JP2007150726A - 受信装置 - Google Patents
受信装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007150726A JP2007150726A JP2005342406A JP2005342406A JP2007150726A JP 2007150726 A JP2007150726 A JP 2007150726A JP 2005342406 A JP2005342406 A JP 2005342406A JP 2005342406 A JP2005342406 A JP 2005342406A JP 2007150726 A JP2007150726 A JP 2007150726A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- satellite
- broadcast
- receiving
- area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/14—Relay systems
- H04B7/15—Active relay systems
- H04B7/185—Space-based or airborne stations; Stations for satellite systems
- H04B7/1851—Systems using a satellite or space-based relay
- H04B7/18517—Transmission equipment in earth stations
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H20/00—Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
- H04H20/20—Arrangements for broadcast or distribution of identical information via plural systems
- H04H20/22—Arrangements for broadcast of identical information via plural broadcast systems
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H60/00—Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
- H04H60/35—Arrangements for identifying or recognising characteristics with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time, e.g. for identifying broadcast stations or for identifying users
- H04H60/49—Arrangements for identifying or recognising characteristics with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time, e.g. for identifying broadcast stations or for identifying users for identifying locations
- H04H60/51—Arrangements for identifying or recognising characteristics with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time, e.g. for identifying broadcast stations or for identifying users for identifying locations of receiving stations
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Astronomy & Astrophysics (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Navigation (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
【課題】衛星放送とFM放送との切り替えを行える受信機において、放送サービスの品質の低下をできるだけ抑えた受信機を提供する。
【解決手段】現在位置を算出し(S105)、その現在位置に対応するエリアの衛星受信可否の情報を取得する(S110)。取得した衛星受信可否の情報が「不可」であった場合には、FM放送受信部によって受信した信号を出力させるように切り替える、取得した衛星受信可否の情報が「可」であった場合には、衛星放送受信部によって受信した信号を出力させるように切り替える。この結果、衛星受信可否の情報が同一であるエリアにいる限り、受信部の切り替えは発生しない。
【選択図】図3
【解決手段】現在位置を算出し(S105)、その現在位置に対応するエリアの衛星受信可否の情報を取得する(S110)。取得した衛星受信可否の情報が「不可」であった場合には、FM放送受信部によって受信した信号を出力させるように切り替える、取得した衛星受信可否の情報が「可」であった場合には、衛星放送受信部によって受信した信号を出力させるように切り替える。この結果、衛星受信可否の情報が同一であるエリアにいる限り、受信部の切り替えは発生しない。
