JP2007150839A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体と筐体の開口部を覆う透明板との間から侵入する静電気が筐体内部の電子部品に及ぼす影響を、透明板の周縁に導電層が形成されている場合においても低減可能な携帯端末を提供する。
【解決手段】携帯電話機1は、開口部33を有する非導電性の受話筐体2と、受話筐体2内に設けられ、開口部33から露出する表示装置22と、開口部33を筐体外側から覆う非導電性の透明板25と、透明板25の受話筐体2側の面に開口部33を囲んで設けられた導電層26と、受話筐体2の筐体内側面に開口部33を囲んで設けられ、受話筐体2内に設けられた回路基板21のグランドパターン層21aに電気的に接続された導電シート23と、受話筐体2において導電層26と導電シート23とに挟まれた位置に開口する貫通穴34に配置され、導電層26と導電シート23とを電気的に接続する導電体24とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、ノート型パーソナルコンピュータ等の携帯端末に関し、特に、表示装置やカメラなどの電子部品が、筐体に設けられた開口部より露出するように構成された携帯端末に関する。
携帯電話機、PDA、デジタルカメラ、ノート型パーソナルコンピュータ等の携帯端末として、外装ケース(筐体)内に、回路基板上に配置された液晶表示装置等の表示装置と、表示装置の周囲を囲む枠状のシールド用プレートとを備え、シールド用プレートと回路基板上のグランドパターンとを電気的に接続したものが知られている(例えば特許文献1)。外装ケースには、表示装置を露出させる開口部が形成されており、開口部には外装ケース外側から透明板が被せられる。透明板は、その周縁において、外装ケースに対して貼り付けられる。
この携帯端末では、外装ケースと透明板との間から侵入する静電気を、シールド用プレートを介してグランドパターンに逃がすことにより、表示装置の誤作動や破損が防止される。
特開2003−18264号公報
近年、外装ケースのうち、開口部の周縁部分、すなわち、透明板が貼り付けられた部分を隠すために、透明板の周縁に塗装が行われることがある。そして、その塗装には、光沢を増して見栄えをよくするために、金属粉末等を混ぜた塗料が用いられることがある。その結果、透明板周縁の導電性が高くなり、透明板と外装ケースとの間から静電気が侵入しやすくなっている。
本発明の目的は、筐体と筐体の開口部を覆う透明板との間から侵入する静電気が筐体内部の表示装置などの電子部品に及ぼす悪影響を、透明板の周縁に導電層が形成されている場合においても低減可能な携帯端末を提供することにある。
本発明の携帯端末は、開口部を有する非導電性の筐体と、前記筐体内に設けられ、前記開口部から露出する電子部品と、前記開口部を筐体外側から覆う非導電性の透明板と、前記透明板の筐体側面に前記開口部を囲むように設けられた導電層と、前記筐体の筐体内側面に前記開口部を囲んで設けられ、前記筐体内に設けられた回路基板のグランド層に電気的に接続された導電シートと、前記導電層と前記導電シートとに挟まれた筐体壁に設けられた貫通穴に配置され、前記導電層と前記導電シートとを電気的に接続する導電体とを備え、前記貫通穴は、前記導電層の内周側縁部の位置に開口させてあることを特徴とする。
好適には、前記導電体は、弾性を有し、前記導電層と前記導電シートとに挟まれて保持されている。
好適には、前記導電体は、シート状部材をロール状に巻いて構成した筒状体であって、該筒状体の径方向が前記貫通穴の貫通方向を向くように前記導電体を前記貫通穴内に配置する。
好適には、前記導電層は、金属膜又は金属片を有する塗装膜である。
本発明によれば、筐体と筐体の開口部を覆う透明板との間から侵入する静電気が筐体内部の電子部品に及ぼす悪影響を、透明板の周縁に導電層が形成されている場合においても防止できる。
図1及び図2は、本発明の実施形態に係る携帯電話機1を示す外観斜視図である。携帯電話機1はいわゆる折り畳み式の携帯電話機として構成されており、図1は開状態を、図2(a)及び図2(b)は閉状態をそれぞれ示している。
