JP2007151367A - 駆動装置 - Google Patents

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隆祐 東
Shigeru Kasai
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Abstract

【課題】 光学部品等を搭載し一体的に光軸方向に変位駆動する駆動マグネットとスリーブとの同軸度を高精度で確保できる駆動装置を提供する。
【解決手段】 駆動コイル55が配置されたステータ50と、ステータ50に対して軸回転周りに回転可能に支持された回転体8と、回転体8の内側でステータ50に対して所定の方向に移動可能に支持された可動体10を有する駆動装置において、回転体8は、駆動コイル55に対向するように配置された駆動マグネット60と、駆動マグネット60の回転力を可動体10に伝達して可動体を回転軸方向に沿って移動させる駆動力伝達部13を有するスリーブ70とを備え、駆動マグネット60とスリーブ70とを一体成形する。
【選択図】 図1(b)

Description

本発明は、駆動装置に関し、更に詳細には、光学部品等を光軸方向に変位駆動する駆動装置に関する。
光学部品等を光軸方向に変位駆動する駆動装置としては、例えば、カメラ付き携帯機器などに搭載される薄型カメラにおいて、被写体との距離に併せてレンズを複数の撮影位置に移動させるレンズ駆動装置がある。
このようなレンズ駆動装置としては、例えば、光軸方向に移動するレンズを保持するレンズホルダと、レンズホルダの周囲に設けられた突起部と、上記レンズホルダを囲むとともに、上記突起部が係合するカム溝を内壁に有する回転筒体と、上記光軸を回転軸として上記回転筒体を回転させる駆動機構とを備えたレンズ駆動装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に示すレンズ駆動装置100は、図9に示すように、レンズ120、130を囲むように、回転筒体140が配置されている。回転筒体140の外周には、光軸190を回転軸として回転筒体140を回転させる駆動マグネット150と、駆動マグネット150に対向する駆動コイル160、162とを有する駆動機構が配置されている。
そして、駆動コイル160、162への通電を制御することにより、レンズ120またはレンズ130を光軸方向に直動させるとともに、そこにレンズ120、130を磁気保持するようになっている。
特開2005−121891号公報
特許文献1に示すレンズ駆動装置において、駆動マグネットは、回転筒体に接着剤を用いて固着されているが、接着剤を均一に塗布することは難しく、駆動マグネットと対向する駆動コイルとの間隔が不均一になり易い。このため、駆動マグネットが、回転筒体との同軸度を高精度に確保することは難しく、駆動コイルとの間隔が変化し、レンズの移動がアンバランスとなるという問題がある。
さらに、接着剤の塗布量が多い場合には、駆動コイルに接触するという問題が生じる可能性がある。
また、レンズを所定の位置で磁気保持する場合、駆動マグネットと駆動コイルとの間隔が小さい側、すなわち、磁気吸引力が大きい位置に偏って保持されることとなり、レンズ位置が光軸上から外れるという問題が生じやすい。
さらに、上述したレンズ駆動装置を搭載したカメラがより小型化、薄型化となるため、駆動マグネットの形状も薄型化、小型化となる。このため、接着剤では、接着剤が凝固した際、塗布量の不均一により駆動マグネットに歪が発生し、マグネットを変形させるという問題もある。
以上の問題に鑑みて、本発明の課題は、光学部品等を搭載し一体的に光軸方向に変位駆動する駆動マグネットとスリーブとの同軸度を高精度で確保することができる駆動装置を提供することにある。
本発明は、駆動コイルが配置されたステータと、前記ステータに対して軸回転周りに回転可能に支持された回転体と、前記回転体の内側で前記ステータに対して所定の方向に移動可能に支持された可動体とを有する駆動装置において、前記回転体は、前記駆動コイルに対向するように配置された駆動マグネットと、前記駆動マグネットの回転力を前記可動体に伝達して前記可動体を前記回転軸方向に沿って移動させる駆動力伝達部を有するスリーブとを備え、前記駆動マグネットと前記スリーブとは一体成形されていることを特徴とする。
この発明によれば、回転体を構成する駆動マグネットとスリーブとが、射出成形方法等により、溶着・一体化することができる。このため、スリーブと駆動マグネットとの同軸度を高精度で確保することができる。
また本発明において、前記駆動マグネットと前記スリーブとは、2色成形方法で一体成形されていることが好ましい。本発明によれば、2色成形方法により、スリーブを成形した金型の一部を共通にして、駆動マグネットを成形することができる。このため、スリーブと駆動マグネットとの同軸度をより高精度で確保することができる。
