JP2007117623A - 体組成測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】携行が可能な小型で薄型の体組成測定装置を提供する。
【解決手段】体組成測定装置100Aは、被験者の身体のインピーダンスを計測するために被験者の右手を接触させる右手用電極131,133と、被験者の左手を接触させる左手用電極132,134とを装置本体に備える。装置本体は、右手用電極131,133が設けられた棒状に延びる右手用グリップ部111と、左手用電極132,134が設けられた棒状に延びる左手用グリップ部112と、右手用グリップ部111および左手用グリップ部112が取付けられるベース部103とを含む。右手用グリップ部111は、ベース部103に対して回動自在に取付けられ、右手用グリップ部111の延在方向と右手用グリップ部111の回動軸が延びる方向とが、異なる方向に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、被験者の身体のインピーダンスを計測することによって体組成を測定することが可能な体組成測定装置に関する。
従来、身体のインピーダンスを計測することによって被験者の体組成を測定する体組成測定装置が知られている。この体組成測定装置は、健康管理に有用な情報を提供するものであり、家庭等において広く普及している。
この体組成測定装置としては、電極に接触させる身体の部位を両手のみとしたものと、電極を接触させる身体の部位を両手および両足としたものとに大別される。前者は、後者に比べて装置本体が小型化できるメリットがあり、携行可能な程度の大きさにまで小型化されている。一方、後者は、身体の部位別のインピーダンスを計測することが可能であり、前者に比べてより精緻な体組成の測定が可能になるメリットがある。
前者としては、たとえば特開平7−51242号公報(特許文献1)に開示の体組成測定装置がある。この特許文献1に開示の体組成測定装置においては、表示部が設けられた本体ケーシングの左右の両端部に、右手用電極が設けられた右手用グリップ部と左手用電極が設けられた左手用グリップ部とがそれぞれ形成されており、これら電極を右手および左手によってそれぞれ把持することにより、体組成が測定可能となるように構成されている。その際、右手用グリップ部と左手用グリップ部とは、被験者の肩幅とほぼ同等となる程度に離間して配置され、正しい測定姿勢が維持されるように配慮されている。
後者としては、たとえば特開2003−220048号公報(特許文献2)に開示の体組成測定装置がある。この特許文献2に開示の体組成測定装置においては、装置本体を第1ユニットと第2ユニットとに分離し、これら第1ユニットと第2ユニットとを有線接続するとともに、第1ユニットに表示部、右手用電極が設けられた右手用グリップ部および左手用電極が設けられた左手用グリップ部を形成し、第2ユニットに右足用電極が設けられた右足用載置部および左足用電極が設けられた左足用載置部を形成し、右手用グリップ部および左手用グリップ部をそれぞれ右手および左手によって把持して第1ユニットを保持するとともに、右足用載置部および左足用載置部にそれぞれ右足および左足を載せて第2ユニット上に載ることにより、体組成が測定可能となるように構成されている。
携行が可能なように構成された上記特許文献1に開示の体組成測定装置においては、正しい測定姿勢を確保するために、それぞれの電極が設けられたグリップ部が本体ケーシングの両端部から突出して形成されている。そのため、携行が可能になるとはゆえ依然として装置は大きいものであり、携行に必ずしも適しているとはいい難い。そこで、上記特許文献1には、装置の携行に適するとともに測定時における両電極間の距離を調節可能とすべく、本体ケーシングに対してグリップ部を回動自在に取付けた構成の体組成測定装置が開示されている。
図18は、上記特許文献1に開示された、本体ケーシングに対してグリップ部が回動自在に取付けられた体組成測定装置の斜視図である。図18に示すように、この体組成測定装置100Dにおいては、表示部128が設けられた本体ケーシング103の両端部に、右手用グリップ部111が設けられた右側ケーシング101および左手用グリップ部112が設けられた左側ケーシング102がそれぞれ回動自在に取付けられ、右手用グリップ部111に右手用電極131,133が、また左手用グリップ部112に左手用電極132,134がそれぞれ設けられている。これにより、右側ケーシング101は回動軸O1を中心に回動し、また左側ケーシング102は回動軸O2を中心に回動する。そのため、測定時においては、両グリップ部間の距離を調節することによって両電極間の距離を最適化することが可能となり、非使用時においては、表示部が設けられた本体ケーシングの主面に対して右手用グリップ部および左手用グリップ部が重ね合わされるように収納されるため、よりコンパクトな外形の体組成測定装置に構成されている。
特開平7−51242号公報 特開2003−220048号公報
しかしながら、図18に示す構成を採用した場合には、非使用時において表示部128が設けられた本体ケーシング103の主面に対して右側ケーシング101および左側ケーシング102が重ね合わされるように構成されているため、本体ケーシング103の長さは短くなるものの厚みが増す問題が生じる。電極と手との接触を安定的に確保するためには、右側ケーシング101および左側ケーシング102に設けられたグリップ部111,112を手にフィットする程度に太く形成する必要があり、この太く形成されたグリップ部111,112と本体ケーシング103とを重ね合わせた場合には、その厚みは非常に大きいものとなる。これは、棒状に形成された右手用グリップ部111の軸線M1の延在方向および左手用グリップ部112の軸線M2の延在方向がいずれも、右側ケーシング101の回動軸O1の延びる方向および左側ケーシング102の回動軸O2の延びる方向と同一方向であることに起因する。したがって、上記構成を採用したとしても、依然として携行には不向きなものとなってしまう。
そこで、本発明は、上述の問題点を解決すべくなされたものであり、携行が可能な小型で薄型の体組成測定装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の局面に基づく体組成測定装置は、被験者の一方の手を接触させる第1電極と、被験者の他方の手を接触させる第2電極と、上記第1電極および上記第2電極を用いて被験者の身体のインピーダンスを計測する計測手段とを装置本体に備えたものである。上記装置本体は、上記第1電極が設けられた棒状に延びる第1グリップ部と、上記第2電極が設けられた棒状に延びる第2グリップ部と、上記第1グリップ部および上記第2グリップ部が取付けられるベース部とを含む。上記第1グリップ部は、上記ベース部に対して回動自在に取付けられ、棒状に延びる上記第1グリップ部の延在方向と上記第1グリップ部の回動軸が延びる方向とが、異なる方向となるように配置されている。
このように構成することにより、回動の前後において装置本体の厚みが常に維持されることになる。したがって、測定の際および携行の際のいずれの場合にも嵩張ることのない小型で薄型の体組成測定装置とすることができる。
上記本発明の第1の局面に基づく体組成測定装置にあっては、上記第1グリップ部が、上記計測手段による計測が可能な第1の位置と上記計測手段による計測が不能な第2の位置との間で回動可能であることが好ましい。
ここで、「計測手段による計測が可能な位置」とは、インピーダンスの計測の際に現に第1グリップ部が配置されている位置を意味するものであり、「計測手段による計測が不能な位置」とは、インピーダンスの計測が行われていない場合に第1グリップが取り得る位置のうち、最も携行に適した位置を意味するものである。なお、以下においては、「計測手段による計測が可能な位置」を「測定可能位置」と称するとともに、その位置に第1グリップ部が配置された状態を「測定可能状態」と称する。また、「計測手段による計測が不能な位置」を「収容位置」と称するとともに、その位置に第1グリップ部が配置された状態を「収容状態」と称する。
