JP2007148539A - 工事用簡易交通信号制御機 - Google Patents

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Abstract

【課題】信号灯器を滅灯させることなく常設の交通信号制御機の更新工事を行う。
【解決手段】 動作モードの選択機能を主機能とし、選択的に利用される従機能として手動動作機能と、ステップ秒数変更機能と、閃光機能とをケース内に有している。動作モードの選択機能は、交差点規模に適合した信号現示の動作モードを選択する機能であり、動作モードの選択によって、設定した最大ステップと最大灯器数との組合わせの範囲内で、選択肢として2種類以上の信号現示の動作モードが設定される。手動動作モードは、信号現示のステップの歩進を手動で行う機能であり、ステップ秒数変更機能は、信号現示のステップの歩進の秒数を変更する機能であり、閃光機能は、信号灯器の閃光動作を行う機能である。更新工事中、常設の交通信号制御機に代えて、上記機能を実行する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、常設の交通信号制御機の更新工事の際に用いる工事用簡易交通信号制御機に関する。
交通信号制御機の更新工事などの際には、常設の交通信号制御機の機能を一旦停止させなければならない。その間、交差点では交通信号機の信号灯器が滅灯となる。信号灯器の滅灯の期間は、交通安全を確保するため、警察官や係員が交差点に立って手信号により交通整理を行われる。交通信号制御機の故障に際しては、信号灯器を滅灯させずに制御部の交換を可能とする試みはあった。このような試みとして、特許文献1には、制御部と灯器開閉部の間に、制御部が出力する点灯・滅灯の組合せ信号を時系列に記憶し、制御部に機能障害が発生した時に記憶した組合せ信号を順次に出力可能な制御信号記憶再生部を付加し、この制御信号記憶再生部又は制御部が出力する組合せ信号に基づいて信号灯器の点灯・滅灯制御を行うようにした交通信号制御機が記載されている。
この交通信号制御機によれば、制御部が正常な時に点灯・滅灯の組合せ信号を制御信号記憶再生部に記憶しておくことによって、制御部の機能障害発生時には制御信号記憶再生部に記憶した組合せ信号を読み出し出力するため、信号灯器を滅灯せずに制御部の交換作業が可能となり、信号制御機に不測の事態が発生して制御部が故障した時には、灯器開閉部によって制御部の機能が補完されるため、交差点の交通安全を確保できる。
しかしながら、このような交通信号制御機といえども、制御部と灯器開閉部を含めて更新工事を行うときには、交通信号制御機の機能を一旦停止しなければならないのであって、その工事期間の信号灯器の滅灯が避けられるわけではない。交通信号制御機自体の更新工事は、交通信号制御機そのものの機能を停止させなければ、作業を行うことができないからである。
もし、交通信号制御機の更新工事期間中であっても、信号灯器を滅灯させないためには、たとえば、代わりの仮設の交通信号機を設置するという方法が考えられる。仮設の信号機として代表的なものは道路工事用の仮設信号機である。しかし、道路工事用の仮設信号機は、そのほとんどが片側交通制御を円滑に行うためのものであって、交差点の固有の信号階梯に適合するようには設計されていないため、道路工事用の交通信号機を3差路、4差路といった交差点に設置することはできない。
特許公開2002−140794公報 特許公開2000−182191公報
解決しようとする問題点は、交通信号制御機の更新工事の際には、交通信号制御機の機能を一旦停止させなければならず、したがって、信号灯器を滅灯させずに交通信号制御機の更新工事を行うことができなかった点である。
本発明は、各種交差点形状に適合する複数の動作モードを有する交通信号制御機の機能を有し、動作モードを適宜選択して常設の交通信号制御機の更新工事期間中、常設の交通信号制御機の機能に代えて常設の交通信号機の信号現示(階梯)を制御する点を最大の特徴とする。
