JP2007108460A - Lens shifting apparatus for optical mechanism - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、投射レンズの位置を水平方向及び/又は垂直方向へシフトさせる光学機構のレンズシフト装置に関する。 The present invention relates to a lens shift device of an optical mechanism that shifts a position of a projection lens in a horizontal direction and / or a vertical direction.
一般に、スクリーンに画像を投影するプロジェクタでは、スクリーンの正確な位置に画像を投影する必要がある。 Generally, in a projector that projects an image on a screen, it is necessary to project the image at an accurate position on the screen.
このため、投射レンズの位置を水平方向及び/又は垂直方向へシフトさせて画像位置を調整するレンズシフト装置を内蔵するプロジェクタも知られており、例えば、特開2005−173460号公報には、投射レンズをレンズ台により支持するとともに、このレンズ台の一側に配したシフト用レールに、レンズ台の一方に設けた一対の離間した装填部をスライド自在に装填するとともに、レンズ台の他側に配したシフト用スクリュに、レンズ台の他方に設けた一対の離間した螺合部を螺合させ、シフト用スクリュをシフト駆動部で回転させてレンズ台をシフト用レールに沿って移動させるようにしたレンズシフト機能付プロジェクタが開示されている。
ところで、上述した従来のレンズシフト装置は、モータ等のシフト駆動部を利用して動力によりシストさせるものである。このため、手動により操作する手動タイプとして構成する場合には、次のような不具合を生じる問題があった。 By the way, the above-described conventional lens shift device uses a shift driving unit such as a motor to perform cysting by power. For this reason, in the case of configuring as a manual type operated manually, there is a problem that causes the following problems.
第一に、モータ等を利用した場合には、位置センサ等によりシフト位置或いはホームポジションに対する位置出しを容易に行うことができるが、手動タイプとした場合、位置出しを容易に行うことができない。即ち、手動タイプでは、通常、クリック機構を設け、クリック感を得ることにより所定の位置を知ることができるが、プロジェクタの場合、投射レンズの重量が比較的大きく、操作時にはダイヤルを複数回転させるなどの操作が必要になる。このため、ダイヤル側には、事実上、クリック機構を設けることができないとともに、他方、投射レンズ側にクリック機構を設けてもダイヤル側では明確なクリック感を得ることができず、結局、品質感のある良好なクリック機構を実現できない。 First, when a motor or the like is used, positioning with respect to a shift position or a home position can be easily performed by a position sensor or the like, but when using a manual type, positioning cannot be easily performed. That is, in the manual type, a click mechanism is usually provided and a predetermined position can be obtained by obtaining a click feeling. However, in the case of a projector, the weight of the projection lens is relatively large, and the dial is rotated several times during operation. Operation is required. For this reason, a click mechanism cannot be provided on the dial side, and on the other hand, even if a click mechanism is provided on the projection lens side, a clear click feeling cannot be obtained on the dial side. It is not possible to realize a good click mechanism with
第二に、ガイド機構は、レンズ台の一側に配したシフト用レールに一対の離間した軸受孔部をスライド自在に装填する構成のため全体の構成が複雑化し、大型化及びコストアップを招くとともに、レンズ台の軸平行方向に対して僅かに傾斜した応力が付加されてもレールと軸受孔部間の作動抵抗(摩擦抵抗等)が急激に大きくなり、スムーズなシフト移動を確保しにくい。 Second, since the guide mechanism is configured to slidably load a pair of spaced bearing holes on a shift rail disposed on one side of the lens base, the overall structure becomes complicated, leading to an increase in size and cost. At the same time, even if stress slightly inclined with respect to the axis parallel direction of the lens base is applied, the operating resistance (friction resistance, etc.) between the rail and the bearing hole portion increases rapidly, making it difficult to ensure smooth shift movement.
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した光学機構のレンズシフト装置の提供を目的とするものである。 The object of the present invention is to provide a lens shift device of an optical mechanism that solves the problems existing in the background art.