このように構成することにより、測定可能状態および収容状態のいずれの場合にも嵩張ることのない小型で薄型の体組成測定装置とすることができる。
上記本発明の第1の局面に基づく体組成測定装置にあっては、上記第1の位置が、上記第1グリップ部がその回動可能範囲内において上記第2グリップ部から最も遠ざかった場合の位置であることが好ましく、また、上記第2の位置は、上記第1グリップ部がその回動可能範囲内において上記第2グリップ部に最も近付いた場合の位置であることが好ましい。その場合に、より好ましくは、上記第1グリップ部が上記第2の位置にある場合に、上記第1グリップ部の延在方向が上記第2グリップ部の延在方向と実質的に平行となるように構成する。
このように構成することにより、装置本体を収容状態とした場合に、装置本体の外形を最も嵩張らないコンパクトな大きさにすることができ、また、装置本体を測定可能状態とした場合には、第1グリップ部と第2グリップ部とが被験者の肩幅程度の距離をもって離間配置されるように構成することが可能になるため、正しい測定姿勢が維持できるようになる。
上記本発明の第1の局面に基づく体組成測定装置においては、上記計測手段によって計測された計測結果に基づいた体組成を表示可能な表示手段をさらに備えていることが好ましく、その場合に、上記表示手段が、上記第1グリップ部が上記第1の位置にある状態および上記第2の位置にある状態において露出していることが好ましい。
このように構成することにより、表示部を測定可能状態と収容状態のいずれの状態においても視認することができるようになるため、取扱い性に優れた体組成測定装置とすることができる。
上記本発明の第1の局面に基づく体組成測定装置にあっては、上記第1グリップ部を上記第1の位置および上記第2の位置に係止可能な係止手段がさらに設けられていることが好ましい。
このように構成することにより、第1グリップ部が測定可能位置にある測定可能状態および第1グリップ部が収容位置にある収容状態をその状態のまま係止手段によって維持することができるようになるため、取扱い性に優れた体組成測定装置とすることができる。
上記本発明の第1の局面に基づく体組成測定装置においては、上記第1グリップ部が上記第1の位置にあるか否かを検知する検知手段をさらに備えていることが好ましく、その場合に、上記検知手段によって上記第1グリップ部が上記第1の位置にあることが検知された場合に、上記計測手段に電源が供給されるように構成されていることが好ましい。
このように構成することにより、電源ボタンを押す手間が省けるようになる。したがって、取扱い性に優れた体組成測定装置とすることができる。
上記本発明の第1の局面に基づく体組成測定装置においては、上記計測手段に電源が供給された場合に、上記計測手段による計測が直ちにあるいは所定時間経過後に開始されるように構成されていることが好ましい。
このように構成することにより、測定開始ボタンを独立して別途設ける必要がなくなるため、装置構成を簡素化することができる。また、測定開始ボタンを押す手間も省けるようになる。したがって、取扱い性に優れた小型の体組成測定装置とすることができる。
上記本発明の第1の局面に基づく体組成測定装置においては、上記第1グリップ部が上記第1の位置にあるか否かを検知する検知手段をさらに備えていることが好ましく、その場合に、上記検知手段によって上記第1グリップ部が上記第1の位置にないことが検知された場合に、上記計測手段への電源の供給が停止されるように構成されていることが好ましい。
このように構成することにより、電源ボタンを押す手間が省けるようになる。また、電源の消し忘れを防止することも可能になる。したがって、取扱い性に優れた体組成測定装置とすることができる。
上記本発明の第1の局面に基づく体組成測定装置にあっては、上記第1グリップ部が、棒状に延びる上記第1グリップ部の軸線と棒状に延びる上記第2グリップの軸線とを含む平面内において回動することが好ましい。
このように構成した場合にも、回動の前後において装置本体の厚みが常に維持されることになる。したがって、測定の際および携行の際のいずれの場合にも嵩張ることのない小型で薄型の体組成測定装置とすることができる。
上記本発明の第1の局面に基づく体組成測定装置にあっては、上記第2グリップ部が上記ベース部に対して回動自在に取付けられていてもよく、その場合には、棒状に延びる上記第2グリップ部の延在方向と上記第2グリップ部の回動軸が延びる方向とが異なる方向となるように配置されていることが好ましい。
このように構成した場合にも、回動の前後において装置本体の厚みが常に維持されることになる。したがって、測定の際および携行の際のいずれの場合にも嵩張ることのない小型で薄型の体組成測定装置とすることができる。
上記本発明の第1の局面に基づく体組成測定装置にあっては、上記第1グリップ部の回動軸が延びる方向と上記第2グリップ部の回動軸が延びる方向とが同一方向であることが好ましい。また、上記第1グリップ部の回動軸と上記第2グリップ部の回動軸とが同一直線上に重なっているように構成してもよい。
このように構成した場合にも、回動の前後において装置本体の厚みが常に維持されることになる。したがって、測定の際および携行の際のいずれの場合にも嵩張ることのない小型で薄型の体組成測定装置とすることができる。
本発明の第2の局面に基づく体組成測定装置は、被験者の一方の手を接触させる第1電極と、被験者の他方の手を接触させる第2電極と、被験者の一方の足を接触させる第3電極と、被験者の他方の足を接触させる第4電極と、上記第1電極ないし上記第4電極を選択的にまたはすべて用いて被験者の身体のインピーダンスを計測する計測手段とを備えたものである。上記第1電極、上記第2電極および上記計測手段は、被験者が把持することが可能な第1ユニットに設けられており、上記第3電極および上記第4電極は、被験者が載ることができる第2ユニットに設けられている。上記第1ユニットは、上記第1電極が設けられた棒状に延びる第1グリップ部と、上記第2電極が設けられた棒状に延びる第2グリップ部と、上記第1グリップ部および上記第2グリップ部が取付けられるベース部とを含む。上記第1グリップ部は、上記ベース部に対して回動自在に取付けられ、棒状に延びる上記第1グリップ部の延在方向と上記第1グリップ部の回動軸が延びる方向とが、異なる方向となるように配置されている。上記第2ユニットは、上記第2グリップ部が上記第2の位置にある場合にのみ上記第1ユニットを収容可能な収容部を有している。
このように構成することにより、第1グリップ部の回動の前後において第1ユニットの厚みが常に維持されることになる。したがって、嵩張ることのない小型で薄型の第1ユニットとすることができる。そのため、第2ユニットに設ける第1ユニットの収容部を小型化することができ、第2ユニット自体をも小型化することができる。したがって、全体として大幅に小型化された体組成測定装置とすることができる。
上記本発明の第2の局面に基づく体組成測定装置にあっては、上記第1ユニットが上記第2ユニットに対して着脱自在に有線接続されることが好ましい。
このように構成することにより、第1ユニットのみを用いて身体のインピーダンスを計測することによって体組成の測定を行なう使用態様と、第1ユニットおよび第2ユニットを用いて身体の部位別のインピーダンスを計測することによってより精緻に体組成を測定する使用態様とを選択することができるようになる。その場合に、第1ユニットのみを携行することも可能になり、また第1ユニットを第2ユニットの収容部に収容することも可能になり、使い勝手のよい体組成測定装置とすることができる。
上記本発明の第2の局面に基づく体組成測定装置にあっては、上記第1ユニットが上記収容部に収容された状態において、上記表示部が露出していることが好ましい。
このように構成することにより、上記いずれの使用態様を選択した場合にも、表示部が常に視認可能となるため、使い勝手のよい体組成測定装置とすることができる。
