JP2007141988A - Shield case, and radio frequency device using same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、高周波信号をシールドするシールドケースとこれを用いた高周波機器に関するものである。 The present invention relates to a shield case that shields a high-frequency signal and a high-frequency device using the same.
以下、従来のシールドケースについて図面を用いて説明する。図7は従来のシールドケースを用いた高周波機器1の断面図である。図7において、従来の高周波機器1は、枠体2内に基板3が設けられ、この基板3上に高周波回路が形成されている。なお枠体2の上下には開放部4を有し、この開放部4を覆うようにカバー5が装着されている。
Hereinafter, a conventional shield case will be described with reference to the drawings. FIG. 7 is a cross-sectional view of a high-frequency device 1 using a conventional shield case. In FIG. 7, the conventional high-frequency device 1 is provided with a substrate 3 in a
このカバー5には、開放部4を覆う天面部6と、この天面部6の外周に設けられた舌片7を有している。この舌片7には係合部8を有し、この係合部8が、枠体2と係合することでカバー5が枠体2に装着固定される。
The cover 5 has a top surface portion 6 that covers the
枠体2の側面には複数の端子9が並んで設けられた端子板10が固定されている。そして、これらの端子9は、折り曲げられている。そしてこのような従来の高周波機器1において、端子9と枠体2の外周面との間には4mmの間隔を設けている。
A
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば特許文献1が知られている。
このような従来のシールドケースを用いた高周波機器では、枠体2と端子9との間の距離は4mm以上必要であった。これは枠体2と端子9との間に、舌片7が枠体2より突出することによる距離と、端子9の折り曲げを行う際に枠体2と端子9との間へ折り曲げ金型を入れるための距離が必要となるためである。つまり、枠体2と端子9との間の距離を大きくすることが必要となる。これにより、高周波機器はサイズが大きくなり、マザー基板へ装着する場合にマザー基板の中の占有面積が大きくなるという課題を有していた。
In such a conventional high-frequency device using a shield case, the distance between the
そこで本発明は、この問題を解決したもので、端子と枠体外周との間の隙間を小さくし、小型の高周波機器を提供することを目的としたものである。 Therefore, the present invention solves this problem, and aims to provide a small high-frequency device by reducing the gap between the terminal and the outer periphery of the frame body.
この目的を達成するために本発明のシールドケースは、少なくとも一方面が開放された金属製の枠体と、この枠体の開放側を覆う金属製のカバーと、このカバーの外周に設けられた舌片と、この舌片の係合部が係合されるとともに、前記枠体の側面に形成された係止部とを備え、前記枠体の外周には凹部を設けるとともに、前記係止部は前記凹部外周面に設けられたものである。これにより所期の目的を達成できる。 In order to achieve this object, the shield case of the present invention is provided with a metal frame that is open at least on one side, a metal cover that covers the open side of the frame, and an outer periphery of the cover. The tongue piece is engaged with the engaging portion of the tongue piece, and includes a locking portion formed on a side surface of the frame body. A recess is provided on the outer periphery of the frame body, and the locking portion Is provided on the outer peripheral surface of the recess. This achieves the intended purpose.
以上のように本発明によれば、少なくとも一方面が開放された金属製の枠体と、この枠体の開放側を覆う金属製のカバーと、このカバーの外周に設けられた舌片と、この舌片の係合部が係合されるとともに、前記枠体の側面に形成された係止部とを備え、前記枠体の外周には凹部を設けるとともに、前記係止部は前記凹部外周面に設けられたものであり、これにより係合部が係止される舌片が、凹部に係合されるので、カバーの舌片が枠体外周より突出し難くなる。従って、枠体外周と端子との間の隙間を小さくできるので、小型の高周波機器を実現できる。 As described above, according to the present invention, at least one surface of the metal frame, the metal cover that covers the open side of the frame, the tongue provided on the outer periphery of the cover, The engaging portion of the tongue piece is engaged and a locking portion formed on a side surface of the frame body. A recess is provided on the outer periphery of the frame body, and the locking portion is an outer periphery of the recess. Since the tongue piece that is provided on the surface and engages with the engaging portion is engaged with the concave portion, the tongue piece of the cover hardly protrudes from the outer periphery of the frame body. Accordingly, the gap between the outer periphery of the frame and the terminal can be reduced, so that a small high-frequency device can be realized.
