JP2007148476A - 情報検索支援システム、情報検索支援方法、検索支援モジュールプログラムおよび情報検索支援プログラム - Google Patents

情報検索支援システム、情報検索支援方法、検索支援モジュールプログラムおよび情報検索支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツ検索処理において、ユーザが状況や目的に合わせて適宜探し方を切り替えながら検索を行える情報検索支援システムを提供する。
【解決手段】検索支援モジュール管理手段100は、コンテンツの探し方を定義し、その探し方に合わせて対話情報を生成する検索支援モジュールを記憶する。検索支援モジュール決定手段200は、検索支援モジュールのランク付けを行い、検索支援モジュールを選択する。対話生成手段400の検索支援モジュール実行手段410は、コンテンツ管理手段300が記憶しているコンテンツを用いて検索支援モジュールを実行し、対話情報を生成して、対話提示手段500に送信する。対話提示手段500は、対話情報を表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザが大量のコンテンツの中から所望のコンテンツを見つけることを支援する情報検索支援システム、情報検索支援方法、検索支援モジュールプログラムおよび情報検索支援プログラムに関する。
従来の情報検索技術の代表的なものとして、WWW(World Wide Web)ページや、データベースシステムにキーワードを入力して検索結果を得るキーワード検索方式を用いた情報提供の技術がある。
キーワード検索方式は、ユーザが入力した検索キーワードがユーザの目的を的確に表す場合には、ユーザが所望するコンテンツを提示できる。
しかし、そのようなキーワード検索方式は、ユーザが入力した検索キーワードが抽象的であったり、ユーザが自身の目的をうまく検索キーワードで表現できなかったりした場合には、所望のコンテンツを提示することは困難である。
このように従来のキーワード検索方式では、検索結果が十分に絞り込めなかったり、設定したキーワードがユーザの検索意図を適切に表していなかったりする場合に、ユーザが欲しい情報を提供できないという問題があった。
この問題を解決するために検索キーワード設定を支援する技術として、予め検索キーワード全ての組み合わせと、それらによって検索される検索結果との対応関係を求めておき、画面サイズに合わせて検索キーワードを列挙したメニューを生成する技術(特許文献1)がある。
特許文献1に記載されている技術によれば、予め検索キーワードと検索結果とを取得しているため、端末に応じて設定された検索回数、検索結果数を満たさない検索キーワードの組み合わせを除外できる。
検索キーワード設定を支援する技術の他の例として、検索キーワードで絞り込んだ検索結果に対し、さらに関連する検索キーワードを提示する技術(特許文献2)がある。
特許文献2に記載されている技術によれば、ユーザは、検索キーワードで絞り込んだあと、さらに絞り込み、または関連したコンテンツを検索するための検索キーワードを設定する際に、関連するキーワードや検索結果が0件にならないようにするキーワードを選択することができる。
また、特許文献3には、あるキーワードについて検索されたコンテンツの集合を表示する際に、ヒット率の高いものから順に表示するシステムが記載されている。
特許文献4には、複数のデータベースを分類するための概念構造(分類木)を使ってデータベースを選択し、その後、選択されたデータベースにおいてユーザの要求に応じてコンテンツを検索する装置が記載されている。そして、その装置は、検索結果のコンテンツをユーザが指定したランキング方法でランク付けする。
特許第3603721号公報 (段落0043〜0082、図1) 特開平04−670号公報 (第2−4頁、図1) 特開2002−342354号公報 (段落0029〜0079、図1) 特開2003−281178号公報 (段落0031〜0064、図1)
上記の各特許文献に記載されている技術は、検索結果の件数を考慮して、絞り込むための検索キーワードの設定や、検索結果の表示を効率よく行うことを支援する技術である。
そのような従来の技術の第1の問題点は、ユーザがどのように探そうとしているかという探し方を考慮しておらず、ユーザが置かれている状況や目的にあわせてコンテンツを検索できないということである。
ここで、ユーザが所望のコンテンツを探す際の探し方を考えると、例えばコンテンツを探し始めた直後と、探し始めてからある程度時間が経過した時点ではコンテンツの探し方は異なると考えられる。
例えば、コンテンツを探し始めた直後では、コンテンツの集合がどういうものかよく分からないため、大まかな傾向を掴みながら探すという探し方が有効であるが、探し始めてからある程度時間が経過すると、なるべく早く絞り込むという探し方が有効と考えられる。
別の例としては、ユーザが初めて訪れる場所で観光情報を探すような場合は、大まかな傾向を掴みながら探す探し方が有効であるが、よく訪れる街中で少しの時間立ち止まって情報を探す場合は、なるべく早く絞り込むという探し方が有効と考えられる。
このように、コンテンツの探し方は、ユーザが置かれている状況や目的によって異なっており、探し方が異なる場合には、必要な検索条件とそれによって得られる検索結果とが異なるのは明白である。
さらに第2の問題点は、検索の途中で探し方を切り替えられないことである。その理由は、従来の技術が単一の探し方に特化して動作するためである。
従来の技術では、検索の途中で探し方を変えて検索対象コンテンツを絞り込んだり拡張したりすることができなかった。
また、探し方を変えるためには別の検索エンジンやアプリケーションソフトウェアを起動して検索をやり直すため、検索対象コンテンツや、検索履歴など途中の検索の状態を引き継ぐことができなかった。
さらに第3の問題点は、他人の探し方を流用できないことである。その理由は、従来の技術が単一の探し方に特化して動作するものであり、探し方を流通させる仕組みがなかったためである。
例えば、ご飯を食べるお店を探すときに、食べ物に精通した人(専門家)がグルメコンテンツを検索するときの探し方を参考にしたいという動機がある。その際、専門家の探し方を自分のシステムで実行して、お店を検討する仕組みが必要である。
多くの検索システムの場合、そのプログラムに探し方が組み込まれているため、その探し方を取り替えるためにはプログラムを修正する必要があり、非常に困難であった。
そこで、本発明は、ユーザが置かれている状況や目的に合わせて適切な探し方を選択し、その探し方にもとづいてコンテンツを検索して提供する情報検索支援システム、情報検索支援方法、検索支援モジュールプログラムおよび情報検索支援プログラムを提供することを目的とする
また、本発明は、複数の探し方を切り替えながらコンテンツを検索して提供する情報検索支援システム、情報検索支援方法、検索支援モジュールプログラムおよび情報検索支援プログラムを提供することも目的とする。
さらに、本発明は、他人の探し方を利用して検索を行う情報検索支援システム、情報検索支援方法、検索支援モジュールプログラムおよび情報検索支援プログラムを提供することを目的とする。
本発明による情報検索支援システムは、情報を検索する情報検索手段による情報の検索を支援する情報検索支援システムであって、情報検索手段が行なう情報の検索方法をユーザに対して提案する処理を実行させるための検索支援モジュールを記憶する検索支援モジュール記憶手段と、検索支援モジュール記憶手段が記憶している検索支援モジュールの属性を示す属性情報を記憶する検索支援モジュール属性管理手段と、検索支援モジュールの属性情報に応じて検索支援モジュールをランク付けするランキング手段と、ランキング手段によるランク付けの結果に応じて、1つまたは複数の検索支援モジュールに従って、情報検索手段が行なう情報の検索方法をユーザに対して提案する検索支援モジュール実行手段と、検索支援モジュール実行手段が提案した検索方法を提示する対話手段とを備え、検索支援モジュール記憶手段は、ユーザに対して情報の検索方法を提案する処理を検索支援モジュール実行手段に実行させるための検索支援モジュールを記憶することを特徴とする。
検索支援モジュール記憶手段は、情報検索手段が行なう情報の検索方法を示す対話情報を生成して、検索方法を提案する処理を検索支援モジュール実行手段に実行させるための検索支援モジュールを記憶し、検索支援モジュール実行手段は、検索支援モジュールに従って、情報検索手段が行なう情報の検索方法をユーザに対して提案する処理を実行する場合に、対話情報を生成して検索方法を提案し、対話手段は、検索支援モジュール実行手段が生成した対話情報を提示して、検索方法を提示してもよい。
検索支援モジュール記憶手段は、対話情報を生成して検索方法を提案する処理を検索支援モジュール実行手段に実行させるための検索支援モジュールであって、情報検索手段が情報を検索するための検索条件を作成する処理、情報検索手段が情報を検索する際の検索条件の検索順を設定する処理、および複数の情報検索手段の利用順序を決定する処理のうち、1つ以上の処理を実行させ、情報検索手段が実行する情報の検索方法を示す対話情報を生成して検索方法を提案する処理を実行させるための検索支援モジュールを記憶してもよい。
検索支援モジュール実行手段は、検索支援モジュールに従って、対話文、検索条件、または情報検索手段が検索対象とする情報のうち、いずれか1つ以上を含む対話情報を生成し、対話手段は、検索支援モジュールの属性情報、もしくは提示した対話情報に応じて、検索支援モジュール実行手段が実行する検索支援モジュールの選択をユーザに促してもよい。
検索支援モジュール実行手段が生成した1つまたは複数の対話情報を、取捨選択する処理、結合する処理、編集する処理のうち、いずれか1つ以上の処理を実行する対話制御手段を含んでもよい。
ランキング手段は、予め設定されたルールにもとづき、検索支援モジュールの属性情報に応じて検索支援モジュールをランク付けしてもよい。
対話手段が過去に提示した対話情報と、過去に対話手段を介してユーザに選択された検索条件とを含む検索履歴を記憶する対話状態管理手段を含み、ランキング手段は、予め設定されたルールにもとづき、検索支援モジュールの属性情報と、検索履歴とに応じて検索支援モジュールをランク付けしてもよい。
ユーザやシステムの状況を示す情報であるコンテキストを取得するコンテキスト取得手段を含み、ランキング手段は、予め設定されたルールにもとづき、検索支援モジュールの属性情報と、コンテキスト取得手段が取得したコンテキストとに応じて検索支援モジュールをランク付けしてもよい。
対話手段が過去に提示した対話情報と、過去に対話手段を介してユーザに選択された検索条件とを含む検索履歴を記憶する対話状態管理手段と、ユーザやシステムの状況を示す情報であるコンテキストを取得するコンテキスト取得手段とを含み、ランキング手段は、予め設定されたルールにもとづき、検索支援モジュールの属性情報と、対話状態管理手段が記憶している検索履歴と、コンテキスト取得手段が取得したコンテキストとに応じて検索支援モジュールをランク付けしてもよい。
ランキング手段が行なったランク付けに応じて、1つまたは複数の検索支援モジュールを選択する検索支援モジュール選択手段を含んでもよい。
検索支援モジュール属性管理手段に接続され、検索支援モジュールの流通情報を記憶する流通情報管理手段と、流通情報管理手段に接続され、検索支援モジュールおよび検索支援モジュールの属性情報を記憶する検索支援モジュール流通手段とを含んでもよい。
本発明による情報検索支援方法は、情報を検索する情報検索手段による情報の検索を支援する情報検索支援方法であって、情報検索手段が行なう情報の検索方法をユーザに対して提案する処理を実行させるための検索支援モジュールの属性情報に応じて、検索支援モジュールをランク付けするランキングステップと、ランキングステップにおけるランク付けの結果に応じて、1つまたは複数の検索支援モジュールに従って、情報検索手段が行なう情報の検索方法をユーザに対して提案する検索支援モジュール実行ステップと、検索支援モジュール実行ステップで提案した検索方法を提示する対話ステップとを備えたことを特徴とする。
検索支援モジュール実行ステップで、検索方法を示す対話情報を生成して、検索方法を提案する処理を実行させるための検索支援モジュールに従って、情報検索手段が行なう情報の検索方法を示す対話情報を生成して検索方法を提案し、対話ステップで、検索支援モジュール実行ステップにおいて生成した対話情報を提示して、検索方法を提示してもよい。
検索支援モジュール実行ステップで、情報検索手段が情報を検索するための検索条件を作成する処理、情報検索手段が情報を検索する際の検索条件の検索順を設定する処理、および複数の情報検索手段の利用順序を決定する処理のうち、1つ以上の処理を実行して、情報検索手段が実行する情報の検索方法を示す対話情報を生成して検索方法を提案する処理を実行してもよい。
検索支援モジュール実行ステップで、検索支援モジュールに従って、対話文、検索条件、または情報検索手段が検索対象とする情報のうち、いずれか1つ以上を含む対話情報を生成し、対話ステップで、検索支援モジュールの属性情報、もしくは提示した対話情報に応じて、検索支援モジュール実行ステップにおいて実行する検索支援モジュールの選択をユーザに促してもよい。
検索支援モジュール実行ステップで生成した1つまたは複数の対話情報を、取捨選択する処理、結合する処理、編集する処理のうち、いずれか1つ以上の処理を実行する対話制御ステップを含んでもよい。
ランキングステップで、予め設定されたルールにもとづき、検索支援モジュールの属性情報に応じて検索支援モジュールをランク付けしてもよい。
ランキングステップで、予め設定されたルールにもとづき、対話ステップにおいて過去に提示された対話情報、および過去に対話ステップにおいてユーザに選択された検索条件を含む検索履歴と、検索支援モジュールの属性情報とに応じて検索支援モジュールをランク付けしてよい。
ユーザやシステムの状況を示す情報であるコンテキストを取得するコンテキスト取得ステップを含み、ランキングステップで、予め設定されたルールにもとづき、検索支援モジュールの属性情報と、コンテキスト取得ステップにおいて取得したコンテキストとに応じて検索支援モジュールをランク付けしてもよい。
ユーザやシステムの状況を示す情報であるコンテキストを取得するコンテキスト取得ステップを含み、ランキングステップで、予め設定されたルールにもとづき、対話ステップにおいて過去に提示された対話情報、および過去に対話ステップにおいてユーザに選択された検索条件を含む検索履歴と、検索支援モジュールの属性情報と、コンテキスト取得ステップで取得したコンテキストとに応じて検索支援モジュールをランク付けしてもよい。
ランキングステップで行なったランク付けに応じて、1つまたは複数の検索支援モジュールを選択する検索支援モジュール選択ステップを含んでもよい。
検索支援モジュールを記憶する検索支援モジュール流通手段が記憶している検索支援モジュールと、検索支援モジュールの流通情報を記憶する流通情報管理手段が記憶している検索支援モジュールの属性情報とを取得する検索支援モジュール取得ステップを含んでもよい。
本発明による検索支援モジュールプログラムは、情報を検索する情報検索手段による情報の検索を支援するコンピュータに実行される検索支援モジュールプログラムであって、コンピュータに、情報検索手段が行なう情報の検索方法を示す対話情報を生成して、検索方法をユーザに対して提案する提案処理を実行させることを特徴とする。
本発明による情報検索支援プログラムは、情報を検索する情報検索手段による情報の検索を支援する情報検索支援装置に搭載される情報検索支援プログラムであって、コンピュータに、情報検索手段が行なう情報の検索方法をユーザに対して提案する処理を実行させるための検索支援モジュールプログラムの属性を示す属性情報に応じて検索支援モジュールをランク付けするランキング処理と、ランキング処理によるランク付けの結果に応じて、1つまたは複数の検索支援モジュールプログラムに従って、情報検索手段が行なう情報の検索方法を提案する検索支援モジュール実行処理と、検索支援モジュール実行処理で提案した検索方法をユーザに対して提示する対話処理とを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの状況や目的に応じて、情報の適切な探し方を選択し、その探し方にもとづいて情報を検索して提供することができる。
また、本発明によれば、検索支援モジュール実行手段が1つまたは複数の検索支援モジュールを実行するため、複数の情報の探し方を切り替えながら、情報の検索と提供とを行なうことができる。
また、検索支援モジュール実行手段が、情報の検索方法を示す対話情報を生成するように構成されている場合には、ユーザは、対話情報を参照して、情報の探し方を選択することができる。
さらに、検索支援モジュールを、属性情報や、コンテキスト、検索履歴によってランク付けするように構成されている場合には、ユーザの状況や目的に応じて、情報のより適切な探し方を選択することができる。
また、検索支援モジュール流通手段が記憶している検索支援モジュールを利用するように構成されている場合には、他人が行なっている情報の探し方を利用して、情報の検索を行なうことができる。
実施の形態1.