本発明によれば、携行が可能な小型で薄型の体組成測定装置とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態においては、同一の部分について図中同一の符号を付し、その説明は繰り返さないこととする。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における体組成測定装置の測定可能状態における外観を示す斜視図である。また、図2は、図1に示す体組成測定装置のハウジングの組付構造を示す分解斜視図である。まず、これらの図を参照して、本実施の形態における体組成測定装置の測定可能状態における外観構造およびハウジングの組付構造について説明する。
図1に示すように、本実施の形態における体組成測定装置100Aは、右手で把持するための右手用グリップ部111と、左手で把持するための左手用グリップ部112とを備えている。それぞれのグリップ部111,112は、手で把持が可能となるように棒状に形成されている。本実施の形態における体組成測定装置100Aにおいては、右手用グリップ部111が第1グリップ部に相当し、左手用グリップ部112が第2グリップ部に相当する。
図1および図2に示すように、体組成測定装置100Aの装置本体の外殻を構成するケーシングは、右側ケーシング101と、左側ケーシング102と、ベース部103としてのキャップ体113およびケース体114とによって構成されている。
右側ケーシング101は、一方向に向かって延在する棒状の部分からなる右手用グリップ部111と、この右手用グリップ部111の一端から連続して延び、環状に形成された環状部111aとを有している。右手用グリップ部111はその内部に中空部を有しており、この中空部に連通するように環状部111aの右手用グリップ部111に連続する部分に開口部111b(図3参照)が設けられている。また、右側ケーシング101の環状部111aの内周面の所定位置には、突起部111cが内側に向けて突設されている。なお、棒状に延びる右手用グリップ部111の軸線を図1中においてM1で示している。この軸線M1が延びる方向は、右手用グリップ部111の延在方向に相当する。
左側ケーシング102は、一方向に向かって延在する棒状の部分からなる左手用グリップ部112と、この左手用グリップ部112の一端から連続して延び、環状に形成された環状部112aとを有している。左手用グリップ部112はその内部に中空部を有しており、この中空部に連通するように環状部112aの左手用グリップ部112に連続する部分に開口部112bが設けられている。なお、棒状に延びる左手用グリップ部112の軸線を図1中においてM2で示している。この軸線M2が延びる方向は、左手用グリップ部112の延在方向に相当する。
ケース体114は、上面が開口した有底筒状の部材からなり、内部に収容空間114aを有している。ケース体114の周壁の所定位置には、複数の開口部114b,114c,114dが設けられている。このうち、開口部114bは、組付け後において上述の右側ケーシング101に設けられた開口部111bに対面する位置に設けられ、開口部114cは、組付け後において上述の左側ケーシング102に設けられた開口部112bに対面する位置に設けられている。また、開口部114dは、上述の右側ケーシング101の環状部111aに設けられた突起部111cに対応した位置に設けられており、この突起部111cは、組付け後において開口部114d内を移動することになる。なお、ケース体114の外周面の下端には、外側に向けてフランジ部が形成されている。
キャップ体113は、ケース体114の上面開口を閉塞可能な板状の部材からなり、その上面の所定位置に表示部128の表示面を構成する表示窓128aを有している。
ケース体114の周壁には、右側ケーシング101の環状部111aおよび左側ケーシング102の環状部112aがそれぞれこの順で外挿される。そして、右側ケーシング101の環状部111aおよび左側ケーシング102の環状部112aが外挿されたケース体114には、収容空間114aを閉塞するようにキャップ体113が取付けられる。この際、右側ケーシング101の環状部111aおよび左側ケーシング102の環状部112aは、ケース体114の外周面上においてケース体114のフランジ部とキャップ体113の外周縁部とによって挟み込まれる。そして、左側ケーシング102は、ケース体114およびキャップ体113に対してそれぞれ図示しない固定手段によって互いに移動不能になるように固定され、右側ケーシング101は、上記固定手段により一体化された左側ケーシング102、ケース体114およびキャップ体113に対して回動自在に組付けられることになる。なお、右側ケーシング101の回動軸(すなわち右手用グリップ部111の回動軸)を図1中においてO1で示している。
図1および図2に示すように、右側ケーシング101の右手用グリップ部111の外表面の所定位置には、電極131,133が設けられている。これら電極131,133のうち、環状部111a側に位置する電極131は、インピーダンス測定時において電圧を測定するための電極であり、環状部111a側とは反対側に位置する電極133は、インピーダンス測定時において電流を印加するための電極である。これら電極131,133は、被験者の右手の内側に接触させるための第1電極に相当する。
左側ケーシング102の左手用グリップ部112の外表面の所定位置には、電極132,134が設けられている。これら電極132,134のうち、環状部112a側に位置する電極132は、インピーダンス測定時において電圧を測定するための電極であり、環状部112a側とは反対側に位置する電極134は、インピーダンス測定時において電流を印加するための電極である。これら電極132,134は、被験者の左手の内側に接触させるための第2電極に相当する。
上述のように、キャップ体113には表示窓128aが設けられており、この部分において表示部128が形成されている。表示部128は、この体組成測定装置100Aによって測定された体組成等を表示するための表示手段である。本実施の形態における体組成測定装置100Aにおいては、表示部128の表示面が、右手用グリップ部111の軸線M1と左手用グリップ部112の軸線M2とを含む平面と実質的に平行となるように配置されている。なお、表示部128としては、たとえば液晶表示装置(LCD)等が利用される。
表示部128に隣接する部分の右側ケーシング101には、各種設定を行なうための設定ボタン121および測定開始の指示を行なうための測定開始ボタン122が設けられている。また、表示部128に隣接する部分の左側ケーシング102には、個人データの設定時等において入力する値を選択するためのアップボタン123およびダウンボタン124が設けられている。これら設定ボタン121、測定開始ボタン122、アップボタン123およびダウンボタン124は、被験者の操作を受け付けるための操作部120(図6参照)に相当する。
図3は、本実施の形態における体組成測定装置の断面図である。次に、この図を参照して、本実施の形態における体組成測定装置の内部構造について説明する。
上述のように、本実施の形態における体組成測定装置100Aにおいては、右側ケーシング101の右手用グリップ部111の内部および左側ケーシング102の左手用グリップ部112の内部に中空部が設けられており、またケース体114の内部には収容空間114aが形成されている。これら中空部および収容空間114aに、体組成測定装置100Aを構成する各種部品が収容されている。
具体的には、図3に示すように、ケース体114の収容空間114aには、回路基板140が配置されている。この回路基板140には、各種電子部品が実装されることにより、後述する各種の回路が形成されている。なお、表示部128もこの回路基板140上に設けられている。また、回路基板140の下方に位置する部分の収容空間114aには、電池151が収容されている。電池151は、リード線によって回路基板140に電気的に接続されている。
右側ケーシング101の右手用グリップ部111に設けられた電極131,133には、半田等によってリード線が接続されており、これらリード線は、右側ケーシング101に設けられた開口部111bおよびケース体114に設けられた開口部114bを経由してケース体114の収容空間114aに引き込まれ、回路基板140に電気的に接続されている。また、左側ケーシング102の左手用グリップ部112に設けられた電極132,134には、半田等によってリード線が接続されており、これらリード線は、左側ケーシング102に設けられた開口部112b(図2参照)およびケース体114に設けられた開口部114c(図2参照)を経由してケース体114の収容空間114aに引き込まれ、回路基板140に電気的に接続されている。
