JP2007144708A - 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法、及び被記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】被記録媒体において複数の記入者に対してコンテンツ情報に基づく画像を形成すべき位置が個々に設定されている場合にも、各記入者に対応するコンテンツ情報に基づく画像を、それぞれ適宜の位置に自動で形成することのできる画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法、及びその被記録媒体を提供すること。
【解決手段】帳票用紙99は、(A)に示すように、長方形の用紙の一角近傍にタグ99aが設けられた構造を有している。また、この帳票用紙99にはX軸及びY軸が設定されている。(B)に示すように罫線99b等をプレ印刷する際、タグ99aには、発行者及び納入者が各々のコンテンツを記入すべき位置のレイアウトデータが書き込まれる。このため、発行者及び納入者のプリンタは、タグリーダにより上記レイアウトデータを読み取って、対応する位置に各々のコンテンツを印刷する。
【選択図】図4

Description

本発明は、記入者に対して予め定められた位置に画像が形成される被記録媒体、並びに、その画像を形成するための画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成方法に関する。
記入者に対して予め定められた位置に画像が形成される被記録媒体としては、例えば、金融機関や商取引において使用される帳票が知られている。また、この種の帳票では、帳票タイトル,帳票発行者名,罫線等をプレ印刷する際に、帳票種,処理手順,処理方法,フォーマット等の帳票知識を2次元バーコードとして印刷しておくことが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この場合、上記2次元バーコードを復号して、復号された帳票知識に基づき、プレ印刷済み帳票紙面上に金額等のコンテンツ情報を印刷(画像形成)することが可能となる。
特開2002−324166号公報
ところが、複数の記入者に対してコンテンツ情報を印刷すべき位置が個々に指定されているような帳票に対しては、上記技術では対応することができなかった。そこで、本発明は、被記録媒体において複数の記入者に対してコンテンツ情報に基づく画像を形成すべき位置が個々に設定されている場合にも、各記入者に対応するコンテンツ情報に基づく画像を、それぞれ適宜の位置に自動で形成することのできる画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法、及びその被記録媒体を提供することを目的としてなされた。
上記目的を達するためになされた本発明の画像形成装置は、被記録媒体に設けられた非接触型タグから情報を読み取る読み取り手段と、上記非接触型タグを備えた被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、を備えた画像形成装置であって、上記読み取り手段により読み取られた情報に、複数の記入者に対して個々に設定された配置情報が含まれる場合、上記画像形成手段が、各記入者に対応するコンテンツ情報に基づく画像を、各記入者に対応する配置情報に基づいた位置に形成することを特徴としている。
このように構成された本発明の画像形成装置では、被記録媒体に設けられた非接触型タグに複数の記入者に対して個々に設定された配置情報が書き込まれている場合、読み取り手段によってその配置情報を読み取り、画像形成手段によって、各記入者に対応するコンテンツ情報に基づく画像を、各記入者に対応する配置情報に基づいた位置に形成することができる。このため、帳票等の被記録媒体が複数の記入者によるコンテンツ情報の記入を必要とする場合でも、各記入者に対応するコンテンツ情報に基づく画像を、自動的にそれぞれ適宜の位置に形成することができる。
なお、本発明の画像形成装置は、上記画像形成手段の構成を特に限定するものではないが、上記画像形成手段は、少なくとも1ページに対応するデータを記憶するページ記憶手段と、上記各記入者に対応するコンテンツ情報に基づく画像を、各記入者に対応する配置情報に基づいて上記ページ記憶手段に記憶されたデータ上に配置する配置制御手段と、を備えてもよい。この場合、各記入者に対応するコンテンツ情報に基づく画像を、各記入者に対応する配置情報に基づいてページ記憶手段に記憶されたデータ上に配置制御手段が配置する。このため、各記入者に対応するコンテンツ情報に基づく画像を、被記録媒体上の適宜の位置に良好に形成するがことできる。
また、本発明の画像形成装置は、上記画像形成手段が形成する画像に対応するコンテンツ情報を、その画像が形成される被記録媒体に設けられた上記非接触型タグに書き込む書き込み手段を、更に備えてもよい。この場合、コンテンツ情報が非接触型タグに書き込まれるため、万一画像が汚損した場合でもその画像を容易に再現することができる。
