JP2007119836A - 成膜方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】パターン位置精度の比較的よい膜堆積による薄膜形成方法を提供する。
【解決手段】被成膜基板1の上にだれ防止用貫通孔3が形成されたベースマスク2を配し、その上にだれ防止用貫通孔3と同一形状で孔が小さいパターン用貫通孔4が形成された成膜用マスク5を、だれ防止用貫通孔3とパターン用貫通孔4の中心を一致させて重ね、成膜用マスク5側から堆積法により薄膜を形成する方法であって、成膜用マスクのパターン用貫通孔4の平面積がベースマスクのだれ防止用孔3の平面積よりも小さい。
【選択図】図1

Description

この発明は、膜堆積によって薄膜を形成するスパッタ法や蒸着法によって形成される例えば光学フィルタや透明電極等の、薄膜パターンの周縁部のだれを少なくした薄膜形成方法に関し、特に同一基板上に異仕様の薄膜を隣接して成膜するのに好適な成膜方法に関する。
従来、同一基板上に異仕様の薄膜を形成する方法の一つにホトリソグラフィ(photolithography、以下ホトリソと略す)を用いた成膜方法が例えば特許文献1に開示されている。図9(a)は、反射型液晶パネルの反射側基板の断面図を示す。ガラス若しくは石英からなる基板91の一方の表面に画素電極92R、92B、92Gが形成され、その表面全体に透明絶縁層93が形成されている。画素電極92Rの上に、透明絶縁層93を介して赤色用選択反射の干渉フィルタFが形成され、干渉フィルタFを含み基板91表面全体に第1のエッチングストッパ層94が形成されている。青色用画素電極92Bの上には、第1のエッチングストッパ層94を介して青色用選択反射の干渉フィルタFが形成され、その干渉フィルタFを含み基板91表面に第2のエッチングストッパ層95が形成されている。緑色用画素電極92Gの上には、第1,第2のエッチングストッパ層94,95を介して緑色用選択反射の干渉フィルタFが形成されている。
各画素電極92R、92B、92Gの上に形成される干渉フィルタF, F, Fは、よく知られているように高屈折率の光学薄膜nと低屈折率の光学薄膜nとを交互に積層することで形成される。その光学特性は、膜厚と積層する膜数とによって、任意の光学特性にすることが出来る。したがって、自ずと各色(波長)に対する干渉フィルタF, F, Fの構成は異なって来る。
そのために、その異なる構成の干渉フィルタは、それぞれ個別に作らざるおえなかった。干渉フィルタFの形成工程を図9(b)〜図9(e)に示す。図9(b)は基板91の一方の表面に画素電極92R,92B,92Gと、それらの表面に透明絶縁層93が形成された状態を示している。図9(c)は、透明絶縁層93の上に、所望の厚みの高屈折率の光学薄膜nと低屈折率の光学薄膜nとを交互に積層して基板前面に赤色に対する干渉フィルタ96を形成した状態を示している。図9(d)の工程で、その干渉フィルタ96に対しホトリソによってパターニングし画素電極92Rの上だけに干渉フィルタFを残す。この図9(d)の工程で干渉フィルタFは完成したので、次の干渉フィルタFを形成する際のエッチング工程で干渉フィルタFが壊れないようする目的で、図9(e)に示すように第1のエッチングストッパ層94を基板91の表面全体に形成する。この後、図に示していないが同様にして画素電極92Bのエッチングストッパ層94の上に干渉フィルタFを形成し、更に同様に画素電極92Gの第2エッチングストッパ層95の上にフィルタFを形成する。
このように干渉フィルタ形成後にホトリソによってパターニングを行っていた。この方法はパターン精度が極めて高く、容易にサブミクロン(sub-micron)オーダーのパターン精度が確保できる。しかし、ホトリソ工程が増えてしまう課題があった。
ホトリソ工程を使わない薄膜形成の方法としては、例えば特許文献2に開示された図10に示す方法がある。図10(a)は、表示パネル基板101の上に透明電極膜102が形成され、その上に透明絶縁膜103が形成された基板の断面を示す図である。この透明電極膜102上に各種の発光膜が、全てマスク板104を用いて成膜される。このマスク板104は、0.1〜0.5mmの厚みの例えばステンレスからなる金属板である。