本発明の第1の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明による情報検索支援システムの第1の実施の形態の一構成例を示すブロック図である。
第1の実施の形態の情報検索支援システムは、検索支援モジュールを記憶する検索支援モジュール管理手段100と、コンテンツ(情報)を記憶したりコンテンツを検索したりするコンテンツ管理手段300と、検索支援モジュール管理手段100が記憶している検索支援モジュールから1つまたは複数の検索支援モジュールを選択する検索支援モジュール決定手段200と、検索支援モジュール決定手段200が選択した検索支援モジュールに従って、コンテンツ管理手段300が記憶するコンテンツを利用して1つまたは複数の対話情報を生成する対話生成手段400と、対話生成手段400が生成した対話情報をユーザに提示したり、対話情報にもとづいてコンテンツ管理手段300からコンテンツを検索し表示したりする対話提示手段(対話手段)500とを含む。
検索支援モジュール管理手段100は、検索支援モジュールを記憶する検索支援モジュール記憶手段110と、検索支援モジュール記憶手段110が記憶している検索支援モジュールの属性情報を記憶して管理する検索支援モジュール属性管理手段120とを含む。
検索支援モジュール決定手段200は、検索支援モジュール管理手段100が記憶している検索支援モジュールに、所定のルールにもとづいてランク付けを行い、ランク付けの結果を示すランキング情報を生成するランキング手段210と、ランキング手段210が生成したランキング情報にもとづいてユーザに検索支援モジュールに関する情報を提示したり、自動的に1つまたは複数の検索支援モジュールを選択し、選択した検索支援モジュールを読み込んだりする検索支援モジュール選択手段220とを含む。
コンテンツ管理手段300は、コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段320と、コンテンツ記憶手段320が記憶しているコンテンツを検索するコンテンツ処理手段(情報検索手段)310とを含む。
対話生成手段400は、検索支援モジュール選択手段220が選択した検索支援モジュールを実行し、コンテンツ管理手段300のコンテンツ記憶手段320が記憶するコンテンツを利用して1つまたは複数の対話情報を生成する検索支援モジュール実行手段410と、検索支援モジュール実行手段410が生成した対話情報をルールにもとづいて選択したり、結合したり、新たな対話情報を生成したりする対話制御手段420とを含む。
ここで、各装置、各手段の機能を説明する前に、コンテンツや、属性、属性値、対話情報、検索条件、対話文、検索支援モジュールのそれぞれの意味を、図2に示すように店舗情報を例に説明する。
図2は、店舗情報の一例を示す説明図である。コンテンツは、データベース技術分野でのレコードに対応している。そして、コンテンツは、図2(A)に示すコンテンツ201、コンテンツ202のように、1つ以上の属性、および属性値をもつ。
属性は、データベース技術分野でのフィールドに対応する。具体的には、例えば、図2(A)に示す例の場合、コンテンツを識別するためのID、店舗名称を示す名前や、店舗の所在地を示す住所、店舗の料理の種類を示すジャンルの属性をもつ。
属性値は、データベース技術分野でのデータに対応する。具体的には、例えば、図2(A)におけるコンテンツ201では、属性「ID」の属性値として「REST01」、属性「名前」の属性値として「○○亭」、属性「住所」の属性値として「東京都渋谷区」、属性「ジャンル」の属性値として「和食」をもつ。なお、属性値は、上述したように文字列であってもよいし、数値であってもよい。
検索条件は、コンテンツを検索するための条件であり、属性と属性値との組である。例えば、図2(A)において「属性=ジャンル、属性値=和食」という検索条件によって、「○○亭」を検索することができる。
対話情報は、対話文、検索条件、および検索条件に関連するコンテンツによって構成される。そして、対話文は、対話生成手段400が生成した検索条件や検索条件の生成根拠などを説明するための文字列である。
検索条件に関連するコンテンツとは、その検索条件を利用して検索すると検索結果として得られるコンテンツのことである。
図2(B)に示す例は、対話生成手段400が生成した対話情報である。図2(B)では、「この辺りは和食が多いです。他には洋食、中華があります。どれにしますか?」が、検索条件を説明する対話文であり、[検索条件1][検索条件2]が検索条件であり、[コンテンツ1][コンテンツ2]がそれぞれ[検索条件1][検索条件2]に関連するコンテンツである。例えば、[検索条件1]は「属性=ジャンル、属性値=和食」である。
図2(B)に示す例では、対話情報が検索条件、対話文、およびコンテンツの全てを含んでいるが、対話生成手段400が生成する対話情報は上記の内いずれか1つ以上を含めばよく、全てを含む必要はない。
検索支援モジュールとは、コンテンツの探し方を定義し、その探し方に合わせて対話情報を生成するためのソフトウェアのモジュールであり、対話文や検索条件を生成する演算方法が記述されているソフトウェアのモジュールである。対話文や検索条件を生成する演算方法については後述する
また、検索支援モジュールは、コンテンツ処理手段310でコンテンツを検索するための検索条件を生成したり、複数の検索条件の検索順を生成したり、コンテンツ処理手段310が保有する複数の検索システムの利用順序を決定したりする。
例えば、「目立つものを探す」検索支援モジュール(コンテンツの分布の偏りに応じて、属性値分布で目立つ属性値をもつコンテンツを絞り込む)や、「素早く絞り込む」検索支援モジュール(検索条件の選択回数を比較的少なくする)がある。
例えば、「目立つものを探す」検索支援モジュールは、検索対象コンテンツの属性値の分布を統計的に分析し、属性値の分布の偏りが大きい属性、属性値を検索条件として対話情報を生成する。具体的には、例えば、ある属性において、ある属性値に関連したコンテンツ数が他の属性値に関連したコンテンツ数よりも大幅に多い場合に、その属性、属性値を利用して検索条件や対話情報を生成する。
すべての検索支援モジュールは、同一環境で動作し、バイナリ形式のプログラムであったりスクリプトであったりする。
具体的には、例えば、検索支援モジュールは、よく知られているプラグイン技術で実装されたり、Windows(登録商標)のダイナミックリンクライブラリ技術や、JAVA(登録商標)言語を用いて実装されたりする。そして、共通のAPI(Application Program Interface)をもつことにより、すべての検索支援モジュールは同一環境上で動作する。
なお、実際に処理を行なうのは、検索支援モジュール(プログラム)に従って動作する検索支援モジュール実行手段410であるが、以下の説明では、便宜的に検索支援モジュールの動作として記載する場合もある。例えば、「検索支援モジュール実行手段410が、検索支援モジュールに従って対話情報を生成する」ことを、単に「検索支援モジュールが、対話情報を生成する」等と記す場合がある。検索支援モジュールを実行するとは、検索支援モジュールに従って検索支援モジュール実行手段410が処理を実行することである。
以下、検索対象として、店舗情報を例に構成、動作を説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、番組情報や、企業文書などの属性と、属性値とをもつコンテンツ(情報)であればよい。
また、属性値に文字列を使っている場合を想定して説明しているが、距離や価格など数値で表される属性値をもつ属性においては、予めラベルを付けた区分を決めておき、どの区分に入るかを定めることにより、文字列と同様に扱ってもよい。
例えば、価格に関する属性において、「0円から1000円」「1000円から2000円」という区分とそれに対応するラベル「0円−1000円」「1000円−2000円」があったときに、例えば、コンテンツ処理手段310が、1500円という属性値を、「1000円−2000円」という文字列に変換してもよい。そして、その区分は予め決めてもよいし、属性値の分布に応じて設定してもよい。
次に各装置、各手段について説明する。
対話提示手段500は、例えば、ディスプレイなどの情報表示装置と、ボタンやキーボード等のユーザが意思表示を行える入力装置とを備え、ソフトウエアを搭載したコンピュータであり、例えば、PDA(Personal Data Assistants)やパーソナルコンピュータ、携帯電話機等で実現される。
検索支援モジュール管理手段100は、検索支援モジュールを記憶し、検索支援モジュールを検索できるデータベースであり、データベースソフトウエアを搭載しているパーソナルコンピュータや、サーバ型のコンピュータで実現される。
コンテンツ管理手段300は、コンテンツを記憶し、コンテンツを検索することができるデータベースであり、データベースソフトウエアを搭載しているパーソナルコンピュータや、サーバ型のコンピュータで実現される。
検索支援モジュール決定手段200は、検索支援モジュール管理手段100にアクセスするコンピュータであり、ソフトウェアを搭載したパーソナルコンピュータやサーバ型のコンピュータ等によって実現される。
対話生成手段400は、コンテンツ管理手段300にアクセスするコンピュータであり、ソフトウェアを搭載したパーソナルコンピュータやサーバ型のコンピュータ等で実現される。
なお、検索支援モジュール管理手段100、検索支援モジュール決定手段200、コンテンツ管理手段300、対話生成手段400および対話提示手段500は、同じコンピュータ上に存在してもよいし、異なるコンピュータ上に存在し、広く知られているTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの通信プロトコルを使って通信してもよい。すなわち、特定の物理的な構成を前提としているわけではない。
なお、検索支援モジュール管理手段100、検索支援モジュール決定手段200、コンテンツ管理手段300、対話生成手段400および対話提示手段500は、同じコンピュータ上に存在した場合に、そのコンピュータは、コンピュータに、情報を検索する情報検索手段が行なう情報の検索方法を提案する処理を実行させるための検索支援モジュールプログラムの属性を示す属性情報に応じて検索支援モジュールをランク付けするランキング処理と、ランキング処理によるランク付けの結果に応じて、1つまたは複数の検索支援モジュールプログラムに従って、情報検索手段が行なう情報の検索方法を提案する検索支援モジュール実行処理と、検索支援モジュール実行処理で提案した検索方法をユーザに対して提示する対話処理とを実行させるための情報検索支援プログラムを搭載する。
また、本発明の情報検索支援システムは、検索支援モジュール管理手段100、検索支援モジュール決定手段200、コンテンツ管理手段300、対話生成手段400および、対話提示手段500を含む構成を用いて説明するが、これに限定されるものではない。例えば、情報検索支援システムがコンテンツ管理手段300を含まず、通信ネットワークを介して検索対象となるコンテンツを検索してもよい。
次に各装置、各手段の機能を説明する。
検索支援モジュール記憶手段110は、複数の検索支援モジュールを記憶する。検索支援モジュール属性管理手段120は、検索支援モジュール記憶手段110が記憶している検索支援モジュールの属性情報を管理する。
検索支援モジュール属性管理手段120は、例えば、検索支援モジュールを識別するためのIDや、検索支援モジュールを説明する説明文、検索支援モジュールプログラムの登録者、利用回数など検索支援モジュールに関連する情報と、実際に実行する検索支援モジュールプログラム名またはスクリプト名等を関連づけて記憶する。
ここで、利用回数とは、これまでに何回その検索支援モジュールを利用したかを示す回数である。
複数のユーザが情報検索支援システムを利用する場合、ユーザIDと利用回数とを組で管理する等して、ユーザ毎に検索支援モジュールの属性を管理してもよい。
