JP2007153114A - Driving device of hybrid vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
この発明はハイブリッド車両の駆動装置に係り、特に車両に駆動源としてエンジンと複数のモータジェネレータとを搭載したハイブリッド車両の駆動装置に関するものである。 The present invention relates to a drive device for a hybrid vehicle, and more particularly to a drive device for a hybrid vehicle in which an engine and a plurality of motor generators are mounted on the vehicle as a drive source.
近年、環境問題・省エネルギ等の問題から、燃料の燃焼により動力を発生させるエンジンと、電気により動力を発生させるモータ等の電動機を組み合わせ、効率のよい駆動手段を選択して走行する、ハイブリッド車両(「ハイブリッド電気自動車」あるいは「HEV」ともいう。)が実用化されている。
そして、このハイブリッド車両は、技術の向上により商品性も向上してきている。
In recent years, a hybrid vehicle that travels by selecting an efficient driving means by combining an engine that generates power by burning fuel and an electric motor such as a motor that generates power by electricity due to problems such as environmental problems and energy saving. (Also referred to as “hybrid electric vehicle” or “HEV”) has been put into practical use.
And this hybrid vehicle has also improved the merchantability by the improvement of technology.
また、代表的なハイブリッド車両の一つとしては、図6に示す如く、自動車技術会(2004 Vol.58 9月号)等で発表されているトヨタ自動車製のものがある。
このハイブリッド車両は、図6に示す如く、2つのモータ201、202と動力分割機構203とを持つパラレルタイプのものである。
そして、2つのモータ201、202の間にプラネタリギヤ204を使用した動力分割機構203を配置し、チェーン205を利用したリダクション機構により、動力を駆動輪側に伝達している。
また、前記ハイブリッド車両の動作機構は、アウトプットギヤと駆動可能な第2モータジェネレータ(「MG2」ともいう。)が結合されているため、図7に示す如く、モータ走行時に大きなモータトルクが必要であり、モータ体格が大きくなっていた。
As one of typical hybrid vehicles, as shown in FIG. 6, there is a vehicle manufactured by Toyota Motor Corporation, which has been announced at the automobile technology society (2004 Vol. 58 September issue) and the like.
As shown in FIG. 6, this hybrid vehicle is of a parallel type having two
A
Further, since the operation mechanism of the hybrid vehicle is coupled with an output gear and a drivable second motor generator (also referred to as “MG2”), a large motor torque is required when the motor travels as shown in FIG. And the motor build was large.
ところで、従来のハイブリッド車両のモータにおいて、図6に示す如く、一般的に2つのモータ201、202のロータはともにベアリング外輪を圧入し、ケースにて保持する構造とし、かつ、2つのモータ201、202の間にプラネタリギヤ204があることで全長が大きくなってしまうという不都合がある。
By the way, in the motor of the conventional hybrid vehicle, as shown in FIG. 6, the rotors of the two
そこで、この発明は、2つのモータのロータをベアリングが夫々挿入されたモータケースの外輪と内輪に圧入し保持する構造(「入れ子構造」とも換言できる。)とすることで全長を短くする構造とするものである。 Therefore, the present invention has a structure that shortens the overall length by adopting a structure in which the rotors of the two motors are press-fitted and held in the outer ring and the inner ring of the motor case in which the bearings are respectively inserted (also referred to as “nested structure”). To do.
また、従来のハイブリッド車両の駆動装置においては、図8に開示されるようなものがある。
つまり、ハイブリッド車両には、駆動源として、燃料の燃焼により駆動力を発生させる図示しないエンジンと、電気により駆動力を発生させる駆動装置301内の複数のモータジェネレータである発電可能な第1モータジェネレータ(「MG1」とも記載する。)302と駆動可能な第2モータジェネレータ(「MG2」とも記載する。)303とを搭載している。
Further, a conventional hybrid vehicle drive device is disclosed in FIG.
That is, in the hybrid vehicle, as a drive source, an engine (not shown) that generates a drive force by burning fuel, and a first motor generator capable of generating electricity that is a plurality of motor generators in the
前記駆動装置301の図示しないハウジングは、エンジン側の図示しない変速ケースと、この変速ケースに連結されて第1、第2モータジェネレータ302、303を収容するモータケース304とからなる。
A housing (not shown) of the
このモータケース304は内部に中間壁305を有する略円形の筒状であり、モータケース304周囲の壁内部に図示しない冷却用経路を設けてある。
そして、モータケース304は、変速ケースに図示しないプレートを介して取付ボルト(図示せず)により一体的に組み付けられる。
The
The
前記ハウジング内には、エンジンの図示しないクランク軸と同心上でクランク軸に連結される図示しないインプット軸と、このインプット軸に連結した図示しないモータロータ軸が配設されているとともに、インプット軸と平行に図示しないカウンタ軸、さらに図示しない差動装置を備える最終減速軸(図示せず)が配設される。 In the housing, an unillustrated input shaft connected to the crankshaft concentrically with the unillustrated crankshaft of the engine and a not-illustrated motor rotor shaft connected to the input shaft are disposed and parallel to the input shaft. A counter shaft (not shown) and a final reduction shaft (not shown) including a differential device (not shown) are arranged.
前記モータケース304の中間壁305は、モータケース304内側のインプット軸方向の略中央部位のモータロータ軸せん断方向に指向する区画壁306として連設している。
これにより、区画壁306と図示しないカバー部材との間における第1ケース部307内で第1モータ室308が形成され、プレートと区画壁306との間における第2ケース部309内で第2モータ室310が形成される。
The
Accordingly, a
前記モータロータ軸は、ハウジング内で区画壁306に貫通して配設され、この区画壁306は第1、第2モータジェネレータ302、303を軸支するものである。
そして、前記インプット軸とモータロータ軸との間に二連の遊星歯車装置である第1、第2遊星歯車列(図示せず)からなる図示しない動力分割機構が配設されている。
The motor rotor shaft is disposed through the
A power split mechanism (not shown) including first and second planetary gear trains (not shown), which are double planetary gear devices, is disposed between the input shaft and the motor rotor shaft.
