JP2007118968A - ストロー付き飲料パウチ - Google Patents

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JP2007118968A
JP2007118968A JP2005311093A JP2005311093A JP2007118968A JP 2007118968 A JP2007118968 A JP 2007118968A JP 2005311093 A JP2005311093 A JP 2005311093A JP 2005311093 A JP2005311093 A JP 2005311093A JP 2007118968 A JP2007118968 A JP 2007118968A
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Japan
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straw
beverage
cover
film
pouch
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JP2005311093A
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Yoichi Nishikawa
洋一 西川
Akiyoshi Kano
章好 加納
Kazuya Takano
和哉 高野
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Rengo Co Ltd
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Rengo Co Ltd
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Abstract

【課題】開封が容易で、飲料を飲む際における衛生面に優れ、飲料の漏れ出しもないストロー付き飲料パウチを提供する。
【解決手段】飲料が充填される本体部1の上部に、飲料を吸い出すストロー2をカバー部3で覆って取り付けた飲料パウチにおいて、前記カバー部3を形成するため、1枚のカバーフィルム6を二つ折りにして、その折目側の下部を本体部1のボディーフィルム4間に挟み、カバーフィルム6の内側に、二重構造のストロー2を挿入し、ストロー2の外パイプ7とカバーフィルム6とボディーフィルム4とを熱圧着して、ストロー2の両側には、カバー部3がストロー2に対し上方へ旋回できる空間を形成し、カバー部3の下部に、カバーフィルム6を切断する切目線9を入れ、ストロー2の内パイプ8を押し下げて、その下端でカバーフィルム6を突き破るようにする。
【選択図】図1