【選択図】図3
Description
本発明は、衛星より信号を受信する受信装置に関する。
現在、衛星を用いたサービスが広く実現されている。例えばGPSによる位置特定サービスは周知のところである。そのようなサービスでは、速やかに衛星を捕捉することがサービスを提供する上で特に重要である。特許文献1には、高速な捕捉技術が記載されている。具体的には、天空の可視領域の分布に基づき作成されたマスク情報に従い、補足する衛星を選択することにより、衛星の補足の高速化を図るものである。
ところで、ここ最近、衛星を用いたサービスの一つとして、衛星ラジオ放送が広まりつつある。この衛星ラジオ放送というのは、衛星ラジオ放送のための信号を、静止軌道上に打ち上げられた衛星に対して地上設備から送信し、その信号を受け取った衛星が、音楽や交通情報等のラジオ放送を行うものである。なお、この衛星ラジオ放送は、従来から放送されているFMラジオ放送よりも相当に広い範囲の地域に対してサービスを提供することができる。
このような衛星ラジオ放送に用いる衛星は上述したように静止衛星であることが多いため、衛星ラジオ受信機はGPSの場合と比較して衛星を捕捉することは容易である。したがって、衛星ラジオ受信機にとって次に検討すべき重要なことは、サービスを安定して(切れ目なく)提供することである。つまり、衛星ラジオ放送で使用される電波は、その周波数の特性上回折しにくく、衛星を直接視できないようなビルの谷間や高架式の高速道路の下では衛星ラジオを受信することが難しい。
そこで、衛星ラジオ放送局は、衛星ラジオと同様の内容を、FMラジオにて放送することにより、難受信地帯(例えばビルの谷間や高架式の高速道路の下等)に位置する衛星ラジオ受信局に対して補完する仕組みを用意している。そして、受信機は、衛星から電波を受信できなくなったときにFMラジオ放送に切り替えるようになっており、サービスの提供が途切れないようになっている。
特開2004−184121号公報
ところで、一般的に、衛星ラジオ放送はデジタル信号によって音声が送信されるようになっており、FMラジオ放送はアナログ信号によって音声が送信されるようになっている。このため、衛星ラジオ放送の場合は、デジタル信号の復号化に若干の時間を要する。
また、上述したように衛星は静止軌道上にあるため、FMラジオ放送の場合と比較して通信距離も大幅に異なる。したがって、衛星ラジオ放送とFMラジオ放送とでは、同じ放送内容を同時にスタジオから送出したとしても受信機から出力される放送内容にはわずかな時間差が生ずることとなる。
また、上述したように衛星は静止軌道上にあるため、FMラジオ放送の場合と比較して通信距離も大幅に異なる。したがって、衛星ラジオ放送とFMラジオ放送とでは、同じ放送内容を同時にスタジオから送出したとしても受信機から出力される放送内容にはわずかな時間差が生ずることとなる。
したがって、上述したように衛星から電波を受信できなくなったときにFMラジオ放送に切り替えるようになっていると、放送内容の欠如が発生する場合があり得る。また、切り替えに時間を要する受信機の場合は、その間の放送内容の欠如も無視できない。よって、切り替えが頻繁に発生すると、放送サービスの品質の低下が避けられない。
本発明は、このような問題にかんがみなされたものであり、衛星放送とFM放送との切り替えを行える受信機において、放送サービスの品質の低下をできるだけ抑えた受信機を提供することを目的とする。
上記課題を解決する受信装置は、第一の信号受信手段と、第二の信号受信手段と、種別情報取得手段と、制御手段とを備える。第一の信号受信手段は衛星から送信される信号を受信する手段であり、第二の信号受信手段は地上施設から送信される信号を受信する手段である。また、種別情報取得手段は、第一の信号受信手段又は第二の信号受信手段の何れによって受信された信号を現在の地域では用いるべきかが示された種別情報を取得する手段である。また、制御手段は、種別情報取得手段によって取得された種別情報に基づき、第一の信号受信手段又は第二の信号受信手段を選択し、選択された信号受信手段によって受信された信号を利用して所定の処理を実行する手段である。なお、地域というのは、例えば、行政区分(例えば、市や町等)によって分けられていてもよいし、緯度・経度の値によって分けられていてもよい。また、所定の処理というのは、例えば、受信された信号から音声信号を取り出して音声として出力する処理や、受信された信号から交通情報や天気情報等の情報を取り出して報知する処理である。
このような受信装置によれば、受信装置の位置する地域によって衛星から送信される信号を用いるか、地上施設から送信される信号を用いるかが決定されるようになっているため、当該地域に受信装置が位置している限り、第一の信号受信手段と第二の信号受信手段との間の切り替えが発生することはない。このため、放送内容の欠如が発生することを従来と比較して減らすことができる。したがって、放送サービスの品質の低下をできるだけ抑えることができる。
ところで、種別情報取得手段は、外部の他の装置から種別情報を取得するようになっていてもよいが、種別情報取得手段自身が、第一の信号受信手段又は第二の信号受信手段の何れによって受信された信号を用いるべきかの情報が地域毎に記録された記憶媒体から、現在地点に基づいて情報を読み出すことにより種別情報を取得するようになっていてもよい。ここで言う記憶媒体は、受信装置に内蔵されていてもよいし、他の装置に備えられており、それに種別情報取得手段がアクセスできるようになっていてもよい。
