JP2007159759A - 口腔内装着器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】着用感に優れるのは勿論のこと、手軽に装着することができ、例えば各種歯科疾患や全身性疾患の予防、治療などに有用な口腔内用の装着器具を提供すること。
【解決手段】熱可塑性高分子材料からなる口腔内装着器具1であって、その本体2の一部に、口腔組織を刺激する部位が設けられたことを特徴とする、口腔内装着器具。口腔内装着器具1では、磁気物4が本体2の内部に埋没されているので、磁気物4が口腔内で本体から離脱することがない。
【選択図】図1
【解決手段】熱可塑性高分子材料からなる口腔内装着器具1であって、その本体2の一部に、口腔組織を刺激する部位が設けられたことを特徴とする、口腔内装着器具。口腔内装着器具1では、磁気物4が本体2の内部に埋没されているので、磁気物4が口腔内で本体から離脱することがない。
【選択図】図1
Description
本発明は、口腔内装着器具に関する。さらに詳しくは、着用感に優れるのは勿論のこと、手軽に装着することができるだけでなく、口腔組織の所定位置に理学療法的に刺激を与えることができ、例えば各種歯科疾患や全身性疾患の予防、治療などに有用な口腔内装着器具に関する。
従来より、例えばスポーツ時などに口腔内の各器官や組織を保護したり、各種口腔内疾患の予防や治療、主に歯列などの矯正を目的として、マウスガード、マウスピースといった口腔内用の装着器具が種々開発されてきている。
なかでも、例えば歯槽膿漏、歯肉炎などの歯周疾患を予防、治療するために、口腔内用の装着器具と歯周疾患用製剤との併用が検討されている。例えばかかる歯周疾患用製剤を、歯列に応じた形状にあらかじめ成形したマウスピースなどの装着器具の表面に塗布したり、内部に含浸させ、これを一定期間装着することが試みられている。
例えば、不織布、織布、編織布、フェルト、紙などの繊維材料及びその支持体を含み、歯牙及び歯茎との接触面に口腔用組成物を塗布するか又は含浸させたマウスピースが提案されている(特許文献1参照)。
前記マウスピースは、使用時に加熱して口腔内形状に適合させる必要がなく、そのまま歯列に嵌合したり手指で歯に圧接するものであり、確かに装着そのものは容易に行うことが可能である。しかしながら、かかるマウスピースでは、前記のごとき繊維材料及びその支持体を含む装着器具と口腔用組成物とを併用するため、これら装着器具と口腔用組成物とを別途準備し、装着の都度、器具に組成物を塗布、含浸しなければならず、煩雑である。しかも組成物の種類によっては専門的な指示の下に用いなければならず、使用者が自由にかつ手軽に装着することが困難である。また、このような組成物には比較的長時間適用することでその効果を充分に発揮するものが多いにもかかわらず、特にその表面にかかる組成物を塗布した場合には、長時間にわたってマウスピースを装着する間に組成物が装着器具から離脱してしまうこともある。
特開2001−187070号公報
本発明は前記背景技術に鑑みてなされたものであり、着用感に優れるのは勿論のこと、手軽に装着することができ、例えば各種歯科疾患や全身性疾患の予防、治療などに有用な口腔内用の装着器具を提供することを課題とする。
すなわち本発明は、熱可塑性高分子材料からなる口腔内装着器具であって、その本体の一部に、口腔組織を刺激する部位が設けられたことを特徴とする、口腔内装着器具に関する。
本発明の口腔内装着器具は、長時間にわたって着用しても違和感が少なく、必要以上に口腔内に負担をかけることがなく着用感に優れ、手軽に容易に装着することができ、しかも口腔組織の所定位置に理学療法的に刺激を与えることができるので、例えば歯周疾患などの各種歯科疾患や、花粉症などの各種全身性疾患の予防、治療などに非常に有用である。
(第1の実施形態)
本発明の口腔内装着器具は、前記したように、熱可塑性高分子材料から製造されており、その本体の一部に、口腔組織を刺激する部位が設けられたものである。
本発明の口腔内装着器具は、前記したように、熱可塑性高分子材料から製造されており、その本体の一部に、口腔組織を刺激する部位が設けられたものである。
