JP2007114889A - 盗難対策システム、および盗難対策方法 - Google Patents

盗難対策システム、および盗難対策方法 Download PDF

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Abstract

【課題】情報を記憶している情報処理装置の盗難の発生の通知や、盗難にあった情報処理装置が記憶している情報の漏洩の防止を行なうことを可能にする。
【解決手段】親機1と各子機とが近距離無線通信で問い合わせメッセージと応答メッセージとの送受信を行なう。親機1は、応答メッセージを受信しない場合に、電話通信網6を介して所定の接続先に盗難を通知する。各子機は、親機1から問い合わせメッセージを受信しない場合に、接続されているパソコンの操作を不可能にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報を記憶するコンピュータ等の情報処理装置が盗難にあったことを通知したり、盗難にあった情報処理装置が記憶している情報が漏洩することを防止したりする盗難対策システム、および盗難対策方法に関する。
パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと記す)の盗難や、盗難にあったパソコンが記憶していた機密情報や個人情報の漏洩は、パソコンを所有していた企業等のイメージや信用を失墜させ、経済的な打撃を与えかねない。
従来、パソコンの盗難を防止するために、パソコンを移動させることができないように、チェーン等の固定手段でパソコンを固定する方法が用いられてきた。しかし、実際には、固定手段の破壊はさほど困難ではないため、固定手段によって固定されたパソコンの盗難が発生している。
また、情報漏洩防止のためにパソコンにパスワードを設定し、パスワードを知っている者しか情報の読み出し等を行なうことができないようにして、情報漏洩を防ぐ方法がある。
さらに、パソコン等の端末装置とキー側装置とが近距離無線通信を行い、キー側装置から受信したデータがあらかじめ記憶しているデータと一致した場合にのみ使用可能になるように構成された端末装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。そのような端末装置とキー側装置とを含むシステムでは、キー側装置を携帯している者だけが端末装置を使用することができる。従って、他の者が、端末装置から情報を取り出すことができず、情報漏洩の防止を強化することができる。
特開2004−102682号公報 (段落0017〜0048、図1)
しかし、パスワードで情報漏洩を防止する方法は、第三者にパスワードを知られると情報漏洩を防ぐことができないという問題がある。
また、特許文献1に記載された方法は、キー側装置とパソコンとを一緒に持ち出されると、情報漏洩を防ぐことができないという問題がある。
そこで、本発明は、誰が情報処理装置を持ち出しても情報漏洩を防止することができる盗難対策システム、および盗難対策方法を提供することを目的とする。
本発明による盗難対策システムは、通信ネットワークに接続された監視装置と、盗難対策の対象の情報処理装置に接続され、監視装置と無線通信を行なう被監視装置とを備えた盗難対策システムであって、監視装置は、被監視装置に応答を要求する問い合わせメッセージを送信し、問い合わせメッセージに対する応答メッセージを受信する問い合わせ手段を含み、被監視装置は、監視装置が送信した問い合わせメッセージを受信して、受信した問い合わせメッセージに対する応答メッセージを送信する応答手段と、応答手段が所定の時間が経過しても問い合わせメッセージを受信しない場合に、情報処理装置の操作を不可能にさせる動作停止手段を含むことを特徴とする。
監視装置は、問い合わせ手段が送信した問い合わせメッセージに対する応答メッセージを受信しない場合に、通信ネットワークを介して盗難の発生を通知する通知手段を含んでもよい。
本発明の他の態様の盗難対策システムは、通信ネットワークに接続された監視装置と、盗難対策の対象の情報処理装置に接続され、監視装置と無線通信を行なう被監視装置とを備えた盗難対策システムであって、監視装置は、被監視装置に応答を要求する問い合わせメッセージを送信し、問い合わせメッセージに対する応答メッセージを受信する問い合わせ手段と、問い合わせ手段が送信した問い合わせメッセージに対する応答メッセージを受信しない場合に、通信ネットワークを介して盗難の発生を通知する通知手段とを含み、被監視装置は、監視装置が送信した問い合わせメッセージを受信して、受信した問い合わせメッセージに対する応答メッセージを送信する応答手段を含むことを特徴とする。
