JP2007114314A - 光コンセント - Google Patents

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Yoshiaki Kanbe
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Yukimasa Abe
幸政 阿部
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大 吉田
Satoshi Tanaka
智 田中
Koji Bando
浩二 板東
Toshio Kurashima
利雄 倉嶋
Hitoshi Son
均 孫
Yoshiteru Abe
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Abstract

【課題】光信号伝送の信頼性を向上させた光コンセントを提供する。
【解決手段】光コンセントAは、造営材8に設けた埋込用孔9に後部を埋設した状態で配設され、造営材の裏側に配置された光ファイバケーブル100が挿入されるケーブル挿入口15、および、造営材8の表側に露設される光ファイバケーブルが挿入されるケーブル挿入口14を有し、両ケーブル挿入口14,15から挿入される光ファイバケーブル同士を光学的に接続するレセプタクル1と、ケーブル挿入口15に挿入される光ファイバケーブル100を表面に沿って曲げることによりガイドするガイド片29が設けられたガイド部材3とを備えている。ガイド片29の表面は、光ファイバケーブル100の許容最小曲率半径以上の曲率半径を有する曲面に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、光コンセントに関するものである。
従来より、壁などの造営材に埋込配設して使用される光コンセントが提供されている(例えば特許文献1参照)。
このような光コンセントは、壁に設けた取付用孔に埋込配設されるボディを備え、ボディの内部にアダプタ又はレセプタクルからなるコネクタ本体を収納してある。コネクタ本体の表面には、壁の裏側に配設された光ファイバケーブルが挿入される第1のケーブル挿入口と、壁の表側の空間に露設された光ファイバケーブルが挿入される第2のケーブル挿入口とが開口し、両ケーブル挿入口から挿入される光ファイバケーブルのフェルールを整列、保持するスリーブを内部に収納してあり、両光ファイバケーブルを光学的に接続する。
特開2005−99345号公報
上述の光コンセントでは、壁の裏側の空間で壁と略平行に這わせた光ファイバケーブルを壁に対して略垂直な方向に曲げ、その先端を第1のケーブル挿入口に挿入して接続しているので、注意して施工を行わないと光ファイバケーブルが許容最小曲率半径よりも小さい半径で曲げられて、伝送損失が悪化し、光信号伝送の信頼性が低下するという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、伝送損失の悪化を抑制し、光信号伝送の信頼性を向上させた光コンセントを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、造営材に設けた埋込用孔に後部を埋設した状態で配設され、造営材の裏側に配置された光ファイバケーブルが挿入される第1のケーブル挿入口、および、造営材の表側に露設される光ファイバケーブルが挿入される第2のケーブル挿入口を有し、両ケーブル挿入口から挿入される光ファイバケーブル同士を光学的に接続するコネクタ本体と、第1のケーブル挿入口に挿入される光ファイバケーブルを表面に沿って曲げることによりガイドするガイド部とを備え、ガイド部の表面を、光ファイバケーブルの許容最小曲率半径以上の曲率半径を有する曲面に形成したことを特徴とする。
この発明によれば、第1のケーブル挿入口に挿入される光ファイバケーブルがガイド部の表面に沿って曲げられており、このガイド部の表面は光ファイバケーブルの許容最小曲率半径以上の曲率半径を有する曲面に形成されているので、光ファイバケーブルが許容最小曲率半径よりも小さい曲率半径で曲げられることによって、伝送損失が増加するのを抑制でき、伝送損失を低減することで光信号伝送の信頼性を向上させることができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、埋込配線器具用の取付枠に取着するための取付手段を有し、取付枠の器具取付用孔から前面を露出させた状態で取付枠に取着されるボディを備え、当該ボディの係合部が着脱自在に係合する被係合部をコネクタ本体に設けるとともに、コネクタ本体の第2のケーブル挿入口を露出させる開口部をボディの前面に設けたことを特徴とする。