前記駆動装置301の共通のモータケース304内に並べて配設されている発電可能な第1モータジェネレータ302と駆動可能な第2モータジェネレータ303とにおいて、動力分配機構側に第2モータジェネレータ303が配設されるとともに、モータケース304を閉塞するカバー部材側には第1モータジェネレータ302が配設される。
In the
図8に示す如く、前記第1モータジェネレータ302は、主として発電に用いられるものであり、第1ロータ軸部材311の外周面に固定された第1モータロータ312と、この第1モータロータ312に対応してモータケース304の第1ケース部307の内周面に固定された第1モータステータ313とからなる。
つまり、前記第1モータジェネレータ302は、モータケース304、もしくは前記変速ケースに組み込まれており、モータロータ軸には、前記動力分割機構の第1、第2遊星歯車装置である第1、第2遊星歯車列の図示しない第1、第2キャリヤがフロント側、リヤ側ともに同回転するように同軸上に設置されている。
前記第1モータロータ312は、永久磁石(図示せず)が挿入された珪素鋼板を積層して形成され、区画壁306を貫通するモータロータ軸に保持されている。
As shown in FIG. 8, the
That is, the
The
前記第1ロータ軸部材311には、内周側で図示しないサンギヤ部に連結し且つインプット軸の軸方向に延設した筒形状の図示しないモータ出力軸に嵌合されるロータ側軸受部314と、外周側で第1モータロータ312を設置する第1ロータ設置部315とが設けられている。
The first
前記ロータ側軸受部314は、内周面に2個の軸受316、317及び止めリング318を介してモータ出力軸に取り付けられる。
The rotor
前記第1ロータ設置部315には、第1ロータ軸部材311の取付用突部319と、第1モータロータ312と、この第1モータロータ312の両端の第1一側端板320・第1他側端板321に貫通した第1ロータ取付ボルト322により、第1モータロータ312が取り付けられている。
また、前記第1他側端板320には、センサロータ支持部323が一体的に形成されている。
The first
A
前記モータケース304の区画壁306には、軸受保持部324が一体的に設けられている。
この軸受保持部324は、中央保持部325と、この中央保持部325からモータロータ軸の軸方向に指向して第1モータ室308内に延出する所定長さL01の第1軸受保持部326と、前記中央保持部325からモータロータ軸の軸方向に指向して第2モータ室310内に延出する所定長さL02の第2軸受保持部327とにより構成されている。
A
The
図8に示す如く、前記第2モータジェネレータ303は、主として駆動に用いられるものであり、第2ロータ軸部材328の外周面に固定した第2モータロータ329と、この第2モータロータ329に対峙してモータケース304の第2ケース部309の内周面に固定された第2ロータステータ330とからなる。
つまり、前記第2モータジェネレータ303は、前記第1モータジェネレータ302と同様に、モータケース304、もしくは前記変速ケースに組み込まれており、モータロータ軸には、第2遊星歯車装置である第2遊星歯車列の第2リングギヤが接合されている。
この第2リングギヤの接合には、アダプタ等を介さず、モータロータ軸に直接接合している。
前記第2モータロータ329は、永久磁石(図示せず)が挿入された珪素鋼板を積層して形成され、区画壁306を貫通するモータロータ軸に保持されている。
As shown in FIG. 8, the
That is, the
The second ring gear is joined directly to the motor rotor shaft without using an adapter or the like.
The
前記第2ロータ軸部材328には、第2モータジェネレータ303の出力軸としての機能を有し、エンジン側の端部が第2遊星歯車列の第2リングギヤに溶接等の固着手段により連結され、外周面に第2モータロータ329を設置する第2ロータ設置部331が設けられている。
The second
前記第2ロータ設置部331には、第2モータロータ329と、この第2モータロータ329の両端の第2一側端板332・第2他側端板333とに貫通した第2ロータ取付ボルト334により、第2モータロータ329が取り付けられている。
The second
そして、前記第2ロータ軸部材328は、内周面に2個の軸受335、336を介してモータ出力軸に取り付けられる。
つまり、前記第1モータロータ312を固定する前記第1ロータ軸部材311が前記軸受保持部324の第1軸受保持部326の外周部位に取り付けられるとともに、前記第2モータロータ329を固定する前記第2ロータ軸部材328が前記軸受保持部324の第2軸受保持部327の外周部位に取り付けられる。
従って、第1ロータ軸部材311と第2ロータ軸部材328とは、前記区画壁306を挟んで、略同様な取付方策によって取り付けられる。
The second
In other words, the first
Accordingly, the first
この結果、2つのモータジェネレータを配設する際に、対峙するモータ室を区画壁によって区画しているため、2つのモータジェネレータどうしの位置関係を軸方向に接近させて配設することが困難となり、軸方向の長さを短縮できないという不都合がある。 As a result, when arranging the two motor generators, the opposing motor chambers are partitioned by the partition walls, so that it is difficult to place the two motor generators close to each other in the axial direction. There is a disadvantage that the axial length cannot be shortened.
この発明の目的は、2つのモータジェネレータを同軸に並べて配設した上で、軸方向の全長を短くすることで、駆動装置全体をコンパクトにし得て、また、2つのモータジェネレータの配設構造で、ケースの余肉を削減し、支持剛性をアップし得るハイブリッド車両の駆動装置を実現するにある。 The object of the present invention is to arrange the two motor generators coaxially, and to reduce the overall length in the axial direction, so that the entire drive device can be made compact. Therefore, the present invention is to realize a hybrid vehicle drive device that can reduce the excess thickness of the case and increase the support rigidity.
そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、エンジンと複数のモータジェネレータとを駆動源として車両に搭載し、前記エンジンに連結されるインプット軸と前記複数のモータジェネレータを軸支するモータロータ軸との間に動力分割機構を配設し、前記複数のモータジェネレータを発電可能な第1モータジェネレータと駆動可能な第2モータジェネレータとより構成し、前記第1モータジェネレータと前記第2モータジェネレータとを共通のモータケース内に並べて配設し、このモータケースの内部に前記第1モータジェネレータが収容される第1モータ室と前記第2モータジェネレータが収容される第2モータ室とを区画する区画壁を設け、この区画壁を貫通する前記モータロータ軸には前記第1モータジェネレータの第1モータロータと前記第2モータジェネレータの第2モータロータとを保持して設けたハイブリッド車両の駆動装置において、前記区画壁と一体的に軸受保持部を設け、この軸受保持部を前記第1モータ室内に延出する第1軸受保持部と前記第2モータ室内に延出する第2軸受保持部とにより構成し、前記第1軸受保持部に前記区画壁から離間する方向に延出する第1導入部を設け、前記第2軸受保持部に前記区画壁から離間する方向に延出する第2導入部を設け、前記第1モータロータを固定する第1ロータ軸部材を前記第1軸受保持部の内部に第1軸受を介して保持するとともに、前記第2モータロータを固定する第2ロータ軸部材を前記第2軸受保持部の外周上に第2軸受を介して保持して設ける一方、前記動力分割機構と前記軸受保持部との間にはモータ出力軸の軸受を設けることを特徴とする。 Therefore, in order to eliminate the inconvenience described above, the present invention mounts an engine and a plurality of motor generators on a vehicle as a driving source, and an input shaft connected to the engine and a motor rotor shaft that supports the plurality of motor generators. A power split mechanism is provided between the first motor generator and the second motor generator capable of driving the plurality of motor generators, and the first motor generator and the second motor generator. Are arranged side by side in a common motor case, and a compartment that divides a first motor chamber in which the first motor generator is accommodated and a second motor chamber in which the second motor generator is accommodated in the motor case. A wall is provided, and the motor rotor shaft passing through the partition wall has a first mode of the first motor generator. In a hybrid vehicle driving device provided by holding a rotor and a second motor rotor of the second motor generator, a bearing holding portion is provided integrally with the partition wall, and the bearing holding portion extends into the first motor chamber. A first bearing holding portion that extends and a second bearing holding portion that extends into the second motor chamber; and a first introduction portion that extends in a direction away from the partition wall in the first bearing holding portion. A second introduction portion extending in a direction away from the partition wall is provided in the second bearing holding portion, and a first rotor shaft member for fixing the first motor rotor is provided inside the first bearing holding portion. The second rotor shaft member for holding the second motor rotor is held and provided on the outer periphery of the second bearing holding portion via the second bearing while being held via the one bearing. Bearing holder and And providing a bearing of the motor output shaft between.
