JP2007117743A - 位置合わせシステムを備えるゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】技術的な改善を可能にするが使用の際にゴルファーの気を散らさない改善されたゴルフクラブヘッドを提供すること。
【解決手段】ゴルフクラブヘッドが開示される。ゴルフクラブヘッドは第1本体部材及び第2本体部材を有する。第1本体部材は打面及び上部を備える。第2本体部材は、第1本体部材に結合され打面とは反対方向に第1本体部材から遠ざかるように延びる。第2本体部材の少なくとも上部はカモフラージュされる。カモフラージュの好ましい方法は色の差異化であり、第2本体部材は第1本体部材より暗くされる。特定の色値及びクラブヘッドの幾何学的形状も開示され特許請求される。クラブヘッドは、本体部材と、本体部材から後方に延びるバーのようなウエイト部材とを備えても良い。ウエイト部材をカモフラージュするためにカバーが備えられても良い。別のコア部材及び高可視性のサイトラインが設けられても良い。
【選択図】図1

Description

本発明は、ゴルフクラブヘッドに関する。特に、本発明は、一方がカモフラージュされている2つの本体部材を有するゴルフクラブヘッドに関する。より具体的には、本発明は、異なる色の2つの本体部材を有するゴルフクラブヘッドに関する。
本出願は、引用によりその全体をここに組み入れる、現在出願継続中の、2003年8月11日に出願された米国特許出願第10/637,530号の部分継続出願である。
ブレード形式、マレット形式、ヒール−トゥ・ウエイト形式、及びTライン形式のパターを含む多くの形式のパターがある。異なるタイプのパターは異なる利点を与える。例えば、クラブヘッドの慣性モーメント(MOI)を増加させ、重心を打面から遠ざけるように移動させることにより、パターの寛容性及び正確さを増加させることができる。ヒール−トゥ・ウエイト形式のパターも、MOIを増加させてオフセンターヒットに対する寛容性を与える。
しかしながら、これらのパター設計の幾つかは、より大きいパタークラブヘッドをもたらす。これらの設計はパター性能を向上させるが、それらは美的事項を度外視している。延長されたクラブ本体は、ユーザの気を散らす悪影響をもつことがある。これは、ゴルフは非常に「心的な」スポーツであることから、ゴルフにおいては特に望ましくない。
したがって、必要とされるのは、技術的な改善を可能にするが使用の際にゴルファーの気を散らさない、改善されたゴルフクラブヘッドである。
本発明のゴルフクラブヘッドは上記の欠陥を解決する。本発明のゴルフクラブヘッドは第1本体部材と第2本体部材を有する。第2本体部材は、第1本体部材と一体にすることができ、又は第1本体部材から独立し第1本体部材に結合することができる。第1本体部材は、第1本体部材と一体であるか、又は第1本体部材から独立し第1本体部材に結合されるかのいずれかとすることができる打面を備える。第2本体部材は、打面とは反対方向に第1本体部材から遠ざかるように延びる。ウエイト部材は第2本体部材に結合されても良く、又は第2本体部材は第1本体部材より大きい比重を有しても良い。ゴルフクラブはパターであることが好ましい。
第2本体部材はカモフラージュされることが好ましい。これは、第2本体部材の上部を第1本体部材の上部より暗い色にすることによってなされてもよい。第2本体部材の上部は実質的に黒色であることが好ましく、第1本体部材の上部は実質的に灰色であることが好ましい。この色の差異化、又は隠す手段は、クラブヘッドを実際よりも小さく見せる。
第1本体部材の上部は、約35乃至約100のL*値を有する第1の色であることが好ましい。第2本体部材の上部は、約2乃至約35のL*値を有する第2の色であることが好ましい。第1の色L*値は、より好ましくは約40乃至約60であり、さらに好ましくは約45である。第2の色L*値は、より好ましくは約20乃至約30であり、さらに好ましくは約25である。或いは、第1のL*値は、第2のL*値の約1.4倍から2倍であり、より好ましくは、第2のL*値の約1.5倍である。
第1本体部材の上部は第1領域を備え、第2本体部材の上部は第2領域を備え、第1領域と第2領域が組み合わされてクラブヘッドの上部領域全体を形成する。第1領域は、上部領域全体の約20%から約80%を構成し、第2領域は、上部領域全体の約20%から約80%を構成する。より好ましくは、第1領域は、上部領域全体の約3分の2を構成し、第2領域は、上部領域全体の約3分の1を構成する。
第1領域は第1深さを有し、第2領域は第2深さを有し、深さは、フェースからリアの方向に測定される。好ましくは、第2深さは第1深さの約0.5から約2倍である。より好ましくは、第2深さは第1深さの約3分の2である。
ゴルフクラブヘッドは、トゥからヒールの方向に測定された幅を有する。第1深さは、好ましくは幅の約0.5から約1倍であり、より好ましくは幅の約3分の2倍である。第1深さプラス第2深さは、幅の約0.5から1倍であり、より好ましくは幅の約4分の3から約1倍である。
ゴルフクラブヘッドは重心を有する。重心は、打面から後方に約1インチ乃至約5インチの距離に配置されることが好ましい。より好ましくは、重心は、打面から後方に約2インチ乃至約4インチの距離に配置される。さらに好ましくは、重心は、打面から後方に約3.75インチの距離に配置される。
ゴルフクラブヘッドは、ゴルフクラブヘッドが実質的に水平面上にあるときに重心を通る実質的に垂直な軸の周りで測定されるMOIを有する。MOIは、好ましくは約4000g・cm2乃至約6000g・cm2であり、より好ましくは約4750g・cm2乃至約5250g・cm2である。
