JP2007157802A - 半導体レーザ装置及び半導体レーザ装置の製造方法 - Google Patents

半導体レーザ装置及び半導体レーザ装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】端面窓領域を無秩序化したとしても、エッチング停止層のクラッド層に対するエッチングレート比を高く維持し、非窓領域のクラッド層からの活性層へのZnの拡散を抑制しながら、高出力化を図ることを目的とする。
【解決手段】Znを拡散して端面窓領域113を形成し、エッチング停止層106にGaInP層を用いる半導体レーザ装置において、GaとInの組成比を特定の範囲内の組成比とすることにより、エッチング停止層106のクラッド層105に対するエッチングレート比を向上させ、かつ、活性層104にZnが拡散することを抑制することができるため、リッジストライプ構造の形成精度を維持し、動作電流の増加を抑制しながら、高出力化を図ることが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、端面窓を形成して高出力化された半導体レーザ装置及び半導体レーザ装置の製造方法に関する。
近年、AlGaInP系の材料を用いたモノリシック2波長高出力半導体レーザの開発が盛んに行われている。
これらは、DVD(Degital Versatile Disk)のピックアップ光源となる波長650nm帯の赤色半導体レーザとCD(Compact Disk)のピックアップ光源となる波長780nm帯の赤外半導体レーザが同一基板上に集積されている。
高出力化に伴い問題となる出力端面(レーザ共振器端面)の光学的損傷(Catastrophic Optical Damage:COD)を解決するため、レーザの両端面にZnを拡散源として熱拡散させ、活性層を無秩序化することにより発振波長のレーザ光に対して非吸収状態にする窓領域を形成する方法がとられている。
ここで、図4を参考に従来の高出力2波長半導体レーザの製造方法を説明する。
図4は従来の高出力2波長半導体レーザを示す断面図である。
まず、n型GaAs基板1a上に発振波長780nm帯の赤外半導体レーザAとして、n型GaAsバッファ層2a、n型AlGaInPクラッド層3a、発振波長780nmのGaAsウェル層とAlGaAsバリア層からなる多重量子井戸の活性層4a、p型AlGaInP第1クラッド層5a、p型GaInPエッチング停止層6a、p型AlGaInP第2クラッド層7a、p型GaInP中間層8a、p型GaAsコンタクト層9aを形成する。
次に、赤色半導体レーザBを形成する領域を形成するため、赤外半導体レーザAを選択的にエッチングする。
次に、発振波長650nm帯の赤色半導体レーザBとして、n型AlGaInPクラッド層1b、発振波長650nmのGaInPウェル層とAlGaInPバリア層からなる多重量子井戸の活性層2b、p型AlGaInP第3クラッド層3b、p型GaInPエッチング停止層4b、p型AlGaInP第4クラッド層5b、p型GaInP中間層6b、p型GaAsコンタクト層7bを形成する。
次に、赤外半導体レーザ上の赤色半導体レーザを除去する。
次に、両端面以外の領域に選択的にSiO膜をマスクとしてデポし、両端面にZnO膜をデポした後、更にSiO膜をデポする。
次に、ZnO膜中のZnを下層に拡散するため熱処理を行う。熱処理により活性層にZnが拡散されると無秩序化され、非窓領域よりもバンドギャップの大きい窓領域が形成される。
窓領域形成後、デポしたSiO膜、ZnO膜を除去する。
次に、電流狭窄のためのリッジストライプ構造を形成するため、マスクを用いてリッジ領域以外の赤外半導体レーザのp型GaAsコンタクト層9a、p型GaInP中間層8a、p型AlGaInP第2クラッド層7a、赤色半導体レーザのp型GaAsコンタクト層7b、p型GaInP中間層6b、p型AlGaInP第4クラッド層5bまで選択的にエッチングを行う。エッチングは赤外半導体レーザのp型AlGaInP第2クラッド層7a、赤色半導体レーザのp型AlGaInP第4クラッド層5bまでエッチングした後、p型AlGaInPクラッド層に対してエッチングレートの遅い赤外半導体レーザのp型GaInPエッチング停止層6a、赤色半導体レーザのp型GaInPエッチング停止層4bで停止させ、図4に示すようなモノリシック2波長レーザを作製する(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−345514号公報
上記のように、高出力レーザには端面窓構造が必要であるが、非窓領域はAlGaInPクラッド層とエッチング停止層のエッチングレート比は100分の1以下であるため、エッチング停止層で容易にエッチングを停止できるに対して、窓領域ではZnによりエッチング停止層が混晶化されるためエッチングレート比は10分の1以下となり、エッチング停止層でエッチングの停止が困難となるという問題点があった。