本発明に係る光学機構(プロジェクタP)のレンズシフト装置1は、上述した課題を解決するため、投射レンズ2を支持するレンズ支持部3を水平方向及び/又は垂直方向へガイドするガイド機構4x,4yを有する支持機構部4と、手動により操作する手動操作部5x,5yと、この手動操作部5x,5yの操作量を支持機構部4に伝達してレンズ支持部3を水平方向及び/又は垂直方向へシフトさせる伝達機構部6x,6yを備えるレンズシフト装置であって、伝達機構部6x,6yに、相螺合するスクリュ部材7sx,7syとナット部材7nx,7nyの一方を回転させることにより他方を軸方向へ変位させる運動変換機構7x,7yを設けるとともに、スクリュ部材7sx,7syの軸方向所定位置のネジ山部7smx…の一部を切欠いた係合凹部8ux…とこの係合凹部8ux…に係合する方向に弾性部材8dx…により付勢された係合体8sx…を有するクリック機構8x,8yを設けたことを特徴とする。
In order to solve the above-described problem, the
この場合、発明の好適な態様により、クリック機構8x,8yは、係合体8sx…及び弾性部材8dx…を、ナット部材7nx,7nyの径方向に形成した収容孔11x…に収容し、収容孔11x…の外側開口を閉塞部材12x…で閉塞して構成できる。また、伝達機構部6x,6yには、手動操作部5x,5yの操作量をスクリュ部材7sx,7syに伝達するとともに、手動操作部5x,5yの操作方向と投射レンズ2の変位方向を適合させる中間ギア機構13x,13yを設けることができる。
In this case, according to a preferred aspect of the invention, the
一方、本発明に係る光学機構(プロジェクタP)のレンズシフト装置1は、上述した課題を解決するため、投射レンズ2を支持するレンズ支持部3を水平方向及び/又は垂直方向へガイドするガイド機構4x,4yを有する支持機構部4と、手動により操作する手動操作部5x,5yと、この手動操作部5x,5yの操作量を支持機構部4に伝達してレンズ支持部3を水平方向及び/又は垂直方向へシフトさせる伝達機構部6x,6yを備えるレンズシフト装置であって、支持機構部4に、少なくともレンズ支持部3の前面に配した可動フレーム部21を設けるとともに、レンズ支持部3と可動フレーム部21の一方に、底部22dが断面V形となる所定長さの凹溝部22を形成し、かつ他方に、先端部23sが断面V形となり、凹溝部22に係合する所定長さの凸条部23を形成することにより、レンズ支持部3を垂直方向(又は水平方向)にのみ変位を許容する第一ガイド機構4yを設けたことを特徴とする。
On the other hand, the
この場合、発明の好適な態様により、支持機構部4には、可動フレーム部21の前面に配した固定フレーム部25を設けるとともに、可動フレーム部21と固定フレーム部25の一方に所定長さの凹溝部26を形成し、かつ他方に凹溝部26に係合する所定長さの凸条部27を形成することにより、可動フレーム部21を水平方向(又は垂直方向)にのみ変位を許容する第二ガイド機構4xを設けることができる。なお、第二ガイド機構4xには、可動フレーム部21と固定フレーム部25の一方に、底部26dが断面V形となる所定長さの凹溝部26を形成し、かつ他方に、先端部27sが断面V形となり、凹溝部26に係合する所定長さの凸条部27を形成することができる。また、伝達機構部6x,6yには、相螺合するスクリュ部材7sx,7syとナット部材7nx,7nyの一方を回転させることにより他方を軸方向へ変位させる運動変換機構7x,7yを設けるとともに、スクリュ部材7sx,7syの軸方向所定位置のネジ山部7smx…の一部を切欠いた係合凹部8ux…とこの係合凹部8ux…に係合する方向に弾性部材8dx…により付勢された係合体8sx…を有するクリック機構8x,8yを設けることができる。
In this case, according to a preferred aspect of the invention, the
このような構成を有する本発明に係る光学機構のレンズシフト装置1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
According to the
