JP2007131043A - 被覆部材 - Google Patents

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光浩 吉村
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Abstract

【課題】給油ボックス内部の意匠性を悪化させず、給油口付近への水の侵入を防止できる被覆部材を提供すること。
【解決手段】被覆部材に意匠部と区画部とを設け、意匠部のなかで、区画部との境界部分の頂部に、樋状をなし外側被覆部の外周側に延設されている誘導部を設ける。給油ボックスの底部内面を意匠部で覆い、給油ボックスの内部と車体の下方とを区画部で区画する。給油ボックスの内部に到達した水を誘導部で誘導し、意匠部の表面を下方に流す。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両に設けられた給油口付近を被覆し、給油口付近への水等の侵入を防止する被覆部材に関する。
車両に燃料を供給するための給油口は、燃料タンクから延びるインレットフィラーパイプの先端部分から構成される。インレットフィラーパイプは、一般には燃料タンクからタイヤハウス方向に延びる。そして、インレットフィラーパイプの先端部分は、ホイールハウスアウタに設けられた内側開口を通してホイールハウスアウタとサイドメンバアウタとの間隙に突出する。一方、サイドメンバアウタの内側開口に対向する位置には、給油ボックスが凹設されている。給油ボックスの底部には、貫通孔状の外側開口が形成されている。したがって、インレットフィラーパイプの先端部分である給油口はこの外側開口の内部に配置される。給油口はキャップで開閉可能に覆われ、外側開口はフューエルリッドで開閉可能に覆われる。
ところで、車両の走行時に跳ね上げられた泥などが、ホイールハウスアウタの内側開口を経て、給油口付近に侵入する可能性がある。このため、何らかの方法で給油ボックスの内部と車体の下方とを区画して、給油口付近への泥等の侵入を防止する必要がある。特許文献1には、給油ボックスとは別体の筒状の被覆部材によって、給油ボックスの内部と車体の下方とを区画する技術が紹介されている。特許文献1に紹介されている燃料給油部の周辺構造では、図5に示すように、被覆部材101の一端部で外側開口152の内縁を覆い、他端部でインレットフィラーパイプ107の外縁を覆うことで、給油ボックス150の内部と車体の下方とを区画している。
ところで、引用文献1に紹介されている燃料給油部の周辺構造によると、被覆部材101の一端部で外側開口152の内縁を覆っているために、給油ボックスの内部に被覆部材101が表出する。このため、給油ボックス150内部の一体感が損なわれて、意匠性が悪化する問題があった。また、給油ボックス150の周壁153とフューエルリッド108の外縁との間には、フューエルリッド108を開閉させるための間隙aが形成されている。このため雨天時などには、水が間隙aを経て給油口170付近に侵入するおそれがあった。
特許文献2には、フューエルリッドの周縁部に弾性材料からなるシール部材を設け、フューエルリッドを閉じたときにフューエルリッドと給油ボックスの底部との間隙をシール部材で遮蔽する技術が紹介されている。
よって、特許文献2に紹介されている技術を用いれば、フューエルリッドを閉じているときには、給油ボックスの周壁とフューエルリッドの外縁との間隙を経て給油ボックス内部に到達した水が給油口付近に侵入することを回避できると考えられる。しかし、この場合にも、雨天時に給油する際などには、フューエルリッドを開く。すると、車体に付着した水がボデーをつたって給油ボックスの内部に侵入し、外側開口を経て給油口付近に落下する場合があった。この場合、給油口の配置によっては、落下した水が給油口に侵入するおそれがあった。
特開2003−2072号公報 実開平7−27926号公報
