JP2007144708A - 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法、及び被記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】帳票用紙99は、(A)に示すように、長方形の用紙の一角近傍にタグ99aが設けられた構造を有している。また、この帳票用紙99にはX軸及びY軸が設定されている。(B)に示すように罫線99b等をプレ印刷する際、タグ99aには、発行者及び納入者が各々のコンテンツを記入すべき位置のレイアウトデータが書き込まれる。このため、発行者及び納入者のプリンタは、タグリーダにより上記レイアウトデータを読み取って、対応する位置に各々のコンテンツを印刷する。
【選択図】図4
Description
本実施例のプリンタ1は、図1に示すように、本体ケース2内に、用紙3を給紙するためのフィーダ部4、マルチパーパストレイ14、給紙された用紙3に画像を形成するためのプロセスユニット18及び定着装置19等を備えている。このプリンタ1は、フィーダ部4の下方にオプショントレイ41をオプションで増設可能に構成されている。なお、以降、このプリンタ1において、マルチパーパストレイ14が本体ケース2に取り付けられている側(図1で左側)を「前部」とし、同じくマルチパーパストレイ14が本体ケース2に取り付けられている側とは反対側を「後部」とする。
図1に示すように、フィーダ部4は、本体ケース2内の底部に、着脱可能に装着される本体給紙トレイ6と、本体給紙トレイ6内に設けられた用紙押圧板8と、本体給紙トレイ6の一端側端部の上方に設けられる給紙ローラ(以下、本体給紙ローラという)12及び分離パッド13とを備えている。また、本体給紙ローラ12から画像形成位置P(感光体ドラム23と転写ローラ25との接触部、つまり感光体ドラム23上のトナー像が用紙3に転写される転写位置)までの間には、湾曲状に形成された搬送経路7が配されている。
フィーダ部4より上方位置の本体ケース2の前部側には、用紙3を手差しまたは自動給紙にて供給するためのマルチパーパストレイ14と、マルチパーパストレイ14上に積層される用紙3を給紙するためのマルチパーパス側給紙機構15とが設けられている。マルチパーパス側給紙機構15は、マルチパーパス側給紙ローラ15a及びマルチパーパス側給紙パッド15bを備えており、マルチパーパス側給紙パッド15bの裏側に配設されるバネ15cによって、マルチパーパス側給紙パッド15bがマルチパーパス側給紙ローラ15aに向かって押圧されている。また、マルチパーパス側給紙機構15は、駆動ローラと従動ローラの対からなる一対の搬送ローラ15dを備えている。
スキャナユニット17は、本体ケース2の上部のうち、排紙トレイ36の下面側に配置され、レーザ発光部(図示せず)、回転駆動されるポリゴンミラー20、レンズ21a及び21b、反射鏡22などを備えており、レーザ発光部から発光される画像データに応じたレーザビームを、ポリゴンミラー20、レンズ21a、反射鏡22、レンズ21bの順に通過或いは反射させて、プロセスユニット18における感光体ドラム23の表面上に高速走査にて照射している。
プロセスユニット18は、静電潜像坦持体としての感光体ドラム23、スコロトロン型帯電器37、及び、転写ローラ25等を有するドラムカートリッジと、そのドラムカートリッジに着脱自在な現像カートリッジ24とから構成されている。現像カートリッジ24は、トナー収容部26、現像ローラ27、層厚規制ブレード28、トナー供給ローラ29等を備えている。
定着手段としての定着装置19は、図1に示すように、プロセスユニット18より側方の搬送方向下流側に配設され、1つの加熱ローラ31と、この加熱ローラ31を押圧するように配置された加圧ローラ32と、これらの下流側に設けられる一対の搬送ローラ33とを備えている。加熱ローラ31は、アルミ等の金属製で加熱のためのハロゲンランプ等のヒータを備えており、プロセスユニット18において用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ31と加圧ローラ32との間を通過する間に熱定着させる。その後、用紙3は搬送ローラ33によって、本体ケース2内の後部側の排紙パスにおける搬送ローラ34及び排紙ローラ35により搬送され、その後、排紙トレイ36上に排紙される。
フィーダ部4の下方に増設可能に構成されたオプショントレイ41は、その内部構造がフィーダ部4とほぼ同様に構成されている。すなわち、オプショントレイ41は、その底部に着脱可能に装着される増設給紙トレイ46と、一端が増設給紙トレイ46の底面に揺動可能に支持され、バネ48aによって付勢された用紙押圧板48と、用紙押圧板48の他端上方に設けられた給紙ローラ(以下、増設給紙ローラという)52及び分離パッド53とを備えている。分離パッド53は、増設給紙ローラ52に対向状に配設され、摩擦係数の大きい部材からなるパッド53aがバネ53bによって増設給紙ローラ52に向かって押圧されている。
次に、プリンタ1の制御系を図3のブロック図を参照しながら説明する。プリンタ1は、図3に示すように、各種演算を実行するCPU(中央演算装置)61と、制御プログラム等を記憶させたROM(読み出し専用メモリ)62と、各種のデータを一時的に記憶させるRAM(随時読み書き可能メモリ)63とを備えている。また、そのCPU61には、電源スイッチが切られても記憶内容が消えないようにされたNVRAM64や、ハードディスク装置(HDD)65も接続され、更に、外部装置としてのパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)70と接続するためのプリンタポートインタフェース(プリンタポートI/F)66、図示しないLANと接続するためのLANインタフェース(LANI/F)67、本体ケース2の表面に設けられた操作キー90及び表示パネル91(図2参照)、前述のタグリーダ16及びタグライタ38、並びに、前述の各給紙ローラ12,15a,52から排紙ローラ35へ到る機構の各種アクチュエータ(以下、画像形成部93と総称する)が接続されている。なお、操作キー90は、図2に示すように、複数の矢印キー,実行キー,キャンセルキー,テンキー等を備えた周知のものである。
