JP2007151704A - 歯ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】歯間部や歯と歯茎との間などの歯垢除去効果や清掃性、口腔内における操作性、意匠性などに優れた歯ブラシを提供する。
【解決手段】 合成樹脂製のブラシ本体10の植毛台3に合成樹脂製のブラシ毛からなる複数の毛束4〜7が固定されて植毛部9が形成されており、植毛台3の両側縁部のそれぞれに、該側縁部から歯ブラシ1の軸芯に向かって先細となる断面略三角形で同一断面形状の毛束6が、それらの中心間の距離が1本の歯の幅方向の長さと略等しくなるように歯ブラシ1の軸芯方向に隣接して配置され、三角断面の毛束6、6の間に、横断面形状が歯ブラシ1の軸芯方向に長い細長断面の毛束7が、三角断面の毛束6より植毛台の幅方向外側に配置された歯ブラシ1。
【選択図】 図1

Description

本発明は、歯垢除去効果や清掃性に優れた歯ブラシに関し、更に詳しくは、歯と歯の間(歯間部)、特に歯間乳頭部や、歯肉辺縁部、歯周ポケットなどに堆積する歯垢(プラーク)の除去効果に優れた歯ブラシに関する。
従来、歯間部や歯周ポケットなどの狭い部分の歯垢除去効果や清掃性を向上させた歯ブラシとして、合成樹脂製フィラメントからなるブラシ毛の先端形状を工夫した各種の歯ブラシが知られている。例えば、歯ブラシの植毛穴に集束植毛した合成モノフィラメントのテーパー部先端部から所定長さの各部位における刷毛径が基部の刷毛径に対して所定の比率となるテーパー形状としたもの(特許文献1参照。)、ブラシヘッドの植毛孔にU型に折り曲げて植設した毛束のフィラメントの一端を球状、他端をテーパー状として、フィラメントの両先端の形状が異なる歯ブラシや前記フィラメントの一端を他端より突出させて植設した歯ブラシ(特許文献2参照。)、植毛台に、長いテーパーブリッスルと短いテーパーブリッスルとをタフト別に植設して相互に混在させた歯ブラシ(特許文献3参照、)など、毛先をテーパー状の先細毛として、歯間部や歯周ポケットのような狭い部分への挿入性を高めた各種歯ブラシが提案されている。更には、ポリエステル樹脂製の海部の中にポリアミド樹脂製の島部を散在させた断面形状を有する複合合成樹脂製フィラメントの先端部を酸又はアルカリの溶液に浸漬して海部を溶解させることで毛先に島部のみを露出させて芯毛が所定長形成された海島複合繊維が植毛台に植毛された歯ブラシ(特許文献4参照。)、植毛台面における基部断面形状が円形状、楕円形状、三角形状又は六角形状などの所定形状になる単位断面要素を複数個連結した形状からなる刷毛を酸又はアルカリなどの薬液に浸漬して、刷毛先端部が複数に分岐され、且つ各分岐毛が先鋭なテーパー状とされた刷毛を植毛した歯ブラシ(特許文献5参照。)、先端部に複数の先鋭なテーパー状分岐毛を形成するとともに、特定の分岐毛に対して他の分岐毛を異なる長さにした刷毛を植毛してなる歯ブラシ(特許文献6参照。)など、フィラメントの先端を分岐させた各種歯ブラシも提案されている。
また、歯ブラシの植毛台に固定された毛束の横断面形状を工夫した歯ブラシも各種提案されている。例えば、略三角形状の植毛孔にブラシ毛を植設してなる歯ブラシ(例えば、特許文献7参照。)、三角形や扇形など、角張った断面形状を有する毛束(タフト)の先端面を傾斜した平面に切断した歯ブラシ(例えば、特許文献8参照。)、三日月形、三角形など、横断面形状が鋭角部を有する毛束(タフト)を、植毛台の植毛面の周縁部分に前記鋭角部分を外側にして配置した歯ブラシ(例えば、特許文献9参照。)、横断面形状が、ブラシ毛面の外縁部から離れて長手方向軸線を向いた方向又はブラシ毛面の外側縁を向いた方向に先細になる毛束に配列された歯ブラシ(例えば、特許文献10参照。)などが知られている。
特開平6−141923号公報 特開平7−284412号公報 特開平11−75939号公報 特開平9−322821号公報 特開2003−144229号公報 特開2003−199626号公報 実開昭56−58227号公報 米国特許第1981657号明細書 特開2004−41403号公報 特表2002−502268号公報
上記のように、歯間部や歯周ポケットに堆積した歯垢の除去及び清掃効果の向上を目的としてブラシ毛の先端形状や毛束の断面形状を各種工夫した歯ブラシは従来から知られている。しかし、ブラシ毛の先端を先細形状(テーパー形状)に形成したものでは、確かに歯間部や歯周ポケットなどの狭い部分へのブラシ毛の挿入性は向上するものの、その一方でブラシ毛の剛性が低下して歯の表面などの比較的平らな部分を含めた歯全体に対する歯垢除去効果や清掃性においては満足する効果が得られない場合がある。また、毛束の断面形状についても、歯間部、特に歯間乳頭部と、歯肉辺縁部や歯頸部にある歯周ポケットとの各部位における歯垢除去及び清掃性を同時に満足しうる歯ブラシは得られていない。そこで、本発明の目的は、歯間部や歯と歯茎との間などの歯垢除去効果や清掃性に優れる歯ブラシを提供せんとするものであり、更には、口腔内における操作性、意匠性などにも優れた歯ブラシを提供せんとするものである。
本発明に係る歯ブラシは、合成樹脂製のブラシ本体の植毛台に合成樹脂製のブラシ毛からなる複数の毛束が固定されて植毛部が形成されており、前記複数の毛束のうちの一部の毛束が、横断面形状が略同一で、且つそれら毛束の中心間の距離が1本の歯の幅方向の長さと略等しくなるように歯ブラシの軸芯方向に隣接して配置されていることを特徴とする。
前記中心間の距離が1本の歯の幅方向の長さと等しくなるように歯ブラシの軸芯方向に隣接して配置されている同一断面形状の毛束の中心間の距離は、5〜12mmであることが好ましい。また、前記中心間の距離が1本の歯の幅方向の長さと等しくなるように歯ブラシの軸芯方向に隣接して配置されている同一断面形状の毛束は、植毛台における側縁部に配置されていることが好ましい。
