JP2007150596A - 撮像装置、該装置の制御方法、制御プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

撮像装置、該装置の制御方法、制御プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】消費電力を低減することができる撮像装置を提供する。
【解決手段】電子カメラ100は、光学系の撮影画角の設定を変更するためのズーム操作部65と、電子カメラ100を外部周辺機器と接続するためのコネクタ112が接続された通信回路110とを備える。ズーム操作部65は、溝部と、該溝部においてスライドするスライダーとしてのズーム操作部材65aと、該ズーム操作部材65aのスライド動作方向を検知するズーム検知センサ部材65bとからなり、溝部は各端部が、光学系の撮影画角が最も広いことを示す広角端及び撮影画角が最も狭いことを示す望遠端に対応し、ズーム操作部材65aは広角端及び望遠端の間をスライドする。ズーム操作部65がスライドしたときは、ズーム操作部材65aのスライド動作方向に応じて電波の出力強度を変化させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、撮像装置、該装置の制御方法、制御プログラム、及び記憶媒体に関し、特に、撮影した被写体の画像を取得する電子カメラなどの撮像装置、該装置の制御方法、制御プログラム、及び記憶媒体に関する。
撮影した被写体の画像を取得する撮像装置としての電子カメラでは、近年、その多機能化が進んでおり、特に無線通信機能化に対する要求が高まっている。
一方、無線通信機能を有する無線通信機器としては、他の無線通信機器に出力すべき無線の電波の出力強度を制御可能に構成されたものが提案されている(例えば、非特許文献1参照。)。この無線通信機器では、ユーザからの操作部に対する操作に応じて出力すべき電波の出力強度を変更することにより、ユーザは電波の到達エリアの広さを任意に変更することが可能となる。例えば、電波の出力強度を低くすることにより、他の無線通信機器との間で発生する電波干渉を抑制したり、第三者による電波傍受を防止したりすることができる。
"BUFFALO パソコン周辺機器総合カタログ",株式会社バッファロー,2003年12月,第129巻,p.14
電子カメラに上記無線通信装置の無線通信機能を適用するには、電子カメラのバッテリの限られた電力容量で無線通信機能に基づく処理を長時間にわたって安定して実行させることが必要である。しかしながら、ユーザが電波の到達エリアを上記電波干渉の抑制や電波傍受の防止を考慮した上で適切な範囲に制御するために電波の出力強度を適切に制御して、結果的に電力消費を抑制するのは困難である。
本発明の目的は、消費電力を低減することができる撮像装置、該装置の制御方法、制御プログラム、及び記憶媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の第1の形態に係る撮像装置は、撮影した被写体の画像を取得する撮像装置において、少なくとも1つの外部機器と交信するための無線電波を出力する無線電波出力手段と、交信可能な前記少なくとも1つの外部機器を検出する外部機器検出手段と、前記外部機器検出手段の検出結果に応じて前記出力する無線電波の出力強度を設定する電波出力強度設定手段とを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の第2の形態に係る撮像装置は、撮影した被写体の画像を取得する撮像装置において、無線電波を出力する無線電波出力手段と、操作入力を受け付ける入力手段と、前記入力手段への前記操作入力に応じて前記出力する無線電波の出力強度を設定する電波出力強度設定手段とを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の形態に係る撮像装置の制御方法は、撮影した被写体の画像を取得する撮像装置の制御方法において、少なくとも1つの外部機器と交信するための無線電波を出力する無線電波出力ステップと、交信可能な前記少なくとも1つの外部機器を検出する外部機器検出ステップと、前記外部機器検出ステップにおける検出結果に応じて前記出力する無線電波の出力強度を設定する電波出力強度設定ステップとを有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の第2の形態に係る撮像装置の制御方法は、撮影した被写体の画像を取得する撮像装置の制御方法において、無線電波を出力する無線電波出力ステップと、操作入力を入力手段を介して受け付ける受付ステップと、前記入力手段への前記操作入力に応じて前記出力する無線電波の出力強度を設定する電波出力強度設定ステップとを有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の形態に係る制御プログラムは、撮影した被写体の画像を取得する撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させる制御プログラムにおいて、少なくとも1つの外部機器と交信するための無線電波を出力する無線電波出力モジュールと、交信可能な前記少なくとも1つの外部機器を検出する外部機器検出モジュールと、前記外部機器検出手段の検出結果に応じて前記出力する無線電波の出力強度を設定する電波出力強度設定モジュールとを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の第2の形態に係る制御プログラムは、撮影した被写体の画像を取得する撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させる制御プログラムにおいて、無線電波を出力する無線電波出力モジュールと、操作入力を入力手段を介して受け付ける受付モジュールと、前記入力手段への前記操作入力に応じて前記出力する無線電波の出力強度を設定する電波出力強度設定モジュールとを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の形態に係る記憶媒体は、上記第1の形態に係る制御プログラムを格納することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の第2の形態に係る記憶媒体は、上記第2の形態に係る制御プログラムを格納することを特徴とする。