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、給油ボックス内部の意匠性を悪化させず、給油口付近への水の侵入を防止できる被覆部材を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の被覆部材は、車体のサイドメンバアウタに凹設され底部に貫通孔状の外側開口をもつ給油ボックスの少なくとも底部の内面を覆う意匠部と、意匠部に臨んで凹設され外側開口の内縁を覆う環状の外側被覆部と、車体のホイールハウスアウタに形成されている内側開口の内縁と内側開口の内部に配置されているインレットフィラーパイプの外縁との少なくとも一方を覆う環状の内側被覆部と、外側被覆部と内側被覆部とを連絡する筒状の連結部と、を備える区画部と、を備える被覆部材であって、意匠部のなかで区画部との境界部分には、少なくとも、被覆部材を外側開口に組み付けたときに上側に配置される頂部に、樋状をなす誘導部が延設されていることを特徴とする。
本発明の被覆部材は、下記の構成(1)〜(3)の何れかを備えることが好ましい。構成(1)〜(3)の複数を備えることが望ましい。
(1)上記誘導部は、上記外側被覆部の軸方向に突起するとともに上記意匠部と上記区画部との境界線に沿って延びる立壁からなる。
(2)上記被覆部材を上記外側開口に組み付けたときに上記内側被覆部が配されている水平方向の領域は、上記誘導部が配されている水平方向の領域の内側である。
(3)上記意匠部の周縁部は、上記給油ボックスの周壁に弾接する。
本発明の被覆部材によると、意匠部が給油ボックスの底部の内面を覆うため、給油ボックスの少なくとも底部側は一体感をもっているように視認される。よって、給油ボックス内部の意匠性が悪化することはない。
さらに、意匠部のなかで、区画部との境界部分には、少なくとも頂部に、樋状をなす誘導部が延設されている。したがって、給油ボックスの周壁とフューエルリッドの外縁との間隙を経て給油ボックスの内部にまで到達した水は、誘導部に誘導されて意匠部の表面を下方に流れる。フューエルリッドを開いている場合にも、給油ボックスの内部に到達した水は、同様に誘導部に誘導されて意匠部の表面を下方に流れる。よって、本発明の被覆部材によると、給油ボックスの内部に水が到達した場合にも、給油口付近への水の侵入を防止できる。
本発明の被覆部材が上記構成(1)を備える場合には、給油ボックスの内部に到達した水を、誘導部によって確実に誘導することができる。すなわち、誘導部が立壁からなる場合には、給油ボックスの内部に到達した水は、誘導部と意匠部の一般表面とで区画される領域内を流れる。このため、水が流れる領域を大きく確保することができ、給油ボックスの内部に到達した水の量が多い場合などにも、給油口付近への水の侵入を防止できる。
また、本発明の被覆部材が上記構成(1)を備える場合には、誘導部が意匠部と区画部との境界線に沿って延びるために、誘導部と意匠部と区画部とが一体感をもっているかのように見える。よって、給油ボックス内の意匠性がより向上する。
さらに、本発明の被覆部材が上記構成(1)を備える場合には、被覆部材を高精度かつ安価に製造できる利点がある。これは以下の理由による。
外側開口や内側開口やインレットフィラーパイプへの被覆部材の組み付け作業性を高めるためには、被覆部材を樹脂やゴム、エラストマーなどの弾性変形可能な材料で形成するのが好ましい。これらの材料からなる被覆部材は、射出成形や射出プレス成形などの方法で成形できる。しかし、誘導部の形状によっては、被覆部材にアンダーカット形状が形成される。アンダーカット形状の程度が大きくなると、被覆部材の離型性が悪化して成形精度が低下する。成形型のパーティングラインを、誘導部の形状に応じて適宜設計することで、アンダーカット形状を低減できる場合もあるが、成形型設計の自由度が低下して成形精度が低下する場合がある。本発明の被覆部材が上記構成(1)を備える場合には、被覆部材のアンダーカット形状が低減するため、成形型設計の自由度が充分に確保される。よって、被覆部材を高精度かつ安価に製造できる。