以上詳細に説明した如くこの本発明によれば、エンジンと複数のモータジェネレータとを駆動源として車両に搭載し、エンジンに連結されるインプット軸と複数のモータジェネレータを軸支するモータロータ軸との間に動力分割機構を配設し、複数のモータジェネレータを発電可能な第1モータジェネレータと駆動可能な第2モータジェネレータとより構成し、第1モータジェネレータと第2モータジェネレータとを共通のモータケース内に並べて配設し、モータケースの内部に第1モータジェネレータが収容される第1モータ室と第2モータジェネレータが収容される第2モータ室とを区画する区画壁を設け、区画壁を貫通するモータロータ軸には第1モータジェネレータの第1モータロータと第2モータジェネレータの第2モータロータとを保持して設けたハイブリッド車両の駆動装置において、区画壁と一体的に軸受保持部を設け、軸受保持部を第1モータ室内に延出する第1軸受保持部と第2モータ室内に延出する第2軸受保持部とにより構成し、第1軸受保持部に区画壁から離間する方向に延出する第1導入部を設け、第2軸受保持部に区画壁から離間する方向に延出する第2導入部を設け、第1モータロータを固定する第1ロータ軸部材を第1軸受保持部の内部に第1軸受を介して保持するとともに、第2モータロータを固定する第2ロータ軸部材を第2軸受保持部の外周上に第2軸受を介して保持して設ける一方、動力分割機構と軸受保持部との間にはモータ出力軸の軸受を設けることにより、以下の効果を有する。
(1)2モータ同軸配置としてモータの径方向にコンパクトとしつつ、さらに軸方向を短縮できる。
(2)モータ出力軸の軸受(スラスト受け)を区画壁の位置に制約されずに設けることができる。
(3)動力分割機構をモータロータに近づけることができる。
(4)特に、クランク軸と同軸の場合には有効である。
As described above in detail, according to the present invention, an engine and a plurality of motor generators are mounted on a vehicle as a drive source, and an input shaft connected to the engine and a motor rotor shaft that supports the plurality of motor generators are supported. A power split mechanism is provided, and a first motor generator capable of generating a plurality of motor generators and a second motor generator capable of driving are configured, and the first motor generator and the second motor generator are disposed in a common motor case. Are arranged side by side, and a partition wall that partitions the first motor chamber in which the first motor generator is accommodated and the second motor chamber in which the second motor generator is accommodated is provided inside the motor case, and penetrates the partition wall The motor rotor shaft includes a first motor rotor of the first motor generator and a second motor rotor of the second motor generator. In the hybrid vehicle drive device provided with the bearing, a bearing holding portion is provided integrally with the partition wall, and the bearing holding portion extends into the first motor chamber and the second motor chamber. The first bearing holding portion is provided with a first introduction portion extending in a direction away from the partition wall, and the second bearing holding portion extends in a direction away from the partition wall. A second rotor shaft member is provided, and the first rotor shaft member for fixing the first motor rotor is held in the first bearing holding portion via the first bearing, and the second rotor shaft member for fixing the second motor rotor is On the outer periphery of the two-bearing holding portion, it is provided by being held via the second bearing. On the other hand, by providing a motor output shaft bearing between the power split mechanism and the bearing holding portion, the following effects are obtained.
(1) The axial direction can be further shortened while being compact in the radial direction of the motor as a two-motor coaxial arrangement.
(2) The motor output shaft bearing (thrust receiver) can be provided without being restricted by the position of the partition wall.
(3) The power split mechanism can be brought close to the motor rotor.
(4) This is particularly effective when coaxial with the crankshaft.
上述の如く発明したことにより、ハイブリッド車両の駆動装置において、区画壁と一体的に軸受保持部を設け、この軸受保持部の第1軸受保持部の内部に第1モータロータを固定する第1ロータ軸部材を第1軸受を介して保持するとともに、前記軸受保持部の第2軸受保持部の外周上に第2モータロータを固定する第2ロータ軸部材を第2軸受を介して保持する一方、動力分割機構と軸受保持部との間にモータ出力軸の軸受を位置させる。 By inventing as described above, in the hybrid vehicle drive device, the first rotor shaft is provided with the bearing holding portion integrally with the partition wall, and the first motor rotor is fixed inside the first bearing holding portion of the bearing holding portion. While holding a member via a first bearing and holding a second rotor shaft member for fixing a second motor rotor on the outer periphery of a second bearing holding portion of the bearing holding portion via a second bearing, power splitting A motor output shaft bearing is positioned between the mechanism and the bearing holder.
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する。 Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the drawings.
図1〜図5はこの発明の実施例を示すものである。
図1において、1はハイブリッド車両(図示せず)に搭載されるエンジン、2はこのエンジン1に連結される駆動装置である。
なお、図5はプラネタリ動作の説明図であり、(a)はフロント側プラネタリ動作図、(b)はリヤ側プラネタリ動作図、(c)は総合プラネタリ動作図である。
1 to 5 show an embodiment of the present invention.
In FIG. 1,
5A and 5B are explanatory diagrams of planetary operation, where FIG. 5A is a front side planetary operation diagram, FIG. 5B is a rear side planetary operation diagram, and FIG. 5C is a comprehensive planetary operation diagram.