以下、本実施の形態におけるシールドケースを用いた高周波機器21について図面を用いて説明する。図1は、本実施の形態における高周波機器21の要部断面図であり、図2は同高周波機器21における表カバー装着前の上面図であり、図3は同高周波機器21における枠体22の横側面図であり、図4は同高周波機器21の横側面図である。図1から図4において、本実施の形態における高周波機器21は、金属製の枠体22内に基板23が嵌合され、この基板23上に空芯コイル24やIC25などによる高周波回路が形成される。ここで、枠体22には仕切り板が一体に形成され、高周波回路の回路ブロック間の遮蔽を行っている。なお、空芯コイル24は基板23の表面側23aに装着され、IC25は基板23の裏面側23bに装着される。なおこの枠体22の裏面側22aと表面側22bとは共に開放されている。
Hereinafter, the high-
次に図3に示すように、枠体22の横側面の裏面側22aには切欠き部26(図3、図4に示す)が形成される。そして基板23には、この切欠きから突出する突出部27が形成される。そしてこの突出部27の表面側23aには、樹脂製の端子台28が搭載される。この端子台28の一方には端子29が複数本一列に並んで設けられる。この端子29は端子台28を直線的に貫通し、端子台28の他方側から突出することで挿入端子29aが形成される。そしてこの挿入端子29aを基板23に挿入することで、端子29は基板23に垂直な方向に立った状態で装着されることとなる。なお、これらの挿入端子29aは、突出部27に設けられた孔(図示せず)に挿入されて、裏面側ではんだ付けされることで基板23に接続固定される。
Next, as shown in FIG. 3, a cutout portion 26 (shown in FIGS. 3 and 4) is formed on the
さらに枠体22横側面の裏面側22aには、切欠き部26から枠体22の裏面側22aの方向へ突出し、基板23に設けられた孔(図示せず)を貫通する裏側凹部30が形成される。なお、この裏側凹部30は、切欠き部26の端部より内方へ折り曲げることで、枠体22の外周面より凹んで形成される。なお、本実施の形態では、裏側凹部30の幅は約3mmであり、この裏側凹部30は、枠体22の横側面に2箇所設けている。そしてこのように裏面側22aに切欠き部26を設けることで、IC25から発生した熱をこの切欠き部26より放熱することができ、IC25の発熱による発振回路などの発振周波数の変動を小さくできる。
Further, on the
一方枠体22の横側面の表面側22bには、内方へ折り曲げることで、枠体22外周面より凹んで形成された表側凹部31が形成される。そして表側凹部31の両側端部には、枠体22との間にスリット32(図3に示す)を設けることで、表側凹部31と枠体22との間を分離している。本実施の形態では、幅が約8mmの表側凹部31を側面側に2箇所設けている。なお、本実施の形態において表側凹部31や裏側凹部30と枠体22外周面との間隔33(凹部の深さ)は、共に1mmとしている。そして、表側凹部31と裏側凹部30との外面側には、係止突起34(係止部の一例として用いた)が設けられている。本実施の形態において、係止突起の突起高さは約0.15mmとしている。
On the other hand, the front side
このような枠体22には、枠体22の表面側22bの開口部を覆うために金属製の表カバー35が装着され、一方裏側の開口部を覆うために金属製の裏カバー36が装着される。これら表カバー35と裏カバー36のそれぞれには、開口部を覆う天面37と、この天面37の外周縁から折り曲げて形成された舌片38とを有している。そしてこの舌片38の先端には、枠体22の外周に設けられた係止突起34と係合する係合部39を有している。そして、係合部39と係止突起34とが係合されることで、表カバー35や裏カバー36が枠体22に装着固定される。
A
なお、表側凹部31に嵌合される舌片38の幅は、表側凹部31の幅より大きく、かつスリット32外側間の距離32a(図3に示す)よりも小さくしている。本実施の形態においてスリット32はそれぞれ1mmであり、舌片38の幅は表側凹部31の幅より1mm大きくしている。これにより、スリット32外端部と舌片38の側端部との間は、0.5mmの隙間を有することとなるので、表カバー35の挿入性を損なうことがない。また隙間を0.5mmと小さくしているので、高周波機器21の外部から空芯コイル24へ飛び込む外来ノイズなどによる妨害が発生しにくくなる。
In addition, the width of the