本実施の形態における体組成測定装置100Aにおいては、上述のように、右側ケーシング101の右手用グリップ部111が、左側ケーシング102の左手用グリップ部112に対して相対的に回動する。その回動動作は、右手用グリップ部111の軸線M1と左手用グリップ部112の軸線M2とを含む平面内においてのみ可能であり、その回動可能範囲は、上述のケース体114の周壁に設けられた開口部114dの周方向における長さによって決定される。本実施の形態における体組成測定装置100Aにおいては、開口部114dの長さを調節することにより、右手用グリップ部111の回動角を概ね90°としている。しかしながら、この回動角は、特に限定されるものではなく、好ましくは60°〜180°の範囲内の角、より好ましくは、90°〜120°の範囲内の角とする。
上記の構造を採用することにより、本実施の形態における体組成測定装置100Aにおいては、右手用グリップ部111がその回動可能範囲内において左手用グリップ部112から最も遠ざかった測定可能状態と、右手用グリップ部111がその回動可能範囲内において左手用グリップ部112に最も近付いた収容状態とをとることが可能になる。以下においては、体組成測定装置100Aが収容状態にある場合について詳説する。
図4は、本実施の形態における体組成測定装置の収容状態における外観を示す斜視図である。また、図5は、本実施の形態における体組成測定装置の収容状態における断面図である。
図4および図5に示すように、収容状態においては、右側ケーシング101の右手用グリップ部111の軸線M1の延びる方向と左側ケーシング102の左手用グリップ部112の軸線M2の延びる方向とが実質的に平行となるように、右側ケーシング101と左側ケーシング102とが配置される。具体的には図5に示すように、右手用グリップ部111を図中矢印A方向に回動させることにより、こらら両グリップ部111,112の延在方向が実質的に平行に配置されることになる。その場合、表示部128は、露出した状態が維持される。ここで、表示部128が設けられたキャップ体113は、上述のように左側ケーシング102に固定されているため、表示部128の表示面の上下方向は、右手用グリップ部111の軸線M1と左手用グリップ部112の軸線M2とを含む平面内において右手用グリップ部111および左手用グリップ部112の延在方向と傾斜した状態となる。
本実施の形態における体組成測定装置100Aにおいては、図1および図4に示すように、右手用グリップ部111を含む右側ケーシング101が、ケース体114およびキャップ体113からなるベース部103に対して回動自在に取付けられており、右手用グリップ部111の軸線M1の延びる方向が右手用グリップ部111の回動軸O1の延びる方向と異なる方向となるように配置されている。このように構成することにより、回動の前後において装置本体の厚みが常に維持されることになり、測定の際および携行の際のいずれの場合にも嵩張ることのない小型で薄型の体組成測定装置となる。また、測定可能状態および収容状態のいずれの場合においても表示部128が露出しているため、上記いずれの状態においても表示部128を視認することができるようになり、取扱い性に優れた体組成測定装置とすることができる。
また、測定可能状態においては右手用グリップ部111と左手用グリップ部112とが被験者の肩幅程度の距離をもって離間配置されるようになるため、正しい測定姿勢が維持されるようになり、収容状態においては測定可能状態に比してコンパクトな形態とすることができるため、携行に適した小型の体組成測定装置とすることができる。
図6は、本実施の形態における体組成測定装置の機能ブロックを示す図である。次に、この図を参照して、本実施の形態における体組成測定装置の機能ブロックについて説明する。
図6に示すように、本実施の形態における体組成測定装置100Aは、上述した電極131〜134、表示部128、操作部120および電池151に加え、体組成測定装置100Aの全体の制御や各種演算等の処理を行なうためのマイクロコンピュータ(マイコン)141と、所定周波数の高周波定電流を発生する高周波定電流発生回路152と、電圧測定用の電極131,132より得られる電圧情報を測定する電圧測定回路153、電圧測定回路153から得られる電圧情報をアナログ信号からデジタル信号に変換するためのA/D(analog/digital)変換回路154とを備える。また、マイコン141には、デジタル信号化された電圧情報から身体のインピーダンスを計測するインピーダンス計測部142と、得られたインピーダンスを演算処理することにより、体組成を計算する体組成計算部143と、各種制御プログラム等を記憶するための内部メモリ144とを含む。
なお、本実施の形態における体組成測定装置100Aにおいて測定可能な体組成としては、たとえば体脂肪量や、除脂肪量、筋肉量、骨量、体脂肪率、筋肉率、内臓脂肪レベルなどが挙げられる。これら体組成は、いずれも上述のインピーダンス計測部142において得られた身体のインピーダンス値および内部メモリに記録されている被験者の身長や体重、年齢、性別といった個人データから体組成計算部143によって公知の手法で算出されるものである。
図7は、図5に示す領域VIIの拡大断面図であり、図8は、図3に示す領域VIIIの拡大断面図である。なお、図8において、(A)は測定可能状態となる直前の図であり、(B)は測定可能状態となった場合の図である。以下においては、これらの図を参照して、右側ケーシングの回動動作に伴う電源のオン/オフ動作について説明する。
本実施の形態における体組成測定装置100Aにあっては、右手用グリップ部111が設けられた右側ケーシング101が測定可能位置にあるかどうか検知する検知手段が設けられている。この検知手段は、右手用グリップ部111が測定可能位置にある場合に電源をマイコン141に供給するスイッチの役目を果たす。図3および図5に示すように、検知手段としてのスイッチングユニット148(図8参照)は、回路基板140の所定位置に取付けられている。
図8に示すように、スイッチングユニット148には、板バネ149が取付けられている。スイッチングユニット148は、スイッチ148aを有しており、このスイッチ148aのオン/オフ動作に連動して電源の供給が行なわれる。板バネ149は、直線上に延びる弾性部149aと、弾性部149aの先端に位置し、湾曲形状を有する当接部149bとを備えており、弾性部149aに対応した位置に上述のスイッチ148aが配設されている。板バネ149は、回路基板140の外側に向かって付勢力が発揮されるようにスイッチングユニット148に取付けられている。スイッチ148aは、右側ケーシング101の環状部111aに設けられた突起部111cが板バネ149の当接部149bに当接した場合にのみオン状態となる。
具体的には、図7に示すように、装置本体が収容状態にある場合には、右側ケーシング101の環状部111aに設けられた突起部111cは、ケース体114の周壁に設けられた開口部114dの片側の端部に位置しており、突起部111cは板バネ149から離れた位置に存在していることになる。したがって、この状態においては、体組成測定装置100Aは電源が供給されていないオフ状態にある。
しかしながら、図8(A)に示すように、被験者によって図中矢印B方向に向けて右側ケーシング101が回動された場合には、突起部111cが開口部114d内を移動し、スイッチングユニット148が設けられた方の端部へと移動する。そして、図8(B)に示すように、右手用グリップ部111が測定可能位置へと達した場合には、突起部111cが板バネ149の当接部149bに接触し、板バネ149の当接部149bがその弾性部149aの有する弾性力に抗してスイッチングユニット148側に向かって押し込まれる。これにより、スイッチ148aが板バネ149の弾性部149aによって図中矢印C方向に押下されてオン状態となり、これに伴ってマイコン141に電源が供給されるようになる。
