JP2007133820A - プログラム開発支援装置およびプログラム開発支援方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】プログラム作成者が多数のルールを学ぶ負担を少なくすることが可能なプログラム開発支援装置およびプログラム開発支援方法を提供する。
【解決手段】統合I/F部2cは、入力部3にて受け付けられたプログラム内の所定形式の実行指示を、入力部3が受け付けた指定情報にて指定された特定のソフトウェアに対応する形式に変換し、その特定のソフトウェアを実行している処理部に、その変換された実行指示に基づく特定の処理を実行させる。
【選択図】図1
【解決手段】統合I/F部2cは、入力部3にて受け付けられたプログラム内の所定形式の実行指示を、入力部3が受け付けた指定情報にて指定された特定のソフトウェアに対応する形式に変換し、その特定のソフトウェアを実行している処理部に、その変換された実行指示に基づく特定の処理を実行させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、プログラム開発支援装置およびプログラム開発支援方法に関し、特には、プログラム作成者の負担を軽減することが可能なプログラム開発支援装置およびプログラム開発支援方法に関する。
コンピュータ分野では、複数種類のプラットフォーム(例えば、OS)が存在する。
プログラムは、自己に対応するプラットフォーム上でしか動作しない。このため、従来、プログラム作成者は、複数のプラットフォームに対応したソフトウェアまたはソフトウェア部品を作成する場合、プラットフォーム別に、ソフトウェアまたはソフトウェア部品を作成していた。
また、複数種類のライブラリおよびミドルウェアも存在する。プログラムは、自己に対応するライブラリおよびミドルウェア上でしか動作しない。よって、従来、プログラム作成者は、プラットフォームが同じでも、ライブラリまたはミドルウェアが異なる場合、ライブラリとミドルウェアとの組合せごとに、ソフトウェアまたはソフトウェア部品を作成していた。
なお、特許文献1(特開平2−272627号公報)には、いろいろな言語で記載されたプログラムで、共通のライブラリを呼び出すことが可能なコンピュータシステムが記載されている。
特開平2−272627号公報
プログラム作成者は、複数種類のプラットフォーム、複数種類のライブラリ、および、複数種類のミドルウェアのそれぞれに対応するソフトウェアを、別々に作成しなければならない。
このため、プログラム作成者は、複数種類のプラットフォーム、複数種類のライブラリ、および、複数種類のミドルウェアの使い方(ルール)を習得しなければならない。
また、特許文献1に記載のコンピュータシステムでは、共通のライブラリ、換言すると、特定のライブラリしか使用できない。このため、プログラム作成者は、その特定のライブラリと異なる所定のライブラリに対応するプログラムを作成する場合、その所定のライブラリの使い方(ルール)を習得しなければならない。
プログラムを開発するために多数のルールを学ぶことは、プログラム作成者にとって大きな負担である。
本発明の目的は、プログラム作成者が多数のルールを学ぶ負担を少なくすることが可能なプログラム開発支援装置およびプログラム開発支援方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明のプログラム開発支援装置は、特定のソフトウェアに対応するプログラムの開発を支援するプログラム開発支援装置であって、特定の処理を実行させる旨の実行指示に基づいて該特定の処理を実行し、かつ、該実行指示の形式が互いに異なる複数のソフトウェアを格納する格納部と、前記複数のソフトウェアのいずれかを前記特定のソフトウェアとして指定する指定情報と、所定形式の前記実行指示を含むプログラムと、を受け付ける入力部と、前記指定情報にて指定された特定のソフトウェアを実行する処理部と、前記入力部が受け付けたプログラムを実行するプログラム実行部と、前記プログラム実行部が実行するプログラムに含まれる前記所定形式の実行指示を、前記指定情報にて指定された特定のソフトウェアに対応する形式の実行指示に変換し、前記処理部に、該変換された実行指示に基づく前記特定の処理を実行させ、該処理部の処理結果を所定形式に変換して前記プログラム実行部に戻す統合インタフェース部とを含む。