図3は、検索支援モジュール属性管理手段120が記憶している検索支援モジュールの属性情報の一例を示す説明図である。
図3(A)に示す例では、検索支援モジュールを識別するためのID、説明文、登録者、検索支援モジュール記憶手段110が記憶している検索支援モジュール名、および利用回数が関連づけて記憶されている。
具体的には、図3(A)に示す例では、検索支援モジュール301のID「STR001」、説明文「目立つものを探す探し方」、登録者「○○さん」、検索支援モジュールのプログラム名「JIKKURI.JAR」、および利用回数「20」が関連づけられている。
ランキング手段210は、検索支援モジュール属性管理手段120が記憶している検索支援モジュールの属性情報を用いて、検索支援モジュール記憶手段110が記憶している検索支援モジュールに、予め設定されたルールにもとづいて行なったランク付けを示すランキング情報を生成する。
検索支援モジュールをランク付けするルールとして、例えば、説明文や登録者の50音順、登録日時順、利用回数順などがある。
図3(B)に示す例では、図3(A)を利用回数順にランク付けしており、ランキング情報をランキング情報302に示す。
図3(B)に示す例では、検索支援モジュール303の利用回数が一番多いため、ランキングが1位になっている。
検索支援モジュール選択手段220は、ランキング手段210がランク付けした検索支援モジュールの一部または全てを、対話生成手段400を介して対話提示手段500に表示させ、ユーザに検索支援モジュールの選択を促す。
図4は、第1の実施の形態において、対話提示手段500が表示する画面の一例を示す説明図である。図4に示す例では、図3(B)のランキング結果を用いることで、「利用回数が多いこの検索支援モジュールはいかがですか?」という説明文と、ランキング手段210がランク1位とした検索支援モジュール「グルメ記者の探し方」およびその利用回数と、他の検索支援モジュールを表示させるための「その他」ボタンと、検索支援モジュールを決定するための「決定」ボタンとが表示されている。
ユーザによって、検索支援モジュール「グルメ記者の探し方」が選択され、決定ボタンが押されると、検索支援モジュール選択手段220は、検索支援モジュール記憶手段110から検索支援モジュール「グルメ記者の探し方」のプログラムである「KARISUMA.JAR」を読み込み、検索支援モジュール実行手段410に送信する。
ここでは、検索支援モジュール選択手段220が1つの検索支援モジュールを選択する例を説明したが、検索支援モジュール選択手段220は複数の検索支援モジュールを選択し、複数の検索支援モジュールを検索支援モジュール実行手段410に送信してもよい。
また、検索支援モジュール選択手段220は、ユーザに検索支援モジュールを選択させずに、自動的に上位数個の検索支援モジュールを選択し、検索支援モジュール実行手段410に送信してもよい。
検索支援モジュール実行手段410は、検索支援モジュール選択手段220が選択した検索支援モジュールを実行する。
検索支援モジュール実行手段410は、検索支援モジュールを実行し、コンテンツを検索するための検索条件を生成するために、コンテンツ処理手段310を利用してコンテンツ記憶手段320が記憶しているコンテンツの分布を調査して対話情報を生成する。
また、検索支援モジュール実行手段410は、検索支援モジュールを実行し、予め決められた複数の検索条件の中からコンテンツ記憶手段320が記憶しているコンテンツを検索するための検索条件を選択し、対話情報を生成してもよい。
さらに、検索支援モジュール実行手段410は、検索支援モジュールを実行し、コンテンツ処理手段310の利用順序や利用方法を選択し、対話情報を生成してもよい。
コンテンツ記憶手段320は、図2(A)に示す例のように、コンテンツ、属性、および属性値を関連づけて記憶するものであり、コンテンツ処理手段310は、コンテンツ記憶手段320が記憶しているコンテンツを検索したり、コンテンツの分布など統計情報を生成したりする。なお、コンテンツ処理手段310は、例えば、SQL(Structured Query Language) ServerのようにSQLを処理できるシステムや、Google(登録商標)のようにキーワード検索を行えるシステムであってもよい。
ここで、検索支援モジュール実行手段410が、検索条件を生成する演算方法について説明する。検索支援モジュール実行手段410が、例えば、検索支援モジュール「目立つものを探す探し方」が選択された場合に、「JIKKURI.JAR」を実行すると、検索支援モジュール「目立つものを探す探し方」は、コンテンツ処理手段310を操作する。
そして、検索支援モジュール実行手段410は、コンテンツ記憶手段320が記憶しているコンテンツの各属性の属性値の分布を調べ、最も多くのコンテンツに関連した属性値をもつ属性を選択し、例えば、上位3位までの属性を用いて検索条件を生成する。
また、対話文を生成する演算方法について説明する。例えば、検索支援モジュール記憶手段110が対話文のテンプレートを予め記憶しておく。そして、検索支援モジュール実行手段410が、そのテンプレートの所定の位置に、検索条件を生成する際に用いた属性と属性値とをそれぞれ当てはめて対話文を生成する。なお、本発明は、この方法に限定されるものではなく、他の方法で検索条件と対話文とを生成してもよい。
検索支援モジュール実行手段410は、例えば、図2(B)に示す例のように対話文「この辺りは和食が多いです。他には洋食があります。どれにしますか?」と、検索条件「属性=ジャンル、属性値=和食」「属性=ジャンル、属性値=洋食」とを生成する。
また、検索支援モジュール実行手段410は、検索条件に関連するコンテンツも同時に検索して抽出してもよい。図2(B)に示す例では、名前「○○亭」というコンテンツが、[検索条件1]「属性=ジャンル、属性値=和食」によって検索され、抽出されるコンテンツである。
対話制御手段420は、検索支援モジュール実行手段410が検索支援モジュールを実行して生成した対話情報を対話提示手段500に送信する。
検索支援モジュール実行手段410が複数の検索支援モジュールを実行した場合には、検索支援モジュール実行手段410は、複数の対話情報を生成する。そして、対話制御手段420は、それらの対話情報を予め決められたルールにもとづいて取捨選択、結合などを行う。
対話制御手段420は、例えば、複数の対話文や、検索条件を列挙した対話情報を生成して対話提示手段500に送信したり、関連したコンテンツ数が最も多い検索条件をもつ対話情報を選択して送信したり、検索条件数が多い対話情報を送信したり、検索条件数が閾値以下の対話情報を削除したりする。
ここで、対話制御手段420が、対話情報を取捨選択、結合などを行うルールの一例として、対話制御手段420が検索条件に関連したコンテンツ数が最も多い対話情報を選択する場合について説明する。
図5は、対話情報の例を示す説明図である。図5に示す例では、説明のため、検索条件の属性値に、関連するコンテンツの件数を付与している。
検索支援モジュール実行手段410が複数の検索支援モジュールを実行し、図5に示すように対話情報を生成した場合、図5において、最も多くコンテンツが関連している検索条件は、[検索条件1]である。そのため、対話制御手段420は、[検索条件1]の対話情報を選択し、対話提示手段500に送信する。
対話提示手段500は対話制御手段420が生成した対話情報を表示する。図6は、第1の実施の形態において、対話提示手段500が表示する対話情報の例を示す説明図である。
図6(A)に示す例では、対話提示手段500が、図5で示した対話情報を表示していることを示している。
図6(A)では、「「おしゃれ」なお店ばっかりですね」が対話文、「おしゃれ(100件)」「家庭的(20件)」「その他」が検索条件である。そして、「”雰囲気”でさらに絞り込む条件を指定してください」は検索条件の属性にもとづいて、対話制御手段420が生成したものである。
検索条件「その他」は、ユーザが、同じ属性のなかの他の検索条件や、他の属性の検索条件を見たいときに指定するための検索条件である。例えば、画面に表示できる検索条件数が3つで、対話情報に3つ以上の検索条件を保持するとき、「その他」を選択することにより、他の検索条件を提示できる。
図6(A)に示す例では、コンテンツを示していないが、対話情報に検索条件に関連したコンテンツが含まれる場合はそれらを提示(表示)してもよい。
ユーザは、対話提示手段500が提示した検索条件のうち1つまたは複数を選択する。対話提示手段500は、ユーザに選択された検索条件に対応したコンテンツを対話情報から取得し、検索結果として画面に表示したり、コンテンツ処理手段310を利用してコンテンツ記憶手段320から検索条件に対応したコンテンツを検索し、得られたコンテンツを表示したりする。
図6(B)は、第1の実施の形態において、対話提示手段500が検索結果を表示する例を示す説明図である。図6(B)に示す例では、ユーザに選択された検索条件「属性=雰囲気、属性値=おしゃれ」とその検索条件に対応した100件のコンテンツ一覧を表示していることを示している。
図6(A)に示す例では、対話提示手段500はユーザに検索条件の選択を促しているが、図6(A)に示すようにユーザに検索条件の選択を促さず、対話情報に含まれる検索条件が1つの場合や、複数の検索条件のうち1つを自動的に選択したりした場合には、図6(B)に示すように、その検索条件に関連したコンテンツを提示してもよい。
また、対話情報や検索条件に対応したコンテンツを提示する際に、画面に表示するだけでなく、音声で読み上げるなどしてもよい。すなわち、対話提示手段500は、ユーザに情報を提示できる手段を利用すればよい。
なお、検索支援モジュール記憶手段110は、コンピュータに、情報を検索する情報検索手段が行なう情報の検索方法を示す対話情報を生成して、検索方法をユーザに対して提案する提案処理を実行させるための検索支援モジュールプログラムを搭載している。
次に、第1の実施の形態の動作について、図面を参照して説明する。図7は、第1の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
ランキング手段210は検索支援モジュール属性管理手段120が記憶している検索支援モジュールの属性情報を用いて、検索支援モジュール記憶手段110が記憶している検索支援モジュールのランク付けを行い(ステップS101)、ランク付けを示すランキング情報を生成する。
検索支援モジュール選択手段220は、ランキング手段210が生成したランキング情報にもとづいて、対話生成手段400を介して対話提示手段500に検索支援モジュールを表示(提示)させ、ユーザに選択を促す(ステップS102)。検索支援モジュール選択手段220は、ユーザの選択に従って検索支援モジュールを選択する。なお、検索支援モジュール選択手段220は、自動的に1つ、または複数の検索支援モジュールを選択してもよい。
検索支援モジュール実行手段410は、コンテンツ処理手段310を操作し、コンテンツ管理手段300が記憶しているコンテンツを用いて、検索支援モジュール選択手段220が選択した検索支援モジュールを実行し、対話情報を生成する(ステップS103)。
対話制御手段420は、検索支援モジュール実行手段410が生成した1つまたは複数の対話情報を、ルールにもとづいて取捨選択、結合し、対話提示手段500に送信する(ステップ104)。
対話提示手段500は、対話制御手段420から送信された対話情報を表示し(ステップS105)、ユーザに検索条件の選択を促す。
ユーザに検索条件が選択されると、対話提示手段500は、対話情報に含まれる検索条件に関連したコンテンツや検索条件をもとに、コンテンツ処理手段310を操作してコンテンツ記憶手段320から検索したコンテンツや検索条件などを提示する(ステップS106)。
以上に述べたように、この実施の形態によれば、ユーザは複数の検索支援モジュールの中からよく使っている検索支援モジュールや、好きな登録者の検索支援モジュールなど、1つまたは複数の検索支援モジュールを選択、実行しながら、検索作業を行えるため、納得感のあるコンテンツ検索を行なうことができる。
実施の形態2.