また、非窓領域は窓領域形成時の熱拡散などの熱履歴が加わるため、p型GaInPエッチング停止層上のp型AlGaInPクラッド層からドーピングされているZnが拡散して活性層に到達し、活性層に欠陥が生じることとなり、信頼性の低下やZnが非発光中心となり動作電流が増加するなど特性の悪化を引き起こすという問題点があった。
そこで本発明の半導体レーザ装置及び半導体レーザ装置の製造方法は、端面窓領域を無秩序化したとしても、エッチング停止層のクラッド層に対するエッチングレート比を高く維持し、非窓領域のクラッド層からの活性層へのZnの拡散を抑制しながら、高出力化を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1記載の半導体レーザ装置は、Znを拡散して端面窓を形成する半導体レーザ装置であって、第1導電型半導体基板上に、第1導電型クラッド層、活性層、第1の第2導電型クラッド層、エッチング停止層および第2の第2導電型クラッド層を積層して成り、前記第2の第2導電型クラッド層の組成が(AlGa1−Z0.5In0.5P(0.6<Z<0.75)であり、前記エッチング停止層が1または複数の(AlGa1−X1−YInP層(0≦X<0.3、0.35<Y<0.45)から形成されることを特徴とする。
請求項2記載の半導体レーザ装置は、請求項1記載の半導体レーザ装置において、前記エッチング停止層の1層の膜厚が5nm以下であることを特徴とする。
請求項3記載の半導体レーザ装置は、Znを拡散した端面窓を備えて発振波長の異なる第1の半導体レーザと第2の半導体レーザとをモノリシックに集積して成る2波長半導体レーザ装置であって、第1の第1導電型半導体基板上に、第1の半導体レーザが、第1の第1導電型クラッド層、第1の活性層、第1の第2導電型クラッド層、第1のエッチング停止層、第2の第2導電型クラッド層を積層して成り、第2の半導体レーザが、第2の第1導電型クラッド層、第2の活性層、第3の第2導電型クラッド層、第2のエッチング停止層、第4の第2導電型クラッド層を積層して成り、前記第4の第2導電型クラッド層の組成が(AlGa1−Z0.5In0.5P(0.6<Z<0.75)であり、前記第2のエッチング停止層が1または複数の(AlGa1−X1−YInP層(0≦X<0.3、0.35<Y<0.45)から形成されることを特徴とする。
請求項4記載の半導体レーザ装置は、請求項3記載の半導体レーザ装置において、前記第1の活性層がAlGaAs系材料からなり、前記第2の活性層がAlGaInP系材料から成ることを特徴とする。
請求項5記載の半導体レーザ装置は、請求項3または請求項4のいずれかに記載の半導体レーザ装置において、前記第2のエッチング停止層の1層の膜厚が5nm以下であることを特徴とする。
請求項6記載の半導体レーザ装置の製造方法は、第1導電型半導体基板上に第1導電型クラッド層を形成する工程と、前記第1導電型クラッド層上に活性層を形成する工程と、前記活性層上に第2導電型第1クラッド層を形成する工程と、前記第1の第2導電型クラッド層上に膜厚が5nm以下であり、0≦X<0.3、0.35<Y<0.45を満たす複数の(AlGa1−X1−YInP層から成るエッチング停止層を形成する工程と、前記エッチング停止層上に組成が(AlGa1−Z0.5In0.5P(0.6<Z<0.75)である第2の第2導電型クラッド層を形成する工程と、端面窓領域にZnを拡散する工程と、ストライプ構造を形成するため前記第2の第2導電型クラッド層をエッチングする工程とを有することを特徴とする。
請求項7記載の半導体レーザ装置の製造方法は、Znを拡散した端面窓を備えて発振波長の異なる第1の半導体レーザと第2の半導体レーザとをモノリシックに集積して成る2波長半導体レーザ装置の製造方法であって、第1導電型半導体基板上に前記第1の半導体レーザを形成する積層体として、第1の第1導電型クラッド層、第1の活性層、第1の第2導電型クラッド層、第1のエッチング停止層および第2の第2導電型クラッド層を積層する工程と、前記第2の半導体レーザを形成する領域上の前記第1の半導体レーザを形成する積層体を選択的にエッチング除去する工程と、前記第2の半導体レーザを形成する積層体として、第2の第1導電型クラッド層、第2の活性層、第3の第2導電型クラッド層、第2のエッチング停止層および第4の第2導電型クラッド層を積層する工程と、前記第1の半導体レーザを形成する積層体上の前記第2の半導体レーザを形成する積層体を選択的にエッチング除去する工程と、前記第1の半導体レーザおよび前記第2半導体レーザの端面窓領域にZnを拡散する工程と、前記第2の第2導電型クラッド層と前記第4の第2導電型クラッド層とをエッチングしてストライプ構造を形成する工程とを有し、前記第1のエッチング停止層および前記第2の第2導電型クラッド層、または、前記第2のエッチング停止層および前記第4の第2導電型クラッド層のうち少なくともいずれか一方のエッチング停止層および第2導電型クラッド層の組成が、1または複数層の(AlGa1−X1−YInP(0≦X<0.3、0.35<Y<0.45)および(AlGa1−Z0.5In0.5P(0.6<Z<0.75)であることを特徴とする。
