JP2007120949A - 道路情報更新装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】精度よく地図データの更新を行うことができる道路情報更新装置を提供する。
【解決手段】自車両が地図データ格納部25に格納された地図データ上の道路を走行していない場合に、GPS受信機10や車両情報取得部12から取得した新規道路情報と、画像情報取得部13から取得した実際の道路の画像とを記憶部27に記録する。車両の停車後イグニッションがオフとなる前に、入力支援部26は、記憶部27に記録された新規道路情報と、実際の道路の画像とを表示部30を通じて使用者に提示し、地図データの更新処理を促す。使用者は表示部30に提示された情報と画像とを見ながら地図データの変更を行うことができ、地図データ更新の信頼性を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、地図データを提示するナビゲーションシステムであって、道路地図データに登録されていない道路を走行したときに、当該道路情報の追加を行うなど、道路情報の更新を行う道路情報更新装置に関する。
従来、道路地図データに登録されていない区間を車両が走行した場合、ナビゲーションシステムは、その区間の自車両が走行することによって得られた情報(自車両の走行軌跡データ)を道路情報として取得し、該取得した道路情報を用いて地図データの自動更新を行うものが提案されている。
これにより、地図データ上に無い道路であっても新たに道路を追加することができ、次回以降において、追加された道路の情報を運転者に提示しようとするものである。
このようなナビゲーションシステムとして、たとえば特許文献1、2に記載されたようなものがある。
特開2004−251790号公報 特開2003−121161号公報
しかしながら、このような従来のナビゲーションシステムにおいては、地図データ上に無い道路を走行したときに車両の走行軌跡にもとづいて当該走行区間が新たに追加すべき道路であるかどうかを判定するため、たとえば出入り口の異なる駐車場を道路として認識してしまったり、一時的な工事迂回路を新規開通道路として認識してしまったりする。
そして、走行中または走行後における地図データの自動更新時に、使用者に対して地図データを更新する旨を確認するのみであり、上記のように駐車場や工事迂回路を追加すべき道路として誤認識してしまっているような場合であっても、正しい道路情報を再設定する方法が無いため正しく地図データを更新することができず、地図データの信頼性に欠けるといった問題があった。
そこで本発明はこのような問題点に鑑み、精度よく地図データの更新を行うことができる道路情報更新装置を提供することを目的とする。
本発明は、自車両位置取得手段によって自車両の位置を取得し、走行位置判断手段が、自車両位置取得手段によって取得された自車両の位置と、地図データ格納部に格納された地図データとより、自車両が前記地図データ上の道路でない新規道路を走行しているかどうかを判断し、走行位置判断手段によって新規道路を走行していると判断された場合に、新規道路情報記録手段が自車両が走行している道路の情報を新規道路情報として記録し、入力支援部が、新規道路情報記録手段によって記録された新規道路情報を用いて、使用者による地図データの道路情報の更新処理の支援を表示部を通じて行うものとした。
本発明によれば、入力支援部が表示部を通じて新規道路情報を提示し、地図データの道路情報の更新処理の支援を行うものとしたので、使用者は表示部に提示された新規道路情報を視覚的に認識しながら地図データに新規道路を追加する処理を行うことができ、地図データ更新の信頼性を向上させることができる。
次に本発明の実施の形態を実施例により説明する。
本実施例における道路情報更新装置は、ナビゲーションシステムの車載器において、実走行データをもとに新規道路追加、廃止不通道路の削除など、道路情報の更新を視覚的に支援するためのものであり、走行中に自動的に特徴点などを抽出して画像などを一時記憶し、走行後、道路情報や画像などを使用者に提示することにより、使用者が提示された画像を見て道路情報の更新を容易に行うことができるようにするものである。
図1に、実施例の全体構成を示す。
走行経路案内などの処理を行い、さらに道路情報の入力支援および道路情報の更新機能を備えたナビゲーション処理部20に、自車両の現在位置、進行方向、標高などを含むGPS情報を受信するGPS受信機10と、廃止道路の特定など使用者からの要求により一時記録を行うための記録ボタン11、車速、加速度、ウィンカ情報、操舵角、ヘッドライトのオンオフを示すライト情報など新規道路の特徴点を判別するために用られる車両情報を取得する車両情報取得部12と、自車両の前方を撮影する画像情報取得部13とが接続される。
なお画像情報取得部13は、自車両の前方以外にも、サイドビュー、リアビュー、アラウンドビューなどを撮影することもできる。
また記録ボタン11は、図2の(a)に示すように、後述の表示部30の近傍や、図2の(b)に示すようにハザードスイッチ40の近傍など、ドライバの視線の移動量が少なく、容易にボタンを押すことができる位置に配置することが望ましく、また押しやすい形状がよい。
またナビゲーション処理部20には、LCDなどの表示部30と、タッチパネルなどの入力部31とが接続される。この表示部30、入力部31を用いて、使用者は新規道路情報の追加を行ったり、道路情報の削除を行ったりする。