また、本発明のプログラム開発支援方法は、特定の処理を実行させる旨の実行指示に基づいて該特定の処理を実行し、かつ、該実行指示の形式が互いに異なる複数のソフトウェアを格納し、特定のソフトウェアに対応するプログラムの開発を支援するプログラム開発支援装置が行うプログラム開発支援方法であって、前記複数のソフトウェアのいずれかを前記特定のソフトウェアとして指定する指定情報を受け付ける指定情報受付ステップと、所定形式の前記実行指示を含むプログラムを受け付けるプログラム受付ステップと、前記指定情報にて指定された特定のソフトウェアを実行する処理ステップと、前記入力部が受け付けたプログラムを実行するプログラム実行ステップと、前記プログラムに含まれる前記所定形式の実行指示を、前記指定情報にて指定された特定のソフトウェアに対応する形式の実行指示に変換し、前記処理ステップで、該変換された実行指示に基づく前記特定の処理を実行させ、その処理結果を所定形式に変換する制御ステップとを含む。
上記発明によれば、受け付けられたプログラム内の所定形式の実行指示が、指定情報にて指定された特定のソフトウェアに対応する形式に変換され、その特定のソフトウェアを実行する処理部が、その変換された実行指示に基づいて特定の処理を実行し、その実行結果が、所定形式に変換されてプログラム実行部に返される。
このため、実行指示が所定形式で作成されていれば、その実行指示は、複数のソフトウェアのいずれでも実行可能となり、また、プログラム作成者は、その処理結果によって、プログラムの動作確認を行える。
したがって、プログラム作成者は、所定形式の実行指示を含むプログラムを作成すれば、そのプログラムを、実行指示の形式が互いに異なる複数のソフトウェアに実行させることが可能になる。
よって、プログラム作成者は、ソフトウェアごとに、別々にプログラムを作成する必要がなくなり、プログラム作成者が各ソフトウェアの使い方(ルール)を学ぶ負担を少なくすることが可能になる。その結果、プログラム作成者は、インタフェースの違いを意識せずにソフトウェア開発を行うことが可能になる。
なお、前記プログラム開発支援装置は、前記プログラムに含まれる前記所定形式の実行指示を、前記指定情報にて指定された特定のソフトウェアに対応する形式に変換し、該変換された実行指示に基づく前記特定の処理を前記特定のソフトウェアに実行させる変換処理を、コンピュータに実行させる統合インタフェースプログラムを格納し、前記プログラムと、前記統合インタフェースプログラムと、を含む統合プログラムを生成することが望ましい。
上記の発明によれば、プログラム作成者は、インタフェースの違いを意識せずにプログラムを生成できる。
また、前記処理部は、前記特定の処理を関数で実行し、前記実行指示は、引数であることが望ましい。
また、前記処理部は、プラットフォーム、ライブラリまたはミドルウェアであることが望ましい。
本発明によれば、プログラム作成者が多数のルールを学ぶ負担を少なくすることが可能になる。
以下、本発明の実施例を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例のプログラム開発支援装置100を示したブロック図である。
図1において、本プログラム開発支援装置は、例えば、プログラム開発および操作確認用PC(パーソナルコンピュータ)である。
本プログラム開発支援装置は、メモリ1と、CPU2と、入力部3とを含む。
メモリ1は、コンピュータにて読み取り可能な記録媒体であり、システムプログラム1a1および1a2と、統合I/F(インタフェース)プログラム1bと、開発中プログラム1cとを格納する。なお、開発中プログラム1cは、プログラム作成者にて作成され、入力部3で受け付けられる。
システムプログラム1a1は、ライブラリA10aと、ミドルウェアA10bと、プラットフォームA10cとを含む。プラットフォームA10cは、例えば、OSである。
システムプログラム1a2は、ライブラリA10aと、ミドルウェアB20bと、プラットフォームB20cとを含む。
ライブラリA10aと、ミドルウェアA10bと、プラットフォームA10cと、ライブラリA10aと、ミドルウェアB20bと、プラットフォームB20cは、ソフトウェアである。
なお、ミドルウェアB20bは、ミドルウェアA10bと異なる。また、プラットフォームB20cは、例えば、プラットフォームA10cと異なるOSである。