請求項8記載の半導体レーザ装置の製造方法は、請求項7記載の半導体レーザ装置の製造方法において、前記第1の活性層がAlGaAs系材料からなり、前記第2の活性層がAlGaInP系材料から成ることを特徴とする。
以上により、端面窓領域を無秩序化したとしても、エッチング停止層のクラッド層に対するエッチングレート比を高く維持すると共に、非窓領域のクラッド層からの活性層へのZnの拡散を抑制しながら、高出力化を図ることができる。
Znを拡散して端面窓を形成し、エッチング停止層にGaInP層を用いる半導体レーザ装置において、GaとInの組成比を特定の範囲内の組成比とすることにより、エッチング停止層のクラッド層に対するエッチングレート比を向上させ、かつ、活性層にZnが拡散することを抑制することができるため、リッジストライプ構造の形成精度を維持し、動作電流の増加を抑制しながら、高出力化を図ることが可能となる。
Znを拡散して端面窓を形成し、エッチング停止層にGaInP層を用いる半導体レーザ装置において、GaとInの組成比を特定の範囲内の組成比とすることにより、エッチング停止層のクラッド層に対するエッチングレート比を向上させ、かつ、活性層にZnが拡散することを抑制することができるため、リッジストライプ構造の形成精度を維持し、動作電流の増加を抑制しながら、高出力化を図ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1として、発振波長650nmのDVD用の赤色半導体レーザ装置について、図1,図2を用いて説明する。
図1は実施の形態1における赤色半導体レーザ装置の製造方法を示す断面図、図2はエッチング停止層のIn組成とエッチング時間の関係を示す図である。
以下、実施の形態1における赤色半導体レーザ装置についてその製造方法に沿って説明する。
まず、図1(a)のように、有機金属気相成長(Metal Organic Chemical Vapor Depositon:MOCVD)法のエピタキシャル成長により、8°オフのn型GaAs基板101(Siドープキャリア濃度1.0×1018cm−3、以下キャリア濃度については値のみ記す)上に、n型GaAsバッファ層102(Siドープ、1.0×1018cm−3、膜厚0.4μm)、n型(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pクラッド層103(Siドープ、1.0×1018c−3、2.5μm)、GaInPウェル層と(Al0.5Ga0.50.5In0.5Pバリア層からなる多重量子井戸の活性層104、p型(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第1クラッド層105(Znドープ、5.0×1017cm−3、膜厚0.2μm)、複数のp型Ga0.6In0.4Pエッチング停止層106(Znドープ、5.0×1017cm−3)、p型(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第2クラッド層107(Znドープ、1.0×1018cm−3、膜厚1.5μm)、p型Ga0.5In0.5P中間層108(Znドープ、2.0×1018cm−3、0.2μm)、p型GaAsコンタクト層109(Znドープ、1.0×1019cm−3、0.4μm)を順次成長する。
ここで、前記複数のp型Ga0.6In0.4Pエッチング停止層106は図1(f)に示すように膜厚5nmのGa0.6In0.4Pエッチング停止層が3層とGa0.6In0.4Pエッチング停止層の間に膜厚nmのp型(Al0.7Ga0.30.5In0.5P層をはさんだ構造で形成されている。
次に、図1(b)のように、端面窓領域113以外に選択的にSiO層110をCVD法によりデポした後、端面窓となる領域にZn拡散するようにZnO膜111をデポし、キャップとして全面にSiO膜112をデポする。
次に、図1(c)のように、アニール炉により、600℃、60分アニールを行うことにより、ZnO膜中のZnが下層に拡散され、p型GaAsコンタクト層109、p型Ga0.5In0.5P中間層108、p型(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第2クラッド層107、複数のp型Ga0.6In0.4Pエッチング停止層106、p型(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第1クラッド層105を突き抜け、活性層104まで達するとZnにより活性層104が無秩序化されてバンドギャップが増大した端面窓領域113が形成される。