このようになっていれば、他の装置から種別情報を取得する必要がなくなり、取得にかかるコストを抑えることができる。
ところで、種別情報取得手段から得られた種別情報にしたがって、第一の信号受信手段を選択した場合でも、種別情報の精度等によっては第一の信号受信手段によって信号が受信できない場合もあり得る。例えば、新たに高層ビルが建設され、その情報が種別情報に反映されていない場合である。このような場合に備え、制御手段は、第一の信号受信手段によって受信された信号を利用した所定の処理を実行しようとしたが、第一の信号受信手段によって信号が受信できなかった場合は、その旨と現在地域とを記憶しておき、次に当該地域に達した際に第二の信号受信手段によって受信された信号を利用して所定の処理を実行するようになっているとよい。
ところで、種別情報取得手段から得られた種別情報にしたがって、第一の信号受信手段を選択した場合でも、種別情報の精度等によっては第一の信号受信手段によって信号が受信できない場合もあり得る。例えば、新たに高層ビルが建設され、その情報が種別情報に反映されていない場合である。このような場合に備え、制御手段は、第一の信号受信手段によって受信された信号を利用した所定の処理を実行しようとしたが、第一の信号受信手段によって信号が受信できなかった場合は、その旨と現在地域とを記憶しておき、次に当該地域に達した際に第二の信号受信手段によって受信された信号を利用して所定の処理を実行するようになっているとよい。
このようになっていれば、新たに高層ビルが建設されることによって衛星から送信される信号を受信できなくなった場合のような変化に対応することができるため、放送サービスの品質の低下をさらに抑えることができる。
以下、本発明が適用された実施形態について図面を用いて説明する。尚、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[構成の説明]
図1は、本発明の受信装置の機能が組み込まれたナビゲーション装置20の概略構成を示すブロック図である。
図1は、本発明の受信装置の機能が組み込まれたナビゲーション装置20の概略構成を示すブロック図である。
ナビゲーション装置20は車両に搭載され、車両の現在位置を検出する位置検出器21と、利用者からの各種指示を入力するための操作スイッチ群22と、操作スイッチ群22と同様に各種指示を入力可能であってナビゲーション装置20とは別体となったリモートコントロール端末(以下、リモコンと称す)23aと、リモコン23aからの信号を入力するリモコンセンサ23bと、地図データや音声データ等が記録された地図記憶媒体からデータを入力する地図データ入出力器25と、地図や各種情報の表示を行うための表示部26と、各種のガイド音声等を出力するための音声出力部27と、利用者が発話した音声に基づく電気信号を出力するマイクロフォン28と、FMラジオ放送を受信するFM放送受信部30と、衛星ラジオ放送を受信する衛星放送受信部31と、上述した位置検出器21,操作スイッチ群22,リモコンセンサ23b,地図データ入出力器25,マイクロフォン28,FM放送受信部30,衛星放送受信部31からの入力に応じて各種処理を実行し、地図データ入出力器25,表示部26,音声出力部27を制御する制御部29とを備えている。
位置検出器21は、GPS(Global Positioning System)用の人工衛星からの電波を図示しないGPSアンテナを介して受信してその受信信号を出力するGPS受信機21aと、車両に加えられる回転運動の大きさを検出するジャイロスコープ21bと、車両の前後方向の加速度等から走行した距離を検出するための距離センサ21cとを備えている。そして、これら各センサ等21a〜21cからの出力信号に基づいて制御部29が、車両の位置,方位,速度等を算出する。なお、GPS受信機21aからの出力信号に基づいて現在位置を求める方式は様々な方式があるが、単独測位方式、相対測位方式の何れであってもよい。
操作スイッチ群22は、表示部26の表示面と一体に構成されたタッチパネル及び表示部26の周囲に設けられたメカニカルなキースイッチ等から構成される。尚、タッチパネルと表示部26とは積層一体化されており、タッチパネルには、感圧方式,電磁誘導方式,静電容量方式,あるいはこれらを組み合わせた方式など各種の方式があるが、その何れを用いてもよい。
地図データ入出力器25は、図示しない地図データ記憶媒体(例えばハードディスク)に記憶された各種データを入力すると共に地図データ記憶媒体にデータを出力するための装置である。地図データ記憶媒体には、地図データ(ノードデータ、リンクデータ、コストデータ、背景データ、道路データ、名称データ、マークデータ、交差点データ、施設のデータ等)、案内用の音声データ、音声認識データ、後述する衛星受信可否データ等が記憶されている。なお、地図データ記憶媒体からこれらのデータを入力する代わりに、通信ネットワークを介してこれらのデータを入力するようになっていてもよい。
表示部26は、カラー表示装置であり、液晶ディスプレイ,有機ELディスプレイ,CRTなどがあるが、その何れを用いてもよい。表示部26の表示画面には、位置検出器21にて検出した車両の現在位置と地図データ入出力器25より入力された地図データとから特定した現在地を示すマーク、目的地までの誘導経路、名称、目印、各種施設のマーク等の付加データとを重ねて表示することができる。また、施設のガイド等も表示できる。
