JP2007117946A - 有機物分解処理方法およびその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイオキシンが発生せず、減容程度が高く、補助燃料を必要とせず、動力や制御装置を必要としない有機物分解処理方法およびその装置を提供する。
【解決手段】酸素活性化装置29において磁石によって酸素を磁化させ、さらに、磁化した酸素をセラミックによって活性化させて活性酸素を生成し、酸素活性化装置29によって生成された活性酸素と廃棄物としての有機物Cとを感受体39のセラミック41から発生するマイナスイオンの中でフリーラジカル反応させる。
【選択図】6

Description

本発明は、有機物分解処理装置に関し、詳しくはフリーラジカル反応を利用して有機物を分解処理する有機物分解処理装置に関するものである。
廃棄物としての有機物を処理する方法および装置として、焼却炉、炭化炉、乾燥炉などがある。有機物の処理においては、煙、灰、悪臭などの問題があるが、酸素欠乏状態で加熱するためこれらの問題が比較的少ないという利点のために炭化炉を採用するものも多く存在する(例えば、特許文献1を参照のこと)。
特開平10−216465号公報
しかしながら、酸素欠乏状態で加熱する炭化炉であっても加熱温度は1500℃以上となる場合もあり、有害なダイオキシンを発生するという問題は避けられない。
そこで、本発明は、ダイオキシンの発生の問題がない有機物分解処理の方法およびそのための装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、有機物の減容程度が高く、補助燃料を必要とせず、動力や制御装置を必要としない有機物分解処理の方法およびそのための装置を提供することを目的とする。
当該目的を達成するために、請求項1に記載の有機物分解処理方法は、フリーラジカル反応を利用して有機物を分解する有機物分解方法であって、第1の工程において磁場の中に空気を通過させ、第2の工程において第1の工程で磁場の中を通過させた空気に対して第1のセラミックを用いることによって活性酸素を生成し、第3の工程において第2の工程で生成された活性酸素と有機物とをフリーラジカル反応させるようにしている。
請求項2に記載の有機物分解処理方法は、請求項1に記載の有機物分解処理方法の第3工程において、第2のセラミックのマイナスイオン発生圏内において活性酸素と有機物とをフリーラジカル反応させるようにしている。
請求項3に記載の有機物分解処理方法は、請求項1または2に記載の有機物分解処理方法において、第1セラミックもしくは第2セラミックとして玉状のセラミック群を用いるようにしている。
請求項4に記載の有機物分解処理装置は、フリーラジカル反応を利用して有機物を分解する有機物分解処理装置であって、発生させた磁場の中に空気を通過させる磁場発生手段と、磁場発生手段によって発生された磁場の中を通過した空気に対して第1セラミックを用いて活性酸素を生成する活性酸素生成手段とを備えるようにしている。
請求項5に記載の有機物分解処理装置は、請求項4に記載の有機物分解処理装置にさらに、活性酸素と有機物とのフリーラジカル反応個所にマイナスイオンを発生させる第2セラミックを備えるようにしている。
請求項6に記載の有機物分解処理装置は、請求項4または5に記載の有機物分解処理装置において、第1セラミックもしくは第2セラミックを玉状のセラミック群としている。
請求項1に記載の有機物分解処理方法によれば、活性酸素と廃棄物としての有機物をフリーラジカル反応させて低温でガス化して有機物を分解するのでダイオキシンが発生しない。また、磁場の中でフリーラジカル反応を起こすので、可逆反応によってフリーラジカル反応が抑制されることを防止できる。
請求項2に記載の有機物分解処理方法によれば、第2セラミックによって発生されるマイナスイオンの中でフリーラジカル反応を起こすのでフリーラジカル反応が促進される。
請求項3に記載の有機物分解処理方法によれば、第1セラミックおよび第2セラミックとして玉状に形成されたセラミックを用いるので、セラミックの表面積が広くなってより多くのマイナスイオンが発生されるので、フリーラジカル反応をより促進することができる。