ゴルフクラブヘッドは、ゴルフクラブヘッドが実質的に水平面上にあるときに打面に対し実質的に水平及び垂直な重心を通る軸線の周りで測定されたMOIを有する。MOIは、好ましくは約2500g・cm2乃至約4500g・cm2であり、より好ましくは約2800g・cm2乃至約3500g・cm2である。
ゴルフクラブヘッドは、ゴルフクラブヘッドが実質的に水平面上にあるときに打面に対し実質的に水平及び平行な重心を通る軸線の周りで測定されたMOIを有する。MOIは、好ましくは約2000g・cm2乃至約3000g・cm2であり、より好ましくは約2300g・cm2乃至約2500g・cm2である。
ゴルフクラブヘッドは、ユーザがゴルフショットをラインアップする一助となるサイトラインを含んでも良い。サイトラインは、第1本体部材上のみにあっても良いし、又は第1本体部材と第2本体部材との両方の上にあっても良い。
ウエイト部材は、本体部材のリア部に取り付けられるバーの形態で提供されてもよい。一実施形態においては、ウエイト・バーは、1つ又はそれ以上の個々のウエイトが調整可能に位置決めされるスロットを含む。バー構成などを用いてウエイト部材のウエイトを本体部材からさらに遠ざかるように離すことには、設計者がクラブヘッドの重心を位置決めし、クラブヘッドのMOIを調整する際のより良好な制御を可能にするという利点がある。この制御をさらに強化するために、本体部材に、低密度コアが位置決めされる大きな中央キャビティが設けられてもよい。本体の中央部から材料を除去することにより、クラブヘッドの質量及びウエイトがヒール及びトゥの方に本質的に偏らせられ、それがMOIを増加させて、クラブのプレイ適合性を高め、クラブを寛容にする。コアはまた、望ましくない振動を緩和するために用いられても良く、ゴルフクラブの感触及びプレイ適合性を高める。
クラブヘッドにカバーが含められても良い。カバーは、ウエイト部材/バー、コア、本体部材、又はこれらの構成材の種々の組み合わせに取り付けられても良い。カバーは、ここで説明されたカモフラージュを与えるための便利な手段を提供する。
高可視性のサイトラインは、独立した要素として又は別の構成材の一部としてクラブヘッドに含められても良い。これらのサイトラインは、自然に強調する、強める、或いはより明るい高可視性の点又はラインに光を合焦する物理的特性を有する1つ又はそれ以上の材料を使用すること又はそのように機械加工されることを通じて高い可視性を有する。打面に対し平行な及び意図されたパット方向に対し垂直な2つのサイトラインが設けられても良く、それらは、使用の際にゴルファーがゴルフクラブを適正に方向付ける及び位置決めすることを可能にするそれらの有用性を高めるために、広く離間されても良い。
本発明を、同じ参照番号が同じ要素を示す添付の図面を参照して、説明する。
図1は、本発明のゴルフクラブヘッド1の平面図である。図示されたゴルフクラブはパターである。クラブヘッド1は、第1本体部材10と、第2本体部材14とを備える。第1本体部材10は、通常の使用の際にゴルフボールに接する打面11を有する。打面11は、第1本体部材10と一体にすることができる。変形例として、打面11は、第1本体部材10から独立し、第1本体部材10に結合されても良い。好ましい結合手段には、接着剤、蝋付け及び溶接の使用がある。機械的ファスナのような他の結合手段を用いても良い。さらに、これらの結合モードの組み合わせを用いることができる。第1本体部材10は、シャフトを第1本体部材10に連結するためのボア12を有する。クラブヘッド1は、ヒール1Hと、トゥ1Tと、フェース1Fと、リア1Rとを有する。
第2本体部材14は、第1本体部材10の後方部分から遠ざかるように延びる。第2本体部材14は、第1本体部材10と一体になっているのが好ましい。変形例として、第2本体部材14は、第1本体部材10から独立し、第1本体部材10に公知の方法で結合されても良い。第2本体部材14は、これに結合されるウエイト部材18を有しても良い。別個のウエイト部材18の代わりに、第2本体部材14は、任意に、第1本体部材10より大きい比重を有しても良い。
第2本体部材14の包含は、クラブヘッドの重心を、打面11から遠ざかるように後方に移動させる。重心を後方に移動させることにより、より滑らかなパット・ストロークが可能となり、ユーザがより流麗にゴルフボールに接触することが可能となる。このことは更に、クラブヘッドのMOIを増加させ、使用中、クラブを安定させ続けるのに役立ち、オフセンターヒットの際に特に有益である。
しかしながら、延長されたクラブ本体は、ユーザの気を散らす悪影響をもつことがある。これは、ゴルフは非常に「心的な」スポーツであることから、ゴルフにおいては特に望ましくない。したがって、第2本体部材14は、あまり目立たないようにカモフラージュされ、使用中、ゴルファーの気をあまり散らさないことが好ましい。
カモフラージュの好ましい方法は色の差別化である。第1本体部材10は第1の色であり、第2本体部材14は第2の色である。これらの色は、図1に示されるように、本体部材10、14の外側部分全体を含む。変形例として、これらの色は、図2に示されるように、本体部材10、14の上部のみを含んでも良い。
第2の色は第1の色より暗い。第2本体部材14をより暗くすることはまた、もともと人の注意を第1本体部材10に向けることに加えて、第2本体部材14を背景(パターのためのゴルフグリーン)に溶け込ませるのに貢献する。第2の色は、第1の色よりも実質的に暗いことが好ましい。より好ましくは、第1の色は実質的に灰色であり、第2の色は実質的に黒色である。