本発明の第2の実施の形態について、図面を参照して説明する。図8は、本発明による情報検索支援システムの第2の実施の形態の一構成例を示すブロック図である。
本発明の第2の実施の形態の構成は、図1に示した第1の実施の形態の構成に対し、対話状態管理手段600を含む点が異なる。その他の構成は第1の実施の形態の構成と同様なため、図1と同じ符号を付し、説明を省略する。
第1の実施の形態では、対話提示手段500が、ユーザに対話情報を提示して、ユーザに選択された検索条件に関連したコンテンツを提示し、検索を終了していた。
第2の実施の形態では、対話提示手段500がユーザに対話情報を提示して、検索条件の選択を促す際に、絞り込み検索を行うかどうかをユーザに問い合わせたり、検索対象となるコンテンツの件数に応じて検索を継続するかどうかを決定したりする。
なお、対話提示手段500は、ユーザに検索条件が選択されることで検索を継続する意志があると判断してもよい。
図9は、第2の実施の形態において対話提示手段500が表示する画面の例を示す説明図である。対話提示手段500が、図9(A)に示すように、対話文や検索条件を提示し、ユーザが所望の検索条件(本例では、「家庭的」であるものとする)を選択する場合について説明する。
対話提示手段500は、図9(B)に示すように、ユーザに選択された検索条件(「家庭的」)に関連したコンテンツを提示する。このとき、ユーザが「検索を続ける」ボタンを押すと、さらに検索を継続することができる。
検索を継続する場合、対話提示手段500は、対話情報や、ユーザに選択された検索条件、検索対象のコンテンツの集合、検索条件に関連するコンテンツの集合に関する情報などを対話状態管理手段600に送信する。
対話状態管理手段600は、対話提示手段500から送信された対話情報や、ユーザに選択された検索条件、検索対象のコンテンツの集合、検索条件に関連するコンテンツの集合に関する情報などを記憶する。
なお、対話状態管理手段600が記憶する対話情報や、ユーザに選択された検索条件、検索対象のコンテンツの集合、検索条件に関連するコンテンツの集合に関する情報などを検索履歴という。
図10は、検索履歴の一例を示す説明図である。ここで、対話状態管理手段600が、図10に示すように検索履歴を管理する場合について説明する。
対話番号は、検索の履歴順であり、検索支援モジュール名は利用した検索支援モジュールであり、検索条件は検索支援モジュール生成した検索条件のうちユーザに選択された検索条件であり、検索結果コンテンツ数はユーザに選択された検索条件に関連するコンテンツ数である。
例えば、図10に示す検索履歴1601は、1回目の検索で利用した検索支援モジュールが「グルメ記者の探し方」であり、ユーザに選択された検索条件が「属性=雰囲気、属性値=女性に人気」であり、その検索条件に関連するコンテンツが1000件であることを示している。
第1の実施の形態と異なり、ランキング手段210は、検索支援モジュール属性管理手段120が記憶している検索支援モジュールの属性情報だけでなく、対話状態管理手段600が記憶している検索履歴も用いて、ランク付けを行う。
ここで、図10に示すように、繰り返し3回「グルメ記者の探し方」検索支援モジュールで検索を行った場合に、ランキング手段210が用いるルールの例について説明する。
例えば、ランキング手段210が、「検索回数3回以上利用した検索支援モジュールはしばらく利用しない」というルールにもとづいてランク付けする場合、「グルメ記者の探し方」検索支援モジュールは最下位になる。
また、他の例として、ランキング手段210が、「利用回数順にランキングする。ただし検索回数3回以上利用し、検索結果コンテンツ数が100件以下になっていない検索支援モジュールはしばらく利用しない」というルールにもとづいてランク付けする場合、図3(C)に示したように、「グルメ記者の探し方」検索支援モジュールは3位になる。
なお、検索回数とは、情報検索支援システムを動作させてコンテンツを検索し、コンテンツを見つけるか、または、コンテンツの検索をあきらめた後、情報検索支援システムの動作を停止させるまでの間に行った検索の回数である。
また、利用回数とは、検索回数の累積であり、検索支援モジュール属性管理手段120が検索支援モジュールの属性情報として記憶する。また、例示したルールにおける「しばらく」とは、例えば、所定の時間が経過するまでの間や、所定の回数の検索を行なうまでの間である。
例えば、対話状態管理手段600に3つの検索履歴が記録されている場合は、検索回数は3回になる。
ランキング手段210が行なうランク付けの他のルールとして、例えば、ランキング手段210が、ユーザ単位に過去の検索履歴を分析し、ユーザがよく選んでいる順に検索支援モジュールをランク付けしたり、ユーザが普段あまり選んでいない検索支援モジュールのランクを上げるなど、検索履歴を分析した結果をランク付けに利用してもよい。
検索支援モジュール選択手段220は、ランキング手段210が検索履歴にもとづいてランク付けが変更した場合、ランク付けした検索支援モジュールを提示する際に、その旨をユーザに伝える情報を生成して、対話提示手段500に提示させてもよい。図11は、ユーザに伝える情報を対話提示手段500が表示する例を示す説明図である。
例えば、図11に示すように、「”グルメ記者の探し方”はあまりよくないようですので、他の探し方はいかがでしょうか?」のように以前選んだ検索支援モジュールのランキングが低いことを伝え、他の検索支援モジュールへの切り替えを促してもよい。そして、ユーザに、他の検索支援モジュールへの切り替えを選択されると、検索支援モジュール選択手段220は、ユーザの選択に従って他の検索支援モジュールを選択し、検索支援モジュール実行手段410が実行する検索支援モジュールを切り替える。
また、検索支援モジュール選択手段220は、ユーザに検索支援モジュールの選択を問い合わせずに、ランキングが最上位の検索支援モジュールに自動的に切り替えたりするなど、検索支援モジュール選択手段220が自動的に検索支援モジュールを選択してもよい。
また、検索支援モジュール選択手段220は、1つ前の検索で利用した検索支援モジュールのランキングが変化しない場合には、そのまま同じ検索支援モジュールを自動的に選択してもよい。
検索支援モジュール実行手段410は、コンテンツ管理手段300が記憶しているコンテンツだけでなく、対話状態管理手段600が記憶している検索履歴を利用して対話情報を生成する。
検索支援モジュール実行手段410は、実行する検索支援モジュールが変更された場合でも、コンテンツや検索履歴を利用し、継続して対話情報を生成する。
例えば、検索支援モジュール実行手段410が実行する検索支援モジュールは、最新の検索履歴の検索結果コンテンツを新たな検索対象として対話情報を生成する。
また、他の例として、対話状態管理手段600が図10に示す検索履歴を記憶しているとき、次に(検索回数4回目)検索支援モジュール実行手段410が実行する検索支援モジュールは、これまで検索条件に利用した属性値(女性に人気、和食、夜景がきれい)を処理対象から外して対話情報を生成してもよい。
さらに、他の例として、検索支援モジュール実行手段410が実行する検索支援モジュールが、検索履歴を分析してユーザがよく選んでいる検索条件を重視して対話情報を生成したり、ユーザが選んでいる検索条件をあまり考慮せずに対話情報を生成するなど、検索履歴を分析して対話情報を生成してもよい。
次に、第2の実施の形態の動作について、図面を参照して説明する。図12は、第2の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
第2の実施の形態の動作は、過去に利用した検索支援モジュールや、対話情報、コンテンツの集合を用いて再度検索を繰り返す点が第1の実施の形態の動作と異なる。
ランキング手段210は検索支援モジュール属性管理手段120が記憶している検索支援モジュールの属性情報と対話状態管理手段600が記憶している検索履歴とを用いて、検索支援モジュール記憶手段110が記憶している検索支援モジュールのランク付けを行い(ステップS201)、ランク付けを示すランキング情報を生成する。
具体的には、例えば、ある検索回数以上利用した検索支援モジュールのランキングを最下位にしたりする。
なお、一度も検索が行われていない状態では対話状態管理手段600は検索履歴を記憶していないので、そのような場合には、ランキング手段210は、図7のステップS101と同じ動作をする。
検索支援モジュール選択手段220は、ランキング手段210が生成したランキング情報と検索履歴とにもとづいて、対話生成手段400を介して対話提示手段500に検索支援モジュールを表示(提示)させ、ユーザに選択を促す(ステップS202)。検索支援モジュール選択手段220は、対話提示手段500に、検索履歴によってランク付けが変更した場合には、その旨を提示させる。
なお、一度も検索が行われていない状態では、対話状態管理手段600が検索履歴を記憶していないので、そのような場合には、検索支援モジュール実行手段410は、図7のステップS102と同じ動作をする。
検索支援モジュール選択手段220は、ユーザの選択に従って検索支援モジュールを選択する。なお、検索支援モジュール選択手段220は、自動的に1つ、または複数の検索支援モジュールを選択してもよいし、自動的に検索支援モジュールを最上位ランクの検索支援モジュールに切り替えたりしてもよいし、1つ前の検索支援モジュールを継続して利用したりしてもよい。
検索支援モジュール実行手段410は、コンテンツ処理手段310を操作し、コンテンツ記憶手段320が記憶しているコンテンツと、対話状態管理手段600が記憶している検索履歴とを利用して対話情報を生成する(ステップS203)。
検索支援モジュール実行手段410は、例えば、対話状態管理手段600が記憶している最新の検索履歴の検索結果のコンテンツの集合を新たな検索対象として対話情報を生成してもよい。
また、検索支援モジュール実行手段410は、対話状態管理手段600が記憶している検索履歴の検索条件を無視して対話情報を生成してもよい。
さらに、検索支援モジュール実行手段410は、検索履歴を分析して、ユーザがよく選んでいる検索条件を重視して対話情報を生成したり、ユーザが選んでいる検索条件をあまり考慮せずに対話情報を生成するなど、検索履歴を分析して対話情報を生成してもよい。
なお、一度も検索が行われていない状態では、対話状態管理手段600が検索履歴を記憶していないので、そのような場合には、検索支援モジュール実行手段410は、図7のステップS103と同じ動作をする。
対話制御手段420は、検索支援モジュール実行手段410が生成した1つまたは複数の対話情報を、ルールにもとづいて取捨選択、結合し(ステップS204)、対話提示手段500に送信する。
対話提示手段500は、図9(A)に示すような対話情報を表示し(ステップS205)、ユーザに検索条件の選択を促す。なお、対話提示手段500は、対話情報を表示する際に、図9(B)に示すように、コンテンツと、検索を継続するかどうか問い合わせるボタンとを提示してもよい。
ユーザが、検索を継続する意思表示をしない場合には(ステップS206のN)、対話提示手段500はコンテンツを表示して(ステップS207)、検索を終了する。なお、対話提示手段500は、対話情報を表示した際にコンテンツを表示した場合には、ステップS207でコンテンツを表示することなく検索を終了してもよい。
ユーザが、継続する意思表示をした場合には(ステップS206のY)、対話提示手段500は、対話情報や、ユーザに選択された検索条件、該検索条件に関連するコンテンツの集合の情報、検索対象のコンテンツの集合の情報などを対話状態管理手段600に送信する。
対話状態管理手段600は、対話提示手段500が送信した対話情報や、ユーザに選択された検索条件、該検索条件に関連するコンテンツの集合の情報、検索対象のコンテンツの集合の情報などの検索履歴を記憶する(ステップS208)。
以上に述べたように、この実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果に加え、検索途中で探し方を切り替えて対話情報を生成するため、所望のコンテンツを見つけ出すことができるという効果を奏する。
また、前回の検索では絞りきれなかった検索対象を、さらに検索条件を選択することで絞り込めたり、一度検索に利用した検索条件を除外するなど、効率よく所望のコンテンツを見つけ出すことができる。
実施の形態3.