前記ハイブリッド車両には、駆動源として、燃料の燃焼により駆動力を発生させるエンジン1と、電気により駆動力を発生させる駆動装置2内の後述する複数のモータジェネレータである第1、第2モータジェネレータ43、44を搭載している。
The hybrid vehicle includes, as drive sources, first and second motor generators that are a plurality of motor generators to be described later in an
前記駆動装置2のハウジング3は、エンジン1側の変速ケース4と、この変速ケース4に連結されて複数のモー夕ジェネレータである第1、第2モータジェネレータ43、44を収容するモータケース5とからなる。
The
前記変速ケース4は、エンジン1に付設される第1変速ケース6と、この第1変速ケース6に付設した第2変速ケース7とからなる。
また、前記変速ケース4には、変速装置8を収容し、駆動力を伝えるよう伝動装置9とともに差動装置(「デファレンシャルギヤ」ともいう。)10をも収容し、オイルで各部を潤滑する。
The transmission case 4 includes a first transmission case 6 attached to the
Further, the transmission case 4 houses a
前記モータケース5には、エンジン1側の端面として変速ケース4に接合するプレート11と、エンジン1から離れた側の端面となるカバー部材12とが設けられる。
このモータケース5は内部に中間壁13を有する略円形の筒状であり、モータケース5周囲の壁内部に冷却用経路14を設けてある。
そして、モータケース5は、第2変速ケース7にプレート11を介して取付ボルト15により一体的に組み付けられる。
The
The
The
前記ハウジング3内には、エンジン1のクランク軸16と同心上でクランク軸16に連結されるインプット軸17と、このインプット軸17に連結したモータロータ軸18が配設されているとともに、インプット軸17と平行にカウンタ軸19、さらに前記差動装置10を備える最終減速軸20が配設される。
An
前記第1変速ケース6には内側のインプット軸17せん断方向に指向する第1区画壁21を連設するとともに、第2変速ケース7には内側のインプット軸17せん断方向に指向する第2区画壁22を連設する。
一方、前記モータケース5の中間壁13は、モータケース5内側のインプット軸17方向の略中央部位のモータロータ軸18せん断方向に指向する第3区画壁23として連設している。
これにより、前記ハウジング3内には、エンジン1と第1区画壁21との間でフライホイール用室24が形成され、第1区画壁21と第2区画壁22との間で変速用室25及び差動用室26が形成される。
また、第3区画壁23とカバー部材12との間における第1ケース部27内で第1モータ室28が形成され、プレート11と第3区画壁23との間における第2ケース部29内で第2モータ室30が形成される。
The first transmission case 6 is provided with a
On the other hand, the
As a result, a
A
前記インプット軸17は、ハウジング3内で、第1区画壁21及び第2区画壁22に貫通して配設されている。
また、前記モータロータ軸18は、ハウジング3内で、第3区画壁23に貫通して配設され、この第3区画壁23は後述する複数のモータジェネレータである第1、第2モータジェネレータ44、45を軸支するものである。
The
The
前記フライホイール用室24内に臨むクランク軸16の端部には、インプット軸17のエンジン1側の端部に軸支されるフライホイール31が取り付けられている。
このフライホイール31には、インプット軸17に固定したダンパ32が設けられ、クランク軸16とインプット軸17間のトルク変動を緩衝するように連結している。
そして、前記エンジン1からの出力がクランク軸16の端部に設けられた、フライホイール31に設置されたトルク変動調整用ダンパ32を介し、前記駆動装置2のインプット軸17に入力される。
A
The
Then, the output from the
前記変速用室25には、インプット軸17とモータロータ軸18との間で後述する二連の遊星歯車装置である第1、第2遊星歯車列107、108からなる動力分割機構33が配設されている。
また、前記変速用室25と連通する差動用室26には、差動装置10が配設されている。
In the
A
前記駆動装置2は、エンジン1の駆動力を、クランク軸16の端部のフライホイール31に連結したトルク変調調整用のダンパ32を介してインプット軸17に入力する。
このインプット軸17は、第1変速ケース6にワンウェイクラッチ34を介して、エンジン1の正転方向にのみ回転自在に、ベアリング等により第1区画壁21に軸支されている。
また、ワンウェイクラッチ34は、ワンウェイクラッチホルダ35に内装された状態で第1区画壁21に取り付けられている。
そして、ワンウェイクラッチ34は、ワンウェイクラッチホルダ35により前記変速ケース4に結合され、ワンウェイクラッチホルダ35外周には、車輪に駆動力を出力するための出力ギヤ36をベアリング等によりスラスト加重を受け回転自在に支持してある。
更に、前記インプット軸17には、前記動力分割機構32の後述する第1、第2遊星歯車装置である第1、第2遊星歯車列107、108の第1、第2キャリヤ115、121がフロント側、リヤ側を同回転するように固定し、結合してある。
The driving
The
In addition, the one-way clutch 34 is attached to the
The one-way clutch 34 is coupled to the transmission case 4 by a one-way
Further, the
駆動輪(図示せず)へ駆動力を出力するための出力ギヤ36が、このワンウェイクラッチホルダ35の側方に隣接させて、ワンウェイクラッチホルダ35の外周に沿うように、回転自在に軸支されている。
この出力ギヤ36は後述する第1リングギヤ108と回転一体に設けられている。
An
The
そして、前記出力ギヤ36には、カウンタ軸19に固定したカウンタギヤ37が噛み合って設けられている。
また、カウンタ軸19には、駆動力を差動装置10に伝達する終減速ギヤ列38が設けられている。
この終減速ギヤ列38は、カウンタ軸19に固定したドライブギヤ39と、このドライブギヤ39に噛み合いデフキャリア40と回転一体に設けたドリブンギヤ41とからなる。
更に、このドリブンギヤ41は、差動装置10のデフケース42に回転可能に支持されている。
このとき、ドリブンギヤ41は、図1に示す如く、前記カウンタギヤ37とのギヤ比に応じて2つの内のいずれか一方が選択使用される。
更にまた、この差動装置10には、駆動輪に繋がる車軸43を連結している。
A
Further, the
The final
Further, the driven
At this time, one of the two driven
Furthermore, an
前記出力ギヤ36は、カウンタ軸19のカウンタギヤ37により1段減速され、終減速ギヤ列38により差動装置10を介してさらに減速して、車軸43から駆動輪に駆動力を伝達する。
The
また、前記駆動装置2には、複数のモータジェネレータとして、発電可能な第1モータジェネレータ(「MG1」とも記載する。)44と、駆動可能な第2モータジェネレータ(「MG2」とも記載する。)45とが設けられている。
この第1モータジェネレータ44と第2モータジェネレータ45とは、共通のモータケース5内に並べて配設されている。
つまり、このモータケース5の内部には、上述の如く、第1モータ室28と第2モータ室30とを区画形成する区画壁としての第3区画壁23が設けられ、そして、第1モータ室28に第1モータジェネレータ44が収容され、第2モータ室30には第2モータジェネレータ45が収容される。
これにより、前記動力分配機構33側に第2モータジェネレータ45が配設されるとともに、モータケース5を閉塞するカバー部材12側には第1モータジェネレータ44が配設される。
The
The
That is, in the
Accordingly, the
図2に示す如く、前記第1モータジェネレータ44は、主として発電に用いられるものであり、第1ロータ軸部材46の外周面に固定された第1モータロータ47と、この第1モータロータ47に対応してモータケース5の第1ケース部27の内周面に固定された第1モータステータ48とからなる。
つまり、前記第1モータジェネレータ44は、モータケース5、もしくは前記変速ケース4に組み込まれており、モータロータ軸18には、前記動力分割機構32の後述する第1、第2遊星歯車装置である第1、第2遊星歯車列107、108の第1、第2キャリヤ115、121がフロント側、リヤ側ともに同回転するように同軸上に設置されている。