この発明によれば、コネクタ本体を取着したボディが取付手段を用いて埋込配線器具用の取付枠に取着されるから、埋込配線器具用の取付枠を用いて造営材に光コンセントを埋込配設することができる。さらにコネクタ本体は、被係合部にボディの係合部を着脱自在に係合させることでボディに取り付けられるので、ボディに対してコネクタ本体を容易に取り替えることができ、破損したコネクタ本体の交換や、コネクタ本体の種類の変更にも容易に対応できる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、ガイド部はコネクタ本体と別体に形成され、コネクタ本体に対してガイド部を位置決め固定する固定手段をガイド部に設けたことを特徴とする。
この発明によれば、ガイド部をコネクタ本体と別体に形成しており、第1のケーブル挿入口に挿入される光ファイバケーブルの線径や許容最小曲率半径を変更する場合、ガイド部を光ファイバケーブルの線径や許容最小曲率半径に対応したものに取り替えることで対応できるから、コネクタ本体そのものを変更しなくても良く、光ファイバケーブルの線径や許容最小曲率半径の違いに対応して複数種類のコネクタ本体を用意する必要がないので、光コンセントのコストダウンを図ることができる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかの発明において、ガイド部の表面が、許容最小曲率半径以上の半径を有する球面状に形成されたことを特徴とする。
この発明によれば、ガイド部の表面を球面状に形成しているので、第1のケーブル挿入口に接続される光ファイバケーブルが様々な方向に引き出された場合でも、球面状に形成されたガイド部の表面に沿わせて光ファイバケーブルを曲げることで、曲げによる伝送損失の悪化を抑制することができ、光信号伝送の信頼性を向上させることができる。
請求項1の発明によれば、第1のケーブル挿入口に挿入される光ファイバケーブルがガイド部の表面に沿って曲げられており、このガイド部の表面は光ファイバケーブルの許容最小曲率半径以上の曲率半径を有する曲面に形成されているので、光ファイバケーブルが許容最小曲率半径よりも小さい曲率半径で曲げられることによって、伝送損失が増加するのを抑制でき、伝送損失を低減することで光信号伝送の信頼性を向上させることができる。
請求項2の発明によれば、コネクタ本体を取着したボディが取付手段を用いて埋込配線器具用の取付枠に取着されるから、埋込配線器具用の取付枠を用いて造営材に光コンセントを埋込配設することができる。さらにコネクタ本体は、被係合部にボディの係合部を着脱自在に係合させることでボディに取り付けられるので、ボディに対してコネクタ本体を容易に取り替えることができ、破損したコネクタ本体の交換や、コネクタ本体の種類の変更にも容易に対応できる。
請求項3の発明によれば、ガイド部をコネクタ本体と別体に形成しており、第1のケーブル挿入口に挿入される光ファイバケーブルの線径や許容最小曲率半径を変更する場合、ガイド部を光ファイバケーブルの線径や許容最小曲率半径に対応したものに取り替えることで対応できるから、コネクタ本体そのものを変更しなくても良く、光ファイバケーブルの線径や許容最小曲率半径の違いに対応して複数種類のコネクタ本体を用意する必要がないので、光コンセントのコストダウンを図ることができる。
請求項4の発明によれば、ガイド部の表面を球面状に形成しているので、第1のケーブル挿入口に接続される光ファイバケーブルが様々な方向に引き出された場合でも、球面状に形成されたガイド部の表面に沿わせて光ファイバケーブルを曲げることで、曲げによる伝送損失の悪化を抑制することができ、光信号伝送の信頼性を向上させることができる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本発明の実施形態1を図1〜図5に基づいて説明する。尚、以下の説明では特にことわりがないかぎり、図5(a)に示す向きにおいて上下左右の方向を規定し、図5(a)中の正面を前面と言う。従って、図1中の右側は後側となる。
本実施形態の光コンセントAを上側から見た分解斜視図を図3に、下側から見た分解斜視図を図4にそれぞれ示す。この光コンセントAは、光ファイバケーブルの間を光学的に接続するレセプタクル(コネクタ本体)1と、レセプタクル1を保持して造営材8に固定された取付枠4に取り付けるためのボディ2と、レセプタクル1に取り付けられて光ファイバケーブルをガイドするガイド部材3とを備え、図4及び図5に示すように取付枠4とプレート5(プレート枠6および化粧プレート7からなる)とを用い、造営材8(例えば壁など)に設けた埋込用孔9に後部を埋設した状態で、造営材8の裏側に設けたスイッチボックス10内部に埋込配設される。尚、本実施形態ではコネクタ本体としてレセプタクル1を例に説明を行ったが、プラグとプラグの間を接続するアダプタでコネクタ本体を構成しても良い。