色を分類し、色を数値で表すのに便利な方法は、CIELCh系によるものである。CIELCh系は、物体の実効色を説明するために色及び外観の分野では周知の標準表色系である。CIELCh系は、円筒形極座標系上の3つの値L*、C*、及びh°によって色を定義する。L*は明度を定め、C*は彩度を指定し、h°は色相角を示す。CIELCh値は、色の鮮明度の大きさ及び方向の両方を示す。0のL*値は、純粋な黒色である、すなわち、全ての波長の光の完全な吸収である。100のL*値は、純粋な白色である、すなわち、全ての波長の光の完全な反射である。したがって、0は最小のL*値であり、100は最大のL*値である。
*は、次式によって計算され、L*=116(Y/Yn)1/3−16、ここで、Ynは基準の白色の値であり、YはCIELCh座標系における測定された色の値に関連する。
第1の色は、約35乃至約100のL*値を有することが好ましい。第2の色は、約2乃至約35のL*値を有することが好ましい。より好ましくは、第1の色は約40乃至約60のL*値を有し、第2の色は約20乃至約30のL*値を有する。さらに好ましくは、第1の色は約45のL*値を有し、第2の色は約25のL*値を有する。
変形例として、第1及び第2の色の輝度値は、パーセントの差によって定めることができる。第1の本体部材10は第1のL*値を有し、第2の本体部材14は第2のL*値を有する。第1のL*値は第2のL*値の約1.4倍から2倍であるのが好ましい。第1のL*値は第2のL*値の約1.5倍であるのがより好ましい。前述のように、本体部材10、14の少なくとも上部は着色される。
図2に示されるように、第1本体部材10は第1領域A1の上部を有し、第2本体部材14は第2領域A2の上部を有する。第1領域A1と第2領域A2が組み合わされてクラブヘッドの上部領域全体を形成する。第1領域A1と第2領域A2によって覆われる上部領域全体の割合は、クラブヘッド1がそのカモフラージュされた状態でユーザにどのように見えるかを決める。目的は、クラブヘッド1を従来のクラブヘッドのように見えるようにすることなので、第1領域A1は、上部領域全体の約20%から約80%を構成することが好ましく、第2領域A2は、上部領域全体の約20%から約80%を構成することが好ましい。より好ましくは、第1領域A1は、上部領域全体の約3分の2を構成することが好ましく、第2領域A2は、上部領域全体の約3分の1を構成することが好ましい。
第1本体部材10と第2本体部材14との間の空間的関係は、代替的に各領域A1、A2の深さによって分類することができる。第1領域A1は第1深さD1を有し、第2領域A2は第2深さD2を有し、深さD1、D2は、フェースからリアの方向に測定される。好ましくは、第2深さD2は第1深さD1の約0.5から約2倍である。より好ましくは、第2深さD2は第1深さD1の約3分の2である。
第1本体部材10と第2本体部材14との間の空間的関係は、代替的にクラブヘッド1の幅に対する深さD1、D2によって分類することができる。クラブヘッド1は、トゥからヒールの方向に測定された幅Wを有する。第1深さD1は、好ましくは幅Wの約0.5から約1倍であり、より好ましくは幅Wの約3分の2倍である。第1深さD1プラス第2深さD2は、幅Wの約0.5から1倍であり、より好ましくは幅Wの約4分の3から約1倍である。
第1領域A1は、トゥ深さDTを有するトゥ領域ATと、クラウン深さDCを有するクラウン領域ACに分けることができる。トゥ領域ATとクラウン領域ACが組み合わされて第1領域A1を形成し、トゥ深さDTとクラウン深さDCが組み合わされて第1深さD1を形成する。トゥ領域ATは、上部領域全体の約10%から約50%を構成することが好ましい。
パターのようなクラブがボールをオフセンターヒットするときには、クラブがクラブヘッドの重心を通るほぼ垂直な軸を中心に回転する傾向がある。このクラブの回転は、プッシュ/プル(ストレートのボール経路)、スライス/フック(カーブしたボール経路)又はその組み合わせのいずれかによって、ショット又はパットを意図されたコースから外すことになる。重心をクラブヘッドにおいてさらに後方に移動させることにより、この回転に対するより大きな抵抗が生み出される。
クラブヘッドのMOIを増加させることも、この回転に対するより大きな抵抗を生み出す。慣性は、何らかの外部の力が作用しない限り物体は静止状態のままであるか又は等速運動であるという物事の性質である。MOIは、或る軸を中心とする角加速度に対する物体の抵抗の大きさであり、物体の各質量要素と軸線からの要素の距離の平方との積の和に等しい。したがって、軸線からの距離が増加するのに伴ってMOIは増加する。
第2本体部材14を含めることにより、クラブヘッド1の重心CGがフェース1Fから遠ざかってリア1Rの方に移動する。これは、ウエイト部材18を含めること及び/又は第2本体部材14の比重を増加させることによって増進する。したがって、第2本体部材14は、クラブヘッドの回転に対する抵抗を増加させ、より正確なオフセンターショットを生み出す。
重心CGは、打面11から後方に約1インチ乃至約5インチの距離に配置されることが好ましい。より好ましくは、重心CGは、打面11から後方に約2インチ乃至約4インチの距離に配置される。さらに好ましくは、重心CGは、打面11から後方に約3.75インチの距離に配置される。