前記第1モータロータ47は、永久磁石(図示せず)が挿入された珪素鋼板を積層して形成され、第3区画壁23を貫通するモータロータ軸18に保持されている。
As shown in FIG. 2, the
In other words, the
The
前記第1ロータ軸部材46には、内周側で後述するサンギヤ部112に連結し且つインプット軸17の軸方向に延設した筒形状のモータ出力軸49に嵌合されるロータ側軸受部50と、外周側で第1モータロータ47を設置する第1ロータ設置部51とが設けられている。
前記モータ出力軸49は、二ードル軸受52を介してモータロータ軸18に保持されている。
The first
The
前記ロータ側軸受部50は、エンジン1側の一側ロータ軸受部53と、エンジン1から離れた側の他側ロータ軸受部54とからなる。
前記一側ロータ軸受部53の外周面には、一側軸受段部55が形成されている。
また、前記他側ロータ軸受部54の外周面には、他側軸受段部56が形成されている。
更に、一側ロータ軸受部53の内周面には、モータ出力軸49に結合する結合スプライン57が形成されている。
The rotor-
A one-side
Further, an outer side bearing step portion 56 is formed on the outer peripheral surface of the other side
Further, a coupling spline 57 coupled to the
前記第1ロータ設置部51には、第1ロータ軸部材46の取付用突部58と、第1モータロータ47と、この第1モータロータ47の両端の第1一側端板59・第1他側端板60に貫通した図示しない第1ロータ取付ボルトにより、第1モータロータ47が取り付けられている。
前記第1他側端板60には、センサロータ支持部61が一体的に形成されている。
また、取付用突部58の基端側の外面には、軸部材導入用傾斜面58aが形成されている。
The first
A
Further, an
また、前記カバー部材12の内面には、モータロータ軸18の軸方向に指向して筒形状の軸受支持部62が突出して設けられている。
この軸受支持部62の内周面には、内周側のカバー側シール用段部63と、外周側のカバー側軸受用段部64とが形成されている。
A cylindrical
On the inner peripheral surface of the
前記モータケース5の第3区画壁23には、軸受保持部65が一体的に設けられている。
この軸受保持部65は、中央保持部66と、この中央保持部66からモータロータ軸18の軸方向に指向して第1モータ室28内に延出する所定長さL1の第1軸受保持部67と、前記中央保持部66からモータロータ軸18の軸方向に指向して第2モータ室30内に延出する所定長さL2の第2軸受保持部68とにより構成されている。
A bearing holding portion 65 is integrally provided on the
The bearing holding portion 65 includes a central holding portion 66 and a first
このとき、この第2軸受保持部68は、図1及び図2に示す如く、筒状、かつ、エンジン1側の端部にフランジ部位を有する形状に形成されるスラスト受け用支持部69及びニードル軸受70を介して、前記モータ出力軸49の外周面に位置する。
At this time, as shown in FIGS. 1 and 2, the second
前記第1軸受保持部67には、第3区画壁23から離間する方向に延出して第1導入用傾斜面71aを有する第1導入部71が設けられている。
また、前記第2軸受保持部68には、第3区画壁23から離間する方向に延出して第1導入用傾斜面72aを有する第2導入部72が設けられている。
The first
The second
前記中央保持部66の内周面には、中央部位で第1軸受用段部73が形成されているとともに、この第1軸受用段部73に連続して第2軸受保持部69側に第1シール用段部74が形成され、また、この第1シール用段部74よりも第2軸受保持部69側で部材係合用段部75が形成されている。
また、第2軸受保持部69の外周面には、中央保持部66側で第2軸受用段部76が形成されているとともに、第2導入部72の部位で止めリング用溝77が形成されている。
前記部材係合用段部75には、組付状態において、前記ロータ側軸受部50の一側ロータ軸受部53の先端側が係止する。
A
Further, on the outer peripheral surface of the second
In the assembled state, the tip end side of the one-side rotor bearing portion 53 of the rotor-
図2に示す如く、前記第2モータジェネレータ45は、主として駆動に用いられるものであり、第2ロータ軸部材78の外周面に固定した第2モータロータ79と、この第2モータロータ79に対峙してモータケース5の第2ケース部29の内周面に固定された第2ロータステータ80とからなる。
つまり、前記第2モータジェネレータ45は、前記第1モータジェネレータ44と同様に、モータケース5、もしくは前記変速ケース4に組み込まれており、モータロータ軸18には、後述する第2遊星歯車装置である第2遊星歯車列108の第2リングギヤ116が接合されている。
この第2リングギヤ116の接合には、アダプタ等を介さず、モータロータ軸18に直接接合している。
前記第2モータロータ79は、永久磁石(図示せず)が挿入された珪素鋼板を積層して形成され、第3区画壁23を貫通するモータロータ軸18に保持されている。
As shown in FIG. 2, the
That is, the
The
The
前記第2ロータ軸部材78には、第2モータジェネレータ45の出力軸としての機能を有し、エンジン1側の端部が後述する第2遊星歯車列108の第2リングギヤ116に溶接等の固着手段により連結され、外周面に第2モータロータ79を設置する第2ロータ設置部81が設けられている。
The second
前記第2ロータ設置部81には、第2ロータ軸部材78の第2取付用突部82と、第2モータロータ79と、この第2モータロータ79の両端の第2一側端板83・第2他側端板84とに貫通した第2ロータ取付ボルト85により、第2モータロータ79が取り付けられている。
The second
前記第2モータ軸部材78の内周面には、エンジン1から離間した側に第2一側軸受用段部86が形成されているとともに、エンジン1側に第2他側軸受用段部87が形成されている。
On the inner circumferential surface of the second
また、前記第1軸受保持部67又は前記第2軸受保持部68のいずれか一方の軸受保持部を、対応するロータ軸部材の外周側に延設させるとともに、残りの他方の軸受保持部を、対応するロータ軸部材の内周側に延設させる。
即ち、この実施例においては、図2に示す如く、第2軸受保持部68を第2ロータ軸部材78の内周側に延設させるとともに、第1軸受保持部67を第1ロータ軸部材46の外周側に延設させた。
Further, either one of the first
That is, in this embodiment, as shown in FIG. 2, the second
前記第1モータロータ47を固定する第1ロータ軸部材46は、第1軸受保持部67に第1軸受88を介して保持される。
この第1軸受88は、内輪が第1ロータ軸部材46の一側ロータ軸受部53の外周面の一側軸受段部55に係止されるとともに、外輪が軸受保持部65の第1軸受保持部67の第1軸受用段部73に係止して設けられる。
また、このとき、前記一側ロータ軸受部53の外周面と前記軸受保持部65の中央保持部66の内周面の第1シール用段部74との間には、オイルの流出を防止する第1シール部材89が設けられる。
The first
In the
Further, at this time, oil is prevented from flowing out between the outer peripheral surface of the one-side rotor bearing portion 53 and the first
また、前記第1ロータ軸部材46の他側ロータ軸受部54の外周面の他側軸受段部56には、カバー側軸受90の内輪が係止して設けられる。
このカバー側軸受90の外輪は、軸受支持部65のカバー側軸受用段部64に係止して設けられる。
このとき、前記他側ロータ軸受部54の外周面と前記軸受支持部65のカバー側シール用段部63との間には、オイルの流出を防止するカバー側シール部材91が設けられる。
Further, the inner ring of the cover-
The outer ring of the
At this time, a cover-
前記第2モータロータ79を固定する第2ロータ軸部材78は、第2軸受保持部68に第2一側軸受92、第2他側軸受93を介して保持される。