また、本発明の画像形成装置は、上記画像形成手段によって上記位置に形成されるべき画像に対応するコンテンツ情報を入力可能な入力手段を、更に備えてもよい。この場合、本発明の画像形成装置自身に設けられた入力手段を介してコンテンツ情報が入力できるため、パーソナルコンピュータ等の助けを借りずにコンテンツ情報に応じた画像を形成することができる。
また、本発明の画像形成装置は、上記非接触型タグが、上記被記録媒体にどの記入者による画像形成が完了しているかを表す記入済み情報を記憶し、上記記入者に順序が設定され、上記読み取り手段に読み取られた上記記入済み情報が、自身よりも先に画像形成すべき記入者による画像形成が完了していないことを示す場合、上記画像形成手段による画像の形成を禁止する禁止手段を、更に備えてもよい。この場合、予め設定された順序で記入者による記入(コンテンツ情報に基づく画像の形成)がなされない場合は、禁止手段によって画像形成が禁止されるので、帳票等の誤った処理を防止することができる。例えば、先の記入者が未記入のまま帳票等の被記録媒体を次の記入者へ送った場合、その記入者おいては、本発明の画像形成装置による画像形成が禁止される。
また、本発明の画像形成システムは、非接触型タグを備えた被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、上記被記録媒体に設けられた非接触型タグに情報を書き込む書き込み手段と、を備えた画像形成装置と、該画像形成装置に、上記被記録媒体に形成すべき画像の情報と、上記非接触型タグに書き込むべき情報とを送信する外部装置と、を備えた画像形成システムであって、上記外部装置は、帳票をプレ印刷するための画像の帳票情報と、複数の記入者に対して個々に設定された配置情報とを送信し、上記画像形成手段は、上記帳票情報に基づいて上記帳票を上記被記録媒体にプレ印刷し、上記書き込み手段は上記配置情報を上記非接触型タグに書き込むことを特徴としている。
このように構成された本発明の画像形成システムでは、外部装置は、帳票をプレ印刷するための画像の帳票情報と、複数の記入者に対して個々に設定された配置情報とを、画像形成装置に送信する。すると、画像形成装置は、画像形成手段によって、上記帳票情報に基づいて被記録媒体に帳票をプレ印刷し、書き込み手段によって、その被記録媒体に設けられた非接触型タグに上記配置情報を書き込む。以上の動作によって、上記配置情報が書き込まれた非接触型タグを有する帳票としての被記録媒体が得られ、こうして得られた帳票は上記いずれかの画像形成装置によって良好に処理することができる。
また、本発明の画像形成方法は、被記録媒体に設けられた非接触型タグから情報を読み取る読み取り処理と、上記非接触型タグを備えた被記録媒体に画像を形成する画像形成処理と、を備えた画像形成方法であって、上記読み取り処理により読み取られた情報に、複数の記入者に対して個々に設定された配置情報が含まれる場合、上記画像形成処理では、各記入者に対応するコンテンツ情報に基づく画像を、各記入者に対応する配置情報に基づいた位置に形成することを特徴としている。
このように構成された本発明の画像形成方法では、被記録媒体に設けられた非接触型タグに複数の記入者に対して個々に設定された配置情報が書き込まれている場合、読み取り処理によってその配置情報を読み取り、画像形成処理によって、各記入者に対応するコンテンツ情報に基づく画像を、各記入者に対応する配置情報に基づいた位置に形成することができる。このため、帳票等の被記録媒体が複数の記入者によるコンテンツ情報の記入を必要とする場合でも、各記入者に対応するコンテンツ情報に基づく画像を、自動的にそれぞれ適宜の位置に形成することができる。
また、本発明の被記録媒体は、非接触型タグが設けられた被記録媒体であって、上記非接触型タグに、複数の記入者に対して個々に設定された配置情報が書き込まれたことを特徴としている。このように構成された本発明の被記録媒体は、上記いずれかの画像形成装置に対して用いれば、複数の記入者により記入(コンテンツ情報に基づく画像の形成)がなされる場合でも、自動的にそれぞれ適宜の位置に画像を形成することができる。
以下、本発明の実施の形態を、実施例を挙げて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうることはいうまでもない。先ず、図1は、本発明が適用された画像形成装置としてのプリンタ1の概略断面図である。また、図2は、プリンタ1の外観を表す斜視図である。
[プリンタ1の構成の説明]
本実施例のプリンタ1は、図1に示すように、本体ケース2内に、用紙3を給紙するためのフィーダ部4、マルチパーパストレイ14、給紙された用紙3に画像を形成するためのプロセスユニット18及び定着装置19等を備えている。このプリンタ1は、フィーダ部4の下方にオプショントレイ41をオプションで増設可能に構成されている。なお、以降、このプリンタ1において、マルチパーパストレイ14が本体ケース2に取り付けられている側(図1で左側)を「前部」とし、同じくマルチパーパストレイ14が本体ケース2に取り付けられている側とは反対側を「後部」とする。
[フィーダ部4の構成の説明]