なお、測定可能位置にある右手用グリップ部111を収容位置に向けて回動させた場合には、上述の突起部111cの移動に伴って板バネ149に対する押圧が解除され、スイッチ148aがオフ状態になる。これにより、マイコン141への電源の供給が停止されるようになる。
このように構成することにより、電源ボタンを押す手間が省けるようになるとともに、電源の消し忘れを防止することが可能になる。また、測定開始ボタンを押す手間も省けるようになる。したがって、取扱い性に優れた体組成測定装置とすることができる。さらには、電源ボタンや測定開始ボタンを独立して別途設ける必要がなくなるため、装置構成を簡素化することができる。したがって、小型の体組成測定装置とすることができる。
なお、上述の突起部111cの先端に、上述の板バネ149の当接部149bに対応した形状の凹部を設ければ、板バネ149の当接部149bがこの凹部に嵌まり込んで係合することにより、測定可能位置に右手用グリップ部111が配置された状態において右手用グリップ部111をその位置に係止することができる。また、右手用グリップ部111が収容位置に配置された状態において板バネ149の当接部149bが位置する部分に対応した位置の右側ケーシング101の内周面に凹部を設ければ、板バネ149の当接部149bがこの凹部に嵌まり込んで係合することにより、収容位置に右手用グリップ部111が配置された状態において右手用グリップ部111をその位置に係止することが可能になる。このように構成すれば、右手用グリップ部111が測定可能位置にある測定可能状態および右手用グリップ部111が収容位置にある収容状態をその状態のまま維持することができるようになるため、取扱い性に優れた体組成測定装置とすることができる。
図9は、被験者が本実施の形態における体組成測定装置を用いて体組成を測定する際の測定姿勢を示す図である。図9に示すように、被験者10は、直立した姿勢で体組成測定装置100Aの右手用グリップ部111を右手11で、左手用グリップ部112を左手12でそれぞれ把持する。その際、両腕の肘を伸ばし、体組成測定装置100Aが身体の前方に位置するようにほぼ肩の高さに両腕を維持し、腕と胴体とが略直角になるようにする。
図10は、本実施の形態における体組成測定装置を用いて体組成を測定する際のフローチャートである。以下においては、この図を参照して、体組成を測定する際の流れについて説明する。
図10に示すように、体組成を測定するに際しては、まずステップS101において右手用グリップ部111を左手用グリップ部112に対して回動させ、測定可能状態とする。このとき、上述のスイッチ148aがオン状態となり、マイコン141に電源が供給される。次に、ステップS102においてアップボタン123およびダウンボタン124によって個人データが登録されている個人番号を設定する。その際、ステップS103において個人番号に個人データが記憶されているか否かが判定され、記憶されていない場合には、ステップS104へと移行し、設定ボタン121を押下する。その後、ステップS105〜S112にてアップボタン123、ダウンボタン124および設定ボタン121を操作して、順に身長、体重、年齢、性別等の個人データを設定する。
ステップS103において個人データが記憶されている場合、あるいはステップS104〜ステップS112において個人データの設定が完了した場合には、ステップS113へと移行し、測定開始ボタン122を押下する。その後、ステップS114において両グリップ部111,112を図9に示す姿勢にて把持する。そして、ステップS115においてインピーダンスが計測され、ステップS116において体組成が算出され、ステップS117において体組成の算出結果が表示部128に表示される。測定が終了すれば、ステップS118にて右手用グリップ部111を左手用グリップ部112に対して回動させて収容状態とする。このとき、上述のスイッチ148aがオフ状態となり、マイコン141への電源の供給が停止される。
(実施の形態2)
図11は、本発明の実施の形態2における体組成測定装置の斜視図である。まず、この図を参照して、本実施の形態における体組成測定装置の外観構造について説明する。
図11に示すように、本実施の形態における体組成測定装置1000は、第1ユニットとしての体組成計測ユニット100Bと、第2ユニットとしての体重計測ユニット200とを備えている。体組成計測ユニット100Bは、上述の実施の形態1における体組成測定装置100Aとほぼ同様の構造を有している。具体的には、体組成計測ユニット100Bは、右手で把持するための右手用グリップ部111が設けられた右側ケーシング101と、左手で把持するための左手用グリップ部112が設けられた左側ケーシング102と、表示部128が設けられたベース部103とを有し、右側ケーシング101の外表面の所定位置に第1電極としての電極131,133が、左側ケーシング102の外表面の所定位置に第2電極としての電極132,134がそれぞれ設けられている。
体重計測ユニット200は、被験者が載るための台210を有しており、この台210の上面には、被験者の右足が載置される右足用載置部213および被験者の左足が載置される左足用載置部214が設けられている。右足用載置部213の踵側には、インピーダンス測定時において電圧を測定するための電極221が設けられており、右足用載置部213の爪先側には、インピーダンス測定時において電流を印加するための電極223が設けられている。これら電極221,223は、被験者の右足の裏に接触させるための第3電極に相当する。また、左足用載置部214の踵側には、インピーダンス測定時において電圧を測定するための電極222が設けられており、左足用載置部214の爪先側には、インピーダンス測定時において電流を印加するための電極224が設けられている。これら電極222,224は、被験者の左足の裏に接触させるための第4電極に相当する。
また、体重計測ユニット200の台210の所定位置には、上述の体組成計測ユニット100Bを収容するための収容部211が設けられており、この収容部211の所定位置からは接続コード232が引き出されている。接続コード232は、台210の内部に設けられたコード巻き取りユニット240にその一方の端部232bが固定されており、他方の端部232aにはプラグが設けられ、体組成計測ユニット100Bに設けられた接続端子150に着脱自在に接続される。なお、体重計測ユニット200の台210の所定位置には、電源ボタン231が設けられている。
図12は、本実施の形態における体組成測定装置の体組成計測ユニットのハウジングの組付構造を示す分解斜視図である。次に、図12を参照して、本実施の形態における体組成計測ユニットのハウジングの構造について説明する。
本実施の形態における体組成測定装置1000においても体組成計測ユニット100Bは、上述の実施の形態1における体組成測定装置100Aと同様に、右側ケーシング101と左側ケーシング102とベース部103としてのキャップ体113およびケース体114とによって構成されている。
右側ケーシング101は、一方向に向かって延在する棒状の部分からなる右手用グリップ部111と、この右手用グリップ部111の一端から連続して延び、環状に形成された環状部111aとを有している。右側ケーシング101の環状部111aの内周面の所定位置には、突起部111cが内側に向けて突設されている。一方、左側ケーシング102は、一方向に向かって延在する棒状の部分からなる左手用グリップ部112と、この左手用グリップ部112の一端から連続して延び、環状に形成された環状部112aとを有している。左側ケーシング102の環状部112aの内周面の所定位置には、突起部112cが内側に向けて突設されている。