また本発明において、前記スリーブには、射出成形時に射出成形用金型と係合する係合部が形成されていることが好ましい。本発明によれば、スリーブを射出成形する際、射出成形用金型に係合する係合部が形成されるので、スリーブを金型から取り出し易くなり、取り出す際の変形を防止することができる。
さらに本発明において、前記可動体はレンズを備える移動レンズ体であり、前記レンズの光軸方向に沿って移動することが好ましい。
この発明によれば、回転体を構成する駆動マグネットとスリーブとが、射出成形方法により、溶着・一体化することができる。このため、スリーブと駆動マグネットとの同軸度を高精度で確保することができる。
この発明によれば、回転体を構成する駆動マグネットとスリーブとが、射出成形方法等により、溶着・一体化することができる。このため、スリーブと駆動マグネットとの同軸度を高精度で確保することができる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したレンズ駆動装置を例に説明する。
(第一の実施の形態)
図1(a)、(b)はそれぞれ、本発明を適用したレンズ駆動装置の要部の平面図および断面図である。なお、図1(b)は図1(a)の破線の矢線A−A´に沿った断面図である。また、レンズが最も像側(撮像装置(図示せず)が配置される側)に位置する状態を示している。
(全体構成)
図1(a)、(b)において、本形態のレンズ駆動装置1は、3枚のレンズ2、3、4を保持した移動レンズ体10である可動体と、移動レンズ体10を光軸Lに沿って移動させる駆動機構5と、駆動機構5および移動レンズ体10が搭載された固定体20とを有している。
さらに、駆動機構5は、移動レンズ体10を囲むように配置されたステータ50と、ステータ50と移動レンズ体10との間に配置された回転体8とを有している。
(固定体の構成)
固定体20は、像側で撮像装置(図示せず)を保持するベース21と、物体側に位置するカバー22と、カバー22に装着されるキャップ23とから構成されている。ここで、ベース21とカバー22はネジなどによって固定されている。このため、レンズ駆動装置1の耐落下特性などといった耐衝撃性が高い。
ベース21とカバー22との間には、駆動機構5及び回転体8が、図1(b)に示すように、径方向の外側から内側に、かつ、それぞれ光軸Lと同軸状に配置されている。
ベース21には、カバー22に向かって突出するように形成された段部211が形成されており、同様に、カバー22には、ベース21に向かって突出するように形成された段部221が形成されている。ベース21の段部211の外周面とカバー22の段部221の外周面とは、光軸Lからほぼ同じ径となっている。
また、カバー22とベース21との間には、回転体8が、その光軸L方向への移動が阻止された状態で配置され、ベース21に形成された段部211の外側、およびカバー22の段部221の外側で軸線周り(光軸L)に回転可能な状態で保持されている。
(駆動機構の構成)
駆動機構5は、ステータ50と回転体8とを備えたステッピングモータ構造を備えている。ステータ50は、コイル線が巻回された環状の駆動コイル55を2つ備えており、2つの駆動コイル55は各々、2枚の環状のヨーク51の間に挟まれた状態となっている。この状態で、ステータ50の下段側および上段側のいずれにおいても、2枚のヨーク51の極歯が周方向に交互に配置されている。また、2つの駆動コイル55から計4本のコイル端末線が引き出され、これらのコイル端末線は各々、端子台80に直線的に配列された端子81に接続されている。なお、端子81は4本あり、そのうちの1本にはフレキシブル基板を介してアースパターンが接続されている。
本形態のレンズ駆動装置1の駆動機構5では、円筒状のステータ50の内側には、移動レンズ体10との間に円筒状の回転体8が同軸状に配置され、この回転体8は、円筒状の駆動マグネット60と、円筒状の樹脂製のスリーブ70とを有している。駆動マグネット60とスリーブ70は、射出成形方法により成形されており、本実施の形態では後述するインサート成形方法または2色成形方法で成形されている。駆動マグネット60の外周面には、S極とN極が周方向に交互に配列されるように着磁されている。
スリーブ70は、カバー22とベース21との間に、光軸L方向への移動が阻止された状態で配置されている。ここで、スリーブ70は、ベース21に形成された段部211の外周面に、およびカバー22の段部221の外周面に軸線周り(光軸L)に摺動しながら回転可能な状態となっている。従って、2つの駆動コイル55に給電すると、駆動マグネット60とスリーブ70を備えた回転体8は、光軸L周りに所定の方向に回転することになっている。
スリーブ70を構成する面のうち、像側の面は第一摺接面70aとなっており、ベース21の被写体側に形成された第一当接面21aと摺接するようになっている。この第一摺接面70a、もしくは第一当接面21aには潤滑剤が塗布されており、第一摺接面70aと第一当接面21aとの間を潤滑剤が介在している。なお、潤滑剤は、例えばグリース等を使用している。