レセプタクル1は合成樹脂成型品からなり、角筒状の主部11の後部から、主部11に比べて左右方向および上下方向の寸法が小さめに形成された細筒部12が連続一体に延出しており、主部11の後端部からは左右方向の両側にそれぞれ突出する張出部13,13が一体に形成されている。主部11の前面および細筒部12の後面にはそれぞれケーブル挿入口14,15が開口しており、後側のケーブル挿入口15(第1のケーブル挿入口)には造営材の裏側に配設された光ファイバケーブル100のプラグ101が挿入される。一方、前側のケーブル挿入口14(第2のケーブル挿入口)には造営材の表側に露設される光ファイバケーブルのプラグ(図示せず)が挿入される。レセプタクル1の内部には、ケーブル挿入口14,15からそれぞれ挿入されたプラグのフェルール103を整列、保持するスリーブ43が設けられており(図5(a)参照)、光ファイバケーブルの間を光学的に接続している。なお、細筒部12の後部の上下面には、プラグ101の表面に突設された位置決め突起102が嵌合する切欠溝16,16が形成されている。また、レセプタクル1の前面に開口するケーブル挿入口14の上下縁にもプラグの位置決め突起が嵌合する切欠溝17,17が形成されている。
ボディ2は合成樹脂成形品からなり、前面が略矩形状であって、前方に突出する突台部18の両側に段部19,19が設けられており、突台部18が取付枠4の器具取付孔4aに図1中右側から嵌合して左側へ突出する。突台部18の左右の側面には、金属製の取付枠が備える係合爪(図示せず)と係合する係合孔20が開口している。また左右の段部19,19には、取付枠4の左右の側枠片30に3対ずつ設けた係止孔4bに係合する係合爪21が2個ずつ突設されている。而して、係合孔20又は係合爪21の何れかを用いて、金属製の取付枠或いは合成樹脂製の取付枠4の何れにもボディ2を取り付けることができるようになっている。ここに、係合孔20と係合爪21とで、埋込配線器具用の取付枠にボディ2を取り付けるための取付手段が構成される。なおボディ2の大きさは、3組の係止孔4bを有する器具取付孔4aを中央に設けた取付枠4に対応し、器具取付孔4aの長手方向に対応する外形寸法が器具取付孔4aの長手方向寸法の略3分の1の寸法(以下1個モジュール寸法という、例えばJIS規格で規格化された大角形連用配線器具の単位寸法)に形成されている。
また、突台部18の前壁18aには、レセプタクル1のケーブル挿入口14を露出させる開口部22が貫設されており、前壁18aの後面には開口部22の上下両側縁から後方に向かって一対の弾性係止片23,23(係合部)が突出している。弾性係止片23,23の間隔はレセプタクル1(主部11)の上下方向寸法と略同じ寸法に形成されており、ボディ2の後方から弾性係止片23,23の間の空間にレセプタクル1の主部11を挿入すると、各弾性係止片23の後端に設けた爪23aが主部11の後縁(被係合部)に引掛係止することによって、レセプタクル1がボディ2に保持される。なお前壁18aの後面には、開口部22に対して左右両側にそれぞれコ字形のガイド壁24,24が突設されており、これらのガイド壁24,24が主部11の左右両側部に当接することによって、レセプタクル1がボディ2に対してがたつきなく保持されるのである。
ガイド部材3は合成樹脂成型品からなり、レセプタクル1の上面に対向配置される矩形板状の主部25と、主部25の前側部分の左右両側縁からそれぞれ下向きに突出する側部26、26と、側部26,26の下側縁からそれぞれ左右方向の内側に向かって延長形成されてその先端部が上側に突出する当接部27,27とを一体に備え、各々の側部26には、前側縁に開放された2条のスリット26a,26aの間に弾性係止片28が形成されている。また主部25の後縁からは垂下片25aが下向きに突出し、この垂下片25aの下側縁からは後側に行くほど上側に向かって湾曲するガイド片29(ガイド部)が延長形成されている。ガイド片29の表面は、ケーブル挿入口15に挿入される光ファイバケーブル100の許容最小曲率半径以上の曲率半径を有する曲面に形成してある。
この光コンセントAを組み立てるに当たっては、ボディ2の後側から、主部11を前側にして、弾性係止片23,23の間にレセプタクル1の主部11を挿入すると、各弾性係止片23の後端の爪23aが主部11の上下両面に当接して、弾性係止片23が上下方向の外側に撓められる。そして、主部11の前面が突台部18の前壁18aに当接するまで、レセプタクル1をボディ2内に挿入すると、主部11の左右両側部がガイド壁24,24に当接するとともに、弾性係止片23の爪23aが主部11の後縁に係止することによって、レセプタクル1がボディ2に保持される。