本発明の口腔内装着器具の本体を構成する熱可塑性高分子材料としては、口腔内にて装着することを考慮して、安全性に優れる限り特に限定はなく、例えば通常のマウスピース、マウスガード、スプリントといった口腔内装具に用いられる、熱可塑性樹脂や熱可塑性エラストマーなどの熱可塑性高分子材料を制限なく用いることができる。また後述するように、装着の際に、温湯やドライヤーなどにより加温して軟化させることによって口腔内の装着されるべき箇所の形状に正確に適合した形状となり易いように、熱可塑性高分子材料を適宜選択して用いることが好ましい。
前記熱可塑性樹脂としては、例えば医療用などの、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレン樹脂、アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン樹脂などのポリスチレン系樹脂、(メタ)アクリル酸エステルなどのポリエステル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル樹脂などのビニル系樹脂、ポリアミド、ポリエーテルイミド、ポリアミドイミドなどのポリアミド系樹脂、ポリテトラフルオロエチレンなどのフッ素系樹脂などがあげられ、これらは単独で又は2種以上を同時に用いることができる。これらの中でも、特に安全性に優れるという点からエチレン−酢酸ビニル樹脂が好ましい。
前記熱可塑性エラストマーとしては、例えば医療用などの、ポリエチレンエラストマー、ポリプロピレンエラストマーなどのオレフィン系エラストマー、スチレンエラストマー、スチレン−ブタジエンエラストマーなどのスチレン系エラストマー、ポリアミドエラストマーなどのアミド系エラストマー、ビニル系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ウレタン系エラストマー、フッ素系エラストマーなどがあげられ、これらは単独で又は2種以上を同時に用いることができる。
またこれら熱可塑性高分子材料と同時に、例えばかかる熱可塑性高分子材料の軟化性をより向上させる可塑剤や着色剤の他、チタンなどの口腔組織への刺激効果をより向上させることが可能な金属や超音波を発生する部品などを、例えばテープ状、メッシュ状などの形状で、安全性を低下させることなく、かつ本発明の目的を阻害しない限り、適宜併用することもできる。
本発明の口腔内装着器具には、前記熱可塑性高分子材料及び必要に応じて可塑剤、着色剤や金属から製造された本体の一部に、口腔組織を刺激する部位が設けられている。かかる口腔組織を刺激する部位を有することが本発明の口腔内装着器具の大きな特徴であり、これによって口腔組織の所定位置に理学療法的に(物理的に)刺激が与えられ、血行、血流がよくなり、例えば歯周疾患などの各種歯科疾患や、花粉症などの各種全身性疾患の予防、治療などに大きな効果をもたらす。なお口腔組織とは、例えば歯などの硬組織やその周辺の軟組織といった、血管や神経が内在する、例えば口腔内の上顎部、下顎部、舌下傍部、唇頬裏部などに位置する組織のことをいう。
口腔組織を刺激する部位の一例として、例えば、該口腔組織の少なくとも一部に本体を介して接するように該本体の内部に埋没された磁気物があげられる。かかる口腔組織を刺激する部位が設けられた、本実施形態に係る口腔内装着器具の一例を、図面を用いて以下に説明する。
図1は、口腔組織を刺激する部位として、該口腔組織の少なくとも一部に本体を介して接するように該本体の内部に磁気物が埋没された口腔内装着器具の一例を示す概略平面図である。図1において、1は口腔内装着器具、2は口腔内装着器具1の本体、3aは口腔内装着器具1の前面、3bは口腔内装着器具1の後面、3c1は口腔内装着器具1の内側面、3c2は口腔内装着器具1の外側面、4は本体2の内部に埋没された磁気物を示す。このように本発明の口腔内装着器具1では、磁気物4が本体2の内部に埋没されているので、長時間にわたって装着し、噛み合わせなどの通常の口の動きが行われたとしても、かかる磁気物4が口腔内で本体2から離脱することがなく、安全性に優れている。