ミドルウェアA10bとミドルウェアB20bとは、CPU2にて実行されると、処理Aを実行させる旨の実行指示に基づいて、処理Aを実行する。しかしながら、ミドルウェアA10bとミドルウェアB20bでは、実行指示の形式が異なる。なお、処理Aは、例えば、関数を使用した処理である。
プラットフォームA10cとプラットフォームB20cとは、CPU2にて実行されると、処理Bを実行させる旨の実行指示に基づいて、処理Bを実行する。しかしながら、プラットフォームA10cとプラットフォームB20cでは、実行指示の形式が異なる。なお、処理Bは、例えば、関数を使用した処理である。
CPU2は、処理部2aおよび2bと、統合I/F部2cと、開発中プログラム実行部2dと、プログラム生成部2eとを含む。
CPU2は、コンピュータの一例であり、メモリ1に格納された種々のプログラムを読み取り、その読み取られたプログラムを実行することによって、処理部2aおよび2bと、統合I/F部2cと、開発中プログラム実行部2dとを実現する。
具体的には、CPU2は、システムプログラム1a1を実行して処理部2aを生成し、システムプログラム1a2を実行して処理部2bを生成し、統合I/Fプログラム1bを実行して統合I/F部2cを生成し、開発中プログラム1cを実行して開発中プログラム実行部2dを生成する。
処理部2aは、プラットフォームA実行部2a1と、ライブラリA/ミドルウェアA実行部2a2とを含み、また、処理部2bは、プラットフォームB実行部2b1と、ライブラリA/ミドルウェアB実行部2b2とを含む。
さらに言えば、CPU2は、システムプログラム1a1内のプラットフォームA10cを実行してプラットフォームA実行部2a1を生成し、システムプログラム1a1内のライブラリA10aおよびミドルウェアA10bを実行してライブラリA/ミドルウェアA実行部2a2を生成する。
また、CPU2は、システムプログラム1a2内のプラットフォームB20cを実行してプラットフォームB実行部2b1を生成し、システムプログラム1a2内のライブラリA10aおよびミドルウェアB20bを実行してライブラリA/ミドルウェアB実行部2b2を生成する。
入力部3は、プログラム作成者から、開発中プログラム1cを受け付ける。開発中プログラム1cは、所定形式の実行指示を含む。
また、入力部3は、複数のソフトウェアのいずれかを特定のソフトウェアとして指定する指定情報を受け付ける。なお、本実施例では、特定のソフトウェアとして、システムプログラム1a1または1a2が指定される。
CPU2は、入力部3が開発中プログラム1cを受け付けると、開発中プログラム1cをメモリ1に格納する。
また、CPU2は、入力部3が指定情報を受け付けると、その指定情報にて指定されたソフトウェア(システムプログラム1a1または1a2)を実行し、また、その指定情報を統合I/F部2cに提供する。
なお、CPU2は、入力部3が指定情報を受け付けると、システムプログラム1a1および1a2を実行してもよい。
また、CPU2のプログラム生成部2eは、入力部3が指定情報を受け付けると、開発中プログラム1cと、統合I/Fプログラム1bとを含む統合プログラムを生成する。なお、統合I/Fプログラム1bは、開発中プログラム1cに含まれる所定形式の実行指示を、その指定情報にて指定された特定のソフトウェアに対応する形式に変換し、その変換された実行指示に基づく特定の処理を、その特定のソフトウェアに実行させる変換処理を、コンピュータに実行させる。
開発中プログラム実行部2dは、開発中プログラム1cに示された所定形式の実行指示を実行する際、その所定形式の実行指示を統合I/F部2cに提供する。
統合I/F部2cは、所定形式の実行指示を、指定情報にて指定されたソフトウェアに対応する形式に変換する。なお、この変換処理は、例えば、演算で行われる。
統合I/F部2cは、その変換された実行指示を、指定情報にて指定されたソフトウェアを実行している処理部に提供する。その処理部は、その提供された実行指示に基づいて特定の処理を実行し、その処理結果を統合I/F部2cに提供する。統合I/F部2cは、その処理結果を所定の形式に変換して開発中プログラム実行部2dに提供する。
プログラム作成者は、その処理結果を見て、開発中のプログラムが、予定されていた機能を有しているかを判定する。
次に、動作を説明する。
