2´,2'',2''−テトラキス−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル〕−2,2−ジアセチルエタン
ビス−〔2,2,2´,2´−テトラキス−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル〕−メチルマロン酸ジメチルエステル
顕色剤としては、活性白土、アタパルジャイト、ビスフェノールA類、4−ヒドロキシ安息香酸エステル類、4−ヒドロキシフタル酸ジエステル類、フタル酸モノエステル類、ビス−(ヒドロキシフェニル)スルフィド類、4−ヒドロキシフェニルアリールスルホン類、4−ヒドロキシフェニルアリールスルホナート類、1,3−ジ[2−(ヒドロキシフェニル)−2−プロピル]−ベンゼン類、4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸エステル、ビスフェノールスルホン類、特開平8−59603号記載のアミノベンゼンスルホンアミド誘導体、国際公開WO97/16420号に記載のジフェニルスルホン架橋型化合物、国際公開WO02/081229号あるいは特開2002−301873号に記載のフェノール性化合物、国際公開WO02/098674号あるいはWO03/029017号に記載のフェニールノボラック型縮合組成物、国際公開WO00/14058号あるいは特開2000−143611号に記載のウレアウレタン化合物、N,N’−ジ−m−クロロフェニルチオウレア等のチオ尿素化合物等が挙げられ、これらは単独または2種以上混合して使用することもできる。このうち、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン(ビスフェノールS)、4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホンが発色色調、保存性の点で最も好ましい。
さらに、発色感度を向上させる目的で増感剤を用いることもでき、増感剤としては、飽和脂肪酸モノアミド、エチレンビス脂肪酸アミド、モンタン酸ワックス、ポリエチレンワックス、1,2−ジ−(3−メチルフェノキシ)エタン、p−ベンジルビフェニル、4−ビフェニル−p−トリルエーテル、m−ターフェニル、1,2−ジフェノキシエタン、4,4′−エチレンジオキシ−ビス−安息香酸ジベンジルエステル、ジベンゾイルオキシメタン、1,2−ジ(3−メチルフェノキシ)エチレン、1,2−ジフェノキシエチレン、ビス〔2−(4−メトキシ−フェノキシ)エチル〕エーテル、p−ニトロ安息香酸メチル、p−ベンジルオキシ安息香酸ベンジル、ジ−p−トリルカーボネート、フェニル−α−ナフチルカーボネート、1,4−ジエトキシナフタレン、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸フェニルエステル、4−(m−メチルフェノキシメチル)ビフェニル、フタル酸ジメチル、ナフチルベンジルエーテル、蓚酸−ジ−(p−メチルベンジル)、蓚酸−ジ−(p−クロロベンジル)、4−アセチルビフェニル等を例示することができるが、特にこれらに制限されるものではない。
バインダーとしては、重合度が200〜1900の完全ケン化ポリビニルアルコール、部分ケン化ポリビニルアルコール、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、アマイド変性ポリビニルアルコール、スルホン酸変性ポリビニルアルコール、ブチラール変性ポリビニルアルコール、その他の変性ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、スチレン−無水マレイン酸共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体並びにエチルセルロール、アセチルセルロースのようなセルロース誘導体、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸エステル、ポリビニルブチルラール、ポリスチロースおよびそれらの共重合体、ポリアミド樹脂、シリコン樹脂、石油樹脂、テルペン樹脂、ケトン樹脂、クマロ樹脂を例示することができる。これらの高分子物質は水、アルコール、ケトン類、エステル類、炭化水素などの溶剤に溶かして使用するほか、水又は他の媒体中に乳化又はペースト状に分散した状態で使用し、要求品質に応じて併用することもできる。
画像安定剤として、4,4′−ブチリデン(6−t−ブチル−3−メチルフェノール)、2,2′−ジ−t−ブチル−5,5′−ジメチル−4,4′−スルホニルジフェノール、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シクロヘキシルフェニル)ブタン、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタンなどを添加することもできる。
顔料としては、シリカ、炭酸カルシウム、カオリン、焼成カオリン、ケイソウ土、タルク、酸化チタン、水酸化アルミニウムなどの無機または有機填料などがあり、これらを単独あるいは2種類以上を併用することもできる。その他の材料として、ワックス類などの滑剤、ベンゾフェノン系やトリアゾール系の紫外線吸収剤、グリオキザールなどの耐水化剤、架橋剤、分散剤、消泡剤、酸化防止剤、蛍光染料などを使用す
なお、電子供与性ロイコ染料および顕色剤の他、必要に応じて増感剤、バインダー、顔料、画像安定剤、紫外線吸収剤、紫外線遮断剤、滑剤などの材料は、ボールミル、アトライター、サンドグライダーなどの粉砕機あるいは適当な乳化装置によって数ミクロン以下の粒子径になるまで微粒化して使用することが可能である。また、顕色剤及び染料の量、その他の各種成分の種類及び量は要求される性能及び記録適性に従って決定され、特に限定されるものではないが、顕色剤1部に対して、塩基性無色染料0.1〜2部、填料0.5〜4部を使用し、バインダーは全固形分中5〜25%が適当であり、塗工量は2〜12g/m2であることが望ましい。さらに、感熱記録層用塗料の塗工方式は特に限定されるものではなく、エアナイフコーター、ブレードコーター、ロールコーター、カーテンコーターなど周知のものが使用できるが、均一な厚さの塗工層を形成できる非掻き取り方式のカーテンコーターを用いることが画像部での白抜けの発生を抑制する点から望ましい。