前記磁気物4の種類には特に限定がなく、例えば従来貼付用磁気治療器などに汎用されているフェライト永久磁石などの磁気物を用いることができ、例えば磁束密度が80〜150mT程度のものを好適に使用することができる。かかる磁気物4の形状や大きさにも特に限定はないが、口腔内装着器具1を装着した際に、口腔組織を刺激する効果が充分に発現され、かつ磁気物4により生じた本体2の凹凸によって口腔内での違和感、異物感が大きくならないようにするには、2〜15mm2、さらには3〜12mm2の大きさであることが好ましい。また磁気物4の厚さにも特に限定がなく、やはり磁気物4により生じた本体2の凹凸によって口腔内での違和感、異物感が大きくならないように、例えば1〜3mm程度であることが好ましい。
磁気物4が設けられる位置は、口腔組織の少なくとも一部に本体2を介して接するように該磁気物4が本体2の内部に埋没されている限り特に限定がない。例えば図1に示すように本体2の後面3b付近の内部に埋没されていてもよく、前面3a付近の内部や内側面3c1、外側面3c2付近の内部であってもよい。また口腔組織に理学療法的に刺激を与えることによって、該口腔組織の血行、血流がよくなり、例えば各種歯科疾患や全身性疾患などに対する予防、治療の効果が発現されることを考慮すると、血管や神経が内在する口腔組織の中でも、口腔内装着器具1の装着時に上顎部、下顎部、舌下傍部及び唇頬裏部の少なくとも1つに位置するように、磁気物4が設けられることが好ましい。また磁気物4は、例えば図1に示す口腔内装着器具1においては1箇所のみに設けられているが、このように1箇所に限定されるものではなく、予防、治療の対象となる疾患の種類などに応じて適宜調整すればよい。例えば花粉症などの各種全身性疾患の予防、治療の場合には、例えばいわゆる鍼灸穴に相当する部位に、通常1〜5箇所程度、さらには1〜3箇所程度磁気物4が設けられることが好ましい。また、例えば歯周疾患などの各種歯科疾患の予防、治療の場合には、例えば歯周全域に、比較的小さな磁気物4が多数設けられることが好ましい。
本実施形態に係る口腔内装着器具の製造方法には特に限定がなく、通常のマウスピース、マウスガード、スプリントといった口腔内装具を製造する際の方法を採用することができる。
例えば使用者固有の器具を製造する場合には、通常シート圧接熱成形法や注型法を採用することができる。かかるシート圧接熱成形法とは、例えばアルギン酸やシリコーンなどからなる印象材を用いて使用者の口腔内形状に合致した歯型をあらかじめ作製し、熱可塑性高分子材料及び必要に応じて可塑剤、着色剤などからなるシートを加熱して軟化させたものを、かかる歯型上に真空吸引や圧縮空気圧にて圧接して成形する方法である。また注型法とは、例えばワックスを用いて使用者の口腔内形状に合致した成形型をあらかじめ作製し、かかる成形型から鋳型を作製した後、その空間に本体を構成する熱可塑性高分子材料を軟化させたもの及び必要に応じて可塑剤、着色剤などを含む組成物を圧入し、熱可塑性高分子材料の種類に応じた所定の条件にて加熱、加圧などして型内成形を行う方法である。
また一般的な汎用器具を製造する場合には、その形状には特に限定がないが、口腔内形状に適合し易い、例えば馬蹄形などの成形型を、金型を用いて射出成形などによってあらかじめ作製し、前記と同様にかかる成形型内に本体を構成する熱可塑性高分子材料を軟化させたもの及び必要に応じて可塑剤、着色剤などを含む組成物を注入し、熱可塑性高分子材料の種類に応じた所定の条件にて加熱、加圧などして射出成形を行えばよい。なおかかる一般的な汎用器具を製造する際には、装着時に温湯やドライヤーなどにより加温して軟化させることによって口腔内の装着されるべき箇所の形状に正確に適合した形状となり易いように、熱可塑性高分子材料を適宜選択して用いることが好ましい。
ここで、例えば図1に示すような磁気物4が本体2の内部に埋没された口腔内装着器具1を製造するには、次のような方法がある。
例えば前記シート圧接熱成形法にて使用者固有の器具を製造する場合には、完成した本体2における、磁気物4を埋没させるべき箇所を加熱して軟化させ、磁気物4を載置、埋入して圧迫埋没する方法や、あらかじめ作製した歯型上の、本体2における磁気物4を埋没させるべき箇所に対応した箇所に、磁気物4を仮着した後、加熱して軟化させたシートを圧接する方法を採用することができる。また、例えば前記注型法にて使用者固有の器具を製造する場合には、あらかじめ作製した鋳型内の、本体2における磁気物4を埋没させるべき箇所に対応した箇所に、磁気物4を仮着した後、軟化した熱可塑性高分子材料を含む組成物を圧入する方法を採用することができる。