なお、表示部30に変えて、音声案内デバイスによって情報を提示したりすることもでき、表示部30、入力部31は適宜種々のものを選択することができる。
ナビゲーション処理部20は、使用者からの指示があったかどうか、または車両が新規道路を走行しているかどうかを判定する記録開始判定部21と、廃止された道路や不通道路を記録する廃止不通道路記録部22と、新規道路走行時の道路情報を記録する3D軌跡記録部23と、新規道路走行時に車両周囲の画像を記録する特徴点画像記録部24とを備える。
またナビゲーション処理部20は、使用者が新規道路や廃止不通道路の更新を行う際の入力支援を行う入力支援部26と、道路が示される地図データなどを格納する地図データ格納部25と、廃止不通道路記録部22、3D軌跡記録部23、特徴点画像記録部24から出力されたデータを記録する記憶部27を備える。
なお記憶部27は、不揮発メモリやハードディスクなどが用いられ、エンジン停止時(イグニッションオフ時)にもデータが消去されないものとする。記憶部27の記憶領域がなくなった場合には、古いデータから自動的に削除するものとする。
またナビゲーション処理部20は、図示しない経路誘導案内部を備え、地図データ格納部25内の地図データにもとづいて自車両の経路案内を行うことができる。
次に、ナビゲーション処理部20で行われる処理の詳細について説明する。
図3は、ナビゲーション処理部20で行われる処理の流れを示すフローチャートである。
ステップ100において記録開始判定部21は、GPS受信機10より自車両の現在位置を取得する。
ステップ101において記録開始判定部21は、ステップ100で取得した自車両の現在位置と、地図データ格納部25に格納された地図データとより、自車両が現在走行している位置が、地図データ格納部25より取得した地図の道路上を走行しているかどうかを判断する。
自車両が地図の道路上を走行していると判断された場合にはステップ112へ進み、廃止不通道路記録処理を行う。一方、地図上の道路を走行していない、すなわち地図上の道路から外れた位置を走行していると判断された場合には、ステップ102へ進む。
ステップ102において記録開始判定部21は、記録ボタン11が使用者によって操作されてオンとなったかどうかを判断する。
記録ボタン11がオンであると判断された場合にはステップ105へ進み、オンで無い場合にはステップ103へ進む。
ステップ103において記録開始判定部21は、地図データ格納部25に格納された地図データにもとづいて、現在の自車両の位置が駐車場であるか、またはその他施設であるかどうかを判断する。
現在の自車両の位置が駐車場やその他施設であると判断された場合には、車両が地図上の道路から外れてはいるが駐車場やその他の施設を走行しており、地図データとして追加すべき新規道路を走行しているわけではないものとして、ステップ100へ戻り再度上述の処理を繰り返す。
一方、現在の自車両の位置が駐車場やその他施設ではないと判断された場合には、ステップ104へ進む。
ステップ104において記録開始判定部21は、車両情報取得部12より車速情報などを取得して、地図データ上の道路から自車両が外れたと判断されてから自車両が一定距離以上走行し、かつ自車両の車速が一定速度以上であるかどうかを判断する。
自車両が一定距離以上走行し、かつ一定速度以上であると判断された場合には、自車両は地図データ上に無い新規の道路を走行しているものとしてステップ105へ進む。
一定距離以上走行し、かつ自車両の車速が一定速度以上で無い場合には、地図データ上に追加すべき新規道路ではないものとして、ステップ100へ戻り上述の処理を繰り返す。
次にステップ105において記録開始判定部21は、3D軌跡記録部23に対して3D軌跡記録を開始する旨の指示を行い、続いてステップ106において特徴点画像記録部24に対して特徴点画像記録を開始する旨の指示を行う。
これによりステップ107において3D軌跡記録部23は、自車両の走行軌跡を記録する3D軌跡記録処理を開始し、ステップ108において特徴点画像記録部24は、自車両が現在走行している道路(新規道路)の特徴点を撮影して記録する特徴点画像記録処理を開始する。
なお、ステップ107、108で行われる、3D軌跡記録処理、特徴点画像記録処理の詳細については後述する。
ステップ109において記録開始判定部21は、GPS受信機10より受信した自車両の位置情報と、地図データ格納部25に格納された地図データとより、自車両が地図データ上に無い道路(新規道路)から地図データ上の道路に復帰したかどうかを判断する。
自車両の位置が地図データ上の道路に復帰していないと判断された場合には、上述のステップ107、108へ戻り3D軌跡記録処理、特徴点画像記録処理を繰り返す。
自車両の位置が地図データ上の道路に復帰したと判断された場合には、ステップ110へ進む。
ステップ110において記録開始判定部21は、自車両が地図データ上の既知の道路を走行しており、道路の特徴点を撮影する必要が無いものとして3D軌跡記録処理を停止し、同様にステップ111において特徴点画像記録処理を停止する。
すべての処理が終了するとステップ100へ戻り、上述の処理を繰り返す。
またステップ101において自車両の位置が地図データ上の道路から外れていないと判断された場合には、ステップ112において記録開始判定部21は、記録ボタン11がオンとなっているかどうかを判断する。