図10(b)の緑表示用の発光膜部分105gの成膜工程では、マスク板104を絶縁膜103にほぼ接するように位置決めした状態で、緑発光膜部分105gを蒸着法若しくはスパッタ法によって絶縁膜103のマスク板124の窓パターン106に臨んでいる部分に薄膜を堆積させる。
このとき、マスク板104がマスク板104自身の平坦度の問題や、膜の凝集熱やターゲット材からの輻射熱によるマスク板104の変形が原因で、完全に絶縁膜103に密着せず僅かに浮き上がる。その結果、緑発光膜105gの周縁部に傾斜状のだれ107が発生することによりパターン暈(ぼ)けを生ずる。図10(c)は、同じマスク板104を横方向にずらして赤発光膜部分105rを成膜する工程、図10(d)は、同様に青発光膜部分105(b)を成膜する工程を示している。図10(e)は、各発光膜の上に透明絶縁膜107を介して透明画素電極108が形成され表示パネルとして完成された状態を表している。
このような蒸着法若しくはスパッタ法による成膜方法は、ホトリソ工程を伴わないので工程が少なくて済み、低コストで製品を作り出すことが出来るメリットはある。しかし、パターン暈けによるパターン精度が悪いという課題を持つ。
例えば図10に示した従来の膜堆積法による成膜方法では、マスク板104の位置合わせ精度が5μm程度、パターン暈けが同程度発生するので、その両者が合わさって二桁ミクロンオーダーのパターン精度しか確保することが出来ない。
特開2000−75277号公報(図1,図2) 特開平5−108014号公報(図1)
特にパターン精度が求められる高密度画素の表示パネルを実現する場合には、位置精度を重視して、コストの高いホトリソを用いた成膜方法が採用されることが多い。高いパターン精度が要求されない例えば光通信に用いられる光学部品などには、堆積法による成膜方法が採用されている。
しかしながら、光通信に用いられる光モジュール部品などで、徐々にパターンの位置精度が求められる様になって来ている。図11にその一例を示す。図11は、複数のフィルタを縞模様状に成膜したフィルタチップを用いた波長分波モジュールを側面から見た図である。
光ファイバ114から、4つの波長λ1〜λ4からなる光信号は、水平に配された光ガイド115と柱状レンズ116によって並行光とされ、垂直から約10°程度時計方向に傾けた表面に入射される。フィルタチップ117の光信号が入射された板面と反対側の裏面に形成された波長λ1を透過するフィルタ120により、波長λ1の光信号だけがフィルタチップ117内を直進し柱状レンズ130に入射される。柱状レンズ130に入射した光信号は、光ガイド142を介して光ファイバ156に伝達される。
その他の波長の光信号は、フィルタチップ117の表面方向に反射する。フィルタチップ117の柱状レンズ116側の光信号入射部分以外の表面に形成された反射膜124で再びフィルタチップ117の裏面に向けて反射される。その反射光信号がぶつかるフィルタチップ117の裏面には、今度、波長λ2の光信号だけを透過するフィルタ121が形成されている。したがって、波長λ2の光信号だけがフィルタチップ117内を直進し柱状レンズ131に挿入される。柱状レンズ131に入射した光信号は、光ガイド143を介して光ファイバ157に伝達される。以下同様なので詳述するのを省略するが、波長λ3の光信号は光ファイバ158、波長λ4の光信号は光ファイバ159に分波され、4つの波長の光信号が、それぞれの光ファイバ156〜159に分波される。
このような波長分波モジュールに使われるフィルタチップ117は、例えば図12に示すように製造する。即ち大きなガラス基板160の上に縞模様状に特性の異なる(b〜jで表記)フィルタ膜161を成膜し、フィルタ膜161中a上に一点鎖線で示すダイシングライン(dicing-line)で切断する。