さらに、例えば一般的な汎用器具を製造する場合には、あらかじめ作製した成形型内の、本体2における磁気物4を埋没させるべき箇所に対応した箇所に、磁気物4を載置した後、軟化した熱可塑性高分子材料を含む組成物を注入する方法を採用することができる。
なお、前記使用者固有の形状を有する口腔内装着器具の場合には、着用感に極めて優れるという利点があり、一方一般的な形状を有する口腔内装着器具の場合には、生産性及び汎用性に極めて優れ、低コスト化が可能であるという利点があるので、使用目的や使用頻度などに応じていずれの器具を採用するかを決定すればよい。
かくして得られる口腔内装着器具の本体の厚さは、特に限定がないが、装着の容易さ、着用感や強度などを考慮すると、1〜3mm程度であることが好ましい。また口腔内装着器具の表面(外面)は平面状であってもよく、適宜装飾が施されていてもよい。さらに本実施形態に係る口腔内装着器具の色にも特に限定がなく、無色透明ないし無色半透明であってもよく、適宜着色されていてもよい。
本実施形態に係る口腔内装着器具は、口腔組織の所定位置に理学療法的に刺激を与え、血行、血流をよくして、例えば各種歯科疾患や全身性疾患の予防、治療などに大きな効果をもたらすものであるが、それだけではなく、従来の種々の口腔内装具の使用目的を阻害することなく、かかる従来の口腔内装具が有する効果を共に発現させることが可能である。
従来の口腔内装具としては、その使用目的に応じた種々の形状のものがあり、例えばスポーツ時に口腔器官・組織を保護するマウスガードやマウスピース;睡眠時無呼吸症候群治療用のスリープスプリントやサイレンサー;顎関節治療用のTMJスプリントやブラキシズムスプリント、ナイトガード;矯正用のリテーナーやポジショナー;ブリーチングやメディケイション用のマウスピース;咀嚼トレーニング用のマウスピースなどがある。本実施形態に係る口腔内装着器具をこれら従来の口腔内装具の目的に応じた形状にて作製することにより、かかる口腔内装具の効果と、口腔組織の所定位置に理学療法的に刺激を与え、血行、血流をよくするといった、本実施形態に係る口腔内装着器具本来の効果とが相乗効果となって現れる。
次に、本発明の口腔内装着器具を以下の実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではない。
実施例1(磁気物が埋没された使用者固有の口腔内装着器具)
まず、アルギン酸印象材を用いて使用者Aの口腔内形状に合致した歯型を作製した。次に、医療用のエチレン−酢酸ビニル共重合体及び可塑剤を含む樹脂組成物から得られたシートを加熱して軟化させ、これを歯型上に真空吸引にて圧接して成形し、放冷して口腔内装着器具の本体を得た。
まず、アルギン酸印象材を用いて使用者Aの口腔内形状に合致した歯型を作製した。次に、医療用のエチレン−酢酸ビニル共重合体及び可塑剤を含む樹脂組成物から得られたシートを加熱して軟化させ、これを歯型上に真空吸引にて圧接して成形し、放冷して口腔内装着器具の本体を得た。
次に、前記本体の後面(図1中、符号3b)付近を加熱して軟化させた後、ここにフェライト永久磁石(磁束密度:100mT、大きさ:約10mm2、厚さ:約2mm)を載置、埋入して圧迫埋没し、図1に示す形状の口腔内装着器具を得た。得られた口腔内装着器具の厚さ(フェライト永久磁石が埋没された箇所以外の本体の厚さ)は約2.5mmであった。
この口腔内装着器具を使用者Aに約5時間にわたって口腔内に装着してもらった。その結果、着用感に優れ、またフェライト永久磁石が埋没された部位が使用者Aの下顎部中央の内側の歯茎付近を刺激し、この近辺の血行、血流をよくすることができた。
実施例2(磁気物が埋没された一般汎用的な口腔内装着器具)
まず、金型を用いて射出成形にて馬蹄形の成形型を作製した。次に、この成形型内の、目的とする口腔内装着器具の本体の後面(図1中、符号3b)付近に対応した箇所に、実施例1で用いたものと同じフェライト永久磁石を載置した。