クラブヘッド1は、ゴルフクラブヘッドが実質的に水平面上にあるときに重心を通る実質的に垂直な軸を中心に測定されるMOIを有する。MOIは、好ましくは約4000g・cm2乃至約6000g・cm2であり、より好ましくは約4750g・cm2乃至約5250g・cm2である。
第2本体部材14を含めることにより、他の軸線を中心とするMOIも同様に増加する。これらの増加されたMOIは、クラブヘッド1の安定性を増加させる。クラブヘッド1は、ゴルフクラブヘッドが実質的に水平面上にあるときに打面に対し実質的に水平及び垂直な重心CGを通る軸線を中心に測定されたMOIを有する。MOIは、好ましくは約2000g・cm2乃至約3000g・cm2であり、より好ましくは約2300g・cm2乃至約2500g・cm2である。クラブヘッド1は、ゴルフクラブヘッドが実質的に水平面上にあるときに打面に対し実質的に水平及び平行な重心CGを通る軸線を中心に測定されたMOIを有する。MOIは、好ましくは約2500g・cm2乃至約4500g・cm2であり、より好ましくは約2800g・cm2乃至約3500g・cm2である。
クラブヘッド1は、図4に示されるようにサイトライン20を備えても良い。サイトライン20は、ユーザがゴルフショットを真っ直ぐにするのに役立つ。サイトライン20は、打面11に対して実質的に垂直であるので、ゴルフボールを打つための好ましいアングルを示す。サイトライン20は、サイトライン20に対向する打面11の部分でボールを打つことにより真のパットがもたらされるように、クラブヘッドの重心CGを通るのが好ましい。サイトライン20は、第1本体部材10上のみにあっても良いし、第1本体部材10と第2本体部材14との両方の上にあっても良い。
図5に示されるように、クラブヘッド1のウエイト部材18は、バー21が、本体部材10に取り付けられ、本体部材10から遠ざかるように後方に延びる形態で、提供されても良い。バー21は、CGをクラブヘッド1のリア1Rの方に動かすのを容易にし、クラブのプレー適合性を高める。本体部材10とウエイト部材21とが協同して穴25を構成するのが好ましく、この穴25により、クラブ設計者は、クラブヘッド1のウエイトを維持しながら、クラブヘッド1のより有用な位置に質量及びウエイトを有益に再分配することができる。例えば、穴25及びウエイト部材21により、クラブ設計者は、クラブヘッド1が重くなりすぎるほどにウエイトを増加させることなしに、クラブヘッド1のCG位置及びMOIを最適化することができる。図5の図示された実施形態に示されるように、穴25は、本体部材10のリア部のトゥ端部からヒール端部まで延びる。変形例として、ウエイト部材21の中央部は、本体部材10に向って延び、本体部材10に当接して、穴25を2つの穴25に二分しても良い。
クラブヘッド1にカバー部材22が含められても良い。カバー部材22は、ウエイト部材21が、通常の使用の際、ゴルファーの視界から覆い隠されるように、ウエイト部材21の上部に取り付けられる。カバー部材は、前述の有益なカモフラージュを与えて、実際よりクラブヘッドを小さく見せるために着色することができる上部を含む。カバー部材22は、ウエイト部材21の上部の大部分を覆うことが好ましい。
ウエイト部材21は、高密度材料から作成されることが好ましい。例えば、6g/cm3又はそれ以上の密度を有する材料である。本体部材10は、4g/cm3又はそれ以下の低い密度を有することが好ましい。これらの構成材の密度は相対的に表されても良く、そうした場合には、ウエイト部材21の密度は本体部材10の密度の少なくとも2倍であることが好ましい。
ウエイト部材21は、任意に、ウエイトが位置決めされるスロットを有するバーとして提供されても良い。この設計では、バーは、高密度材料から形成される必要はなく、プラスチックのような低密度材料から形成されることが好ましい。この構成により、クラブ設計者は、クラブを設計し、CGを位置決めし、MOを設定するに当たって、より大きな融通性を得られるという有益がある。ウエイトは、特定のスイング・タイプにカスタマイズされたセットアップを提供し、或いは、失敗を修正するように、スロット内の種々の位置に、調節することができる。例えば、ゴルファーが、常時、トゥ1Tの近くのような、打面11のオフセンター位置でボールを打つ場合には、クラブヘッドのCGがオフセンター打位置の真後ろになるようにウエイトをスロット内で調節することができる。ウエイトの使用により、バー21をプラスチック又は複合材のような低密度材料のものとすることができる。
ウエイトは、スロット内に恒久的に収容されることが好ましい。これは、例えば、バー21内にT字形状のスロットを設け、その中にウエイトを取り込むことによって達成することができる。ウエイトは、所望の位置に位置決めされると、その位置に係止される。ウエイトは、その後、位置が変わらないように恒久的に位置決めされる。変形例として、後で位置を調節することができるように、ウエイトを適所に取り外し自在に取り付けても良い。ウエイトは実際には任意の手段によって適所に係止することができ、好ましい手段には、機械的ファスナ、溶接、接着剤などが含まれる。ウエイトを適所に固定するのに、多数のロック手段を組み合わせて用いても良い。