次に、図1(d)のようにSiO膜109、ZnO膜110、SiO膜111を除去する。
次に、図1(e)に示すように、電流を狭窄するためのストライプ構造を形成するためp型GaAsコンタクト層109、p型Ga0.5In0.5P中間層108、p型(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第2クラッド層107を選択的エッチング除去する。
図2に600℃、30分のアニール条件でZn拡散を行った、GaInPウェル層と(Al0.5Ga0.50.5In0.5Pバリア層が無秩序化して混晶化した端面窓領域において、Ga1−YInPエッチング停止層のIn組成に対するエッチング停止層のエッチング時間を示す。図より、In組成が0.45以下でエッチング時間が増加してエッチングレートが高くなることがわかる。
Ga1−YInPエッチング停止層のIn組成を小さくすればするほど、Ga1−YInPエッチング停止層のエッチングレートが高くなり、p型(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第2クラッド層に対するエッチングレート比は増加するが、In組成を小さくし過ぎるとGa1−YInPエッチング停止層の格子定数が小さくなり過ぎ転移などの欠陥が発生する臨界膜厚に達し、素子特性に悪影響を及ぼす。
臨界膜厚はGa1−YInPエッチングストップ層の組成Yにより決定されるが、In組成が0.35<Y<0.45の範囲の場合には5nm以下であれば臨界膜厚以下であり、Ga1−YInPエッチング停止層に欠陥が発生することなく素子特性に悪影響を及ぼさないことが分かった。ただし、1層では十分なエッチング停止層の効果を示さないので複数層としている。
Ga1−YInPエッチング停止層の膜厚が5nmのとき、In組成Yが0.35<Y<0.45の条件でGa1−YInPエッチングストップ層に欠陥が無く、活性層を無秩序化した端面窓領域において、エッチングレート比を高めたエッチング停止層の作製ができる。p型(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第2クラッド層に対するエッチングレート比を高くすることにより、窓、非窓領域において、均一で安定した電流狭窄するためのリッジストライプ構造の形成が可能になる。
また、Ga1−YInP層はIn組成が小さくなるとZnドーパントの拡散を抑制する効果がある。上記のように、Ga1−YInPエッチング停止層のIn組成を小さくすると非窓領域において、p型(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第2クラッド層からの活性層へのZnの拡散を抑制でき、動作電流が150mAから120mAまで低減し、信頼性が向上することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2として、発振波長650nmの赤色半導体レーザと発振波長780nmの赤外半導体レーザをモノリシックに集積した2波長半導体レーザ装置について、図3を用いて説明する。
図3は実施の形態2における2波長半導体レーザ装置の製造方法を示す断面図である。
以下、実施の形態2における2波長半導体レーザ装置についてその製造方法に沿って説明する。
まず、図3(a)のように、有機金属気相成長(Metal Organic Chemical Vapor Depositon:MOCVD)法のエピタキシャル成長により、8°オフのn型GaAs基板114(Siドープ、1.0×1018cm−3)上にn型GaAsバッファ層115(Siドープ、1.0×1018cm−3、膜厚0.4μm)、n型(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pクラッド層116(Siドープ、1.0×1018cm−3、膜厚2.5μm)、発振波長780nmのGaAsウェル層とAl0.3Ga0.7Asバリア層からなる多重量子井戸の第1活性層117、p型(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第1クラッド層118(Znドープ、5.0×1017cm−3、膜厚0.2μm)、複数のp型Ga0.5In0.5P第1エッチング停止層119(Znドープ、5.0×1017cm−3)、p型(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第2クラッド層120(Znドープ、1.0×1018cm−3、膜厚1.5μm)、p型Ga0.5In0.5P中間層121(Znドープ、2.0×1018cm−3、膜厚0.2μm)、p型GaAsコンタクト層122(Znドープ、1.0×1019cm−3、膜厚0.4μm)を有する第1の半導体レーザ素子12を順次エピタキシャル成長させる。