監視装置の通知手段は、問い合わせ手段が送信した所定の回数の問い合わせメッセージに対して、応答メッセージを受信しない場合に、盗難の発生を通知してもよい。
被監視装置は、蓄電池を含み、応答手段は、蓄電池の起電力が所定の値以下に減少した場合に、起電力が低下したことを示す情報である電力低下情報を含む応答メッセージを監視装置に送信し、監視装置の通知手段は、問い合わせ手段が、電力低下情報を含む応答メッセージを受信した後であって、送信した所定の回数の問い合わせメッセージに対して、応答メッセージを受信しない場合に、通信ネットワークを介して起電力が低下したことを通知してもよい。
監視装置の問い合わせ手段は、所定の時間間隔で被監視装置に問い合わせメッセージを送信してもよい。なお、被監視装置は、情報処理装置のUSB端子に接続されてもよい。
監視装置は、起動時に所定の接続先に接続する起動接続手段を含み、監視装置の問い合わせ手段は、通知手段が、所定の接続先から正常な応答を受信した場合に、被監視装置への問い合わせメッセージの送信を開始してもよい。
本発明による盗難対策方法は、通信ネットワークに接続された監視装置と、盗難対策の対象の情報処理装置に接続された被監視装置とが無線通信を行なうことによって、情報処理装置の盗難を検出する盗難対策方法であって、監視装置が、被監視装置に応答を要求する問い合わせメッセージを送信し、問い合わせメッセージに対する応答メッセージを受信する問い合わせステップと、被監視装置が、監視装置が送信した問い合わせメッセージを受信して、受信した問い合わせメッセージに対する応答メッセージを送信する応答ステップと、被監視装置が所定の時間が経過しても問い合わせメッセージを受信しない場合に、情報処理装置の操作を不可能にさせる動作停止ステップとを含むことを特徴とする。
監視装置が、問い合わせステップで送信した問い合わせメッセージに対する応答メッセージを受信しない場合に、通信ネットワークを介して盗難の発生を通知する通知ステップを含んでもよい。
本発明の他の態様による盗難対策方法は、通信ネットワークに接続された監視装置と、盗難対策の対象の情報処理装置に接続された被監視装置とが無線通信を行なうことによって、情報処理装置の盗難を検出する盗難対策方法であって、監視装置が、所定の時間間隔で被監視装置に応答を要求する問い合わせメッセージを送信し、問い合わせメッセージに対する応答メッセージを受信する問い合わせステップと、被監視装置が、監視装置が送信した問い合わせメッセージを受信して、受信した問い合わせメッセージに対する応答メッセージを送信する応答ステップと、監視装置が、問い合わせステップで送信した問い合わせメッセージに対する応答メッセージを受信しない場合に、通信ネットワークを介して盗難の発生を通知する通知ステップとを含むことを特徴とする。
監視装置は、問い合わせメッセージを所定の回数送信しても応答メッセージを受信しない場合に、通知ステップで、盗難の発生を通知してもよい。
蓄電池を搭載する被監視装置を用い、被監視装置は、応答ステップで、蓄電池の起電力が所定の値以下に減少した場合に、起電力が低下したことを示す情報である電力低下情報を含む応答メッセージを監視装置に送信し、監視装置は、問い合わせステップにおいて、電力低下情報を含む応答メッセージを受信した後であって、問い合わせメッセージを所定の回数送信しても応答メッセージを受信しない場合に、通知ステップで、通信ネットワークを介して起電力が低下したことを通知してもよい。
本発明による盗難対策システムは、情報を記憶する情報処理装置の盗難の発生を通知することができる。また、本発明の他の態様による盗難対策システムは、盗難された情報処理装置の操作を不可能にすることにより、情報処理装置が記憶している情報の漏洩を防止することができる。
被監視装置の蓄電池の起電力が低下したことを示す情報を受信した後であって、送信した所定の回数の問い合わせメッセージに対して、応答メッセージを受信しない場合に、通信ネットワークを介して起電力が低下したことを通知するように構成されている場合には、被監視装置が、蓄電池の起電力の低下によって機能停止したことを通知することができる。
監視装置の問い合わせ手段が、所定の時間間隔で被監視装置に問い合わせメッセージを送信するように構成されている場合には、盗難を所定の時間内に検出することができる。