携帯電話機1は、受話筐体2と、送話筐体3とを備えている。受話筐体2及び送話筐体3は、それぞれの端部が連結部4により連結されることにより携帯電話機1としての筐体を構成するようになっており、携帯電話機1は、連結部4側を回動の中心として開閉可能である。受話筐体2及び送話筐体3は、それぞれ概ね薄型直方体に形成されており、閉状態では互いに重ね合わされ、一方の筐体側から他方の筐体側を見たときに互いの輪郭が略一致するようになっている。
受話筐体2は、閉状態で送話筐体3に対向する面側の正面側ケース6と、その背面側の背面側ケース7とを備えている。正面側ケース6及び背面側ケース7は、例えば非導電性の樹脂によりそれぞれ成形されている。受話筐体2の正面側ケース6には、通話用のスピーカ48(図7参照)の放音口13が開口している。受話筐体2には、正面に画像や文字を表示するメイン表示部11と、背面に画像や文字を表示するサブ表示部12とが設けられている。なお、メイン表示部11及びサブ表示部12は、例えば液晶表示装置や有機EL表示装置などの表示装置を含んで構成されている。
送話筐体3は、閉状態で受話筐体2に対向する面側の正面側ケース8と、その背面側の背面側ケース9と、背面側ケース9の背面側に被せられる蓋体10とを備えている。正面側ケース8、背面側ケース9及び蓋体10は、例えば非導電性の樹脂によりそれぞれ成形されている。送話筐体3の正面側ケース8には通話用のマイクロフォン49(図7参照)の集音口18が開口し、蓋体10には報知用スピーカ50(図7参照)の放音口19が開口している。送話筐体3には、ユーザの操作を受け付ける操作部17が設けられている。操作部17には、例えばテンキー17a、カーソルキー17b、ファンクションキー17c等の各種ボタンが配置されており、正面側ケース8より露出するようになっている。
図3は、受話筐体2を背面側(図2(a)紙面上方側)から見た分解斜視図であり、図4は、受話筐体2を正面側(図2(a)紙面下方側)から見た分解斜視図である。ただし、図3及び図4は、正面側ケース6やメイン表示部11等、種々の構成要素を省略して受話筐体2を示している。
受話筐体2では、筐体内部側から、回路基板21と、表示装置22と、導電シート23と、導電体24及び背面側ケース7と、透明板25とが積層的に配置されている。また、透明板25の背面側ケース7側の面には、導電層26(図4のハッチング部分)が形成されている。なお、表示装置22と導電シート23との間に衝撃吸収用の弾性部材(例えば、スポンジなど)を配置しても良い。
回路基板21は、例えば樹脂をベースとする厚肉のプリント配線基板により構成されており、表示装置22側の面にはグランドパターン層21a(図3において一部のみ図示)が形成されている。回路基板21には、表示装置22へ電力を供給する電源回路や表示装置22の動作を制御するための制御回路等の種々の電子回路が不図示のIC等を含んで構成されている。
表示装置22は、例えば液晶表示装置により構成されている。表示装置22は、例えば全体として略矩形に形成され、画像を表示する表示領域22aも略矩形に形成されている。なお、表示装置22のうち表示領域22aよりも回路基板21中央側には、画素毎に電圧を液晶に印加するための制御回路等が収納されている。表示装置22は、箱体状のホルダ28に収容されて保持されている。ホルダ28は、例えば非導電性の樹脂等により形成されており、回路基板21上に固定されている。
背面側ケース7の透明板25に対向する面には、透明板25を配置するための凹部32が形成され、凹部32の底部には、表示領域22aを筐体外部へ露出させるための開口部33及び導電体24を配置するための貫通穴34が開口している。
凹部32の形状は、例えば略楕円である。開口部33は、凹部底面の略中央に開口し、開口部33の形状及び大きさは、例えば表示領域22aと略同一である。貫通穴34は、開口部33の周囲を形成する凹部底面に開口している。例えば開口部33よりも背面側ケース7中央側において開口している。貫通穴34は開口部33に比較して小さい。
導電シート23は、例えば銅からなる薄肉のシートにより構成されており、導電性を有している。導電シート23には、表示装置22の表示領域22aを露出させるための開口部23aが開口しており、導電シート23は全体として枠状に形成されている。開口部23aは、例えば表示領域22aと略同一の形状及び大きさである。導電シート23は、例えば背面側ケース7の内側面のうち開口部33の外周部7a(図4)に、接着シート等の接合手段により固定されることにより、開口部33を囲むように配置される。