本発明の第3の実施の形態について、図面を参照して説明する。図13は、本発明による情報検索支援システムの第3の実施の形態の一構成例を示すブロック図である。
本発明の第3の実施の形態の構成は、図8に示した第2の実施の形態の構成に対し、コンテキスト取得手段700を含む点が異なる。その他の構成は第2の実施の形態の構成と同様なため、図8と同じ符号を付し、説明を省略する。
第3の実施の形態では、検索支援モジュール属性管理手段120が検索支援モジュールとコンテキストとを関連づけて記憶している。そして、ランキング手段210は、検索支援モジュール記憶手段100が記憶している検索支援モジュールのランク付けを行う際に、対話状態管理手段600が記憶している検索履歴だけでなく、コンテキスト取得手段700が取得したコンテキストも利用する。
なお、コンテキストとはユーザやシステムの状態を表す情報である。具体的には、例えばユーザの性別、年齢、現在時刻、現在位置、自動車に乗車中か否か、天候、渋滞状況などである。そして、コンテキスト取得手段700はコンピュータ(例えば、対話提示手段500)が内蔵している時計や、GPS(Global Positioning System)、自動車のエンジンのON・OFF等から自動的にコンテキストを取得してもよいし、ユーザによる対話提示手段500への入力により、コンテキストを取得してもよい。
なお、コンテキスト取得手段700は、インターネット等の通信ネットワークを介して、情報を取得してもよい。
コンテキストとして、ユーザの性別や、年齢、天候、渋滞状況を用いる場合には、コンテキスト取得手段700は、例えば、対話提示手段500としてのパーソナルコンピュータ等によって実現されてもよい。具体的には、コンテキストとして性別や年齢を用いる場合には、コンテキスト取得手段700は、対話提示手段500としてのパーソナルコンピュータに入力された性別や年齢の情報をコンテキストとして用いてもよい。
また、コンテキストとして、天候や渋滞状況を用いる場合には、コンテキスト取得手段700は、例えば、インターネット等に接続された対話提示手段500としてのパーソナルコンピュータ等によって実現されてもよい。そして、対話提示手段500としてのパーソナルコンピュータは、インターネット等を介して、天候や渋滞状況を提供するサーバ等から、それらの情報を受信してもよい。
また、コンテキストとして、現在時刻を用いる場合には、コンテキスト取得手段700は、例えば、対話提示手段500としてのパーソナルコンピュータに内蔵の時計等によって実現される。また、コンテキストとして、現在位置や、自動車に乗車中か否かを示す情報を用いる場合には、コンテキスト取得手段700は、自動車等に搭載されているGPSシステムによって実現される。
検索支援モジュール属性管理手段120は、例えば、検索支援モジュールに時刻の属性として「午前用」「昼用」「夕方用」「夜用」などの属性を付与しておき、ランキング手段210は、コンテキスト取得手段700が取得した時刻に応じた検索支援モジュールのランキングを上位に上げるなどする。
また、検索支援モジュール実行手段410は、検索支援モジュールを実行して対話情報を生成するときに、コンテキスト取得手段700が取得したコンテキストを利用して対話情報を生成する。
図14は、第3の実施の形態におけるコンテンツの属性と属性値との例を示す説明図である。図14に示す例では、コンテンツ記憶手段320が記憶しているコンテンツに、属性「開店時間」があり、お店が開いている時間が属性値として格納されている。そのように構成されている場合には、検索支援モジュールは、例えば、現在時刻に対し「開いているお店」と「閉まっているお店」とに分類して、検索条件を生成する。
また、検索支援モジュールは、現在の時刻に「開いているお店」だけを検索対象として対話情報を生成してもよい。
さらに、検索支援モジュールは、ユーザの現在位置周辺のコンテンツを検索対象として対話情報を生成してもよい。
対話状態管理手段600は、検索履歴として、対話情報やユーザに選択された検索条件などに加えて、取得したコンテキストを記憶してもよい。
次に、第3の実施の形態の動作について、図面を参照して説明する。図15は、第3の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
第3の実施の形態では、主に第2の実施の形態と同様な動作を行なうが、コンテキスト取得手段700がコンテキストを取得し、ランキング手段210および検索支援モジュール実行手段410がそれぞれコンテキストを利用する点が第2の実施の形態における動作と異なる。
コンテキスト取得手段700は、ユーザやシステムの状態などのコンテキストを取得し(ステップS301)、ランキング手段210および検索支援モジュール実行手段410に送信する。
ランキング手段210は、検索支援モジュール属性管理手段120が記憶している検索支援モジュールの属性情報と、対話状態管理手段600が記憶している検索履歴と、コンテキスト取得手段700が取得したコンテキストとを用いて検索支援モジュール記憶手段110が記憶している検索支援モジュールのランク付けを行う(ステップS302)。
検索支援モジュール選択手段220は、ランキング手段210が生成したランキング情報と検索履歴とコンテキストとにもとづいて、対話生成手段400を介して対話提示手段500に検索支援モジュールを表示(提示)させ、ユーザに選択を促す(ステップS303)。検索支援モジュール選択手段220は、対話提示手段500に、検索履歴やコンテキストによってランク付けが変更した場合には、その旨を提示させる。
検索支援モジュール選択手段220は、ユーザの選択に従って検索支援モジュールを選択する。なお、検索支援モジュール選択手段220は、自動的に1つ、または複数の検索支援モジュールを選択してもよいし、自動的に検索支援モジュールを最上位ランクの検索支援モジュールに切り替えたりしてもよいし、1つ前の検索支援モジュールを継続して利用したりしてもよい。
検索支援モジュール実行手段410は、対話状態管理手段600が記憶している検索履歴と、コンテンツ管理手段300が記憶しているコンテンツと、コンテキスト取得手段700が取得したコンテキストとを用いて検索支援モジュールを実行し、対話情報を生成する(ステップS304)。
対話制御手段420は、検索支援モジュール実行手段410が生成した1つまたは複数の対話情報を、ルールにもとづいて取捨選択、結合し(ステップS305)、対話提示手段500に送信する。
対話提示手段500は、図9(A)に示すように対話情報を表示し(ステップS306)、ユーザに検索条件の選択を促す。なお、対話提示手段500は、対話情報を表示する際に、図9(B)に示すように、コンテンツと、検索を継続するかどうか問い合わせるボタンとを提示してもよい。
ユーザが、継続する意思表示をしない場合には(ステップS307のN)、対話提示手段500はコンテンツを表示して(ステップS308)、検索を終了する。なお、対話提示手段500は、対話情報を表示した際にコンテンツを表示した場合には、ステップS308でコンテンツを表示することなく検索を終了してもよい。
ユーザが、継続する意思表示をした場合には(ステップS307のY)、対話提示手段500は、対話情報や、ユーザに選択された検索条件、該検索条件に関連するコンテンツの集合の情報、検索対象のコンテンツの集合の情報などを対話状態管理手段600に送信する。
対話状態管理手段600は、検索履歴として、対話情報やユーザに選択された検索条件などと、取得したコンテキストとを記憶(登録)する(ステップS309)。
以上に述べたように、この実施の形態によれば、第2の実施の形態の効果に加え、コンテキストを利用することで、ユーザの状況に合わせて検索支援モジュールを選択でき、よりユーザが所望するコンテンツを見つけることができるという効果を奏する。
また、コンテキストを利用して検索支援モジュールを実行し、対話情報を生成するため、ユーザの状況にあったコンテンツを見つけ出すことができる。
実施の形態4.
本発明の第4の実施の形態について、図面を参照して説明する。図16は、本発明による情報検索支援システムの第4の実施の形態の一構成例を示すブロック図である。
本発明の第4の実施の形態の構成は、図13に示した第3の実施の形態の構成に対し、検索支援モジュール流通手段900と流通情報管理手段800とを含む点が異なる。その他の構成は第3の実施の形態の構成と同様なため、図13と同じ符号を付し、説明を省略する。
前述した各実施の形態では、検索支援モジュール決定手段200や対話生成手段400は、検索支援モジュール管理手段100が記憶している検索支援モジュールを利用して対話情報を生成していた。
それに対して、第4の実施の形態は、検索支援モジュール管理手段100が外部から検索支援モジュールを取得する。すなわち、他のユーザが行なっているコンテンツの探し方を流用する。
検索支援モジュール流通手段900は、外部のデータベースやインターネット等の通信回線を介して提供されるデータベースやホームページなどを記憶する。すなわち、他のユーザや企業が作成した検索支援モジュールを記憶する。
また、検索支援モジュール流通手段900は、検索支援モジュール管理手段100と同様に、検索支援モジュールと検索支援モジュールの属性情報とを記憶する。
流通情報管理手段800は、検索支援モジュール流通手段900が記憶している検索支援モジュールの属性情報と、流通情報とを管理(記憶)する。
ここで、流通情報とは、検索支援モジュール流通手段900が記憶している検索支援モジュールのダウンロード回数や登録日、登録者、登録者のコメント、他のユーザのコメント、価格、満足度等の評価、ダウンロードしたユーザの性別、年齢などの情報などである。
また、流通情報管理手段800は、記憶している流通情報や、検索支援モジュール流通手段900が記憶している検索支援モジュールの属性情報を用いて、検索支援モジュール流通手段900が記憶している検索支援モジュールの一部またはすべてを対話提示手段500に提示させ、ユーザに選択を促す。
ユーザに検索支援モジュールが選択されると、流通情報管理手段800は、検索支援モジュール属性管理手段120に、ユーザに選択された検索支援モジュール、その検索支援モジュールの属性情報、およびその検索支援モジュールの流通情報を送信する。
また、例えば、図17に例示するような、検索支援モジュール流通手段900が記憶している検索支援モジュールの一覧を示す画面を表示させるホームページを予め生成しておく。図17は、ユーザに検索支援モジュールを選択させる画面を示す説明図である。検索支援モジュール属性管理手段120は、要求に応じて、インターネット等を介して対話提示手段500に図17で例示した画面を表示させる。
そして、ユーザが欲しい検索支援モジュールを選択し、ダウンロードボタンを押すと、検索支援モジュール属性管理手段120が、検索支援モジュールをダウンロードし、検索支援モジュール管理手段100に登録する。
また、流通情報管理手段800は、対話提示手段500が、検索支援モジュールの一覧を提示する際に、流通情報を表示させてもよい。また、流通情報管理手段800は、ユーザが検索支援モジュールをダウンロードする際、またはダウンロード後に、クレジットカード決済や銀行引き落とし手続き等を行なって、検索支援モジュールの料金を徴収してもよい。
なお、流通情報管理手段800は、以前に満足度の高い検索支援モジュールを登録したユーザが、新たに検索支援モジュールを登録しようとする場合は、その検索支援モジュールの満足度を高く設定したり、価格を高く設定したりしてもよい。
また、流通情報管理手段800は、ユーザに検索支援モジュールの一覧を提示する際に、流通情報を分析して、ある程度以前に登録された検索支援モジュールの価格を安くしたり、満足度の高い検索支援モジュールの価格を高くしたりしてもよい。
また、流通情報管理手段800は、よく知られているソーシャルフィルタリング技術などにより、「Aという検索支援モジュールを利用している人は、Bという検索支援モジュールも利用しています」といった情報を、対話提示手段500に提示させてもよい。
なお、検索支援モジュール管理手段100が新たに取得した検索支援モジュールは、予め検索支援モジュール管理手段100が記憶している検索支援モジュールと同様に利用する。
次に、本発明の第4の実施の形態の動作について、図面を参照して説明する。第4の実施の形態では、第3の実施の形態の動作の前に、以下に示す動作を行なう。図18は、本発明の第4の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
検索支援モジュール属性管理手段120は、インターネット等を介して検索支援モジュール流通手段900が記憶している検索支援モジュールの一覧を示す画面を、対話提示手段500に表示させ、ユーザに提示する。
流通情報管理手段800は、対話提示手段500がユーザに検索支援モジュール一覧を提示するときに、流通情報管理手段800が管理している流通情報を分析して、各検索支援モジュールの特徴を分析する(ステップS401)。
具体的には、例えば、流通情報管理手段800は、満足度が予め決められた閾値以上の検索支援モジュールを選択したり、ユーザが設定した価格以下の検索支援モジュールを検索したり、価格の分布を求めたり、最近の各検索支援モジュールのダウンロード傾向を調べたりする。
流通情報管理手段800は、現在検索支援モジュール流通手段900が記憶している検索支援モジュールの一部または全てを対話提示手段500に表示させ、ユーザに提示する(ステップS402)。
なお、ステップS402で、対話提示手段500が、検索支援モジュールの属性情報や、流通情報管理手段800が記憶している流通情報や、ステップS410で分析した結果を表示してもよい。
ユーザに検索支援モジュールが1つまたは複数選択されると、検索支援モジュール管理手段100は検索支援モジュール流通手段800から検索支援モジュールを取得(ダウンロード)して記憶する(ステップS403)。
検索支援モジュール流通手段800は、ステップS403で、検索支援モジュールをダウンロードする時、またはダウンロード後に、流通情報に登録されている検索支援モジュールの価格をユーザに課金してもよい。具体的には、例えば、検索支援モジュールをシェアウェアとして、検索支援モジュール流通手段800が、Vector(登録商標)のシステムを利用したり、クレジットカード決済や、ビットキャッシュ(登録商標)による決済を行なったりしてもよい。
その後、図15で示した第3の実施の形態と同様な動作を行なう(ステップS404)。
以上に述べたように、この実施の形態によれば、第3の実施の形態の効果に加え、他のユーザが行なっているコンテンツの探し方を流用することで、より効率よく、ユーザが満足できるコンテンツを検索することができるという効果を奏する。