本発明の被覆部材が上記構成(2)を備える場合には、給油ボックスの内部に到達した水を、誘導部によって内側被覆部の外側下方にまで確実に誘導できるため、給油口付近への水の侵入をより確実に防止できる。
本発明の被覆部材が上記構成(3)を備える場合には、給油ボックスの周壁と意匠部とが密着するため、給油ボックスの少なくとも底部側はより一体感をもっているように視認される。また、この場合には、給油ボックスの内部に到達した水が給油ボックスの周壁と意匠部との間隙からサイドメンバアウタの裏側(ホイールハウスアウタ側)に侵入することもない。
本発明の被覆部材は、意匠部と区画部とをもつ。意匠部は給油ボックスの少なくとも底部の内面を覆って給油ボックス内部の意匠性向上に寄与する部分であり、区画部は給油ボックスの内部と車体の下方とを区画する部分である。意匠部は給油ボックスの少なくとも底部の内面を覆えば良い。すなわち、意匠部は底部のみの内面を覆っても良いし、給油ボックス全体の内面を覆っても良い。区画部は、環状をなす外側被覆部と環状をなす内側被覆部と筒状をなす連結部とを備え、全体として筒状をなす。ここでいう筒状とは、外側被覆部と連結部と内側被覆部とを連通する貫通孔を内部に持つことを指し、外部にリブやフランジ等の突起構造を持つものや、筒の内外を連通する貫通孔等を持つものなどを含む。外側被覆部は外側開口の内縁を覆う。
内側被覆部は、内側開口の内縁のみを覆っても良いし、インレットフィラーパイプの外縁のみを覆っても良い。両者をともに覆っても良い。内側被覆部が少なくともインレットフィラーパイプの外縁を覆う場合には、区画部によって給油ボックスの内部と車体の下方とを確実に区画でき、上述した泥等の侵入をより確実に防止できる。
外側被覆部は外側開口の内縁を覆えば良く、外側開口の内縁に直接当接しても良いし、外側開口の周縁部にのみ当接して、外側開口の内縁とは直接当接しなくても良い。外側被覆部は、外側開口の内縁や外側開口の周縁部と係止、圧接、接合などして当接すればよい、内側被覆部も同様に、内側開口の内縁、内側開口の周縁部、インレットフィラーパイプの外縁の少なくとも1つと、係止、圧接、接合などして内側開口の内縁やインレットフィラーパイプの外縁を覆えば良い。連結部は、直管状に形成しても良いし、蛇腹状などに形成しても良い。
本発明の被覆部材を構成する材料は特に問わないが、少なくとも外側被覆部や内側被覆部を、樹脂やゴム、エラストマー等の弾性変形可能な材料で形成すれば、給油ボックスおよびインレットフィラーパイプの成形や組み付けをさほど高精度で行わなくても良い利点がある。被覆部材の弾性によって形状や組み付けの誤差を吸収できるためである。
以下、本発明の被覆部材を図面を基に説明する。
(実施例1)
実施例1の被覆部材は、上記構成(1)〜(3)を備える。実施例1の被覆部材を模式的に表す斜視図を図1に示す。実施例1の被覆部材をサイドメンバアウタおよびインレットフィラーパイプに組み付けた様子を模式的に表す断面図を図2に示す。実施例1の被覆部材の要部拡大図を図3に示す。実施例1の被覆部材をインレットフィラーパイプに組み付けた様子を模式的に表す上面図を図4に示す。以下、本実施例において上、下、左、右とは、図4に示す上、下、左、右を指す。
実施例1の被覆部材1は、図1、2および4に示すように、意匠部10と区画部20とをもつ。意匠部10は略平板の枠状をなす。意匠部10の周縁部11は、中心部12よりも軟質の材料からなり弾性変形可能である。詳しくは、意匠部10の中心部12はグラスファイバーとPP(ポリプロピレン)とからなり、意匠部10の周縁部11はPPとEPDM(エチレンプロピレンゴム)とからなる。
区画部20は、意匠部10の中心部12に臨んで形成されている。区画部20は外側被覆部21と連結部22と内側被覆部23とからなる。外側被覆部21は、意匠部10の中心部12に臨んで凹設され環状をなす。内側被覆部23は外側被覆部21よりも小径の環状をなす。連結部22は外側被覆部21と内側被覆部23とを連結する筒状をなす。区画部20はグラスファイバーとPPとからなり筒状をなす。また、内側被覆部23のなかで内周先端に位置する部分であるシール部24は、PPとEPDMとからなる。