導電シート23の外周側からは突片23bが延出している。突片23bは、タブ30を介して回路基板21のグランドパターン層21aに電気的に接続される。すなわち、導電シート23はグランドパターン層21aに電気的に接続される。
なお、タブ30は、導電性を有する部材により適宜に構成してよい。例えば、タブ30は、グランドパターン層21aから突出する金属製のバネ接点であり、正面側ケース6と背面側ケース7とを互いに固定したときに、背面側ケース7の内側面により突片23bがバネ接点に押し付けられることにより、突片23bとバネ接点とが接続される。
透明板25は、例えばアクリル樹脂等の透光性を有する非導電性の材料により形成されている。透明板25は、背面側ケース7の凹部32に嵌合挿入可能な略平板状に形成されており、その厚さは例えば凹部32の深さと略同等である。透明板25が凹部32に嵌合挿入されると、開口部33は全体が透明板25により覆われる。これにより、表示領域22aは外力から保護され、開口部33からの受話筐体2内部への塵や水分の侵入も防止される。
導電層26は、例えば金属粉末(金属片)等を混ぜ込んだ塗料を透明板25に塗布して形成された塗装膜又は金属を透明板25に蒸着するなどして形成された金属膜であり、導電性を有している。導電層26は、透光性を有さず、あるいは、透明板25よりも透光性が低い。導電層26は、透明板25の背面側ケース7側の面に形成され、かつ、透明板25の周縁部において透明板25の全周に亘って形成されている。
導電層26が形成されなかった透光領域25a(導電層26よりも内周側の領域)の形状及び大きさは、開口部33と相似で、一周り大きくなるように形成してあり、表示装置22の表示領域22a上に配置される。従って、導電層26は開口部33を囲むように配置されることになる。なお、導電シート23の開口部23aも表示領域22a上に配置されるから、導電層26と導電シート23とは平面視において少なくとも一部が重なり合う。貫通穴34は、導電層26と導電シート23とが重なり合う領域(導電層26と導電シート23とに挟まれる領域)に配置されている。
また、透光領域25aは、背面側ケース7の開口部33よりも若干大きく(図6(a)参照)、導電層26は、開口部33の縁部から外周側へ離れた位置に配置されることになる。そして貫通穴34は、導電層26の内周側(開口部33側)の縁部に位置している。一方、導電シート23の開口部23aは、開口部33よりも若干大きい程度に配置されている。その為、貫通穴34は、導電シート23上に位置する。
透明板25と背面側ケース7との固定は、凹部32の底面(透明板25側の面)及び透明板25の導電層26との間に配置された接着シート等の接合手段によりなされる。なお、透明板25の透光領域25aの形状及び大きさは開口部33の形状及び大きさと略同一であり、凹部32の底面は、筐体外部側から見て大部分が導電層26によって隠されることになる。
導電体24は、金属等の導電性材料で形成されており、例えば貫通穴34に挿入される形状及び大きさを有している。導電体24は、貫通穴34に挿入された状態で、導電層26と導電シート23とに挟まれる。これにより、導電体24は、背面側ケース7に対して保持され、かつ、導電層26と導電シート23とを電気的に接続する。なお、導電体24は、導電層26の内周側(透光領域25a側)の縁部に位置する。導電体24は、導電層26や導電シート23に対して半田などにより接着されてもよい。
図5(a)は、導電体24を示す斜視図であり、図5(b)は、導電体24を構成するシート状部材24′を示す斜視図であり、図5(c)は、シート状部材24′の拡大図である。
導電体24は、図5(b)に示す導電性のシート状部材24′が矢印y3方向に巻かれ、すなわち、図5(a)に示すようにロール状(円筒状)に巻かれて構成されている。シート状部材24′が重なる領域24aは、接着シートや半田等の接合手段により互いに接合されている。また、図5(c)に示すように、シート状部材24′は、銅等の導電性の線材36が編み込まれて形成されている。なお、線材36の直径や編み込み形式は適宜に設定してよい。