監視装置が、起動時に所定の接続先に接続する起動接続手段を含み、所定の接続先から正常な応答を受信した場合に、問い合わせ手段が被監視装置への問い合わせメッセージの送信を開始するように構成されている場合には、システム管理者の携帯電話機等の所定の接続先の応答を受信した場合に、情報処理装置の操作が可能になる。つまり、所定の接続先の応答を受信しない場合には被監視装置への問い合わせメッセージの送信を開始せず、被監視装置の動作停止手段が情報処理装置の操作を不可能にするため、情報処理装置を所有する企業の社員等によって、監視装置と被監視装置と情報処理装置とが同時に盗難にあっても情報の漏洩を防ぐことができる。
本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明による盗難対策システムの実施の形態の一構成例を示すブロック図である。
この実施の形態における盗難対策システムは、電話通信網6に接続された親機(監視装置)1、パソコン(情報処理装置)2に接続された子機(被監視装置)4、およびパソコン(情報処理装置)3に接続された子機(被監視装置)5を含む。
親機1と子機4および子機5とは、それぞれBluetooth(登録商標)や無線LAN等の近距離無線通信で情報(メッセージ)の送受信を行う。子機4は、パソコン2のUSB(Universal Sereal Bus)端子に接続されている。また、子機5は、パソコン3のUSB端子に接続されている。
図2は、親機1の一構成例を示すブロック図である。親機1は、電話通信網6を介して情報を送受信する電話網通信部(通知手段、起動接続手段)11、近距離無線通信で子機4および子機5と情報を送受信する近距離通信部(問い合わせ手段)12、情報を記憶する記憶部13、および各部を制御する制御部14を含む。
記憶部13は、予め子機4および子機5を識別する子機識別情報を記憶している。子機識別情報は、例えば、各子機のMACアドレスである。
親機1は、バッテリ等のバックアップ電源を有していない。電話網通信部11は、盗難対策システムの導入時にシステム管理者の携帯電話機等の所定の接続先に電話通信網6を介して起動したことを通知する。そして、近距離通信部12は、電話網通信部11が所定の接続先から正常な応答を受信した後に、子機4および子機5との情報の送受信(稼働)を開始する。親機1は、稼働開始後は24時間継続して稼働する。
なお、親機1が起動したことを通知する接続先は、予め決められたタイミング(例えば、盗難対策システムの導入から3日以内等)に起動したことが通知された場合に、正常な応答を親機1に送信する。従って、親機1と各子機とが一緒に持ち出され、親機1の電力供給が停止された後で電力供給が再開されても、親機1は、起動したことを通知する接続先から正常な応答を受信しないので稼働を再開しない。
なお、所定の接続先に通知するとは、例えば、情報を送信したり、システム管理者の携帯電話機に、音声で通知したりすることをいう。記憶部13は、携帯電話機に通知するための音声データを予め記憶している。なお、親機1が、モデム機能を有している場合には、セキュリティ管理会社のサーバにダイヤルアップ接続してもよい。
図3は、子機4の一構成例を示すブロック図である。子機4は、近距離無線通信で親機1と情報を送受信する近距離通信部(応答手段)41、パソコン2とUSB接続してパソコン2と情報を送受信するUSBコントローラ42、情報を記憶する記憶部43、各部を制御する制御部44、および起電力を生ずるバッテリ(蓄電池)45を含む。なお、子機5は、子機4と同様な構成である。
記憶部43は、親機1を識別する親機識別情報を記憶している。親機識別情報は、例えば、親機1のMACアドレスである。
なお、各子機には、USB端子を介して各パソコンから電力が供給される。また、各子機は、バッテリ45を内蔵しており、パソコンからの電力供給が停止しても、バッテリ45から供給される電力によって、親機1と情報(メッセージ)を送受信する。
電話通信網6は、例えば、固定電話通信網や、携帯電話通信網、PHS(Personal Handyphone System)通信網等によって実現される。
なお、各パソコンは、子機が接続されている場合に動作し、接続された子機の制御によって動作を停止したり、起動を不可能にしたりして、操作を不可能にするプログラムを搭載している。そして、各子機のUSBコントローラ42および制御部44(動作停止手段)は、親機1と正常にメッセージの送受信を行なっている場合に、操作を可能にするようにパソコンを制御している。