記録ボタン11がオンでない場合には、新規道路や廃止不通道路を追加する必要は無いものとしてステップ100へ戻り、処理を繰り返す。
一方、記録ボタン11がオンである場合には、ステップ113へ進む。
なお使用者は、道路の廃止または不通区間があることを自身の視覚によって確認したときに、記録ボタン11をオンするものとする。
ステップ113において記録開始判定部21は、自車両周囲に廃止不通道路があるものとして、廃止不通道路記録部22に対して廃止不通道路記録処理を実行する旨の指示を行う。
ステップ114において廃止不通道路記録部22は、画像情報取得部13によって撮影された画像と、車両情報取得部12によって取得された車両情報とを記録する廃止不通道路記録処理を開始する。
なお、廃止不通道路記録処理の詳細については後述する。
ステップ114における廃止不通道路記録処理が行われた後、ステップ100へ戻り上述の処理を繰り返す。
次に、3D軌跡記録処理、特徴点画像記録処理、廃止不通記録処理の詳細について説明する。
まず、3D軌跡記録部23で行われる3D軌跡記録処理について説明する。
図4は、3D軌跡記録処理の流れを示すフローチャートである。
ステップ200において、GPS受信機10、車両情報取得部12から、それぞれGPS情報、車両情報を取得する。
ステップ201において、前回の処理におけるステップ202において記録された軌跡(詳しくは後述する)と、今回受信したGPS情報のうち進行方向および車両位置とを比較し、自車両が所定距離走行したかどうか、または所定角度以上進行方向が変化したかどうかを判断する。
なお、記録開始判定部21からの指示を受けて本フローが開始された直後は、ステップ201の処理を行わずステップ202ヘ進み、以降、ステップ201において、前回の処理におけるステップ202で記録された軌跡と今回の処理におけるステップ200で取得した各情報との比較を行う。
自車両が所定距離走行した、または所定角度以上進行方向が変化した場合には、ステップ202へ進み、そうでない場合にはステップ203へ進む。
ステップ202において3D軌跡記録部23は、受信したGPS情報にもとづいて、記憶部27に自車両の軌跡を記録する。これにより道路の形状を取得することができる。
図5の(a)、(b)に、記録された軌跡例を示す。
図5の(a)に示すように、自車両の位置とそのときの標高が軌跡として記録され、図5の(b)に示すようにたとえば矢印の向きによって自車両の進行方向と、矢印の位置によって自車両の位置とが軌跡として記録される。
一方、ステップ201において、前回記録された軌跡と今回受信したGPS情報とを比較し、自車両が所定距離走行しておらず、かつ所定角度以上進行方向が変化していない場合には、ステップ203において道路の特徴点の検出を行う。
なお、この道路の特徴点としては、交差点や、橋、トンネルなどがあり、道路属性が変化したかどうかによって検出することができる。
道路の特徴点、すなわち道路属性の変化地点の具体的な検出手順について説明する。
道路の特徴点として橋を検出する場合の例について説明する。
図5の(a)に示すように、地点Aから地点A’の間は、破線で示す地図データ上の標高(地図データ格納部25に格納された地図データ)と、実際に走行することによってGPS受信機10から取得したGPS情報中の標高とが異なる。
このような場合には、車両は橋を走行しているものと判断し、当該橋を特徴点として検出する。
次に、道路の特徴点としてトンネルを検出する場合について説明する。
たとえば図6の(a)に示すように、自車両Zが図6の(a)中の左から右方向へ進む場合は、地点Bに到達するまでは車両情報取得部12より受信する車両情報中のライト情報は、図6の(b)に示すようにライトが消灯(OFF)、GPS受信機10より受信するGPS情報は受信可(OK)となっている。
自車両Zが地点Bを通過すると、車両情報中のライト情報が点灯(ON)となり、GPS受信機10よりGPS情報を受信することができなくなる(NG)ため、3D軌跡記録部23は自車両がトンネルに入ったものと判断する。
また自車両Zが地点B’を通過すると、再びライト情報が消灯(OFF)、GPS情報が受信可(OK)となるため、3D軌跡記録部23は、トンネルを抜けたと判断する。
このようにして検出されたトンネルを、道路の特徴点として検出する。
次に、道路の特徴点として交差点を検出する場合について説明する。
図7の(a)、(b)に、自車両Wが、交差点を右折するときの車両情報の変化について説明する。
なお図7の(a)に示す車両W(t1)〜W(t5)は、時間が時刻t1〜t5まで変化した時の車両Wの状態を示す。
また3D軌跡記録部23は、車両情報中の車速、加速度、ウィンカ情報、操舵角を用いて交差点を検出するものとする。
時刻t1において3D軌跡記録部23は、車両の速度が低下し、加速度がマイナスの値であることを検出する。
時刻t2において、車両W(t2)に示すように、車両Wは右折に備えるため右ウィンカを点灯させ、センターライン付近に移動すると、3D軌跡記録部23は、操舵角が右方向であること、右ウィンカが出されたことを検出する。
時刻t3において車速が0となる。
次に時刻t4において、車速が上昇を始め、加速度がプラスとなり、ウィンカ情報が右方向、操舵角が右方向の条件が成立すると、3D軌跡記録部23は当該地点を交差点であるものとして検出(交差点判定Yes)する。