ケース体114は、上面が開口した有底筒状の部材からなり、内部に収容空間114aを有している。ケース体114の周壁の所定位置には、複数の開口部114b,114c,114d,114eが設けられている。このうち、開口部114dは、上述の右側ケーシング101の環状部111aに設けられた突起部111cに対応した位置に設けられており、この突起部111cは、組付け後において開口部114d内を移動することになる。また、開口部114eは、上述の左側ケーシング102の環状部112aに設けられた突起部112cに対応した位置に設けられており、この突起部112cは、組付け後において開口部114e内を移動することになる。
ケース体114の周壁には、右側ケーシング101の環状部111aおよび左側ケーシング102の環状部112aがそれぞれこの順で外挿される。そして、右側ケーシング101の環状部111aおよび左側ケーシング102の環状部112aが外挿されたケース体114には、収容空間114aを閉塞するようにキャップ体113が取付けられる。この際、右側ケーシング101の環状部111aおよび左側ケーシング102の環状部112aは、ケース体114の外周面上においてケース体114のフランジ部とキャップ体113の外周縁部とによって挟み込まれる。そして、ケース体114とキャップ体113とは、図示しない固定手段によって互いに移動不能になるように固定される。そのため、右側ケーシング101および左側ケーシング102は、ケース体114およびキャップ体113からなるベース部103に対して回動自在に組付けられることになる。なお、これにより、右側ケーシング101の回動軸と左側ケーシング102の回動軸とは、同一直線上に配置されることになる。
本実施の形態における体組成計測ユニット100Bにおいては、上述のように、右側ケーシング101の右手用グリップ部111および左側ケーシング102の左手用グリップ部112がそれぞれベース部103に対して回動する。その回動動作は、右手用グリップ部111の軸線と左手用グリップ部112の軸線とを含む平面内においてのみ可能であり、その回動可能範囲は、上述のケース体114の周壁に設けられた開口部114dおよび114eの周方向における長さによって決定される。本実施の形態における体組成計測ユニット100Bにおいては、開口部114dおよび114eの長さを調節することにより、右手用グリップ部111および左手用グリップ部112の回動角をそれぞれ概ね45°としている。しかしながら、この回動角は、特に限定されるものではなく、好ましくはそれぞれ30°〜90°の範囲内の角、より好ましくは、45°〜60°の範囲内の角とする。
上記の構造を採用することにより、本実施の形態における体組成計測ユニット100Bにおいては、右手用グリップ部111および左手用グリップ部112がその回動可能範囲内において最も遠ざかった測定可能状態と、右手用グリップ部111および左手用グリップ部112がその回動可能範囲内において最も近付いた収容状態とをとることが可能になる。このように構成することにより、回動の前後において装置本体の厚みが常に維持されることになり、測定の際および携行の際のいずれの場合にも嵩張ることのない小型で薄型の体組成計測ユニットとなる。また、測定可能状態および収容状態のいずれの場合においても表示部128が露出しているため、上記いずれの状態においても表示部128を視認することができるようになり、取扱い性に優れた体組成計測ユニットとすることができる。また、測定可能状態においては右手用グリップ部111と左手用グリップ部112とが被験者の肩幅程度の距離をもって離間配置されるようになるため、正しい測定姿勢が維持されるようになり、収容状態においては測定可能状態に比してコンパクトな形態とすることができる。
なお、上述の実施の形態1における体組成測定装置100Aにあっては、収容状態において表示部128の表示面の上下方向が、右手用グリップ部111の軸線M1と左手用グリップ部112の軸線M2とを含む平面内において右手用グリップ部111および左手用グリップ部112の延在方向と傾斜した状態に構成されていた。しかしながら、本実施の形態における体組成計測ユニット100Bにおいては、表示部128が設けられたキャップ体113は、右側ケーシング101および左側ケーシング102のいずれにも固定されていないため、上述の突起部111c,112cおよび開口部114d,114eの形成位置を調節することにより、表示部128の表示面の上下方向を右手用グリップ部111の軸線M1と左手用グリップ部112の軸線M2とを含む平面内において右手用グリップ部111および左手用グリップ部112の延在方向と同一の方向にすることができる。
本実施の形態における体組成測定装置1000においては、体組成計測ユニット100Bが収容状態にある場合にのみ体重計測ユニット200の収容部211に収容可能となるように構成されている。図13は、本実施の形態における体組成測定装置において、体組成計測ユニットを体重計測ユニットの収容部に収容した状態を示す斜視図である。
図13に示すように、体組成計測ユニット100Bを体重計測ユニット200の収容部211に収容した状態においては、体組成計測ユニット100Bと体重計測ユニット200とを接続している接続コード232のコード巻き取りユニット240に固定されている方の端部232が、このコード巻き取りユニット240によって巻き取られることにより、体重計測ユニット200内に接続コード232の大部分が引き込まれて収容された状態となっている。そして収容状態にある体組成計測ユニット100Bの上面は、体重計測ユニット200の上面上において露出した状態となっており、体組成計測ユニット100Bの表示部128も露出した状態となっている。なお、この状態において、電源ボタン231を投入し、体組成計測ユニット100Bを収容部211から取り出さなければ、体重計測のみのモードとして体組成測定装置1000が動作するようにすると、利便性に優れた体組成計測装置とすることができる。
図14は、本実施の形態における体組成測定装置の機能ブロックを示す図である。次に、この図を参照して、本実施の形態における体組成測定装置の機能ブロックについて説明する。
図14に示すように、本実施の形態における体組成測定装置1000は、上記した複数の電極131〜134,221〜224、表示部128、操作部120に加え、体組成測定装置1000の全体の制御や各種演算等の処理を行なうためのマイコン141と、所定周波数の高周波定電流を発生する高周波定電流発生回路152と、体重を計測するための体重計測部185と、電流印加用の電極133,134,223,224を切り替えるための電流印加用電極切替回路186と、電圧測定用の電極131,132,221,222を切り替えるための電圧測定用電極切替回路187と、電圧測定用電極切替回路187より得られる電圧情報および体重計測部185より得られる体重情報のいずれか一方に入力を切り替えるため入力切替回路188と、入力切替回路188より得られる電圧情報および体重情報をアナログ信号からデジタル信号に変換するためのA/D変換回路154と、マイコン141に電力を供給するための電池151とを備える。また、マイコン141には、デジタル信号化された電圧情報から身体のインピーダンスを計測するインピーダンス計測部142と、得られたインピーダンスを演算処理することにより、体組成を計算する体組成計算部143と、各種制御プログラム等を記憶するための内部メモリ144とを含む。
図15は、被験者が本実施の形態における体組成測定装置1000を用いて、体組成を測定する際の測定姿勢を示す図である。図15に示すように、被験者10は直立した姿勢で、右足13および左足14をそれぞれ体重計測ユニット200の右足用載置部213および左足用載置部214に配置し、体組成計測ユニット100Bの右手用グリップ部111を右手11で、左手用グリップ部112を左手12でそれぞれ把持する。その際、両腕の肘を伸ばし、体組成計測ユニット100Bが身体の前方に位置するようにほぼ肩の高さに両腕を維持し、腕と胴体とが略直角になるようにする。
本実施の形態における体組成測定装置1000においては、上述の電流印加用電極切替回路186および電圧測定用電極切替回路187を用いて使用する電極を切替えることにより、身体の部位別のインピーダンスを計測することが可能である。ここで「身体の部位」とは、測定対象となる被験者の頭部を除く全身を複数の部位に分割した場合の1つの部位を意味し、胴体および四肢のいずれかの部位、または、さらにそれらを分割したいずれかの部位などを表わす。分割の仕方としては、たとえば全身を左腕部、右腕部、左脚部、右脚部、体幹部の5つの部位に分割することが一般的である。