次に、本発明の実施の形態の動作について、図面を参照して説明する。図4は、本発明による盗難対策システムの動作を説明するシーケンス図である。
親機1は、子機4および子機5に、応答を要求する問い合わせメッセージを送信する(ステップS101)。なお、問い合わせメッセージは、親機1の親機識別情報を含む。
子機4および子機5は、問い合わせメッセージを受信すると、それぞれ子機識別情報を含む応答メッセージを親機1に送信する(ステップS102)。
親機1は、問い合わせメッセージを送信してから所定の時間(例えば、1分)が経過すると、子機4および子機5に、応答を要求する問い合わせメッセージを送信する(ステップS103)。
子機4および子機5は、問い合わせメッセージを受信すると、それぞれ子機識別情報を含む応答メッセージを親機1に送信する(ステップS104)。
親機1は、問い合わせメッセージを送信してから所定の時間が経過する毎に(すなわち、所定の時間間隔で)、子機4および子機5に、応答を要求する問い合わせメッセージを送信する動作を繰り返す。そして、子機4および子機5は、問い合わせメッセージを受信すると、それぞれ自機を識別する情報を含む応答メッセージを親機1に送信する。
親機1は、問い合わせメッセージを所定の回数送信しても、応答メッセージを受信しないと(ステップS105)、電話通信網6を介して、所定の接続先に、盗難が発生したことを通知する(ステップS106)。
以上に述べたように、親機1は、各子機から応答メッセージを受信しない場合に盗難が発生したことを通知するため、パソコンが持ち去られた場合に、盗難の発生を通知することができる。
次に、子機4または子機5が親機1から問い合わせメッセージを受信しなかった場合の動作について、図面を参照して説明する。図5は、子機4が親機1から問い合わせメッセージを受信しなかった場合の動作を説明するシーケンス図である。
親機1は、子機4および子機5に、応答を要求する問い合わせメッセージを送信する(ステップS201)。
子機4および子機5は、問い合わせメッセージを受信すると、それぞれ子機識別情報を含む応答メッセージを親機1に送信する(ステップS202)。
親機1は、問い合わせメッセージを送信してから所定の時間が経過すると、子機4および子機5に、応答を要求する問い合わせメッセージを送信する(ステップS203)。
子機4および子機5は、問い合わせメッセージを受信すると、それぞれ子機識別情報を含む応答メッセージを親機1に送信する(ステップS204)。
親機1は、問い合わせメッセージを送信してから所定の時間が経過する毎に、子機4および子機5に、応答を要求する問い合わせメッセージを送信する動作を繰り返す。そして、子機4および子機5は、問い合わせメッセージを受信すると、それぞれ子機識別情報を含む応答メッセージを親機1に送信する。
子機4および子機5の制御部は、問い合わせメッセージを所定の時間受信しないと(ステップS205)、盗難されたと判断する。そして、USBコントローラがUSB端子を介して、パソコンのCPUに操作を不可能にする命令を出力する(ステップS206)。
以上に述べたように、各子機は、親機1から問い合わせメッセージを受信しないと、パソコンの操作を不可能にするため、持ち去られたパソコンから情報が漏洩することを防ぐことができる。
次に、パソコンによる子機への電力の供給が停止したときの動作について、図面を参照して説明する。図6は、電力の供給が停止したときの子機の動作を説明するシーケンス図である。ここで、子機4および子機5は、パソコンからの電力供給が停止され、内蔵しているバッテリ45の起電力で動作しているものとする。
親機1は、子機4および子機5に、応答を要求する問い合わせメッセージを送信する(ステップS301)。
子機4および子機5は、問い合わせメッセージを受信すると、それぞれ子機識別情報を含む応答メッセージを親機1に送信する(ステップS302)。
親機1は、問い合わせメッセージを送信してから所定の時間が経過すると、子機4および子機5に、応答を要求する問い合わせメッセージを送信する(ステップS303)。
親機1は、問い合わせメッセージを送信してから所定の時間が経過する毎に、子機4および子機5に、応答を要求する問い合わせメッセージを送信する動作を繰り返す。そして、子機4および子機5は、問い合わせメッセージを受信すると、それぞれ子機識別情報を含む応答メッセージを親機1に送信する。
また、子機4および子機5の制御部は、バッテリ45の起電力が低下していると判断すると、子機識別情報と、起電力低下を示す情報とを含む応答メッセージを親機1に送信する(ステップS304)。