実施例1の被覆部材1が組み付けられるホイールハウスアウタ4には、図2に示すように、貫通孔状の内側開口40が形成されている。サイドメンバアウタ5には、内側開口40に対向する位置に、箱状の給油ボックス50が凹設されている。給油ボックス50の底部51には、貫通孔状の外側開口52が形成されている。ホイールハウスアウタ4とサイドメンバアウタ5との間隙は、樹脂材料からなる補助被覆部材6で区画されている。詳しくは、補助被覆部材6は筒状をなし、一端が外側開口52の内縁を覆い、他端部が内側開口40の内縁を覆っている。燃料タンク(図略)から延びるインレットフィラーパイプ7の先端部は、内側開口40を通して、ホイールハウスアウタ4とサイドメンバアウタ5との間隙に突出し、フューエルリッド8の内側に配置される。インレットフィラーパイプ7の先端部が給油口70を構成する。給油口70はキャップ71で開閉可能に覆われている。キャップ71は給油口70の周壁と螺合して給油口70を閉じる。給油ボックス50はフューエルリッド8で開閉可能に覆われている。キャップ71はエラストマー製のテザー72を介してフューエルリッド8に保持されている。インレットフィラーパイプ7の給油口70側の外縁は、筒状のケース体73で覆われている。
意匠部10は、補助被覆部材6の一端部を介して、給油ボックス50の底部51にボルト締結されて接合し、底部51の内面を覆う。また、周縁部11は給油ボックス50の周壁53と弾接している。したがって、給油ボックス50の底部51は一体感をもっているように視認され、給油ボックス50内部の意匠性が悪化することはない。
区画部20は給油ボックス50の外側開口52を経てホイールハウスアウタ4側に突出している。詳しくは、外側被覆部21は、外側開口52の内縁を覆っている。内側被覆部23はケース体73の外表面と係止し、ケース体73を介してインレットフィラーパイプ7の外縁を覆っている。連結部22は、内部に給油口70を収容している。
意匠部10のなかで、区画部20との境界線16(以下、単に境界線と呼ぶ)の頂部には、誘導部15が形成されている。意匠部10の境界線16の頂部は、図2に示すように、被覆部材1を外側開口52に組み付けたときに意匠部10の境界線16の中で上側に配置される部分である。誘導部15は、意匠部10の一部を構成するとともに外側被覆部21の軸方向に突起し、かつ、意匠部10と区画部20との境界線16に沿って延びる立壁からなる。図3に示すように、給油ボックス50の内部に到達した水は、意匠部10の表面に沿って流れ、誘導部15に到達する。そして、図4に示すように、誘導部15に到達した水は誘導部15の延設方向に沿って誘導され、意匠部10の表面をさらに下方に向けて流れる。換言すれば、誘導部15は給油ボックス50の内部に到達した水を集めて下方に流す樋として機能する。したがって、水は区画部20の内部に侵入し難く、給油口70付近への水の侵入を防止できる。
また、例えば、フューエルリッド8の外縁と給油ボックス50の周壁53との間隙から水が下方に滴下することも考えられるが、滴下した水を誘導部15によって受けることができるため、この場合にも給油口70付近への水の侵入を防止できる。なお、フューエルリッド8と給油ボックス50の周壁53との間隙から滴下した水を誘導部15で確実に受けるためには、誘導部15をフューエルリッド8方向に大きく突起させればよい。