また、ガイド部材3の主部25と側部26と当接部27とで囲まれる空間内にレセプタクル1が挿入されるようにして、ボディ2の後側からガイド部材3を挿入すると、側部26に設けた弾性係止片28の爪28aがレセプタクル1の張出部13に当接して、弾性係止片28が左右方向の外側に撓められる。ガイド部材3をボディ2内にさらに挿入すると、弾性係止片28の爪28aが張出部13を乗り越えて、張出部13の前縁に係止することによって、ガイド部材3がレセプタクル1に取着される。この時、主部25の下面に設けた2条の隔壁25bが細筒部12の上面に当接するとともに、当接部27が細筒部12の下面に当接するので、レセプタクル1に対してガイド部材3をがたつきなく取り付けることができる。なお、ガイド部材3をレセプタクル1に取り付けた状態では、ボディ2の上側壁と上側の弾性係止片23との間にレセプタクル1の主部25が挿入されて、上側の弾性係止片23が上方へ撓みにくくなるから、上側の弾性係止片23の爪23aと主部11との係合が外れにくくなっている。ここに、ガイド部材3の弾性係止片28とレセプタクル1の張出部13とで固定手段が構成される。
一方、ボディ2からレセプタクル1およびガイド部材3を取り外す際には、下側の弾性係止片23を下方に撓ませて、下側の弾性係止片23の爪23aと主部11との係合を解除させた状態で、レセプタクル1を斜め下側に引き抜くと、ボディ2からレセプタクル1を容易に取り外すことができる。その後ガイド部材3の弾性係止片28を外側に撓ませて、弾性係止片28の爪28aと張出部13との係合を解除させた状態で、ガイド部材3を後方へ引き出すと、レセプタクル1からガイド部材3を容易に取り外すことが出来る。
上述のようにして組み立てられた光コンセントAは、図1、図2および図5に示すように合成樹脂製の取付枠4に装着されることにより、造営材8(例えば建物の壁等)の裏側に設けられたスイッチボックス10に取り付けられる。
取付枠4は、両側枠片30,30の両端部間を橋絡する上下の枠片31,31に設けた長孔32に取付ねじ33をそれぞれ挿通し、この取付ねじ33をスイッチボックス10のねじ穴34に螺合することによって、造営材8に固定される。なお枠片31には、壁パネル等に取付枠4を直接的に固定するための木ねじを挿通させる取付孔35や、取付枠4との間で壁パネルを挟むことにより取付枠4を固定するための挟み金具を取り付ける孔36を設けてある。
この取付枠4の前面側にはプレート枠6が取着される。プレート枠6の上下の枠部にはねじ挿通孔39を設けてあり、ねじ挿通孔39に挿通したねじ37を取付枠4の枠片31に設けたねじ孔38に締結することによって、プレート枠6が取付枠4に固定されるようになっている。さらにプレート枠6の前面側には化粧プレート7が装着され、化粧プレート7の中央部に設けられた窓孔40からボディ2の突台部18前面が室内側に露出される。なお、化粧プレート7の裏面には、プレート枠6の左右の枠部に形成した係止孔41に係止する係止爪(図示せず)が突設してあり、この係止爪を係止孔41に係止させることによって化粧プレート7をプレート枠6の前面側に装着するのである。
以上のようにして本実施形態の光コンセントAは造営材8に設けたスイッチボックス10に埋込配設されており、図1および図2に示すように造営材8の裏側に配線された光ファイバケーブル100は、スイッチボックス10に設けたノックアウト孔10aを通してスイッチボックス10の内部に導入され、ガイド部材3のガイド片29に沿わせて曲げられた後、光ファイバケーブル100の端末に接続されたプラグ101がレセプタクル1のケーブル挿入口15内に挿入されて、レセプタクル1内に保持される。また、レセプタクル1のケーブル挿入口14はボディ2の開口部22を通して室内側(造営材8の表側)に露出しているので、造営材8の表側に露設された光ファイバケーブル(図示せず)をケーブル挿入口14に接続することができ、両ケーブル挿入口14,15に接続された光ファイバケーブルの間を光学的に接続することができる。ここで、ガイド片29の曲率半径は、光ファイバケーブル100の許容最小曲率半径以上の曲率半径に設定されているので、光ファイバケーブル100が許容最小曲率半径よりも小さい曲率半径で曲げられることによって、伝送損失が増加するのを抑制でき、伝送損失を低減することで光信号伝送の信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態ではレセプタクル1を取着したボディ2が、係合孔20又は係合爪21の何れかを用いて、金属製の取付枠或いは合成樹脂製の取付枠4に取り付けることができるから、埋込配線器具用の取付枠を用いて造営材8に光コンセントAを埋込配設することができる。さらに、レセプタクル1は、ボディ2に設けた弾性係止片23の爪23aを、レセプタクル1の主部11後縁に着脱自在に係合させることによって、ボディ2に取り付けられているので、弾性係止片23の爪23aと主部11の後縁との係合状態を解除することによって、レセプタクル1をボディ2から容易に取り外すことができる。したがって、ボディ2に対してレセプタクル1を容易に取り替えることができ、破損したレセプタクル1の交換や、レセプタクル1の種類の変更にも容易に対応できる。