次に、プリンタ1の制御系で実行される帳票印刷処理について説明する。本実施例で使用される帳票用紙99は、図4(A)に示すように、長方形の用紙の一角近傍にタグ99aが設けられた構造を有している。また、この帳票用紙99には、タグ99aが設けられた側の頂点を原点としてX軸及びY軸が設定され、更に、タグ99aには、プレ印刷フラグ,第1欄フラグ,及び第2欄フラグからなる3つのフラグ(記入済み情報に相当)が設定されている。図5に示すように、印刷前の状態では各フラグが0にリセットされており、以下に説明するように、印刷工程を経る毎に、プレ印刷フラグ,第1欄フラグ,第2欄フラグが順次1にセットされる。また、タグ99aには、後述するレイアウトデータなどが記憶される。
また、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。例えば、帳票用紙99への印刷(S15,S27,S42)と、タグ99aへの書き込み(S16,S28,S43)とは、順序が逆であってもよい。また、納入者印刷のデータもパソコン70から送ってもよく、逆に、発行者印刷のデータも操作キー90から入力可能にしてもよい。但し、後者の場合、操作キー90から入力されるデータが発行者印刷のデータなのか納入者印刷のデータなのかを指定するために、操作キー90に何らかの指定手段(既存のボタンを利用してもよい)を設定するのが望ましい。
14…マルチパーパストレイ 15a…マルチパーパス側給紙ローラ
16…タグリーダ 17…スキャナユニット 18…プロセスユニット
19…定着装置 23…感光体ドラム 24…現像カートリッジ
25…転写ローラ 38…タグライタ 46…増設給紙トレイ
52…増設給紙ローラ 70…パソコン 75…操作部
76…表示部 90…操作キー 91…表示パネル
93…画像形成部 99…帳票用紙 99a…RFIDタグ
99b…罫線 99c…タイトル
Claims (8)
- 被記録媒体に設けられた非接触型タグから情報を読み取る読み取り手段と、
上記非接触型タグを備えた被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
を備えた画像形成装置であって、
上記読み取り手段により読み取られた情報に、複数の記入者に対して個々に設定された配置情報が含まれる場合、上記画像形成手段が、各記入者に対応するコンテンツ情報に基づく画像を、各記入者に対応する配置情報に基づいた位置に形成することを特徴とする画像形成装置。 - 上記画像形成手段は、
少なくとも1ページに対応するデータを記憶するページ記憶手段と、
上記各記入者に対応するコンテンツ情報に基づく画像を、各記入者に対応する配置情報に基づいて上記ページ記憶手段に記憶されたデータ上に配置する配置制御手段と、
を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 上記画像形成手段が形成する画像に対応するコンテンツ情報を、その画像が形成される被記録媒体に設けられた上記非接触型タグに書き込む書き込み手段を、
更に備えたことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。 - 上記画像形成手段によって上記位置に形成されるべき画像に対応するコンテンツ情報を入力可能な入力手段を、
更に備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。 - 上記非接触型タグが、上記被記録媒体にどの記入者による画像形成が完了しているかを表す記入済み情報を記憶し、
上記記入者に順序が設定され、上記読み取り手段に読み取られた上記記入済み情報が、自身よりも先に画像形成すべき記入者による画像形成が完了していないことを示す場合、上記画像形成手段による画像の形成を禁止する禁止手段を、
更に備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 非接触型タグを備えた被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、上記被記録媒体に設けられた非接触型タグに情報を書き込む書き込み手段と、を備えた画像形成装置と、
該画像形成装置に、上記被記録媒体に形成すべき画像の情報と、上記非接触型タグに書き込むべき情報とを送信する外部装置と、
を備えた画像形成システムであって、
上記外部装置は、帳票をプレ印刷するための画像の帳票情報と、複数の記入者に対して個々に設定された配置情報とを送信し、
上記画像形成手段は、上記帳票情報に基づいて上記帳票を上記被記録媒体にプレ印刷し、上記書き込み手段は上記配置情報を上記非接触型タグに書き込むことを特徴とする画像形成システム。 - 被記録媒体に設けられた非接触型タグから情報を読み取る読み取り処理と、
上記非接触型タグを備えた被記録媒体に画像を形成する画像形成処理と、
を備えた画像形成方法であって、
上記読み取り処理により読み取られた情報に、複数の記入者に対して個々に設定された配置情報が含まれる場合、上記画像形成処理では、各記入者に対応するコンテンツ情報に基づく画像を、各記入者に対応する配置情報に基づいた位置に形成することを特徴とする画像形成方法。 - 非接触型タグが設けられた被記録媒体であって、
上記非接触型タグに、複数の記入者に対して個々に設定された配置情報が書き込まれたことを特徴とする被記録媒体。
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JP2005340360A JP2007144708A (ja) | 2005-11-25 | 2005-11-25 | 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法、及び被記録媒体 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009196214A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Seiko Epson Corp | 印刷装置、印刷装置の制御方法、印刷装置制御プログラムおよび印刷システム |
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2005
- 2005-11-25 JP JP2005340360A patent/JP2007144708A/ja active Pending
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