音声出力部27は、地図データ入出力器25より入力した施設のガイドや各種案内の音声及びラジオ放送の音声を出力することができる。
マイクロフォン28は、利用者が音声を入力(発話)するとその入力した音声に基づく電気信号(音声信号)を制御部29に出力するものである。利用者はこのマイクロフォン28に様々な音声を入力することにより、ナビゲーション装置20を操作することができる。
マイクロフォン28は、利用者が音声を入力(発話)するとその入力した音声に基づく電気信号(音声信号)を制御部29に出力するものである。利用者はこのマイクロフォン28に様々な音声を入力することにより、ナビゲーション装置20を操作することができる。
FM放送受信部30は、図示しないFMアンテナが接続され、FM放送局から送信されるFM放送波を受信し、その放送波に含まれる信号を取り出す機能を有する。
衛星放送受信部31は、図示しない衛星アンテナが接続され、衛星から送信される衛星放送波を受信し、その放送波に含まれる信号を取り出す機能を有する。
衛星放送受信部31は、図示しない衛星アンテナが接続され、衛星から送信される衛星放送波を受信し、その放送波に含まれる信号を取り出す機能を有する。
制御部29は、CPU,ROM,RAM,SRAM,I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROM及びRAMに記憶されたプログラムに基づいて各種処理を実行する。例えば、位置検出器21からの各検出信号に基づき座標及び進行方向の組として車両の現在位置を算出し、地図データ入出力器25を介して読み込んだ現在位置付近の地図等を表示部26に表示する処理や、地図データ入出力器25に格納された地図データと、操作スイッチ群22やリモコン23a等の操作に従って設定された目的地とに基づいて現在位置から目的地までの最適な経路を算出する経路算出処理や、その算出した経路を表示部26に表示させたり音声出力部27に音声として出力させることにより経路を案内する経路案内処理等を実行する。
ここで、地図データ入出力器25がアクセスする地図データ記憶媒体に記憶されている衛星受信可否データについて図2のテーブルレイアウト図を用いて説明する。
衛星受信可否データは、図2に示すような衛星受信可否テーブルに記憶されている。このテーブルにおける各レコードは、エリア(地図を矩形状に区分したもの)を一意に特定するための「エリアコード」と、当該エリアの「北東座標」(緯度・経度)と、当該エリアの「南西座標」(緯度・経度)と、当該エリアにおいて衛星ラジオ放送の受信可否を示す「衛星受信可否」とから構成される。この「衛星受信可否」には、当該エリアの路上全てにおいて衛星ラジオ放送が受信可能であれば「可」という情報が設定されており、当該エリアの路上において一部でも衛星ラジオ放送を受信することができない箇所があれば「不可」という情報が設定されている。
衛星受信可否データは、図2に示すような衛星受信可否テーブルに記憶されている。このテーブルにおける各レコードは、エリア(地図を矩形状に区分したもの)を一意に特定するための「エリアコード」と、当該エリアの「北東座標」(緯度・経度)と、当該エリアの「南西座標」(緯度・経度)と、当該エリアにおいて衛星ラジオ放送の受信可否を示す「衛星受信可否」とから構成される。この「衛星受信可否」には、当該エリアの路上全てにおいて衛星ラジオ放送が受信可能であれば「可」という情報が設定されており、当該エリアの路上において一部でも衛星ラジオ放送を受信することができない箇所があれば「不可」という情報が設定されている。
[動作の説明]
次に、制御部29が実行する処理について説明するが、上述したような経路算出処理や経路案内処理は広く知られた処理であるため説明を省略する。以下においては、本ナビゲーション装置20に特徴的な処理である衛星ラジオ受信処理について図3のフローチャートを用いて説明する。この衛星ラジオ受信処理は、ナビゲーション装置20へ電力供給が開始され、かつ、操作スイッチ群22又はリモコン23aが操作されて衛星ラジオ放送の受信機能が選択された際に実行が開始される。
次に、制御部29が実行する処理について説明するが、上述したような経路算出処理や経路案内処理は広く知られた処理であるため説明を省略する。以下においては、本ナビゲーション装置20に特徴的な処理である衛星ラジオ受信処理について図3のフローチャートを用いて説明する。この衛星ラジオ受信処理は、ナビゲーション装置20へ電力供給が開始され、かつ、操作スイッチ群22又はリモコン23aが操作されて衛星ラジオ放送の受信機能が選択された際に実行が開始される。
制御部29は、衛星ラジオ受信処理の実行を開始すると、位置検出器21から出力される信号に基づいて現在位置を算出する(S105)。
続いて、現在位置に対応するエリアの衛星受信可否の情報を、地図データ入出力器25を介して地図データ記憶媒体から取得する(S110)。
続いて、現在位置に対応するエリアの衛星受信可否の情報を、地図データ入出力器25を介して地図データ記憶媒体から取得する(S110)。
続いて、S110で取得した衛星受信可否の情報が「可」であるか「不可」であるかを判定する(S115)。S110で取得した衛星受信可否の情報が「可」であると判定した場合には(S115:Yes)、S125に処理を移行し、S110で取得した衛星受信可否の情報が「不可」であると判定した場合には(S115:No)、S120へ処理を移行する。