図8は、スロット付のウエイト・バー21を備えたクラブヘッド1の底面図を示す。バー21は、1つ又は2つ以上のウエイト27が入れられる1つ又は2つ以上のスロット26を備える。図示された実施形態では、2つの別個のスロット26が示されているけれども、1つの連続的なスロット26を用いることもできる。同様に、2つのウエイト27が示されているが、実際には任意の数のウエイトを用いることができる。多数のウエイト27を単一のスロット26内に入れることができる。図8Aは、ウエイト部材27がバー21にどのように取り付けられ、保持されるかを、断面図で、詳細に示す。スロット26はT字形状を有し、この中にはウエイト部材27の対応するT字形状部分が配置される。これは、種々の仕方で達成される。例えば、スロット26がバー21の全長を延びる場合には、バー21をクラブヘッド1の残部に結合するのに先立って、ウエイト27をバー21の端部にスライドさせることができる。変形例として、ウエイト部材27のT字形状の延長部を、その任意の位置でスロット26にスライドさせ、次いで、スロット内で(例えば90°)回転させて、そこで保持することができるように、ウエイト部材27のT字形状の延長部を寸法決めすることができる。ウエイト27がスロット26内に配置され、所望位置に位置決めされると、止めネジ29がバー21に係合するように取り付けられ、ウエイト27を適所に係止する。止めネジ29には、容易に調節できないように独特のツール係合面が設けられることが好ましい。この取り付け方法は、ウエイト27を位置決めすることができる多くの方法のうちの単なる一例である。
コア28をクラブヘッド1に含めても良い。図7は、コア28を含む、部分的に組み立てられたクラブヘッド1を示す。コア28は、本体部材10によって受け入れられ、保持されるように形作られている。コア28は、前述のCG及びMOIの利点を更に高めるため、2g/cm3又はそれ以下のような、低密度材料で形成されても良い。コア28は、約50ショアD硬度を有するのが好ましい。変形例として、コア28の硬度は、約60ショアDより低い、約50ショアDより低い、又は約30ショアDから約45ショアDまでとすることができる。本体10及びコア28は、使用の際に所望のMOI及び音響特性をもたらすような形状及び重さにすることができる。好ましいMOI範囲は、約4000g・cm2から約10,000g・cm2、約5000g・cm2から約7000g・cm2、及び約5500g・cm2から約6500g・cm2である。
ゴルファーが、使用の際、クラブを適正に位置合わせするのを助ける1つ又は2つ以上のサイトラインをクラブヘッドに設けても良い。サイトラインは、高可視性(高被視認性)のサイトライン(high visibility sight lines)であるのが好ましく、このことは、サイトラインが、光を自然に高める、強める、或いは、合焦して、より明るい高可視性の点又はラインにする、物理的特性を有する1つ又は2つ以上の材料を使用するか、そのように機械加工されることを意味する。
1つの例示的な実施形態においては、クラブヘッド1には、蛍光顔料であることが好ましい発光顔料を組み入れたサイトラインが設けられる。蛍光サイトラインは、周辺光によって「蓄光」され、この吸収されたエネルギーを再放出して、サイトラインが光る又は輝くようにする。
別の例示的な実施形態においては、クラブヘッド1には、トリチウムのような天然発光物質を組み入れるサイトラインが設けられる。結果は、前述の蛍光サイトラインと同様である。
別の例示的な実施形態においては、クラブヘッド1には、光ファイバーを組み入れたサイトラインが設けられる。光ファイバーの使用を通じて周辺光が取り込まれ、チャネルに通される。この取り込まれた光は、サイトラインに向けられ、そこで、好ましくはゴルファーの方に上向きに放出される。光ファイバーは、連続的な発光ラインの形態に、又はサイトラインに沿った目立たない発光部位の形態に設けることができる。クラブヘッドには、光ファイバーのサイトラインに注ぎ込まれる付加的な周辺光を取り込むための1つ又はそれ以上の窓が設けられても良い。これらの窓は、クラブヘッドの水平面又はほぼ水平面のような多くの形態に設けることができる。次いで、この周辺光は、ことによるとクラブヘッド1の内側部分を通って、サイトラインのチャネルに通される。
これらの列挙された例示的な実施形態の全てにおいて、サイトラインは、クラブヘッド1の残部からすぐに区別される。この効果をさらに増強するために、クラブヘッド全体の上面が暗くされても良い。これは、本体10とウエイト部材18をカバーするカバー部材22を設けることによって達成することができる。この実施形態は、クラブヘッド1と共にサイトライン30を示す図6に示されている。サイトライン30は、クラブヘッド1の上部に配置され、パットの意図される方向に実質的に位置合わせされることが好ましい。したがって、サイトライン30は、打面11に対し実質的に垂直であり、それは、ここでは、0°のロフト角を有する打面に対し実質的に垂直であることを意味する。垂直なサイトラインを設けることにより、ゴルファーがクラブヘッドを適正に位置合わせする能力が高められる。第2のサイトライン32が設けられても良い。このサイトライン32は、サイトライン30に対し実質的に垂直であり、かつ、打面11に対し実質的に平行であることが好ましい。第3のサイトライン34が設けられても良い。このサイトライン34は、第2のサイトライン32に対し平行であることが好ましい。サイトライン30、32、34は、区別のためにのみ第1、第2及び第3と指定され、各サイトラインは、独立して又はいずれかの他のサイトラインと組み合わせて用いることができる。サイトライン34、34が組み合わせて用いられるときには、それらは有効な距離だけ離間されることが好ましい。1つのサイトライン32をクラブヘッド1の前部の近くに位置決めし、他のサイトライン34をクラブヘッド1の後部の近くに位置決めしても良い。広く間隔をあけることにより、平行なラインは、クラブヘッド1が適正に位置合わせされるかどうかをゴルファーが容易に判断できるようにする。これらのサイトライン32、34は、2インチ又はそれ以上の最小の距離だけ分離されることが好ましく、最も前方のサイトライン32は、打面11に隣接してクラブヘッド1の上部の前縁から最大0.75インチであることが好ましい。より好ましくは、サイトライン32、34は、2.5インチ又はそれ以上だけ分離される。