(1) 伝達機構部6x…に、相螺合するスクリュ部材7sx…とナット部材7nx…の一方を回転させることにより他方を変位させる運動変換機構7x…を設けるとともに、スクリュ部材7sx…の所定位置のネジ山部7smx…の一部を切欠いた係合凹部8ux…とこの係合凹部8ux…に係合する方向に弾性部材8dx…により付勢された係合体8sx…を有するクリック機構8x…を設けたため、手動操作部5x…側において、投射レンズ2のシフト位置或いはホームポジションPhにおける明確かつ良質のクリック感を得ることができ、投射レンズ2のシフト位置或いはホームポジションPhに対する容易かつ正確な位置出しを行うことができる。
(1) The
(2) 支持機構部4に、少なくともレンズ支持部3の前面に配した可動フレーム部21を設けるとともに、レンズ支持部3と可動フレーム部21の一方に、底部22dが断面V形となる所定長さの凹溝部22を形成し、かつ他方に、先端部23sが断面V形となり、凹溝部22に係合する所定長さの凸条部23を形成することにより、レンズ支持部3を垂直方向(又は水平方向)にのみ変位を許容する第一ガイド機構4yを設けたため、構成の単純化による機構全体の小型化及びコストダウンを図れるという基本的メリットを享受できるとともに、断面V形に形成した底部22dと先端部23sが線接触するため、凹溝部22と凸条部23間の隙間によるガタつきを阻止して、高精密でスムーズなシフト移動を実現できる。
(2) The
(3) 好適な態様により、クリック機構8x…を構成するに際して、係合体8sx…及び弾性部材8dx…を、ナット部材7nx…の径方向に形成した収容孔11x…に収容し、収容孔11x…の外側開口を閉塞部材12x…で閉塞すれば、クリック機構8x…を容易かつコンパクトに構成することができる。
(3) When the
(4) 好適な態様により、伝達機構部6x…に、手動操作部5x…の操作量をスクリュ部材7sx…に伝達するとともに、手動操作部5x…の操作方向と投射レンズ2の変位方向を適合させる中間ギア機構13x…を設ければ、手動操作部5x…の操作方向と投射レンズ2の変位方向が同方向となるため、操作時の違和感を無くすことができる。
(4) According to a preferred mode, the operation amount of the
(5) 好適な態様により、支持機構部4に、可動フレーム部21の前面に配した固定フレーム部25を設けるとともに、可動フレーム部21と固定フレーム部25の一方に所定長さの凹溝部26を形成し、かつ他方に凹溝部26に係合する所定長さの凸条部27を形成することにより、可動フレーム部21を水平方向(又は垂直方向)にのみ変位を許容する第二ガイド機構4xを設ければ、水平方向と垂直方向の双方のシフト機構を容易かつコンパクトに実現できる。
(5) According to a preferred embodiment, the
(6) 好適な態様により、第二ガイド機構4xに、可動フレーム部21と固定フレーム部25の一方に、底部26dが断面V形となる所定長さの凹溝部26を形成し、かつ他方に、先端部27sが断面V形となり、凹溝部26に係合する所定長さの凸条部27を形成すれば、断面V形に形成した底部26dと先端部27sが線接触するため、凹溝部26と凸条部27間の隙間によるガタつきをより確実に阻止して、高精密でスムーズなシフト移動を実現できる。
(6) According to a preferred embodiment, the
(7) 好適な態様により、伝達機構部6x…に、相螺合するスクリュ部材7sx…とナット部材7nx…の一方を回転させることにより他方を軸方向へ変位させる運動変換機構7x…を設けるとともに、スクリュ部材7sx…の軸方向所定位置のネジ山部7smx…の一部を切欠いた係合凹部8ux…とこの係合凹部8ux…に係合する方向に弾性部材8dx…により付勢された係合体8sx…を有するクリック機構8x…を設ければ、支持機構部4におけるガタつきのない高精密でスムーズなシフト移動に加え、投射レンズ2のシフト位置或いはホームポジションPhにおける明確かつ良質のクリック感を得れるという相乗効果により、シフト機構全体の操作フィーリング及び品質感をより高めることができる。
(7) According to a preferred embodiment, the
次に、本発明に係る最良の実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。 Next, the best embodiment according to the present invention will be given and described in detail with reference to the drawings.