図1に示すように、フィーダ部4は、本体ケース2内の底部に、着脱可能に装着される本体給紙トレイ6と、本体給紙トレイ6内に設けられた用紙押圧板8と、本体給紙トレイ6の一端側端部の上方に設けられる給紙ローラ(以下、本体給紙ローラという)12及び分離パッド13とを備えている。また、本体給紙ローラ12から画像形成位置P(感光体ドラム23と転写ローラ25との接触部、つまり感光体ドラム23上のトナー像が用紙3に転写される転写位置)までの間には、湾曲状に形成された搬送経路7が配されている。
用紙押圧板8は、用紙3を積層状に保持可能であり、本体給紙ローラ12に対して遠い方の端部において揺動可能に支持されることによって、近い方の端部が上下方向に移動可能に構成されており、また、その裏側からバネ8aによって上方向に付勢されている。分離パッド13は、本体給紙ローラ12に対向状に配設され、摩擦係数の大きい部材からなるパッド13aがバネ13bによって本体給紙ローラ12に向かって押圧されている。
一方、搬送経路7は、用紙3の広幅面を案内する一対のガイド板7a,7bが配置されることにより湾曲状に形成されている。また、この搬送経路7には、用紙搬送の上流側から順に、本体給紙ローラ12、駆動ローラと従動ローラの対からなる一対の搬送ローラ11、駆動ローラと従動ローラの対からなる一対の搬送ローラ10、及び、画像形成位置Pの直前に配置され、駆動ローラと従動ローラの対からなる一対のレジストローラ9が、適宜間隔にて配置されている。
以上のように構成されたフィーダ部4においては、用紙押圧板8上に積層された用紙3のうち最上位にある用紙3が、本体給紙ローラ12に向かって押圧され、その本体給紙ローラ12の回転によって本体給紙ローラ12と分離パッド13とで挟まれた後、1枚毎に給紙される。給紙された用紙3は、搬送ローラ11にて搬送された後、搬送ローラ10及びレジストローラ9に順次送られ、用紙3を所定のレジスト後に、画像形成位置Pに送るようにしている。
[マルチパーパストレイ14の構成の説明]
フィーダ部4より上方位置の本体ケース2の前部側には、用紙3を手差しまたは自動給紙にて供給するためのマルチパーパストレイ14と、マルチパーパストレイ14上に積層される用紙3を給紙するためのマルチパーパス側給紙機構15とが設けられている。マルチパーパス側給紙機構15は、マルチパーパス側給紙ローラ15a及びマルチパーパス側給紙パッド15bを備えており、マルチパーパス側給紙パッド15bの裏側に配設されるバネ15cによって、マルチパーパス側給紙パッド15bがマルチパーパス側給紙ローラ15aに向かって押圧されている。また、マルチパーパス側給紙機構15は、駆動ローラと従動ローラの対からなる一対の搬送ローラ15dを備えている。
以上のように構成されたマルチパーパストレイ14においては、マルチパーパストレイ14上に積層される用紙3が、回転するマルチパーパス側給紙ローラ15aとマルチパーパス側給紙パッド15bとで挟まれた後、1枚毎に給紙されて一対の搬送ローラ15dを介して前記レジストローラ9に送られる。
更に、マルチパーパストレイ14の裏面には、後述の被記録媒体としての帳票用紙99(図4参照)に設けられた非接触型タグとしてのRFID(radio frequency identification)タグ99a(以下、単にタグとい)に書き込まれたデータを読み取るためのタグリーダ16が設けられている。このため、マルチパーパストレイ14上に用紙3として帳票用紙99を載置すると、その帳票用紙99に設けられたタグ99aからデータを読み取ることができる。
[スキャナユニット17の構成の説明]
スキャナユニット17は、本体ケース2の上部のうち、排紙トレイ36の下面側に配置され、レーザ発光部(図示せず)、回転駆動されるポリゴンミラー20、レンズ21a及び21b、反射鏡22などを備えており、レーザ発光部から発光される画像データに応じたレーザビームを、ポリゴンミラー20、レンズ21a、反射鏡22、レンズ21bの順に通過或いは反射させて、プロセスユニット18における感光体ドラム23の表面上に高速走査にて照射している。
[プロセスユニット18の構成の説明]
プロセスユニット18は、静電潜像坦持体としての感光体ドラム23、スコロトロン型帯電器37、及び、転写ローラ25等を有するドラムカートリッジと、そのドラムカートリッジに着脱自在な現像カートリッジ24とから構成されている。現像カートリッジ24は、トナー収容部26、現像ローラ27、層厚規制ブレード28、トナー供給ローラ29等を備えている。
トナー収容部26には、現像剤として、正帯電性の非磁性1成分の重合トナーが充填されており、そのトナーがトナー供給ローラ29によって現像ローラ27に供給され、この時、トナー供給ローラ29と現像ローラ27との間で正に摩擦帯電され、更に、現像ローラ27上に供給されたトナーは、現像ローラ27の回転に伴って、層厚規制ブレード28の摺擦により一定厚さの薄層として現像ローラ27上に担持される。一方、回転する感光体ドラム23は現像ローラ27と対向して配置され、ドラム本体が接地されると共に、その表面が有機系感光体材料、例えば、ポリカーボネートなどから構成される正帯電性の感光層により形成されている。