The second
前記第2一側軸受92は、内輪が第2軸受保持部68の外周面で第2軸受用段部76に係止されるとともに、外輪が第2ロータ軸部材78の内周面の第2一側軸受用段部86に係止して設けられる。
In the second one-
また、前記第2軸受保持部68の外周面には、第2ロータ軸部材78の内周面の第2他側軸受用段部87に係止する第2他側軸受93が設けられる。
この第2他側軸受93のエンジン1側の端面は、止めリング用溝77に装着した止めリング94によって保持されている。
A second other bearing 93 is provided on the outer peripheral surface of the second
The end surface of the second other side bearing 93 on the
更に、残りの他方の軸受保持部としての第2軸受保持部68の外周面と第2ロータ軸部材78の内周面との間には、第2他側軸受93よりもエンジン1側で、オイルの流出を防止する第2シール部材95が設けられる。
Further, between the outer peripheral surface of the second
これにより、前記第1導入部71は、第1軸受88を超えて第1モータ室28の内側に延出されるとともに、前記第2導入部72は、第2一側軸受92及び第2他側軸受93を超えて第2モータ室30の内側に延出される。
Accordingly, the
また、図1に示す如く、前記駆動装置2には、第1、第2モータジェネレータ44、45の回転を検出する第1、第2回転位置検出機構(回転センサ:レゾルバ)96、97が設けられる。
As shown in FIG. 1, the driving
前記第1回転位置検出機構96は、第1モータ室28内に配設され、第1モータジェネレータ44から漏れ出た磁束や電波ノイズ等を遮断する防磁機能を有する第1アダプタ98を介してカバー部材12に固定した第1センサステータ99と、第1センサステータ99に対峙してセンサロータ支持部61に固定した第1センサロータ100とから構成される。
The first rotational
前記第2回転位置検出機構97は、第2モータ室30内に配設され、第2モータジェネレータ45から漏れ出た磁束や電波ノイズ等を遮断する防磁機能を有する第2アダプタ101を介してプレート11に固定した第2センサステータ102と、第2センサステータ102に対峙して第2ロータ軸部材78に固定した第2センサロータ103とから構成される。
The second rotational
そして、前記第1モータジェネレータ44及び第2モータジェネレータ45をハウジング3内に設置する際には、第1ロータ軸部材46に第1モータロータ47と第1一側・第1他側端板59、60と第1センサロータ100と第1軸受88とカバー側軸受90とを組み付けた第1組付構成体104を、エンジン1から離間した側から挿入するとともに、第2ロータ軸部材78に第2モータロータ79と第2一側・第2他側端板83、84と第2センサロータ103と第2一側・第2他側軸受92、93とを組み付けた第2組付構成体105を、エンジン1側から挿入する。
このとき、各モータロータ47、79の端部は、各軸受保持部67、68が所定長さL1,L2を有していることから、各モータステータ48、80の端部に重なり合うものである。
When the
At this time, the end portions of the
そして、ハイブリッド車両において、動力分割機構33は、エンジン1で発生する駆動力を、第1モータジェネレータ44及び差動装置10側の駆動軸である車軸43に分割して伝達する。
前記第2モータジェネレータ45は、電動機として機能し、エンジン1とは別に車軸43を駆動するための補助電力を発生させる。
前記駆動装置2では、動力分割機構33の分割された駆動力の一方が機械的に伝達されて車軸が回転され、駆動力の他方が第1モータジェネレータ44に伝達され、この駆動力の伝達に応じて第1モータジェネレータ44が発電機として機能し、この発電された電力が第2モータジェネレータ45に供給される。
この電力の供給に応じて第2モータジェネレータ45が電動機として機能すると、この第2モータジェネレータ45で発生した駆動力が動力分割機構33によって一方の駆動力に加わり、エンジン1ヘの出力がアシストされる。
In the hybrid vehicle, the
The
In the
When the
また、前記第2区画壁21の内周面と第2ロータ軸部材78のエンジン1側の端部の外周面との間には、第3シール部材106が設けられている。
A
前記動力分割機構33は、図3に示す如く、シンプソンタイプのものであり、二連の遊星歯車装置、つまり、フロント側であるエンジン1側の第1遊星歯車装置たる第1遊星歯車列107と、この第1遊星歯車列107に連結してリヤ側であるエンジン1から離間した側の第2遊星歯車装置たる第2遊星歯車列108とが一体的になって構成されている。
As shown in FIG. 3, the
この動力分割機構33において、図3に示す如く、第1遊星歯車列107は、第1リングギヤ109と、この第1リングギヤ109に噛み合って第1回転支持軸110に回転可能に支持された第1ピニオンギヤ111と、この第1ピニオンギヤ111に噛み合ったサンギヤ部112の第1サンギヤ113とで構成される。
第1リングギヤ109は、図3に示す如く、連結部114を介して出力ギヤ36に連結している。
第1回転支持軸110には、インプット軸17に固定した第1キャリヤ115が取り付けられている。
In the
As shown in FIG. 3, the
A
また、前記第2遊星歯車列108は、第2リングギヤ116と、この第2リングギヤ116に噛み合って第2回転支持軸117に回転可能に支持された第2ピニオンギヤ118と、この第2ピニオンギヤ118に噛み合ったサンギヤ部112の第2サンギヤ119とで構成される。
このとき、この第2サンギヤ119は、図1及び図3、図4に示す如く、筒状に形成され、かつ、中間部位にフランジ部が形成される前記モータ出力軸49のエンジン1側の外周面に一体的に取り付けられる。
第2回転支持軸117は、図1に示す如く、取付ボルト120により第1キャリヤ115に固定した第2キャリヤ121へ取り付けられている。
The second
At this time, as shown in FIGS. 1, 3, and 4, the
As shown in FIG. 1, the second
つまり、前記第1、第2遊星歯車列107、108の第1、第2キャリヤ115、121には、ベアリング・スラストワッシャ等を介し、フロント側・リヤ側ともに第1、第2回転支持軸110、117により回転自在に設置されている。
これらの第1、第2回転支持軸110、117は、圧入、ピン止めにより抜け防止が施されている。
In other words, the first and second
These first and second
そして、前記第1サンギヤ113と第2サンギヤ119とを前記モータ出力軸49に取り付けて同軸で同期回転するように一体化することにより、一体回転する第1キャリヤ115及び第2キャリヤ121の相対回転と併せて、ギヤ比に応じて第1リングギヤ109と第2リングギヤ116とが互いに異なる回転速度で同調して回転する。
特に、ギヤ比が異なるように第1リングギヤ109と第2リングギヤ116とが別体に設けられ、かつ同軸上に隣接して設けられることにより、第1リングギヤ109と一体回転する出力ギヤ36から出力されるトルクに対して第2リングギヤ116と一体回転する第2モータジェネレータ45のトルク容量を下げることができる。
The
In particular, the
一方、前記インプット軸17のエンジン1側から離間した端部には、図1に示す如く、オイルポンプ122が設けられている。
このオイルポンプ122は、インプット軸17のエンジン1側から離間した端部に固定したポンプロータ123と、このポンプロータ123を覆ってポンプ室124を形成するように、カバー部材12に取付ボルト125により取り付けられたポンプカバー126とから構成される。
そして、オイルポンプ122は、エンジン1が駆動している間のみ、インプット軸17内のオイル通路127を介して動力分割機構33を含む各部を強制的に潤滑するオイルを供給するものである。
On the other hand, an
The
The
なお、前記動力分割機構32の第1、第2遊星歯車装置である第1、第2遊星歯車列107、108におけるギヤセットは、前記第1、第2モータジェネレータ44、45を組み込むことによりスラスト方向の移動の規制ができる構造となっている。
The gear sets in the first and second
ここで、前記第1、第2遊星歯車列107、108について追記する。
先ず、フロント側となる第1遊星歯車列107において、フロント側プラネタリギヤ比は、以下のようになる。
第1サンギヤ113の歯数