まず、本実施形態に係るレンズシフト装置1の構成について、図1〜図9を参照して説明する。
First, the configuration of the
図9は、本実施形態に係るレンズシフト装置1を備えるプロジェクタP(光学機構)を示す。プロジェクタPは、キャビネット41の正面パネル部41fから投射レンズ2が露出し、この投射レンズ2の前方に設置したスクリーンに画像を投影することができる。42はリモコン用受信部を示す。なお、プロジェクタPのタイプは、液晶タイプやDLPタイプなど、その種類は問わない。プロジェクタPには、投射レンズ2を水平方向(X方向)及び垂直方向(Y方向)にシフトさせる本実施形態に係るレンズシフト装置1を内蔵する。このレンズシフト装置1は、操作ダイヤル43x,43yにより手動操作することができ、正面パネル部41fに設けた窓孔部には、垂直方向シフト用の操作ダイヤル43yが露出するとともに、天面パネル部41uに設けた窓孔部には、水平方向シフト用の操作ダイヤル43xが露出する。
FIG. 9 shows a projector P (optical mechanism) including the
次に、レンズシフト装置1の具体的構成について、図1〜図8を参照して説明する。図1はレンズシフト装置1の平面図、図2はレンズシフト装置1の正面図をそれぞれ示す。レンズシフト装置1は、大別して、レンズ支持部3を含む支持機構部4,手動操作部5x,5y及び伝達機構部6x,6yを備える。なお、上述した操作ダイヤル43xは、手動により操作する手動操作部5xを構成するとともに、操作ダイヤル43yは、手動により操作する手動操作部5yを構成する。
Next, a specific configuration of the
図6は、支持機構部4の分解斜視図を示す。レンズ支持部3は、後端にレンズ取付部51c(図7)を形成した支持筒部51と、この支持筒部51の前端に矩形フランジ状に形成したガイドフレーム部52を有する。これにより、支持筒部51に、投射レンズ2の後部を収容し、後端をレンズ取付部51cにネジ止め等により取付固定することができる。図1及び図2に、投射レンズ2の一部を仮想線で示す。
FIG. 6 is an exploded perspective view of the
また、支持機構部4は、可動フレーム部21と固定フレーム部25を備える。可動フレーム部21は、ガイドフレーム部52の前面に重ねて配する。可動フレーム部21は、全体を矩形状に形成し、中心に投射レンズ2のシフトを許容する開口を有する。一方、固定フレーム部25は、可動フレーム部21の前面に重ねて配する。固定フレーム部25は、全体を矩形状に形成し、中心に投射レンズ2のシフトを許容する開口を有する。53はハウジングであり、このハウジング53の前端を固定フレーム部25に取付けることにより、このハウジング53と固定フレーム部25間に、レンズ支持部3のガイドフレーム部52と可動フレーム部21を挟み込む。この場合、可動フレーム部21は、少なくとも固定フレーム部25の水平方向(X方向)に対する変位(シフト)が所定範囲にわたって許容されるとともに、レンズ支持部3は、少なくとも可動フレーム部21の垂直方向(Y方向)に対する変位(シフト)が所定範囲にわたって許容されるように構成する。なお、ハウジング53は、前述したキャビネット41の内部に設置され、後端には、図1に仮想線で示すプリズム54等の光学系が取付けられる。
The
さらに、支持機構部4には、レンズ支持部3を垂直方向へガイドする第一ガイド機構4yと水平方向へガイドする第二ガイド機構4xを備える。この場合、第一ガイド機構4yは、可動フレーム部21とレンズ支持部3間に設けるとともに、第二ガイド機構4xは、可動フレーム部21と固定フレーム部25間に設ける。
Further, the
一方の第一ガイド機構4yは、図6及び図7に示すように、レンズ支持部3のガイドフレーム部52における可動フレーム部21に対向する面であって、正面から見て右端辺付近に形成した凸条部23と、可動フレーム部21の右端辺付近に形成し、かつ凸条部23に係合する凹溝部22を備える。この場合、凸条部23の先端部23sは断面V形に形成するとともに、凹溝部22の底部22dは断面V形に形成し、特に、先端部23sと底部22dが当接するように凸条部23の高さ等を選定する。凸条部23及び凹溝部22は、それぞれ垂直方向(Y方向)へ所定長さとなるように形成し、凸条部23の長さは、凹溝部22の長さよりも短く選定する。これにより、レンズ支持部3は、可動フレーム部21に対して垂直方向にのみ変位が許容され、その許容される変位量は、凹溝部22の長さと凸条部23の長さの差となる。このような第一ガイド機構4yを設けることにより、別途の独立したガイド機構が不要になるため、構成の単純化による機構全体の小型化及びコストダウンを図れるという基本的なメリットに加え、断面V形の底部22dと先端部23sは線接触するため、凹溝部22と凸条部23間の隙間によるガタつきを阻止して、高精密でスムーズなシフト移動を実現できる。