ここで、表カバー35や裏カバー36を枠体22に装着し易くするために、係合部39の先端には、凹部外面に対して外側方向へ広がる傾斜を設ける。そして、傾斜部分を設けることで、枠体22と端子29との隙間40が大きくなることを防ぐために、枠体22の外周面に表側凹部31や裏側凹部30を設ける。そして、これらに係合する表、裏カバー35,36における係合部39の先端が枠体22の外周面より突出しないようにしている。これにより、表、裏カバー35,36における係合部39の先端が枠体22の外周面より突出しないので、枠体22の外周面と端子29との間の隙間40を小さくでき、小型な高周波機器21を実現できる。なお、本実施の形態では枠体22の外周面と端子29との間の隙間40として1mmを実現している。
Here, in order to make it easier to attach the
図5は本実施の形態における表カバー35の断面図である。図5において、本実施の形態における表カバー35や裏カバー36における係合部39間の寸法51は、32.8mmとしている。一方枠体22の外周寸法51は、33.8mmであり、係止突起34の突起寸法が0.15mmである。従って、表カバー35や裏カバー36を枠体22に装着するときに舌片38は、0.65mm拡げられることとなる。
FIG. 5 is a cross-sectional view of the
つまり、表カバー35や裏カバー36を枠体22に装着するときに、舌片38と天面37との間の折り曲げ部分に応力が集中し、この折り曲げ部分は塑性変形を起こしてしまう。そこで本実施の形態においては、表側凹部31と裏側凹部30の両側端部を枠体22に対し分離し、開放側の反対側で連結している。そしてこのように舌片38を枠体22から分離することで、表側凹部31や裏側凹部30は弾性を有することとなる。従って、このような表側凹部31や裏側凹部30に対して舌片38を係合させれば、裏カバー36や表カバー35を装着する場合に舌片38の拡がりが小さくでき、舌片38の塑性変形量を小さくできる。従って、カバーを挿入する場合に表側凹部31や裏側凹部30間が内側に弾性変形することにより、表カバー35や裏カバー36が装着し易くなる。なお裏側凹部30は、このために、基板とは半田接続が行われていない。
That is, when the
そして、このように舌片38と天面37との間の折り曲げ部分への応力集中が小さくできるので、舌片38の長さ(あるいは枠体端部から係止突起までの距離)を小さくしても、表カバー35や裏カバー36装着時の舌片の変形は小さくできる。従って、舌片38の長さを短くできることとなり、さらに舌片38は枠体22の外周面より突出しにくくできる。なお本実施の形態における舌片38の長さは5.4mmであり、枠体22への装着後において舌片38の弾性を十分に維持することができる。
Since the stress concentration on the bent portion between the
また、舌片38の塑性変形が小さくなるので、例え修理などのために表カバー35や裏カバー36を外した場合でも、表カバー35や裏カバー36をリサイクルし易くなる。また、表カバー35や裏カバー36を枠体22に確りと装着できることとなるので、シールド性が良好となる。
Further, since the plastic deformation of the
図6(a)は、本実施の形態における高周波機器21がマザー基板61に伏せて搭載された状態の側面図であり、図6(b)は、同高周波機器21がマザー基板61へ立てて装着された状態の側面図である。そして図6(a)に示すように伏せて装着する場合においては、マザー基板61における高周波機器21の占有面積を小さくでき、結果としてマザー基板61を小型化することもできることとなる。
FIG. 6A is a side view of the state in which the high-
また、基板23には突出部27が設けられているので、この突出部27にも電子部品を実装することが可能となる。従って、基板23の面積を有効に利用することが可能となるので、高周波機器21を小型化できる。そしてこれにより、図6(b)に示したように高周波機器21をマザー基板61へ立てて装着する場合には、マザー基板61上の高さを低くできるという効果を有している。
Further, since the
さらに、端子29は端子台28を直線的に貫通しているので、折り曲げ加工などを行う必要はなく、基板23へ挿入すれば容易に基板23に対して略垂直となる。これにより、端子29の位置精度が良好になり、端子29と枠体22外周とが接触し難くなる。従って、端子29と枠体22外周との間の隙間40を小さくできるので、高周波機器21を小型化できる。
Further, since the terminal 29 penetrates the