このプリンタ1では、転写ローラ25によってトナー像が用紙3に転写された後に感光体ドラム23の表面上に残存する残存トナーを、現像ローラ27によって回収する、いわゆるクリーナレス方式によって残存トナーを回収するようにしている。このようなクリーナレス方式によって感光体ドラム23の表面上の残存トナーを回収すれば、ブレードなどのクリーナ装置や廃トナーの貯留手段を設ける必要がないため、装置構成の簡略化、小型化及びコストの低減化を図ることができる。
スコロトロン型帯電器37は、感光体ドラム23の上方に、感光体ドラム23に接触しないように、所定の間隔を隔てて配設されている。スコロトロン型帯電器37は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光体ドラム23の表面を一様に正極性に帯電させるように構成されている。
そして、感光体ドラム23の表面は、その感光体ドラム23の回転に伴って、先ず、スコロトロン型帯電器37により一様に正帯電された後、スキャナユニット17からのレーザビームの高速走査により露光され、画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ27の回転により、現像ローラ27上に担持されかつ正帯電されているトナーが、感光体ドラム23に対向して接触する時に、感光体ドラム23の表面上に形成される静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光体ドラム23の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給され、選択的に担持されることによって可視像化され、これによってトナー像が達成される。
転写ローラ25は、感光体ドラム23の下方において、この感光体ドラム23に対向するように配置され、前記ドラムカートリッジに図1において時計方向に回転可能に支持されている。この転写ローラ25は、金属製のローラ軸に、イオン導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、転写時には、転写バイアス印加電源から転写バイアス(転写順バイアス)が印加されるように構成されている。そのため、感光体ドラム23の表面上に担持されたトナー像は、用紙3が感光体ドラム23と転写ローラ25との間を通る間に、前述の画像形成位置Pにて用紙3に転写される。
[定着装置19の構成の説明]
定着手段としての定着装置19は、図1に示すように、プロセスユニット18より側方の搬送方向下流側に配設され、1つの加熱ローラ31と、この加熱ローラ31を押圧するように配置された加圧ローラ32と、これらの下流側に設けられる一対の搬送ローラ33とを備えている。加熱ローラ31は、アルミ等の金属製で加熱のためのハロゲンランプ等のヒータを備えており、プロセスユニット18において用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ31と加圧ローラ32との間を通過する間に熱定着させる。その後、用紙3は搬送ローラ33によって、本体ケース2内の後部側の排紙パスにおける搬送ローラ34及び排紙ローラ35により搬送され、その後、排紙トレイ36上に排紙される。
また、加熱ローラ31及び加圧ローラ32と搬送ローラ33,33との間の用紙搬送経路には、前述のタグ99aにデータを書き込み可能なタグライタ38が設けられている。このため、用紙3として帳票用紙99を利用した場合、画像形成後の帳票用紙99のタグ99aに所望のデータを書き込むことができる。
[オプショントレイ41の構成の説明]
フィーダ部4の下方に増設可能に構成されたオプショントレイ41は、その内部構造がフィーダ部4とほぼ同様に構成されている。すなわち、オプショントレイ41は、その底部に着脱可能に装着される増設給紙トレイ46と、一端が増設給紙トレイ46の底面に揺動可能に支持され、バネ48aによって付勢された用紙押圧板48と、用紙押圧板48の他端上方に設けられた給紙ローラ(以下、増設給紙ローラという)52及び分離パッド53とを備えている。分離パッド53は、増設給紙ローラ52に対向状に配設され、摩擦係数の大きい部材からなるパッド53aがバネ53bによって増設給紙ローラ52に向かって押圧されている。
また、フィーダ部4に装着される本体給紙トレイ6には、用紙押圧板8の揺動範囲と前部側の取っ手部6aとの間に、用紙3を鉛直方向に通過させることのできる通路6bが形成されている。更に、その通路6bの下方には、駆動ローラと従動ローラの対からなる一対の搬送ローラ54が配設されている。このため、フィーダ部4の本体給紙トレイ6が正規の位置(本体給紙ローラ12によって用紙3を搬送経路7へ給紙可能な位置)に配設されているとき、オプショントレイ41の増設給紙ローラ52が1枚毎に給紙する用紙3は、一対の搬送ローラ54にて搬送された後、通路6bを通って搬送ローラ11により搬送経路7へ送られる。更に、増設給紙トレイ46の前部側にも、フィーダ部4と同様に取っ手部46aが設けられている。
[プリンタ1の制御系の説明]