さらに、スリーブ70を構成する面のうち、内周面側の下部は第二摺接面70bとなっており、ベース21の外周面側に形成された第二当接面21bと摺接するようになっている。この第二摺接面70b、もしくは第二当接面21bには潤滑剤が塗布されており、第二摺面70bと第二当接面21bとの間を潤滑剤が介在している。
なお、本実施の形態では、上述した潤滑剤は、第一摺接面70a、第二摺接面70bに予め塗布してからベース21に挿入して組立てるようにしている。
一方、スリーブ70を構成する第二摺接面70bの反対側の面であって、外周側面の下部の面70cはいずれの部材とも接触していない。
また、本実施の形態では、スリーブ70の内周面には雌ネジ72が形成されており、この雌ネジ72が駆動マグネット60の回転力を移動レンズ体10に伝達する駆動力伝達部13として構成されている。
(移動レンズ体の構成)
本形態のレンズ駆動装置1では、スリーブ70の内側には、3枚のレンズ2、3、4と絞り(図示せず)とをレンズホルダ11で保持した円筒状の移動レンズ体10が光軸Lに対して同軸状に配置されている。移動レンズ体10においてレンズホルダ11の外周面には雄ネジ14が形成されており、移動レンズ体10は、雄ネジ14がスリーブ70に形成された雌ネジ72に螺合することにより、スリーブ70の駆動力(回転)が移動レンズ体10に伝達されるようになっている。
本実施の形態において、スリーブ70の雌ネジ72と移動レンズ体10の雄ネジ14とは、駆動マグネット60の回転によって移動レンズ体10を光軸Lに沿って移動させるための駆動力伝達部13を構成している。
なお、本形態では、例えば、図1(a)に示すように、レンズホルダ11には複数本の突起15を光軸L方向に延びるように構成する一方、固定体20の側、例えば、カバー22やキャップ23には突起15が嵌る凹部25が形成されている。これらの突起15および凹部25によって、駆動伝達部13(移動レンズ体10に雄ネジ14および雌ネジ72)を介してスリーブ70の回転力が伝達されたときに移動レンズ体10の供回りを阻止する供回り阻止機構が構成されている。従って、移動レンズ体10は、スリーブ70の回転が直線運動に変換されて、光軸Lに沿って直動することになっている。また、本実施の形態では、移動レンズ体10とカバー22との間にはバネ85が配置されており、バネ85の付勢力が雄ネジ14および雌ネジ72との間のバックラッシュを防止するようにしている。なお、供回り阻止機構を構成するにあたっては、移動レンズ体10に溝を形成し、固定体20の方に突起を形成してもよい。
(係合部の構成)
図2は、本形態のレンズ駆動装置に構成した係合部の説明図である。図2(a)は、回転体の正面図を、また、図2(b)は回転体の底面図を、さらに図2(c)は図2(b)のB−B´線に沿った断面図である。
本形態の回転体8において、スリーブ70の図示下端側で内周側には、係合部300が形成されている。係合部300は、スリーブ70の射出成形時、射出成形用金型に形成された係合部900A(図5参照)に係合されるようになっている。
係合部300は、図2(c)に示すように、スリーブ70の第二摺接面70bに形成された凹部となっている。さらに、この凹部は、ベース21の第一当接面21a(図1(b)参照)に達するようになっている。係合部300は、図2(b)に示すように、複数形成されており、本実施の形態では、スリーブ70の円周方向に等間隔に8つ形成されている。
また、係合部300は、ベース21の第二当接面21bとの間に形成された空隙と、ベース21の第一当接面21aとで空間が形成されるようになっている。そこで、この空間を利用して、本実施の形態では、係合部300が潤滑剤を保持する溜まり部として機能している。すなわち、スリーブ70は、ベース21の段部211の外周面と、第二当接面21bとに摺動しながら回転するが、回転時に発生する摩擦抵抗を低くするために、潤滑剤が、例えば、スリーブ70に塗布されている。塗布された潤滑剤の一部は係合部300内に収納され、経時的に不足した場合等、係合部300内の潤滑剤が摺接面ににじみ出るようになっている。すなわち、係合部300は必要量の潤滑剤を確保することができるようになっている。
なお、係合部(溜まり部)300の数は本実施例における8つに限定されるものではなく、必要量の潤滑剤を確保するための容積であれば良く、1つの係合部(溜まり部)の大きさまたはその数は任意でよい。
次に、本実施の形態におけるレンズ駆動装置1の動作について説明する。
このように構成したレンズ駆動装置1において、2つの駆動コイル55に給電すると、駆動マグネット60は、スリーブ70と同軸度を保ちながら光軸L周りに所定の方向に回転する。駆動マグネット60が回転することで、一体となっているスリーブ70がベース21とカバー22との間で摺動しながら回転する。スリーブ70が摺動する際、スリーブ70の摺動面70a、70bとベース21の当接面21a、21bとの間には潤滑剤が介在されているので、スリーブ70の回転は滑らかに行われる。