本発明による工事用簡易交通信号制御機によれば、常設の交通信号制御機の更新工事現場に搬入し、常設の交通信号制御機に代えてその交差点に適合した動作モードで交通信号機を動作させることができ、信号灯器を滅灯させずに交通信号制御機の更新工事を行うことができる。
信号灯器を滅灯させずに常設の交通信号制御機の更新工事を行うという目的を、信号灯器の現示の動作モードを選択できる交通信号制御機機能を可搬型のケース内に内蔵することによって実現した。
本発明による工事用簡易交通信号制御機は、主機能として動作モードの選択機能と、主機能のほか、任意に選択される従機能として手動動作機能と、ステップ秒数変更機能と、閃光機能とを有している。動作モードの選択機能は、 動作モードの選択機能は、2種類以上の信号現示が設定できる機能、すなわち、予め用意された2種類以上の信号現示の中から交差点規模に適合した信号現示を任意に選択する機能である。動作モードの選択によって、設定した最大ステップと最大灯器数との組合わせの範囲内で、2種類以上の信号現示の動作モードを設定できる。手動動作モードは、信号現示のステップの歩進を手動で行う機能、ステップ秒数変更機能は、信号現示のステップの歩進の秒数を変更する機能である。さらに、閃光機能は、信号灯器の閃光動作を行う機能であり、たとえば、主道路の信号現示を黄色点滅、従道路の信号現示を赤点滅させる機能である。本発明による工事用簡易交通信号制御機は、上記機能を可搬型のケース内に収めたものである。
図1に本発明による工事用簡易交通信号制御機の構造を示す。図1において、本発明の工事用簡易交通信号制御機1は、可搬型のケース(トランクケース)2内に上記機能を組み込んだものである。可搬型のケース2には、上記各機能を実現するために必要な制御・入出力基板3と、交流電源を各機能の実行に必要な直流電源に変換する制御電源4と、制御電源4への給電或いはその遮断を行うブレーカ5とが内蔵されている。可搬型のケース2は、図1(b)のようにケース本体6と上蓋7とが一縁のヒンジ8によって開閉可能に結合されたものであり、制御・入出力基板3と、制御電源4と、ブレーカ5とは図1(c)に示すようにケース本体6側に収納され、ケース2の上蓋7には、図1(a)のように制御電源4に給電する電源ケーブル用コネクタ9と、制御・入出力基板3の出力端子に接続されて、灯器制御信号を出力する灯器用コネクタ10および後述する現示ステップの手動操作用コネクタ11が取り付けられている。なお、各コネクタ9,10,11にはいずれも防水処理が施されている。
さらに、制御・入出力基板3は制御用の制御パネル12を備え、上蓋7には、外部からパネル面を透視させる表示窓13が開口され、表示窓13にはアクリル板などの透明板が取り付けられている。図中2aは、ケース2の取っ手である。図2に制御・入出力基板の制御パネル12を示す。制御パネル12には、現示用モニタ14および、項目1ボタン15,項目2ボタン16,設定スイッチ17,設定ボタン18,閃光スイッチ19,手動スイッチ20,手動1ボタン21並びに液晶カウンタ22が取り付けられている。
現示用モニタ14は、第1方向信号灯器の現示用モニタ14a(1G,1Y、1R,1PG,1PR,1A)、第2方向信号灯器の現示用モニタ14b(2G,2Y、2R,2PG,2PR,2A)、第3方向信号灯器の現示用モニタ14c(3G,3Y、3R,3PG,3PR,3A)を有し、単路交差点、二現示交差点、三現示交差点 、歩車分離交差点での信号灯器の現示を点灯によって表示するものである。