本発明の第1の形態によれば、交信可能な少なくとも1つの外部機器を検出し、該外部機器の検出結果に応じて出力する無線電波の出力強度が設定されるので、電波の出力強度が適切に制御され、結果的に消費電力を低減することができる。
また、本発明の第2の形態によれば、操作入力を受け付け、該操作入力に応じて出力する無線電波の出力強度が設定されるので、電波の出力強度が適切に制御され、結果的に消費電力を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る撮像装置の構成を概略的に示すブロック図である。
図1において、撮像装置としての電子カメラ100は、被写体を撮影するための光学系と、撮影した被写体の画像を画像データとして取得するための撮像素子14とを備える。撮像素子14は、例えば、CCDセンサ、又はCMOSセンサから成る。
光学系には、ズーム倍率又は撮影倍率から成る撮影画角を光学的に変更可能な変倍用のズームレンズとして構成された撮像用レンズ10が含まれる。なお、撮像用レンズ10は、交換可能に構成されていてもよい。
電子カメラ100は、光学系に対して所定の電気信号を送り、光学系内の駆動機構(不図示)を介して撮像用レンズ10を駆動する。これにより、撮像用レンズ10は、電子カメラ100に光学ズーム機能を提供する。また、光学系は、撮像用レンズ10とは異なる変倍用のレンズを含んでいてもよく、この場合には、上記撮像用レンズ10を駆動することに代えて、電子カメラ100内の駆動機構(不図示)を介してこの変倍用のレンズを機械的に駆動してもよい。
電子カメラ100は、更に、撮像素子14によって撮像された画像の一部を電子的に切り取ることによって撮像された画像を拡大するディジタルズーム機能を有する。
なお、電子カメラ100は、光学ズーム機能及びディジタルズーム機能のいずれか一方のズーム機能のみを有するように構成されていてもよい。
光学系では、撮像用レンズ10を通る被写体から入射する光線のうち光学的な画角の範囲内の光線は、絞り機能を有するシャッタ12の開口を通過して、撮像素子14の撮像面に結像する。これにより、撮像素子14の撮像面に被写体の光学像が形成される。撮像素子14は、撮像面に形成された光学像を画像データとして取得し、これを電気的なアナログ画像信号に変換する。
また、光学系には、フォーカシング(合焦)用のレンズ(不図示)や光学系を保護するためのバリア102が設けられている。
また、図1に示すように、電子カメラ100は下記のように動作する各構成要素を備える。
A/D変換器16は、撮像素子14から入力されたアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する。タイミング発生回路18は、後述するメモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御され、撮像素子14及びA/D変換器16にクロック信号や所定の制御信号を入力する。撮像素子14及びA/D変換器16はタイミング発生回路18から入力されたクロック信号や制御信号に応じて動作する。
メモリ制御回路22は、A/D変換器16、及びタイミング発生回路18、並びに後述する画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御すると共に、画像処理回路20に画像データを出力する。画像表示メモリ24及びメモリ30は、画像データを格納する。
画像処理回路20は、A/D変換器16から入力された画像データ又はメモリ制御回路22から入力される画像データに対して、画素補間処理や色変換処理等の画像処理を行う。また、画像処理回路20は、撮像素子14で撮像された画像データに基づいて、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、フラッシュプリ発光による自動調光を行うためのEF処理のためのデータを演算し、その演算結果をシステム制御回路50に入力する。さらに、画像処理回路20は、撮像素子14で撮像された画像データに基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も実行する。
システム制御回路50は、画像処理回路20の演算結果に基づいて、後述する露光制御部40及び測距制御部42を制御することによって、電子カメラ100のAE機能やAF機能を実現する。
A/D変換器16が出力した画像データは、画像処理回路20及びメモリ制御回路22の双方を介して、又は画像処理回路20を介することなくメモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24又はメモリ30に書き込まれる。
画像表示メモリ24は、書き込まれた画像データを表示用の画像データとして、D/A変換器26に入力し、D/A変換器26は、入力された表示用の画像データをアナログ画像信号に変換して画像表示部28に入力する。
画像表示部28は、入力されたアナログ画像信号に対応する画像を表示する。画像表示部28は、例えば撮像素子14で撮像した被写体の画像を連続的に表示することにより、電子カメラ100の電子ファインダ機能を実現する。画像表示部28は、システム制御回路50からの指令に従ってその画像表示をON/OFFする。画像表示部28が画像表示をOFFにすることにより、電子カメラ100の電力消費を大幅に低減することができる。
メモリ30は、撮影した静止画像や動画像を格納するために使用されると共に、システム制御回路50の作業領域としても使用される。メモリ30に格納された画像は、後述する記録部202,212にも記録される。メモリ30の容量や、メモリ30に対する書き込み速度及び読み出し速度などのアクセス速度は、電子カメラ100が有する複数の動作モードでの各処理が実行可能なように予め設定される。動作モードには、例えば、動画像を撮影する録画モード、複数の静止画像を連続して撮影する連写モード、パノラマ撮影モード、及び撮影した静止画像や動画像を再生する再生モードがある。