請求項4に記載の有機物分解処理装置によれば、活性酸素と廃棄物としての有機物をフリーラジカル反応させて低温でガス化して有機物を分解するのでダイオキシンが発生しない。また、磁場の中でフリーラジカル反応を起こすので、可逆反応によってフリーラジカル反応が抑制されることを防止できる。
請求項5に記載の有機物分解処理装置によれば、活性酸素と有機物とのフリーラジカル反応個所に第2セラミックによってマイナスイオンを生成させるのでフリーラジカル反応が促進される。
請求項6に記載の有機物分解処理装置によれば、第1セラミックおよび第2セラミックとして玉状に形成されたセラミック群を用いるので、セラミックの表面積が広くなりより多くのマイナスイオンが発生されるので、フリーラジカル反応がより促進される。
本発明に係る有機物分解処理方法およびその装置について図面に基づいて説明する。図1、図2および図3などに示すように、有機物分解処理装置1は、有機物の分解処理を行う筐体2、処理する有機物を投入するための処理物投入装置3および有機物の分解処理によって発生した煙(ガス)を大気に放出する煙突4とを備えている。
処理物投入装置3は、取っ手10を持つことによって図4に示すように開動操作される扉11と処理する有機物を投入するための投入口12とを備えている。処理物投入装置3は、さらに、処理物を搬送して筐体2の内部に運び入れるための搬送部13を備えている。搬送部13は、図4および図5に示すように、前部屋Aと後部屋Bとに分かれており、前部屋Aと後部屋Bとは、蝶番14によって開動自在になった仕切板15によって仕切られている。前部屋Aには、投入口12から投入された有機物(ゴミ)Cを受けるための引き出し16が設置されている。引き出し16は、蝶番17によって開動自在になった底板18を備えており、また、前部屋A側の側面には引き出し16を前部屋Aと後部屋Bとの間で移動させるための取っ手19を備えている。
煙突4は、筐体2の中で有機物が分解処理された際に発生する煙(ガス)を処理するためのものである。図1から図5に示すように、煙突4は、槽内に蓄えられた水(図示せず)によって煙を脱硫するための第1脱硫槽20および同じく煙を脱硫するための第2脱硫槽21と脱硫された煙を白金触媒を用いて2次燃焼させる消煙器22を備えている。筐体2と第1脱硫槽20および第2脱硫槽21と消煙器22とは、それぞれ管材23および24によって煙が通じるように接続されている。第1脱硫槽20と第2脱硫槽21とは煙が通じるように直接的に接続されている。
筐体2は、図6および図7からわかるように、壁面が二重構造になっている。図7に示すように、筐体2の底面25および最外部壁面26は鉄板によって形成されている。最外部壁面26の内側には、最外部壁面26に平行して、最外部壁面26との間に空隙Dを形成するように鉄製の内壁27が設けられている。また、最外部壁26の内側の側面には、遮熱材28が貼り付けられている。この遮熱材28としては、例えば、リフレクティックス(商品名)を用いることができる。このリフレクディックスは最初、超高熱環境で使用する宇宙船および宇宙服の反射絶縁材料として宇宙産業で開発されたものであり、8mmの厚さで発泡ポリスチレン系断熱材75mmに相当し、約97パーセントの熱を反射します。
図6および図8に示すように、筐体2の左右の壁面には、最外部壁面26、遮熱材28および内壁27を貫通するように、酸素活性化装置29がそれぞれ3箇所ずつ設けられている。酸素活性化装置29は、バルブ30を介して管材31によって空気ポンプ32に接続されている。図6に示すように、筐体2の内部の底の近辺には、上部から投入された有機物Cを保持するために目の粗い鉄製の粗網33が設けられている。酸素活性化装置29は、この粗網33の上部近辺に突出するように位置している。