:第1キャリヤ115の歯数・第1ピニオンギヤ111の歯数
:第1リングギヤ109の歯数
=Sf:Pf:Rf
また、リヤ側となる第2遊星歯車列108において、リヤ側プラネタリギヤ比は、以下のようになる。
第2サンギヤ119の歯数
:第2キャリヤ121の歯数・第2ピニオンギヤ118の歯数
:第2リングギヤ116の歯数
=Sr:Pr:Rr
そして、前記第1キャリヤ115と第2キャリヤ121とは固定されている。
また、前記第1サンギヤ113と第2サンギヤ119も固定されている。
Here, the first and second
First, in the first
Number of teeth of first sun gear 113: Number of teeth of
In the second
Number of teeth of second sun gear 119: Number of teeth of
The
The
このとき、前記第1遊星歯車列107の動作時には、図5(a)に開示されるようなフロント側プラネタリ動作図となる。
また、前記第2遊星歯車列108の動作時には、図5(b)に開示されるようなリヤ側プラネタリ動作図となる。
そして、フロント側とリヤ側とを総合、つまり、前記第1、第2遊星歯車列107、108の夫々の動作時には、図5(c)に開示されるような総合プラネタリ動作図となる。
At this time, during the operation of the first
Further, during the operation of the second
Then, when the front side and the rear side are integrated, that is, when the first and second
また、パーキングロック機構128は、図1に示す如く、カウンタ軸19上、もしくは前記差動装置11のデフキャリヤ40上に設置されており、手動操作もしくは図示しないアクチュエータにより駆動、固定する構造となっている。
Further, as shown in FIG. 1, the parking lock mechanism 128 is installed on the
そしてこのとき、前記第1モータロータ47を固定する第1ロータ軸部材46を前記第1軸受保持部67の内部に第1軸受88を介して保持するとともに、前記第2モータロータ79を固定する第2ロータ軸部材78を前記第2軸受保持部68の外周上に第2軸受である第2一側軸受92、第2他側軸受93を介して保持して設けた際に、前記動力分割機構33と前記軸受保持部65との間にはモータ出力軸49の軸受、つまり、ニードル軸受70を設ける構成とする。
At this time, the first
詳述すれば、前記スラスト受け用支持部69は、筒状、かつ、エンジン1側の端部にフランジ部位を有する形状に形成されている。
そして、前記モータロータ軸18の外周にモータ出力軸49を取り付ける際には、図1及び図2に示す如く、前記動力分割機構33と前記軸受保持部65との間において、スラスト受け用支持部69をエンジン1側にフランジ部位が位置するように前記第2軸受保持部68に取り付ける。
また、このスラスト受け用支持部69の内周面に、ニードル軸受70を介してモータ出力軸49を取り付ける。
そして、このニードル軸受70を前記動力分割機構33と前記軸受保持部65との間に位置させるものである。
More specifically, the thrust receiving
When the
A
The
また、図2に示す如く、前記第1導入部71の内部の径d1を、前記第2導入部72の外周径D2よりも大きく形成し、前記第1ロータ軸部材46を前記第2ロータ軸部材78と径方向に互いに重ねて設ける。
つまり、前記第1導入部71の内部において、前記第3区画壁23に接近させるように第1軸受88を配設し、一側ロータ軸受部53の端部を第3区画壁23よりもエンジン1側に位置させる。
In addition, as shown in FIG. 2, the inner diameter d1 of the
That is, the
更に、前記動力分割機構33を遊星歯車機構、つまり、二連の遊星歯車装置である第1、第2遊星歯車列107、108とし、図3及び図4に示す如く、1つの遊星歯車機構、例えば第2遊星歯車列108の第2サンギヤ119と第2リングギヤ116のそれぞれに2つのモータジェネレー夕の一方と他方を割り当てて作動連結する。
すなわち、図4に示す如く、第2遊星歯車列108の第2サンギヤ119を第1モータジェネレー夕44に割り当てるとともに、第2リングギヤ116を第2モータジェネレー夕45に割り当てる。
Further, the
That is, as shown in FIG. 4, the
一方、前記モータロータ軸18の外周上であって遊星歯車機構である前記動力分割機構33と前記軸受保持部65との間には、図1及び図2に示す如く、この軸受保持部65の記第2軸受保持部68の端面にニードル軸受70を設け、このニードル軸受70によって前記モータ出力軸49をスラスト方向に支持する。
On the other hand, on the outer periphery of the
次に作用を説明する。 Next, the operation will be described.
前記第1モータジェネレータ44及び前記第2モータジェネレータ45をハウジング3内に設置する際には、図1に示す如く、第1ロータ軸部材46に第1モータロータ47と第1一側・第1他側端板59、60と第1センサロータ100と第1軸受88とカバー側軸受90とを組み付けた第1組付構成体104を、エンジン1から離間した側から挿入する。
このとき、第1モータロータ47の端部は、第1軸受保持部67が所定長さを有していることから、第1モータステータ48の端部に重なり合い、また、第1導入部71の内周面が第1軸受88の外輪の外周面に接し、第1ロータ軸部材46を円滑に挿入することができ、第1モータロータ47の芯出しを容易とする。
When the
At this time, the end portion of the
また、前記第2ロータ軸部材78に第2モータロータ79と第2一側・第2他側端板83、84と第2センサロータ103と第2一側、第2他側軸受92、93とを組み付けた第2組付構成体105を、エンジン1側から挿入する。
このとき、第2モータロータ79の端部は、第2軸受保持部68が所定長さを有していることから、第2モータステータ80の端部に重なり合い、また、第2導入部72の外周面が第2一側軸受92の内輪の内周面に接し、第2ロータ軸部材78を円滑に挿入することができ、第2モータロータ79の芯出しを容易とする。
Further, the second
At this time, the end of the
従って、2つの各モータジェネレータ44、45において、共に、モータケース5の各軸受保持部67、68の長さを長くし引き込まれる各導入部71、72を設け、各軸受88、92の位置を各軸受保持部67、68の奥に設置する構造とし、また、上記の各軸受保持部67、68・各導入部71、72の長さは、各組付構成体104、105のモータケース5内への挿入時、各モータジェネレータ44、45の各モータロータ47、79の端部が各モータステータ48、80の各端部にかかる付近とすることから、各モータステータ48、80を組み込んでいるモータケース5内に組み込む。
この際に、各モータロータ47、79の磁石の磁力により引き込まれるより前に、各軸受88、92の内輪若しくは外輪がモータケース5に規制され始めるために、急に引き込まれる心配、及び、各モータステータ48、80に吸着されるおそれを軽減することができ、組付工程を簡単なものとすることができる。
また、各モータジェネレータ44、45において、各軸受保持部67、68・各導入部71、72をオイル封入のためのオイルの第1シール部材89の取付部として利用するので、スペースの有効利用を図ることができる。
Accordingly, in each of the two
At this time, the inner ring or the outer ring of the
Further, in each
この結果、区画壁としての第3区画壁23と一体的に軸受保持部65を設け、この軸受保持部65を第1モータ室28内に延出する第1軸受保持部67と第2モータ室30内に延出する第2軸受保持部68とにより構成し、この各軸受保持部67、68には第3区画壁23から離間する方向に延出する各導入部71、72を設け、第1モータロータ47を固定する第1ロータ軸部材46を第1軸受保持部67に第1軸受88を介して保持するとともに第2モータロータ79を固定する第2ロータ軸部材78を第2軸受保持部68に第2一側軸受92を介して保持したことにより、第3区画壁23に一体的な軸受保持部65の各導入部71、72を利用し、各モータロータ47、79が固定される各ロータ軸部材46、78を各軸受保持部67、68に各軸受88、92を介して保持させ、各モータロータ47、79の芯出しを容易とし、各モータロータ47、79の組付工程を簡易化することができる。