スリーブ70には、移動レンズ体10に駆動力伝達部13を構成する雌ネジ72が設けられているので、雌ネジ72を介して移動レンズ体10の雄ネジ14に駆動力が伝達される。雌ネジ72に螺合している雄ネジ14が回転しようとするが、移動レンズ体10には供回りを阻止する供回り阻止機構(突起15、凹部25)が備えられているので、スリーブ70からの駆動力(回転)は、それを光軸Lに沿って移動する力として変換される。その結果、移動レンズ体10は光軸Lに沿って移動する。
(駆動マグネットおよびスリーブのインサート成形方法)
次に、回転体8を構成する駆動マグネット60およびスリーブ70がインサート成形方法によって一体的に形成されることについて、以下説明する。
図3はインサート成形用金型を拡大した概略図である。図4(a)〜(e)は、インサート成形方法の工程の概略図である。なお、駆動マグネット60、スリーブ70等は、上述した実施の形態と同一の部材として、同一の符号を付して説明する。
まず、駆動マグネット60の成形方法について説明する。図4(a)、(b)は、駆動マグネットの射出成形方法の工程を示している。駆動マグネットの成形において、駆動マグネット成形用金型200を使用する。駆動マグネット成形用金型200は、上金型201及び下金型221からなり、上金型201には注入口210が形成されており、下金型221には、駆動マグネット成形用キャビティ220が形成されている。
図4(a)に示すように、下金型221に上金型201を位置合わせし型閉じする。注入口210から第一溶融樹脂をキャビティ220へと射出・充填する。充填後、金型冷却を行う。第一溶融樹脂は磁性粉混合材料であり、磁性粉と、接着剤または塗料と、から主として構成されている。なお、本実施の形態で使用する磁性粉混合材料は公知であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
続いて図4(b)に示すように、成形後、上金型201を型開きし、駆動マグネット成形用キャビティ220内で固化された駆動マグネット60を下金型221から取り外す。その際、駆動マグネット60には、注入口210内に形成された成型部品220Aも一体に成形されている。そのため、この成形部品220Aは切除し、駆動マグネット60の成形品と別体にする。
次に、駆動マグネットをスリーブにインサートするインサート成形方法について説明する。
図3には、インサート成形方法に用いるインサート成形用金型250が示されている。インサート成形用金型250は、可動側金型271及び固定側金型281とからなり、可動側金型271には注入口260が形成されており、固定側金型281には、駆動マグネット60とスリーブ成型品70とが一体成形されるインサート成形用キャビティ280が形成されている。なお、図3において、インサート成形用キャビティ280内には、駆動マグネット60が位置決めして収められている。
可動側金型271は、可動側金型ピン272、および、可動側金型ピン272の周囲に配置された可動側金型273と、可動側金型プレート274とによって構成されている。可動側金型ピン272は、凸部275を有するとともに、凸部275の外周面には、移動レンズ体10の雄ネジ14となる螺旋溝276が形成されている。
同様に、固定側金型281は、回転体8の内周径に対応した円柱状凸部285を有する固定側金型ピン282と、固定側金型ピン282の周囲に配置された固定側金型283と、固定側金型プレート284とによって構成されている。
さらに、本実施の形態では、固定側金型ピン282には、インサート成形品(回転体8)を保持する金型側係合部としての係合凸部286A、Bが円周方向において複数箇所に形成されている。
図4(c)、(d)、(e)は、インサート成形方法の工程の概略図である。
図4(c)に示すように、固定側金型281は、固定側金型プレート281の内周面に、固定側金型ピン282が嵌合されている。さらに、上述した成形品としての駆動マグネット60が、固定側金型283を介して、インサート成形用キャビティ280内に位置決めされている。
固定側金型281には、可動側金型271が型閉めされる。具体的には、固定側金型ピン282の凸部285の先端面に、可動側金型ピン272の円柱状凸部275が当接するように位置決めされる。さらに、駆動マグネット60の端面には、固定側金型281の端面が当接するように配置されている。これにより、駆動マグネット60は、軸方向の高さが位置決めされている。