図1および図9に示すように、酸素活性化装置29は、円筒状に形成されており、内部は磁化部Fとマイナスイオン発生部Gとに分けられている。磁化部Fの内部には、酸素活性化装置29の円筒と中心軸を同じくし、バルブ30に接続される鉄製の管材34がマイナスイオン発生部Gとの境界まで伸びている。管材34の外側には、管材34の磁化部Fの部分を取り巻く円筒状の強力な磁石35が設けられている。マイナスイオン発生部Gには、パチンコ玉程度の大きさのセラミックの玉36(第1セラミック)が充填されており、酸素活性化装置29の筐体2側および管材34のマイナスイオン発生部G側には、セラミックの玉36よりも目の細かい網37および網38が設けられ、セラミックの玉36がマイナスイオン発生部G内に保持されている。空気ポンプ32によって送り出された空気は、管材31およびバルブ30を介して酸素活性化装置29に供給され、磁化部Fを通過することによって空気内の酸素が磁化され、その後、マイナスイオン発生部Gを通過することによって酸素が活性化酸素となり、筐体2の内部へと送り込まれる。
図6、図8および図10に示すように、筐体2の底面25の上には、マイナスイオンを発生させる感受体39が4つ設けられている。感受体39は、鉄製の器40と器40に充填されるパチンコ玉程度の大きさのセラミックの玉41(第2セラミック)とからなっている。感受体39の上部には、4つの感受体39を一まとめにして覆うように、厚さ方向に複数のパンチ穴があいた鉄製のパンチングメタル42が被せられている。このように設けられた感受体39の上部には、パンチングメタル42のパンチ穴を通じてマイナスイオンが発生される。図6および図10の例では、粗網33とパンチングメタル42および感受体39との間に空間がある。パンチングメタル42と感受体39との位置は図6および図10のような位置に限られるのではなく、感受体39に含まれるセラミックの玉41から発生するマイナスイオンが十分にフリーラジカル反応の起こる個所に届けばよい。したがって、粗網33とパンチングメタル42および感受体39との間の空間をなくし、パンチングメタル42と感受体39とが粗網33の直下に位置するようにしてもよい。
また、筐体2の前面には、図1および図2に示すように、有機物が分解した後に残る灰を取り出すための灰取り出し口45が設けられている。
以上に説明したような有機物分解処理装置1を用いて廃棄物としての有機物Cを処理する場合には、まず、取っ手10を掴んで扉11を開放し、投入口12からゴミCを引き出し16に投入する。そして、扉11を閉じた後で、引き出し16の取っ手19を煙突4の方向に押し込んで、引き出し16を前部屋Aから後部屋Bに移動させる。すると、引き出し16の底板18が開動してゴミCが筐体2の内部に落とし込まれる。このとき、前部屋Aと後部屋Bとを遮断していた仕切板15は、図5に示すように上部へと開動して引き出し16を後部屋Bへと受け入れている。その後、取っ手19を引っ張って引き出し16を後部屋Bから前部屋Aに戻す。引き出し16が前部屋Aに戻ると仕切板15は再び前部屋Aと後部屋Bとを遮断する。筐体2の内部で有機物をフリーラジカル反応させると可燃性のガスが発生するが、上述したように、筐体2の内部を外気から遮断した状態でゴミCを投入することができるので、フリーラジカル反応中にゴミCを追加しても、反応個所が多量の外気と触れることがないので、可燃性のガスが爆発的に燃焼することを防止することができる。
次に、酸素活性化装置29の近傍に設けられたバルブ30を調節してから空気ポンプ32を駆動させる。これにより、適度な空気が酸素活性化装置29に送り込まれる。そして、酸素活性化装置29によって磁化された活性酸素が筐体2の内部に入って行く。この状態で、灰取り出し口45を開いて、パンチングメタル42と粗網33との間に、火をつけた新聞紙などの紙屑を種火として設置する。そして、灰取り出し口45を閉じる。
すると、種火の熱によって、酸素活性化装置29から送り込まれた活性酸素とゴミとしての有機物Cとがフリーラジカル反応を起こす。このフリーラジカル反応によって有機物Cは灰と可燃性のガスとに分解処理される。ここで、有機物(ゴミ)Cは、生ゴミ、食品残渣、剪定樹木や廃プラスチック、塗料カスなどである。