次に、第2の半導体レーザを形成する領域を形成するため、第1の半導体レーザのn型(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pクラッド層116、GaAsウェル層とAl0.3Ga0.7Asバリア層からなる多重量子井戸の第1活性層117、p型(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第1クラッド層118、複数のp型Ga0.5In0.5Pエッチング停止層119、p型(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第2クラッド層120、p型GaInP中間層121、p型GaAsコンタクト層122を選択的にエッチング除去する。
次に、図3(b)に示すように、n型(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pクラッド層123(Siドープ、1.0×1018cm−3、2.5μm)、発振波長650nmGaInPウェル層と(Al0.5Ga0.50.5In0.5Pバリア層からなる多重量子井戸の第2活性層124、p型(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第3クラッド層125(Znドープ、5.0×1017cm−3、膜厚0.2μm)、複数のp型Ga0.6In0.4P第2エッチング停止層126(Znドープ5.0×1017cm−3)、p型(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第4クラッド層127(Znドープ、1.0×1018cm−3、膜厚1.5μm)、p型Ga0.5In0.5P中間層128(Znドープ、2.0×1018cm−3、0.2μm)、p型GaAsコンタクト層129(Znドープ、1.0×1019cm−3、0.4μm)を順次成長し、第2の半導体レーザ13を形成する。
複数のp型Ga0.5In0.5P第1エッチング停止層119、複数のp型Ga0.6In0.4P第2エッチング停止層126は、実施の形態1の図1(f)と同様に膜厚5nmのGa1−YInPエッチングストップ層を3層とGa1−YInPエッチングストップ層の間に膜厚5nmの(Al0.7Ga0.30.5In0.5P層をはさんだ構造である。
ここでは、第1の半導体レーザ素子12におけるGa1−YInPエッチング停止層のIn組成をY=0.5としたが、0.35<Y<0.45の範囲の組成で形成してもよい。
また、第1の半導体レーザ12のGa0.5In0.5P第1エッチング停止層119を膜厚5nmの3層構造としたが、2層,4層等のその他の層数でも良く、効果は小さくなるが単層構造でもかまわない。
次に、図3(c)に示すように、第1の半導体レーザ12上に形成された第2の半導体レーザ13をエッチングにより除去し、第1の半導体レーザ素子12と第2半導体レーザ素子13をモノリシック状に形成する。
次に、実施の形態1と同様に図1(b)のように、第1の半導体レーザ12、第2の半導体レーザ13の端面窓領域以外に選択的にSiO層110をCVD法によりデポした後、端面窓となる領域にZn拡散するようにZnO膜111をデポし、キャップとして全面にSiO膜112をデポする。
その後、600℃、60分でアニールを行い、窓領域を形成後、端面窓領域のSiO膜/ZnO膜、非窓領域のSiO膜/ZnO膜/SiO膜を除去する。
次に、図3(d)に示すように、電流を狭窄するためのストライプ構造を形成するため第1の半導体レーザ12のp型GaAsコンタクト層122、p型Ga0.5In0.5P中間層121、p型(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第2クラッド層120と、第2の半導体レーザ13のp型GaAsコンタクト層129、p型Ga0.5In0.5P中間層128、p型(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第2クラッド層127を順次エッチングにより除去する。
