JP2007105440A

JP2007105440A - 指圧位置調整機構付き指圧器

Info

Publication number: JP2007105440A
Application number: JP2005328052A
Authority: JP
Inventors: Yoshiyuki Nakajima; 良行中島
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2005-10-14
Filing date: 2005-10-14
Publication date: 2007-04-26

Abstract

【課題】一般普及型の指圧器に指圧する場所を無理なく自由に調整できる機能をもつ指圧位置調整機構を設けた指圧器を提供する。
【解決手段】一般普及型の指圧突起２付きの指圧器本体１の両側に取り出し扉３をつけ、収納可能となる紐状体あるいはベルト状体を取り付け、それを上下左右に移動させて指圧場所を調節できる指圧位置調整機構を設けた。指圧器本体には、さらに指圧位置調整機構が収納可能となるように収納部を設けた。また収納部には指圧位置調整機構の巻取り機構を設けた。
【選択図】図１

Description

本発明は一般普及型のツボ等を押圧する指圧器の同側に紐状体あるいはベルト状体を取り付け両手を使ってそれを操作することにより指圧する場所を調整できる指圧位置調整機構付き指圧器である。

従来、手で指圧器を後背部にもっていき後ろ手で指圧器を動かしたり、指圧器上で身体自体を動かすことにより患部を指圧器に押し当て押圧していた。

そのために、次のような問題点があった。
（イ）手を後背部にもっていき指圧器を指圧させたい場所にその都度移動させるのは大変難しかった。
（ロ）指圧器自体にアーム状の物を取り付けたものなどは保管したり携帯する時などはじゃまになり大変不便である。

一般普及型の指圧器の両側に扉をつけ、紐状体あるいはベルト状体を取り付けたもので、すなわち指圧器本体の扉内部に収納できる指圧位置調整機構を設けた指圧器である。

本発明は指圧位置調整機構を操作することにより、手を後背部にもっていくような無理な体勢をしなくても指圧したい微妙な位置に指圧器を移動させることができ、指圧位置調整機構は、かさばらずに本体に収納することができ、以前の指圧器のサイズや形状には変わりない。

以下、本発明の実施の形態について説明する。
（イ）一般普及型の指圧器、及び指圧マッサージ器具、骨格矯正器具等の両側に紐状体あるいはベルト状体等の指圧位置調整機構を取り込む扉を設ける。
（ロ）収納部の扉の上部中央に紐状体等の指圧位置調整体が通る切り込み口を設ける。
（ハ）扉内部の収納部に紐状体あるいはベルト状体の片端を取り付ける。
（ニ）手で操作する側の紐状体あるいはベルト状体は握りやすいように輪状等の操作部あるいはにぎり部を設けておく。
（ホ）巻取り機構を設けたものは本発明の形態と同様であるが扉内部の収納部に手動式巻取りダイヤル（６）等の巻き取り機構を設ける。
本発明は、以上の構成でなっている。
本発明を使用するときは指圧器本体（１）の両側にある収納部に設けた取り出し扉（３）を開け紐状体あるいはベルト状体（４）の指圧位置調整体をそれぞれ取り出す。仰向けになり指圧器本体（１）の上に背部をあて、指圧したい部分に指圧突起（２）をあてる。紐状体あるいはベルト状体（４）を左右の手にそれぞれ持ち背中より肩にまわす。
紐状体あるいはベルト状体（４）を足部方向に引くことにより指圧器本体（１）が背部下部より上部の方向に移動し指圧突起（２）を指圧したい部分に接触することができる。また左右に引く事により背骨に近いツボの道筋の経絡から遠い経絡まで指圧することができ横の動きまでも対応している。

図８〜図１０に示す様に、紐状体あるいはベルト状体（４）を取り出しやすいように取り出し扉（３）は、観音開き・スライド式・回転式等、様々な形態を用いてもよい。

図１１に示す様に、紐状体あるいはベルト状体（４）を取り出しやすいように、紐状体あるいはベルト状体（４）と取り出し扉（３）が固定され一体化されていて、取り出し扉（３）が本体より分離でき、輪（５）等の操作部等の役目もはたすことができる形態とすることもできる。

図１２〜図１３に示す様に、紐状体あるいはベルト状体（４）を巻き取りやすいように、手動式巻き取りダイヤル（６）等は１つのダイヤルの両軸に巻き取る形状、本体中心にあるダイヤルそのものに巻き取る形状等、様々な形態を用いてもよい。

図１４に示す様に、紐状体あるいはベルト状体（４）を巻き取りやすいように、本体の周囲をくぼみ状に形成することができる。

図１５に示す様に、指圧位置調整機構は紐状体あるいはベルト状体（４）を収納しやすいようにスプリング状体とすることもできる。

本発明の斜視図本発明の斜視図本発明の使用状態を示す側面図本発明の使用状態を示す側面図本発明の使用状態を示す斜視図本発明の後斜視図本発明の断面図本発明の取り出し扉の一例を示した図本発明の取り出し扉の一例を示した図本発明の取り出し扉の一例を示した図本発明の巻き取り機構の一例を示した図本発明の巻き取り機構の一例を示した図本発明の巻き取り機構の一例を示した図本発明の一例を示した図本発明の指圧位置調整機構の一実施例を示した図

符号の説明

１指圧器本体
２指圧突起
３取り出し扉
４紐状体あるいはベルト状体
５輪
６手動式巻取りダイヤル

Claims

指圧器本体に、上下左右に移動させながら指圧部の位置を調節するための指圧位置調整機構を設けたことを特徴とする指圧器。
指圧位置調整機構が紐状体あるいはベルト状体であることを特徴とする請求項１記載の指圧器。
指圧位置調整機構が収納可能となるよう指圧器本体に収納部を設けたことを特徴とする請求項１あるいは請求項２記載の指圧器。
収納部に指圧位置調整機構の巻取り機構を設けたことを特徴とする請求項１、請求項２、請求項３記載の指圧器。