固定側金型281に可動側金型271が型閉じされ、インサート成形用キャビティ280が形成される。図4(d)に示すように、このキャビティ280内に第二溶融樹脂を射出し、第二溶融樹脂の保圧力により駆動マグネット60を固定側金型プレート284に密着させ、第二溶融樹脂を冷却する。第二溶融樹脂の冷却固化後、図4(e)に示すように、可動側金型271を回転させながら型開きし、回転体8(インサート成形品)を取り出す。その際、回転体8(インサート成形品)には、注入口260内に形成された成型部品280Aも一体に成形されている。そのため、この成形部品280Aは切除し、回転体8の成形品と別体にする。
このように、インサート成形方法により形成された回転体8は、駆動マグネット60とスリーブ70とは溶着・一体化されるので、駆動マグネット60とスリーブ70との同軸度を高精度で確保できるとともに、両者の固着強度も従来の接着剤に比べて高くできる。
したがって、落下等の衝撃が加わったとしても、駆動マグネット60とスリーブ70とが容易に剥離することはない。
第二溶融樹脂は、PPS(ポリフェニレンサルファイド) PC(ポリカーボネート)LCP(液晶樹脂)などを使用する。
なお、本実施の形態では、インサート成形時、スリーブ70の内周側には、係合部(溜まり部)300が形成されているが、係合部300は、固定側金型ピン282に形成されている係合凸部(図3において、286A、B)により形成される。すなわち、係合凸部286A、Bに係合するように、係合部300が形成されるので、図4(d)に示すように、螺旋溝276の形成された可動側金型271の可動側金型ピン272をスリーブ70の成型品から取り外す際、インサート成形品としての回転体8が可動側金型271といっしょに回転して取り出されないように、スリーブ70が係合部(溜まり部)300と固定側金型ピン282の係合凸部286A、Bとが係合し、回転体8の回り止めとして機能し、回転体8の成形品が固定側金型ピン282に残される。
(駆動マグネットおよびスリーブの2色成形方法)
次に、駆動マグネット60、およびスリーブ70を2色成形により形成する方法を説明する。図5(a)、(b)は2色成形用金型を拡大した概略図である。図6(a)〜(f)には、2色成形方法の工程の概略図を示す。なお、駆動マグネット60、スリーブ70等は、上述した実施の形態と同一の部材として、同一の符号を付して説明する。
2色成形方法の概要は、一次成形用金型に一次成形用樹脂を射出・充填してスリーブ70を成形し、ついで適宜の操作により二次成形用金型を構成してこれに二次成形用樹脂を射出・充填することにより、駆動マグネット60を成形すると同時に、これらスリーブ70と駆動マグネット60とを溶着、一体化させる方法である。
図5(a)は、一次成形品としてのスリーブの成形方法に用いる一次成形用金型400Aである。一次成形用金型400Aは、一次成形用可動側金型401Aと一次成形用固定側金型481Aとからなり、一次成形用可動側金型401Aには注入口410Aが形成され、一次成形用固定側金型421Aには、スリーブ成形用キャビティ420Aが形成されている。
注入口410Aは、スリーブ成形品の外周面となる位置に形成されている。これにより、スリーブ成形品の外周面に、駆動マグネット40を成形するため、回転体8の成形品ではその注入口410Aが隠れるようになっており、その部分がマグネットに埋設するのでゲート処理が不要となる。
さらに、一次成形用可動側金型401Aは、共通金型となっており、各溶融樹脂の注入口410A、410Bの位置が異なるが、一次成形品としてのスリーブ70を取り外すことなく、二次成形品としての駆動マグネット40を成形する際にも使用する金型となっている。
一次成形用可動側金型401Aは、一次成形用可動側金型ピン472、および、一次成形用可動側金型ピン472の周囲に配置された一次成形用可動側金型473と、一次成形用可動側金型プレート474Aとによって構成されている。一次成形用可動側金型ピン472は、凸部475を有するとともに、凸部475の外周面には、移動レンズ体10の雄ネジ14となる螺旋溝476が形成されている。
同様に、一次成形用固定側金型481Aは、回転体8の内周径に対応した円柱状凸部485を有する一次成形用固定側金型ピン482と、一次成形用固定側金型ピン482の周囲に配置された一次成形用固定側金型483Aと、一次成形用固定側金型プレート484Aとによって構成されている。
さらに、本実施の形態では、一次成形用固定側金型ピン482には、2色成形品(回転体8)を保持する金型側係合部としての係合凸部486A、Bが円周方向において複数箇所に形成されている。
また、二次成形用金型400Bは、図5(b)に示すように、一次成形用可動側金型401Bと二次成形用固定側金型481Bとからなっている。一次成形用可動側金型401Bは、スリーブ70の射出成形用に用いた金型とほぼ同じであるが、一次成形用固定側金型483Aの形状及び一次成形用固定側金型プレート484Aに形成されている注入口410Bの位置が異なっている。また、二次成形用固定側金型481Bには、回転体成形品用キャビティ420Bが形成されている。
次に、図6(a)〜(f)を用いて、2色成形方法の工程を説明する。