Description

この発明は、充填された飲料を吸い出すストロー付き飲料パウチに関するものである。
近年、ゼリー状飲料の包装容器として、ストロー付き飲料パウチが多用されるようになっている。このような飲料パウチでは、一般に、ストローの上端部に繋部付きのキャップを被せ、飲料を飲む際には、繋部をねじ切ってキャップを外し、ストローの上端を開口させて、飲料を吸い出せるようにしている。
ところが、このようなキャップを被せたストロー付きのパウチは、開封に多大な力を要し、高齢者や子供には開封しにくいという問題があり、また、キャップで覆われないストローの外周が流通過程等において不衛生になりやすいため、ストローをカバー部のフィルムで覆うことが考えられる。
例えば、下記特許文献1には、本体部の一側に上方へ延びるカバー部を形成し、飲料を飲む際には、カバー部の周囲に設けた帯材を引っ張ってカバー部を切り取り、ストローを下方へ押して、その下端でカバー部の下方のフィルムの折目部分を突き破り、飲料を吸い出せるようにしたものが記載されている。
実開昭56−147250号公報
しかしながら、特許文献1に記載の飲料パウチでは、開封時にカバー部を切り取る際、帯材をカバー部の周方向に回すように引っ張らなければならず、重なり合ったフィルムが切れにくいという問題がある。
また、ストローを本体部に対してスライドさせる必要があることから、ストローの周囲を本体部に対して完全にシールすることができないため、飲料を飲む際、本体部を強く握ると、ストローの周囲から飲料が漏れ出すおそれがある。
そこで、この発明は、開封が容易で、飲料を飲む際における衛生面に優れ、飲料の漏れ出しもないストロー付き飲料パウチを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、飲料が充填される本体部の上部に、飲料を吸い出すストローをカバー部で覆って取り付けた飲料パウチにおいて、前記カバー部を形成するため、1枚のカバーフィルムを二つ折りにして、その折目側の下部を本体部のボディーフィルム間に挟み、カバーフィルムの内側に二重構造のストローを挿入し、ストローの外パイプとカバーフィルムとボディーフィルムとを熱圧着して、ストローの両側には、カバー部がストローに対し上方へ旋回できる空間を形成し、カバー部の下部に切目線を入れ、飲料を飲む際には、カバー部を切目線で切断し、ストローの内パイプを押し下げて、その下端でカバーフィルムを突き破り、飲料を吸い出せるようにしたのである。
このストロー付き飲料パウチでは、流通時にストローがカバー部で覆われているので、キャップ式のものより衛生的であり、飲料を飲む際、カバー部の一側を摘んで上方へ引っ張るだけで、ボディーフィルムを切断することなく、カバーフィルムのみを切目線沿いに切断して、カバー部を容易に切り取ることができるので、開封に手間取ることがない。
また、ストローの外パイプを本体部に対して完全にシールできるので、ストローの内パイプの下端でカバーフィルムを突き破って飲料を飲む際、本体部を強く握っても、ストローの周囲から飲料が漏れ出すことがない。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この飲料パウチは、飲料が充填される本体部1の上部に、飲料を吸い出すストロー2をカバー部3で覆って取り付けたものである。本体部1に充填する飲料は、ジュース等の清涼飲料のほか、ゼリー状飲料や流動食状の飲料であってもよい。
上記本体部1は、2枚のボディーフィルム4を重ね、底部を底フィルム5で閉じて形成され、カバー部3は、1枚のカバーフィルム6を折り重ねて形成されている。ストロー2は、外パイプ7に内パイプ8をスライド自在に挿通した二重構造とされ、本体部1とカバー部3の境界には、ボディーフィルム4の上縁に沿って両端の切込間に亘るミシン目状の切目線9が入れられている。
この飲料パウチの製袋工程では、図2に示すように、底フィルム5を上部が折目側となるように二つ折りにし、また、予め切目線9を入れたカバーフィルム6を下部が折目側となるように二つ折りにして、底フィルム5を2枚のボディーフィルム4の下部間に挟むと共に、カバーフィルム6の下部を2枚のボディーフィルム4の上部間に挟み、カバーフィルム6の内側にストロー2を上方から挿入する。
次に、ストロー2の外パイプ7とカバーフィルム6とボディーフィルム4とを、ボディーフィルム4の上縁に沿って熱圧着すると共に、ボディーフィルム4及びカバーフィルム6の外周部を、本体部1の片側を除いてそれぞれ熱圧着する。このとき、ストロー2の両側には、カバー部3がストロー2に対し上方へ旋回できるように、半円状の未圧着空間を形成しておく。
その後、本体部1及びカバー部3の輪郭を打ち抜くと、飲料パウチが分離して、図3に示すように、飲料充填前の製袋が完了する。この状態では、飲料パウチの本体部1の片側が熱圧着されずに開いた状態となっている。
一方、飲料メーカーでこの飲料パウチに飲料を充填する工程においては、図4に示すように、飲料パウチを開口側が上方へ向くように横倒しにして、ガイド10で受け止め、本体部1の2枚のボディーフィルム4を吸引具11で引き離し、空気を本体部1に入れて、本体部1を膨らませる。
次に、図5に示すように、充填機のノズル12から噴出する飲料を、本体1の内部に開口部から注入し、飲料の液面が所定高さに達したとき、飲料の注入を停止して、図6に示すように、高温となった一対のシールバー13で本体部1の開口に臨む端部を挟み、ボディーフィルム4を熱圧着して、図1に示すように、飲料パウチを封緘する。
このように封緘した状態では、ストロー2がカバー部3で覆われているので、飲料パウチを飲料の製造元から小売店まで配送する流通過程や、購入した消費者が飲料を飲むため開封する際に、ストロー2の口に含む部分に汚れや雑菌が付着することがなく、衛生状態が保持される。
そして、消費者が開封する際には、図7に示すように、カバー部3のいずれか一側を摘んで上方へ引っ張り、カバーフィルム6を切目線9で切断して、カバー部3を切り取ると共に、ストロー2の内パイプ8を下方へ押して、その尖った下端でカバーフィルム6の折目部分を突き破り、図8に示すように、飲料を吸い出せるようにする。
また、先にストロー2の内パイプ8を下方へ押して、カバーフィルム6の折目部分を突き破り、その後、カバー部3の一側を上方へ引っ張って、カバーフィルム6を切目線9で切断し、カバー部3を切り取るようにしてもよい。
このように、上記飲料パウチでは、カバー部3の一側を摘んで上方へ引っ張るだけで、ボディーフィルム4を切断することなく、カバーフィルム6のみを切目線9沿いに切断して、カバー部3を容易に切り取ることができるので、開封に手間取ることがない。
また、ストロー2の外パイプ7を本体部1に対して完全にシールできるので、ストロー2の内パイプ8の下端でカバーフィルム6を突き破って飲料を飲む際、本体部1を強く握っても、ストロー2の周囲から飲料が漏れ出すことがない。
なお、上記実施形態では、カバー部3の外周を弧状に切断したが、図9に示すように、カバー部3の圧着部分を角張った形状に残しておき、その部分に指入穴14を形成し、カバー部3を切り取る際、指入穴14に指を掛けて上方へ引っ張るようにしてもよい。
また、上記各実施形態において、カバー部3の幅は、本体部1の幅と同等としたが、本体部1の幅に対して、カバー部3の幅が0.5倍〜1.5倍の範囲にあれば、開封時にカバー部3を容易に切り取ることができる。
また、このように本体部1にストロー2を覆うカバー部3を設ける構造は、上記実施形態で例示した底に襠を有するスタンディング式のパウチのほか、両側に襠を有するサイドガセット式のパウチにも適用することができる。
この発明に係る飲料パウチの第1実施形態を示す斜視図 同上の製袋工程を示す斜視図 同上の飲料充填前の製袋状態を示す斜視図 同上の充填工程の初期状態を示す斜視図 同上の飲料注入状態を示す斜視図 同上の熱圧着による封緘段階を示す斜視図 同上の飲料パウチの開封過程を示す斜視図 同上の飲料パウチの開封状態を示す斜視図 この発明に係る飲料パウチの第2実施形態を示す斜視図
符号の説明
1 本体部
2 ストロー
3 カバー部
4 ボディーフィルム
5 底フィルム
6 カバーフィルム
7 外パイプ
8 内パイプ
9 切目線
10 ガイド
11 吸引具
12 ノズル
13 シールバー
14 指入穴

Claims (1)

  1. 飲料が充填される本体部1の上部に、飲料を吸い出すストロー2をカバー部3で覆って取り付けた飲料パウチにおいて、前記カバー部3を形成するため、1枚のカバーフィルム6を二つ折りにして、その折目側の下部を本体部1のボディーフィルム4間に挟み、カバーフィルム6の内側に、二重構造のストロー2を挿入し、ストロー2の外パイプ7とカバーフィルム6とボディーフィルム4とを熱圧着して、ストロー2の両側には、カバー部3がストロー2に対し上方へ旋回できる空間を形成し、カバー部3の下部に、カバーフィルム6を切断する切目線9を入れ、ストロー2の内パイプ8を押し下げて、その下端でカバーフィルム6を突き破るようにしたことを特徴とするストロー付き飲料パウチ。
JP2005311093A 2005-10-26 2005-10-26 ストロー付き飲料パウチ Pending JP2007118968A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101487928B1 (ko) 2013-03-08 2015-02-05 종 해 김 스트로우 내장형 파우치 제조 방법과 장치
JP2019064712A (ja) * 2017-10-03 2019-04-25 大日本印刷株式会社 スパウト及びスパウト付きパウチ

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