圧縮・伸長回路32は、メモリ30に格納された画像データに対して、例えば適応型離散コサイン変換(ADCT:Adaptive Discrete Cosine Transform)による圧縮処理又は伸長処理を行う。処理が施された画像データは、メモリ30に再び書き込まれる。
フラッシュ発光部48は、フラッシュを発する発光装置として機能する。また、フラッシュ発光部48は、フラッシュとは別のAF補助光を投光することにより暗所でもAF処理を可能にするための投光機能を有する。露光制御部40は、システム制御回路50から入力された情報に基づいて、シャッタ12の絞り機能を制御する。また、露光制御部40は、フラッシュ発光部48と連携してフラッシュ発光部48が発したフラッシュの調光を行うためのフラッシュ調光機能を有する。
測距制御部42は、システム制御回路50から入力された情報に基づいて、光学系のフォーカシング用のレンズを制御することにより、AF処理を制御する。ズーム制御部44は、光学系によるズーミング、即ち電子カメラ100のズーム機能を制御する。バリア制御部46は、バリア102の動作を制御する。
システム制御回路50は、電子カメラ100全体を制御する。また、システム制御回路50は、後述する電波制御部50aを含む。
表示部54は、所定の情報を表示するためのLCD及びLED等の組み合わせにより構成されており、その一部の機能を実現する表示素子が後述する光学ファインダ104内に設置されている。
表示部54のLCDには、シングルショット/連写撮影の選択、セルフタイマ、圧縮率、記録画素数、記録枚数、残撮影可能枚数、シャッタスピード、絞り値、露出補正設定、フラッシュ設定、赤目緩和機能使用、マクロ撮影、ブザー設定、時計用電池残量、他の電池、例えば後述する電源86の残量、エラー、複数桁の数字による情報、記録媒体200,210の着脱状態、通信I/F動作、日付・時刻等が表示される。
光学ファインダ104には、表示部54の一部の機能を実現する表示素子により、合焦情報、手振れ警告、フラッシュ充電情報、シャッタスピード、絞り値、露出補正設定等が表示される。また、光学ファインダ104は、電子カメラ100の光学ファインダ機能を実現する。これにより、画像表示部28による電子ファインダ機能を使用しない場合には、電力消費を低減させることができる。
不揮発性メモリ56は、例えば、所定の情報の消去・記録が電気的に可能なEEPROMで構成されている。
操作部70は、図2で後述するボタン301〜308、ズーム操作部65、上記シャッタボタン310、及びスイッチ311を含み、これらは、ユーザによって操作される。
第1シャッタスイッチ(SW1)62は、シャッタボタン310の押下の途中(半押し)でONとなり、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作開始をシステム制御回路50に指示する。第2シャッタスイッチ(SW2)64は、シャッタボタン310の完全な押下(全押し)でONとなり、撮像素子14が取得した画像データをA/D変換器16、画像処理回路20、及びメモリ制御回路22を介してメモリ30に書き込む処理、及び、メモリ30に格納されている画像データを圧縮・伸長回路32で圧縮し、その圧縮した画像データを記録媒体200又は記録媒体210に書き込む処理を含む一連の処理(撮影処理)の開始をシステム制御回路50に指示する。
電源86は、アルカリ電池、リチウム電池等の1次電池、NiCd電池、NiMH電池、Li電池等の2次電池、ACアダプタ等のいずれかで構成されている。電源86は、コネクタ82,84を介して電子カメラ100の本体と接続され、電子カメラ100の各ブロックに電力を供給する。
電源制御部80は、電源検出回路、スイッチ回路、及びDC−DCコンバータ等から構成されている。電源検出回路は、電源86の接続の有無、電源86の種類、電源86の電力残量などの検出を行い、その検出結果をシステム制御回路50に入力する。スイッチ回路は、電子カメラ100内において通電すべきブロックを切り替える。電源制御部80は、上記検出結果が入力されたシステム制御回路50からの指令に従ってDC−DCコンバータを制御することによって、電源86から供給された電力を、必要な期間にわたって必要な電圧で各ブロックに供給する。
記録媒体200,210は、半導体メモリ又はハードディスク等で構成された記録部202,212と、インタフェース(I/F)204,214とを含む。記録部202は、コネクタ206,92を介して電子カメラ100の本体と接続される。記録部212は、コネクタ216,96を介して電子カメラ100の本体と接続される。
インタフェース(I/F)90,94は、記録媒体200,210をコネクタ92,96を介して電子カメラ100内のバスに接続する。記録媒体着脱検知部98は、コネクタ92,96に記録媒体200,210が接続されているか否かをそれぞれ検知する。
なお、本実施の形態では、電子カメラ100が、記録媒体を接続可能にするために2系統のI/F90,94及びコネクタ92,96を備えるとしたが、記録媒体を接続可能にするためのI/F及びコネクタは、1系統でもよいし、3系統以上でもよい。電子カメラ100が複数系統のI/F及びコネクタを備える場合は、それらは互いに異なる仕様を有していてもよい。I/F及びコネクタとしては、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)カードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠した仕様のものを用いることができる。このような規格を採用することにより、所定の通信カードを後述するコネクタ112を介して通信回路110に接続することにより、電子カメラ100は、コンピュータやプリンタ等の外部周辺機器との間で、画像データや画像データに付属した管理情報を相互に転送することができる。上記所定の通信カードとしては、LANカード、モデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等に用いる通信カードなどがある。