実施例1の被覆部材1においては、図4に示すように、被覆部材1を外側開口52に組み付けたときに内側被覆部23が配されている水平方向(図4中左右方向)の領域A1は、誘導部15が配されている水平方向の領域A2の内側である。このため、給油ボックス50の内部に到達した水は、誘導部15によって、内側被覆部23よりも水平方向の外側の領域にまで誘導される。よって、例えば給油ボックス50の内部に到達した水の量が多く、誘導部15で誘導された水の一部が区画部20の内部に侵入する場合にも、内側被覆部23が配されている水平方向の領域A1、すなわち、給油口70が配されている水平方向の領域には水が侵入し難い。よって、実施例1の被覆部材1によると、給油口70付近への水の侵入をより確実に防止できる。なお、給油口70付近への水の侵入をさらに確実に防止するためには、被覆部材1を外側開口52に組み付けたときに、誘導部15の延長端部が内側被覆部23の上下方向の中心線L1よりも下方に配されるようにすればよい。
実施例1の被覆部材1では、誘導部15は意匠部10と区画部20との境界線16に沿って延びるため、誘導部15が意匠部10および区画部20と一体感をもっているかのように見える。よって、給油ボックス50内の意匠性がより向上する。なお、本発明の被覆部材1において、誘導部15は境界線16の周辺部(区画部20との境界部分)に形成されればよい。この場合には、誘導部15を境界線16上に形成する場合に比べて、誘導部15と意匠部10と区画部20との一体感がやや損なわれる。しかし、このような被覆部材であっても、実施例1の被覆部材と同様に、給油口70付近への水の侵入を防止できる。
さらに、誘導部15は、外側被覆部21の軸方向に突起するため、区画部20の内面を成形する成形型を抜型する方向と、誘導部15が突起する方向とが一致する。また、誘導部15が意匠部10と区画部20との境界線16に沿って延びるため、区画部20の内面を成形する成形型と、誘導部15が延びる方向とがアンダーカットになることはない。よって、被覆部材1のアンダーカット形状が低減し、成形型設計の自由度が充分に確保される。よって、実施例1の被覆部材1は高精度かつ安価に製造できる。
実施例1の被覆部材を模式的に表す斜視図である。 実施例1の被覆部材をサイドメンバアウタおよびインレットフィラーパイプに組み付けた様子を模式的に表す断面図である。 実施例1の被覆部材の要部拡大図である。 実施例1の被覆部材をインレットフィラーパイプに組み付けた様子を模式的に表す上面図である。 従来の被覆部材をサイドメンバアウタおよびインレットフィラーパイプに組み付けた様子を模式的に表す断面図である。
符号の説明
1:被覆部材、4:ホイールハウスアウタ、5:サイドメンバアウタ、7:インレットフィラーパイプ、8:フューエルリッド、10:意匠部、15:誘導部、20:区画部、21:外側被覆部、22:連結部、23:内側被覆部、40:内側開口、50:給油ボックス、51:給油ボックスの底部、52:外側開口、70:給油口

Claims (4)

  1. 車体のサイドメンバアウタに凹設され底部に貫通孔状の外側開口をもつ給油ボックスの少なくとも該底部の内面を覆う意匠部と、
    該意匠部に臨んで凹設され該外側開口の内縁を覆う環状の外側被覆部と、該車体のホイールハウスアウタに形成されている内側開口の内縁と該内側開口の内部に配置されているインレットフィラーパイプの外縁との少なくとも一方を覆う環状の内側被覆部と、該外側被覆部と該内側被覆部とを連絡する筒状の連結部と、を備える区画部と、を備える被覆部材であって、
    該意匠部のなかで、該区画部との境界部分には、少なくとも、該被覆部材を該外側開口に組み付けたときに上側に配置される頂部に、樋状をなす誘導部が延設されていることを特徴とする被覆部材。
  2. 前記誘導部は、前記外側被覆部の軸方向に突起するとともに前記意匠部と前記区画部との境界線に沿って延びる立壁からなる請求項1に記載の被覆部材。
  3. 前記被覆部材を前記外側開口に組み付けたときに前記内側被覆部が配されている水平方向の領域は、前記誘導部が配されている水平方向の領域の内側である請求項1に記載の被覆部材。
  4. 前記意匠部の周縁部は、前記給油ボックスの周壁に弾接する請求項1に記載の被覆部材。
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