本発明において、下塗り層用の塗料は、顔料およびバインダーを主成分として、必要に応じて紫外線吸収剤、紫外線遮断剤、架橋剤などの材料を含有したものである。これらの材料は上記の中から適宜選択して用いることができ、これらに制限されるものではない。
なお、下塗り層の塗工量は1〜15g/m2、顔料100重量部に対するバインダーの配合部数は固形分で30〜300重量であることが望ましいまた、下塗り層用塗料の塗工方式は特に限定されるものではなく、エアナイフコーター、ブレードコーター、ロールコーター、カーテンコーターなど周知のものが使用できるが、均一な厚さの塗工層を形成できる非掻き取り方式のカーテンコーター、あるいは表面平滑性が良好になるブレードコーターを用いることが画像再現性の点から望ましい。
本発明において、保護層用の塗料は、上記した顔料、バインダーや紫外線吸収剤、滑剤、消泡剤、耐水化剤、架橋剤、増粘剤などを使用することができる。
なお、保護層の塗工量は0.5〜10g/m2であることのが望ましい。また、保護層用塗料の塗工方式は特に限定されるものではなく、エアナイフコーター、ブレードコーター、ロールコーター、カーテンコーターなど周知のものが使用できるが、均一な厚さの塗工層を形成できる非掻き取り方式のカーテンコーターを用いることがべた画像部での発色感度のむらを抑制する点から望ましい。
本発明の感熱記録体の支持体の例示として、紙、再生紙、合成紙、フィルム、プラスティックフィルム、発泡プラスティックフィルム、不織布、これらの複合化したシートを挙げることができるが、特に制限されるものではない。また、支持体の感熱記録層とは反対面にバックコート層を設け、カールの矯正を図ることも可能である。さらに、各層の塗工後にスーパーカレンダーがけ等の平滑化処理を施すなど、感熱記録体分野における各種公知の技術を適宜付加することができる。
本発明において、感熱記録体用塗料の溶存酸素量を2.0ml/g以下にするための手段としては、塗料を脱泡することで塗料内に溶存している空気を除く方法が有効である。塗料の脱泡方法には、従来公知の静置法、減圧法、静置減圧法や、減圧タンク内に高速回転する円盤を設けてその円盤から脱泡する液体の液滴を射出し、タンクの壁面に衝突させて泡を破壊する方式のもの(分散板式脱泡法)や、減圧されたチャンバー内で液体を薄膜に引き延ばして泡の湧出を促進させるとともに、泡が内包する気体の圧力で泡を破壊する方法(真空薄膜法)、減圧タンク内で液体中の泡を膨張、浮上させた後に浮上した泡に向けて圧力空気を噴射して泡を破壊する方法のものなどがあり、特に制限されるものではない。但し、減圧下で脱泡処理をする場合、真空値を−99Kpa以下にすることにより、残存酸素量を2.0ml/g以下にするためにかかる処理時間を短縮する有効な手段である。なお、これらの脱泡方式を複数組み合わせて使用することも可能である。例えば分散板式脱泡法により処理した塗料を更に真空薄膜法によって処理することも可能であり、分散板式脱泡法と真空薄膜法を併せ持つ脱泡機を使用することも可能である。
本発明において、塗料の溶存酸素量は、市販の溶存酸素計で容易に測定することが出来る。塗料の溶存酸素量は2.0mg/l以下であることが好ましく、1.5mg/l以下であることが更に好ましい。塗料の溶存酸素量が2mg/lより大きいと、塗料の脱泡が不充分なため塗料中の泡に由来するクレーターなどの欠陥が生じやすい。この現象は特に、カーテンコーターで塗工した場合に顕著に現れる。また、感熱記録層塗料のB型粘度は、100〜1200mPa・s、保護層塗料のB型粘度は300〜3000mPa・sの範囲にあることが好ましい。塗料粘度が高いと、塗料の脱泡処理が不充分になりやすい。また塗料粘度が低い場合は、塗料のカーテン膜適性に問題が生じやすい。塗料濃度は、10〜50%の範囲にあることが好ましく、15〜40%の範囲にあることが更に好ましい。塗料濃度が10%より小さい場合は乾燥負荷が大きくなり、また塗料濃度が50%より高い場合は、塗料の流動性やカーテン膜適性の点で問題が生じやすい。
[作用]
塗料中に溶解している気体は空気であり、空気は窒素と酸素がほぼ4:1の割合で混合している。水に対する窒素と酸素の溶解度を比較すると、25℃で窒素の溶解度は1.41×102であるのに対し、酸素のそれは2.83×102とほぼ2倍の値になっている(化学便覧II−158ページ)。そのため、酸素の方が脱気処理を施しても除かれにくいと考えられる。従って溶存酸素量を2mg/l以下まで減少させた場合、窒素なども含めた空気の溶存量もカーテン塗工の際にカーテン膜が割れない程度まで充分に減少していると考えられる。
本発明を以下の実施例で更に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。また実施例において示す「部」及び「%」は特に明示しない限り重量部及び重量%を
示す。
[実施例1]
下記配合からなる配合物を攪拌分散して、アンダーコート層塗料を調製した。
(下塗り層塗料)
焼成カオリン(エンゲルハード社製商品名:アンシレックス90、
<吸油量90cc/100g>)
100部
スチレン・ブタジエン共重合体ラテックス(固形分48%) 40部
ポリビニルアルコール 10%水溶液 30部
水 146部
次いで、アンダーコート層塗料を支持体(50g/m2の基紙)の片面にバリバーブレードコーティングした後、乾燥を行ない、乾燥塗布量10.0g/m2の下塗り層塗工紙を得た。
下記配合の顕色剤分散液(A液)、ロイコ染料分散液(B液)、及び増感剤分散液(C液)を、それぞれ別々にサンドグラインダーで平均粒子径0.5ミクロンになるまで湿式磨砕を行なった。
A液(顕色剤分散液)
4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホン 6.0部
ポリビニルアルコール 10%水溶液 18.8部
水 11.2部
B液(ロイコ染料分散液)
3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン(ODB−2)
2.0部
ポリビニルアルコール 10%水溶液 4.6部
水 2.6部
C液(増感剤分散液)
シュウ酸ジベンジル 6.0部
ポリビニルアルコール 10%水溶液 18.8部
水 11.2部