次に、プリンタ1の制御系を図3のブロック図を参照しながら説明する。プリンタ1は、図3に示すように、各種演算を実行するCPU(中央演算装置)61と、制御プログラム等を記憶させたROM(読み出し専用メモリ)62と、各種のデータを一時的に記憶させるRAM(随時読み書き可能メモリ)63とを備えている。また、そのCPU61には、電源スイッチが切られても記憶内容が消えないようにされたNVRAM64や、ハードディスク装置(HDD)65も接続され、更に、外部装置としてのパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)70と接続するためのプリンタポートインタフェース(プリンタポートI/F)66、図示しないLANと接続するためのLANインタフェース(LANI/F)67、本体ケース2の表面に設けられた操作キー90及び表示パネル91(図2参照)、前述のタグリーダ16及びタグライタ38、並びに、前述の各給紙ローラ12,15a,52から排紙ローラ35へ到る機構の各種アクチュエータ(以下、画像形成部93と総称する)が接続されている。なお、操作キー90は、図2に示すように、複数の矢印キー,実行キー,キャンセルキー,テンキー等を備えた周知のものである。
図3に戻って、パソコン70も、CPU71,ROM72,RAM73を備え、そのCPU71には、ハードディスク装置(HDD)74、キーボード,マウス等の操作部75,CRT等の表示部76,プリンタ1と接続するためのプリンタポートインタフェース(プリンタポートI/F)77、図示しないLANと接続するためのLANインタフェース(LANI/F)78が接続されている。なお、プリンタ1とパソコン70とは、LANインタフェース67,78を介して接続しても差し支えない。
[帳票印刷処理についての説明]
次に、プリンタ1の制御系で実行される帳票印刷処理について説明する。本実施例で使用される帳票用紙99は、図4(A)に示すように、長方形の用紙の一角近傍にタグ99aが設けられた構造を有している。また、この帳票用紙99には、タグ99aが設けられた側の頂点を原点としてX軸及びY軸が設定され、更に、タグ99aには、プレ印刷フラグ,第1欄フラグ,及び第2欄フラグからなる3つのフラグ(記入済み情報に相当)が設定されている。図5に示すように、印刷前の状態では各フラグが0にリセットされており、以下に説明するように、印刷工程を経る毎に、プレ印刷フラグ,第1欄フラグ,第2欄フラグが順次1にセットされる。また、タグ99aには、後述するレイアウトデータなどが記憶される。
図6〜図7は、CPU61が実行する上記帳票印刷処理を表すフローチャートである。なお、この処理は、マルチパーパストレイ14に何らかの用紙3がセットされると開始される。処理が開始されると、先ず、S1(Sはステップを表す:以下同様)にて、タグ99aに何らかのデータがあるか否かが判断される。マルチパーパストレイ14にセットされた用紙3が帳票用紙99ではない一般の上質紙等であって、タグ99aすらない場合や、何らかのタグが設けられていても前述のフラグの設定がされておらずデータがない場合は(S1:N)、否定判断されて処理はS2へ移行し、パソコン70からデータが受信されるまで待機する(S2:N)。
一方、マルチパーパストレイ14に用紙3として帳票用紙99がセットされている場合は、少なくとも前述のフラグのデータが存在するため、S1にて肯定判断がなされて処理はS3へ移行する。S3では、タグ99aからデータが読み取られ、続くS4にて、プレ印刷フラグが1であるか否かが判断される。図4(A)に示すような未処理の帳票用紙99がセットされた場合は、プレ印刷フラグは0であるため、S4では否定判断されて処理は前述のS2へ移行する。また、マルチパーパストレイ14にセットされた用紙3が、タグは有するものの帳票用紙99ではない場合、プレ印刷フラグは設定すらされていないので、同様にS4にて否定判断されて処理はS2へ移行する。
S2における待機中に、パソコン70からデータが受信されると(S2:Y)、続くS6では、そのデータが帳票用紙99に罫線99b(図4参照)等をプレ印刷するためのプレ印刷データであるか否かが判断される。プレ印刷データでない場合は(S6:N)、処理はS7へ移行し、上記受信されたデータが、プレ印刷後の帳票用紙99に発行者が印刷するための発行者印刷データであるか否かが判断される。上記データが発行者印刷データでもない場合は(S7:N)、そのデータは一般の印刷データであると判断され、S8にて通常通りの印刷が実行されて、処理が終了する。
一方、上記受信されたデータがプレ印刷データであった場合(S6:Y)、マルチパーパストレイ14にセットされている用紙3にタグ99aがあるか否かが判断される(S11)。タグ99aがある場合は(S11:Y)、続いて第1欄フラグが0であるか否かが判断され(S12)、第1欄フラグが0である場合は(S12:Y)、更に第2欄フラグが0であるか否かが判断される(S13)。第2欄フラグも0である場合(S13:Y)、各フラグに基づいて帳票用紙99がプレ印刷前の帳票用紙99であることが確認されたことになり、続くS14では、パソコン70から受信されたプレ印刷データに基づいてレイアウトが計算される。