また、前記中心間距離が1本の歯の幅方向の長さと等しくなるように歯ブラシの軸芯方向に隣接して配置されている同一断面形状の毛束の横断面形状が略三角形であり、且つ該三角断面の毛束が、略三角形の先細となる部分を同一方向に向けて植毛台に固定されていることが好ましい。更に、前記三角断面の毛束が、植毛台の側縁部から歯ブラシの軸芯に向かって先細となる断面略三角形であることが好ましい。前記三角断面の毛束は、直径1.4〜4.5mmの円に内接する横断面形状を有することが好ましい。
また、好ましい実施形態の歯ブラシでは、歯ブラシの軸芯方向に並んだ複数の三角断面の毛束の間に、横断面形状が歯ブラシの軸芯方向に長い細長断面の毛束が配置されている。この場合、前記三角断面の毛束より前記細長断面の毛束の方が、植毛台の幅方向外側に配置されていることがより好ましい。また、前記細長断面の毛束の横断面形状は、略四角形であることが好ましい。
前記中心間の距離が1本の歯の幅方向の長さと略等しくなるように歯ブラシの軸芯方向に隣接して配置されている同一断面形状の毛束を構成するブラシ毛あh、先細加工されていることが好ましい。前記先細加工されたブラシ毛は先端分岐加工されていてもよい。また前記先細加工されているブラシ毛からなる毛束の位置より歯ブラシの軸芯に近い側に、通常の先丸加工をされたブラシ毛からなる毛束が固定されていると好ましい。
また、本発明の歯ブラシは、毛束先端面で構成されるブラシ面が凹凸を有していてもよい。また、ブラシ毛の先端で構成される各毛束先端面の中央部が凸状に形成されてもよい。
前記先細加工されたブラシ毛の毛丈は、前記通常の先丸加工されたブラシ毛と略同等またはそれより長くてもよい。
また、本発明の歯ブラシは、毛束が植毛台に熱的に固着されていてもよい。この場合、前記三角断面の毛束のブラシ毛の本数及び/又は前記細長断面の毛束のブラシ毛の本数が、毛束を植毛台に熱的に固着する際に同じ量のブラシ毛を取り出す装置でブラシ毛を取り出した時の本数の略整数倍であること、または前記三角断面の毛束のブラシ毛の横断面積及び/又は前記細長断面の毛束のブラシ毛の横断面積が、毛束を植毛台に熱的に固着する際に同じ量のブラシ毛を取り出す装置でブラシ毛を取り出す空隙のブラシ毛に対する横断面積の略整数倍であることが好ましい。
本発明に係る歯ブラシは、横断面形状が略同一形状の毛束が、それらの中心間の距離が1本の歯の幅方向の長さと略等しくなるように所定の間隔で歯ブラシの軸芯方向に隣接して配置されているので、前記毛束が歯間部、特に歯間乳頭部の位置に良くフィットして、当該部分の清掃性や歯垢除去効果に優れる。また、前記所定の間隔で隣接する毛束が植毛台の側縁部に固定されていると、歯ブラシの毛先を歯と直角にあてて前後(歯ブラシの軸芯方向)に細かく動かして磨くスクラブ法や、毛先を歯と歯肉の境目に斜めにあて、前後に細かく動かして磨くバス法により歯を磨く際に、前記歯間部へフィットさせる操作が更に容易になる。更に、前記所定の間隔で隣接する毛束が、横断面形状が略三角形であり、且つ略三角形の先細となる部分を同一方向に向けて固定されていると、更には前記三角断面の毛束の横断面形状が、植毛台の側縁部から歯ブラシの軸芯に向かって先細となる略三角形であると、歯間乳頭部へのフィット性により優れたものになる。
また、前記所定の間隔で歯ブラシの軸芯方向に隣接する三角断面の毛束の間に、横断面形状が歯ブラシの軸芯方向に長い細長断面の毛束が配置されている歯ブラシは、前記スクラブ法やバス法により歯を磨く際に、前記細長断面の毛束が歯頸部にある歯と歯茎との境目の歯肉辺縁部およびその歯周ポケット部分に位置すると同時に、その両側の三角断面の毛束が両側の歯との間の歯間部に位置するので、歯肉辺縁部および歯周ポケットと、歯間部との両方の部位を同時に清掃することができ、清掃性や歯垢除去効果に優れる。更に、前記三角断面の毛束より前記細長断面の毛束の方が植毛台の外側に配置されていると、前記細長断面の毛束と前記三角断面の毛束とを、歯肉辺縁部およびその歯周ポケットと両側の歯間乳頭部とに確実に当てることができ、それら部位の清掃及び歯垢除去が更に容易となる。
前記細長断面の毛束の横断面形状が略四角形であると、歯ブラシを前後(軸芯方向)に動かしてスクラブ法やバス法により歯磨きを行う際に歯周ポケットの清掃及び歯垢除去が容易となる。
また、前記三角断面の毛束のブラシ毛が先細加工されており、好ましくはそれに加えて細長断面の毛束も先細加工されていると、ブラシ毛の先端が歯周ポケット及び歯間部の狭い空間内に入りこみ、清掃性及び歯垢除去効果に優れる。更に、前記先細加工されたブラシ毛が先端分岐加工されたブラシ毛であると、歯周ポケットや歯間部への挿入性がよく、清掃性及び歯垢除去効果が高い。一方、植毛台における歯ブラシの軸芯に近い側に固定された毛束のブラシ毛は、通常の先丸加工されたブラシ毛であるほうが、ブラシ毛の剛性が高く、歯の表面の汚れの除去効果が高く、歯全体における清掃性が向上する。
更に、前記先細加工されたブラシ毛の毛丈を、通常の先丸加工されたブラシ毛と略同等またはそれより長くする方が、先細加工されたブラシ毛が、先丸加工された他のブラシ毛による抵抗が少なく、その先端が歯周ポケットや歯間部へ容易に挿入され、それら部位の清掃性、歯垢除去効果も高くなる。
また、毛束先端面で構成されるブラシ面が平面でなく凹凸が形成されているほうが、歯列の凹凸にブラシ毛の毛先がフィットしやすいことから好ましい。更に、植毛台に固定された各毛束におけるブラシ毛の先端で構成される毛束先端面の中央部が凸状に形成されている場合には、凹部への毛束の挿入性がより良好となるので好ましい。