第1の半導体レーザのAlGaAs系活性層は、第2の半導体レーザのAlGaInP系活性層に比べて、無秩序化が起こる不純物濃度レベルが2桁程度高い。そのため、2波長半導体レーザに対して同時に窓領域形成する場合には赤外の第1の半導体レーザを所望の無秩序化状態にするため、赤色半導体レーザ単体の場合比べ、不純物をより多く拡散させる必要があり、端面窓領域のp型(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pクラッド層に対するGa1−YInPエッチング停止層のエッチングレート比をより高くする必要がある。そのために、実施の形態2では、第2の半導体レーザ13におけるGa1−YInPエッチング停止層126のIn組成を低くし、さらに、第1の半導体レーザ12におけるGa1−YInPエッチング停止層119のIn組成も低くすることにより、第1の半導体レーザ12、第2の半導体レーザ13のいずれの端面窓領域でも十分エッチングレート比を高く保ちながら、2波長半導体レーザ装置に対して同時に端面窓領域を形成し、高出力化を図ることができる。
従って、歩留まりと信頼性が向上した高出力2波長半導体レーザの作製が可能になる。
以上の実施の形態における、基板,バッファ層,活性層,中間層およびコンタクト層の組成やキャリア濃度は任意であり、エッチング停止層とクラッド層の組成の関係は、エッチング停止層のクラッド層に対するエッチングレート比が大きくなる様に設定する。
以上の説明において、第2クラッド層としてp型(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pを例に説明したが、組成は(AlGa1−Z0.5In0.5P(0.6<Z<0.75)の範囲で同様の効果を奏する。
本発明は、エッチング停止層のクラッド層に対するエッチングレート比を高く維持し、非窓領域のクラッド層からの活性層へのZnの拡散を抑制しながら、高出力化を図ることができ、端面窓を形成して高出力化された半導体レーザ装置及び半導体レーザ装置の製造方法等に有用である。
実施の形態1における赤色半導体レーザ装置の製造方法を示す断面図 エッチング停止層のIn組成とエッチング時間の関係を示す図 実施の形態2における2波長半導体レーザ装置の製造方法を示す断面図 従来の高出力2波長半導体レーザを示す断面図
符号の説明
A 赤外半導体レーザ
B 赤色半導体レーザ
12 第1の半導体レーザ素子
13 第2の半導体レーザ素子
1a n型GaAs基板
2a n型GaAsバッファ層
3a n型AlGaInPクラッド層
4a 活性層
5a p型AlGaInP第1クラッド層
6a p型GaInPエッチング停止層
7a p型AlGaInP第2クラッド層
8a p型GaInP中間層
9a p型GaAsコンタクト層
1b n型AlGaInPクラッド層
2b 活性層
3b p型AlGaInP第3クラッド層
4b p型GaInPエッチング停止層
5b p型AlGaInP第4クラッド層
6b p型GaInP中間層
7b p型GaAsコンタクト層
101 n型GaAs基板
102 n型GaAsバッファ層
103 n型(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pクラッド層
104 活性層
105 p型(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第1クラッド層
106 p型Ga0.65In0.35Pエッチング停止層
107 p型(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第2クラッド層
108 p型Ga0.5In0.5P中間層
109 p型GaAsコンタクト層
110 SiO
111 ZnO膜
112 SiO
113 端面窓領域
114 n型GaAs基板
115 n型GaAsバッファ層
116 n型(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pクラッド層
117 第1活性層
118 p型(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第1クラッド層
119 p型Ga0.5In0.5P第1エッチング停止層
120 p型(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第2クラッド層
121 p型Ga0.5In0.5P中間層
122 p型GaAsコンタクト層
123 n型(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pクラッド層
124 第2活性層
125 p型(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第3クラッド層
126 p型Ga0.6In0.4P第2エッチング停止層
127 p型(Al0.7Ga0.30.5In0.5P第4クラッド層
128 p型Ga0.5In0.5P中間層
129 p型GaAsコンタクト層

Claims (8)

  1. Znを拡散して端面窓を形成する半導体レーザ装置であって、