図9は、本発明の好ましい実施形態を示す。この図示された実施形態においては、クラブヘッド1は、打面11に対し実質的に垂直に位置決めされた単一の高可視性サイトライン30を含む。第1本体部材10にスロットが設けられ、該スロットの中にサイトライン30が公知の方法で位置決めされ保持される。サイトライン30は、第1本体部材10から上部ラインに隣接してウエイト・バー21まで延び、図示された実施形態においては、ウエイト・バー21に、サイトライン30が位置決めされ保持されるスロットも設けられる。穴25が設けられ、サイトライン30は、穴25を横切ってウエイト・バー21の中に延びる。サイトライン30は、蛍光顔料のような発光顔料が含浸された材料から形成された本体30aを含む。光ファイバー及び/又は天然発光物質の形態の二次本体30bが、本体30aの長さに沿って規則的な間隔で配置される。サイトライン30の可視性をさらに高めるために、図示された実施形態のクラブヘッド1の上面は暗くされる。第1本体部材10の少なくとも上部は、上部ラインより暗くなって上部ラインより目立たなくなるように、暗くされる。ウエイト・バー21の少なくとも上部は、第1本体部材10より暗くなって第1本体部材10より目立たなくなるように、暗くされる。或いは、第1本体部材10及びウエイト・バー21に同じ暗さレベルを与えることができる。
図10は、本発明の好ましいサイトライン30、32、34を通る断面図を示す。サイトラインのこの実施形態は、単独に又はサイトラインの他の実施形態と組み合わせて上述の位置のいずれで用いられても良い。前述のサイトラインと同様に、図10のサイトラインは、蛍光顔料のような発光顔料が含浸された材料から形成された本体30aと、本体30aの長さに沿って規則的な間隔で配置された光ファイバー及び/又は天然発光物質の形態の二次本体30bとを含む。この実施形態においては、二次本体30bはループ又はu−ベンドの形態で提供され、二次本体30bの両端は本体30aの上面に又はその付近にある。したがって、二次本体30bの両端は、照準ラインに見える。この設計はまた、光が二次本体30bの両端を通って放出される際にサイトライン30、32、34の明るさを最大にする。本体30aは、二次本体30bのコントラストをさらに強調する暗い上面を含んでも良い。本体30aは、周辺光がその中を通って二次本体30bに入り、二次本体30bに通され伝搬されて二次本体の端部を経由して放出されるように、半透明であることが好ましい。二次本体30bの両方の端部がクラブヘッド1の上面に又はその付近にある代わりに、二次本体の端部の1つがクラブヘッド1の他の有益な位置に位置決めされても良い。たとえば、1つ又はそれ以上の二次本体30bの端部の1つが、打面11に又はその近くに位置決めされて、ゴルファーに付加的な位置合わせの支援を与えても良い。付加的な二次本体30bが、バー21を含むウエイト部材18上などのクラブヘッド1の他の領域に位置決めされても良い。
図11は、本発明のゴルフクラブヘッドの平面図を示す。この実施形態においては、3つの実質的に平行なサイトライン41、42、43が設けられる。サイトラインは、ここで説明されたいずれかの形態に設けることができる。これらのサイトライン41、42、43は、パットの意図された方向に位置合わせされる。外側のサイトライン41、43は、それらが、打たれるべきゴルフボールの外縁と位置合わせされるように離間されることが好ましい。すなわち、距離D3は、ゴルフボールの直径に等しいことが好ましい。ほとんどのゴルフボールにおいては、この距離D3は1.68インチである。距離D3の好ましい長さ範囲は、1.5インチから2インチまでである。中央のサイトライン42は随意的なものであり、存在しなくても良い。存在する場合には、中央のサイトライン42に外側のサイトライン41、43とは異なる色を与えても良い。一例として、外側のサイトライン41、43には緑色を与えることができ、中央のサイトライン42には赤色を与えることができる。
具体的に上記で取り組まれた実施形態を含む本発明のクラブヘッド1は、当業者には認識されるように、どんな適切な方法で製造されても良い。こうした製造方法の1つは、本体10を金属材料から形成することであり、アルミニウムが好ましい材料である。鍛造は、本体10を形成するための好ましい製造方法であるが、ダイ・キャスト又は機械加工のような他の方法が用いられても良い。必要であれば、スタンピングし又は機械加工することによって二次構造体を形成することができる。例示的な二次構造体は、他のクラブヘッド構成材を取り付けるための溝又は穴である。本体10はフェース11を含んでも良く、又はフェース11は代替的に別に設けて(例えばインサートとして)本体10に結合しても良い。ボア12は、シャフト(図示せず)がクラブヘッドに取り付けられるようにボーリングし又はドリル加工することなどによって作成することができる。或いは、シャフトは、本体10上に設けることができる延長部15を介してクラブヘッド1に結合することができる。シャフトは、いずれかの所望の位置で本体10に取り付けることができ、好ましい位置には、打面1Fの近くの上部ライン13のヒール側及び/又は打面1Fの近くの上部ライン13の中央がある。フェース11、ソール、及びシャフト取付部は全て本体10に含められることが好ましい。クラブヘッド1のこれらの要素を共に1つの構成材に保つことにより、クラブを適正に「落ち着いた」状態に保つ有効な手段が可能になり、それは使用の際の有益な結果を保証する一助となる。シャフトは、クラブヘッド1に対する回転を抑えることができる公知の方法でクラブヘッド1に結合される。シャフトが、ゴルファーの視界から1つ又はそれ以上のサイトライン30、32、24の全て又は一部を遮断し又は覆い隠すように位置決めされる場合には、クラブヘッド1との取付部の付近のシャフトの下側部分を、ゴルファーがシャフトを通してサイトライン30、32、34を見ることができるように、透明にしても良い。