例えば光ファイバ156〜159の外径を125μmとすると、フィルタチップ117の裏面上に形成されるフィルタ120〜123の間隔も125μmで成膜する必要があり、その範囲内のフィルタ特性は均一である必要がある。ここで、背景技術で述べた位置精度の悪い従来の堆積法でフィルタチップ117上のフィルタ膜を形成しようとすると、その位置精度が悪いことにより、図10に示すように各フィルタを縞模様に間隔を空けずに隣接して成膜することが出来なくなる。すなわち、位置精度の悪い分、フィルタ間に間隔を設ける必要が出てくる。その結果、フィルタチップ117の平面サイズが大きくなるので、波長分波モジュール全体の大きさも大きくなる。更に、図11に示す光ファイバ156〜159を単純に積み重ねる構造は取れなくなり、光ファイバ156〜159、それぞれを平行光に合わせるための光ファイバの保持構造が必要になる。そのために組み立て工数も増加してしまう等の弊害がある。
このように、従来の膜堆積によって薄膜を形成する方法で得られるパターンの位置精度では、光部品の小型化に対応出来なく成りつつある。だからと言って、コストの高いホトリソは採用したくなく、パターン位置精度の比較的よい膜堆積による薄膜形成方法が求められている。このことは、一種類(一特性)のフィルタなどの薄膜を高精度に形成する場合に同様に問題となる。
この発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、従来の膜堆積によって薄膜を形成するスパッタ法や蒸着法による薄膜パターンの周縁部のだれを少なくできる薄膜形成方法を提供することを目的とする。
この発明による成膜方法は、パターン成膜部にだれ防止用貫通孔が形成されたベースマスクを基板上に配し、そのだれ防止用貫通孔と同一形状で面積が小さいパターン用貫通孔が形成された成膜用マスクを、上記だれ防止用貫通孔とパターン用貫通孔との中心を一致させてベースマスク上に重ね、これら両マスクを通じて基板上に薄膜を形成する。
この発明による成膜方法によれば、薄膜を成膜する基板表面直上にだれ防止用貫通孔が形成されたベースマスクが配置され、そのベースマスクの基板と反対側の面にだれ防止用貫通孔と同一形状で孔が小さいパターン用貫通孔が空けられた成膜用マスクが、貫通孔の中心を一致させて重ねられて膜の堆積工程が行われる。この結果、横方向に広がる移動ベクトルを持ったスパッタ粒子若しくは蒸着粒子を2枚のマスクで遮断することで、より設計狙い値に近い形状で成膜することができる。要するにパターン暈けを減少させることができる。
以下、この発明の実施の形態に係る成膜方法について、図面を参照して説明する。
〔基本原理の説明〕
先ずこの発明の成膜方法の基本原理を図1と図2を用いて説明する。図1(a)は、この発明のベースマスクと成膜用マスクの2枚のマスクを同時に用いて基板上に薄膜を形成する工程の概念を示す断面図である。例えばガラス材である被成膜基板(以下、基板と略す)1の表面に、ある方向における幅がW2の薄膜を形成する場合の図である。基板1の表面直上には、ギャップGの間隔を空けて厚みT1、例えば300μmで材料がステンレス材のだれ防止用のベースマスク2が配置されている。このギャップGはゼロで在ることが狙いであるが、上記したように、ベースマスク2自体の平坦度が完璧では無いことと、膜堆積時の熱変形や図示しないターゲットからの輻射熱による熱変形によって、ベースマスク2と基板1とが密着することは無い。必ずギャップGが発生してしまう。ベースマスクには幅W1のだれ防止用貫通孔3が形成されている。
ベースマスク2の基板1と反対側の面には、だれ防止用貫通孔3よりも小さい幅W2のパターン用貫通孔4を有する成膜用マスク5が両貫通孔3と4の中心を一致させて重ねられている。成膜用マスク5は、ベースマスク2と同じステンレス材で厚みは例えば薄い100μmである。ベースマスク2のだれ防止用貫通孔3の幅W1に対して、小さい幅W2のパターン用貫通孔4の中心が一致しているので、成膜用マスク5の開口部は、ベースマスク2のだれ防止用貫通孔3の両側から孔の中央に向けて庇(ひさし)状に張り出している。
図示しないターゲット材から放出され、基板方向への移動ベクトルを持ったスパッタ粒子6をベースマスク2と成膜用マスク5とによって遮断することで、幅W2の膜7を形成する。スパッタ粒子6は、ターゲット材の近傍においては、イオンビームの反射方向に弾道的に移動されるが、被成膜物である基板1の付近に近づくと雰囲気のガスとの速度差が無くなり拡散的な移動に移行する。したがって、成膜用マスク5付近では、色々な移動ベクトルを持ったスパッタ粒子6が存在している。