ここでのフリーラジカル反応とは、有機物をフリーラジカル基をもつ反応性に富んだ状態(有機フリーラジカル)にして化学反応を起こさせて分解しガス化するものである。フリーラジカル基(遊離基)とは、奇数の電子を持つ(不対電子)不安定な基のことであり、常に相手を見つけて不対電子を結合体の電子にしたいと作用する反応性に富んだものである。有機物をフリーラジカル基を有する有機フリーラジカルにする方法としては、過酸化物を加熱して発生させた酸素フリーラジカルを利用する方法等がある。しかし、過酸化物は爆発しやすく危険であるので、その代わりとしてスーパーオキシドラジカル(O-)等の活性酸素を用いる。酸素は2原子が共有して酸素分子となって安定しているが、酸素分子に電子(e-)が加わるとスーパーオキシドラジカル(O-)という活性酸素となる。この活性酸素が有機物に触れると不安定なフリーラジカル基(遊離基)が有機物に発生し、有機物のフリーラジカル反応が進行してガス化が起こり有機物が分解される。上述の実施例においては、活性酸素を発生させるための電子(マイナスイオン)が、セラミックの玉36および41によって供給される。フリーラジカル反応個所には、感受体39のセラミックの玉41からマイナスイオンが発生されるので、フリーラジカル反応がより促進される。
フリーラジカル反応は本来可逆反応である。つまり、有機物の結合力の源となっている対となった2個の外殻電子のスピン状態は、一方が+(プラス)スピンであり他方が−(マイナス)スピンであり、この+スピンと−スピンとが対になった状態はS状態と呼ばれる。そして、S状態で起こったフリーラジカル反応は、外殻電子が共有結合に戻ろうとする可逆反応を伴う。つまり、有機物の分解ガス化が抑制される。しかし、対になった外殻電子のスピンを、ともに+スピンとした状態(T状態と呼ばれる)でフリーラジカル反応を起こすと外殻電子の共有結合が起こらず、可逆反応を抑制することができる。S状態にあるフリーラジカル基をT状態に転換させることは項間交差と呼ばれ、この項間交差は磁場の力で促進される。上述の実施例においては、項間交差を促進させるための磁場は磁石35によって与えられる。
このフリーラジカル反応は300℃以下で行われるので、400℃から800℃の温度帯での化学反応によって発生するといわれているダイオキシンが発生することがない。また、感受体39の表面積も広く、広範囲においてフリーラジカル反応が起こるので大量の有機物を処理することができる。フリーラジカル反応によって広範囲に熱が発生するが、筐体2の外壁には空隙Eと遮熱材28とが設けられているので、外壁が熱くならず、焼けど等を防止することができる。さらに、種火を元にいったんフリーラジカル反応が起こると、解離エネルギーが発生して反応が早まって反応が徐々に伝播していくので、補助燃料を用いたり、反応を制御する必要がない。また、本発明の有機物分解処理装置によれば、投入されたゴミとしての有機物Cは、投入量の300分の1程度に減容される。
フリーラジカル反応によって筐体2内に発生した可燃性のガスは、管材23を通して第1脱硫槽20および第2脱硫槽21に送り込まれ、水中を通ることによって脱硫される。脱硫されたガスは、管材24を通って白金触媒を用いた消煙器22に導かれ、消煙器22において2次燃焼され、無害なガスとなって大気に放出される。
フリーラジカル反応によって発生するガスは可燃性であるので、大量の有機物を処理する場合には、発生するガスをガスタービンやレシプロエンジンの補助燃料として利用して発電することもできる。また、フリーラジカル反応の結果、粗網33の下には灰がたまるが、この灰は磁性体となるので、セラミック材料として活用することができる。
本発明の実施例は、上述の形態に限られるものではなく、種々に変更して実施することができる。たとえば、上述の実施例では、図8に示したように、感受体39を正方形に近い形状として4つ用いたが、これに代えて、図11に示すように長方形の鉄製の器44の中にセラミックの玉41を充填した長方形の感受体43としてもよい。このようにすれば、感受体43から発生するマイナスイオンが増加し、フリーラジカル反応をより促進させることができる。