As a result, the bearing holding portion 65 is provided integrally with the
また、各導入部71、72は、所定の長さに長尺化され、各軸受88、92を超えて各モータ室28、30の内側に延出されることにより、各モータロータ47、79の組み付けを、一層簡易化することができる。
Further, each
更に、第1軸受保持部67又は第2軸受保持部68のいずれか一方の軸受保持部を、対応するロータ軸部材の外周側に延設させるとともに、第1軸受保持部67又は第2軸受保持部68の残りの他方の軸受保持部を、対応するロータ軸部材の内周側に延設させ、この残りの他方の軸受保持部にはオイルの流出を防止する第1シール部材89を保持する第1シール用段部74を設けたことにより、第1シール部材89を保持する第1シール用段部74を利用して第3区画壁23の前側と後側から夫々延設される各軸受保持部67、68の剛性を向上させることができる。
Furthermore, either the first
更にまた、第2軸受保持部68を第2ロータ軸部材78の内周側に延設させるとともに、第1軸受保持部67を第1ロータ軸部材46の外周側に延設させたことにより、駆動側である第2モータジェネレータ45の方が一般的に大型化するため、これに対応することができる。
Furthermore, by extending the second
また、動力分割機構33側に第2モータジェネレータ45を配設するとともに、モータケース5を閉塞するカバー部材12側には第1モータジェネレータ44を配設したことにより、駆動側である第2モータジェネレータ45を動力分割機構33側に近接させ、出力側との連結機構の構成を簡易化することができる。
In addition, the
これにより、前記第1モータロータ47を固定する第1ロータ軸部材46を前記第1軸受保持部67の内部に第1軸受88を介して保持するとともに、前記第2モータロータ79を固定する第2ロータ軸部材78を前記第2軸受保持部68の外周上に第2軸受である第2一側軸受92、第2他側軸受93を介して保持して設けた際に、前記動力分割機構33と前記軸受保持部65との間にはモータ出力軸49の軸受、つまり、ニードル軸受70を設ける構成によって、以下の効果を有する。
(1)2モータ同軸配置としてモータの径方向にコンパクトとしつつ、さらに軸方向を短縮できる。
(2)モータ出力軸の軸受(スラスト受け)を区画壁の位置に制約されずに設けることができる。
(3)動力分割機構33をモータロータに近づけることができる。
(4)特に、クランク軸16と同軸の場合には有効である。
Accordingly, the first
(1) The axial direction can be further shortened while being compact in the radial direction of the motor as a two-motor coaxial arrangement.
(2) The motor output shaft bearing (thrust receiver) can be provided without being restricted by the position of the partition wall.
(3) The
(4) This is particularly effective when coaxial with the
また、前記第1導入部71の内部の径d1を、前記第2導入部72の外周径D2よりも大きく形成し、前記第1ロータ軸部材46を前記第2ロータ軸部材78と径方向に互いに重ねて設けたことにより、モータどうしの位置関係を軸方向に近づけて、軸方向を短縮できる。
また、軸受保持部65の剛性を高く維持できる。
In addition, the inner diameter d1 of the
Moreover, the rigidity of the bearing holding part 65 can be maintained high.
更に、前記動力分割機構33を遊星歯車機構、つまり、二連の遊星歯車装置である第1、第2遊星歯車列107、108とし、1つの遊星歯車機構、例えば第2遊星歯車列108の第2サンギヤ119と第2リングギヤ116のそれぞれに2つのモータジェネレー夕の一方と他方を割り当てて作動連結する一方、前記モータロータ軸18の外周上であって遊星歯車機構である前記動力分割機構33と前記軸受保持部65との間には、図1及び図2に示す如く、この軸受保持部65の記第2軸受保持部68の端面にニードル軸受70を設け、このニードル軸受70によって前記モータ出力軸49をスラスト方向に支持することにより、以下の効果を有する。
(1)ロータ軸部材などと遊星歯車との作動連結により、各部を密に配設し、全体をコンパクトとできる。
(2)軸受保持部65の延出により、モータ出力軸49の軸受(スラスト受け)であるニードル軸受70を第3区画壁23の位置に制約されずに設けることができる。
(3)ロータ軸部材の中に入れ込むことになる。その結果、動力分割機構33をモータロータに近づけることができる。
(4)被潤滑部を集約でき、剛性も高いので、シールも容易になる。
Further, the
(1) By operatively connecting the rotor shaft member or the like and the planetary gear, each part can be arranged densely and the whole can be made compact.
(2) By extending the bearing holding portion 65, the
(3) It is inserted into the rotor shaft member. As a result, the
(4) The parts to be lubricated can be integrated and the rigidity is high, so that sealing is easy.
1 エンジン
2 駆動装置
3 ハウジング
4 変速ケース
5 モータケース
6 第1変速ケース
7 第2変速ケース
8 変速装置
9 伝動装置
10 差動装置(「デファレンシャルギヤ」ともいう。)
13 中間壁
16 クランク軸
17 インプット軸
18 モータロータ軸
19 カウンタ軸
20 最終減速軸
21 第1区画壁
22 第2区画壁
23 第3区画壁
25 変速用室
28 第1モータ室
30 第2モータ室
33 動力分割機構
36 出力ギヤ
38 終減速ギヤ列
43 車軸
44 第1モータジェネレータ(「MG1」とも記載する。)
45 第2モータジェネレータ(「MG2」とも記載する。)
46 第1ロータ軸部材
49 モータ出力軸
51 第1ロータ設置部
65 軸受保持部
66 中央保持部
67 第1軸受保持部
68 第2軸受保持部
71 第1導入部
72 第2導入部
78 第2ロータ軸部材
81 第2ロータ設置部
88 第1軸受
96、97 第1、第2回転位置検出機構(回転センサ:レゾルバ)
104 第1組付構成体
105 第2組付構成体
107 第1遊星歯車列
108 第2遊星歯車列
128 パーキングロック機構
DESCRIPTION OF
13
45 Second motor generator (also referred to as “MG2”)
46 1st
104
Claims (3)
The power split mechanism is a planetary gear mechanism, and one of the two motor generators is assigned to each of the sun gear and the ring gear of one planetary gear mechanism to be operatively connected to each other on the outer periphery of the motor rotor shaft. 3. The hybrid according to claim 1, wherein a bearing of the motor output shaft is provided on an end surface of the bearing holding portion between the gear mechanism and the bearing holding portion and is supported in the thrust direction. 4. Vehicle drive device.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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