通信回路110には、電子カメラ100を外部周辺機器と接続するためのコネクタ112が接続されており、外部周辺機器との間で、LAN、モデム、USB、IEEE1394、P1284、SCSI、RS232C等の有線通信や、所定の電波による無線通信等をコネクタ112を介して行う。無線通信を行うときには、コネクタ112はアンテナによって構成される。電波制御部50aは、通信回路110内の通信回路部(不図示)に対して、アンテナを介して出力すべき電波を制御するための処理等の実行を指示する。上記通信回路110、アンテナ、及び電波制御部50aは、電子カメラ100の無線通信機能を実現する。
図2は、図1の電子カメラ100の外観を概略的に示す斜視図である。
図2において、電子カメラ100の背面には、電源ボタン301、メニューボタン302、決定ボタン303、表示ボタン304、左ボタン305、右ボタン306、上ボタン307、下ボタン308、切り替えスイッチ311、及び画像表示部28が設けられている。また、電子カメラ100の上面には、シャッタボタン310、及びズーム操作部65が設けられている。これらのボタン301〜308,310、スイッチ311、ズーム操作部65は、上記操作部70を構成する。
電源ボタン301は、電子カメラ100を起動若しくは停止させるか、又は電子カメラ100の主電源をON/OFFにするためのボタンである。
メニューボタン302は、後述する所定のメニュー画面(不図示)を画像表示部28に表示させるためのボタンである。システム制御回路50は、メニューボタン302が押下されると、画像表示部28にメニュー画面(図示しない)を表示させ、メニュー画面が表示されている状態で再度メニューボタン302が押下されると、画像表示部28でのメニュー画面の表示を終了させる。
ここで、メニュー画面について説明する。
メニュー画面には、各種の撮像条件や動作モードを含む複数のメニュー項目が表示される。メニュー項目は、選択可能な値や動作モード、画像、及び設定項目、並びに電子カメラ100の状態に関する情報を含み、選択された状態にあるものはカーソル又はハイライト部によって表現される。
上記選択可能な値には、露出補正の設定値、セルフタイマの設定時間、記録画質の設定値、及び日付・時刻などがある。
上記選択可能な動作モードには、上述した録画モード、連写モード、パノラマ撮影モード、及び再生モードの他にも、静止画像を撮影するための単写モード、撮影した複数の画像を再生したりするためのマルチ画面再生・消去モード、及び外部機器との間で通信を行うための通信モードなどが含まれる。また、上記単写モードには、露出の決定に関して選択可能なプログラムモード、絞り優先モード、及びシャッタスピード優先モード等が含まれる。通信モードには、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」という)等の外部機器との間で有線通信を行うためのPC接続モードや、無線通信機能を有する無線通信機器等の外部機器との間で無線通信を行うための無線通信モードなどが含まれる。なお、上記連写モード及び単写モードは撮影条件として選択的に切り替えられる。
上記選択可能な設定には、フラッシュ設定の有無、単写/連写の切り替え、セルフタイマ設定の有無、記録した画像を保護するためのプロテクト設定の有無などがある。
ユーザは、画像表示部28に表示されたメニュー画面を介して撮影条件を確認したり、電子カメラ100の状態を確認したりすることができる。
なお、メニュー画面は、電子ファインダ機能により表示されている画像に重畳するように合成して表示されてもよいし、所定の背景色の画像に重畳するように、即ち単独で表示されてもよい。
方向ボタン305〜308は、メニュー画面において表示されている複数のメニュー項目の中から少なくとも1つのメニュー項目を選択するためのボタンであり、決定ボタン303は、選択されたメニュー項目を決定するためのボタンである。
例えば上ボタン307及び下ボタン308を押下することによって、選択状態にあるメニュー項目を変更したり、補正値や日付・時刻等を示す数値を増減させたりすることができ、このとき、決定ボタン303を押下することによって、システム制御回路50は、そのときに選択されているメニュー項目の内容を設定したり、設定されていた内容を変更された数値にしたりする。また、上ボタン307及び下ボタン308の押下によって、選択状態にあるメニュー項目を特定する指標の位置を変更することもできる。また、2つ目のメニュー項目を選択するためには、例えば、1つ目のメニュー項目を決定するために決定ボタン303を押下したままの状態で、方向ボタン305〜308を操作する。
表示ボタン304は、撮像した画像に関する撮影情報の表示及び非表示の一方を選択したり、画像表示部28による電子ファインダ機能を使用及び不使用の間で切り替えたりするためのボタンである。
シャッタボタン310は、上述したように、半押し状態で第1シャッタスイッチ62をONにし、全押し状態で第2シャッタスイッチ64をONにするように構成されている。
切り替えスイッチ311は、電子カメラ100の動作モードを上述した録画モード、再生モード、及び通信モードのいずれかのモードに切り替えるためのものである。
ズーム操作部65は、溝部と、該溝部においてスライドするスライダーとしてのズーム操作部材65aと、該ズーム操作部材65aのスライド動作方向を検知するズーム検知センサ部材65b(図示しない)とからなり、溝部は各端部が、光学系の撮影画角が最も広いことを示すWide(以下、「広角」という)端及び撮影画角が最も狭いことを示すTele(以下、「望遠」という)端に対応し、ズーム操作部材65aは広角端及び望遠端の間をスライドする。ズーム操作部65では、ズーム操作部材65aをスライドさせると光学系の撮影画角の設定を変更することができ、具体的には、ズーム操作部材65aを通常の撮影画角に対応する通常位置よりも広角側に、例えば、図中において電子カメラ100の背面に向かって右方向にスライドさせると、通常の撮影画角よりも撮影画角が広くなり、一方、ズーム操作部材65aを望遠側に、例えば、図中において電子カメラ100の背面に向かって右方向にスライドさせると、通常の撮影画角よりも撮影画角が狭くなる。