このスパッタ粒子6を成膜用マスク5とベースマスク2とで遮断することで、基板1の表面に膜7を形成する。この2枚のマスクの作用を図2を用いて説明する。図2は、基板1の表面に形成される膜7の幅方向の中央部の座標を原点とし、横軸Xが基板1の横方向、図1で左右方向の座標を示し、縦軸Yが基板に対し垂直方向の座標を表している。
まずこの発明の2枚のマスクを同時に用いて成膜する場合について説明する。このとき、成膜用マスク5とベースマスク2とで形成される窓の基板1に近い両端の座標は、(−W2/2,G+T1)と(W2/2,G+T1)である。Xのマイナス座標は省略し、プラス側の座標だけで説明を行う。A点、座標(W2/2,G+T1)で、幅W2より広がる方向(X≧W2/2)に向けた移動ベクトルを持ったスパッタ粒子6を遮断する。その結果、膜7の周縁部の断面形状は、図2に実線で示すようにW2/2より大きなX座標において急激に厚みを減らす形状、つまり、原点からX座標W2/2までの膜7の厚みが一定で、XがW/2より大の領域で急激に膜7の厚みが減少する形状で成膜される。
これに対してマスク1枚で成膜する従来方法、すなわち、ベースマスク2を単独で使用して幅W2の薄膜を成膜する場合を考察すると。図1(b)に示すように、基板1とベースマスク2とのギャップGはそのまま(無くす事は困難、図1(a)と同じ)で、例えばベースマスク2の厚みはT1、貫通孔3の幅がW2の幅にされる。この時、スパッタ粒子6は、ベースマスク2の貫通孔3の側壁を形成するA点(W2/2,G+T1)とB点(W2/2,G)を結ぶ直線で遮断(マスク)される。その結果得られる膜7の周縁部の断面形状は、破線で示すようにX座標W2/2以下の部分で膜7の厚みが薄く成膜される。つまり肩がなだらかな形状になる。このような形状になる理由は、移動ベクトルが不規則(ふらふらと空から降下してくる雪の結晶のように)なスパッタ粒子6を、A点とB点から成る側壁でマスクするので、X座標W2/2の前後で、スパッタ粒子6の存在確率が減少するからである。X座標W2/2より大の範囲でスパッタ粒子6が存在し無くなるのは、ベースマスク2でマスクしているので当然であるが、X座標W2/2より小の座標におけるスパッタ粒子6の存在確率も減少するために、肩がなだらかな形状に成膜される。
これは、例えばベースマスク2の厚みを極端に厚くした場合を想定して見ると理解できる。図1(b)に図示出来ないほどベースマスク2の厚みを厚くすると、X方向に拡散するスパッタ粒子6を貫通孔の長い側壁でマスクすることになるので、図2の原点付近のスパッタ粒子6の存在確率が最も高く、X座標が大になれば成るほどその確率は減少すると考えられる。その結果、膜7の断面形状は図2に一点鎖線で示すように原点付近で厚みが厚く、原点から遠ざかるに従い厚みが薄くなる形状になる。
これに対してこの発明のベースマスク2と成膜マスク5の2枚を重ねて使用する成膜方法によれば、座標A点(W2/2,G+T1)で、X方向に広がる方向への移動ベクトルを持ったスパッタ粒子6を一度成膜マスク5で遮断し、そのあと基板1の表面に近い部分において、それより広いW1の幅であるベースマスク2、C点(W1/2,T1+G)とD点(W1/2,G)を結ぶ側壁でマスクするので、設計狙いの形状であるX座標W2/2付近におけるスパッタ粒子6の存在確率が、マスク1枚で成膜する従来の方法よりも減少しない。
その結果、より形状精度の高い、要するに膜を形成したい部分の均一の厚みの面積が広く、周縁部のだれを小さくしたパターン暈けの少ないパターンを形成することが可能になる。各マスクの厚みと平面形状(庇量)と、パターン精度との関係は、実験により容易に求める事が出来る。
[第1実施形態]
上記したこの発明の基本原理を同一基板上に異仕様の薄膜を隣接して成膜する方法に適用した第1実施形態に係るベースマスクと成膜用マスクの構成を図3と図4に示す。図3及び図4は平面図であり、ベースマスク2及び成膜用マスク5は長方形形状である。その材料は例えばSUS304等のステンレス板であり、その厚みはベースマスク2が例えば300μm、成膜用マスク5が例えば100μmである。
