JP2007146126A5

JP2007146126A5 -

Info

Publication number: JP2007146126A5
Application number: JP2006278922A
Authority: JP
Filing date: 2006-10-12
Publication date: 2009-11-26
Anticipated expiration: 2026-10-12

Description

インクを４００，０００Ｇ、１６時間の条件で遠心分離を行い、上澄み部分の液体を９５質量％採取した。その後、得られた液体を酸析して、フリー樹脂を分取した。得られたフリー樹脂を乾固して、固形分を定量した。そして、仕込み量に対する割合から、インク全質量を基準としたフリー樹脂の含有量を求めた。

Claims

水酸基を有する樹脂、及び顔料を含有する水性インクであって、
インク中における、顔料の含有量に対する、前記水酸基を有する樹脂のうち顔料に吸着していない樹脂の含有量の割合が、２．０質量％以上であり、
且つ、前記水酸基を有する樹脂のうち顔料に吸着していない樹脂の含有量（質量％）が、インク全質量を基準として、０．２０質量％以下であることを特徴とする水性インク。
水性インク中の、顔料のインク全質量を基準とした含有量（質量％）を１００としたときの、水酸基を有する樹脂のインク全質量を基準とした含有量（質量％）が、５．０％以上１００．０％以下である請求項１に記載の水性インク。
前記水酸基を有する樹脂が、ポリビニルアルコール系樹脂である請求項１又は２に記載の水性インク。
前記水酸基を有する樹脂が、水酸基を有するセグメント及び水酸基を有さないセグメントで構成されるブロック共重合体であり、かつ、前記水酸基を有するセグメントが前記水酸基を有する樹脂の末端に存在する請求項１〜３の何れか１項に記載の水性インク。
インクをインクジェット方法で吐出して記録媒体に記録を行うインクジェット記録方法において、前記インクが、請求項１〜４の何れか１項に記載の水性インクであることを特徴とするインクジェット記録方法。
インクを収容するインク収容部を備えたインクカートリッジにおいて、前記インクが、請求項１〜４の何れか１項に記載の水性インクであることを特徴とするインクカートリッジ。
インクを収容するインク収容部と、インクを吐出するための記録ヘッドとを備えた記録ユニットにおいて、前記インクが、請求項１〜４の何れか１項に記載の水性インクであることを特徴とする記録ユニット。
インクを収容するインク収容部と、インクを吐出するための記録ヘッドとを備えたインクジェット記録装置において、前記インクが、請求項１〜４の何れか１項に記載の水性インクであることを特徴とするインクジェット記録装置。