なお、ズーム操作部65において、ズーム操作部材65aは、レバー式のものであってもよい。また、ズーム操作部65は、ズーム操作部材65aとズーム検知センサ部材65bとを組み合わせたスイッチで構成されていてもよい。
なお、操作部70は、上述したようなボタンやスイッチに代えて、例えば、ダイアルスイッチを採用してもよい。
電子カメラ100は、その動作モードが無線通信モードであるときは、アンテナを介して無線の電波を出力する電波出力処理を行うことにより、電子カメラ100と無線通信可能な外部機器を検出し、該外部機器を検出した場合には、当該外部機器との接続を試行する。なお、電子カメラ100と無線通信可能な外部機器の検出ができなかったときは、無線通信接続ができない旨の所定の警告が画像表示部28に表示される。なお、このような警告をユーザに報知することができるものであればいかなる手段を用いてもよい。
図3は、図1の電子カメラ100が通信モードであるときに実行される第1の電波出力処理のフローチャートである。本処理を実行するためには、出力されている電波の出力強度をユーザの操作に基づいて、即ち手動で設定するための電波出力強度手動設定モードが通信モードとして設定される。
図3において、まず、電子カメラ100が電波出力強度手動設定モードであるときに、システム制御回路50は、ズーム操作部65が操作されること、即ち、ズーム操作部材65aが所定の方向にスライドされることをズーム検知センサ部材65bを介して監視している。ズーム操作部65が操作されたときは(ステップS350)、ズーム検知センサ部材65bは、ズーム操作部材65aが広角側及び望遠側のいずれか一方の方向にスライドしたかを示す信号、即ち撮影画角の設定が広角側(以下、「広角設定」という)であるのか、又は望遠側(以下、「望遠設定」という)であるのかを示す信号をシステム制御回路50に送信する。このとき、システム制御回路50は、ズーム検知センサ部材65bから受信した信号に基づいて判定した撮影画角の設定が広角設定であるか否かを判別する(ステップS351)。
ステップS351の判別の結果、撮影画角の設定が広角設定であったときは、電波制御部50aは、出力している電波の出力強度が最小であるか否かを判別する(ステップS352)。出力強度が最小でなかったときは、出力強度を所定値分だけ下げ(ステップS353)、その出力強度で電波を出力し(ステップS356)、一方、出力強度が最小であったときは、出力強度をさらに小さくすることができないので、ステップS353をスキップしてステップS356に進み、そのままの出力強度、即ち最小の出力強度で電波を出力する。
なお、電波の出力強度は、電子カメラ100から無線通信が有効な距離、即ち出力された電波の到達エリア半径[m]によって示され、この半径は、例えば図4に示すように、画像表示部28にスライドバーを用いて表示されている。これにより、ユーザは電波の到達エリアを容易に把握することができる。
続くステップS357では、出力強度の値に変更があった場合には、それに応じて図4におけるスライドバーの位置が更新され、本処理を終了する。
一方、ステップS351の判別の結果、撮影画角の設定が広角設定ではなく望遠設定であったときは、電波制御部50aは、出力している電波の出力強度が最大であるか否かを判別する(ステップS354)。出力強度が最大でなかったときは、出力強度を所定値分だけ上げ(ステップS355)、その出力強度で電波を出力し(ステップS356)、一方、出力強度が最大であったときは、出力強度をさらに大きくすることができないので、ステップS355をスキップしてステップS356に進み、そのままの出力強度、即ち最大の出力強度で電波を出力する。
なお、上記ステップS353又はステップS355では、電波制御部50aは、ズーム操作部材65aの操作に応じて電波の出力強度を所定値分だけ変化させたが、この所定値はズーム操作部材65aがスライドされた後の位置に基づいて決定されている。例えば、このスライドされた後の位置は上記通常位置であってもよく、この場合、当該通常位置に基づいて上記所定値が決定される。
図3の処理によれば、ズーム操作部65が操作されたときは(ステップS350)、ズーム操作部材65aの操作に応じて電波の出力強度を所定値分だけ変化させる(ステップS353,S355)ので、電波の出力強度が適切に制御され、結果的に電力消費を低減することができる。特に、ユーザがズーム操作部材65aを広角側にスライドさせて電波の出力強度を小さくすることにより、電子カメラ100の電力消費を低減することができる。
また、新規の操作部材を電子カメラ100に設けることなく、ズーム操作部65を電子カメラ100の無線通信機能を実現するための操作部材として利用することができ、もって、操作性が優れた撮像装置を提供することができる。
また、ズーム操作部材65aが広角側にスライドされると、電波の出力強度が下がり(ステップS353)、一方、ズーム操作部材65aが望遠側にスライドされると、電波の出力強度が上がる(ステップS355)ので、ユーザは、撮影画角の設定と電波の出力強度(電波の到達エリア半径)とを距離の概念で互いに関連付けるように理解することができ、もって、操作性がより優れた撮像装置を提供することができる。
図5は、図3の処理に代えて実行される第2の電波出力処理のフローチャートである。本処理では、出力されている電波の出力強度、即ち電波の到達エリアの広さが自動的に設定される。
図5において、まず、電子カメラ100において、出力されている電波の出力強度、即ち電波の到達エリアの広さを自動的に設定するための第1の電波出力強度自動設定モードが通信モードとして選択されると、電波制御部50aは、出力している電波の出力強度を最小値に設定する(ステップS400)。