また、ブラシ毛が、平線を用いることなく植毛台に熱的に固着されたものは、植毛台の厚みを薄くでき、口腔内での歯ブラシの操作性が良いことに加えて、毛束を植毛台に断面三角形状に固定しやすい。更に、一般に、植毛台に毛束を熱的に固着する場合には、予め所定の長さに切断されたブラシ毛を集束した毛束を、ブラシ毛を取り出す装置(ピッカー等、但しピッカーに限られるわけではない。)により金型部材(第一金型)に形成した収容孔にセットしたうえで、ブラシ成形用金型(第二金型)との間でブラシ成形用空間(キャビティ)を形成し、該成形空間内にブラシ本体の成形材料を射出して充填して成形するが、本発明の歯ブラシの場合、前記前記断面略三角形の毛束のブラシ毛の本数や横断面積及び/又は細長断面の毛束のブラシ毛の本数や横断面積が、同じ量のブラシ毛を取り出すピッカー等でブラシ毛を取り出した時の本数の略整数倍またはブラシ毛を取り出す空隙のブラシ毛に対する横断面積の略整数倍であると、前記ピッカーなどによる取り出し回数の調整だけで毛束の大きさを変えることができ、製造工程上、至便である。
図1〜図3は、本発明に係る歯ブラシの1実施の形態を示し、図1は、植毛台部分の斜視図、図2(a)は、歯ブラシの正面図、図2(b)は、同じく平面図、図3(a)は、植毛台部分の正面図、図3(b)は、同じく平面図、図3(c)は同じく側面図である。歯ブラシ1は、ブラシ本体10の一端の植毛台3にブラシ毛からなる多数の毛束4、5、6、7が固定されて植毛部9が構成されている。
ブラシ本体10は、熱可塑性樹脂の射出成形により一体成形されており、毛束4〜7が植設された植毛台3と、歯ブラシ1を把持するためのハンドル部11と、植毛台3とハンドル部とを連結する細長い首部2からなる。ブラシ本体10の素材としての熱可塑性樹脂の種類は特に限定されないが、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリプロピレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、PCTA樹脂、PCTG樹脂などのポリエステル樹脂、ポリアセタール樹脂(ホモポリマー、コポリマー)、ポリカーボネート樹脂、脂肪族ポリアミド樹脂、芳香族ポリアミド樹脂、ポリプロピレンやポリエチレン等のポリオレフィン樹脂の中から選ばれた樹脂を主成分とする樹脂が挙げられる。好ましくは、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、PCTA樹脂、PCTG樹脂などのポリエステル樹脂及びポリアセタール樹脂の中から選ばれた樹脂を主成分とした樹脂が用いられる。PCTA樹脂は、シクロヘキサンジメタノール(CHDM)とテレフタル酸(TPA)とのエステル化合物と、CHDMとイソフタル酸(IPA)のエステル化合物との共重合体であり、また前記PCTGは、エチレングリコールとCHDMのエステル化合物と、CHDMとTPAのエステル化合物との共重合体であり、いずれも飽和ポリエステル樹脂である。なお、ここで主成分とは、他の樹脂とブレンド若しくはアロイとして混合して用いられているものの中に当該樹脂が50重量%以上の割合で含まれているもの、又は他の樹脂との共重合体中に当該樹脂のポリマーの繰り返しユニットが50重量%以上の割合で含まれているものをいう。前記のような主成分となる熱可塑性樹脂と混合又は共重合して使用できるその他の熱可塑性樹脂としては、先に挙げた主成分として用いることの出来る樹脂の他、ABS樹脂、ポリスチレン樹脂、EPDM、アクリル系樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアリレート、熱可塑性エラストマー、シリコーン樹脂、フッ素樹脂等が挙げられる。
歯ブラシ1の植毛台3に固定された毛束4〜7は、合成樹脂製のブラシ毛を集束して、平線を用いることなしに、熱融着、ヒューズイン法又はインモールド法などによって植毛台3に熱的に固着して形成された、所謂、無平線歯ブラシであることが好ましい。植毛台3に平線を用いることなく毛束を固定する方法は従来公知の方法でよく、フューズイン法としては、例えば特開昭60−241404号公報、特開昭61−76104号公報又は特開平2−99002号公報に記載された方法、インモールド法としては、例えば特開昭61−268208号公報、特表平2−503150号公報、特開平9−182632号公報、特表平9−512724号公報及び特開2003−102552号公報に記載された方法などが挙げられる。これらの方法により、平線を用いることなしに植毛台3へ毛束4〜7を熱的に固着することで、植毛台3内への毛束の埋設深さを浅くして植毛台3の厚さtを、例えば4mm以下、更には3.5mm以下と極めて薄くすることができ、口腔内での操作性に優れ、且つ意匠性の点でも好ましい歯ブラシを製造することができる。
図1〜図3に示すように、植毛台3の植毛面a上には、多数の毛束4〜7が、歯ブラシ1の軸芯Xの方向にのびる複数の列に配置されている。中央の毛束の列は、植毛台3の最も先端側に位置する大きな毛束4と、それより小さな4つの毛束5との、合計5つの毛束が軸芯Xに沿って配置されており、これらの毛束4、5は、横断面形状が軸芯X方向に長い略四角形状に形成されている。中央の毛束の列の左右両側縁側には、中央の毛束の列における先端側から第1、第3及び第5の毛束4、5、5に対して、軸芯X方向に直交する方向に隣り合う位置に、前記中央列の4つの毛束5と同じ大きさ及び断面形状の3つの毛束5が所定の間隔を隔てて配置されている。これらの毛束4及び5は、いずれも、先端が通常の先丸加工をされたブラシ毛から構成されている。また、毛束4、5のブラシ毛で構成されるブラシ面4a、5aは、歯ブラシ1の軸芯X方向の中央部から前後に傾斜する2つの傾斜面からなる山形に形成されている。
また、前記左右の毛束列の3つの毛束5の間には、横断面形状が植毛台3の側縁部から歯ブラシの軸芯Xに向かって、即ち植毛台3の側縁部から内側に向かって先細となる断面略三角形の2つの毛束6が固定されている。更に、植毛台3における歯ブラシ1の軸芯X方向の略中央部に位置する側縁部には、三角断面の2つの毛束6、6に挟まれるようにして、横断面形状が軸芯X方向に長い四角形状の毛束7が固定されている。前記三角断面の毛束6及びその間の側縁部に固定された四角形断面の毛束7(図3中、黒塗りした毛束)は、いずれもその他の毛束4、5(図3中、白抜きした毛束)とは異なり、先細加工をされたブラシ毛からなり、且つブラシ毛の先端で構成されるブラシ面6a、7aは植毛面aに平行な平面に形成されている。