S110で取得した衛星受信可否の情報が「不可」であると判定した場合に進むS120では、FM放送受信部30によって受信した信号を音声出力部27へ出力させるように切り替える。また、FM放送受信部30から受信した信号から交通情報等を抽出し、表示部26へ表示させる。そして、上述したS105へ処理を戻す。
一方、S110で取得した衛星受信可否の情報が「可」であると判定した場合に進むS125では、制御部29に記憶されている衛星軌道情報に基づいて衛星の捕捉を試みる。
続いて、S125での衛星捕捉が成功したか否かを判定する(S130)。衛星の捕捉に成功したと判定した場合は(S130:Yes)、S140へ処理を移行し、衛星の捕捉に失敗したと判定した場合は(S130:No)、S135へ処理を移行する。
続いて、S125での衛星捕捉が成功したか否かを判定する(S130)。衛星の捕捉に成功したと判定した場合は(S130:Yes)、S140へ処理を移行し、衛星の捕捉に失敗したと判定した場合は(S130:No)、S135へ処理を移行する。
衛星の捕捉に失敗したと判定した場合に進むS135では、地図データ入出力器25を介し、記憶媒体に記憶されている当該エリアの衛星受信可否の情報を「不可」に更新する。そして、上述したS120へ処理を移行する。
一方、衛星の捕捉に成功したと判定した場合に進むS140では、捕捉できた衛星が複数あるか否かを判定する。捕捉できた衛星が複数あると判定した場合には(S140:Yes)、S150へ処理を移行し、捕捉できた衛星が複数でなかった場合、すなわち、1つだけであった場合には(S140:No)、S145へ処理を移行する。
捕捉できた衛星が複数あると判定した場合に進むS145では、何れか1つの衛星を選択する。例えば、高層ビル等の影響を受けづらくするために、より仰角が高い衛星の方を選択するとよい。そして、S150へ処理を移行する。
捕捉できた衛星が1つだけであったと判定した場合(S140:Yes)、又は、捕捉できた衛星が複数あったけれども1つの衛星を選択した場合(S140:No,S145)に進むS150では、衛星放送受信部31によって受信した信号を復号化し、D/A変換を行い、音声出力部27へ出力するように回路を切り替える。また、衛星放送受信部31によって受信した信号を復号化した結果得られた交通情報等を、表示部26へ表示させる。そして、上述したS105へ処理を戻す。
[実施形態の効果]
次に、図4の説明図を用いて、この衛星ラジオ受信処理の結果得られる効果について説明する。
次に、図4の説明図を用いて、この衛星ラジオ受信処理の結果得られる効果について説明する。
例えば、衛星の仰角を考慮すればA1エリアからA4エリア何れのエリアにおいても衛星ラジオを受信することは可能であるが、A1エリアからA3エリアまでは駅前であるため高層ビルがあり、所々で衛星から信号を受信できない地点が存在すると仮定する。そのため、A1エリアからA3エリアまでは、衛星受信可否の情報が「不可」となっており、A4エリアは、衛星受信可否の情報が「可」となっていたとする。
このケースにおいて、ナビゲーション装置20の搭載された車両がA4エリアから、A3エリア、A2エリア、A1エリアという順に走行する場合を考えると、A4エリアにいる間は、衛星放送受信部31によって受信した信号を用い、A4エリアからA3エリアに移動したときに、FM放送受信部30によって受信した信号を用いるように切り替える。その後、例えば、高層ビルがとぎれ、衛星から信号を受信できる状態になったとしても、A1エリアまでFM放送受信部30によって受信した信号を用いる。
したがって、A1エリアからA3エリアに位置する限り、信号の切り替えは発生しないつまり、この間は、放送内容の欠如が発生することがなく、従来のように衛星放送とFM放送とで頻繁に切り替える場合と比較して放送サービスの品質が向上する。
また、例えば、A4エリアに新たに高層ビルが建築されることによりA4エリア内に、衛星からの信号を受信できない地点ができたとする。ナビゲーション装置20の搭載された車両がA4エリアを通行した際、ナビゲーション装置20が、衛星からの信号を受信できない地点の存在を検知すると(図3のS130:No)、A4エリアについての衛星受信可否の情報を「不可」に変更する(図3のS135)。
したがって、次にA4エリアを通行する際は、FM放送受信部30によって受信した信号を用いるため、エリア内を移動中にサービスが途絶するようなことがなくなる。
[特許請求の範囲との対応]
上述した実施形態で用いた用語と、特許請求の範囲に記載した用語との対応を示す。衛星放送受信部31が第一の信号受信手段に相当し、FM放送受信部30が第二の信号受信手段に相当する。また、地図データ入出力器25が種別情報取得手段に相当し、制御部29による衛星ラジオ受信処理の実行機能が制御手段に相当する。また、衛星受信可否の情報が種別情報に相当する。
[特許請求の範囲との対応]
上述した実施形態で用いた用語と、特許請求の範囲に記載した用語との対応を示す。衛星放送受信部31が第一の信号受信手段に相当し、FM放送受信部30が第二の信号受信手段に相当する。また、地図データ入出力器25が種別情報取得手段に相当し、制御部29による衛星ラジオ受信処理の実行機能が制御手段に相当する。また、衛星受信可否の情報が種別情報に相当する。
20…ナビゲーション装置、21…位置検出器、21a…GPS受信機、21b…ジャイロスコープ、21c…距離センサ、22…操作スイッチ群、23a…リモコン、23b…リモコンセンサ、24…外部通信機、25…地図データ入出力器、26…表示部、27…音声出力部、28…マイクロフォン、29…制御部、30…FM放送受信部、31…衛星放送受信部。
Claims (3)
- 衛星から送信される信号を受信する第一の信号受信手段と、