図6(a)に示すように、一次成形用固定側金型481Aと一次成形用可動側金型401Aによって形成されたスリーブ成形用キャビティ420Aが形成され、このキャビティ420A内に第一溶融樹脂を射出・充填し、第一溶融樹脂を冷却する。第一溶融樹脂の冷却固化後、図6(b)に示すように、一次成形用可動側金型401Aを型開きする。この際、一次成形品としてのスリーブ70は、一次成形用可動側金型401Aとともに取り出される。その際、スリーブ70には、注入口420A内に形成された成型部品420AAも一体に成形されている。そのため、この成形部品420AAは切除する。
次に、二次成形用金型400Bを用いて、二次成形品としての回転体8の成形方法について説明する。図6(c)に示すように、二次成形用金型400Bは、その可動側金型は、注入口410Bの位置が異なる一次成形用可動側金型プレート474Bを有する一次成形用可動側金型401Aを使用し、固定側金型は一次成形用固定側金型481Aを二次成形用固定側金型481Bに交換している。
図6(b)に示すスリーブ70が取り付けられた状態の一次成形用可動側金型401Aを、二次成形用固定側金型481Bに位置合わせし型閉じする。このように、型閉じした場合、二次成形用金型400Bには、二次成形用固定側金型プレート484とスリーブ70の外周面との間には、回転体成形品用キャビティ420Bが形成されている。型閉じ後、図6(d)に示すように、注入口410Bから第二溶融樹脂を回転体成形品用キャビティ420Bへ射出・充填する。充填後、金型冷却を行う。
なお、第二溶融樹脂は磁性粉混合材料であり、磁性粉と、接着剤または塗料と、から主として構成されている。なお、本実施の形態で使用する磁性粉混合材料は公知であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
続いて図6(e)に示すように、成形後、一次成形用可動側金型401Aを型開きし、図6(f)に示すように、キャビティ420B内で二次成形品、すなわち、駆動マグネット60がスリーブ70に溶着・一体化して固化された回転体8を二次成形用固定側金型481Bから取り外す。その際、回転体8には、注入口410B内に形成された成型部品420BAも一体に成形されている。そのため、この成形部品420BAは切除し、回転体8の成形品と別体にする。
このように、インサート成形方法により形成された回転体8は、駆動マグネット60とスリーブ70とは溶着・一体化されるので、駆動マグネット60とスリーブ70との同軸度を高精度で確保できるとともに、両者の固着強度も従来の接着剤に比べて高くできる。
したがって、落下等の衝撃が加わったとしても、駆動マグネット60とスリーブ70とが容易に剥離することはない。
(本実施例の主な効果)
上述したとおり、レンズ駆動装置1は、回転体8を構成する駆動マグネット60とスリーブ70とは射出成形方法等により一体成形されているので、駆動マグネット60とスリーブ70とを溶着・一体化することができる。このため、スリーブ70と駆動マグネット60との同軸度を高精度で確保できる。
また、本実施例では、射出成形方法において、2色成形方法を用いている。このため、スリーブ70を成形した金型の一部を共通にして、駆動マグネット60を成形することができる。このため、より、スリーブ70と駆動マグネット60との同軸度をより高精度で確保することができる。
さらに、スリーブ70には、射出成形時に射出成形用金型と係合する係合部300が形成されている。このため、スリーブを取り出す際の変形を防止できる。
また、本実施の形態において、係合部300は、潤滑剤を保持する溜まり部として機能している。このため、回転体8が回転する場合、係合部300は、潤滑剤が保持されている溜まり部から潤滑剤を補充することができる。
(実施例2)
光学部品等として、上述した実施の形態では、複数のレンズ等を保持したレンズ移動体であるが、これに限定されるものではなく、これ以外の光学部品であってもよい。
例えば、レンズ移動体のかわりに、撮像素子を光軸方向に変位駆動するようにしてもよい。
具体的には、上記実施の形態では、レンズ駆動装置の駆動マグネット、およびスリーブのインサート成形、および二色成形を例として説明したが、本構成を備えるステッピングモータについてもまた適用できる。
図7は、本発明の実施の形態1に係るステッピングモータ1000の概略縦断面図である。以下において、ステッピングモータ1000を直動アクチュエータ1000とする。
図7において、本形態の直動アクチュエータ1000は、駆動コイルが配置された円筒状のステータ1010を備えた固定側部材1050と、ステータ1010の内側中央に同軸状に配置された円筒状の回転体1020と、この回転体1020の内側に同軸状に配置された出力シャフトとしての可動体1030とを有している。本形態において、固定側部材1050は、ステータ1010と、ステータ1010の出力側に配置された第1のホルダ1055と、ステータ1010の反出力側に配置された第2のホルダ1060とを備えている。