そして、図5(a)に示す筒状体をした導電体24は、その径方向において導電層26及び導電シート23に挟まれるように貫通穴34内に配置される。導電体24の直径D1は背面側ケース7の貫通穴34の深さよりも大きくしてある。従って、導電体24は、導電層26及び導電シート23により挟み込まれたときに、導電層26及び導電シート23から矢印y1及びy2で示す方向への力を外周面に受け、貫通穴34の深さと同等の厚さになるまでロール形状がつぶされるようにして弾性変形し、変形量に応じた外周側への付勢力を生じる。
図6(a)は、携帯電話機1における、透明板25と、背面側ケース7との間から侵入した静電気の経路を説明する概念的な断面図である。
矢印y5に示すように、透明板25の周縁から透明板25と背面側ケース7との間へ侵入した静電気は、導電層26を流れて導電層26の内周側の縁部に到達し、さらに、導電体24、導電シート23、タブ30を流れてグランドパターン層21aに到達する。
図6(b)は、携帯電話機1の比較例を示している。導電体24は、導電層26の内周側の縁部よりも外周側において導電層26と導電シート23とを接続している。この場合、導電体24を設ける利点はほとんど得られず、透明板25と背面側ケース7′との間から侵入した静電気は、矢印y8で示すように、導電層26の内周側の縁部から開口部33の表示装置に流れる。
図6(c)は、携帯電話機1の従来例を示している。導電体24を設けずに、導電シート123を開口部133の縁部まで延ばし、矢印y10で示すように導電層26を流れる静電気をグランドパターン層21aに逃がそうとすると、矢印y11で示すように比較的大量の静電気が開口部133から表示装置へ流れるおそれがある。
図7は、携帯電話機1の信号処理系の構成の一例を示すブロック図である。CPU41及びメモリ42は例えばICにより構成され、操作部17等の各種手段からの信号に基づいて所定の演算を行い、画像処理部45等の各種手段の制御を実行する制御部として機能する。
通信処理部43は、高周波回路を含んで構成され、電波を利用した無線通信を行うために、CPU41で処理された音声データ、画像データ等の各種データを変調して、アンテナ47を介して送信する。また、通信処理部43は、アンテナ47を介して受信した信号を復調してCPU41に出力する。
音声処理部44は、CPU41からの音声データを音声信号に変換して通話用のスピーカ48、着信等を報知するためのスピーカ50に出力する。又、音声処理部44は、マイクロフォン49からの音声信号を音声データに変換してCPU41に出力する。画像処理部45は、CPU41からの映像データを映像信号に変換してメイン表示部11、サブ表示部12に出力する。
以上の実施形態によれば、導電層26と導電シート23とが重なる位置に開口する貫通穴34に配置され、導電層26と導電シート23とを電気的に接続する導電体24を設けたことから、透明板25と背面側ケース7との間に入り込んだ静電気を、導電層26、導電体24、導電シート23を介して回路基板21のグランドに逃がすことができ、静電気が表示装置22に及ぼす影響を低減することができる。また、導電シート23を表示装置22よりも外周側に配置し、表示装置22を導電シート23の厚さよりも小さい間隔で背面側ケース7の内側面に近づければ、従来のように表示装置と筐体内側面との間に表示装置に被せるシールド用プレートのスペースを確保する必要がなく、携帯端末の薄型化が図られる。
導電層26は開口部33の縁部から外周側に離れた位置に設けられ、貫通穴34は、導電層26の内周側縁部の位置にて開口し、導電体24は、導電層26の内周側縁部と、導電シート23とを電気的に接続するから、図6(a)において示したように、導電体24を導電層26の内周側縁部よりも外周側に設けた場合に比較して、導電層26の内周側縁部から開口部33への静電気の侵入をより確実に防止できる。
導電体24は弾性を有するから、導電層26と導電シート23とに挟まれたときに生じる付勢力により、確実に導電層26と導電シート23に接触することができ、静電気を導電層26から導電シート23へ確実に流すことができる。
弾性を有する導電体24は、例えば、導電性の線材36を編んで形成したシート状部材24′をロール状に巻いて構成した筒状体とすることにより、簡単に構成することができる。この場合、ロールがつぶれて外周側への付勢力が生じることにより、導電体24が貫通穴34の内壁に密着して確実に位置決めされるという効果もある。