電波制御部50aでは、設定された出力強度で電波を出力し(ステップS401)、電波の到達エリア内に所定の接続要求信号を送信する(ステップS402)。この接続要求信号は、電波の到達エリア内に電子カメラ100が無線通信可能な外部機器があるときは、当該外部機器により受信される。外部機器が電子カメラ100からの接続要求信号の受信に成功して、当該外部機器が電子カメラ100と無線通信可能であるときは、電子カメラ100に要求応答信号を送信する。
続くステップS403では、電子カメラ100は、外部機器から要求応答信号を受信したか否かを判別し、電子カメラ100が要求応答信号を受信したときは、電波の到達エリア内に無線通信可能な外部機器があるので、電波の到達エリアの広さ(電波の出力強度)を変更することなく、本処理を終了する。
一方、電子カメラ100が要求応答信号を例えば所定時間の間に受信できないときは、電波制御部50aは、出力強度が最大であるか否かを判別する(ステップS404)。該判別の結果、出力強度が最大でなかったときは、出力強度を所定値分だけ上げることによって、電波の到達エリアの広さを拡大し(ステップS405)、上げられた出力強度で電波を出力すべく、ステップS401に戻り、一方、出力強度が最大であったときは、出力強度をさらに大きくすることができないので、画像表示部28に、無線通信接続ができない旨の所定の警告を表示し(ステップS406)、本処理を終了する。この警告により、ユーザは、電子カメラ100が出力している電波の出力強度が最大であることを把握することができる。
図5の処理によれば、出力している電波の出力強度を最小値に設定し(ステップS400)、外部機器からの要求応答信号を受信するまで、自動的に電波の出力強度を上げて電波の到達エリアの広さを拡大する(ステップS405)ので、電波の出力強度を適切に制御して、電波の到達エリアの広さを、電波干渉の抑制や電波傍受の防止に必要な最小限度の広さに確実に変更することができ、もって、電子カメラ100の消費電力を低減させることができる。また、ユーザが手動で電波の出力強度を設定する必要をなくすことができるので、ユーザにとって使い勝手が優れた電子カメラ100を提供することができる。
また、電波の出力強度を最大にしても、外部機器からの要求応答信号を受信することができなかった場合には(ステップS404でYES)、所定の警告が表示され(ステップS406)、この警告により、ユーザは、電子カメラ100が出力している電波の出力強度が最大であることを把握することができるので、電子カメラ100の消費電力が大きい状態が継続するのを未然に防止できる。
なお、図5の処理において出力強度の値を変更した場合には(ステップS400,S405)、図3のステップS357の処理と同様に、それに応じて図4におけるスライドバーの位置を更新する。
図6は、図5の処理に代えて実行される第3の電波出力処理のフローチャートである。本処理でも、図5の処理と同様に、出力されている電波の出力強度、即ち電波の到達エリアが自動的に設定される。
図6において、まず、電子カメラ100は、出力されている電波の出力強度、即ち電波の到達エリアを自動的に設定するための第2の電波出力強度自動設定モードが通信モードとして設定されると、電波制御部50aは、出力している電波の出力強度を最大値に設定する(ステップS500)。続くステップS501,S502,及びS504〜S506では、図5のステップS401,S402,及びS404〜S406と同様の処理を行う。
ステップS503では、電子カメラ100は、外部機器から要求応答信号を受信したか否かを判別し、電子カメラ100が要求応答信号を例えば所定時間の間に受信できないときは、ステップS504に進む。一方、電子カメラ100が要求応答信号を受信したときは、ステップS507に進む。
続くステップS507では、電波制御部50aは、出力強度が最小であるか否かを判別する。該判別の結果、出力強度が最小でなかったときは、第2の電波出力強度自動設定モードが設定された後に、出力強度を上げたことがあるか否かを判別する(ステップS508)。該判別の結果、出力強度を上げたことがないときは、出力強度を所定値分だけ下げ(ステップS509)、その出力強度で電波を出力すべく、ステップS501に戻る。
なお、ステップS507の判別の結果、出力強度が最小であったときは、出力強度をさらに小さくすることができないので、本処理を終了する。また、ステップS508の判別の結果、第2の電波出力強度自動設定モードが設定された後に、出力強度を上げたことがあるときは、電波制御部50aは、電波の出力強度の設定値を変更することなく、本処理を終了する。
図6の処理によれば、図5の処理と同様の処理を行う(ステップS501〜S506)ので、図5の処理による効果と同様の効果を奏することができる。
図6の処理では、最初に電波の出力強度を最大にする(ステップS500)ので、図5の処理よりも高い確率で電波の到達エリア内で電子カメラ100と無線通信可能な外部機器を検出することができる。したがって、図6の処理、即ち第2の電波出力強度自動設定モードは、外部機器が遠いエリア内にあることが予め分かっているときや、1つ以上の外部機器を迅速に検出する必要があるときに有効である。一方、図5の処理、即ち第1の電波出力強度自動設定モードは、電子カメラ100と無線通信可能な外部機器が近いエリア内にあることが予め分かっているときや、消費電力を可能な限り低減させるときに有効である。
なお、図6の処理において出力強度の値を変更した場合にも(ステップS500,S505,S509)、図3のステップS357の処理と同様に、それに応じて図4におけるスライドバーの位置を更新する。
なお、上記実施の形態において、電子カメラ100が第1乃至第3の電波出力処理のいずれかによって複数の外部機器を検出したときは、電子カメラ100は、ユーザが所望する外部機器を選択することができるように、当該検出された複数の外部機器を画像表示部28に表示する。
