JP2007104772A - 電線粉塵除去装置とこの装置を使用した電線粉塵除去方法 - Google Patents

電線粉塵除去装置とこの装置を使用した電線粉塵除去方法 Download PDF

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JP2007104772A JP2005289386A JP2005289386A JP2007104772A JP 2007104772 A JP2007104772 A JP 2007104772A JP 2005289386 A JP2005289386 A JP 2005289386A JP 2005289386 A JP2005289386 A JP 2005289386A JP 2007104772 A JP2007104772 A JP 2007104772A
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悦男 小玉
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Abstract

【課題】送電線を強制的に屈曲させて曲げ応力を付与することで短時間のうちに送電線に付着している固着物を細かく割って完全に剥がし落とすことができると共に、小サイズの送電線、急傾斜地における送電線であっても、固着物の除去作業を安全で且つ効率良く行うことができる、電線粉塵除去装置とこの装置を使用した電線粉塵除去方法を提供する。
【解決手段】左右一対の下部金車(2a,2b)と、下部金車(2a,2b)の中央上側に配した上部金車2cを備え、下部金車(2a,2b)と上部金車2cにより送電線Pを挟持し、下部金車(2a,2b)の左右いずれかの側に取り付けた牽引ロープ4aにより左右いずれかの側の下部金車(2a,2b)を下方に引っ張りながら下部金車(2a,2b)と上部金車2cを送電線Pに沿って移動させ、送電線Pに曲げ応力を付与して送電線Pに付着している固着物を除去する。
【選択図】図7

Description

本発明は、鉄塔間に架設されている送電線に付着している粉塵等の固着物を除去するために使用する、電線粉塵除去装置とこの装置を使用した電線粉塵除去方法に関するものである。
一般的に、鉄塔間に架設されている送電線の両側には、電気絶縁のためのガイシが装備されている。そして、図9に示すように、送電線が設置されている周囲環境の影響を受けて、当該ガイシ間の送電線に、粉塵等の異物が付着して固化した状態となる。
このような送電線に付着した粉塵等の固着物をそのまま放置しておくと、固着物の堆積度が次第に増して、送電線自体の単位重量が異状に増加してしまう。
その結果、送電線の引張強度と支持物設計強度の安全率が低下してしまい、送電線が断線したり、支持物が倒壊してしまう危険性があった。
このような送電線の断線や、支持物の倒壊等を防止するためには、鉄塔間に架設されている送電線に付着している固着物を除去する必要がある。
送電線に付着している固着物の具体的な除去手法としては、例えば、図10・図11に示すように、ロープを連結した金車やローラを送電線に載置し、作業員が地上でロープを引いたり振ることで、送電線の表面を金車等により掻き削るようにして、送電線に付着している固着物を除去する手法が存在する。
また、従来において、このような送電線に付着している固着物を効率良く除去するために、送電線に曲げ応力を付与することで、当該送電線に付着している固着物を割るようにして除去する手法も存在する。
すなわち、図12・図13に示すように、送電線に装着した宙乗器に作業員が乗り込み、作業員自らの手によって宙乗器を送電線に沿って移動させ、作業員と宙乗器の自重により送電線を強制的に曲げることで、送電線に付着している固着物を割りながら剥がし落とすのである。このとき、宙乗器に乗っている作業員は、必要に応じて棒や刷毛等を使用して固着物を除去していた。
特になし
しかしながら、送電線に付着している固着物を除去する従来の手法においては、以下のような弊害が生じていた。
すなわち、ロープを連結した金車やローラを送電線に載置する手法においては、作業員が地上でロープを引いたり振ったりしても、送電線の上面側の固着物を金車等により掻き削るだけであって、送電線の下面側に付着している固着物の除去が不可能であり、送電線に付着している固着物を完全に除去することができなかった。しかも、金車やローラ等が暴走してしまう事態が発生する等して、固着物の除去作業に時間を要していた。