三角断面の毛束6は、歯ブラシ1の軸芯方向Xに隣接する2つの毛束6の中心間の距離(図3(b)に示すd)が、1本の歯の幅方向の長さ(図5に示すw)と略等しくなるように配置されている。前記三角断面の毛束6の中心間距離dは、歯ブラシの仕様、例えば大人用と子供用などで異なるが、例えば5〜12mmであり、通常の歯ブラシでは6〜10mm程度であり、好ましくは7〜9.5mmである。また、前記三角断面の毛束6の断面形状は、特に限定はないが、正三角形又は二等辺三角形が前歯、奥歯などいずれの歯間乳頭部に対してもフィットしやすいので好ましい。更に、三角断面の毛束6の大きさとしては、直径1.4〜4.5mm、好ましくは直径2.0〜4.0mmの円に内接する断面形状を有することが好ましい。前記のような中心間距離dおよび前記のような大きさの三角断面の毛束6を歯ブラシの軸芯方向Xに隣接して配置することで、歯間部、特に歯間乳頭部に対して三角断面の毛束6が良くフィットする。
次に、図4(a)に示すものは、本発明に係る歯ブラシの他の実施の形態を示す平面図である。この実施の形態の歯ブラシ1Aでは、植毛台3の側縁部に、先細加工をされたブラシ毛からなり、横断面形状が植毛台3の側縁部から歯ブラシの軸芯Xに向かって、即ち植毛台3の側縁部から内側に向かって先細となる断面三角形状に固定された3つの毛束6の間に、同じく先細加工されたブラシ毛からなり、横断面形状が軸芯X方向に長い四角形状の2つの毛束7が固定されて植毛部9が構成されている。
図4(b)に示すものは、本発明に係る歯ブラシの更に他の実施の形態を示す平面図である。この実施の形態の歯ブラシ1Bでは、植毛台3の両側縁部に、先細加工されたブラシ毛からなり、横断面形状が該植毛台3の側縁部から歯ブラシの軸芯Xに向かって先細となる断面三角形状の3つの毛束6を歯ブラシの軸芯X方向に配列するとともに、その内側に、通常の先丸加工をされたブラシ毛からなり、横断面形状が歯ブラシの軸芯Xから植毛台の側縁部に向かって先細となる断面略三角形の3つの毛束8が2列に固定されて、植毛部9が構成されている。
前記図4(a)及び(b)に示す実施形態の歯ブラシ1A、1Bにおいても、三角断面の毛束6は、歯ブラシ1の軸芯方向Xに隣接する2の毛束6の中心間の距離dが、1本の歯の幅方向の長さ(図5に示すw)と略等しくなるよう、例えば5〜12mmであり、通常の歯ブラシでは6〜10mm程度であり、更には7〜9.5mm程度になるように配置されていることが好ましく、またその断面形状は直径1.4〜4.5mm、好ましくは直径2.0〜4.0mmの円に内接する大きさであることが好ましい。
上記のような本発明の実施の形態に係る歯ブラシ1、1A、1Bにおいては、先細加工されたブラシ毛からなる毛束6が、断面略三角形になるように植毛台3に固定され、且つ歯ブラシの軸芯Xの方向に隣接する複数の三角断面の毛束が、各毛束の中心間の距離dが1本の歯の幅方向の長さwと略等しくなるように配置されていることから、歯間部、特に歯間乳頭部の清掃性及び歯垢除去効果に優れる。また、三角断面の毛束6が植毛台の側縁部に固定されているので、歯ブラシの毛先を歯と直角にあてて前後に細かく動かして磨くスクラブ法や、毛先を歯と歯肉の境目に斜めにあて、前後に細かく動かして磨くバス法により歯を磨く際に、三角断面の毛束6が、歯間部、特に歯間乳頭部に良くフィットして、当該部分の清掃性及び歯垢除去に優れる。更に、上記実施の形態の歯ブラシ1、1Aにおいては、前記三角断面の毛束6の間に、横断面形状が歯ブラシの軸芯方向に長い細長断面の毛束7が配置されていることから、図5に示すように、細長断面の毛束7が歯Tと歯茎Gとの境目の歯肉辺縁部S部分に位置すると同時に、断面三角の毛束6は両側の歯Tとの間の歯間部B、特に歯間乳頭部Nに良くフィットするので、歯肉辺縁部Sと歯間部B(歯間乳頭部N)とを同時に清掃することができる。しかも三角断面の毛束6及び細長断面の毛束7のブラシ毛が先細加工されているので、その先端が歯周ポケット及び歯間部Bの狭い空間内に入りこみ、当該部位を清掃し歯垢を除去する。更に、三角断面の毛束6よりも細長断面の毛束7の方が植毛台の外縁側に配置されているので、細長断面の毛束7と三角断面の毛束6とを、歯肉辺縁部Sと両側の歯間乳頭部Nとに確実に当てることができ、それら部位の清掃及び歯垢除去が更に容易となる。
本発明に用いるブラシ毛の材質としては、ナイロンやアラミドなどのポリアミド樹脂、あるいはポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリプロピレンテレフタレート(ポリトリメチレンテレフタレート、PPTあるいはPTT)又はポリエチレンテレフタレート(PET)などのポリエステル樹脂、ポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)などのポリオレフィン樹脂など、歯ブラシのブラシ毛として公知の合成樹脂を使用できる。また、先細加工されたブラシ毛の先端形状については特に限定はなく、公知のテーパー加工されたブラシ毛を使用でき、そのテーパー部の形状や長さにも特に制限はないが、ブラシ毛の剛性、清掃性などを考慮するとテーパー部の長さは、毛丈(植毛面aからブラシ毛先端までの長さ)の1/2以下とすることが好ましい。また、先細加工されたブラシ毛としては、通常のテーパー加工されたもの以外に各種のものを使用できる。