また、可動体1030には、テーブル1900を介して撮像素子1950が固定されている。
このように構成した直動アクチュエータにおいて、本形態では、以下の構造を採用して可動体1030及び撮像素子1950を軸線方向に往復駆動するようになっている。なお、可動体1030及び撮像素子1950が往復駆動する軸線方向は、撮像素子1950の光軸方向となっている。
まず、第1のホルダ1055は、ステータ1010の出力側端面に固定された円環状の平板部分1052と、この平板部分1052の内周縁から断面円形の外周形状をもって反出力側に向かって延びた円筒状の筒部1055とを備えている。平板部分1052の中央位置には可動体1030を貫通させる開口部1051が形成されおり、筒部1055は、開口部1051の周囲から回転体1020の内穴に入り込んで回転体1020を回転可能に支持している。開口部1051は、略円形の開口形状を有しているが、一部が弦に相当する直線部分を備えたD字形状の開口形状を有している。
第2のホルダ1060は、ステータ1010の反出力側端面に固定された環状の平板部分1062と、この平板部分1062の内周縁から反出力側に向かって突出する有底の円筒部1065とを備えている。円筒部1065には、その周壁を貫通する空気穴650が形成されている。
本形態において、円筒部1065の底部1066の中央には固定穴1067が形成されており、この固定穴1067には、回転体1020の内側で出力側に向かって起立する支軸1040の基端部が固定されている。一方、可動体1030には、その反出力端面で開口する軸穴31が形成されており、この軸穴31に支軸40が嵌っている。このようにして、本形態では、軸穴1031と支軸1040とにより形成された軸受1600によって、可動体1030は、軸線方向に移動可能に固定側部材1050に支持されている。ここで、軸穴1031は、可動体1030の出力側では閉塞しており、可動体1030には、軸穴1031の出力側部分に連通する空気穴1301が形成されている。
このような構成の可動体1030を軸線方向に往復駆動するための駆動源として、本形態では、ステータ1010および回転体1020により構成されたステッピングモータ構造が用いられている。すなわち、ステータ1010は、A相およびB相に対応する第1および第2のステータ組1011、1012を備えており、各ステータ組1011、1012は各々、軸線方向の外側に位置する円環状の外ステータコア1015、1016と、軸線方向の内側に位置する円環状の内ステータコア1017、1018と、外ステータコア1015、1016と内ステータコア1017、1018との間に配置された環状の駆動コイル1013、1014とを備えている。外ステータコア1015、1016、および内ステータコア1017、1018は、各々の内周縁で軸線方向に屈曲する極歯を備えており、ステータ1010の回転体配置穴では、その周方向に沿って外ステータコア1015、1016の極歯と、内ステータコア1017、1018の極歯とが交互に並んでいる。なお、本形態では、外ステータコア1015、1016の外周壁部分によってハウジングを構成している。
回転体1020は、周方向にS極とN極が交互に着磁された円筒形の永久磁石からなる駆動マグネット1021と、この駆動マグネット1021と一体のスリーブ1022とからなる。スリーブ1022は、その反出力側端部に内側に突出する環状突起1220を備えており、この環状突起1220の内周面には雌ねじ1023が形成されている。本形態では、この駆動マグネット1021とスリーブ1022とが、インサート成形、または2色成形によって一体成形されている。なお、インサート成形、または2色成形の方法は、上記の実施例1と同様であるため、説明を省略する。
また、本実施例の直動アクチュエータ1000において、回転体1020の回転力を可動体1030に伝達して可動体1030を直動させる駆動力伝達機構を備えている。
駆動力伝達機構は、スリーブ1022の環状突起1220の内周面に形成した雌ねじ1023と、可動体1030の外周面において軸線方向の所定の範囲にわたって形成された雄ねじ1033とからなるねじ機構1070が採用されている。
なお、本実施の形態においてもスリーブ1022の内周側には、係合部(図示せず)が形成されているが、係合部は、固定側金型ピン(図示せず)に形成されている係合凸部により形成される。本実施例における係合部についての効果もまた、上記実施例と同様であり、溜まり部、および回り止めとして機能する。よって説明を省略する。
(本実施例の主な効果)
上述したとおり、ステッピングモータ1000は、回転体1020を構成する駆動マグネット1021とスリーブ1022とは射出成形方法により一体成形されているので、駆動マグネット1021とスリーブ1022とを溶着・一体化することができる。このため、スリーブ1022と駆動マグネット1021との同軸度を高精度で確保できる。