また、宙乗器を使用する手法においては、作業員と宙乗器の自重によって送電線を強制的に曲げることで、送電線に付着している固着物を割って除去したり、あるいは、棒や刷毛等を使用して固着物を除去することは可能であるが、小サイズの送電線では作業員や宙乗器の荷重により断線の危険性があり、また、急傾斜地に電柱等を介して架設されている送電線では、宙乗器が暴走してしまう危険性があった。
そこで、本発明は如上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、送電線を強制的に屈曲させて曲げ応力を付与することで短時間のうちに送電線に付着している固着物を細かく割って完全に剥がし落とすことができると共に、小サイズの送電線、急傾斜地における送電線であっても、固着物の除去作業を安全で且つ効率良く行うことができる、電線粉塵除去装置とこの装置を使用した電線粉塵除去方法を提供することを目的とする。
本発明に係る電線粉塵除去装置にあっては、左右一対の下部金車と、下部金車の中央上側に配した上部金車を備え、下部金車と上部金車により送電線を挟持し、下部金車の左右いずれかの側に取り付けた牽引ロープにより左右いずれかの側の下部金車を下方に引っ張りながら下部金車と上部金車を送電線に沿って移動させ、送電線に曲げ応力を付与して送電線に付着している固着物を除去することで、上述した課題を解決した。
また、送電線への曲げ応力は、牽引ロープにより左右いずれかの側の下部金車を下方に引っ張り、上部金車を送電線の上面に強く当接させ、他の下部金車により送電線を上方に持ち上げ、送電線が部分的に屈曲して生じることで、同じく上述した課題を解決した。
さらに、左右の下部金車を一対の水平フレームにより回転可能に保持し、上部金車を回転可能に保持している垂直プレートを一方の水平フレームに固定して金車フレーム体を構成していることで、同じく上述した課題を解決した。
また、垂直プレートの上端から一方の水平フレームにかけて枠状のアームを固定し、他方の水平フレームに枠状の回動アームを取り付けていることで、同じく上述した課題を解決した。
加えて、回動アームは、水平位置から垂直位置に回動可能であり、水平位置においては金車フレーム体の開放状態となり、垂直位置においては金車フレーム体の閉鎖状態となることで、同じく上述した課題を解決した。
また、垂直プレートは、回動アームの垂直位置において金車フレーム体の閉鎖状態を維持するロック装置を備えていることで、同じく上述した課題を解決した。
この他、金車フレーム体の下方に、粉塵受袋を取り付けたことで、同じく上述した課題を解決した。
また、牽引ロープを取り付けている金車フレーム体の他端に、金車フレーム体の暴走阻止用のロープを取り付けていることで、同じく上述した課題を解決した。
一方、本発明に係る電線粉塵除去装置を使用した電線粉塵除去方法にあっては、左右一対の下部金車と、下部金車の中央上側に配した上部金車を備えた金車フレーム体を、下部金車と上部金車により送電線を挟持するように送電線に装着し、下部金車の左右いずれかの側に取り付けた牽引ロープにより左右いずれかの側の下部金車を下方に引っ張りながら金車フレーム体を送電線に沿って移動させ、送電線に曲げ応力を付与して送電線に付着している固着物を除去することで、同じく上述した課題を解決した。
また、送電線への曲げ応力は、牽引ロープにより左右いずれかの側の下部金車を下方に引っ張り、上部金車を送電線の上面に強く当接させ、他の下部金車により送電線を上方に持ち上げ、送電線が部分的に屈曲して生じることで、同じく上述した課題を解決した。
さらに、送電線への金車フレーム体の装着は、垂直プレートのロック装置を解除して回動アームを垂直位置から水平位置に回動させ、下部金車と上部金車により送電線を挟持するように金車フレーム体を送電線に装着することで、同じく上述した課題を解決した。
また、送電線への金車フレーム体の装着は、回動アームを水平位置から垂直位置に回動させ、垂直プレートのロック装置により金車フレーム体の閉鎖状態を維持していることで、同じく上述した課題を解決した。
加えて、地上にいる作業員が、金車フレーム体に取り付けた牽引ロープを下方に引っ張りながら金車フレーム体を送電線に沿って移動させることで、同じく上述した課題を解決した。
また、地上にいる他の作業員が、金車フレーム体に取り付けた暴走阻止用のロープを引っ張り、金車フレーム体の暴走を阻止していることで、同じく上述した課題を解決した。