時刻t5において、車速が一定、加速度が0となり、車両W(t5)は通常の走行状態となる。
このように、車両情報のうち、車速、加速度、ウィンカ情報、操舵角を用いることにより、自車両の位置が交差点であるかどうかを判断することができ、当該交差点を特徴点として検出する。
なお、この特徴点として道路属性変化の判断方法は上記各方法に限定されるものではなく、たとえば特開2003−121161号公報、特開2004−215790号公報に記載された方法を用いてもよく、車両情報をもとにしたファジィ推論を用いてもよい。
図4に戻り、ステップ203において道路の特徴点が検出された場合にはステップ204へ進み、検出されなかった場合にはステップ200へ戻る。
ステップ204において3D軌跡記録部23は、特徴点画像記録部24に対して特長点の画像を取得する旨の指示を行う。
ステップ205において3D軌跡記録部23は、特徴点において検出した道路属性を記憶部27に記録し、ステップ202において自車両の軌跡を記録する。
これにより、自車両の軌跡とともに道路属性が記録される。
次に、特徴点画像記録処理について説明する。
図8に、特徴点画像記録部24における処理の流れを示す。
ステップ300において特徴点画像記録部24は、図4のステップ204において3D軌跡記録部23から特徴点の画像を取得する旨の指示を受けたかどうかを判断する。
指示を受けた場合にはステップ301へ進み、受けていない場合にはステップ300における処理を繰り返す。
ステップ301において特徴点画像記録部24は、画像情報取得部13から特徴点が写る画像取得し、記憶部27に記録する。
なお、3D軌跡記録処理および特徴点画像記録処理中において3D軌跡記録部23は、図9に示す表示画像例のように、表示部30に新規道路を走行中であり道路の特徴を記録している旨の表示を行う。
次に、廃止不通記録処理の詳細について説明する。
自車両が地図データ格納部25に格納された地図データ上の道路を走行中に、使用者が道路の廃止または不通であることを視覚的に認識した場合、記録ボタン11を押す。
この記録ボタン11の操作が記録開始判定部21によって検出される(図3のステップ112)と、記録開始判定部21からの指示(図3のステップ113)を受けて廃止不通記録処理がスタートする。
図10に、廃止不通道路記録部22が行う廃止不通記録処理の流れを示す。
ステップ400において廃止不通道路記録部22は、GPS受信機10より取得したGPS情報(現在位置、進行方向、標高)、およびGPS情報と地図データ格納部25に格納された地図データとより判断した現在自車両が走行中の道路情報を、記憶部27に記録する。
このステップ400において各種の情報が記録された地点を削除用記録点と呼ぶ。
ステップ401において、画像情報取得部13より自車両の前方画像を取得し、取得した画像を記憶部27に記録する。
ステップ402において、地図データ格納部25に格納された地図データを参照することにより、削除用記録点に最も近い道路接続点(交差点)を検索し、記憶部27に記録する。
ステップ403において、道路が廃止されたか、または不通であるため地図データ上の道路から削除する対象となる道路の候補を設定し、該設定した削除候補の道路を記憶部27に記録する。
具体的には、ステップ402において検索した道路接続点に接続する道路を地図データより抽出し、自車両が現在走行している道路以外の道路を削除候補として設定するものである。
なお、削除候補が複数道路ある場合には、走行履歴が最も古い道路を削除候補とすることもできる。
また、廃止不通記録処理中において廃止不通道路記録部22は、図11に示す表示画像例のように、表示部30に、道路の特徴を記録し道路が廃止された可能性のある旨の表示を行う。
以上により、自車両が地図データ上の道路から外れて新規道路を走行している判断される場合には、自動的に新規道路の形状および特徴点が自動的に記憶部27に記録され、さらに、自車両が地図データ上の道路から外れ、使用者が記録ボタン11を操作した場合にはすばやく新規道路の形状および特徴点を記録する処理が開始される。
また使用者が廃止または不通となった道路があると視認した場合に記録ボタン11を操作することにより、削除用記録点とその地点の画像とを記憶部27に記録することができる。
次に、記憶部27に記録された情報にもとづいて、使用者が新規道路を追加する処理および廃止不通道路の削除処理を行う手順について説明する。
この処理は、使用者が新規道路を追加する処理および廃止不通道路の削除処理を行うために入力部31を操作することによって開始されるものである。
また車両の停車後イグニッションがオフとなる前に、記憶部27に新規道路の情報、または廃止不通道路の情報が記録されている場合に、入力支援部26が表示部30を通じて使用者に地図データの更新を促すものとする。
図12に、表示部30に表示される道路情報選択画面例を示す。
表示部30には、記憶部27に記録された道路情報(新規道路の情報、削除候補道路の情報)の一覧が表示される。
なお一覧中には、道路情報の記録を行った日時、場所、種別などが表示される。また種別とは、新規道路の候補であるか、または削除候補の道路であるかを示すものとする。
使用者は、表示部30を見ながら入力部31を操作して、新規道路として追加したい道路、または地図データから削除したい道路を選択する。
道路情報の選択画面(図12)において、使用者が新規道路の追加を選択した場合について説明する。