なお、本実施の形態における体組成測定装置1000において測定可能な体組成としては、たとえば全身のまたは部位別の体脂肪量や、除脂肪量、筋肉量、骨量、体脂肪率、筋肉率、内臓脂肪レベルなどが挙げられる。これら体組成は、いずれも上述のインピーダンス計測部142において得られた身体のインピーダンス値および内部メモリに記録されている被験者の身長や年齢、性別といった個人データから体組成計算部143によって公知の手法で算出されるものである。
図16は、本実施の形態における体組成測定装置を用いて体組成を測定する際のフローチャートである。以下においては、この図を参照して、体組成を測定する際の流れについて説明する。
図16に示すように、体組成を測定するに際しては、まずステップS201において体重計測ユニット200に設けられた電源ボタン231を押下する。そして、ステップS202において体組成計測ユニット100Bを体重計測ユニット200の収容部211から取り出し、右手用グリップ部111および左手用グリップ部112を回動させ、測定可能状態とする。次に、ステップS203においてアップボタン123およびダウンボタン124によって個人データが登録されている個人番号を設定する。その際、ステップS204において個人番号に個人データが記憶されているか否かが判定され、記憶されていない場合には、ステップS205へと移行し、設定ボタン121を押下する。その後、ステップS206〜S211にてアップボタン123、ダウンボタン124および設定ボタン121を操作して、順に身長、年齢、性別等の個人データを設定する。
ステップS204において個人データが記憶されている場合、あるいはステップS206〜ステップS211において個人データの設定が完了した場合には、ステップS212へと移行し、測定開始ボタン122を押下する。その後、ステップS213において体重計測ユニット200に載るとともに両グリップ部111,112を図16に示す姿勢にて把持する。そして、ステップS214において体重の計測が行なわれ、次いでステップS215においてインピーダンスが計測される。そして、ステップS216において体組成が算出され、ステップS217において体組成の算出結果が表示部128に表示される。測定が終了すれば、ステップS218にて右手用グリップ部111および左手用グリップ部112を回動させて収容状態とし、体組成計測ユニット100Bを体重計測ユニット200の収容部211に収容する。そして、ステップS219にて電源ボタン231を押下する。
以上の如くの体組成測定装置1000とすることにより、接続コード232を取外すことによって体組成計測ユニット100Bを体重計測ユニット200から取外し、取外した体組成計測ユニット100Bのみを用いて身体のインピーダンスを計測して体組成の測定を行なう使用態様と、体組成計測ユニット100Bおよび体重計測ユニット200を接続コード232によって接続し、これらを用いて身体の部位別のインピーダンスを計測することによってより精緻に体組成を測定する使用態様とを、適宜選択することができるようになる。その場合に、体組成計測ユニット100Bのみを携行することも可能になり、また体組成計測ユニット100Bを体重計測ユニット200の収容部211に収容することも可能になる。したがって、使い勝手のよい体組成測定装置とすることができる。また、上記の構成を採用することにより、全体として装置の外形を大幅に小型化することができる。なお、上記いずれの使用態様を選択した場合にも、表示部が常に視認可能となるため、使い勝手のよい体組成測定装置とすることができる。
(実施の形態3)
図17は、本発明の実施の形態3における体組成測定装置の上面図である。本実施の形態における体組成測定装置100Cは、上述の実施の形態2における体組成計測ユニット100Bと同様に、右側ケーシング101および左側ケーシング102の両方がベース部103に対して回動する。しかしながら、右側ケーシング101および左側ケーシング102のそれぞれは、ベース部103の異なる位置に設けられた枢軸101a,102aによってそれぞれ回動自在に支持されている。すなわち、右手用グリップ部111の回動軸O1と左手用グリップ部112の回動軸O2とが異なる位置に配置されている。しかしながら、上記回動軸O1と回動軸O2とは、平行に配置されている。
右側ケーシング101のベース部103内に収容された方の端部には、歯101bが設けられており、左側ケーシング102のベース部103内に収容された方の端部には、歯102bが設けられている。そして、これら歯101bおよび歯102bは、互いに噛合しており、一方のグリップ部を回動させれば他方のグリップ部が回動するように構成されている。たとえば、右手用グリップ部111を図中矢印D1方向に回動させれば、左手用グリップ部112が図中矢印D2方向に回動する。このように、何らかのリンク機構を用いて右手用グリップ部111と左手用グリップ部112とが連動するように構成すれば、さらなる操作性の向上を図ることも可能である。
上述の実施の形態1ないし3においては、表示部128の表示面が、右手用グリップ部111の軸線M1と左手用グリップ部112の軸線M2とを含む平面と実質的に平行となるように構成した場合を例示して説明を行なったが、これらの面が平行である必要はなく、非平行とすることも可能である。特に、被験者が図9および図15に示す如くの測定姿勢をとった場合に、表示部128の表示面が被験者側に面するように表示部128を配置すれば、より視認性の面において好適である。しかしながら、上述の実施の形態2の如くの構成とした場合には、体組成計測ユニット100Bを体重計測ユニット200の収容部に収容した状態で体重計測を行なうことをも前提としているため、その場合にも視認性が損なわれないように、その傾斜角を適度に調節することが必要である。
また、上述の実施の形態1ないし3においては、体組成測定装置100A、体組成計測ユニット100Bおよび体組成測定装置100Cに電源ボタンを設けない構成とした場合を例示して説明を行なったが、当然にこれらに電源ボタンを別途設けるように構成してもよい。
また、上述の実施の形態1ないし3においては、右手用グリップ部111および/または左手用グリップ部112を回動させて測定可能状態とした場合に、自動的に電源が供給されるように構成した場合を例示して説明を行なったが、これに加え、マイコン141に電源が供給された場合にマイコン141による計測が直ちにあるいは所定時間経過後に開始されるように構成してもよい。
また、上述の実施の形態2においては、体組成計測ユニット100Bと体重計測ユニット200とが着脱自在に有線接続される場合を例示して説明を行なったが、接続コードは必ずしも着脱自在とする必要はなく、着脱不能に構成してもよい。
このように、今回開示した上記各実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって画定され、また特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