この他、地上にいる作業員が、金車フレーム体に取り付けた暴走阻止用のロープを下方に引っ張りながら金車フレーム体を送電線に沿って移動させ、地上にいる他の作業員が、金車フレーム体に取り付けた牽引ロープを引っ張り、金車フレーム体の暴走を阻止していることで、同じく上述した課題を解決した。
また、金車フレーム体に取り付けた粉塵受袋により、送電線から除去した粉塵を受けながら金車フレーム体を送電線に沿って移動させることで、同じく上述した課題を解決した。
本発明によれば、送電線を強制的に屈曲させて曲げ応力を付与することで、送電線に付着している固着物を短時間のうちに細かく割って送電線から剥がし落とすことができると共に、小サイズの送電線、急傾斜地における送電線であっても、固着物の除去作業を安全で且つ効率良く行うことができる。
すなわち、本発明にかかる電線粉塵除去装置は、左右一対の下部金車と、下部金車の中央上側に配した上部金車を備え、下部金車と上部金車により送電線を挟持し、下部金車の左右いずれかの側に取り付けた牽引ロープにより左右いずれかの側の下部金車を下方に引っ張りながら下部金車と上部金車を送電線に沿って移動させ、送電線に曲げ応力を付与して送電線に付着している固着物を除去することができる。
この送電線への曲げ応力は、牽引ロープにより左右いずれかの側の下部金車を下方に引っ張り、上部金車を送電線の上面に強く当接させ、他の下部金車により送電線を上方に持ち上げ、送電線が部分的に屈曲して生じるものである。このような送電線の部分的な屈曲により、送電線に付着している固着物が細かく割られ、送電線から剥がれ落ちるのである。
また、左右の下部金車を一対の水平フレームにより回転可能に保持し、上部金車を回転可能に保持している垂直プレートを一方の水平フレームに固定して金車フレーム体を構成しているので、下部金車と上部金車を備えた金車フレーム体の硬牢性を維持することができる。
さらに、垂直プレートの上端から一方の水平フレームにかけて枠状のアームを固定し、他方の水平フレームに枠状の回動アームを取り付けていることから、回動アームの位置を変えることにより、下部金車と上部金車により送電線を挟持するようにして、金車フレーム体を送電線に簡単に装着することができ、また、送電線から金車フレーム体を外すことも容易である。
すなわち、回動アームは、水平位置から垂直位置に回動可能であり、水平位置においては金車フレーム体の開放状態となり、金車フレーム体を送電線に簡単に装着することができる。
また、回動アームの垂直位置においては金車フレーム体の閉鎖状態となり、この垂直プレートは、回動アームの垂直位置において金車フレーム体の閉鎖状態を維持するロック装置を備えているので、金車フレーム体を送電線に沿って移動させている際中に、送電線から金車フレーム体が脱落してしまう事態の発生を確実に防止することができる。
さらに、金車フレーム体の下方に、粉塵受袋を取り付けたので、金車フレーム体の移動に伴って送電線から剥がれ落ちた固着物を、地上に落下させずに粉塵受袋内に容易に回収することができる。
また、牽引ロープを取り付けている金車フレーム体の他端に、金車フレーム体の暴走阻止用のロープを取り付けているので、急な傾斜地においても、金車フレーム体が暴走してしまう事態の発生を確実に防止し、送電線に付着している固着物の除去作業を安全に行うことができる。
一方、本発明に係る電線粉塵除去装置を使用した電線粉塵除去方法によれば、左右一対の下部金車と、下部金車の中央上側に配した上部金車を備えた金車フレーム体を、下部金車と上部金車により送電線を挟持するように送電線に装着し、下部金車の左右いずれかの側に取り付けた牽引ロープにより左右いずれかの側の下部金車を下方に引っ張りながら金車フレーム体を送電線に沿って移動させ、送電線に曲げ応力を付与して送電線に付着している固着物を除去するので、送電線に付着している固着物を短時間のうちに細かく割って送電線から剥がし落とすことができると共に、小サイズの送電線、急傾斜地における送電線であっても、固着物の除去作業を安全で且つ効率良く行うことができる。
このとき、送電線への曲げ応力は、牽引ロープにより左右いずれかの側の下部金車を下方に引っ張り、上部金車を送電線の上面に強く当接させ、他の下部金車により送電線を上方に持ち上げ、送電線が部分的に屈曲して生じるので、送電線に対して曲率半径が極めて小さな局部的な屈曲を実現して、送電線に付着している固着物が細かく割られ、送電線から剥がれ落ちるのである。