As shown in FIGS. 6 and 7, one first guide mechanism 4 y is a surface facing the
他方の第二ガイド機構4xは、図6及び図8に示すように、可動フレーム部21における固定フレーム部25に対向する面であって、上端辺付近に形成した凸条部27と、固定フレーム部25における上端辺付近に形成した凹溝部26を備える。この場合、凸条部27の先端部27sは平坦面に形成するとともに、凹溝部26の底部26dも平坦面に形成する。したがって、凸条部27と凹溝部26の断面形状は矩形となる。凸条部27及び凹溝部26は、それぞれ水平方向(X方向)へ所定長さとなるように形成し、凸条部27の長さは、凹溝部26の長さよりも短く選定する。これにより、可動フレーム部21(レンズ支持部3)は、固定フレーム部25に対して水平方向にのみ変位が許容され、その許容される変位量は、凹溝部26の長さと凸条部27の長さの差となる。このような第二ガイド機構4xを設けることにより、別途の独立したガイド機構が不要になるため、構成の単純化による機構全体の小型化及びコストダウンを図れる。
As shown in FIGS. 6 and 8, the other
なお、第二ガイド機構4xでは、可動フレーム部21に対して、投射レンズ2等により下方への加重が付加されるため、凸条部27と凹溝部26間に隙間が存在していてもガタつきを生じることはない。このため、例示した第二ガイド機構4xは、凸条部27の先端部27sと凹溝部26の底部26dをそれぞれ平坦面に形成したが、第一ガイド機構4yと同様に、底部26d及び先端部27sをそれぞれ断面V形に形成してもよい。これにより、断面V形の底部26dと先端部27sは線接触するため、凹溝部26と凸条部27間の隙間によるガタつきをより確実に阻止して、高精密でスムーズなシフト移動を実現できる。
In the
さらに、支持機構部4と一方の操作ダイヤル43x間には、伝達機構部6xを配設するとともに、支持機構部4と他方の操作ダイヤル43y間には、伝達機構部6yを配設する。伝達機構部6xは、操作ダイヤル43xの操作量を支持機構部4における可動フレーム部21に伝達し、レンズ支持部3を水平方向へ変位(シフト)させる機能を備えるとともに、伝達機構部6yは、操作ダイヤル43yの操作量を支持機構部4におけるレンズ支持部3に伝達し、レンズ支持部3を垂直方向へ変位(シフト)させる機能を備える。
Further, a
一方の伝達機構部6xは、図1及び図2に示すように、スクリュ部材7sxとナット部材7nxが相螺合する運動変換機構7xを備える。この場合、ナット部材7nxは、固定フレーム部25の上端辺に当接させ、回転方向変位が規制された状態で軸方向への変位のみが許容されるように配し、一端を可動フレーム部21の上端に係合(接続)する。また、スクリュ部材7sxの両端は、固定フレーム部25の上端辺に固定した一対の軸受部により回動自在に支持する。さらに、操作ダイヤル43xの操作量をスクリュ部材7sxに伝達するとともに、操作ダイヤル43xの操作方向と投射レンズ2の変位方向を適合させる中間ギア機構13xを配設する。中間ギア機構13xは、操作ダイヤル43xの軸部に設けた第一平歯車55と、この第一平歯車55に噛合する第二平歯車56と、この第二平歯車56の軸部に設けた第一斜歯歯車57と、この第一斜歯歯車57に噛合する第二斜歯歯車58を備え、この第二斜歯歯車58をスクリュ部材7sxの軸部に設ける。なお、操作ダイヤル43xは、正面から見て、固定フレーム部25の上部右側の位置に軸部により回動自在に取付ける。このような中間ギア機構13xを設ければ、操作ダイヤル43xの操作方向と投射レンズ2の変位方向を適合させることができるため、操作時の違和感を排除できる利点がある。
As shown in FIGS. 1 and 2, one