設定スイッチ17は、動作モード選択機能およびステップ秒数変更機能における動作モード変更の設定、ステップの秒数変更の設定に用いるスイッチ、設定ボタン18は、選択されたモードの確定、選択されたステップの秒数の確定に用いる押しボタン、項目1ボタン15,項目2ボタン16は変更したいステップの秒数を選択する押しボタンであり、項目2ボタン16は、動作モード変更に際して動作モードの選択にも用いられる。選択された動作モードの種類および選択されたステップの秒数は、カウンタ22にデジタル表示される。
閃光スイッチ19は、二現示交差点の主道路の黄灯および従道路の赤灯を点滅させる操作用のスイッチである。手動スイッチ20は、信号灯器の現示ステップの秒数変更やステップの歩進を手動で行う場合の設定のためのスイッチであり、手動1ボタン21は、ステップの歩進の変更およびステップの手動歩進の操作用押しボタンである。手動ボタン21は、ケース2の制御パネル12に取り付けられたもののほか、ケース2の上蓋7に設置された手動操作用コネクタ11に図3に示すように押しボタンとして別途に外部手動ボタン21aのケーブルを接続し、ケース2を閉じた状態で外部手動ボタン21aを扱ってステップの秒数変更あるいはステップの歩進操作をリモートコントロールによって行うことができる。
図3に、本発明の工事用簡易制御機の機能構成図を示す。図3において、制御・入出力基板3は、制御部23と、灯器出力部24とからなっている。制御部23には、各機能の実行に必要な指令を出すCPU25のほか、前記LED表示器(液晶カウンタ)22と現示用モニタ14とが設けられている。灯器出力部24は、制御部23につながれており、CPU25によって点灯パターンが制御され、交差点の規模に応じた信号モードで交通信号機の各信号灯器に現示信号を出力するものである。実施例では、最大15ステップ、最大灯器数18の範囲で交差点規模に応じて、選択肢として単路交差点、二現示交差点、三現示交差点と、歩車分離交差点との4種類の信号現示モードに対応できるように設計したが、用意された最大ステップの範囲内でかつ灯器の数の範囲内であれば、その他の信号モードを追加することも勿論可能である。
図4に、現示交差点の信号現示モードを選択したときの信号現示の出力例を示す。1G、1Y、1Rは、それぞれ図5に示す十字路の第1方向D1の車道の信号灯器Sの青灯、黄灯、赤灯、2G、2Y、2Rはそれぞれ第2方向D2の車道の信号灯器Sの青灯、黄灯、赤灯、1PG、1PRは、第1方向D1の歩道の信号灯器Pの青灯、赤灯、2PG、2PRは、第2方向D2の歩道の信号灯器Pの青灯、赤灯、1A,2Aは右折あるいは左折車両に対する進行指示の矢印灯であるが、この例では1A,2Aを使用していない。各灯は、第1の現示ステップ1S(1G,1PG、2R、2PR点灯)から第2の現示ステップ2S,第3の現示ステップ3S・・・の順序で点灯あるいは滅灯し、1PG,2PGにはさらに点滅が加わり、最終の第10現示ステップS10では、第1方向D1,第2方向D2の赤灯(1R,2R,1PR,2PR)が点灯して予め定められたステップの秒数が経過後、第1の現示ステップ1Sに戻る。
本発明の工事用簡易交通信号制御機を用いて交通信号機の信号現示を制御するには、常設の交通信号制御機に備えた端子箱を使用する。図6において、常設の交通信号制御機28の端子箱26には、灯器出力ケーブルL1が接続された端子27aと、各信号灯器S,SおよびP,Pにそれぞれ通じる信号ケーブルL2a〜L2dが接続された端子列27bのほか、いくつかの空き端子列27c,27dを備え、各端子列27a〜27dには、交流電圧100Vが印加されている。本発明は、いずれかの空き端子列を利用して工事用簡易交通信号制御機1を接続するものである。以下に図7のフローを参照して本発明の工事用簡易交通信号制御機を用い、交差点の交通信号制御機の更新工事を行う際の取付け並びに動作の手順を説明する。
(1)初期設定