親機1の制御部14は、起電力低下を示す情報を含む応答メッセージを受信後、問い合わせメッセージに対する応答メッセージを所定の回数以上受信しない場合(ステップS305)、電話網通信部11に、所定の接続先へどの子機が搭載しているバッテリの起電力が低下しているのかを通知させる(ステップS306)。
以上に述べたように、子機4および子機5は、パソコンからの電力供給が停止されても、バッテリ45が供給する電力によって、親機1に応答メッセージを送信することができる。また、親機1は、子機4または子機5から起電力低下を示す情報を含む応答メッセージを受信後、応答メッセージを所定の回数以上受信しない場合に、子機4または子機5が搭載しているバッテリの起電力が低下していることを通知するため、子機4または子機5が電力不足であることを通知することができる。
すなわち、この実施の形態によれば、親機1は、一の子機との通信が不可能になると盗難の発生を通知し、各子機は、親機1との通信が不可能になるとパソコンの操作を不可能にして情報の漏洩を防ぐことができる。従って、この実施の形態によれば、盗難の通知と、情報の漏洩の防止とを行なうことができる。
また、パソコンを操作可能にするためには、親機1が、起動時にシステム管理者の携帯電話機等の所定の接続先から正常な応答を受信して、子機とメッセージの送受信を行なわなくてはならない。そのため、パソコンを所有している企業の社員等によって親機と子機とパソコンとが盗難されても、起動時に、システム管理者の携帯電話機等の所定の接続先から正常な応答を受信できないため、パソコンの操作が不可能になり、情報の漏洩を防ぐことができる。
さらに、この実施の形態によれば、子機4および子機5は、パソコンからの電力供給が停止されても、親機1に応答メッセージを送信することができる。また、子機4または子機5が電力不足である場合には、その旨を通知することができる。
本発明は、パソコンの盗難や、盗難に伴う情報漏洩を防止するシステムに適用することができる。
本発明による盗難対策システムの実施の形態の一構成例を示すブロック図である。 親機の一構成例を示すブロック図である。 子機の一構成例を示すブロック図である。 本発明による盗難対策システムの動作を説明するシーケンス図である。 子機が親機から問い合わせメッセージを受信しなかった場合の動作を説明するシーケンス図である。 電力の供給が停止したときの子機の動作を説明するシーケンス図である。
符号の説明
1 親機
2、3 パソコン
4、5 子機
6 電話通信網
11 電話網通信部
12、41 近距離通信部
13、43 記憶部
14、44 制御部
42 USBコントローラ
45 バッテリ

Claims (13)

  1. 通信ネットワークに接続された監視装置と、盗難対策の対象の情報処理装置に接続され、前記監視装置と無線通信を行なう被監視装置とを備えた盗難対策システムにおいて、
    前記監視装置は、
    前記被監視装置に応答を要求する問い合わせメッセージを送信し、前記問い合わせメッセージに対する応答メッセージを受信する問い合わせ手段を含み、
    前記被監視装置は、
    前記監視装置が送信した問い合わせメッセージを受信して、受信した前記問い合わせメッセージに対する応答メッセージを送信する応答手段と、
    前記応答手段が所定の時間が経過しても問い合わせメッセージを受信しない場合に、情報処理装置の操作を不可能にさせる動作停止手段を含む
    ことを特徴とする盗難対策システム。
  2. 監視装置は、問い合わせ手段が送信した問い合わせメッセージに対する応答メッセージを受信しない場合に、通信ネットワークを介して盗難の発生を通知する通知手段を含む
    請求項1記載の盗難対策システム。
  3. 通信ネットワークに接続された監視装置と、盗難対策の対象の情報処理装置に接続され、前記監視装置と無線通信を行なう被監視装置とを備えた盗難対策システムにおいて、
    前記監視装置は、
    前記被監視装置に応答を要求する問い合わせメッセージを送信し、前記問い合わせメッセージに対する応答メッセージを受信する問い合わせ手段と、
    前記問い合わせ手段が送信した問い合わせメッセージに対する応答メッセージを受信しない場合に、通信ネットワークを介して盗難の発生を通知する通知手段とを含み、
    前記被監視装置は、
    前記監視装置が送信した問い合わせメッセージを受信して、受信した前記問い合わせメッセージに対する応答メッセージを送信する応答手段を含む