そして、伝達機構部6xには、図3〜図5に示すように、スクリュ部材7sxの軸方向所定位置のネジ山部7smxの一部を切欠いた係合凹部8ux(図5参照)とこの係合凹部8uxに係合する方向に弾性部材(クリックバネ)8dxにより付勢された係合体(クリックボール)8sxを有するクリック機構8xを設ける。クリック機構8xは、図3に示すように、係合体8sx及び弾性部材8dxを、ナット部材7nxの径方向に形成した収容孔11xに収容し、収容孔11xの外側開口を閉塞部材(閉塞ネジ)12xにより閉塞して構成する。クリック機構8xをこのように構成すれば、クリック機構8xを容易かつコンパクトにできる利点がある。また、係合凹部8uxは、ネジ山部7smxの一部を切欠くことにより、深さがDd(図3参照)となり、かつ係合体8sxに対してクリック係合可能な大きさ及び形状を選定する。係合凹部8uxを設ける位置は、スクリュ部材7sxにおける軸方向所定位置を選定することができ、例示は、スクリュ部材7sxのほぼ中央となるホームポジションPhを選定した場合を示す。
As shown in FIGS. 3 to 5, the
他方の伝達機構部6yも、伝達機構部6xにおける運動変換機構7xと同様の構成及び機能を有する運動変換機構7yを備え、ナット部材7nyの一端を、レンズ支持部3の右端に係合(接続)する。したがって、伝達機構部6yにも、伝達機構部6xにおけるクリック機構8xと同様の構成及び機能を有するクリック機構8yを備えている。また、操作ダイヤル43yの操作量をスクリュ部材7syに伝達するとともに、操作ダイヤル43yの操作方向と投射レンズ2の変位方向を適合させる中間ギア機構13yを配設する。中間ギア機構13yは、操作ダイヤル43yの軸部に設けた第一斜歯歯車59と、この第一斜歯歯車59に噛合する第二斜歯歯車60を備え、この第二斜歯歯車60をスクリュ部材7syの軸部に設ける。この場合、操作ダイヤル43yは、正面から見て、固定フレーム部25の右側の位置に軸部により回動自在に取付ける。このような中間ギア機構13yを設ければ、前述した中間ギア機構13xと同様に、操作ダイヤル43yの操作方向と投射レンズ2の変位方向を適合させることができるため、操作時の違和感を排除できる利点がある。
The other transmission mechanism portion 6y also includes a
次に、本実施形態に係るレンズシフト装置1の機能(作用)について、各図を参照して説明する。
Next, the function (action) of the
まず、ユーザが、操作ダイヤル43xを回動操作すれば、この回動操作量は、第一平歯車55,第二平歯車56,第一斜歯歯車57,第二斜歯歯車58を介してスクリュ部材7sxに伝達され、スクリュ部材7sxは当該回動操作量に応じて回動する。これにより、ナット部材7nxは軸方向に変位するとともに、可動フレーム部21はナット部材7nxの変位に追従し、第二ガイド機構4xに沿って水平方向(X方向)にシフトする。この際、レンズ支持部3は可動フレーム部21に対して第一ガイド機構4yにより水平方向への変位が規制されるため、レンズ支持部3は可動フレーム部21と一体に変位する。即ち、投射レンズ2は、操作ダイヤル43xの操作量に対応して水平方向にシフトする。
First, if the user turns the
一方、ユーザが、操作ダイヤル43yを回動操作すれば、この回動操作量は、第一斜歯歯車59,第二斜歯歯車60を介してスクリュ部材7syに伝達され、スクリュ部材7syは当該回動操作量に応じて回動する。これにより、ナット部材7nyは軸方向に変位するとともに、レンズ支持部3はナット部材7nyの変位に追従し、第一ガイド機構4yに沿って垂直方向(Y方向)にシフトする。この際、可動フレーム部21は固定フレーム部25に対して第二ガイド機構4xにより垂直方向への変位が規制されるため、レンズ支持部3は可動フレーム部21上を相対変位する。即ち、投射レンズ2は、操作ダイヤル43yの操作量に対応して垂直方向にシフトする。
On the other hand, if the user rotates the
この場合、第一ガイド機構4yでは、断面V形に形成した凹溝部22の底部22dと断面V形に形成した凸条部23の先端部23sが線接触するため、凹溝部22と凸条部23間の隙間によるガタつきが阻止され、高精密でスムーズなシフト移動が実現される。しかも、構成の単純化による機構全体の小型化及びコストダウンを図れるという基本的なメリットも享受できる。
In this case, in the first guide mechanism 4y, the