また、流通情報を管理、利用することで、検索支援モジュールの評価やダウンロード数が分かったり、ユーザに関連した検索支援モジュールの推薦を行ったりすることができるため、ユーザが検索支援モジュールを選択するときの納得感、満足感が向上する。さらに、検索支援モジュールに価格を設定し、課金できるという効果もある。
なお、以上に述べた各実施の形態では、検索支援モジュールは、検索条件および対話文を生成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、コンテンツ処理手段310が搭載している情報検索プログラム(検索エンジン)が出力した情報を、対話提示手段500に提示させてもよい。
本発明の第1の実施例について説明する。なお、第1の実施例は、第1の実施の形態に対応しており、第1の実施例の構成は図1に示した第1の実施の形態の構成と同様であるため、各手段には図1と同じ符号を付し、説明を省略する。
なお、以下の各実施例における検索支援モジュール手段100、検索支援モジュール決定手段200、コンテンツ管理手段300、対話生成手段400、および対話提示手段500は、文字列やボタンなどを表示するディスプレイ、マウス、およびキーボード等が接続されたパーソナルコンピュータによって実現され、特に検索支援モジュール管理手段100、およびコンテンツ管理手段300はデータベースプログラムに従って動作しているものとする。
また、第1の実施例では、検索支援モジュール記憶手段110が検索支援モジュールプログラムを記憶しており、図3(A)に示すように、検索支援モジュール属性管理手段120は、検索支援モジュールに関連する情報を検索支援モジュールに関連づけて記憶しているものとする。
図3(A)に示すように、検索支援モジュールは、検索支援モジュールを一意に識別するための「ID」、検索支援モジュールの詳細を説明するための「説明文」、検索支援モジュールを検索支援モジュール記憶手段110に登録した「登録者」、検索支援モジュールを利用した回数である「利用回数」、および実際に検索支援モジュール実行手段410が実行する検索支援モジュールプログラム名である「検索支援モジュール名」の属性をもつものとする。
また、第1の実施例では、検索支援モジュール記憶手段110には、「JIKKURI.JAR」のように、検索支援モジュールプログラムはJAVA(登録商標)のパッケージとして保存されているが、Windows(登録商標)のダイナミックリンクライブラリなどの共通APIをもつプログラム、またはスクリプト等であってもよい。
図19は、第1の実施例で利用するコンテンツと属性と属性値とを示す説明図である。第1の実施例で利用するコンテンツは、図19に示すように、属性として、「ID」、「名前」、「雰囲気」、「ジャンル」および「設備」を備えており、コンテンツ管理手段300が記憶しているものとする。
また、属性値は、各属性に1つずつだけでなく、複数存在してもよい。例えば、図8に示すIDがREST100のコンテンツにおいて、「雰囲気」属性の属性値は「家庭的」のみであるが、IDがREST101のコンテンツにおける「雰囲気」属性の属性値は、「斬新」および「刺激的」の2つである。
第1の実施例では、「雰囲気」属性、「ジャンル」属性、および「設備」属性を用いて検索条件を生成することを例に説明する。
なお、図19は、コンテンツ管理手段200が記憶しているコンテンツの代表的な4件を示しているだけであり、すべてのコンテンツや、属性値を示しているわけではない。
次に、第1の実施例の動作について説明する。第1の実施例の動作は第1の実施の形態の動作に対応しているため、第1の実施の形態の動作を示す図7を参照して説明する。
まず、第1の実施例における図7のステップS101の動作について説明する。検索支援モジュール記憶手段110は、図3(A)に示す検索支援モジュール名に対応した検索支援モジュールプログラムを記憶しており、検索支援モジュール属性管理手段120は、図3(A)に示す検索支援モジュールの属性情報を記憶している。
ランキング手段210は、検索支援モジュール管理手段100が記憶している検索支援モジュールをルールにもとづいてランク付けする。
第1の実施例では、検索支援モジュールの「利用回数」属性を降順にランク付けし、ランキング情報として順位を付与する。図3(B)には、ランキング手段210がランク付けした結果が例示されている。
次に、第1の実施例における図7に示すステップS102の動作について説明する。検索支援モジュール選択手段220は、ユーザに、ランキング手段210が検索支援モジュールに付与したランキング情報をもとに、検索支援モジュールを対話提示手段500に提示させる。
図20は、第1の実施例において、検索支援モジュール選択手段220が対話提示手段500に提示(表示)させる画面の一例を示す説明図である。
第1の実施例では、図20に示すように、対話提示手段500がランキング情報にもとづいて全ての検索支援モジュールをユーザに提示し、選択を促すものとする。
ここで、ユーザが、図20に示す3つの検索支援モジュールのうち「素早く絞り込む探し方」検索支援モジュールを選択する場合を例に、説明する。
「素早く絞り込む探し方」は、絞り込み検索回数を少なくするための検索条件と、検索条件を説明する対話文と関連するコンテンツとを含む対話情報を生成する探し方である。
検索支援モジュール選択手段220は、ユーザに選択された「素早く絞り込む探し方」検索支援モジュールのプログラム「SUBAYAKU.JAR」を取得し、検索支援モジュール実行手段410に送信する。
次に、第1の実施例における図7に示すステップS103の動作について説明する。検索支援モジュール実行手段410は、検索支援モジュール選択手段220から送信された検索支援モジュールのプログラム「SUBAYAKU.JAR」を実行し、コンテンツ管理手段300が記憶しているコンテンツを用いて、対話情報を生成する。
ここで、検索支援モジュールの一例として、「素早く絞り込む探し方」の対話情報生成方法について説明する。
第1の実施例において「素早く絞り込む探し方」検索支援モジュールは、[属性の特徴量計算]、[属性の選択]、[属性値の選択]および[対話情報の生成]の各処理を行い、対話情報を生成する。
すなわち、「素早く絞り込む探し方」検索支援モジュールは、属性の特徴量をもとに属性を選択し、選択された属性の中から属性値を選択し、対話情報を生成する。
以下、各処理について説明する。まず、属性の特徴量計算について説明する。
「素早く絞り込む探し方」検索支援モジュールでは「均一度」を属性の特徴量として用いる。
「均一度」とは、ある属性のコンテンツ件数上位の属性値において、該属性値に関連するコンテンツ件数分布の偏り度合いを示す値であり、値が大きいほど偏りが小さいことをあらわす。
ただし、均一度を計算するのに用いる属性値数はユーザに提示する検索条件数に関係し、検索支援モジュールによって決定される。
図21は、図19に示したコンテンツの集合の分布のヒストグラムを示す説明図である。図21は、図19に示した各コンテンツの集合の分布のヒストグラムを示している。具体的には、図21(A)は、「ジャンル」属性のヒストグラムを示し、図21(B)は、「雰囲気」属性のヒストグラムを示し、図21(C)は、「設備」属性のヒストグラムを示している。
すなわち、図21(A)に示す例は、「ジャンル」属性において、属性値と、属性値に関連したコンテンツの件数とを表したヒストグラムである。
また、図21(B)に示す例は、「雰囲気」属性において、属性値と、属性値に関連したコンテンツの件数とを表したヒストグラムである。
また、図21(C)に示す例は、「設備」属性において、属性値と、属性値に関連したコンテンツの件数とを表したヒストグラムである。
ここで、第1の実施例では、検索支援モジュールがコンテンツ件数上位3位までの属性値について均一度を求める。具体的には、「ジャンル」属性における属性値「和食」「洋食」「中華」に関連したコンテンツ件数の分布の均一度と、「雰囲気」属性における属性値「家庭的」「斬新」「刺激的」に関連したコンテンツ件数の分布の均一度と、「設備」属性における属性値「個室」「掘りこたつ」「カウンター」に関連したコンテンツ件数の分布の均一度とを求める。
図21に示す分布の場合、検索支援モジュールは、「ジャンル」属性や「設備」属性よりも、「雰囲気」属性のほうが、上位3位までの属性値について偏りが少なく、均一度が高いと判断する。
以下、均一度の求め方について説明する。第1の実施例では上位3位までのコンテンツ件数の分散の逆数を均一度として用いる。
均一度は分布の偏りを評価するための値であり、例えば、標準偏差や分散など統計学の分野で用いられる他の指標を用いて計算してもよい。
図22は、図19に示した各コンテンツにおける各属性の属性値の件数を示す説明図である。図22(A)は、「ジャンル」属性の各属性値の件数を示している。図22(B)は、「雰囲気」属性の各属性値の件数を示している。図22(C)は、「設備」属性の各属性値の件数を示している。
図19に示すコンテンツの集合が、図22に示すような属性値の分布をもつ場合、「ジャンル」属性を例に、均一度の計算方法について説明する。
「ジャンル」属性において上位3位までのコンテンツ件数は、「和食」50件、「洋食」20件、「中華」10件であり、均一度は0.0034615になる。
具体的な均一度の算出方法を以下に示す。
(50+20+10)/3=26.66(平均値)
((50−26.66)+(20−26.66)+(10−26.66))/3=288.89(分散)
1/288.89=0.0034615(均一度)
同様な方法で「雰囲気」属性および「設備」属性についても均一度を求めると、「雰囲気」属性の均一度は0.236839、「設備」属性の均一度は0.026627になる。図23(A)は、算出した均一度を示す説明図である。
次に、属性の選択について説明する。検索支援モジュール実行手段410は、の各属性の均一度にもとづいて属性を並べて(ソートして)属性を選択する。
図23(A)に示す各属性の均一度にもとづいて、属性をソートした結果を図23(B)に示す。
検索支援モジュールは、図23(B)に示すようにソートされた結果にもとづいて「素早く絞り込む探し方」属性を選択する。
第1の実施例では、「素早く絞り込む探し方」検索支援モジュールは、最大の均一度をもつ属性を選択するものとする。従って、「素早く絞り込む探し方」検索支援モジュールは、図23(B)に示すようにソートされた属性において最大の均一度をもつ「雰囲気」属性を選択する。
次に、属性値の選択について説明する。検索支援モジュール実行手段410は、「素早く絞り込む探し方」検索支援モジュールを実行し、コンテンツ処理手段310を操作し、コンテンツ記憶手段320が記憶しているコンテンツの集合から属性値を取得する。
第1の実施例では、「素早く絞り込む探し方」検索支援モジュールは、選択された属性の属性値の一覧をもとめ、その中で関連するコンテンツ件数上位3位までの属性値を取得するものとする。
第1の実施例では、「属性の選択」において「雰囲気」属性が選ばれたため、属性値として、「家庭的」「斬新」および「刺激的」が選択される。
次に、対話情報の生成について説明する。検索支援モジュール実行手段410は、属性の選択と、属性値の選択の処理の結果とを用いて対話情報を生成する。
第1の実施例では、「素早く絞り込む探し方」検索支援モジュールは、検索条件「属性=雰囲気、属性値=家庭的」、「属性=雰囲気、属性値=斬新」、「属性=雰囲気、属性値=刺激的」、対話文「”雰囲気”だと素早く絞り込めます」、および検索条件に関連したコンテンツを、コンテンツ管理手段300から取得し、図24(A)に示す対話情報を生成する。図24は、対話情報の例を示す説明図である。
図24に例示した各対話情報では、検索条件に関連したコンテンツを省略しており、以後、対話情報を示す場合にはコンテンツを省略する。
次に、第1の実施例における図7に示すステップS104の動作について説明する。対話情報制御手段420は、検索支援モジュール実行手段410が生成した対話情報を取捨選択、または結合する。
第1の実施例では、対話情報制御手段420は、「素早く絞り込む探し方」検索支援モジュールによって1つの対話情報(図24(A)に例示した対話情報)を生成したため、対話情報制御手段220は、対話情報1301を対話提示手段500に送信する。
ここで、対話情報制御手段420の処理を詳しく説明するために、検索支援モジュール実行手段410が、図24(A)に示した対話情報1301だけでなく、他の検索支援モジュールを使って図24(B)に示した対話情報1302も生成した場合について説明する。
例えば、対話情報制御手段420が検索条件数が多い対話情報を選択する場合、図24(A)に示した対話情報1301を対話提示手段500に送信する。
また、例えば、対話情報制御手段420が検索条件に関連したコンテンツ数の合計が多い対話情報を選択する場合、図24(B)に示した対話情報1302を対話提示手段500に送信する。
さらに、例えば、対話情報制御手段420が複数の対話情報を結合して新たな対話情報を生成し、生成した対話情報を対話提示手段500に送信する場合、図24(A)に示した対話情報1301と、図24(B)に示した対話情報1302とを結合し、図24(C)に示した対話情報1303を生成し、対話提示手段500に送信する。
対話情報を結合する場合、対話情報制御手段420は、例えば、予め設定されているルールに従って、図24(A)に示した対話情報1301が含む対話文の文言と、図24(B)に示した対話情報1302が含む対話文の文言とを抽出し、予め用意されているテンプレートに抽出した文言をそれぞれ当てはめて、図24(C)に示した対話情報1303を生成する。
次に、第1の実施例における図7に示すステップS105の動作について説明する。対話提示手段500は、図24(A)に示した対話情報を、図25(A)に示すように表示し、ユーザに検索条件の選択を促す。図25は、第1の実施例において、対話提示手段500が表示する画面の例を示す説明図である。
次に、第1の実施例における図7に示すステップS105の動作について説明する。第1の実施例では、対話提示手段500が図25(A)に示すように対話情報を提示し、ユーザが「家庭的」を選択するものとする。そして、対話提示手段500が、ユーザに選択された検索条件「属性=雰囲気、属性値=家庭的」に関連したコンテンツを図25(B)に示すように提示する。
以上に述べたように、この実施例によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