例えば、図6(a)は、本発明に係る歯ブラシに用いられるブラシ毛の1実施形態を示す合成樹脂製のフィラメントFの先端部分を示している。このフィラメントFは、毛先側が複数に分岐しており、分岐した毛先(分岐毛21)が先細のテーパー状にあらかじめ形成された先細毛である。この先端に分岐毛21を有するフィラメントFは、例えば図6(b)〜(h)に示すように、円形状、楕円形状、三角形状、六角形状など各種形状の単位断面要素22の複数が連結した断面形状を有する。また、ある特定の葉部の周囲に該葉部とは断面積が異なる単又は複数の葉部を、断面積が最小の葉部の断面最小寸法よりも薄肉の接合部を介して連設した多葉型断面であってもよい。この場合、葉部の数は2〜5個が実用的であるが、葉部の個数には限定はなく、使用目的に応じて決定される。前記のような断面形状の合成樹脂製フィラメントFを、苛性ソーダ(NaOH)、酸、有機溶剤などの薬液に浸漬して引き上げることで、図6(a)のように、先端に複数のテーパー状分岐毛21が形成される。このとき、薬液の濃度や浸漬時間、薬液からの引き上げ速度等により、分岐毛21の形や長さを任意に調整することができる。合成樹脂製フィラメントFの材質としては、前記した公知の各種合成樹脂をいずれも使用できる。
前記テーパー状分岐毛21が形成された合成樹脂製フィラメントFは、分岐点から先端の長さを、植毛状態における刷毛高さ(即ち毛丈)の1/2以下、望ましくは1/3以下とする。また、分岐点よりも基端側つまり溶解処理を施さない部分(ブラシ毛基部)の断面積は、断面形状などにより異なるが、0.001〜0.5mm2とし、通常は0.01〜0.2mm2、更に好ましくは0.01〜0.1mm2とするのが最適である。ブラシ毛基部の断面積が、0.001mm2に満たないと毛腰が弱く刷掃に必要な剛性に欠け、また0.5mm2を越えると毛が太く細部への挿入性が劣る。そのため、この下限と上限を基準に断面形状や材質など関連要素を勘案して適宜決定する。また、長さの異なる二種類の分岐毛を有するブラシ毛にあっては、短い分岐毛の長さが、長い分岐毛の長さの1/10〜9/10の範囲であることが好ましい。短い分岐毛の長さが、長い分岐毛の長さの1/10よりも短い場合には、短い分岐毛による刷掃効果に乏しく、9/10よりも長いと、分岐毛の長さが異なるようにした効果を十分に発揮できない。
図7(a)及び(b)に、同じく先端が分岐した先細の合成樹脂製フィラメントFの他実施形態を示す。この合成樹脂製フィラメントFは、鞘部23の先端から複数、図例のものは3本の芯毛24が突出形成されている。この複数の芯毛24を鞘部23の先端から突出させて先端を分岐させたフィラメントFは、例えば島部をナイロン、アラミドなどのポリアミド樹脂を主成分とする素材で構成し、海部をポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル樹脂を主成分とする素材で構成した複合合成樹脂モノフィラメントF(以下、複合モノフィラメントという。)、例えば、図7(c)〜(e)に示すように、前記ポリエステル樹脂を海部25としナイロン樹脂を島部26とする海島構造の複合フィラメントFを苛性ソーダ(NaOH)に浸漬し、これを引き上げることで海部25が先端から溶解除去して島部26が露出し、図7(a)、(b)に示すように、ブラシ毛2の外面を構成する鞘部23の先端から複数の芯毛24が突出形成されたブラシ毛2が製造される。この場合、苛性ソーダの濃度や浸漬時間、苛性ソーダからの引き上げ速度等により鞘部23先端のテーパー形状や芯毛24の露出長を適宜調整できる。更に、図8(b)に示すように、単位断面要素22の複数が連結した断面形状を有し、且つ各単位断面要素22が芯鞘構造又は海島構造の断面形状を有する合成樹脂製フィラメントFを、苛性ソーダ(NaOH)、酸、有機溶剤などの薬液に浸漬して引き上げることで、図8(a)に示すように、複数のテーパー状分岐毛21の各先端からから芯毛24が突出形成されたフィラメントF(ブラシ毛)とすることもできる。
前記鞘部23の先端から複数の芯毛24が突出形成されたブラシ毛となるフィラメントFのサイズとしては、基端側(芯鞘複合部)の直径が0.150〜0.300mm、芯毛24の直径が0.03〜0.07mm、芯毛の露出長が0.2〜4.0mm、更には芯毛の露出長が0.5〜4.0mmであることが好ましい。また、植毛基部から先端までの長さ(植毛面3aから露出するブラシ毛の長さ、即ち毛丈)は7〜11mmであることが好ましい。更に、基端部の直径を100%としたとき、露出した芯毛24と複合部との境界を基点として、この基点より複合部側に1mm寄った位置での直径が70±15%、3mmで89±8%、5mmで93±7%となるようなテーパー加工が複合部の端部に施されていると好ましい。複合部の直径を0.150〜0.300mm、芯毛24の直径を0.03〜0.07mm、芯毛24の露出長を0.2〜4.0mmとした場合、口腔内細部への挿入性、口腔内細部内奥への到達性、到達した芯毛24による歯垢除去作用はより好ましいものとなり、更に芯毛24の露出長を0.5〜4.0mmとした場合、口腔内細部への挿入性、口腔内細部内奥への到達性、到達した芯毛24による歯垢除去作用はより一層好ましいものとなる。また植毛された海島型複合繊維の植毛基部から先端までの長さが7〜11mmの範囲であれば、清掃効果を得るうえでの充分な毛腰が得られるとともに歯間部などの狭い部位への挿入性にも優れ、操作もしやすい。
更に、図9(a)に示すものは、本発明に用いられる先細加工されたブラシ毛の更に他の実施形態を示す合成樹脂製のフィラメントFである。この合成樹脂製フィラメントFは、芯鞘構造又は海島構造の断面形状を有し、好ましくはポリステル樹脂を主成分とする素材からなる鞘部又は海部が毛先に向かって細くなるテーパー状に形成されており、毛先に、好ましくはポリアミド樹脂を主成分とする素材からなる単一の芯毛24が露出してなる。具体的には、図9(b)に示すように、一本の芯部(島部)26の周りに鞘部(海部)25を配した芯鞘構造を有する複合モノフィラメントFの先端側の芯部26を露出させて、図9(a)に示すように先端に芯毛24を突出させてある。前記芯鞘構造の複合モノフィラメントFの場合、断面積、即ち芯部26と鞘部25を含む複合モノフィラメントF全体の断面積のうち、芯部26の断面積は15〜80%、より好ましくは40〜80%とする。これにより、ブラシ毛基端側で適度な毛腰を維持つつ、先端側に露出した断面積15〜80%の芯毛24により、歯肉を傷めることなく優れた細部清掃性を発揮しつつ、植毛台3への熱的固着作業に際して毛先が折れ曲がったり、不揃いになったりすることを防止できる。