ベースマスク2の短辺に平行に細長い溝のだれ防止用貫通孔30a〜30u(代表して30ということもある)が、その溝幅W1の間隔を空けてすだれ状に配列形成される。成膜用マスク5の外形は、ベースマスク2と等しく、成膜用マスク5には、パターン用貫通孔40が、ベースマスク2上のだれ防止用貫通孔30の一定数ごとに形成される。パターン用貫通孔40はだれ防止用貫通孔30と形状は同一であり、平面積がだれ防止用貫通孔30よりも小さい。この例では、だれ防止用貫通孔30の幅W1と長さL1よりも、パターン用貫通孔40の幅W2と長さL2が共に小である。その両マスクの一端側からだれ防止用貫通孔30aとパターン用貫通孔40aとが中心を一致させて形成されている。以降幅W1の間隔を空けて順次設けられるだれ防止用貫通孔30に対して、成膜用マスク5のパターン用貫通孔40は、だれ防止用貫通孔30を6個空けて、すなわち、だれ防止用貫通孔30の7個置きにパターン用貫通孔40b,40cが形成されている。
図4では図示しないが、この成膜用マスク5の他に、成膜用マスク5の一端から最初のパターン用貫通孔40aの位置がだれ防止用貫通孔30b〜30gにそれぞれ対応した6枚の成膜用マスク5〜5が用意される。これら成膜用マスク5〜5の各パターン用間通孔40a,40b,40cは、1個分のだれ防止用貫通孔30の幅ずらしたものである。
ここで、これらのベースマスク2及び成膜用マスク5〜5を用いて、多層膜フィルタなどの薄膜を基板上に成膜する。この薄膜として多層膜フィルタをイオンビームスパッタ法により成膜する例を簡単に説明する。図5に示すように真空チャンパ50内に、薄膜の材料となるターゲット材をスパッタリングするイオンガン53と、イオンガン53からのイオンビーム54が照射される位置に、回転軸55を中心として回転可能に配置されたターゲット材51,52と、ターゲット材51,52と対向する位置に試料ホルダー56が配置され、試料ホルダー56のターゲット材51,52側に被成膜物57が置かれている。被成膜物57には、ターゲット材51,52がスパッタリングされたスパッタ粒子6が拡散的に移動される。その結果、例えばガラス基板などの表面に薄膜を形成することが出来る。
図3及び図4に示したベースマスク2と成膜用マスク5は、例えばガラス基板と一体となって被成膜物57を構成する。ベースマスク2と成膜用マスク5の各貫通孔を通じて基板上に、例えば二酸化シリコン(SiO)のターゲット材51からのスパッタ粒子6と、五酸化タンタル(Ta)のターゲット材52からのスパッタ粒子6を交互に付着させて光学フィルタを形成する。この交互に付着する回数は、例えば100〜200回になる。一回で成膜される膜厚はSiOで260nm、Taで170nm程度であるので、フィルタの総厚は、20μm〜40μm程度になる。
次に被成膜物57の構成の一例を図6に示して説明する。図6は図7中のVI−VI切断線に対応する断面図である。
被成膜物57は、ベースプレート60とベースマスク2と成膜用マスク5とマスク固定枠66を重ねて構成される。ベースプレート60には、その一面に周縁部を残して矩形の凹部61が形成され、凹部61内に被成膜基板1が勘合配置される。つまり基板1は凹部61により位置決めされる。また基板1の薄膜形成はベースプレート60の凹部61の形成表面と同一面上に位置される。中央の凹部61の底面に対し周縁部60aが突出形成されていることになる。この周縁部60aの表面には複数の、例えば10個の位置決めピン62a〜62jが立設され、その外側に固定ネジが挿入される複数の、例えば10個のネジ穴63a〜63jが空けられている。以下の説明では、図7も参照されたい。
凹部61を蓋するようにベースマスク2が周縁部60a上に重ねられる。ベースマスク2の外周部には、ベースプレート60の位置決めピン62a〜62jに対応した位置に、位置決め穴20a〜20jと固定ネジが挿通するネジ穴21a〜21jが空けられ、位置決め穴20a〜20jにそれぞれ位置決めピン62a〜62jを挿通してベースマスク2が基板1に対して位置決めされる。
更にベースマスク2のベースプレート60と反対側に、成膜用マスク5が重ねられる。成膜用マスク5の外周部にも、ベースプレート60の位置決めピン62a〜62jに対応した位置に、位置決め穴64a〜64jと固定ネジが貫通するネジ挿通穴65a〜65jが空けられ、位置決め穴64a〜64jにそれぞれ位置決めピン62a〜62jが挿入されて成膜用マスク5がベースマスク2に対して位置決めされる。