本発明の第2の実施例について説明する。なお、第2の実施例は、第2の実施の形態に対応しており、第2の実施例の構成は図8に示した第2の実施の形態の構成と同様であるため、各手段には図8と同じ符号を付し、説明を省略する。
第2の実施例の動作について説明する。第2の実施例の動作は第2の実施の形態の動作に対応しているため、第2の実施の形態の動作を示す図12を参照して説明する。
まず、第2の実施例における図12に示すステップS201の動作について説明する。図26は、検索支援モジュール管理手段100が記憶している検索支援モジュールの情報を示す説明図である。検索支援モジュール管理手段100は、図26(A)に示す検索支援モジュールを記憶している。
ランキング手段210は、第1の実施例と異なり、対話状態管理手段600が記憶している検索履歴を用いて検索支援モジュール管理手段100が記憶している検索支援モジュールをルールにもとづいて検索支援モジュールをランク付けする。
図27は、対話状態管理手段600が記憶する検索履歴の例を示す説明図である。第2の実施例では、対話状態管理手段600は、図27(A)に示すように、検索に利用した検索支援モジュール名や、ユーザに選択された検索条件、検索回数を表す番号(対話番号)を記憶するものとする。
また、第2の実施例では、ランキング手段210は「利用回数順にランク付けする。ただし検索回数1回以上の検索支援モジュールは次回ランク付けでは最下位にする」というルールにもとづいて検索支援モジュールをランク付けするものとする。
最初の検索では、1度も検索を行っていないため検索履歴はない。そのため、ランキング手段210は、検索支援モジュールの利用回数順のみでランク付けし、図26(B)に示すようにランク付けする。
次に、第2の実施例における図12に示すステップS202の動作について説明する。ステップS202は、第1の実施の形態のステップS102と同様に、図28(A)に示すように検索支援モジュールを提示し、ユーザに選択を促す。図28は、第2の実施例において対話提示手段500が表示する画面の例を示す説明図である。
第2の実施例では、ユーザが「素早く絞り込む探し方」検索支援モジュールを選択するものとする。
次に、第2の実施例における図12に示すステップS203の動作について説明する。ステップS203では、第1の実施の形態のステップS103と同様に、検索支援モジュール実行手段410は、ステップS202で選択された検索支援モジュールを実行する。このとき、検索支援モジュール実行手段410は、コンテンツ管理手段300が記憶しているコンテンツだけでなく、対話状態管理手段600が記憶している検索履歴も用いて対話情報を生成する。
図24は、検索支援モジュール実行手段410が生成した対話情報を示す説明図である。第2の実施例では、検索支援モジュール実行手段410が、図24(A)、図24(B)および図24(C)に示す対話情報を生成するものとする。ただし、図24に示す例では、それぞれの検索条件に関連したコンテンツに関する情報は省略している。
第2の実施例における図12に示すステップS204の動作は、第1の実施例におけるステップS104の動作と同様なため説明を省略する。
次に、第2の実施例における図12に示すステップS205の動作について説明する。対話提示手段500は、図9(A)に示すように、図24(A)に示す例の対話情報のうち、対話文と検索条件とを表示する。
ユーザが「家庭的」を選択すると、図12に示すステップS207において図9(B)に示すように、現在の検索対象コンテンツを提示する。
次に、第2の実施例における図12に示すステップS206の動作について説明する。ユーザが、図9(B)に示す画面において、「検索を続ける」を押さない場合には、検索を終了する。一方、「検索を続ける」を押すと、検索を継続して行う。
ここで、図12に示すステップS205において、図9(A)に示す画面上で、ユーザが検索条件「属性=雰囲気、属性値=家庭的」を選択したものとする。
第2の実施例における図12に示すステップS208の動作について説明する。対話状態管理手段600は、対話提示手段500が提示した対話情報、ユーザに選択された検索条件およびその検索条件に関連したコンテンツの集合に関する情報を取得し、検索履歴として記憶する。
第2の実施例では、対話状態管理手段600は、図27(B)に示すように、対話番号「1」、検索支援モジュール名「素早く絞り込む探し方」、検索条件「属性=雰囲気、属性値=家庭的」を検索履歴として記憶する。
次に、第2の実施例における図12に示すステップS201の2回目の動作について説明する。図12に示すステップS201の1回目の動作では、対話状態管理手段600が検索履歴を記憶していなかったため、ランキング手段210は、利用回数によるランキング情報で検索支援モジュールのランク付けを行った。
第2の実施例における図12に示すステップS201の2回目の動作では、対話状態管理手段600が図27(B)に示すように検索履歴を記憶しているため、ランキング手段210は検索履歴を考慮してランク付けを行う。
第2の実施例では、ランキング手段210は、「利用回数順にランク付けする。ただし検索回数1回以上の検索支援モジュールは次のランク付けでは最下位にする」というルールにもとづいて検索支援モジュールをランク付けするため、検索支援モジュールは、図26(C)に示すようにランク付けされる。
「素早く絞り込む探し方」検索支援モジュールは、1回目の検索で利用されたため、ランキングが3位になり、「目立つものを探す探し方」検索支援モジュールのランキングが1位になる。
次に、第2の実施例における図12に示すステップS202の2回目の動作について説明する。第2の実施例では、1回目の検索に利用した検索支援モジュールのランキングが2回目は変更されていることから、図28(B)に示すように、対話提示手段500は、検索支援モジュールを変更することを促すような表示を行う。
ここで、ユーザは、1回目の検索に利用した検索支援モジュールを利用してもよいし、検索支援モジュールを切り替えてもよい。
次に、第2の実施例における図12に示すステップS203の2回目の動作について説明する。検索支援モジュール実行手段410が検索支援モジュールを実行するときに、対話状態管理手段600が記憶している検索履歴を利用してもよい。
また、検索支援モジュール実行手段410は、1回目の検索において選択された検索条件に関連するコンテンツの集合を新たに検索対象として検索支援モジュールを実行し、対話情報を生成してもよい。
第2の実施例における図12に示すステップS204以降の2回目の動作は、1回目の動作と同様なため、説明を省略する。
以上に述べたように、この実施例によれば、第2の実施の形態と同様な効果を奏することができる。
本発明の第3の実施例について説明する。なお、第3の実施例は、第3の実施の形態に対応しており、第3の実施例の構成は図13に示した第3の実施の形態の構成と同様であるため、各手段には図13と同じ符号を付し、説明を省略する。
図29は、検索支援モジュール管理手段100が記憶している検索支援モジュールの情報を示す説明図である。第3の実施例は、検索支援モジュール管理手段100が、図29(A)に示す検索支援モジュールを記憶しているものとし、第2の実施例で利用した図26(A)に示す検索支援モジュールの属性に加え、場所の属性をもち、属性値として「神戸」、「大阪」および「京都」が設定されているものとする。
図30は、コンテンツ管理手段300が記憶しているコンテンツの情報を示す説明図である。コンテンツ管理手段300が、図30に示すコンテンツを記憶しているものとし、第2の実施例で利用した図19に示すコンテンツの属性に加え、場所の属性をもち、属性値として「神戸市中央区」「神戸市北区」「神戸市兵庫区」などが設定されている。
第3の実施例では、図15のステップS301、S303、S302、S304、S309について説明し、それ以外の動作(S305〜S308)については第2の実施例と同様なため、説明を省略する。
第3の実施例では、コンテキストとして「ユーザの現在位置」を扱うものとし、コンテキスト取得手段700は、例えば、GPS(Global Positioning System)や地図などを利用してユーザの現在地を取得するものとする。
第3の実施例における図15に示すステップS301の動作について説明する。コンテキスト取得手段700は、ユーザの現在位置として「神戸」を取得すると、その現在位置の情報をランキング手段210、および検索支援モジュール実行手段410に送信する。なお、第3の実施例では、現在位置を場所を表す文字列としたが、経緯度、高度など数値で表現するなど、他の表現方法を用いてもよい。
次に、第3の実施例における図15に示すステップS302の動作について説明する。第3の実施例ではランキング手段210が、「現在位置に近い順に検索支援モジュールをランク付けする」というルールにもとづいて図29(A)に示す検索支援モジュールをランク付けするものとすると、図29(B)に示すように、現在位置「神戸」に近い順に検索支援モジュールがランク付けされる。
次に、第3の実施例における図15に示すステップS303の動作について説明する。第3の実施例では、ステップS303は、第2の実施の形態のステップS202とは異なり、図29(B)に示す例において、検索支援モジュール選択手段220がランキング1位の「目立つものを探す探し方」検索支援モジュールを自動的に選択するものとする。
次に、第3の実施例における図15に示すステップS304の動作について説明する。第3の実施例では、検索支援モジュール実行手段410が実行する検索支援モジュールが、予め現在地周辺のコンテンツを選択し、それらのコンテンツを検索対象とするものとする。
コンテンツ管理手段300が記憶しているコンテンツには「場所」属性があるため、検索支援モジュール実行手段410は、コンテキスト取得手段700が取得した現在位置の情報を用いて予め現在地周辺のコンテンツを選択し、検索支援モジュールを実行し、対話情報を生成する。
コンテキスト取得手段700が、ユーザの現在位置として「神戸」を取得した場合には、図29(B)に示す例において、検索支援モジュール選択手段220が「目立つものを探す探し方」検索支援モジュールを選択し、検索支援モジュール実行手段410が「目立つものを探す探し方」検索支援モジュールを実行して、対話制御手段420が対話情報を生成する。図31は、対話制御手段420が生成した対話情報の一例を示す説明図である。
次に、第3の実施例における図15に示すステップS309の動作について説明する。第3の実施例では、対話状態管理手段600が、第2の実施例の検索履歴に加えて、コンテキスト取得手段700が取得したコンテキストのうち現在位置を検索履歴に加える。
対話提示手段500は、対話制御手段420が生成した対話情報をユーザに提示する。ユーザが、検索条件「属性=雰囲気、属性値=家庭的」を選択した場合に、対話状態管理手段600は、図27(C)に示すように検索履歴を記憶する。
そして、ステップS301に戻り、検索を継続する。
以上に述べたように、この実施例によれば、第3の実施の形態と同様な効果を奏することができる。
本発明の第4の実施例について説明する。なお、第4の実施例は、第4の実施の形態に対応しており、第4の実施例の構成は図16に示した第4の実施の形態の構成と同様であるため、各手段には図16と同じ符号を付し、説明を省略する。
第4の実施例の動作について説明する。第4の実施例の動作は第4の実施の形態の動作に対応しているため、第4の実施の形態の動作を示す図18を参照して説明する。
第4の実施例における図18に示すステップS401の動作について説明する。図32は、流通情報管理手段800が記憶している流通情報の例を示す説明図である。
第4の実施例では、検索支援モジュール流通手段900が、他のユーザや企業が登録した検索支援モジュールを記憶し、流通情報管理手段800が、図32(A)に示すように流通情報を記憶している場合を例に説明する。
流通情報管理手段800は、検索支援モジュールを識別するための「ID」、検索支援モジュールを説明するための「説明文」、検索支援モジュールを登録した「登録者」、「検索支援モジュールプログラム名」、検索支援モジュールがこれまで何回ダウンロードされたかを表す「ダウンロード数」、検索支援モジュールの「評判」を属性にもつ流通情報を記憶している。
検索支援モジュール流通手段900は、図32(A)に示す「検索支援モジュールプログラム名」に対応する検索支援モジュールプログラムと、その属性情報とを記憶している。
流通情報管理手段800は、対話提示手段500に、図32(A)に示す流通情報を分析し、一部または全ての流通情報や検索支援モジュールの属性情報をユーザに提示させ、選択を促す。
次に、第4の実施例における図18に示すステップS402の動作について説明する。検索支援モジュール属性管理手段800は、対話提示手段500に、記憶している検索支援モジュールの一覧を提示させる。図33は、対話提示手段500が提示する検索支援モジュールの一覧の例である。
第4の実施例では、流通情報管理手段800は、評判ごとに検索支援モジュールの分布を調べ、検索支援モジュール属性管理手段800は、対話提示手段500に、ステップS401で調べた流通情報の評判属性の分布を利用して、検索支援モジュール一覧をまとめて表示させる。
次に、第4の実施例における図18に示すステップS403の動作について説明する。ユーザが、図33に示す画面上で、「最近の流行をゲット!」検索支援モジュールを選択し、ダウンロードボタンを押すものとする。
そして、検索支援モジュール管理手段100が、図3(A)に示すように検索支援モジュールを記憶している場合について説明する。
検索支援モジュール管理手段100は、「最近の流行をゲット!」検索支援モジュールをダウンロードする。
検索支援モジュール管理手段100は、ダウンロード後、図32(B)に示すように、「最近の流行をゲット!」検索支援モジュールを記憶する。
以上に述べたように、この実施例によれば、第4の実施の形態と同様な効果を奏することができる。
本発明によれば、データベースに格納されたデータを検索する情報検索装置や、データベースに格納されたデータの中から適した情報を推薦する情報推薦装置といった用途に適用できる。
なお、対象となるデータは、各実施の形態の説明で用いた店舗情報にとどまらず、テレビ番組、音楽などの映像コンテンツや音楽コンテンツ、特許文献や論文、各種文書などの文字情報コンテンツ、オフィス業務用アプリケーションなどのアプリケーション情報など、データベースに格納され、属性、属性値が付与されたデータであれば種類を問わず適用可能である。