図13に、新規道路の登録、道路属性の設定画面例を示す。
表示部30には、選択された道路の標高、道路形状、道路属性、特徴点、所要時間などが表示される。
また選択された道路は、特徴点ごとに区切られて、走行順に付番され、番号順に道路形状、道路属性、特徴点、所要時間などが表示される。また画面右端には、各特徴点において撮影した道路の画像を表示することにより、使用者に実際の特徴点の様子を認識させる。
特長点ごとに区切った各道路について道路属性や特徴点について間違いがあれば、使用者は入力部31を用いて修正を行う。
また表示部30には、地図データの入力に必要なノードおよびリンク点がすべて表示される。なお、特徴点がノードに該当し、特徴点間の軌跡がリンクに該当する。
このノード、リンク構成は、一般的なナビゲーションデータの記録概念を示す。
各特徴点の詳細設定項目を選択すると、使用者は入力部31を用いて特徴点をより細かく設定することができる。
次に、特徴点(2)における詳細設定手順について説明する。
なおこの詳細設定は、図13の詳細設定Sの項目が選択された場合に開始される。
図14に、特徴点(2)における詳細設定時の表示画面例を示す。
なお図14では、車線数を選択しているものとし、右上に当該地点(特徴点(2))の画像が表示されているものとする。
したがって、使用者は実際の道路画像を見ながら、詳細設定を行うことができる。
車線数を選択する際に、表示部30にはポップアップメニューPが表示され、使用者はポップアップメニューP内の項目(両側1車線(狭い)、片側1車線(狭い)、両側1車線(広い)・・・・)を選択することができる。
このポップアップメニューP内の項目は、道路属性にもとづいて項目が並び替えられ、選択される可能性が高い順に並び替えて表示される。
たとえば、道路属性が高速道路である場合には、ポップアップメニューP内の最上段から順に、両側2車線(広い)、両側3車線(広い)・・・などを表示する。
項目の設定後、使用者は入力部31を用いて図14の画面中の「設定」項目を選択すると、新規道路の登録画面(図13)に戻る。
詳細設定を行った後、使用者は入力部31を用いて図13の画面中の「登録」項目を選択すると、入力支援部26は新規道路の情報を地図データ格納部25に送信し、地図データ格納部25内の地図データに新規道路を追加する。
なお入力支援部26は、新規道路を地図データ格納部25へ送信すると同時に記憶部27に記録された当該新規道路に関する情報を削除する。
このように使用者が新規道路を追加する場合に、画像を見ながら新規道路を詳細に設定することができ、正確な道路情報を地図データ格納部25に追加することができる。
これにより、地図データ格納部25内の地図データを用いて誘導経路案内などの処理を行う際に、新たに追加された道路を案内経路の候補とすることができる。
次に、道路情報の選択画面において、使用者が廃止不通道路の削除を選択した場合について説明する。
図15に、廃止不通道路の削除設定画面例を示す。
表示部30には、図10のステップ403において設定された道路の中から選択された削除候補の道路が表示される。
また選択された道路は、削除用記録点ごとに付番され、番号順に道路属性、接続道路などが表示される。また画面右端には、各特徴点において撮影された画像を表示し、使用者に実際の特徴点の様子を認識させる。
入力支援部26は、削除用記録点が複数ありその点をつなぐ接続道路が1つである場合、すなわち図15に示すように、削除用記録点(1)、(2)の間をつなぐ1つの接続道路Aが存在する場合には、接続道路Aを削除候補として表示部30に表示する。
具体的には、接続道路Aに関する変化項目に「廃止」と表示する。
使用者は、表示部30中の右端に表示された画像を参考に、接続道路Aが削除候補として正しく選択されているかどうかを判断する。
間違った選択が行われている場合には、入力部31を用いて変化項目の修正を行う。
この選択時には、ポップアップメニューRが表示され、使用者はポップアップメニューR内の項目(たとえば、存在、切断、廃止、不通、期間通行止め)から入力部31を用いて正しい項目を選択する。
削除候補の設定後、使用者は入力部31を用いて図15の画面中の「登録」項目を選択すると、入力支援部26は地図データ格納部25内に格納された地図データから該当する道路の削除を行う。
これにより、地図データ格納部25内の地図データを用いて誘導経路案内などの処理を行う際に、廃止された道路が案内経路として選択されてしまうことが無い。
また使用者が、接続道路Aに関する変化項目として「不通」を選択した場合には、入力支援部26は地図データ格納部25内の地図データから該当する道路の削除を行わず、誘導経路案内などの処理を行う際に通行可能道路として選択されないようにデータの更新を行う。
その後、使用者が再度、当該道路を「存在」と選択した場合には、入力支援部26は地図データ格納部25のデータ更新を行うことにより、即座に当該道路を通常の道路と同様の扱いとすることができる。
また変化項目としての「期間通行止め」は、冬期通行止めや工事による通行止めを想定したものである。したがって、「不通」設定と同様に当該道路を通行可能道路として選択されないように設定するものであるが、その不通として設定される期間を設定することができる。その期間を経過した後は、自動的に「存在」設定、すなわち通常の道路として設定される。
次に、削除候補の道路において片端しか削除用記録点が検出されていない場合について説明する。