地上施設から送信される信号を受信する第二の信号受信手段と、
前記第一の信号受信手段又は前記第二の信号受信手段の何れによって受信された信号を現在の地域では用いるべきかが示された種別情報を取得する種別情報取得手段と、
前記種別情報取得手段によって取得された前記種別情報に基づき、前記第一の信号受信手段又は前記第二の信号受信手段を選択し、選択した信号受信手段によって受信された前記信号を利用して所定の処理を実行する制御手段と、
を備えることを特徴とする受信装置。 - 請求項1に記載の受信装置において、
前記種別情報取得手段は、前記第一の信号受信手段又は前記第二の信号受信手段の何れによって受信された信号を用いるべきかの情報が地域毎に記録された記憶媒体から、現在地点に基づいて前記情報を読み出すことにより前記種別情報を取得すること、
を特徴とする受信装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の受信装置において、
前記制御手段は、前記第一の信号受信手段によって受信された前記信号を利用した所定の処理を実行しようとしたが、前記第一の信号受信手段によって信号が受信できなかった場合は、その旨と現在地域とを記憶しておき、次に当該地域に達した際に前記第二の信号受信手段によって受信された前記信号を利用して所定の処理を実行すること、
を特徴とする受信装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005342406A JP2007150726A (ja) | 2005-11-28 | 2005-11-28 | 受信装置 |
US11/594,895 US7643787B2 (en) | 2005-11-28 | 2006-11-09 | Receiver system and method for receiving broadcasting |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005342406A JP2007150726A (ja) | 2005-11-28 | 2005-11-28 | 受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007150726A true JP2007150726A (ja) | 2007-06-14 |
Family
ID=38088149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005342406A Withdrawn JP2007150726A (ja) | 2005-11-28 | 2005-11-28 | 受信装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7643787B2 (ja) |
JP (1) | JP2007150726A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016213696A (ja) * | 2015-05-11 | 2016-12-15 | アルパイン株式会社 | ラジオ放送受信システム |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20070049301A1 (en) * | 2005-08-30 | 2007-03-01 | Motorola, Inc. | Articulating emotional response to messages |
US7986928B2 (en) * | 2007-12-07 | 2011-07-26 | Motorola Mobility, Inc. | Method and apparatus for selecting a radio channel for transmitting an audio signal to a radio local receiver |
KR20120068255A (ko) * | 2010-12-17 | 2012-06-27 | 삼성전자주식회사 | 방송 수신기에서 채널 스캔 방법 및 장치 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61203733A (ja) | 1985-03-07 | 1986-09-09 | Victor Co Of Japan Ltd | 放送受信装置 |
US6522875B1 (en) * | 1998-11-17 | 2003-02-18 | Eric Morgan Dowling | Geographical web browser, methods, apparatus and systems |
JP2003091795A (ja) | 2001-09-17 | 2003-03-28 | Denso Corp | 路車間通信車載装置 |
JP2003158690A (ja) | 2001-11-21 | 2003-05-30 | Hitachi Ltd | 車載用受信装置 |
JP2004184121A (ja) | 2002-11-29 | 2004-07-02 | Denso Corp | Gps受信機の制御装置、及び、サーバ装置 |