次いで下記の割合で分散液を混合して得られた塗料濃度35%、B型粘度300mPasの感熱記録層塗料を−99kpaの減圧下で60分攪拌して脱泡処理を行ない、溶存酸素率は0.8mg/lの感熱記録層塗料を得た。
(感熱記録層塗料)
A液(顕色剤分散液) 36.0部
B液(ロイコ染料分散液) 13.8部
C液(増感剤分散液) 36.0部
ポリビニルアルコール 10%水溶液 25部

次いで下記の割合で混合して得られた塗料濃度20%、B型粘度1000mPasの保護層塗料を−99kpaの減圧下で60分攪拌して脱泡処理を行ない、溶存酸素率は0.8mg/lのオーバーコート層塗料を得た。
(保護層塗料)
水酸化アルミニウム(50%分散液) 6.0部
ポリビニルアルコール 10%水溶液 30部
ステアリン酸亜鉛(商品名:ハイドリンZ−7−30、固形分30%、
粒径5.5ミクロン、中京油脂) 1.7部
(感熱記録体の作成)
上記下塗り層塗工紙上に、上記感熱記録層塗料を5.0g/m2(乾燥固形分)になるように塗工・乾燥した後、感熱記録層上に保護層塗料を3.0g/m2(乾燥固形分)になるように塗工・乾燥を行し、スーパーカレンダーで平滑が1000〜2000秒になるように処理して感熱記録体を得た。
[実施例2]
感熱記録層塗料および保護層塗料の脱泡条件を下記のように変更した以外は実施例1と同様にして、実施例2の感熱記録体を作成した。なお、感熱記録層塗料および保護層塗料の溶存酸素量はともに1.3mg/lであった。
脱泡処理:真空値 −99Kpa、攪拌時間 30分
[実施例3]
感熱記録層塗料および保護層塗料の脱泡条件を下記のように変更した以外は実施例1と同様にして、実施例3の感熱記録体を作成した。なお、感熱記録層塗料および保護層塗料の溶存酸素量はともに1.7mg/lであった。
脱泡処理:真空値 −90Kpa、攪拌時間 60分
[比較例1]
感熱記録層塗料および保護層塗料の脱泡条件を下記のように変更した以外は実施例1と同様にして、比較例1の感熱記録体を作成した。なお、感熱記録層塗料および保護層塗料の溶存酸素量はともに2.5mg/lであった。
脱泡処理:真空値 −99Kpa、攪拌時間 15分
[比較例2]
感熱記録層塗料および保護層塗料の脱泡条件を下記のように変更した以外は実施例1と同様にして、比較例1の感熱記録体を作成した。なお、感熱記録層塗料および保護層塗料の溶存酸素量はともに5.0mg/lであった。
脱泡処理:真空値 −80Kpa、攪拌時間 60分
[比較例3]
感熱記録層塗料および保護層塗料の脱泡処理を施さなかった以外は実施例1と同様にして、比較例3の感熱記録体を作成した。なお、感熱記録層塗料および保護層塗料の溶存酸素量はともに12.0mg/lであった。
脱泡処理:真空値 −99Kpa、攪拌時間 15分
<塗料の溶存酸素量>
溶存酸素計(Yellow springs instrument社製、モデル52、プローブ:5905タイプ)を使用して測定した。