成膜用マスク5のベースマスク2と反対側の面の周縁部には更にマスク固定枠66が重ねられる。マスク固定枠66は、外形がベースプレート60の周縁部60aとほぼ同一の枠形状であり、ベースプレート60のネジ穴63a〜63jに対応する位置にネジ挿通穴67a〜67jが空けられている。固定ネジ68a〜68jがこのネジ穴67a〜67jそれぞれに通され、ベースプレート60のネジ穴63a〜63jにそれぞれねじ込まれて、マスク固定枠66とベースプレート60との間に配置されるベースマスク2と成膜用マスク5が互いに位置決めされた状態で締め付け固定される。
図6及び図7に示した被成膜物57を用いて、図5に示したイオンビームスパッタ法で同一基板上に異仕様の薄膜を隣接して成膜する成膜方法を図8を用いて説明する。図8は、それぞれ特性が異なる5種類の光学薄膜フィルタa〜eから成るフィルタチップ80,81を2個同時に隣接して成膜する方法を示している。図8では、図7で説明したベースプレート60やマスク固定枠66は省略して示している。
図8(a)では、基板1の一方の面に、基板1の一端側からだれ防止用貫通孔82がその溝幅の間隔を空けて交互に形成されたベースマスク2が重ねられ、その上にフィルタb成膜用マスク5が重ねられている。フィルタbを成膜すると同時に、フィルタとしては使用しない部分、図8中でダミーと書かれた領域にもフィルタbと同じ膜が成膜されるようにしている。
この部分は光学的には使わない部分、すなわちフィルタ形成後ダイシングされる部分であるので、フィルタは無くても良いが、ダミー部分と隣接するフィルタe及び隣のフィルタチップ81のフィルタaの領域にフィルタを成膜する際の、壁として機能させる目的で、この部分にもフィルタを形成するようにしている。したがって、図8(a)では、ダミー部分とb領域にフィルタbが基板1の前面に成膜される。この例の場合、成膜用マスク5にはフィルタ80,81のフィルタごとに1つのフィルタ膜bを形成するためのパターン用貫通孔80aとダミー位置に薄膜を形成するパターン用貫通孔80bの2個の貫通孔が形成されている。この例では、1枚の成膜用マスク5に2個の貫通孔を設けた例を示したが、もちろん個別に1個ずつの貫通孔を持つ成膜用マスクとしてもよい。この例のように貫通孔の個数を増やせばその分、工程が減らせるのでコストが下げられる効果がある。
図8(b)は、フィルタb成膜後、成膜用マスク5を取り外した状態を示す図である。次の工程である図8(c)では、d領域にフィルタdを成膜する成膜用マスク5をベースマスク2に重ねて成膜している様子を示す。次の図8(d)は、成膜用マスク5を取り外した状態を示している。この図8(d)から分かるように、ベースマスク2によってスパッタ粒子6が遮断されている領域a,c,eを除いては、図8(a)〜(c)の工程でフィルタの成膜が終了する。この結果、図8(e)に示すように成膜済みの領域と未成膜部分とが隣接した状態になる。つまりダミー位置を含めて全フィルタ数の半分が形成されたことになる。
次にベースマスク2を取り外し、領域a,c,eの各領域について、個別に成膜する成膜用マスク5を用いて、先ず工程図8(f)において領域aにフィルタaを成膜する。この時、パターン用貫通孔の中心を既に形成された隣接薄膜間の中心に一致させて、つまり図8(a)の工程で成膜したダミーとフィルタbの膜が成膜用マスク5の土台かつ、壁、として機能する。この結果、ベースマスクとして機能するので隣接したフィルタ(この場合はフィルタb)に悪影響を及ぼすこと無く領域aにフィルタaを成膜することが出来る。
次に図8(g)の工程で成膜用マスク5を用いて領域cにフィルタcを成膜する。このときは、領域bとdに成膜済みのフィルタb,dが壁として機能する。
次に図8(h)の工程で成膜用マスク5を用いて領域eにフィルタeを成膜する。このときは、領域dとダミー領域に成膜済みのフィルタdとダミー領域が壁として機能する。図8(i)は5種類のフィルタa〜eが隣接して形成され完成された状態を示している。この後、ガラス基板1の中央部分のダミー領域でダイシングすることで2つのフィルタチップ80と81に分割する。