コア28は、ポリマー、コポリマー、シリコン、butite、熱硬化性、熱可塑性、ウレタン、ゴム、又はエラストマーのようなゴム状材料、ナイロンなどから形成されることが好ましい。2g/cm3又はそれ以下の密度を有する軽量であることが好ましい。コア28の軽量の性質は、クラブ設計者が、より有用な位置に移動された質量及びウエイトを使用することを可能にする。周辺光が透過するように、透明な又は半透明の材料が用いられてもよい。射出成形は、コア28を形成するための好ましい製造技術である。軽量であることに加えて、コア28の材料(上記で挙げられた特定の例示的な材料のような)はまた、クラブヘッド1に振動減衰を与えるように選択し機械加工することができ、クラブの感触及びプレイ適合性を有益に高める。コア28は、本体部材10内の対応するキャビティに接合的に係合するように構成されることが好ましい。フェース・インサート(前述の)は、コア28の一部として、1つの一体部品として又はコア28に結合される別個の構成材のいずれかとして含められても良い。
ウエイト部材/バー21は、高密度金属材料から形成されることが好ましく、6g/cm3又はそれ以上の密度を有する。金属材料の代わりに荷重を加えたプラスチック又はウレタンなどが用いられても良い。ウエイト部材21を形成するための好ましい製造方法のなかには、鍛造、鋳造及び機械加工がある。ウエイト部材21は、好ましくはその周辺部に沿って本体部材10に接合的に係合するように構成される。ウエイト部材21の端部は、ウエイト部材の端部を接合的に受け入れるように構成された対応するキャビティ内に位置決めされても良く、キャビティは、本体部材10の周辺部に沿って位置決めされる。
カバー部材22を形成するための好ましい材料には、軽量プラスチック、ポリマー、金属及び複合材がある。カバー部材22は、3g/cm3又はそれ以下の密度を有することが好ましい。カバー部材22は、ウエイト部材21、本体部材10、コア28、又はこれらの要素の組み合わせに取り付けられるように構成される。装飾的マーキングをカバー部材22上に与えても良い。サイトライン30、32、34に接合的に係合するように構成された溝が、カバー部材22に含められても良い。別個のサイトライン構成材が用いられない場合には、サイトラインはカバー部材22上に与えられても良い。
随意的に、1つ又はそれ以上のサイトライン30、32、34を別の要素として与えても良い。サイトライン30、32、34は、蛍光性の高いプラスチック、光ファイバー材料、トリチウム材料などから形成されることが好ましい。好ましい製造方法は射出成形である。
クラブヘッド1の構成材は、種々の方法で組み立てることができ、好ましい方法は、ウエイト部材18(又はウエイトバー21)を機械的ファスナの使用により本体部材10に結合することを含む。コア28は、接着剤、グルー、エポキシなどの使用により本体10に結合されることが好ましい。本体10は、コア28を接合的に受け入れる形状にされたキャビティを含んでも良い。共成形又は機械的ファスナのような他の取付手段が用いられても良い。サイトライン30、32、34は、カバー部材22の下側に、その中を通って延びるように圧力嵌めされてもよい。或いは、サイトライン30、32、34は、カバー部材22の表面上に設けられた溝の中に圧力嵌めされる。カバーは、好ましくは結合することにより、1つ又はそれ以上の他の構成材に固定される。
本発明の好ましい実施形態が上記で説明されたが、それらは、単なる例として示されたものであり、限定するためではないと理解されたい。当業者であれば、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、本発明の形態及び細部に種々の変化を付けることができることが分かるであろう。例えば、本発明は、パターに関して上記で説明されたが、本発明はまた、アイアン、ハイブリッド又はユーティリティ・クラブ、ウッド及びメタルウッドのような他のゴルフクラブと共に用いられても良い。したがって、本発明は、上述の例示的な実施形態によって制限されるべきではなく、特許請求の範囲の請求項及びその均等物にしたがってのみ定められるべきである。
本発明のゴルフクラブヘッドの平面図である。 本発明のゴルフクラブヘッドの別の平面図である。 本発明のゴルフクラブヘッドの底面図である。 本発明の別のゴルフクラブヘッドの平面図である。 本発明のゴルフクラブヘッドの平面図である。 本発明のゴルフクラブヘッドの平面図である。 本発明の部分的に組み立てられたクラブヘッドの平面図である。 本発明のゴルフクラブヘッドの底面図である。 図8のゴルフクラブヘッドと共に用いるためのウエイト部材取付機構の詳細な図である。 本発明のゴルフクラブヘッドの平面図である。 本発明の好ましいサイトラインを通る断面図である。 本発明のゴルフクラブヘッドの平面図である。