また、感受体39をセラミックの玉41ではなく、長方体のセラミックの塊(図示せず)にすることも考えられるが、上述の実施例のように、玉状にしたほうがセラミックの表面積が増えて発生するマイナスイオンが多いのでより好ましい。
さらに、酸素活性化装置29では、磁石35を筐体2の外側(バルブ30側)に配置したが、磁石35をマイナスイオン発生部Gをはさんで逆側(筐体2側)に設けてもよい。しかし、磁石は熱に弱く加熱されると磁性を失うので、上述の実施例のように、熱源から遠ざけるようにマイナスイオン発生部Gのバルブ30側に設けることが好ましい。
また、上述の実施例では、灰取り出し口45を筐体2の前面に一つだけ設けたが、筐体2の背面にも設けるようにしてもよい。このようにすれば、筐体2内にたまった灰を効率よく取り出すことができる。
さらに、搬送部13の前部屋Aと筐体2とをパイプ(図示せず)でつなぎ、前部屋Aおよび引き出し16内に充満した可燃性のガスをポンプ(図示せず)で筐体2に戻すようにしてもよい。このようにすれば、より安全になるとともに、可燃性のガスを利用する際に無駄をなくすることができる。
本発明の実施例に係る有機物分解処理装置の斜視図である。 本発明の実施例に係る有機物分解処理装置の右側の側面図である。 本発明の実施例に係る有機物分解処理装置の上面図である。 本発明の実施例に係る有機物分解処理装置の側面の一部断面図である。 本発明の実施例に係る有機物分解処理装置の側面の一部断面図である。 本発明の実施例に係る有機物分解処理装置の正面の断面図である。 図6の断面図のD部分の拡大図である。 本発明の実施例に係る有機物分解処理装置の上面の断面図である。 本発明の実施例に係る有機物分解処理装置の酸素活性化装置の断面図である。 図6の断面図のH部分の拡大図である。 本発明の実施例に係る有機物分解処理装置の感受体のその他の例を示す図である。
符号の説明
1 有機物処理装置
2 筐体
3 処理物投入装置
4 煙突
10、19 取っ手
11 扉
12 投入口
13 搬送部
14、17 蝶番
15 仕切板
16 引出し
18 底板
20 第1脱硫槽
21 第2脱硫槽
22 消煙器
23、24、31、34 管材
25 底面
26 最外部壁面
27 内壁
28 遮熱材
29 酸素活性化装置
30 バルブ
32 空気ポンプ
33 粗網
35 磁石
36 セラミックの玉(第1セラミック)
37、38 網
39、43 感受体
40、44 器
41 セラミックの玉(第2セラミック)
45 灰取り出し口

Claims (6)

  1. フリーラジカル反応を利用して有機物を分解する有機物分解方法であって、
    磁場の中に空気を通過させる第1の工程と、
    前記第1の工程で磁場の中を通過させた前記空気に対して第1セラミックを用いることによって活性酸素を生成する第2の工程と、
    前記第2の工程で生成された前記活性酸素と前記有機物とをフリーラジカル反応させる第3の工程とを含むことを特徴とする、有機物分解処理方法。
  2. 前記第3の工程において、第2セラミックのマイナスイオン発生圏内において前記活性酸素と前記有機物とをフリーラジカル反応させることを特徴とする、請求項1記載の有機物分解処理方法。
  3. 前記第1セラミックもしくは前記第2セラミックとして、玉状に形成されたセラミック群を用いることを特徴とする、請求項1または2記載の有機物分解処理方法。
  4. フリーラジカル反応を利用して有機物を分解する有機物分解処理装置であって、
    発生させた磁場の中に空気を通過させる磁場発生手段と、
    前記磁場の中を通過した前記空気に対して第1セラミックを用いて活性酸素を生成する活性酸素生成手段とを備えることを特徴とする、有機物分解処理装置。
  5. 前記活性酸素と前記有機物とのフリーラジカル反応個所にマイナスイオンを発生させる第2セラミックをさらに備えることを特徴とする、請求項4記載の有機物分解処理装置。
  6. 前記第1セラミックもしくは前記第2セラミックは、玉状に形成されたセラミック群であることを特徴とする、請求項4または5記載の有機物分解処理装置。
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