すなわち、プレ印刷データは、図4(B)に例示する罫線99bやタイトル99cなどの画像に対応する帳票情報と、その印刷位置を表す配置情報とを含んでいる。そこで、S14では、罫線99b等の配置情報に基づいて、図9に示すように、発行者,納入者等が各項目のコンテンツを記入または印刷すべき印刷位置の左上(各印刷位置の原点)のX軸座標,Y軸座標が計算され、より扱い易い配置情報としてのレイアウトデータとされるのである。なお、このようなレイアウトデータは、パソコン70の側で計算してプリンタ1へ送信してもよい。
続くS15では、マルチパーパストレイ14から1枚給紙することにより帳票用紙99に罫線99b等の帳票情報がプロセスユニット18によって印刷され、更にS16にて、印刷後の帳票用紙99のタグ99aに、タグライタ38を介して上記レイアウトデータ及び各項目情報が書き込まれる。更に、続くS17では、タグライタ38を介して書き込みが正常になされたか否かが判断され、正常になされた場合は(S17:Y)、タグライタ38を介して、更にタグ99aのプレ印刷フラグが1にセットされて、処理が終了する。
一方、タグ99aのない一般の用紙3にプレ印刷を行おうとした場合(S11:N)、帳票用紙99に発行者または納入者による印刷が済んだことを示唆する第1欄フラグまたは第2欄フラグが1にセットされていた場合(S12:NまたはS13:N)、或いは、タグ99aへの上記書き込みが正常になされなかった場合は(S17:N)、S19にてパソコン70にエラーが通知されて、処理が終了する。また、マルチパーパストレイ14にセットされた用紙3が、タグは有するものの帳票用紙99ではない場合、第1欄フラグは設定すらされていないので、同様にS12にて否定判断されて処理はS19へ移行する。
上記のようにプレ印刷が終了した帳票用紙99は、発行者に手渡され、発行者も同様のシステムを利用して、自身のコンテンツを帳票用紙99に印刷する。すなわち、プレ印刷済みの帳票用紙99をマルチパーパストレイ14にセットして、パソコン70から発行者印刷データをプリンタ1へ送信する。続いて、このときの処理について説明する。
この場合、プレ印刷済みの帳票用紙99がマルチパーパストレイ14にセットされると、S1にて肯定判断されてS3でタグ99aからデータが読み取られた後、プレ印刷フラグが1であるため(S4:Y)、処理はS20へ移行する。S20では、第1欄フラグが1であるか否かが判断されるが、発行者による印刷がなされていない場合は第1欄フラグは0のままであるため(S20:N)、処理は前述のS2へ移行する。
S2における待機中に発行者印刷データが受信されると、S2:Y,S6:N,S7:Yと順次判断されて、処理はS21へ移行し、タグ99aからデータが読み取られる。続いて、プレ印刷フラグが1か否か(S22)、第1欄フラグが0か否か(S23)が順次判断される。プレ印刷フラグが0の場合は(S22:N)、プレ印刷前の帳票用紙99に発行者印刷をしようとした場合で、第1欄フラグが1の場合は(S23:N)、以下に述べるように発行者印刷が済んだ帳票用紙99に発行者印刷をしようとした場合であるため、いずれの場合もパソコン70にエラーが通知されて、処理が終了する。また、マルチパーパストレイ14にセットされた用紙3が、タグは有するものの帳票用紙99ではない場合、プレ印刷フラグは設定すらされていないので、同様にS22にて否定判断されて処理はS24へ移行する。
一方、プレ印刷フラグが1で(S22:Y)、第1欄フラグが0の場合は(S23:Y)、S26にて、パソコン70から受信された各項目のデータ(コンテンツ情報)に対応する画像が、第1欄(すなわち、発行者に対応する欄で、図4(B)の上段の欄)に配列される。なお、この処理は、RAM63に設けられた帳票用紙99に対応するイメージバッファ上に、前述のレイアウトデータに基づいて各項目に対応する画像を貼り付けることによって行われる。
続くS27では、上記各コンテンツが帳票用紙99の第1欄に印刷され、続くS28にて、タグ99aの第1欄フラグが1にセットされると共に、上記コンテンツの印刷データがタグに書き込まれて、処理が終了する。
次に、このような発行者印刷が終了した帳票用紙99が納入者に手渡されると、納入者は、次のようにして自身のコンテンツを印刷(納入者印刷)することができる。すなわち、上記発行者印刷済みの帳票用紙99を、納入者が自身のプリンタ1のマルチパーパストレイ14にセットすると、S1にて肯定判断されてS3でタグ99aからデータが読み取られた後、プレ印刷フラグ,第1欄フラグが共に1であるため、S4,S20にて共に肯定判断されて処理はS31へ移行する。
S31では、第2欄フラグが0であるか否かが判断される。第2欄フラグが1の場合は(S31:N)、マルチパーパストレイ14にセットされた帳票用紙99が以下に述べるように納入者印刷が済んだものであるため、プリンタ1の表示パネル91にエラー表示がなされて(S33)、処理が終了する。