芯部を露出させる方法については、前記図7、8に示した複数の芯部を露出させる場合と同様であるが、単一の芯部26を露出させる場合には、化学的方法以外に機械的方法により鞘部25を除去する手段も採用できる。化学的除去の方法の場合には、例えば、芯部26にポリアミド樹脂を採用し、且つ鞘部25にPBTなどのポリエステル樹脂を採用した複合モノフィラメントFの先端側を苛性ソーダ(NaOH)などのアルカリ性の薬液などに浸漬させて芯部26を露出させて芯毛24が先端に突出したフィラメントF(ブラシ毛)を構成することができる。
上記のように溶解される鞘部23(海部25)の先端側端部には、芯毛24に連続するテーパー部27が必然的に形成されるが、そのテーパーの角度等は浸漬時間等を制御することによって容易に調整できる。このテーパー部27が形成されることで口腔内細部への挿入性、到達性が更に良くなる。
図9(b)に示す複合モノフィラメントF及びその芯部26の断面形状は、それぞれ略円形であり、複合モノフィラメントFの外径b2は0.16mm〜0.25mmに設定され、芯部26の外径b1は、複合モノフィラメントFの外径の40〜90%、より好ましくは60〜80%に設定されている。植毛されたブラシ毛の植毛基部から先端までの毛丈は6〜12mmの範囲とすることが好ましい。あまり長すぎると口中における操作性が悪くだけでなく毛腰が柔らかすぎて充分な清掃効果が得られない。他方、短すぎるとブラッシング中の毛のたわみが少なくて使用感が悪くなるうえに歯間部への挿入性も悪くなる。また、芯毛24の露出長は、毛丈の5〜50%、より好ましくは10〜50%に設定され、具体的には、0.5〜4.0mmの好適な範囲に設定される。芯毛24の露出長が毛丈の5%未満であると、歯間部や歯頸部の歯周ポケット、小窩裂溝等の奥部に到達させるには不十分である。また、芯部26が露出した芯毛24は長いほど細深部に対する清掃効果は高いが、その反面、耐久性が低下する。実用的な耐久性を維持できる芯毛24の長さは毛丈の50%以下、具体的には4.0mm程度以下となる。
露出した芯毛24の先端形状は任意であり、半球状など適宜な形状に加工することができる。本実施形態では、芯部26の材質をポリアミド樹脂とし、鞘部23から露出した芯毛24が円柱状に真直ぐに伸びている。これにより、植毛台12への熱的固着作業中の毛先の折れ曲がりなどを防止することができる。
次に、図10は、芯部26及び該芯部26が鞘部25から露出した芯毛24の断面形状を略多角形とした例、図11は、芯部26の外周面に軸方向に延びる突条部28を複数設けた例、更に図12は、芯部26及び芯毛24の外周面に軸方向に延びる凹溝29を複数設けた例を示している。
図10に示すフィラメントFのように、芯部26の断面形状を鋭角部を有する略多角形とすれば、芯部露出基端において、鞘部端部が当該芯部26に形成される凹部に食い込んだように残存して食込み部を形成することにより、使用により鞘部が当該芯部露出基端から剥がれてしまうのを防止でき、耐久性を向上できる。図11、図12に示すフィラメントFの場合も、上述の略多角形とした場合と同様に、鞘部23端部に突条部28又は凹溝29に食い込んだ食込み部が形成されて鞘部25端部の剥がれが防止される。
図13(a)、(b)は芯部26と鞘部25の間に両者を接着させるための接着層Aを介設した複合モノフィラメントFであり、これにより上述の鞘部端部の剥がれをより確実に防止できる。更に、図13(c)は、複合モノフィラメントFの断面形状を、芯部26の断面形状と略相似形としたものであり、これにより鞘部25の厚みが周方向に沿って略均一となり鞘部25が芯部26から剥がれ難くなる。
本発明に係る歯ブラシは、ブラシ毛を植毛台に、平線を用いることなしにインモールド法やフューズイン法などによって熱的に固着するに際して、ブラシ毛の先端を当て板などに当接して毛束先端面及び毛束先端面で構成されるブラシ面を所望の形状となるように揃えることで、ブラシ毛の先端で構成されるブラシ面を任意の形状に形成することができる。例えば、毛束先端面を、毛束4、5のように中心部が高く(毛丈が長い)周辺部に向かうに従って低く(毛丈が短い)なるような山形状に形成したり、更にはブラシ面が植毛部の幅方向(歯ブラシの軸芯Xに直交する方向)において凹凸を有する三次元形状とすることもできる。このように毛束先端面を山形状(凸状)に形成したり、ブラシ面に凹凸を形成すると、歯間部や歯と歯茎との間などの狭い部分への毛束の挿入性が更に向上し、清掃性や歯垢除去効果により一層優れた歯ブラシとなる。