符号の説明
1 クラブヘッド
10 第1本体部材
11 打面
14 第2本体部材
H ヒール
T トゥ1T
F フェース
R リア

Claims (20)

  1. ゴルフクラブヘッドであって、
    打面を備える本体部材と、
    前記本体部材に結合され、前記本体部材の後方に延びるウエイト部材と、
    前記ウエイト部材に結合されたカバー部材と、
    前記クラブヘッドの上部に位置決めされた第1の高可視性のサイトラインとを有する、
    ゴルフクラブヘッド。
  2. 前記クラブヘッドの前記上部に第2の高可視性のサイトラインを有し、
    前記第1のサイトラインが前記打面に対し実質的に平行に位置決めされ、
    前記第2のサイトラインが前記第1のサイトラインに対し実質的に垂直に位置決めされた、
    請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記クラブヘッドの上部に第3の高可視性のサイトラインを有し、
    該第3のサイトラインが前記第1のサイトラインに対し実質的に平行に位置決めされ、
    前記サイトラインは、前記第2のサイトラインが前記第1のサイトライン及び前記第3のサイトラインの中間にあるように、位置決めされた、
    請求項2に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記第1のサイトライン及び前記第3のサイトラインが少なくとも2インチの距離だけ離間された、請求項3に記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記クラブヘッドの上部に第2の高可視性のサイトラインを有し、
    前記第2のサイトラインが前記第1のサイトラインに対し実質的に平行である、
    請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 前記上部が前記打面に隣接する前縁を備え、前記第1のサイトラインが前記前縁から最大0.75インチだけ離間された、請求項5に記載のゴルフクラブヘッド。
  7. 周辺光を前記サイトラインに差し向けるためのチャネルを有する、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  8. 前記チャネルが前記周辺光を前記クラブヘッドの内側部分に差し向ける、請求項7に記載のゴルフクラブヘッド。
  9. 前記本体部材が第1の色の上部を備え、
    前記カバー部材が第2の色の上部を備え、
    前記第2の色が前記第1の色より実質的に暗い、
    請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  10. 前記第1の色が約35から約100までのL*値を有し、
    前記第2の色が約2から約35までのL*値を有する、
    請求項9に記載のゴルフクラブヘッド。
  11. 前記カバーが前記クラブヘッドの少なくとも一部を隠すように設計された、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  12. 前記クラブヘッドが、重心と、前記ゴルフクラブヘッドが実質的に水平面上にあるときに前記重心を通る実質的に垂直軸周りで測定された慣性モーメントとを有し、前記慣性モーメントが、約4000g・cm2から約10,000g・cm2である、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  13. 前記慣性モーメントが、約5500g・cm2から約6500g・cm2である、請求項12に記載のゴルフクラブヘッド。
  14. 前記重心が、前記打面から約1インチ乃至約5インチの距離に配置された、請求項12に記載のゴルフクラブヘッド。
  15. ゴルフクラブヘッドであって、
    打面と、上面とを備える本体と、
    前記上面に位置決めされた高可視性のサイトラインとを有し、該高可視性のサイトラインが、本体部材と、前記本体部材内の複数の二次本体とを備え、該二次本体が、前記本体部材の上面から見える少なくとも1つの端部を備える、
    ゴルフクラブヘッド。
  16. 前記高可視性のサイトラインが前記上面と面一であり、前記上面から下方に延びる、請求項15に記載のゴルフクラブヘッド。
  17. 前記二次本体が光ファイバー材料を含む、請求項15に記載のゴルフクラブヘッド。
  18. 前記本体部材に結合され、前記本体部材の後方に延びるウエイト部材と、
    前記ウエイト部材に結合されたカバー部材とを有する、
    請求項15に記載のゴルフクラブヘッド。
  19. ゴルフクラブヘッドであって、
    打面と、上面とを備える本体と、
    前記上面に位置決めされ、前記打面に対して実質的に垂直な第1のサイトラインと、
    前記第1の高可視性のサイトラインに対して実質的に平行な前記上面に位置決めされた第2のサイトラインとを有し、
    前記第1のサイトラインと第2のサイトラインとが1.5インチ乃至2インチの距離だけ離間された、
    ゴルフクラブヘッド。
  20. 前記第1のサイトラインと第2のサイトラインとの中間の第3のサイトラインを備え、前記第1、第2、及び第3のサイトラインが高可視性のサイトラインである、請求項19に記載のゴルフクラブヘッド。
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