電子カメラ100と無線通信可能な外部機器が撮像装置やノート型PCなどの低消費電力での稼動を必要とする機器である場合には、互いの電波の出力強度の変化に応じて同期をとるためのトリガを両機器に持たせることが好ましい。この場合、電子カメラ100及び外部機器の双方の機器は、トリガが略同時に入力されると通信モードに設定されて双方の間で無線通信を開始するように構成される。なお、電子カメラ100におけるトリガの入力は、例えばボタン301〜308などの押下に応じて行われてもよいし、メニュー画面から選択することによって行われてもよい。
また、上記実施の形態では、スライドバーを用いることにより図4に示すように電波の到達エリア半径を表示したが、スライドバーに限られることはなくいかなるもので到達エリア半径を表示してもよい。また、これに代えて、スライドバーを用いることなく電波の到達エリア半径の値又はその情報を表示してもよい。さらには、表示されるものは、電波の到達エリアを示す半径に限られることはなく、電波の出力強度の値又はその情報などを表示してもよい。
また、上記実施の形態では、電子カメラ100の無線通信機能を実現するための操作部材として、ズーム操作部65を利用したが、これに代えて、方向ボタン305〜308などを利用してもよい。また、電波の出力強度として複数の所定値の中から一の所定値を選択可能に構成することにより、電子カメラ100の無線通信機能を実現してもよい。これを以下説明する。
まず、電波の出力強度が所定値に設定された複数の無線通信モードを、例えば不揮発性メモリ56に格納する。各無線通信モードには、動作モード名として、設定されている出力強度又はそれに対応する電波の到達エリアがユーザにとって把握し易い名称が割り振られている。ユーザは、これらの無線通信モードの中から一の無線通信モードを選択することによって、電波制御部50aは電波の出力強度を選択された無線通信モードに設定されている出力強度に制御する。これにより、容易に所望の出力強度で電子カメラ100の無線通信機能が実現される。
上記実施の形態に係る撮像装置は、電子カメラ100としたが、無線通信機能を有する撮像装置であればいかなるものであってもよい。このような撮像装置としては、フィルムに光学的に画像を記録する銀塩スチルカメラ、EEPROMやハードディスク等の電子的な記録媒体に電子的に動画像を記録するディジタルビデオカメラ(DVC)、記録媒体に電子的に静止画像を記録するディジタルスチルカメラ、又はこれらの複合機(カメラ)がある。なお、カメラは、撮像用の光学系(レンズ)が一体化されてその交換が不可能なものであっても、光学系が交換可能なものであってもよい。また、このような撮像装置は、カメラに限られることはなく、画像の撮像機能を有する装置、例えば、PCなどの情報処理装置、携帯電話機などの携帯端末に適用することができる。
また、上記実施の形態において、記憶メディア105は、ランダムアクセス可能なメモリカードやディスク媒体などであるとしたが、画像データが記憶可能な記憶媒体であればいかなるものであってもよい。
また、本発明の目的は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPUなど)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上記実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。又は、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施の形態に係る撮像装置は、無線通信機能を有する撮像装置に適用することができる。
本発明の実施の形態に係る撮像装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図1の撮像装置の外観を概略的に示す斜視図である。 図1の撮像装置が通信モードであるときに実行される第1の電波出力処理のフローチャートである。 図2における画像表示部において、電波の出力強度に関連付けられた電波の到達エリア半径[m]をスライドバーを用いて表示したときの表示画面を示す図である。 図3の処理に代えて実行される第2の電波出力処理のフローチャートである。 図5の処理に代えて実行される第3の電波出力処理のフローチャートである。
符号の説明
28 画像表示部
50 システム制御回路
50a 電波制御部
65 ズーム操作部
65a ズーム操作部材
65b ズーム検知センサ部材
70 操作部
86 電源
100 電子カメラ
110 通信回路
112 コネクタ

Claims (24)

  1. 撮影した被写体の画像を取得する撮像装置において、
    少なくとも1つの外部機器と交信するための無線電波を出力する無線電波出力手段と、
    交信可能な前記少なくとも1つの外部機器を検出する外部機器検出手段と、
    前記外部機器検出手段の検出結果に応じて前記出力する無線電波の出力強度を設定する電波出力強度設定手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記電波出力強度設定手段は、前記外部機器検出手段により前記少なくとも1つの外部機器が検出されている間は前記無線電波の出力強度をその最大値から段階的に変更することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記電波出力強度設定手段は、前記外部機器検出手段により前記外部機器が検出されるまで前記無線電波の出力強度をその最小値から段階的に変更することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記電波出力強度設定手段により設定された前記無線の出力強度が所定値よりも大きくなるときには所定の警告をユーザに報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記報知手段は、前記外部機器検出手段により前記外部機器が所定時間の間に検出されないときには所定の警告をユーザに報知することを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  6. 撮影した被写体の画像を取得する撮像装置において、