<塗工欠陥の評価>
A4サイズの塗工紙200枚をべた焼き処理(105℃、10分)し、塗工欠陥数(白抜け数)を下記の基準で判定した。
◎:200枚中の塗工欠陥数が0個である。バーコード読み取りで全く問題がないレベル。
○:200枚中の塗工欠陥数が1個以上5個以下である。バーコード読み取りで殆ど問題がないレベル。
△:200枚中の塗工欠陥数が5個以上10個以下である。バーコード読み取りで問題が発生する可能性があるレベル。
×:200枚中の塗工欠陥数が11個以上以下である。バーコード読み取りで問題が発生する可能性が高いレベル。

Figure 2007160641

表1からも明らかのように、本発明である実施例1、2及び3においては、溶存酸素量が少ない塗料をカーテン塗工しているため、泡に由来する塗工欠陥がほとんど生じていない。これに対し、脱泡処理が不充分である比較例1、2、また脱泡処理を行なっていない比較例3の塗料をカーテン塗工に用いた場合は、塗料中の泡に由来する塗工欠陥が生じている。



Claims (4)

  1. 感熱記録体用塗料において、該塗料の溶存酸素量が2.0mg/l以下であることを特徴とする感熱記録体用塗料。
  2. 真空値が−99Kpa以下の条件下で脱泡処理されたことを特徴とする請求項1記載の感熱記録用塗料。
  3. 請求項1または請求項2に記載された感熱記録体塗料を用いて、少なくとも感熱記録体の最表層を形成させたことを特徴とする感熱記録体の製造方法。
  4. カーテン塗工方式を用いることを特徴とする請求項3記載の感熱記録体の製造方法。

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