本発明は以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施してよい。
携帯端末は、筐体に開口部を有するとともに、開口部から露出する電子部品を備えるものであればよく、携帯電話機に限定されない。例えば、PDA、ノートパソコン、ゲーム機、デジタルカメラでもよい。
電子部品は、筐体内に設けられ、開口部から露出するものであればよく、表示装置に限定されない。例えば、撮像装置や光センサであってもよい。また、開口部から光を出射する部品や開口部からの光を受光する部品に限定されず、例えば、筐体の一部をいわゆるスケルトンタイプにするため等、デザイン上の理由から開口部から視認可能とされた電子部品であってもよい。
導電体は、導電層と導電シートとを導通できればよく、弾性を有するものに限定されない。例えば、金属片であってもよい。また、弾性を有する場合、シートをロール状にしたものに限定されず、例えば導電層と導電シートの積層方向を付勢方向とする金属製のコイルバネを導電体としてもよい。シートをロール状にする場合、シートは線材を編み込んだものに限定されず、金属製の板であってもよい。また、ロールは、一巻きでも複数回巻いたものでもよく、巻いたシートの重なり部分を接合してもしなくてもよい。
導電層及び導電シートは、筐体の開口部縁部から外周側に離れた位置に配置されるものに限定されない。換言すれば、導電層や導電シートの開口部は、筐体の開口部よりも大きくても、同等でも、小さくてもよい。
導電体や導電体を配置する貫通孔は、実施形態において表示装置内部の制御回路が設けられる側に1箇所設けたように、特に静電気の侵入が防止されるべき箇所に設けられてもよいし、開口部の四方に設けるなど、開口部の全周に亘って複数設けられてもよい。
本発明の第1の実施形態の携帯電話機を開状態で示す外観斜視図。 図1の携帯電話機を閉状態で示す外観斜視図。 図1の携帯電話機の受話筐体を背面側から見た一部省略分解斜視図。 図1の携帯電話機の受話筐体を正面側から見た一部省略分解斜視図。 図1の携帯電話機の導電体を示す図。 (a)は図1の携帯電話機における静電気の経路を説明する概念的な断面図、(b)は比較例の携帯電話機における静電気の経路を説明する概念的な断面図、(c)は従来例の携帯電話機における静電気の経路を説明する概念的な断面図。 図1の携帯電話機の信号処理系の構成を示すブロック図。
符号の説明
1…携帯電話機(携帯端末)、2…受話筐体、21…回路基板、21a…グランドパターン層(グランド)、22…表示装置(電子部品)、23…導電シート、24…導電体、25…透明板、26…導電層、33…開口部、34…貫通穴。

Claims (4)

  1. 開口部を有する非導電性の筐体と、
    前記筐体内に設けられ、前記開口部から露出する電子部品と、
    前記開口部を筐体外側から覆う非導電性の透明板と、
    前記透明板の筐体側面に前記開口部を囲むように設けられた導電層と、
    前記筐体の筐体内側面に前記開口部を囲んで設けられ、前記筐体内に設けられた回路基板のグランド層に電気的に接続された導電シートと、
    前記導電層と前記導電シートとに挟まれた筐体壁に設けられた貫通穴に配置され、前記導電層と前記導電シートとを電気的に接続する導電体と、
    を備え、
    前記貫通穴は、前記導電層の内周側縁部の位置に開口する
    ことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記導電体は、弾性を有し、前記導電層と前記導電シートとに挟まれて保持されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記導電体は、シート状部材をロール状に巻いて構成した筒状体であって、該筒状体の径方向が前記貫通穴の貫通方向を向くように前記導電体を前記貫通穴内に配置してある
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
  4. 前記導電層は、金属膜又は金属片を有する塗装膜である
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の携帯端末。
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