    ことを特徴とする盗難対策システム。
  4. 監視装置の通知手段は、問い合わせ手段が送信した所定の回数の問い合わせメッセージに対して、応答メッセージを受信しない場合に、盗難の発生を通知する
    請求項2または請求項3記載の盗難対策システム。
  5. 被監視装置は、蓄電池を含み、
    応答手段は、前記蓄電池の起電力が所定の値以下に減少した場合に、起電力が低下したことを示す情報である電力低下情報を含む応答メッセージを監視装置に送信し、
    監視装置の通知手段は、問い合わせ手段が、前記電力低下情報を含む応答メッセージを受信した後であって、送信した所定の回数の問い合わせメッセージに対して、応答メッセージを受信しない場合に、通信ネットワークを介して起電力が低下したことを通知する
    請求項2から請求項4のうちいずれか1項記載の盗難対策システム。
  6. 監視装置の問い合わせ手段は、所定の時間間隔で被監視装置に問い合わせメッセージを送信する
    請求項1から請求項5のうちいずれか1項記載の盗難対策システム。
  7. 被監視装置は、情報処理装置のUSB端子に接続される
    請求項1から請求項6のうちいずれか1項記載の盗難対策システム。
  8. 監視装置は、起動時に所定の接続先に接続する起動接続手段を含み、
    監視装置の問い合わせ手段は、前記通知手段が、前記所定の接続先から正常な応答を受信した場合に、被監視装置への問い合わせメッセージの送信を開始する
    請求項1から請求項7のうちいずれか1項記載の盗難対策システム。
  9. 通信ネットワークに接続された監視装置と、盗難対策の対象の情報処理装置に接続された被監視装置とが無線通信を行なうことによって、前記情報処理装置の盗難を検出する盗難対策方法において、
    前記監視装置が、前記被監視装置に応答を要求する問い合わせメッセージを送信し、前記問い合わせメッセージに対する応答メッセージを受信する問い合わせステップと、
    前記被監視装置が、前記監視装置が送信した問い合わせメッセージを受信して、受信した前記問い合わせメッセージに対する応答メッセージを送信する応答ステップと、
    前記被監視装置が所定の時間が経過しても問い合わせメッセージを受信しない場合に、前記情報処理装置の操作を不可能にさせる動作停止ステップとを含む
    ことを特徴とする盗難対策方法。
  10. 監視装置が、問い合わせステップで送信した問い合わせメッセージに対する応答メッセージを受信しない場合に、通信ネットワークを介して盗難の発生を通知する通知ステップを含む
    請求項9記載の盗難対策方法。
  11. 通信ネットワークに接続された監視装置と、盗難対策の対象の情報処理装置に接続された被監視装置とが無線通信を行なうことによって、前記情報処理装置の盗難を検出する盗難対策方法において、
    前記監視装置が、所定の時間間隔で前記被監視装置に応答を要求する問い合わせメッセージを送信し、前記問い合わせメッセージに対する応答メッセージを受信する問い合わせステップと、
    前記被監視装置が、前記監視装置が送信した問い合わせメッセージを受信して、受信した前記問い合わせメッセージに対する応答メッセージを送信する応答ステップと、
    前記監視装置が、前記問い合わせステップで送信した前記問い合わせメッセージに対する応答メッセージを受信しない場合に、通信ネットワークを介して盗難の発生を通知する通知ステップとを含む
    ことを特徴とする盗難対策方法。
  12. 監視装置は、問い合わせメッセージを所定の回数送信しても応答メッセージを受信しない場合に、通知ステップで、盗難の発生を通知する
    請求項10または請求項11記載の盗難対策方法。
  13. 蓄電池を搭載する被監視装置を用い、
    前記被監視装置は、応答ステップで、前記蓄電池の起電力が所定の値以下に減少した場合に、起電力が低下したことを示す情報である電力低下情報を含む応答メッセージを監視装置に送信し、
    監視装置は、問い合わせステップにおいて、前記電力低下情報を含む応答メッセージを受信した後であって、問い合わせメッセージを所定の回数送信しても応答メッセージを受信しない場合に、通知ステップで、通信ネットワークを介して起電力が低下したことを通知する
    請求項10から請求項12のうちいずれか1項記載の盗難対策方法。
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