まず、初期設定として工事用簡易交通信号制御機1の設定を行う。図6において、まず、常設の交通信号制御機28に備えた端子箱26の空き端子列のひとつを選定し、その空き端子列、例えば図6に示す端子列27bに灯器ケーブルL3の各配線を交通信号制御機28からの灯器出力ケーブルL1の各配線と並列に接続するが、この段階では灯器ケーブルL3を工事用簡易交通信号制御機1のケース2に備えた灯器ケーブル用コネクタ10とは切り離しておく(STEP S1)。次に、電源ケーブルL4の1端を端子27bに接続すると共に他端をケース2の電源ケーブル用コネクタ9に接続し(STEP S2)、続いてケース2を開き、ケース本体6内のブレーカ5をONして制御電源4を投入する(STEP S3)。制御電源4の投入によって、工事用簡易交通信号制御機1はスタンバイの状態になる。
(2)動作モード選択機能の実行
工事用簡易交通信号制御機1がスタンバイの状態で工事用簡易交通信号制御機1に設定されている信号の動作モードがその交差点に適合したものかどうかを判断し、モードが適合していない場合には、交差点にあった適正な動作モードに変更を行う。動作モードの変更の操作は、工事用簡易交通信号制御機1の電源を一旦切り(STEP S4)、制御パネル12の設定スイッチ17をONにし(STEP S5)、再度、工事用簡易交通信号制御機1の制御電源4を投入する(STEP S6)。制御電源4の投入により、動作モードの変更操作が可能となる。動作モードの選択は項目2ボタン16を扱って行う(STEP S7)。項目2ボタン16を押すたびに動作モードが数値として液晶カウンタ22に表示される。たとえば、動作モードは、交差点の形状に対応して少なくとも2種類以上、この例では「1」は、単路交差点、「2」は、二現示交差点、「3」は、三現示交差点、「4」は、歩車分離の十字路交差点などに4つの選択肢が用意されている。この中から、目的とする信号現示パターンの動作モードが選択されれば、設定ボタン18を押して選択を確定し(STEP S8)、制御パネル12の設定スイッチ17をOFFにして(STEP S9)、動作モードの変更を完了する。
(3)ステップ秒数変更機能の実行
次に、工事用簡易交通信号制御機1に設定されている交通信号灯器のステップ秒数(信号灯器の点灯パターンごとに現示が切替わる間隔)を変更する必要がある場合には、現示ステップの秒数の変更を行う。現示ステップの秒数の変更の操作は、まず、制御パネル12の手動スイッチ20をONにし(STEP S10)、次いで設定スイッチ17をONにする(STEP S11)。手動1ボタン21を押して変更したいステップ1S〜10Sのいずれかを選択する(STEP S12)。次に、項目1ボタン15と項目2ボタン16を適宜押して変更したい秒数にする(STEP S13)。項目1ボタン15と項目2ボタン16を押すことによって、液晶カウンタ22には、ステップの秒数が数字でデジタル表示される。目的とする秒数が選択されれば、設定ボタン18を押して選択を確定し(STEP S14)、制御パネル12の設定スイッチ17をOFFにし(STEP S15)、手動スイッチ21をOFFにして(STEP S16)変更を完了する。
(4)工事用簡易交通信号制御機への切替え操作
交通信号制御機28の工事を行う間は、常設の交通信号制御機28に代えて本発明による工事用簡易交通信号制御機1を使用する。まず、初期設定を終えた工事用簡易交通信号制御機1のブレーカ5を落として電源を遮断し(STEP S17)、灯器ケーブルL3を灯器用コネクタ10に接続する(STEP S18)。これによって工事用簡易交通信号制御機1は、各信号灯器S,SおよびP,Pと電気的に導通状態になるが、電源が遮断されているので各信号灯器S,SおよびP,Pには、制御信号は発信されない。交通信号制御機28から発信される信号現示指令の現示ステップ1S〜10Sが最終ステップS10になるまでそのまま待機する。最終ステップ10Sになったとき、すなわち、各信号灯器S,SおよびP,Pの各陣号灯器の現示が赤灯現示になったときに、交通信号制御機28の電源を切断し、工事用簡易交通信号制御機1の電源を投入する(STEP S19)。