以下では、プログラム作成者がC言語プログラムで開発中プログラムを作成した例を説明する。
また、以下では、開発中プログラム実行部2d、統合I/F部2cおよび各処理部(プラットフォーム実行部とライブラリ/ミドルウェア実行部)は、特定の処理を関数で実行し、また、実行指示として、引数が用いられる。また、統合I/F部2cは、すでに指定情報を受け付けているとする。
ステップS1では、開発中プログラム実行部2dは、開発プログラム1c中の任意の関数にしたがって、その任意の関数にて指定された統合I/F部2c内の統一I/F関数に、その任意の関数にて指定された引数を設定する。なお、この引数は、所定形式である。統合I/F部2cは、統一I/F関数に引数が設定されると、ステップS2を実行する。
ステップS2では、統合I/F部2cは、引数が設定された統一I/F関数を実行し、指定情報にて指定されたソフトウェア内の関数の中から、引数が設定された統一I/F関数にあらかじめ対応づけられた関数を選定し、開発中プログラム実行部2dにて設定された引数を、その選定された関数に応じた形式に変換する。統合I/F部2cは、引数の変換が修了すると、ステップS3を実行する。
ステップS3では、統合I/F部2cは、引数が設定された統一I/F関数にしたがって、その選定された関数に、その変換された引数を設定する。その選定された関数を有する処理部は、引数が設定されると、ステップS4を実行する。
ステップS4では、その処理部は、その引数が設定された関数を実行する。その処理部は、その関数の実行が修了すると、ステップS5を実行する。
ステップS5では、その処理部は、その実行結果を、戻り値として統合I/F部2cに返す。統合I/F部2cは、戻り値を受け付けると、ステップS6を実行する。
ステップS6では、統合I/F部2cは、その戻り値を、所定の形式、具体的には、統合I/F部2cの戻り値として予め設定された形式に変換する。統合I/F部2cは、戻り値の形式を変換すると、ステップS7を実行する。
ステップS7では、統合I/F部2cは、その変換された戻り値を、統合I/F部2cの戻り値として、開発中プログラム実行部2dに返す。
プログラム作成者は、その戻り値を見て、開発中のプログラムが、予定されていた機能を有しているかを判定する。
図2は、開発中プログラム1cの一例を示した説明図である。
図2において、ret=alti_sin(*in_a,*out_r)が、任意の関数1c1の一例であり、「int alti_sin」が統一I/F関数を示し、「float *in_a, float *out_r」が所定形式の引数を示す。
この場合、開発中プログラム実行部2dは、統合I/F部2c内の統一I/F関数「int alti_sin」に、引数「float *in_a, float *out_r」を設定する。
図3は、統合I/Fプログラム1bの一例、具体的には、統一I/F関数「int alti_sin」を示した説明図である。
このとき、指定情報がプラットフォームAを示していると、統合I/F部2cは、統一I/F関数「int alti_sin」にしたがって、所定形式の引数「*in_a,*out_r」(表現上はinput_data,output_data)を、統一I/F関数「int alti_sin」に対応するプラットフォームAの関数「void vsip_vcos_f」に応じた形式の「const vsip_vview_f *a, const vsip_vview_f *r」に変換する。
統合I/F部2cは、プラットフォームAの関数「void vsip_vcos_f」に、引数「const vsip_vview_f *a, const vsip_vview_f *r」を設定する。
プラットフォームA実行部2a1は、引数「const vsip_vview_f *a, const vsip_vview_f *r」が設定された関数「void vsip_vcos_f」を実行する。
プラットフォームA実行部2a1は、その実行結果を、戻り値として、統合I/F部2cに提供する。
統合I/F部2cは、その戻り値を、統合I/F部2cの戻り値として予め設定された形式に変換する。統合I/F部2cは、その変換された戻り値を、統合I/F部2cの戻り値として、開発中プログラム実行部2dに返す。
図4は、図2および3に示した関数、引数および戻り値を示した説明図である。