本発明の実施の形態1における体組成測定装置の測定可能状態における外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における体組成測定装置のハウジングの組付構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1における体組成測定装置の断面図である。 本発明の実施の形態1における体組成測定装置の収容状態における外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における体組成測定装置の収容状態における断面図である。 本発明の実施の形態1における体組成測定装置の機能ブロックを示す図である。 図5に示す領域VIIの拡大断面図である。 図3に示す領域VIIIの拡大断面図であり、(A)は測定可能状態となる直前の図、(B)は測定可能状態となった場合の図である。 被験者が本発明の実施の形態1における体組成測定装置を用いて体組成を測定する際の測定姿勢を示す図である。 本発明の実施の形態1における体組成測定装置を用いて体組成を測定する際のフローチャートである。 本発明の実施の形態2における体組成測定装置の斜視図である。 本発明の実施の形態2における体組成測定装置の体組成計測ユニットのハウジングの組付構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態2における体組成測定装置において、体組成計測ユニットを体重計測ユニットの収容部に収容した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2における体組成測定装置の機能ブロックを示す図である。 被験者が本発明の実施の形態2における体組成測定装置1000を用いて、体組成を測定する際の測定姿勢を示す図である。 本発明の実施の形態2における体組成測定装置を用いて体組成を測定する際のフローチャートである。 本発明の実施の形態3における体組成測定装置の上面図である。 従来の体組成測定装置の一構成を示す斜視図である。
符号の説明
10 被験者、11 右手、12 左手、13 右足、14 左足、100A,100C,100D,1000 体組成測定装置、100B 体組成計測ユニット、101 右側ケーシング、102 左側ケーシング、101a,102a 枢軸、101b,102b 歯、103 ベース部(本体ケーシング)、111 右手用グリップ部、112 左手用グリップ部、111a,112a 環状部、111b,112b 開口部、111c,112c 突起部、113 キャップ体、114 ケース体、114a 収容空間、114b〜114e 開口部、120 操作部、121 設定ボタン、122 測定開始ボタン、123 アップボタン、124 ダウンボタン、128 表示部、128a 表示窓、131〜134 電極、140 回路基板、141 マイコン、142 インピーダンス計測部、143 体組成計算部、144 内部メモリ、148 スイッチングユニット、148a スイッチ、149 板バネ、149a 弾性部、149b 当接部、151 電池、150 接続端子、152 高周波定電流発生回路、153 電圧測定回路、154 A/D変換回路、185 体重計測部、186 電流印加用電極切替回路、187 電圧測定用電極切替回路、188 入力切替回路、200 体重計測ユニット、210 台、211 収容部、213 右足用載置部、214 左足用載置部、221〜224 電極、231 電源ボタン、232 接続コード、240 コード巻き取りユニット。

Claims (16)

  1. 被験者の一方の手を接触させる第1電極と、被験者の他方の手を接触させる第2電極と、前記第1電極および前記第2電極を用いて被験者の身体のインピーダンスを計測する計測手段とを装置本体に備えた体組成測定装置であって、
    前記装置本体は、前記第1電極が設けられた棒状に延びる第1グリップ部と、前記第2電極が設けられた棒状に延びる第2グリップ部と、前記第1グリップ部および前記第2グリップ部が取付けられるベース部とを含み、
    前記第1グリップ部は、前記ベース部に対して回動自在に取付けられ、
    棒状に延びる前記第1グリップ部の延在方向が、前記第1グリップ部の回動軸が延びる方向と異なる方向に配置されている、体組成測定装置。
  2. 前記第1グリップ部は、前記計測手段による計測が可能な第1の位置と前記計測手段による計測が不能な第2の位置との間で回動可能である、請求項1に記載の体組成測定装置。
  3. 前記第1の位置は、前記第1グリップ部がその回動可能範囲内において前記第2グリップ部から最も遠ざかった場合の位置であり、
    前記第2の位置は、前記第1グリップ部がその回動可能範囲内において前記第2グリップ部に最も近付いた場合の位置である、請求項2に記載の体組成測定装置。
  4. 前記第1グリップ部が前記第2の位置にある場合に、棒状に延びる前記第1グリップ部の延在方向と棒状に延びる前記第2グリップ部の延在方向とが、同一方向となる、請求項2または3に記載の体組成測定装置。
  5. 前記計測手段によって計測された計測結果に基づいた体組成を表示可能な表示手段をさらに備え、
    前記表示手段は、前記第1グリップ部が前記第1の位置にある状態および前記第2の位置にある状態において露出している、請求項2から4のいずれかに記載の体組成測定装置。
  6. 前記第1グリップ部を前記第1の位置および前記第2の位置に係止可能な係止手段をさらに備えた、請求項2から5のいずれかに記載の体組成測定装置。
  7. 前記第1グリップ部が前記第1の位置にあるか否かを検知する検知手段をさらに備え、
    前記検知手段によって前記第1グリップ部が前記第1の位置にあることが検知された場合に、前記計測手段に電源が供給されるように構成されている、請求項2から6のいずれかに記載の体組成測定装置。
  8. 前記計測手段に電源が供給された場合に、前記計測手段による計測が直ちにあるいは所定時間経過後に開始されるように構成されている、請求項7に記載の体組成測定装置。
  9. 前記第1グリップ部が前記第1の位置にあるか否かを検知する検知手段をさらに備え、
    前記検知手段によって前記第1グリップ部が前記第1の位置にないことが検知された場合に、前記計測手段への電源の供給が停止されるように構成されている、請求項2から6のいずれかに記載の体組成測定装置。
  10. 前記第1グリップ部が、棒状に延びる前記第1グリップ部の軸線と棒状に延びる前記第2グリップの軸線とを含む平面内において回動する、請求項1から9のいずれかに記載の体組成測定装置。
  11. 前記第2グリップ部が、前記ベース部に対して回動自在に取付けられ、
    棒状に延びる前記第2グリップ部の延在方向が、前記第2グリップ部の回動軸が延びる方向と異なる方向に配置されている、請求項1から10のいずれかに記載の体組成測定装置。
  12. 前記第1グリップ部の回動軸が延びる方向と前記第2グリップ部の回動軸が延びる方向とが、同一方向である、請求項11に記載の体組成測定装置。
  13. 前記第1グリップ部の回動軸と前記第2グリップ部の回動軸とが、同一直線上に重なっている、請求項11に記載の体組成測定装置。
  14. 被験者の一方の手を接触させる第1電極と、被験者の他方の手を接触させる第2電極と、被験者の一方の足を接触させる第3電極と、被験者の他方の足を接触させる第4電極と、前記第1電極ないし前記第4電極を選択的にまたはすべて用いて被験者の身体のインピーダンスを計測する計測手段とを備えた体組成測定装置であって、
    前記第1電極、前記第2電極および前記計測手段が、被験者が把持することが可能な第1ユニットに設けられ、
    前記第3電極および前記第4電極が、被験者が載ることができる第2ユニットに設けられ、
    前記第1ユニットは、前記第1電極が設けられた第1グリップ部と、前記第2電極が設けられた第2グリップ部と、前記第1グリップ部および前記第2グリップ部が取付けられるベース部とを含み、
    前記第1グリップ部は、前記ベース部に対して回動自在に取付けられ、
    棒状に延びる前記第1グリップ部の延在方向が、前記第1グリップ部の回動軸が延びる方向と異なる方向に配置されており、
    前記第2ユニットは、前記第1グリップ部が前記第2の位置にある場合にのみ前記第1ユニットを収容可能な収容部を有している、体組成測定装置。
  15. 前記第1ユニットは、前記第2ユニットに対して着脱自在に有線接続される、請求項14に記載の体組成測定装置。
  16. 前記第1ユニットは、前記計測手段によって計測された計測結果に基づいた体組成を表示可能な表示手段をさらに備え、
    前記第1ユニットが前記収容部に収容された状態において、前記表示部が露出している、請求項14または15に記載の体組成測定装置。
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