また、本実施例では、射出成形方法において、2色成形方法を用いている。このため、スリーブ1022を成形した金型の一部を共通にして、駆動マグネット1021を成形することができる。このため、より、スリーブ70と駆動マグネット60との同軸度をより高精度で確保することができる。
さらに、スリーブ1022には、射出成形時に射出成形用金型と係合する係合部が形成されている。このため、スリーブを取り出す際の変形を防止できる。
また、本実施の形態において、係合部は、潤滑剤を保持する溜まり部として機能している。このため、回転体1020が回転する場合、係合部は、潤滑剤が保持されている溜まり部から潤滑剤を補充することができる。
ステッピングモータ1000は、例えば可動体1030にテーブル1900を取り付け、テーブル1900上に撮像素子1950を載置するというように使用できる。この場合、撮像素子1950が同軸上をスムーズに移動することが可能となる。
なお、実施例1、および2において、回転体8、および1020に形成された係合部300は凹部であったが、貫通孔、または凸部を形成してもよい。すなわち、回転体8、および1020に形成する係合部は、回転体8、および1020が可動側金型と一緒に回転して取り出されないように、固定側金型に形成された金型側係合部に係合し、回転体8、および1020の回り止めとして機能すればよい。
図8(a)、(b)は、本発明に係るレンズ駆動装置に用いる係合部の他の実施の形態5を示す図であり、図8(a)は回転体の平面図を、図8(b)は断面図を示す。
図8に示す係合部300Eは、インサート成形時または2色成形時に駆動マグネット40の外周面上に数箇所の凸部が形成されたものである。回転体8が固定側金型から取り出された後、これら係合部300Eは切除されている。
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
例えば、駆動マグネットとスリーブで説明しているが、これに限定されるものではなく、光学部品を光軸方向に変位移動させる部品であればよい。
また、駆動マグネットとスリーブとを、射出成形方法のインサート成形方法または2色成形方法を用いているが、これに限定されるものではない。例えば、駆動マグネットは、圧縮成形と併用してもよい。
本発明を適用したレンズ駆動装置の要部の平面図である。 本発明を適用したレンズ駆動装置の要部の断面図である。 (a)〜(c)は本発明を適用したレンズ駆動装置に構成した係合部の説明図であり、(a)は回転体の正面図を、(b)は回転体の底面図を、(c)は(b)のB−B´線に沿った断面図である。 インサート成形用金型を拡大した概略図である。 (a)〜(e)は、インサート成形方法の工程の概略図である。 (a)、(b)はそれぞれ、インサート成形用金型を拡大した概略図である。 (a)〜(e)は、2色成形方法の工程の概略図である。 実施例2のステッピングモータを示す断面図である。 (a)、(b)はそれぞれ、本発明に係るレンズ駆動装置に用いる係合部の他の実施の形態を示す図であり、(a)は回転体の平面図、(b)は断面図である。 従来例のレンズ駆動装置を示す断面図である。
符号の説明
160、162、1013、1014 駆動コイル
50、1010 ステータ
8、1020 回転体
10 レンズ移動体(可動体)
1030 可動体
1、1000 駆動装置
150、1021 駆動マグネット
13、1033、1023 駆動力伝達部
70、1022 スリーブ
300 係合部

Claims (4)

  1. 駆動コイルが配置されたステータと、前記ステータに対して軸回転周りに回転可能に支持された回転体と、前記回転体の内側で前記ステータに対して所定の方向に移動可能に支持された可動体とを有する駆動装置において、
    前記回転体は、前記駆動コイルに対向するように配置された駆動マグネットと、
    前記駆動マグネットの回転力を前記可動体に伝達して前記可動体を前記回転軸方向に沿って移動させる駆動力伝達部を有するスリーブとを備え、
    前記駆動マグネットと前記スリーブとは一体成形されていることを特徴とする駆動装置。
  2. 前記駆動マグネットと前記スリーブとは、2色成形方法で一体成形されていることを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  3. 前記スリーブには、射出成形時に射出成形用金型と係合する係合部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の駆動装置。
  4. 前記可動体はレンズを備える移動レンズ体であり、前記レンズの光軸方向に沿って移動することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の駆動装置。

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