また、予め所定の長さに切断されたブラシ毛を集束した毛束を、ブラシ毛を取り出す装置により取り出し、熱的に一体の毛束とした後に本体の成形材料を射出して歯ブラシを成形することもできる。本発明の請求項4に記載の三角断面の毛束及び/又は請求項7に記載の細長断面の毛束の本数は、ブラシ毛を取り出す装置により取り出されるブラシ毛の本数の略整数倍であることが好ましい。ここで、略整数倍とは、整数倍になる数値を中心に、±10%の誤差を含むことをいう。これは、ブラシ毛を取り出す装置の機構によっては、取り出すブラシ毛の本数にふれが生じるためである。また、請求項4に記載の三角断面の毛束及び/又は請求項7に記載の細長断面の毛束の横断面積が、取り出し装置のブラシ毛を取り出す空隙のブラシ毛に対する横断面積の略整数倍であってもよい。更に、生産時での効率を考えると、請求項4に記載の三角断面の毛束及び/又は請求項7記載の細長断面の本数または横断面積が、ブラシ毛を取り出す装置のブラシ毛の本数又はブラシ毛を取り出す空隙のブラシ毛に対する横断面積と略同じであることが、より好ましい。そうして、本発明に係る歯ブラシは、歯ブラシ本体10の植毛台3に、予め先細加工された、または通常の先丸加工をされた合成樹脂製フィラメントを、インサート法、ヒューズイン法などにより熱的に固着して、各毛束の横断面形状を任意に形成することができる。また、熱的にブラシ毛を毛束にしたものを、いったんプレート状のものに最終の植毛パターンに反映されるように設置して植毛部の原型を作り、その後その毛束を設置したプレートを含むようにブラシ本体を成形して植毛部を形成する方法でもよい。即ち、ブラシ毛(毛束)を植毛台3に固着する際の毛束保持金具(第一金型)の毛束収容孔や植毛台3に形成される植毛孔の形状を三角形状、矩形状、その他任意の形に形成することで、任意の横断面形状の毛束を植毛台3へ固定することができる。
なお、以上の実施の形態では、ハンドル部11を有する手動の歯ブラシ1についてのみ記載したが、本発明の歯ブラシは、ハンドル部を短く形成して、駆動手段を有する電動歯ブラシ用ブラシとすることもできる。
(実施例1)
ポリブチレンテレフタレート(PBT)を用いて図2に示す歯ブラシのハンドル部10を射出成形により成形し、図1及び図3に示す植毛部9の毛束のうち、植毛台3両側の毛束7を省略するとともに、三角断面の毛束6、6としてナイロンフィラメントを先丸加工したブラシ毛(以下、「通常毛」という。)を、直径が2.7mmの円に内接する断面形状で、中心間距離が7.0mmとなるように植毛した植毛部を有する歯ブラシをインモールド法により成形した。なお、毛束の仕様を表1に示す
Figure 2007151704
(実施例2)
実施例1の歯ブラシにおいて、三角断面の毛束6、6間の中心間距離を9.4mmとした以外は実施例1と同様にして歯ブラシを成形した。
(実施例3)
実施例1の歯ブラシにおいて、三角断面の毛束6、6を歯ブラシの軸芯から植毛台の側縁部に向かって先細となる三角断面となるように植毛した以外は実施例1と同様にして歯ブラシを成形した。
(実施例4)
実施例1の歯ブラシにおいて、三角断面の毛束6、6の代わりに断面が四角形の毛束(通常毛)を植毛した以外は実施例1と同様にして歯ブラシを成形した。
(実施例5)
実施例1の歯ブラシにおいて、三角断面の毛束6、6の代わりに断面が円形の毛束(通常毛)を植毛した以外は実施例1と同様にして歯ブラシを成形した。
(実施例6)
実施例1の歯ブラシにおいて、三角断面の毛束6、6を、直径が2.0mmの円に内接する形状とした以外は実施例1と同様にして歯ブラシを成形した。
(実施例7)
実施例1の歯ブラシにおいて、三角断面の毛束6、6を、直径が4.0mmの円に内接する形状とした以外は実施例1と同様にして歯ブラシを成形した。
(実施例8)
実施例1の歯ブラシにおいて、三角断面の毛束6、6の間に、図3(b)に示す四角形断面の毛束7(毛丈8mmの通常毛)を植毛した以外は実施例1と同様にして歯ブラシを成形した。
(実施例9)
実施例8の歯ブラシにおいて、三角断面の毛束6、6および四角形断面の毛束7を、PBTを海部(鞘部)とし、ナイロンを島部(芯部)とし、先端が3本に分岐した毛丈10mmのブラシ毛(以下、「特殊毛」という。)から構成した以外は実施例8と同様にして歯ブラシを成形した。
(実施例10)
実施例1において、三角断面の毛束6、6を、直径が1.4mmの円に内接する形状とした以外は実施例1と同様にして歯ブラシを成形した。
(実施例11)
実施例1において、三角断面の毛束6、6を、直径が4.5mmの円に内接する形状とした以外は実施例1と同様にして歯ブラシを成形した。
(実施例12)
実施例1の歯ブラシにおいて、三角断面の毛束6、6間の中心間距離を11.0mmとした以外は実施例1と同様にして歯ブラシを成形した。
(比較例1)
実施例1において、三角断面の毛束6、6間の中心間距離を3.5mmとした以外は実施例1と同様にして歯ブラシを成形した。
(比較例2)
実施例4において、四角形断面の毛束の中心間距離を3.5mmとした以外は実施例4と同様にして歯ブラシを成形した。
(比較例3)
実施例5において、円形断面の毛束の中心間距離を2.5mmとした以外は実施例5と同様にして歯ブラシを成形した。
上記のようにして成形した各実施例および比較例の歯ブラシについて、以下の方法により清掃性(プラーク除去性)を調べた。結果を表2に、また清掃性評価の判断基準を表3に示す。
(清掃性の評価方法)
顎模型の上顎第一大臼歯部分に疑似プラークを付着させ、該顎模型をブラッシングシミュレーション装置に取り付け、上顎第一大臼歯に歯ブラシ植毛部の一方の端が当たるように当て、植毛部が第一大臼歯を覆うように歯ブラシを設置する。横方向のストロークを20mmとして荷重300gをかけて3秒間ブラッシングを行い、疑似プラークの面積を画像解析装置にて、各部位ごとに計測算出し、疑似プラークを付着させた面積に対する疑似プラークが除去された面積の割合をプラーク除去率とした。得られたプラーク除去率にて各部位の清掃性を評価した。
Figure 2007151704
Figure 2007151704
なお、表2に示す清掃性総合評価は、歯ブラシ製品の機能の高さを表すものであり、各部位の清掃性評価における「◎」を2点、「○」を1点、「△」を0.5点とした評価点を合計し、より評価点の合計が多い製品が、より清掃効果の高い製品と判断した。また基準を満たないものの総合評価は「×」とした。即ち、各部位の清掃性評価において、1つでも「×」があるものは、製品としての機能を満たさないと判断して、総合評価も不合格で「×」とした。総合評価及び各部位の評価で1つも「×」の無いものを合格とした。