以後、交通信号制御機による信号現示の制御は停止し、各信号灯器S,SおよびP,Pは、工事用簡易交通信号制御機1による制御に切り替えられ、各信号灯器は、図4に示す現示ステップ1S〜10Sの順序で制御され、ケースを閉じて交通信号制御機の更新工事が終了するまでの間、交差点の信号灯器の現示切り替えの制御を常設の交通信号制御機18に代えて工事用簡易交通信号制御機1にて行う。なお、電源を含めた更新工事の場合、発動発電機による工事用簡易交通信号機1への供給も可能である。
(5)手動動作機能の実行
交通信号制御機28の更新工事中は、交通信号灯器のステップは工事用簡易交通信号制御機1の制御によって、自動的に現示ステップで1S〜10Sの順序で切替られてゆくが、ステップは手動によって切替えることもできる。手動動作は、ケース2を閉じた状態で操作することができ、交通信号灯器の点灯状態は表示窓13を通して現示用モニタ14を見ながら確認できる。
もし、手動動作をする場合には、手動スイッチ20をONにした後(STEP S20)、手動1ボタン21を押して現示ステップを歩進させる(STEP S21)。手動での作業が終了したら、手動スイッチ20をOFFにし(STEP S22)、手動動作を終了する。現示ステップの歩進操作は、前述のように必ずしもケース内に収められた制御パネル12の手動1ボタン21を扱う場合に限らず、ケース2を閉じた状態で手動操作用コネクタ11に、図3に示す外部手動ボタン21aのケーブルを差し込んで外部手動ボタン21aの操作でリモートコントロールによって歩進させることができる。
(6)閃光機能の実行
また、交通信号制御機28の標準機能である信号灯器を閃光させることができる。信号灯器を閃光させるには、閃光スイッチ19をONにして閃光を行う(STEP S23)。閃光を終了させるときには、閃光スイッチ19をOFFにする(STEP S24)。
なお、手動による現示ステップの歩進操作、閃光現示を行うかどうかは任意であり、工事が終了するまでの間、いつでも行うことができる。
(7)終了操作
交通信号制御機28の更新工事が終了したら、工事用簡易交通信号制御機1の機能を終了させる。終了に際しては、最終の現示ステップ10Sの時間内で工事用簡易交通信号制御機1の電源を切断し、交通信号制御機28の電源を投入する(STEP S25)。端子箱26から、工事用簡易交通信号制御機1から伸びた電源用ケーブル,灯器用ケーブル,手動用ケーブルをはずし(STEP S26)、終了操作を完了する。
他の交差点の交通信号機について、交通信号制御機の更新工事を行う場合にも全く同様にその交差点の動作モードに合わせて工事用簡易交通信号制御機の動作モードを変更し、更新工事を行うべき交通信号制御機の機能に代えて交差点の信号灯器の現示制御を行う。
本発明による工事用簡易交通信号制御機を用いることにより、信号灯器を滅灯させることなく交通信号制御機の更新工事を行うことが可能となり、更新工事が必要な交通信号制御機の動作モードに併せて動作モードを選択することができる。さらに、本発明の工事用簡易交通信号制御機は、動作モードの選択機能のほか、交通信号制御機としての必要な機能が可搬型のケースにコンパクトに収められているため、作業員が工事現場に携行し、常設の交通信号制御機の更新工事の期間中、常設の交通信号制御機に代えて信号灯器の信号現示を制御できる。
本発明による工事用簡易交通信号制御機の機能を組み込んだ可搬型ケースを示すもので、(a)はケースの平面図、(b)は同正面図、(c)は開蓋状態の平面図である。 制御・入出力基板に備えた制御パネルを示す図である。 本発明による工事用簡易交通信号制御機の機能構成図である。 信号灯器の現示ステップの1例を示す図である。 十字路の歩車分離交差点の例を示す図である。 交通信号機の端子箱に工事用簡易交通信号制御機を接続する要領を示す図である。 本発明による工事用簡易交通信号制御機の動作フローを示す図である。