また更に、ガイド部材3はレセプタクル1と別体に形成されており、ガイド部材3に設けた弾性係止片28をレセプタクル1の張出部13に係合させることによって、レセプタクル1に対してガイド部材3を位置決め固定しているので、
レセプタクル1のケーブル挿入口15に挿入される光ファイバケーブル100に、クラッド径(線径)や許容最小曲率半径が異なるケーブルを使用する場合は、ガイド部材3を光ファイバケーブル100の線径や許容最小曲率半径に対応したものに取り替えることで対応できるから、レセプタクル1そのものを変更しなくても良い。したがって、光ファイバケーブル100の線径や許容最小曲率半径の違いに対応して複数種類のレセプタクル1を用意する必要がないから、光コンセントAのコストダウンを図ることができる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2を図6及び図7に基づいて説明する。上述の実施形態1ではガイド部材3に、表面が後側にいくほど上側に向かって湾曲するような曲面に形成されたガイド片29を設けているのに対して、本実施形態ではガイド部材3に、光ファイバケーブル100の許容最小曲率半径以上の半径を有する球面状に形成されたガイド部42を主部25の後端部に一体に設けてある。尚、ガイド部42以外の構成は実施形態1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
上述のように本実施形態では、ガイド部42の表面を球面状に形成しているので、ケーブル挿入口15に挿入される光ファイバケーブル100が様々な方向に引き出された場合でも、球面状に形成されたガイド部42の表面に沿わせて光ファイバケーブル100を曲げることで、曲げによる伝送損失の悪化を抑制することができ、光信号伝送の信頼性を向上させることができる。
なお、本発明の精神と範囲に反することなしに、広範に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この発明は、特定の実施形態に制約されるものではない。
実施形態1の光コンセントを施工面に取り付けた状態を示す断面図である。 同上の分解斜視図である。 同上の光コンセントを上側から見た分解斜視図である。 同上の光コンセントを下側から見た分解斜視図である。 (a)は同上の施工面への取付状態を示す正面図、(b)は同上を取付枠および化粧プレートに取り付けた状態を示す背面図である。 実施形態2の光コンセントを下側から見た分解斜視図である。 同上を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。
符号の説明
A 光コンセント
1 レセプタクル
3 ガイド部材
8 造営材
9 埋込用孔
14,15 ケーブル挿入口
29 ガイド片
100 光ファイバケーブル

Claims (4)

  1. 造営材に設けた埋込用孔に後部を埋設した状態で配設され、造営材の裏側に配置された光ファイバケーブルが挿入される第1のケーブル挿入口、および、造営材の表側に露設される光ファイバケーブルが挿入される第2のケーブル挿入口を有し、前記両ケーブル挿入口から挿入される光ファイバケーブル同士を光学的に接続するコネクタ本体と、前記第1のケーブル挿入口に挿入される光ファイバケーブルを表面に沿って曲げることによりガイドするガイド部とを備え、前記ガイド部の表面を、光ファイバケーブルの許容最小曲率半径以上の曲率半径を有する曲面に形成したことを特徴とする光コンセント。
  2. 埋込配線器具用の取付枠に取着するための取付手段を有し、取付枠の器具取付用孔から前面を露出させた状態で取付枠に取着されるボディを備え、当該ボディの係合部が着脱自在に係合する被係合部を前記コネクタ本体に設けるとともに、コネクタ本体の第2のケーブル挿入口を露出させる開口部をボディの前面に設けたことを特徴とする請求項1記載の光コンセント。
  3. 前記ガイド部は前記コネクタ本体と別体に形成され、前記コネクタ本体に対して前記ガイド部を位置決め固定する固定手段を前記ガイド部に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の光コンセント。
  4. 前記ガイド部の表面が、前記許容最小曲率半径以上の半径を有する球面状に形成されたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の光コンセント。
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