図16に、廃止不通道路の削除設定画面例を示す。
入力支援部26は、削除用記録点が1つであり、その点に接続された接続道路が1つである場合、すなわち図16に示すように、削除用記録点(1)と、その点に接続された接続道路Aが存在する場合には、接続道路Aを切断候補として表示部30に表示する。
具体的には、接続道路Aに関する変化項目に「切断」と表示する。
使用者は、接続道路Aに関する変化項目が正しく選択されているかどうかを判断し、間違った選択が行われている場合には入力部31を用いて変化項目の修正を行う。
なお、この変化項目の選択時には、図15の変化項目の変更時と同様に、ポップアップメニューを表示される。
廃止、または不通道路の片端しか削除用記録点が検出できず、変化項目として「切断」が選択されると、入力支援部26は地図データ格納部25内の地図データから接続道路Aを走行可能な道路(図16中の道路T)から切り離す。
この切断処理により、地図データ格納部25内の地図データを用いて誘導経路案内などの処理を行う際に、切断処理された道路が案内経路として選択されてしまうことが無い。
切断処理の後、切り離した道路の他端側の削除用記録点(2)が検出され、道路の廃止区間が確定した場合には、入力支援部26は地図データ格納部25の地図データより該当道路を削除することができる。
なお使用者は、実際に走行しておらず、記憶部27に新規追加道路や削除不通道路などの情報が記録されていない場合であっても、既に新規追加道路、削除不通道路の情報を知っている場合には、入力部31を用いて入力支援部26に対して道路の新規追加、または削除などの指示を行い、地図データ格納部25内の地図データの更新を行うこともできる。
なお本実施例において、ステップ100が本発明における自車両位置取得手段を構成し、ステップ101が本発明における走行位置判断手段を構成する。またステップ202、205が本発明における新規道路情報記録手段を構成し、ステップ301が本発明における新規道路画像記録手段を構成する。ステップ400、402、403が本発明における廃止不通道路記録手段を構成し、ステップ401が本発明における削除道路画像記録手段を構成する。
また、ステップ400において記憶部27に記録されたGPS情報(現在位置、進行方向、標高)、自車両が走行中の道路情報が本発明における削除道路情報を構成する。
本実施例は以上のように構成され、入力支援部26が記憶部27に記録された新規道路情報を表示部30を通じて使用者に提示し、使用者は表示部30に提示された情報を見ながら地図データに新規道路を追加する構成としたので、使用者は新規に追加する道路を視覚的に認識しながら地図データの変更を行うことができ、地図データ更新の信頼性が向上する。
また入力支援部26は、新規道路を追加する際に、表示部30に当該地点の道路の写真を表示することにより、使用者は実際の道路画像を見ながら新規道路の追加作業を行うことができるので、更新される地図データの信頼性をより向上させることができる。
3D軌跡記録部23、特徴点画像記録部24は、自車両が新規道路を走行していると判定された場合に自動的に新規道路の情報および画像を記憶部27に記録するものとしたので、使用者の手を煩わせることがない。
また特徴点画像記録部24によって取得されて記憶部27に記録される画像は、トンネルや橋などの特徴点を含む画像であるため、使用者が新規道路の追加作業を行う際に、より印象の強く残る道路の特徴を表示部30に表示することができ、新規道路の追加作業が容易となる。
使用者が廃止または不通となった道路があると視認し記録ボタン11を操作した場合に、削除用記録点とその地点の画像とを記憶部27に記録し、入力支援部26は、使用者が廃止不通道路の登録を行う際に表示部30を通じて削除用記録点と画像とを提示することにより、使用者は表示部30に提示された情報を見ながら地図データから廃止不通道路を削除することができるので、地図データ更新の信頼性が向上する。
また、記憶部27に新規道路情報または廃止不通道路の情報が記録されており、車両が停止してイグニッションがオフとなる前に、入力支援部26は表示部30を通じて使用者に地図データの更新処理を行うよう促すことにより、使用者に効率的に地図データの更新処理を促すことができ、使用者が地図データの更新処理を行うことにより地図データの精度を向上させることができる。
使用者が新規道路や削除不通道路の各項目の設定を行う際に、選択される可能性のある項目を選択される可能性の高いものから順に表示する、具体的にはポップアップメニュー中の上から順に選択される可能性の高い順に配置することにより、使用者はすばやく、容易に項目を選択することができる。
なお、地図データ格納部25内の地図データを取り出すためのインタフェースをナビゲーション処理部20が備えている場合には、該インタフェースを通じて地図データの更新を行ったり、または地図データ格納部25内の地図データを外部へ取り出してPC用アプリケーションで地図データの編集を行うこともできる。
またナビゲーション処理部20が、外部との通信機能を備えている場合には、該通信機能を用いて地図データ格納部25内の地図データの更新を行ったり、地図データを外部へ取り出したりすることもできる。