    無線電波を出力する無線電波出力手段と、
    操作入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段への前記操作入力に応じて前記出力する無線電波の出力強度を設定する電波出力強度設定手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
  7. 前記撮影した被写体の画像を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  8. 前記表示手段は、前記無線電波の出力強度を表示することを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
  9. 前記入力手段はズーム操作部であり、
    前記電波出力強度設定手段は、撮影画角が広角側に設定されたときは前記無線電波の出力強度を下げ、撮影画角が望遠側に設定されたときは前記無線電波の出力強度を上げることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記電波出力強度設定手段は、予め設定された複数の前記無線電波の出力強度から所望の出力強度が選択されたとき、該選択された出力強度に応じて前記出力する無線電波の出力強度を設定することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 撮影した被写体の画像を取得する撮像装置の制御方法において、
    少なくとも1つの外部機器と交信するための無線電波を出力する無線電波出力ステップと、
    交信可能な前記少なくとも1つの外部機器を検出する外部機器検出ステップと、
    前記外部機器検出ステップにおける検出結果に応じて前記出力する無線電波の出力強度を設定する電波出力強度設定ステップとを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  12. 前記電波出力強度設定ステップは、前記外部機器検出手段により前記少なくとも1つの外部機器が検出されている間は前記無線電波の出力強度をその最大値から段階的に変更することを特徴とする請求項11記載の撮像装置の制御方法。
  13. 前記電波出力強度設定ステップは、前記外部機器検出ステップにおいて前記外部機器が検出されるまで前記無線電波の出力強度をその最小値から段階的に変更することを特徴とする請求項11記載の撮像装置の制御方法。
  14. 前記電波出力強度設定ステップにおいて設定された前記無線の出力強度が所定値よりも大きくなるときには所定の警告をユーザに報知する報知ステップを有することを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の撮像装置の制御方法。
  15. 前記報知ステップは、前記外部機器検出ステップにおいて前記外部機器が所定時間の間に検出されないときには所定の警告をユーザに報知することを特徴とする請求項14記載の撮像装置。
  16. 撮影した被写体の画像を取得する撮像装置の制御方法において、
    無線電波を出力する無線電波出力ステップと、
    操作入力を入力手段を介して受け付ける受付ステップと、
    前記入力手段への前記操作入力に応じて前記出力する無線電波の出力強度を設定する電波出力強度設定ステップとを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  17. 前記撮影した被写体の画像を表示手段に表示する表示ステップを有することを特徴とする請求項16記載の撮像装置の制御方法。
  18. 前記表示手段に前記無線電波の出力強度を表示する第2の表示ステップを有することを特徴とする請求項17記載の撮像装置の制御方法。
  19. 前記入力手段はズーム操作部であり、
    前記電波出力強度設定ステップは、撮影画角が広角側に設定されたときは前記無線電波の出力強度を下げ、撮影画角が望遠側に設定されたときは前記無線電波の出力強度を上げることを特徴とする請求項16乃至18のいずれか1項に記載の撮像装置の制御方法。
  20. 前記電波出力強度設定ステップは、予め設定された複数の前記無線電波の出力強度から所望の出力強度が選択されたとき、該選択された出力強度に応じて前記出力する無線電波の出力強度を設定することを特徴とする請求項16乃至19のいずれか1項に記載の撮像装置の制御方法。
  21. 撮影した被写体の画像を取得する撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させる制御プログラムにおいて、
    少なくとも1つの外部機器と交信するための無線電波を出力する無線電波出力モジュールと、
    交信可能な前記少なくとも1つの外部機器を検出する外部機器検出モジュールと、
    前記外部機器検出手段の検出結果に応じて前記出力する無線電波の出力強度を設定する電波出力強度設定モジュールとを備えることを特徴とする制御プログラム。
  22. 撮影した被写体の画像を取得する撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させる制御プログラムにおいて、
    無線電波を出力する無線電波出力モジュールと、
    操作入力を入力手段を介して受け付ける受付モジュールと、
    前記入力手段への前記操作入力に応じて前記出力する無線電波の出力強度を設定する電波出力強度設定モジュールとを備えることを特徴とする撮像装置。
  23. 請求項21記載の制御プログラムを格納することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  24. 請求項22記載の制御プログラムを格納することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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