一方、第2欄フラグが0である場合は(S31:Y)、S35にて表示パネル91に入力項目が表示される。例えば、図4(B)の帳票用紙99の例では、「納入日を入力して下さい」などのコメントが表示パネル91に表示される。なお、入力項目(コメント)の表示は、タグ99aから読み出された項目情報に基づいて行われる。続くS36では、キー入力があるまで待機し(S36:N)、上記コメントに対して操作キー90のテンキー等による入力があると(S36:Y)、S37にて入力値がRAM63に記憶され、続いて、第2欄の全項目に入力が終了したか否かがS38にて判断される。未入力の項目がある場合は(S38:N)、S35へ移行して同様の処理が繰り返され、全項目の入力が終了すると(S38:Y)、処理はS41へ移行する。S41〜S43では、S26〜S28と同様に、入力された各項目のデータ(コンテンツ情報)に対応する画像が第2欄に配列され(S41)、その各コンテンツが帳票用紙99の第2欄にプロセスユニット81によって印刷され(S42)、タグ99aの第2欄フラグが1にセットされると共に、上記コンテンツの印刷データがタグ99aに書き込まれて(S43)、処理が終了する。
なお、S41の処理は、RAM63に設けられた帳票用紙99に対応するイメージバッファ上に、前述のレイアウトデータに基づいて各項目に対応する画像を貼り付けることによって行われる。
以上説明したように、本実施例では、タグ99aに書き込まれた上記レイアウトデータに基づいて、各記入者(発行者または納入者)が自身のコンテンツ情報に基づく画像を、自動的にそれぞれ適宜の位置に形成することができる。しかも、納入者は、パソコン70の助けを借りることなくプリンタ1の操作キー90から直接コンテンツを入力することができる。従って、パーソナルコンピュータの取扱に不慣れな納入者であっても、容易にコンテンツを印刷することができる。
また、コンテンツ情報はタグ99aにも書き込まれるので、帳票用紙99が万一汚損した場合でも、画像を容易に再現することができる。更に、本実施例では、上記各フラグを活用することにより、プレ印刷,発行者印刷,納入者印刷の順とは異なる順序で印刷がなされるのを抑制することができる。例えば、プレ印刷が終了していなければ発行者印刷(S27),納入者印刷(S42)が実行できず(S4,S22参照)、発行者印刷が終了していなければ納入者印刷が実行できない(S20参照)。また、プレ印刷と発行者印刷とではパソコン70から送信されるデータが異なり(例えば、発行者印刷データには発行者コードが含まれる)、納入者印刷は操作キー90からコンテンツを直接入力することによってなされるので、発行者印刷データがプレ印刷データとして処理されたり、納入者のコンテンツが発行者のコンテンツとして印刷されたりするのも抑制することができる。
なお、上記実施の形態において、タグリーダ16及びS3,S21の処理が読み取り手段に、RAM63のイメージバッファがページ記憶手段に、S26,S41の処理が配置制御手段に、上記イメージバッファ,各給紙ローラ12,15a,52から排紙ローラ35へ到る機構,及びS15,S26,S27,S41,S42の処理が画像形成手段に、S28,S43の処理が書き込み手段に、操作キー90が入力手段に、S20,S22の処理が禁止手段に、それぞれ相当する。また、プリンタ1及びパソコン70が画像形成システムに相当し、S3,S21の処理が読み取り処理に、S15,S26,S27,S41,S42の処理が画像形成処理に、それぞれ相当する。
[本発明の他の実施の形態]
また、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。例えば、帳票用紙99への印刷(S15,S27,S42)と、タグ99aへの書き込み(S16,S28,S43)とは、順序が逆であってもよい。また、納入者印刷のデータもパソコン70から送ってもよく、逆に、発行者印刷のデータも操作キー90から入力可能にしてもよい。但し、後者の場合、操作キー90から入力されるデータが発行者印刷のデータなのか納入者印刷のデータなのかを指定するために、操作キー90に何らかの指定手段(既存のボタンを利用してもよい)を設定するのが望ましい。
更に、本発明は、発行者及び納入者によって印刷がなされる帳票に限らず、例えば、契約者,被契約者,及び取扱金融機関による印刷がなされる帳票など、種々の帳票に適用することができる。また更に、タグ99aは、帳票用紙99の右端にあっても左端にあってもよく、帳票用紙99のどの位置に設けられてもよい。
また、図10に示すように、タグリーダ16はレジストローラ9の手前に設けてもよい。この場合、本体給紙トレイ6または増設給紙トレイ46から給紙された帳票用紙99からもタグ99aのデータを読み取ることができるので、多量の帳票用紙99を処理する際の利便性が向上する。これに対して、図1に示した前述の実施例のようにマルチパーパストレイ14にタグリーダ16を設けた場合、マルチパーパストレイ14を開けることによりタグリーダ16とタグライタ38との間隔を確保することができ、タグ99aとの通信時における混信を一層良好に抑制することができる。
更に、本発明は、ページプリンタに限らずシリアルプリンタに適用することもでき、更に、ファクシミリ装置,コピー機,インクジェットプリンタ,ドットインパクトプリンタ等の、各種画像形成装置に適用することもできる。特に、本発明をドットインパクトプリンタに適用した場合は、裏カーボン用紙を用いて複数枚の帳票に同時に記入可能に構成されたいわゆる複写帳票も処理することができる。