まず、金型を用いて射出成形にて馬蹄形の成形型を作製した。次に、この成形型内の、目的とする口腔内装着器具の本体の後面(図1中、符号3b)付近に対応した箇所に、実施例1で用いたものと同じフェライト永久磁石を載置した。
次に、医療用のエチレン−酢酸ビニル共重合体を加熱して軟化させ、これと可塑剤とを含む樹脂組成物を、フェライト永久磁石を載置した成形型内に注入し、加熱、加圧して射出成形を行い、図1に示す形状の口腔内装着器具を得た。得られた口腔内装着器具の厚さ(フェライト永久磁石が埋没された箇所以外の本体の厚さ)は約2.5mmであった。
得られた馬蹄形の口腔内装着器具を温湯に入れて軟化させた後、実施例1と同じ使用者Aに口腔内に挿入してもらい、位置決めをして噛みしめ、手指で押えて使用者Aの口腔内形状に成形した。この後、口に含んだ冷水にて冷却した後、口腔内装着器具を取り出した。
この口腔内装着器具を使用者Aに約5時間にわたって口腔内に装着してもらった。その結果、実施例1で得られた口腔内装着器具と同様に、着用感に優れ、またフェライト永久磁石が埋没された部位が使用者Aの下顎部中央の内側の歯茎付近を刺激し、この近辺の血行、血流をよくすることができた。
本発明の口腔内装着器具は、例えば各種歯科疾患や全身性疾患の理学療法に効果的に利用することができる。
1 口腔内装着器具
2 本体
3a 前面
3b 後面
3c1 内側面
3c2 外側面
4 磁気物
2 本体
3a 前面
3b 後面
3c1 内側面
3c2 外側面
4 磁気物
Claims (4)
- 熱可塑性高分子材料からなる口腔内装着器具であって、
その本体の一部に、口腔組織を刺激する部位が設けられたことを特徴とする、口腔内装着器具。 - 口腔組織を刺激する部位が、該口腔組織の少なくとも一部に本体を介して接するように該本体の内部に埋没された磁気物である、請求項1に記載の口腔内装着器具。
- 磁気物が2〜15mm2の大きさを有する、請求項2に記載の口腔内装着器具。
- 口腔組織を刺激する部位が、その装着時に口腔内の上顎部、下顎部、舌下傍部及び唇頬裏部の少なくとも1つに位置するように設けられた、請求項1に記載の口腔内装着器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005358653A JP2007159759A (ja) | 2005-12-13 | 2005-12-13 | 口腔内装着器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005358653A JP2007159759A (ja) | 2005-12-13 | 2005-12-13 | 口腔内装着器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007159759A true JP2007159759A (ja) | 2007-06-28 |
Family
ID=38243334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005358653A Pending JP2007159759A (ja) | 2005-12-13 | 2005-12-13 | 口腔内装着器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007159759A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021251068A1 (ja) * | 2020-06-09 | 2021-12-16 | SheepMedical株式会社 | 歯列矯正装置 |
-
2005
- 2005-12-13 JP JP2005358653A patent/JP2007159759A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2021251068A1 (ja) * | 2020-06-09 | 2021-12-16 | SheepMedical株式会社 | 歯列矯正装置 |
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