なお、指定情報がプラットフォームBを示していると、統合I/F部2cは、統一I/F関数「int alti_sin」にしたがって、所定形式の引数「*in_a,*out_r」(input_data,output_data)を、統一I/F関数「int alti_sin」に対応するプラットフォームBの関数に応じた形式に変換する。例えば、統合I/F部2cは、所定形式の引数に、プラットフォームBの関数が必要とするパラメータを追加する。
統合I/F部2cは、そのプラットフォームBの関数に、変換された引数を設定する。
プラットフォームB実行部2b1は、引数が設定された関数を実行する。
プラットフォームA実行部2b1は、その実行結果を、戻り値として、統合I/F部2cに提供する。
統合I/F部2cは、その戻り値を、統合I/F部2cの戻り値として予め設定された形式に変換する。統合I/F部2cは、その変換された戻り値を、統合I/F部2cの戻り値として、開発中プログラム実行部2dに返す。
図5は、本プログラム開発支援装置を用いたプログラム開発システムを示したブロック図である。なお、図5において、図1に示したものと同一のものには同一符号を附してある。
図5において、本プログラム開発システムは、プログラム開発支援装置100と、構成管理用サーバ200と、構成管理用サーバ操作用PC300とを含む。
構成管理用サーバ200は、ソフトウェアのバージョン管理を行い、また、ソースプログラムの一括管理を行う。
構成管理用サーバ操作用PC300は、構成管理用サーバ200に保存されているソースプログラムを取り出し、また、ソースプログラムを構成管理用サーバ200に登録する。
プログラム開発支援装置100は、ソフトウェア(プログラム)を作成し、また、構成管理用サーバ操作用PC300にて取り出されたソースプログラムの修正を行い、また、作成または修正したプログラムの実行および試験を行う。
図6は、本プログラム開発システムの動作を説明するためのフローチャートである。
以下、図6を参照して、本プログラム開発システムの動作を説明する。
ステップS101では、構成管理用サーバ200が立ち上げられ、ステップS102では、構成管理用サーバ操作用PC300が立ち上げられる。
その後、ステップS103で、構成管理用サーバ200は、構成管理用サーバ操作用PC300と接続し、ステップS104で、構成管理用サーバ操作用PC300は、構成管理用サーバ200への接続を確認する。
一方、ステップS105では、プログラム開発支援装置100は、プログラム作成者からの入力に基づいて、モジュールごとに機能構成を作成する。
その後、ステップS106では、プログラム開発支援装置100は、プログラム作成者からの入力に基づいて、モジュールを構成する細部機能に対する関数の詳細を作成する。
その後、ステップS107では、プログラム開発支援装置100は、プログラム作成者からの入力に基づいて、関数の詳細をもとにプログラムを作成する。なお、ステップS107は、構成に関するすべての関数が作成されるまで行われる(ステップS108)。
構成に関するすべての関数が作成されると、プログラム開発支援装置100は、ステップS109を実行する。
ステップS109では、プログラム開発支援装置100は、作成したモジュールごとに、そのモジュールに記載された関数を実行するソフトウェアを示す指示情報を受け付け、各モジュールが、その指示情報に示されたソフトウェアに応じてコンパイルされるように設定する。このコンパイルは、プログラム生成部2eにて実行される。
その後、ステップS110では、プログラム開発支援装置100は、モジュール別に、機能動作を確認する。なお、この動作は、上述したように、統合I/F部2cを用いて実行される。
ステップS110での確認の結果、各モジュールが、求められる機能を満たしていないと、ステップS107が実行され、一方、各モジュールが、求められる機能を満たしていると、ステップS112が実行される。
ステップS112では、プログラム開発支援装置100は、作成したモジュールを構成管理用サーバ200へ登録する手続きを行う。具体的には、プログラム開発支援装置100は、構成管理用サーバ操作用PC300に、登録するモジュール(関数、プログラム等)を提供する。構成管理用サーバ操作用PC300は、モジュールを受け付けると、ステップS113を実行する。
ステップS113では、構成管理用サーバ操作用PC300は、構成管理サーバ200にログインする。