本発明が適用されたプリンタの構成を表す概略断面図である。 そのプリンタの外観を表す斜視図である。 そのプリンタの制御系の構成を表すブロック図である。 そのプリンタで使用される帳票用紙の構成を例示する平面図である。 その帳票用紙のタグに設定されるフラグの変化を表す説明図である。 上記制御系で実行される帳票印刷処理を表すフローチャートである。 その帳票印刷処理の続きを表すフローチャートである。 その帳票印刷処理の更に続きを表すフローチャートである。 配置情報に基づいて計算されるレイアウトデータを例示する説明図である。 本発明が適用されたプリンタの他の形態の構成を表す概略断面図である。
符号の説明
1…プリンタ 6…本体給紙トレイ 12…本体給紙ローラ
14…マルチパーパストレイ 15a…マルチパーパス側給紙ローラ
16…タグリーダ 17…スキャナユニット 18…プロセスユニット
19…定着装置 23…感光体ドラム 24…現像カートリッジ
25…転写ローラ 38…タグライタ 46…増設給紙トレイ
52…増設給紙ローラ 70…パソコン 75…操作部
76…表示部 90…操作キー 91…表示パネル
93…画像形成部 99…帳票用紙 99a…RFIDタグ
99b…罫線 99c…タイトル

Claims (8)

  1. 被記録媒体に設けられた非接触型タグから情報を読み取る読み取り手段と、
    上記非接触型タグを備えた被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    を備えた画像形成装置であって、
    上記読み取り手段により読み取られた情報に、複数の記入者に対して個々に設定された配置情報が含まれる場合、上記画像形成手段が、各記入者に対応するコンテンツ情報に基づく画像を、各記入者に対応する配置情報に基づいた位置に形成することを特徴とする画像形成装置。
  2. 上記画像形成手段は、
    少なくとも1ページに対応するデータを記憶するページ記憶手段と、
    上記各記入者に対応するコンテンツ情報に基づく画像を、各記入者に対応する配置情報に基づいて上記ページ記憶手段に記憶されたデータ上に配置する配置制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 上記画像形成手段が形成する画像に対応するコンテンツ情報を、その画像が形成される被記録媒体に設けられた上記非接触型タグに書き込む書き込み手段を、
    更に備えたことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 上記画像形成手段によって上記位置に形成されるべき画像に対応するコンテンツ情報を入力可能な入力手段を、
    更に備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 上記非接触型タグが、上記被記録媒体にどの記入者による画像形成が完了しているかを表す記入済み情報を記憶し、
    上記記入者に順序が設定され、上記読み取り手段に読み取られた上記記入済み情報が、自身よりも先に画像形成すべき記入者による画像形成が完了していないことを示す場合、上記画像形成手段による画像の形成を禁止する禁止手段を、
    更に備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 非接触型タグを備えた被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、上記被記録媒体に設けられた非接触型タグに情報を書き込む書き込み手段と、を備えた画像形成装置と、
    該画像形成装置に、上記被記録媒体に形成すべき画像の情報と、上記非接触型タグに書き込むべき情報とを送信する外部装置と、
    を備えた画像形成システムであって、
    上記外部装置は、帳票をプレ印刷するための画像の帳票情報と、複数の記入者に対して個々に設定された配置情報とを送信し、
    上記画像形成手段は、上記帳票情報に基づいて上記帳票を上記被記録媒体にプレ印刷し、上記書き込み手段は上記配置情報を上記非接触型タグに書き込むことを特徴とする画像形成システム。
  7. 被記録媒体に設けられた非接触型タグから情報を読み取る読み取り処理と、
    上記非接触型タグを備えた被記録媒体に画像を形成する画像形成処理と、
    を備えた画像形成方法であって、
    上記読み取り処理により読み取られた情報に、複数の記入者に対して個々に設定された配置情報が含まれる場合、上記画像形成処理では、各記入者に対応するコンテンツ情報に基づく画像を、各記入者に対応する配置情報に基づいた位置に形成することを特徴とする画像形成方法。
  8. 非接触型タグが設けられた被記録媒体であって、
    上記非接触型タグに、複数の記入者に対して個々に設定された配置情報が書き込まれたことを特徴とする被記録媒体。
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