JP2007141630A - 通電用インシュロック - Google Patents

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Mitsuki Takahashi
光樹 高橋
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Abstract

【課題】複数の電線を通電させるために、通電部分を別途に設ける必要がなく、さらには、通電のための施工作業が別途に必要でなく、安定した通電構造を得られる通電用インシュロックを提供する。
【解決手段】インシュロックに、複数の結束された電線15を通電させる金属部17を備える。この金属部17は、電線15の被服15Aを貫通するに十分なほど先端が鋭利な突起19を形成する。この突起19は、円錐形状を有する。突起19の先端が、電線15の被服15Aを貫通し、電線15内部の金属に食い込んで、通電を行う。
【選択図】図1

Description

この発明は、電線を結束できるインシュロックの構造に関する。
インシュロックは、ベルト体を、ベルト体の端部に形成される挿通孔に通してループ状にし、このループ状の部分で電線などを結束できる。このインシュロックを用いて、電気的な接続を行う技術が下記の特許文献1に記載される。
特開平8−287979
しかしながら、特許文献1はインシュロックのベルト体によって、通電部分を上から押さえて固定するものであり、インシュロックには通電の機能はない。このため、通電部分は別途に設ける必要があり、通電部分を施工するための施工作業が別途に必要になる。
この発明は、以上の問題点を解決するために、通電部分を別途に設ける必要がなく、さらには、通電のための施工作業が別途に必要でなく、安定した通電構造を得られる通電用インシュロックを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、第一発明は、ベース部と、このベース部から延設される可撓性のベルト体と、このベルト体に所定ピッチで形成される複数の係止突起と、前記ベース部に形成されて前記ベルト体の先端が挿通される挿通孔と、この挿通孔の内部又は縁部に形成されて前記係止突起が係止する係止部と、を有することで、前記ベルト体を前記挿通孔に通してループ状にし電線を結束できるインシュロックにおいて、前記ベース部に、複数の前記結束された電線を通電させる金属部を備えたことを特徴とする通電用インシュロックである。
第二発明は、さらに、前記金属部は、電線の被服を貫通するに十分なほど先端が鋭利な突起を形成することを特徴とする通電用インシュロックである。
第三発明は、さらに、前記突起は、円錐、または多角錐であることを特徴とする通電用インシュロックである。
第一発明によれば、複数の電線の通電部分を露出させ、この露出部分に、ベース部の金属部を接触させた状態で、ベルト体による結束を行えば、通電部分を別途に設けなくても、安定した通電構造を得られる。
第二発明によれば、複数の電線をそのままの状態で、ベルト体による結束を行えば、金属部の突起が強く電線に押圧され、この突起が電線の被服を貫通するので、通電部分を別途に設けなくても、さらには、通電部分を露出させるなどの通電のための施工作業を行わなくても、安定した通電構造を得られる。
この発明の実施形態を、図1及び図2に示す。
樹脂製のベース部1は略立方体形状をなし、このベース部1の上面3の端から一体的に可撓性のベルト体5が延設される。このベルト体5の片面7、すなわちベース部1に対抗する面には、所定ピッチで複数の係止突起9が、波状に形成される。各係止突起9の断面は、垂直面を有する直角三角形である。
ベース部1の上面3には、前記ベルト体5が延設される端とは反対側の端に、このベルト体5の先端が挿通される挿通孔11が形成される。この挿通孔11の内部には、挿通孔11の内壁に沿ってベルト体5の係止突起9が係止する係止部13が、複数形成される。この複数の係止部13は、ベルト体5の係止突起9の波状とは、反対向きの形状を有する波状となっている。
これにより、ベルト体5に引き抜く力がかかったときに、両波状の部分は、垂直面でしっかり係止する。のみならず、ベルト体5が挿通される方向に力がかかったときは、波状の直角三角形の斜辺に相当する斜面で、両波状の部分は滑り、容易に挿通がなされる。
ベルト体5は挿通孔11に挿通されることでループ状になり、このループ状の部分で、電線15を強く結束できる。
そして、ベース部1の上面3には、導電性を有する金属部17により複数の突起19が形成される。各突起19は、円錐の形状を有し、電線15のビニールなどの被服15Aを貫通するに十分なほど先端が鋭利に形成される。また、各突起19は、金属部17の板状部分21の上に形成され、よって底部の部分が連続しているので、互いに通電する。
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、複数の電線15、通常は2本の電線15を、被服15Aで覆われた通常のままの状態で、ループ状のベルト体5に通し、ベルト体5の先端を挿通孔11の反対側から引っ張れば、ベルト体5により2本の電線15は強く結束され、同時に、金属部17の突起19が強く電線15に押圧される。この押圧により、突起19が電線15の被服15Aを貫通するので、電線15の内部の金属15Bに強く接触する。また、この強い接触は、ベルト体5により耐久性を有して、維持される。
電線15の金属15Bは、銅製であること、あるいは細線の束であること、などから柔らかな性質を有するので、鋭利な突起19は、この電線15の金属15Bにまで容易に貫通し、食い込んで、しっかり電通を確保する。
このため、通電部分を別途に設けなくてもよい。さらには、通電部分を露出させるなどの通電のための施工作業を行わなくてもよい。そして、インシュロックの耐久性により、安定した通電構造を得られる。
「他の実施形態」
以上の実施形態では、 金属部分の突起19は、円錐形状であったが、他の実施形態では、他の形状、たとえば多角錐であっても良い。貫通性を高めるために、針状にすることも可能である。
以上の実施形態では、通電を行う金属部17は、電線15の被服15Aを貫通するに十分なほど先端が鋭利な突起19を形成するものであったが、他の実施形態では、貫通する突起19を形成せず、複数の電線15の通電部分を露出させ、この露出部分に、ベース部1の金属部17を接触させた状態で、ベルト体5による結束を行うこともできる。この場合には、貫通はないので、通電部分を露出させるなどの作業は必要であるが、通電部分を別途に設けなくても良いという効果を得られる。また、インシュロックの耐久性により、安定した通電構造を得られる。
この発明の一実施形態を示す斜視図である。 図1の縦断面図である
符号の説明
1…ベース部、3…上面、5…ベルト体、7…片面、9…係止突起、11…挿通孔、13…係止部、15…電線、17…金属部、19…突起、21…板状部分。

Claims (3)

  1. ベース部と、このベース部から延設される可撓性のベルト体と、このベルト体に所定ピッチで形成される複数の係止突起と、前記ベース部に形成されて前記ベルト体の先端が挿通される挿通孔と、この挿通孔の内部又は縁部に形成されて前記係止突起が係止する係止部と、を有することで、前記ベルト体を前記挿通孔に通してループ状にし電線を結束できるインシュロックにおいて、前記ベース部に、複数の前記結束された電線を通電させる金属部を備えたことを特徴とする通電用インシュロック。
  2. 前記金属部は、電線の被服を貫通するに十分なほど先端が鋭利な突起を形成することを特徴とする請求項1に記載の通電用インシュロック。
  3. 前記突起は、円錐、または多角錐であることを特徴とする請求項2に記載の通電用インシュロック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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