ところで、伝達機構部6x…には、スクリュ部材7sx…とナット部材7nx…を相螺合させた運動変換機構7x…を備えるとともに、スクリュ部材7sx…の所定位置のネジ山部7smx…の一部を切欠いた係合凹部8ux…とこの係合凹部8ux…に係合する方向に弾性部材8dx…により付勢された係合体8sx…を有するクリック機構8x…を備えるため、操作ダイヤル43x…の回動操作時に、係合凹部8ux…が係合体8sx…の位置に達すれば、係合凹部8ux…に係合体8sx…がクリック的に係止する。これにより、手動操作部5x…側では、投射レンズ2のシフト位置或いはホームポジションPhにおける明確かつ良質のクリック感を得ることができ、投射レンズ2のシフト位置或いはホームポジションPhに対する容易かつ正確な位置出しを行うことができる。
By the way, the
特に、本実施形態に係るレンズシフト装置1では、このような第一ガイド機構4y及び第二ガイド機構4xを有する支持機構部4を備えると共に、伝達機構部6x…に、運動変換機構7x…及びクリック機構8x…を備えて構成するため、支持機構部4におけるガタつきのない高精密でスムーズなシフト移動に加え、投射レンズ2のシフト位置或いはホームポジションPhにおける明確かつ良質のクリック感を得れるという相乗効果により、シフト機構全体の操作フィーリング及び品質感をより高めることができる。
In particular, the
以上、最良の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,材料,数量等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更,追加,削除することができる。 The best embodiment has been described in detail above, but the present invention is not limited to such an embodiment, and the scope of the present invention is not limited in the configuration, shape, material, quantity, etc. of the details. You can change, add, or delete at will.
例えば、実施形態では、投射レンズ2を水平方向及び垂直方向の双方へシフトさせる場合を示したが、いずれか一方(水平方向又は垂直方向)へのみシフトさせる場合を排除するものではない。また、クリック機構8x…において、係合凹部8ux…をスクリュ部材7sx…の中央(ホームポジションPh)に設けた場合を例示したが、他のシフト位置(シフト限界位置等)にも追加して設けてもよい。したがって、係合凹部8ux…は、各クリック機構8x…において一又は二以上設けることができる。さらに、スクリュ部材7sx…を回転させてナット部材7nx…を軸方向変位させる運動変換機構7x…を例示したが、ナット部材7nx…を回転させてスクリュ部材7sx…を軸方向変位させてもよい。一方、凹溝部22を可動フレーム部21に設け、凸条部23をレンズ支持部3に設けた場合を例示したが、凹溝部22をレンズ支持部3に設け、凸条部23を可動フレーム部21に設けてもよい。なお、この点は、可動フレーム部21と固定フレーム部25間における凹溝部26と凸条部27においても同様である。他方、支持機構部4、ガイド機構4x,4y、手動操作部5x,5y、伝達機構部6x,6yの各構成は、必要により同様の機能を発揮する他の構成により置換できる。また、光学機構としてプロジェクタPを例示したが、プロジェクタPは業務用であってもよいし家庭用であってもよく、各種用途のプロジェクタに適用できるとともに、映写機,スライド投射機,OHP等の各種光学機構に適用できる。
For example, in the embodiment, the case where the
1 レンズシフト装置
2 投射レンズ
3 レンズ支持部
4 支持機構部
4x 第二ガイド機構
4y 第一ガイド機構
5x 手動操作部
5y 手動操作部
6x 伝達機構部
6y 伝達機構部
7x 運動変換機構
7y 運動変換機構
7sx スクリュ部材
7sy スクリュ部材
7nx ナット部材
7ny ナット部材
7smx… ネジ山部
8x クリック機構
8y クリック機構
8ux… 係合凹部
8dx… 弾性部材
8sx… 係合体
11x… 収容孔
12x… 閉塞部材
13x 中間ギア機構
13y 中間ギア機構
21 可動フレーム部
22 凹溝部
22d 凹溝部の底部
23 凸条部
23s 凸条部の先端部
25 固定フレーム部
26 凹溝部
26d 凹溝部の底部
27 凸条部
27s 凸条部の先端部
P プロジェクタ(光学機構)
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