その後、ステップS114で、構成管理用サーバ操作用PC300は、モジュールの登録手続きを行う。具体的には、構成管理用サーバ操作用PC300は、機能確認が完了したモジュール群を、構成管理用サーバ200に提供する。
その後、ステップS115で、構成管理用サーバ200は、そのモジュール群を登録する。
その後、ステップS116で、構成管理用サーバ操作用PC300は、登録完了を通知する。具体的には、構成管理用サーバ操作用PC300は、登録完了をプログラム開発支援装置100に通知する。
その後、ステップS117で、プログラム開発支援装置100は、モジュール登録完了を確認する。
本実施例によれば、統合I/F部2cは、受け付けられたプログラム内の所定形式の実行指示を、指定情報にて指定された特定のソフトウェアに対応する形式に変換し、その特定のソフトウェアを実行する処理部に、その変換された実行指示に基づく特定の処理を実行させ、その処理結果を所定形式に変換して開発中プログラム実行部2dに戻す。
このため、実行指示が所定形式で作成されていれば、その実行指示は、複数のソフトウェアのいずれでも実行可能となり、また、プログラム作成者は、その処理結果によって、プログラムの動作確認を行える。
したがって、プログラム作成者は、所定形式の実行指示を含むプログラムを作成すれば、そのプログラムを、実行指示の形式が互いに異なる複数のソフトウェアに実行させることが可能になる。
よって、プログラム作成者は、ソフトウェアごとに、別々にプログラムを作成する必要がなくなり、プログラム作成者が各処理部の使い方(ルール)を学ぶ負担を少なくすることが可能になる。その結果、プログラム作成者は、インタフェースの違いを意識せずにソフトウェア開発を行うことが可能になる。
また、システムとしてオーバーヘッドが大きくならないようにすることが可能になる。
また、プログラム生成部2eは、開発中プログラム1cと、統合I/Fプログラム1bとを含むプログラムを生成する。プログラム生成部2eにて生成されたプログラムは、様々なシステムで利用できるようなプログラム(モジュール)になる。よって、プログラム作成者は、インタフェースの違いを意識せずにプログラムを生成できる。
また、開発ごとに使用するライブラリの使い方/手順の違いによる習熟時間による遅延を軽減することが可能となる。
また、同じ機能を有するプログラムの他システムでの流用または再利用が可能となる。
よって、システムごとに作成していた同じ機能のプログラムを重複して作成するためにかかる工数を抑えられる。統一したインタフェースを用いることで、プログラム開発手順を共通化することが可能となる。同じ機能のプログラムを再利用することができ、部品化および再利用の比率を増やすことが可能となる。
なお、ソフトウェアは、プラットフォーム、ライブラリまたはミドルウェアであってもよく、適宜変更可能である。
本実施例は、ソフトウェア開発分野、特には、通信I/Fを有するソフトウェア開発分野、組込み用信号処理モジュールを用いたソフトウェア開発分野、GUIを用いたソフトウェア開発分野での利用が考えられる。
以上説明した実施例において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
1 メモリ
1a1 システムプログラム
1a2 システムプログラム
1b 統合I/Fプログラム
1c 開発中プログラム
10a ライブラリA
10b ミドルウェアA
10c プラットフォームA
20b ミドルウェア20b
20c プラットフォームB
2 CPU
2a 処理部
2a1 プラットフォームA実行部
2a2 ライブラリA/ミドルウェアA実行部
2b 処理部
2b1 プラットフォームB実行部
2b2 ライブラリA/ミドルウェアB実行部
2c 統合I/F部
2d 開発中プログラム実行部
3 入力部
100 プログラム開発支援装置
200 構成管理用サーバ
300 構成管理用サーバ操作用PC
1a1 システムプログラム
1a2 システムプログラム
1b 統合I/Fプログラム
1c 開発中プログラム
10a ライブラリA
10b ミドルウェアA
10c プラットフォームA
20b ミドルウェア20b
20c プラットフォームB
2 CPU
2a 処理部
2a1 プラットフォームA実行部
2a2 ライブラリA/ミドルウェアA実行部
2b 処理部
2b1 プラットフォームB実行部