表2から明らかなように、毛束の中心間の距離が1本の歯の幅方向の長さと略等しくなるように歯ブラシの軸芯方向に隣接して配置した本発明に係る歯ブラシは、歯の全体にわたって清掃性に優れる。特に三角断面の毛束を植毛台の側縁部から歯ブラシの軸芯に向かって先細となるとなるように配置することにより、歯間部の清掃性に優れる。また、前記三角断面の毛束の間に四角形断面の毛束を配置することで、歯頸部の清掃性が向上し、更に先端分岐毛(特殊毛)を用いることで、歯間部、歯頸部の清掃性が一層向上する。
本発明の歯ブラシの1実施の形態を示す植毛台部分の斜視図。 (a)は歯ブラシの正面図、(b)は平面図。 (a)は植毛台部分の拡大正面図、(b)は拡大平面図、(c)は拡大側面図。 (a)は歯ブラシの他の実施の形態を示す植毛台部分の平面図、(b)は更に他の実施の形態を示す植毛台部分の平面図。 歯ブラシの毛束が歯間部及び歯肉辺縁部に当たる様子を示す模式図。 (a)は分岐毛の先端部の拡大図、(b)〜(h)は分岐毛フィラメントの断面図である。 (a)は先端に複数の芯毛が突出形成されたブラシ毛の正面図、(b)はその斜視図、(c)〜(e)は海島構造を有するフィラメントの断面図である。 (a)は先端に複数の芯毛が突出形成されたブラシ毛の他実施例の斜視図、(b)は前記ブラシ毛のフィラメントの断面図である。 (a)は先端に単一の芯毛が突出形成されたブラシ毛の斜視図、(b)はその断面図である。 (a)は先端に単一の芯毛が突出形成されたブラシ毛の他の実施形態の斜視図、(b)はその断面図である。 (a)は先端に単一の芯毛が突出形成されたブラシ毛の他の実施形態の斜視図、(b)はその断面図である。 (a)は先端に単一の芯毛が突出形成されたブラシ毛の他の実施形態の斜視図、(b)はその断面図である。 (a)〜(c)は断面芯鞘構造フィラメントの断面図である。
符号の説明
1 歯ブラシ
2 首部
3 植毛台
3a 植毛面
4 毛束
4a ブラシ面
5 毛束
5a ブラシ面
6 毛束
6a ブラシ面
7 毛束
7a ブラシ面
8 毛束
9 植毛部
10 ブラシ本体
11 ハンドル部
B 歯間部
N 歯間乳頭部
S 歯肉縁縁部

Claims (18)

  1. 合成樹脂製のブラシ本体の植毛台に合成樹脂製のブラシ毛からなる複数の毛束が固定されて植毛部が形成されており、前記複数の毛束のうちの一部の毛束が、横断面形状が略同一で、且つそれら毛束の中心間の距離が1本の歯の幅方向の長さと略等しくなるように歯ブラシの軸芯方向に隣接して配置されていることを特徴とする歯ブラシ。
  2. 前記中心間の距離が1本の歯の幅方向の長さと等しくなるように歯ブラシの軸芯方向に隣接して配置されている同一断面形状の毛束の中心間の距離が5〜12mmである請求項1に記載の歯ブラシ。
  3. 前記中心間の距離が1本の歯の幅方向の長さと等しくなるように歯ブラシの軸芯方向に隣接して配置されている同一断面形状の毛束が、植毛台における側縁部に配置されている請求項1または2に記載の歯ブラシ。
  4. 前記中心間の距離が1本の歯の幅方向の長さと等しくなるように歯ブラシの軸芯方向に隣接して配置されている同一断面形状の毛束の横断面形状が略三角形であり、且つ該三角断面の毛束が、略三角形の先細となる部分を同一方向に向けて植毛台に固定されている請求項1〜3のいずれかに記載の歯ブラシ。
  5. 前記三角断面の毛束が、植毛台の側縁部から歯ブラシの軸芯に向かって先細となる断面略三角形である請求項4に記載の歯ブラシ。
  6. 前記三角断面の毛束が、直径1.4〜4.5mmの円に内接する横断面形状を有する請求項4または5に記載の歯ブラシ。
  7. 歯ブラシの軸芯方向に並んだ複数の三角断面の毛束の間に、横断面形状が歯ブラシの軸芯方向に長い細長断面の毛束が配置されている請求項4〜6のいずれかに記載の歯ブラシ。
  8. 前記三角断面の毛束より前記細長断面の毛束の方が、植毛台の幅方向外側に配置されている請求項7に記載の歯ブラシ。
  9. 前記細長断面の毛束の横断面形状が、略四角形である請求項7または8に記載の歯ブラシ。
  10. 前記中心間の距離が1本の歯の幅方向の長さと略等しくなるように歯ブラシの軸芯方向に隣接して配置されている同一断面形状の毛束を構成するブラシ毛が、先細加工されている請求項1〜9のいずれかに記載の歯ブラシ。
  11. 前記先細加工されたブラシ毛が、先端分岐加工されている請求項10に記載の歯ブラシ。
  12. 前記先細加工されているブラシ毛からなる毛束の位置より歯ブラシの軸芯に近い側に、通常の先丸加工をされたブラシ毛からなる毛束が固定されている請求項10又は11に記載の歯ブラシ。
  13. 毛束先端面で構成されるブラシ面が凹凸を有する請求項1〜12のいずれかに記載の歯ブラシ。
  14. ブラシ毛の先端で構成される各毛束先端面の中央部が凸状に形成されている請求項13に記載の歯ブラシ。
  15. 前記先細加工されたブラシ毛の毛丈が、前記通常の先丸加工されたブラシ毛と略同等またはそれより長い請求項10〜14のいずれかに記載の歯ブラシ。
  16. 毛束が植毛台に熱的に固着されている請求項1〜15のいずれかに記載の歯ブラシ。
  17. 前記請求項4記載の三角断面の毛束のブラシ毛の本数及び/又は前記請求項7記載の細長断面の毛束のブラシ毛の本数が、毛束を植毛台に熱的に固着する際に同じ量のブラシ毛を取り出す装置でブラシ毛を取り出した時の本数の略整数倍である請求項16に記載の歯ブラシ。
  18. 前記請求項4記載の三角断面の毛束のブラシ毛の横断面積及び/又は前記請求項7記載の細長断面の毛束のブラシ毛の横断面積が、毛束を植毛台に熱的に固着する際に同じ量のブラシ毛を取り出す装置でブラシ毛を取り出す空隙のブラシ毛に対する横断面積の略整数倍である請求項16に記載の歯ブラシ。
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