以上述べたように、ベースマスクと成膜用マスクの2枚を重ねて成膜する方法で、一列置きに成膜したあと、ベースマスクを取り外して、ベースマスクによってマスクされていた領域に個別に成膜することで、比較的高い精度で異仕様の膜を隣接して形成することが可能になる。
これは、ベースマスクと成膜用マスクの2枚を用いて先に成膜した部分が、未成膜部分の成膜時に壁として利用することが出来るので、隣接する膜に与える影響を少なくすることができる。この結果、従来の方法よりも細い幅で異なる仕様の膜を隣接して形成することが可能になる。
なお、図8では基板1とベースマスク2との間のギャップGについて省略して説明している。このギャップGを完全に無くすことは難しいが、もしギャップGがゼロに出来た場合でも、図8に示す製法は有効である。
すなわち、図8(e)以降の工程において、それ以前に成膜されたダミー、b、dの各領域が、その間のa、c、eの領域の膜を形成する際の壁として機能し、その結果スパッタ粒子や蒸着粒子の拡散が防げるので、パターン精度の高い膜を隣接して形成することが可能になる。このように、ギャップGの有無は、図8に示す異仕様の薄膜を隣接して成膜する工程に影響を与えない。
[第2実施形態]
図8においてはベースマスク2と同一外形形状の成膜用マスク5を用いて、一枚のベースマスク2に対して複数枚の成膜用マスク5〜5を用いる例を示したが、この発明はこの実施形態に限定されない。成膜用マスク5を一枚にすることも可能である。
図4中に破線で示すように、ベースマスク2の一端のだれ防止用貫通孔30aに対応するパターン用貫通孔40a側の端部が延長され延長部40dが設けられる。この延長部40dの延長幅LEはパターン用貫通孔40が形成される間隔D1以上であればよい。このような形状にすることで、成膜用マスク5は一枚で済む。すなわち、ベースマスク2のだれ防止用貫通孔に対して、一端側を延長した成膜用マスク5を長手方法に一つずつずらして使用する。
このように、一枚の成膜用マスクで行うことも出来る。この場合、図6,図7で説明した被成膜物57の構成方法は変わってくるが、その設計は容易なので説明は省略する。
なお、今まで説明した実施例において、全てベースマスクの厚みに対して成膜用マスクの厚みが薄い例を示してきたのは、この関係が好ましいからである。その理由としては、スパッタ粒子若しくは蒸着粒子は、被成膜物付近ではブラウン運動のような不規則な動きをするので、なるべくガラス基板の表面に近い位置で薄膜の平面形状を決定するようにした方が良い。そうするためには、成膜用マスクは薄い方が好ましい。どの程度、ベースマスクに対して薄くするかについては、実験により容易に求めることが可能である。
なお、上述でこの発明をフィルタ膜の成膜に適用したが、薄膜は絶縁膜、透明電極、金属電極などの膜の形成に適用でき、更に異種膜も隣接形成する場合に限らず、単独のパターンの薄膜形成にも適用できる。更に、細長い薄膜のみならず、方形、他の多角形、円形などの薄膜形成にも適用可能である。
(a)はこの発明の成膜方法の基本原理を説明するための基板にベースマスク、成膜用マスクを重ねた状態の断面図、(b)はベースマスク1枚で行う成膜方法の断面図を示す図である。 この発明の成膜方法の基本原理を説明するためのだれ防止用貫通孔幅W2とパターン用貫通孔W1と薄膜の断面形状との関係を示す図である。 この発明の第1実施形態に用いるベースマスクの平面図を示す図である。 この発明の第1実施形態に用いる成膜用スマスクの平面図を示す図である。 イオンビームスパッタ装置の構成を簡略に示す図である。 図7のVI−VI切断線の断面図である。 この発明の第1実施形態に用いる被成膜物の分解斜視図である。 この発明の成膜方法を用いて同一基板上に異仕様の薄膜を隣接して成膜する各工程における基板、ベースマスク、成膜用マスク、薄膜の断面を示す図である。 特許文献1に開示されたような成膜方法を示す断面図である。 特許文献2に開示されたような成膜方法を示す断面図である。 図12に示すフィルタチップを用いた波長分波モジュールの側面図である。 (a)は複数のフィルタから成るフィルタチップがガラス基板上に形成された状態の平面図、(b)はその右側面図、(c)は1個のフィルタチップの平面図である。

Claims (6)

  1. パターン成膜部にだれ防止用貫通孔が形成されたベースマスクと、