    第1導電型半導体基板上に、第1導電型クラッド層、活性層、第1の第2導電型クラッド層、エッチング停止層および第2の第2導電型クラッド層を積層して成り、
    前記第2の第2導電型クラッド層の組成が(AlGa1−Z0.5In0.5P(0.6<Z<0.75)であり、
    前記エッチング停止層が1または複数の(AlGa1−X1−YInP層(0≦X<0.3、0.35<Y<0.45)から形成されることを特徴とする半導体レーザ装置。
  2. 前記エッチング停止層の1層の膜厚が5nm以下であることを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ装置。
  3. Znを拡散した端面窓を備えて発振波長の異なる第1の半導体レーザと第2の半導体レーザとをモノリシックに集積して成る2波長半導体レーザ装置であって、
    第1の第1導電型半導体基板上に、
    第1の半導体レーザが、第1の第1導電型クラッド層、第1の活性層、第1の第2導電型クラッド層、第1のエッチング停止層、第2の第2導電型クラッド層を積層して成り、
    第2の半導体レーザが、第2の第1導電型クラッド層、第2の活性層、第3の第2導電型クラッド層、第2のエッチング停止層、第4の第2導電型クラッド層を積層して成り、
    前記第4の第2導電型クラッド層の組成が(AlGa1−Z0.5In0.5P(0.6<Z<0.75)であり、
    前記第2のエッチング停止層が1または複数の(AlGa1−X1−YInP層(0≦X<0.3、0.35<Y<0.45)から形成されることを特徴とする半導体レーザ装置。
  4. 前記第1の活性層がAlGaAs系材料からなり、前記第2の活性層がAlGaInP系材料から成ることを特徴とする請求項3記載の半導体レーザ装置。
  5. 前記第2のエッチング停止層の1層の膜厚が5nm以下であることを特徴とする請求項3または請求項4のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
  6. 第1導電型半導体基板上に第1導電型クラッド層を形成する工程と、
    前記第1導電型クラッド層上に活性層を形成する工程と、
    前記活性層上に第2導電型第1クラッド層を形成する工程と、
    前記第1の第2導電型クラッド層上に膜厚が5nm以下であり、0≦X<0.3、0.35<Y<0.45を満たす複数の(AlGa1−X1−YInP層から成るエッチング停止層を形成する工程と、
    前記エッチング停止層上に組成が(AlGa1−Z0.5In0.5P(0.6<Z<0.75)である第2の第2導電型クラッド層を形成する工程と、
    端面窓領域にZnを拡散する工程と、
    ストライプ構造を形成するため前記第2の第2導電型クラッド層をエッチングする工程と
    を有することを特徴とする半導体レーザ装置の製造方法。
  7. Znを拡散した端面窓を備えて発振波長の異なる第1の半導体レーザと第2の半導体レーザとをモノリシックに集積して成る2波長半導体レーザ装置の製造方法であって、
    第1導電型半導体基板上に前記第1の半導体レーザを形成する積層体として、第1の第1導電型クラッド層、第1の活性層、第1の第2導電型クラッド層、第1のエッチング停止層および第2の第2導電型クラッド層を積層する工程と、
    前記第2の半導体レーザを形成する領域上の前記第1の半導体レーザを形成する積層体を選択的にエッチング除去する工程と、
    前記第2の半導体レーザを形成する積層体として、第2の第1導電型クラッド層、第2の活性層、第3の第2導電型クラッド層、第2のエッチング停止層および第4の第2導電型クラッド層を積層する工程と、
    前記第1の半導体レーザを形成する積層体上の前記第2の半導体レーザを形成する積層体を選択的にエッチング除去する工程と、
    前記第1の半導体レーザおよび前記第2半導体レーザの端面窓領域にZnを拡散する工程と、
    前記第2の第2導電型クラッド層と前記第4の第2導電型クラッド層とをエッチングしてストライプ構造を形成する工程と
    を有し、前記第1のエッチング停止層および前記第2の第2導電型クラッド層、または、前記第2のエッチング停止層および前記第4の第2導電型クラッド層のうち少なくともいずれか一方のエッチング停止層および第2導電型クラッド層の組成が、1または複数層の(AlGa1−X1−YInP(0≦X<0.3、0.35<Y<0.45)および(AlGa1−Z0.5In0.5P(0.6<Z<0.75)であることを特徴とする半導体レーザ装置の製造方法。
  8. 前記第1の活性層がAlGaAs系材料からなり、前記第2の活性層がAlGaInP系材料から成ることを特徴とする請求項7記載の半導体レーザ装置の製造方法。
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