本発明による情報検索支援システムの第1の実施の形態の一構成例を示すブロック図である。 店舗情報の一例を示す説明図である。 検索支援モジュールの属性情報の一例を示す説明図である。 第1の実施の形態において、対話提示手段が表示する画面の一例を示す説明図である。 対話情報の例を示す説明図である。 第1の実施の形態において、対話提示手段が表示する対話情報の例を示す説明図である。 第1の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。 本発明による情報検索支援システムの第2の実施の形態の一構成例を示すブロック図である。 第2の実施の形態において対話提示手段が表示する画面の例を示す説明図である。 検索履歴の一例を示す説明図である。 ユーザに伝える情報を対話提示手段が表示する例を示す説明図である。 第2の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。 本発明による情報検索支援システムの第3の実施の形態の一構成例を示すブロック図である。 第3の実施の形態におけるコンテンツの属性と属性値との例を示す説明図である。 第3の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。 本発明による情報検索支援システムの第4の実施の形態の一構成例を示すブロック図である。 ユーザに検索支援モジュールを選択させる画面を示す説明図である。 本発明の第4の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。 第1の実施例で利用するコンテンツと属性と属性値とを示す説明図である。 第1の実施例において、検索支援モジュール選択手段220が対話提示手段500に提示させる画面の一例を示す説明図である。 コンテンツの集合の分布のヒストグラムを示す説明図である。 各コンテンツにおける各属性の属性値の件数を示す説明図である。 算出した均一度を示す説明図である。 対話情報の例を示す説明図である。 第1の実施例において、対話提示手段が表示する画面の例を示す説明図である。 検索支援モジュール管理手段が記憶している検索支援モジュールの情報を示す説明図である。 対話状態管理手段が記憶する検索履歴の例を示す説明図である。 第2の実施例において対話提示手段が表示する画面の例を示す説明図である。 検索支援モジュール管理手段が記憶している検索支援モジュールの情報を示す説明図である。 コンテンツ管理手段が記憶しているコンテンツの情報を示す説明図である。 対話制御手段が生成した対話情報の一例を示す説明図である。 流通情報管理手段が記憶している流通情報の例を示す説明図である。 検索支援モジュールの一覧の例を示す説明図である。
符号の説明
100 検索支援モジュール管理手段
110 検索支援モジュール記憶手段
120 検索支援モジュール属性管理手段
200 検索支援モジュール決定手段
210 ランキング手段
220 検索支援モジュール選択手段
300 コンテンツ管理手段
310 コンテンツ処理手段
320 コンテンツ記憶手段
400 対話生成手段
410 検索支援モジュール実行手段
420 対話制御手段
500 対話提示手段
600 対話状態管理手段
700 コンテキスト取得手段
800 流通情報管理手段
900 検索支援モジュール流通手段

Claims (24)

  1. 情報を検索する情報検索手段による情報の検索を支援する情報検索支援システムにおいて、
    前記情報検索手段が行なう情報の検索方法をユーザに対して提案する処理を実行させるための検索支援モジュールを記憶する検索支援モジュール記憶手段と、
    前記検索支援モジュール記憶手段が記憶している検索支援モジュールの属性を示す属性情報を記憶する検索支援モジュール属性管理手段と、
    前記検索支援モジュールの属性情報に応じて前記検索支援モジュールをランク付けするランキング手段と、
    前記ランキング手段によるランク付けの結果に応じて、1つまたは複数の検索支援モジュールに従って、前記情報検索手段が行なう情報の検索方法をユーザに対して提案する検索支援モジュール実行手段と、
    前記検索支援モジュール実行手段が提案した検索方法を提示する対話手段とを備え、
    前記検索支援モジュール記憶手段は、ユーザに対して情報の検索方法を提案する処理を前記検索支援モジュール実行手段に実行させるための前記検索支援モジュールを記憶する
    ことを特徴とする情報検索支援システム。
  2. 検索支援モジュール記憶手段は、情報検索手段が行なう情報の検索方法を示す対話情報を生成して、前記検索方法を提案する処理を検索支援モジュール実行手段に実行させるための検索支援モジュールを記憶し、
    検索支援モジュール実行手段は、前記検索支援モジュールに従って、前記情報検索手段が行なう情報の検索方法をユーザに対して提案する処理を実行する場合に、前記対話情報を生成して前記検索方法を提案し、
    対話手段は、前記検索支援モジュール実行手段が生成した前記対話情報を提示して、前記検索方法を提示する
    請求項1記載の情報検索支援システム。
  3. 検索支援モジュール記憶手段は、対話情報を生成して検索方法を提案する処理を検索支援モジュール実行手段に実行させるための検索支援モジュールであって、情報検索手段が情報を検索するための検索条件を作成する処理、前記情報検索手段が情報を検索する際の検索条件の検索順を設定する処理、および複数の情報検索手段の利用順序を決定する処理のうち、1つ以上の処理を実行させ、情報検索手段が実行する情報の検索方法を示す対話情報を生成して検索方法を提案する処理を実行させるための前記検索支援モジュールを記憶する
    請求項2記載の情報検索支援システム。
  4. 検索支援モジュール実行手段は、検索支援モジュールに従って、対話文、検索条件、または情報検索手段が検索対象とする情報のうち、いずれか1つ以上を含む対話情報を生成し、
    対話手段は、検索支援モジュールの属性情報、もしくは提示した対話情報に応じて、検索支援モジュール実行手段が実行する検索支援モジュールの選択をユーザに促す
    請求項2または請求項3記載の情報検索支援システム。
  5. 検索支援モジュール実行手段が生成した1つまたは複数の対話情報を、取捨選択する処理、結合する処理、編集する処理のうち、いずれか1つ以上の処理を実行する対話制御手段を含む
    請求項2から請求項4のうちいずれか1項記載の情報検索支援システム。
  6. ランキング手段は、予め設定されたルールにもとづき、検索支援モジュールの属性情報に応じて前記検索支援モジュールをランク付けする
    請求項1から請求項5のうちいずれか1項記載の情報検索支援システム。
  7. 対話手段が過去に提示した対話情報と、過去に前記対話手段を介してユーザに選択された検索条件とを含む検索履歴を記憶する対話状態管理手段を含み、
    ランキング手段は、予め設定されたルールにもとづき、検索支援モジュールの属性情報と、前記検索履歴とに応じて前記検索支援モジュールをランク付けする
    請求項1から請求項5のうちいずれか1項記載の情報検索支援システム。
  8. ユーザやシステムの状況を示す情報であるコンテキストを取得するコンテキスト取得手段を含み、
    ランキング手段は、予め設定されたルールにもとづき、検索支援モジュールの属性情報と、前記コンテキスト取得手段が取得したコンテキストとに応じて前記検索支援モジュールをランク付けする
    請求項1から請求項5のうちいずれか1項記載の情報検索支援システム。
  9. 対話手段が過去に提示した対話情報と、過去に前記対話手段を介してユーザに選択された検索条件とを含む検索履歴を記憶する対話状態管理手段と、
    ユーザやシステムの状況を示す情報であるコンテキストを取得するコンテキスト取得手段とを含み、
    ランキング手段は、予め設定されたルールにもとづき、検索支援モジュールの属性情報と、前記対話状態管理手段が記憶している検索履歴と、前記コンテキスト取得手段が取得したコンテキストとに応じて前記検索支援モジュールをランク付けする
    請求項1から請求項5のうちいずれか1項記載の情報検索支援システム。
  10. ランキング手段が行なったランク付けに応じて、1つまたは複数の検索支援モジュールを選択する検索支援モジュール選択手段を含む
    請求項1から請求項9のうちいずれか1項記載の情報検索支援システム。
  11. 検索支援モジュール属性管理手段に接続され、検索支援モジュールの流通情報を記憶する流通情報管理手段と、
    前記流通情報管理手段に接続され、前記検索支援モジュールおよび前記検索支援モジュールの属性情報を記憶する検索支援モジュール流通手段とを含む
    請求項1から10のうちいずれか1項記載の情報検索支援システム。
  12. 情報を検索する情報検索手段による情報の検索を支援する情報検索支援方法において、
    前記情報検索手段が行なう情報の検索方法をユーザに対して提案する処理を実行させるための検索支援モジュールの属性情報に応じて、前記検索支援モジュールをランク付けするランキングステップと、
    前記ランキングステップにおけるランク付けの結果に応じて、1つまたは複数の検索支援モジュールに従って、前記情報検索手段が行なう情報の検索方法をユーザに対して提案する検索支援モジュール実行ステップと、
    前記検索支援モジュール実行ステップで提案した検索方法を提示する対話ステップとを備えた
    ことを特徴とする情報検索支援方法。
  13. 検索支援モジュール実行ステップで、検索方法を提案する処理を実行させるための検索支援モジュールに従って、情報検索手段が行なう情報の検索方法を示す対話情報を生成して前記検索方法を提案し、
    対話ステップで、前記検索支援モジュール実行ステップにおいて生成した前記対話情報を提示して、前記検索方法を提示する
    請求項12記載の情報検索支援方法。
  14. 検索支援モジュール実行ステップで、情報検索手段が情報を検索するための検索条件を作成する処理、前記情報検索手段が情報を検索する際の検索条件の検索順を設定する処理、および複数の情報検索手段の利用順序を決定する処理のうち、1つ以上の処理を実行して、情報検索手段が実行する情報の検索方法を示す対話情報を生成して検索方法を提案する処理を実行する
    請求項13記載の情報検索支援方法。
  15. 検索支援モジュール実行ステップで、検索支援モジュールに従って、対話文、検索条件、または情報検索手段が検索対象とする情報のうち、いずれか1つ以上を含む対話情報を生成し、
    対話ステップで、検索支援モジュールの属性情報、もしくは提示した対話情報に応じて、検索支援モジュール実行ステップにおいて実行する検索支援モジュールの選択をユーザに促す
    請求項13または請求項14記載の情報検索支援方法。
  16. 検索支援モジュール実行ステップで生成した1つまたは複数の対話情報を、取捨選択する処理、結合する処理、編集する処理のうち、いずれか1つ以上の処理を実行する対話制御ステップを含む
    請求項13から請求項15のうちいずれか1項記載の情報検索支援方法。
  17. ランキングステップで、予め設定されたルールにもとづき、検索支援モジュールの属性情報に応じて前記検索支援モジュールをランク付けする
    請求項12から請求項16のうちいずれか1項記載の情報検索支援方法。
  18. ランキングステップで、予め設定されたルールにもとづき、対話ステップにおいて過去に提示された対話情報、および過去に前記対話ステップにおいてユーザに選択された検索条件を含む検索履歴と、検索支援モジュールの属性情報とに応じて前記検索支援モジュールをランク付けする
    請求項12から請求項16のうちいずれか1項記載の情報検索支援方法。
  19. ユーザやシステムの状況を示す情報であるコンテキストを取得するコンテキスト取得ステップを含み、
    ランキングステップで、予め設定されたルールにもとづき、検索支援モジュールの属性情報と、前記コンテキスト取得ステップにおいて取得したコンテキストとに応じて前記検索支援モジュールをランク付けする
    請求項12から請求項16のうちいずれか1項記載の情報検索支援方法。
  20. ユーザやシステムの状況を示す情報であるコンテキストを取得するコンテキスト取得ステップを含み、
    ランキングステップで、予め設定されたルールにもとづき、対話ステップにおいて過去に提示された対話情報、および過去に前記対話ステップにおいてユーザに選択された検索条件を含む検索履歴と、検索支援モジュールの属性情報と、前記コンテキスト取得ステップで取得したコンテキストとに応じて前記検索支援モジュールをランク付けする
    請求項12から請求項16のうちいずれか1項記載の情報検索支援方法。
  21. ランキングステップで行なったランク付けに応じて、1つまたは複数の検索支援モジュールを選択する検索支援モジュール選択ステップを含む
    請求項12から請求項20のうちいずれか1項記載の情報検索支援方法。
  22. 検索支援モジュールを記憶する検索支援モジュール流通手段が記憶している前記検索支援モジュールと、前記検索支援モジュールの流通情報を記憶する流通情報管理手段が記憶している前記検索支援モジュールの属性情報とを取得する検索支援モジュール取得ステップを含む
    請求項12から請求項21のうちいずれか1項記載の情報検索支援方法。
  23. 情報を検索する情報検索手段による情報の検索を支援するコンピュータに実行される検索支援モジュールプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記情報検索手段が行なう情報の検索方法を示す対話情報を生成して、前記検索方法をユーザに対して提案する提案処理を実行させる
    ための検索支援モジュールプログラム。
  24. 情報を検索する情報検索手段による情報の検索を支援する情報検索支援装置に搭載される情報検索支援プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    前記情報検索手段が行なう情報の検索方法を提案する処理を実行させるための検索支援モジュールプログラムの属性を示す属性情報に応じて前記検索支援モジュールをランク付けするランキング処理と、
    前記ランキング処理によるランク付けの結果に応じて、1つまたは複数の検索支援モジュールプログラムに従って、前記情報検索手段が行なう情報の検索方法を提案する検索支援モジュール実行処理と、
    前記検索支援モジュール実行処理で提案した検索方法をユーザに対して提示する対話処理とを実行させる
    ための情報検索支援プログラム。
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