    上記だれ防止用貫通孔と同一形状で面積が小さいパターン用貫通孔が形成された成膜用マスクを用意し、
    上記ベースマスクを基板上に配し、
    上記だれ防止用貫通孔と上記パターン用貫通孔との中心を一致させて、上記ベースマスクに上記成膜用マスクを重ね、それらマスクを通して上記基板上に薄膜を形成する成膜方法。
  2. 請求項1記載の成膜方法において、
    上記ベースマスクには上記だれ防止用貫通孔が複数形成されており、上記ベースマスクのだれ防止用貫通孔に対し全て薄膜を形成した後、上記ベースマスクを取り外し、上記基板上のベースマスクによりマスクされていた部分に対し、パターン用貫通孔が形成された成膜用マスクを用いて薄膜を形成する成膜方法。
  3. 請求項2記載の成膜方法において、
    上記だれ防止用貫通孔は細長い溝であり、同一溝幅の複数のだれ防止用貫通孔が、その溝幅の間隔を置いてすだれ状に配列形成され、
    上記成膜用マスクは、上記細長い溝の配列方向において上記ベースマスクより長く、且つ、上記パターン用貫通孔は、上記だれ防止用貫通孔の一定数ごとに形成され、
    上記ベースマスクの全てのだれ防止用貫通孔と対応して基板上の薄膜が形成されるまで上記成膜用マスクを溝配列方向にずらして用いて薄膜を形成し、
    その後、上記ベースマスクを上記基板上から取り外し、基板上のベースマスクによりマスクされていた部分に対し、別個の成膜用マスクを用いて薄膜を形成することを特徴とする成膜方法。
  4. 請求項3記載の成膜方法において、
    上記基板上に形成する薄膜は、特性が異なる細い薄膜の複数を組とする複合膜を複数形成するものであって、
    上記成膜用マスクの隣接パターン用貫通孔間のマスク部分は上記1組の複合膜の薄膜であり、
    上記ベースマスクを用いた状態の成膜時に、上記成膜用マスクとして上記間隔のパターン用貫通孔の他に上記各組複合膜の境界と対応して上記だれ防止用貫通孔と対応するダミー用のパターン用貫通孔が形成されているものを1度用いて成膜することを特徴とする成膜方法。
  5. 細長いだれ防止用貫通孔がその貫通孔の幅の間隔を置いてすだれ状に配列形成されたベースマスクと、
    上記ベースマスクのだれ防止用貫通孔の間隔の整数倍の等間隔でだれ防止用孔よりも狭いパターン用貫通孔が形成された第1成膜用マスクと、を用い、
    基板上に上記ベースマスク、さらにその上面に上記第1成膜用マスクをだれ防止用貫通孔とパターン用貫通孔の中心を一致させて重ね、
    第1波長に対応する第1の成膜を上記基板に対し細い薄膜を成膜する第1成膜過程と、
    上記第1成膜用マスクをベースマスクの貫通孔1つ分ずらし、または第1成膜用マスクに対し上記だれ防止用貫通孔1つ分ずらした部位にパターン用貫通孔を形成した第2成膜用マスクを重ね、上記基板に対し第2波長に対応する細い薄膜を成膜する第2成膜過程と、
    上記第2成膜過程を各異なる波長と対応させて繰り返し、所望の複数のフィルタの半分の細い薄膜を形成し、
    次にベースマスクを除き、上記第1成膜用マスクをずらし、又は上記だれ防止用貫通孔間隔の1つ分ずらした部分にパターン用貫通孔を形成した第3成膜用マスクのパターン用貫通孔の中心を既に形成された隣接薄膜間の中心に一致させて上記基板上に重ね、上記基板に対し更に異なる波長に対応する細い薄膜を成膜する第3成膜過程と、
    上記第3成膜用マスクをベースマスク使用時に形成された隣接薄膜間の1つ分ずらし、または上記第3成膜用マスクに対し、だれ防止用貫通孔1つ分ずらした部位にパターン用貫通孔を形成した第4成膜用マスクを上記基板上に重ね、上記基板に対し更に異なる波長に対応する細い薄膜の成膜をする第4成膜過程と、
    上記第4成膜過程を各異なる波長と対応させて繰り返し、上記所望の複数のフィルタの残り半分の細い薄膜を形成することを特徴とする波長が異なるフィルタの複数のフィルタ膜を隣り合わせで成膜する成膜方法。
  6. 請求項1乃至5に記載の成膜方法において、
    上記成膜用マスクの板厚が上記ベースマスクの板厚よりも薄いことを特徴とする成膜方法。
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