ここで枠体22の縦側面には、21mmの間隔で2本のF接栓62がかしめ固定される。一方は、入力用のF接栓62であり、アンテナケーブルが接続され、アンテナに入力された高周波信号が入力される。そして他方は、分配出力用のF接栓62であり、入力された高周波信号が高周波機器21内で分配されて出力される。そして、枠体22において2本のF接栓62の中心近傍には取付け部63が設けられている。この取付け部63には、丸型の突起部64とこの突起部64の中央に設けられたねじ孔65とを有し、この突起部64と枠体22との間は細幅連結部66で連結されている。この細幅連結部66は突起部64に対して互いに反対方向となる位置に2箇所設けられている。そしてF接栓62の中心と突起部64中心と細幅連結部66の幅方向の中心とが一直線に並ぶ。なお本実施の形態において、突起部64の直径は約5.4mmとし、細幅連結部66の幅は2mmとしている。そしてねじ孔65には、バーリングが設けられ、このバーリング孔にはM3ねじが加工される。
Here, two F plugs 62 are caulked and fixed to the vertical side surface of the
ここでF接栓62の根元部の直径が11.5mmであり、枠体22の高さが12mmであるので、F接栓62に対応する位置には舌片を設けることができない。そこで、F接栓62側における接栓側舌片67はF接栓62の間となる位置に設けている。そして接栓側舌片67には、突起部64に対応する位置に逃がし部68が設けられ、この逃がし部68の両側には、細幅連結部66の位置に対応して係合部39が設けられる。これによって、F接栓62の配置面側を確りとシールドすることができる。またこのようにすることで、2個のF接栓62間の距離を小さくできるので、小型の高周波機器21を実現できる。
Here, since the diameter of the base portion of the
本発明にかかるシールドケースは、小型の高周波機器を実現できるという効果を有し、電子チューナなどシールドが必要な電子機器等に用いるシールドケースとして有用である。 The shield case according to the present invention has an effect that a small high-frequency device can be realized, and is useful as a shield case used for an electronic device such as an electronic tuner that requires a shield.
22 枠体
30 裏側凹部
31 表側凹部
34 係止突起
35 表カバー
36 裏カバー
38 舌片
39 係合部
22
Claims (7)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005331064A JP2007141988A (en) | 2005-11-16 | 2005-11-16 | Shield case, and radio frequency device using same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005331064A JP2007141988A (en) | 2005-11-16 | 2005-11-16 | Shield case, and radio frequency device using same |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007141988A true JP2007141988A (en) | 2007-06-07 |
Family
ID=38204533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005331064A Pending JP2007141988A (en) | 2005-11-16 | 2005-11-16 | Shield case, and radio frequency device using same |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007141988A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016077683A1 (en) * | 2014-11-14 | 2016-05-19 | Laird Technologies, Inc. | Solderable two piece board level shields |
-
2005
- 2005-11-16 JP JP2005331064A patent/JP2007141988A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2016077683A1 (en) * | 2014-11-14 | 2016-05-19 | Laird Technologies, Inc. | Solderable two piece board level shields |
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