符号の説明
1 工事用簡易交通信号制御機
2 ケース
3 制御・入出力基板
4 制御電源
5 ブレー
6 ケース本体
7 上蓋
8 ヒンジ
9 電源ケーブル用コネクタ
10 灯器用コネクタ
11 手動操作用コネクタ
12 制御パネル
13 表示窓
14 現示用モニタ
15 項目1ボタン
16 項目2ボタン
17 設定スイッチ
18 設定ボタン
19 閃光スイッチ
20 手動スイッチ
21 手動1ボタン
21a 外部手動ボタン
22 液晶カウンタ
23 制御部
24 灯器出力部
25 CPU
26 端子箱
27a〜27d 端子列
28 交通信号制御機

Claims (7)

  1. 少なくとも動作モードの選択機能をケースに内蔵した工事用簡易交通信号制御機であって、
    ケースは、携行が可能な可搬型であり、
    動作モードの選択機能は、2種類以上の信号現示が設定できることを特徴とする工事用簡易交通信号制御機。
  2. 動作モードの選択機能を主機能とし、選択的に利用される従機能として手動動作機能と、ステップ秒数変更機能と、閃光機能とを有する工事用簡易交通信号制御機であって、
    手動動作モードは、信号現示のステップの歩進を手動で行う機能であり、
    ステップ秒数変更機能は、信号現示のステップの歩進の秒数を変更する機能であり、
    閃光機能は、信号灯器の閃光動作を行う機能であることを特徴とする請求項1に記載の工事用簡易交通信号制御機。
  3. 常設の交通信号制御機に代えて信号灯器の現示を制御する工事用簡易交通信号制御機であって、
    灯器用ケーブルと、電源用ケーブルとを有し、
    灯器用ケーブルは、工事用簡易交通信号制御機と、交通信号制御機の端子箱の空き端子列間に接続され、少なくとも動作モードの選択機能にて選択された信号現示の動作モードを信号灯器に出力するものであり、
    電源用ケーブルは、工事用簡易交通信号制御機と、交通信号制御機の端子箱の空き端子列間に接続され、ケースに内蔵された各機能の実行に必要な電源を端子箱を通じて工事用簡易交通信号制御機に給電するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の工事用簡易交通信号制御機。
  4. ケース内に制御電源およびブレーカを有し、
    制御電源は、電源用ケーブルを通じて給電された交流電源を直流電源に変換して前記各機能に給電するものであり、
    ブレーカは、制御電源への給電或いはその遮断を行うものであることを特徴とする請求項1に記載の工事用簡易交通信号制御機。
  5. ケースは、少なくとも動作モードの選択機能によって選択された特定の動作モードを出力する灯器コネクタおよび工事用簡易交通信号制御機に給電する電源用のコネクタを有し、
    前記灯器用ケーブルは該灯器コネクタに脱着可能に接続され、
    前記電源用ケーブルは、該電源用コネクタの脱着可能に接続されるものであることを特徴とする請求項3に記載の工事用簡易交通信号制御機。
  6. 前記ケースは開閉可能であり、動作モードの選択機能および手動動作機能、ステップ秒数変更機能、閃光機能を選択的に実行するスイッチおよび押しボタン類はケース内に収容され、さらに、手動動作機能によって選択されたステップで歩進させる操作用ボタンはケース内に設置するほか、リモートコントロール用にケースの外部にも取付けを可能としたことを特徴とする請求項2に記載の工事用簡易交通信号制御機。
  7. 動作モードの選択機能は、選択肢として少なくとも単路交差点、二現示交差点、三現示交差点および歩車分離交差点の動作モードを有することを特徴とする請求項1に記載の工事用簡易交通信号制御機。
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