2b2 ライブラリA/ミドルウェアB実行部
2c 統合I/F部
2d 開発中プログラム実行部
3 入力部
100 プログラム開発支援装置
200 構成管理用サーバ
300 構成管理用サーバ操作用PC
Claims (8)
- 特定のソフトウェアに対応するプログラムの開発を支援するプログラム開発支援装置であって、
特定の処理を実行させる旨の実行指示に基づいて該特定の処理を実行し、かつ、該実行指示の形式が互いに異なる複数のソフトウェアを格納する格納部と、
前記複数のソフトウェアのいずれかを前記特定のソフトウェアとして指定する指定情報と、所定形式の前記実行指示を含むプログラムと、を受け付ける入力部と、
前記指定情報にて指定された特定のソフトウェアを実行する処理部と、
前記入力部が受け付けたプログラムを実行するプログラム実行部と、
前記プログラム実行部が実行するプログラムに含まれる前記所定形式の実行指示を、前記指定情報にて指定された特定のソフトウェアに対応する形式の実行指示に変換し、前記処理部に、該変換された実行指示に基づく前記特定の処理を実行させ、該処理部の処理結果を所定形式に変換して前記プログラム実行部に戻す統合インタフェース部と、を含むプログラム開発支援装置。 - 請求項1に記載のプログラム開発支援装置において、
前記格納部は、前記プログラムに含まれる前記所定形式の実行指示を、前記指定情報にて指定された特定のソフトウェアに対応する形式の実行指示に変換し、該変換された実行指示に基づく前記特定の処理を前記特定のソフトウェアに実行させる変換処理を、コンピュータに実行させる統合インタフェースプログラムを格納し、
前記プログラムと、前記統合インタフェースプログラムと、を含む統合プログラムを生成するプログラム生成部を、さらに含むプログラム開発支援装置。 - 請求項1または2に記載のプログラム開発支援装置において、
前記ソフトウェアは、前記特定の処理を関数で実行し、
前記実行指示は、引数である、プログラム開発支援装置。 - 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のプログラム開発支援装置において、
前記ソフトウェアは、プラットフォーム、ライブラリまたはミドルウェアである、プログラム開発支援装置。 - 特定の処理を実行させる旨の実行指示に基づいて該特定の処理を実行し、かつ、該実行指示の形式が互いに異なる複数のソフトウェアを格納し、特定のソフトウェアに対応するプログラムの開発を支援するプログラム開発支援装置が行うプログラム開発支援方法であって、
前記複数のソフトウェアのいずれかを前記特定のソフトウェアとして指定する指定情報を受け付ける指定情報受付ステップと、
所定形式の前記実行指示を含むプログラムを受け付けるプログラム受付ステップと、
前記指定情報にて指定された特定のソフトウェアを実行する処理ステップと、
前記入力部が受け付けたプログラムを実行するプログラム実行ステップと、
前記プログラムに含まれる前記所定形式の実行指示を、前記指定情報にて指定された特定のソフトウェアに対応する形式の実行指示に変換し、前記処理ステップで、該変換された実行指示に基づく前記特定の処理を実行させ、その処理結果を所定形式に変換する制御ステップと、を含むプログラム開発支援方法。 - 請求項5に記載のプログラム開発支援方法において、
前記プログラム開発支援装置は、前記プログラムに含まれる前記所定形式の実行指示を、前記指定情報にて指定された特定のソフトウェアに対応する形式に変換し、該変換された実行指示に基づく前記特定の処理を前記特定のソフトウェアに実行させる変換処理を、コンピュータに実行させる統合インタフェースプログラムを格納し、
前記プログラムと、前記統合インタフェースプログラムと、を含む統合プログラムを生成するプログラム生成ステップを、さらに含むプログラム開発支援方法。 - 請求項5または6に記載のプログラム開発支援方法において、
前記ソフトウェアは、前記特定の処理を関数で実行し、
前記実行指示は、引数である、プログラム開発支援方法。 - 請求項5ないし7のいずれか1項に記載のプログラム開発支援方法において、
前記ソフトウェアは、プラットフォーム、ライブラリまたはミドルウェアである、プログラム開発支援方法。
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