US7415243B2 (en) * | 2003-03-27 | 2008-08-19 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | System, method and computer program product for receiving data from a satellite radio network |
JP2005192167A (ja) | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Fujitsu Ten Ltd | 受信装置および受信方法 |
US7305245B2 (en) * | 2004-10-29 | 2007-12-04 | Skyhook Wireless, Inc. | Location-based services that choose location algorithms based on number of detected access points within range of user device |
-
2005
- 2005-11-28 JP JP2005342406A patent/JP2007150726A/ja not_active Withdrawn
-
2006
- 2006-11-09 US US11/594,895 patent/US7643787B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016213696A (ja) * | 2015-05-11 | 2016-12-15 | アルパイン株式会社 | ラジオ放送受信システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20070123164A1 (en) | 2007-05-31 |
US7643787B2 (en) | 2010-01-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101467557B1 (ko) | 주행 경로 선택 | |
US7971153B2 (en) | Weather information display apparatus and program | |
KR20080097321A (ko) | 주행 경로 선택방법 및 단말기 | |
JP2009079916A (ja) | 気象情報表示装置、プログラム | |
CN101983317A (zh) | 便携式导航装置,便携式电子通信设备和为其产生无线电数据***信息的方法 | |
JP4219393B2 (ja) | 受信制御装置、受信装置、再生装置、受信制御方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体 | |
JP2007150726A (ja) | 受信装置 | |
WO2012089260A1 (en) | Method for improved output of address location and application to navigation devices | |
US20100256905A1 (en) | Navigation device and method | |
JP2006017537A (ja) | 出力制御装置、その方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体 | |
JP2010210339A (ja) | 車載用ナビゲーション装置、車載用ナビゲーション装置の制御方法及び制御プログラム | |
JP2008111707A (ja) | 移動体受信装置 | |
JP2006226892A (ja) | ナビゲーションシステム | |
US20110092170A1 (en) | Portable electronic communications apparatus, communications system, method of purging error data therefor and method of reducing re-tuning delay therefor | |
JP2010271264A (ja) | ナビゲーション装置、操作音出力方法 | |
JP2010175317A (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP4992533B2 (ja) | 気象情報表示装置、プログラム | |
JP4402984B2 (ja) | 地上波デジタル放送受信装置およびナビゲーション装置 | |
JP6920878B2 (ja) | 情報提供装置、及び情報提供方法 | |
JP2007101408A (ja) | 経路探索装置、経路探索方法、経路探索プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体 | |
JP2006109044A5 (ja) | ||
JP2016100747A (ja) | 車載用受信装置 | |
JP5296593B2 (ja) | Poi情報を受信可能な施設情報表示装置およびコンピュータプログラム。 | |
EP1512942A1 (en) | Voice recognition device | |
JP2018098568A (ja) | 放送受信装置、及び放送受信方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071212 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20081128 |