また、車両の走行が終了してイグニッションがオフとなる前に、使用者に地図データの更新を促し、使用者が入力部31を操作することによって新規道路を追加する処理および廃止不通道路の削除処理が開始されるものとしたが、これ以外にも、イグニッションがオンとなった時、記憶部27の記憶容量が少なくなってきた時などに、使用者に新規道路を追加する処理および廃止不通道路の削除処理を行うように促すこともできる。
これにより、次回の走行時に新規道路の情報や廃止不通道路の情報を記憶部27に追加するための記憶領域を確保することができる。
実施例の全体構成を示す図である。 記録ボタンの設置位置を示す図である。 ナビゲーション処理部における処理の流れを示す図である。 3D軌跡記録部における処理の流れを示す図である。 車両の軌跡例を示す図である。 道路の特徴点としてトンネルを検出する場合を示す図である。 道路の特徴点として交差点を検出する場合を示す図である。 特徴点画像記録部における処理の流れを示す図である。 道路の特徴を記録中の表示画面を示す図である。 廃止不通道路記録部における処理の流れを示す図である。 道路が廃止された旨の表示画面を示す図である。 新規道路追加時の表示画面例を示す図である。 新規道路追加時の表示画面例を示す図である。 新規道路追加時の表示画面例を示す図である。 削除道路登録時の表示画面例を示す図である。 削除道路登録時の表示画面例を示す図である。
符号の説明
10 GPS受信機
11 記録ボタン
12 車両情報取得部
13 画像情報取得部
20 ナビゲーション処理部
21 記録開始判定部
22 廃止不通道路記録部
23 3D軌跡記録部
24 特徴点画像記録部
25 地図データ格納部
26 入力支援部
27 記憶部
30 表示部
31 入力部

Claims (22)

  1. 自車両の位置を取得する自車両位置取得手段と、
    道路情報を含む地図データが格納された地図データ格納部と、
    前記自車両位置取得手段によって取得された自車両の位置と、前記地図データ格納部に格納された地図データとより、自車両が前記地図データ上の道路でない新規道路を走行しているかどうかを判断する走行位置判断手段と、
    該走行位置判断手段によって新規道路を走行していると判断された場合に、自車両が走行している道路の情報を新規道路情報として記録する新規道路情報記録手段と、
    使用者に情報を提示するための表示部と、
    前記新規道路情報記録手段によって記録された前記新規道路情報を前記表示部に表示することによって、使用者による前記地図データの道路情報の更新処理の支援を行う入力支援部と、を備えることを特徴とする道路情報更新装置。
  2. 前記走行位置判断手段によって新規道路を走行していると判断された場合に、自車両周囲の画像情報を取得して記録する新規道路画像記録手段と、を備え、
    前記入力支援部は、前記新規道路情報記録手段によって記録された前記新規道路情報と、前記新規道路画像記録手段によって記録された画像情報とを前記表示部に表示することによって、使用者による前記地図データの道路情報の更新処理の支援を行うことを特徴とする請求項1に記載の道路情報更新装置。
  3. 前記新規道路情報記録手段は、使用者からの指示があり、かつ前記走行位置判断手段によって新規道路を走行していると判断された場合に、新規道路情報の記録を行うことを特徴とする請求項1に記載の道路情報更新装置。
  4. 前記新規道路情報記録手段および新規道路画像記録手段は、使用者からの指示があり、かつ前記走行位置判断手段によって新規道路を走行していると判断された場合に、それぞれ新規道路情報の記録および自車両周囲の画像情報の記録を行うことを特徴とする請求項2に記載の道路情報更新装置。
  5. 前記新規道路情報記録手段が記録する前記新規道路情報は、標高、道路軌跡、道路属性の少なくともいずれか1つ以上を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1に記載の道路情報更新装置。
  6. 前記新規道路情報記録手段は、自車両が走行している道路の特徴点を検出し、該特徴点が検出された場合に、前記新規道路画像記録手段に前記特徴点を含む画像情報を取得する旨の指示を行い、前記新規道路画像記録手段は前記特徴点を含む画像情報を取得して記録することを特徴とする請求項2、4、5のいずれか1に記載の道路情報更新装置。
  7. 前記特徴点は、交差点、トンネル、橋の少なくともいずれか1つ以上を含むことを特徴とする請求項6に記載の道路情報更新装置。
  8. 前記新規道路情報記録手段は、前記走行位置判断手段によって前記新規道路から前記地図データ上の道路に復帰したと判断されたときに、新規道路情報の記録を停止することを特徴とする請求項1、3に記載の道路情報更新装置。
  9. 前記新規道路情報記録手段および前記新規道路画像記録手段は、
    前記走行位置判断手段によって前記新規道路から前記地図データ上の道路に復帰したと判断されたときに、それぞれ新規道路情報の記録を停止および画像情報の取得を停止することを特徴とする請求項2、4、5、6および7のいずれか1に記載の道路情報更新装置。
  10. 前記入力支援部は、前記新規道路情報または前記画像情報が記録されている場合に、所定のタイミングで、使用者に前記地図データの道路情報の更新処理を行うよう促すことを特徴とする請求項1から9のいずれか1に記載の道路情報更新装置。
  11. 前記所定のタイミングは、車両の走行が終了してイグニッションがオフとなる前、イグニッションがオンとなった時、前記新規道路情報記録手段が前記新規道路情報を格納するための記憶容量が少なくなってきた時、または前記新規道路画像記録手段が前記画像情報を格納するための記憶容量が少なくなってきた時、の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項10に記載の道路情報更新装置。
  12. 前記入力支援部は、使用者が前記地図データに道路情報を追加する場合、前記新規道路情報にもとづいて各地点の道路形状候補を前記表示部に表示し、使用者に提示した道路形状候補を選択させることを特徴とする請求項1から11のいずれか1に記載の道路情報更新装置。
  13. 前記道路形状候補は、選択される可能性の高い順に提示されることを特徴とする請求項12に記載の道路情報更新装置。
  14. 使用者からの指示により、前記自車両位置取得手段によって取得された自車両の位置と、前記地図データ格納部に格納された地図データとにもとづいて、現在位置を削除用記録点として記録する廃止不通道路記録手段とを備え、
    前記入力支援部は、前記削除用記録点を前記表示部に表示することにより、使用者による前記地図データの道路情報の更新処理の支援を行うことを特徴とする請求項1から13のいずれか1に記載の道路情報更新装置。
  15. 自車両周囲の画像情報を取得する削除道路画像記録手段を備え、
    前記自車両位置取得手段は、自車両の向きを取得可能であり、
    廃止不通道路記録手段は前記削除用記録点に加えて、前記削除道路画像記録手段によって取得された画像情報と、前記自車両の向きと、前記自車両位置取得手段によって取得された自車両の位置と前記地図データ格納部に格納された地図データとにもとづいて、算出した現在走行中の道路情報とを、削除道路情報として記録し、
    前記入力支援部は、前記削除道路情報を前記表示部に表示することにより、使用者による前記地図データの道路情報の更新処理の支援を行うことを特徴とする請求項14に記載の道路情報更新装置。
  16. 前記廃止不通道路記録手段は、前記削除用記録点を複数記録している場合に、前記地図データ上の道路において、前記異なる削除用記録点間の道路を削除候補として記録し、
    前記入力支援部は、前記削除候補を前記表示部に表示することにより、使用者による前記地図データの道路情報の更新処理の支援を行うことを特徴とする請求項14または15に記載の道路情報更新装置。
  17. 自車両の位置を取得する自車両位置取得手段と、
    道路情報を含む地図データが格納された地図データ格納部と、
    使用者からの指示により、前記自車両位置取得手段によって取得された自車両の位置と、前記地図データ格納部に格納された地図データとにもとづいて、現在位置を削除用記録点として記録する廃止不通道路記録手段と
    使用者に情報を提示するための表示部と、
    前記削除用記録点を前記表示部に表示することにより、使用者による前記地図データの道路情報の更新処理の支援を行う入力支援部と、
    を備えることを特徴とする道路情報更新装置。
  18. 自車両周囲の画像情報を取得する削除道路画像記録手段を備え、
    前記自車両位置取得手段は、自車両の向きを取得可能であり、
    廃止不通道路記録手段は前記削除用記録点に加えて、前記削除道路画像記録手段によって取得された画像情報と、前記自車両の向きと、前記自車両位置取得手段によって取得された自車両の位置と前記地図データ格納部に格納された地図データとにもとづいて、算出した現在走行中の道路情報とを、削除道路情報として記録し、
    前記入力支援部は、前記削除道路情報を前記表示部に表示することにより、使用者による前記地図データの道路情報の更新処理の支援を行うことを特徴とする請求項17に記載の道路情報更新装置。
  19. 前記廃止不通道路記録手段は、前記削除用記録点を複数記録している場合に、前記地図データ上の道路において、前記異なる削除用記録点間の道路を削除候補として記録し、
    前記入力支援部は、前記削除候補を前記表示部に表示することにより、使用者による前記地図データの道路情報の更新処理の支援を行うことを特徴とする請求項17または18に記載の道路情報更新装置。
  20. 自車両の位置を取得し、該自車両の位置と道路情報を含む地図データとより自車両が前記地図データ上の道路でない新規道路を走行しているかどうかを判断し、自車両が新規道路を走行していると判断された場合に、自車両が走行している道路の情報を新規道路情報として記録し、該記録された新規道路情報を表示部に表示することにより、使用者による前記地図データの道路情報の更新処理の支援を行うことを特徴とする道路情報更新方法。
  21. 新規道路を走行していると判断された場合に、自車両周囲の画像情報を取得して記録し、前記記録された前記新規道路情報と画像情報とを表示部に表示することにより、使用者による前記地図データの道路情報の更新処理の支援を行うことを特徴とする請求項20に記載の道路情報更新方法。
  22. 自車両の位置を取得し、使用者からの指示により、該自車両の位置と道路情報を含む地図データとにもとづいて現在位置を削除用記録点として記録し、該削除用記録点を表示部に表示することにより、使用者による前記地図データの道路情報の更新処理の支援を行うことを特徴とする道路情報更新方法。
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