また、送電線への金車フレーム体の装着は、垂直プレートのロック装置を解除して回動アームを垂直位置から水平位置に回動させ、下部金車と上部金車により送電線を挟持するように金車フレーム体を送電線に装着するので、送電線に対する金車フレーム体の装着が容易である。
そして、送電線への金車フレーム体の装着は、回動アームを水平位置から垂直位置に回動させ、垂直プレートのロック装置により金車フレーム体の閉鎖状態を維持しているので、金車フレーム体を送電線に沿って移動させている際中に、送電線から金車フレーム体が脱落してしまう事態の発生を確実に防止して、固着物の除去作業を安全に行うことができる。
さらに、地上にいる作業員が、金車フレーム体に取り付けた牽引ロープを下方に引っ張りながら金車フレーム体を送電線に沿って移動させるので、上部金車が送電線の上面に強く当接し、他の下部金車により送電線が上方に持ち上げられて、送電線が部分的に屈曲する。
すなわち、上部金車を支点として金車フレーム体が斜めに傾いた状態で送電線に沿って移動することとなり、これによって、送電線に対して曲率半径が極めて小さな局部的な屈曲を実現して、送電線に付着している固着物が細かく割られ、送電線から剥がれ落ちるのである。
また、地上にいる他の作業員が、金車フレーム体に取り付けた暴走防止用のロープを引っ張り、金車フレーム体の暴走を阻止しているので、急な傾斜地においても、金車フレーム体が暴走してしまう事態の発生を確実に防止し、送電線に付着している固着物の除去作業を安全に行うことができる。
加えて、金車フレーム体を送電線に沿って移動させ、終点の位置まで来たときに、送電線に付着している固着物を完全に除去できていないときは、金車フレーム体を元の位置に再度移動させながら、送電線に付着している固着物の除去作業を継続して行う。
このとき、地上にいる作業員が、金車フレーム体に取り付けた暴走阻止用のロープを下方に引っ張りながら金車フレーム体を送電線に沿って移動させ、送電線に曲げ応力を付与して送電線に付着している固着物を除去することができる。
また、地上にいる他の作業員が、金車フレーム体に取り付けた牽引ロープを引っ張り、金車フレーム体の暴走を阻止しているので、送電線に付着している固着物の除去作業を安全に行うことができる。
さらに、金車フレーム体に取り付けた粉塵受袋により、送電線から除去した粉塵を受けながら金車フレーム体を送電線に沿って移動させるので、金車フレーム体の移動に伴って送電線から剥がれ落ちた固着物を、地上に落下させずに粉塵受袋内に容易に回収することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
本発明は、送電線Pに付着している粉塵等の固着物を除去するために使用する電線粉塵除去装置である。この電線粉塵除去装置は、金車フレーム体1により概ね構成されている。
金車フレーム体1は、図1乃至図3に示すように、左右一対の下部金車(2a,2b)と、当該下部金車(2a,2b)の中間位置から若干上側に配した単一の上部金車2cを備え、下部金車(2a,2b)と上部金車2cとの間に、送電線Pを挟み込めるように構成している。
すなわち、金車フレーム体1は、図4・図5に示すように、アングル材によって形成された一対の水平フレーム(1a,1b)のそれぞれを平行に配置し、中央の連結ボルト6を介して、一対の水平フレーム(1a,1b)を所定の間隔を開けて連結している。また、両フレーム(1a,1b)の左右両端側も、連結ボルト6を介して固定されている。
そして、一対の水平フレーム(1a,1b)の間において、下部金車(2a,2b)が、金車軸ボルト・ナット3を介して回転可能に支承されている。
また、図4・図5に示すように、一対の水平フレーム(1a,1b)の左右両端部に、牽引ロープ4a、金車フレーム体1の暴走阻止用のロープ4bをそれぞれに取り付けるための、牽引用シャックル5が形成されている。この牽引用シャックル5は、略U字形に形成されている。そして、このU字両端部で一対の水平フレーム(1a,1b)を下側から挟み込み、両フレーム(1a,1b)を左右両端側で連結しているアイボルト状の連結ボルト6を介して牽引用シャックル5が固定されている。
さらに、一対の水平フレーム(1a,1b)の外側面におけるそれぞれの左右両端部に、リング状の粉塵受袋取付金具7がそれぞれ取り付けられている。そして、図6に示すように、一対の水平フレーム(1a,1b)の下方に、箱形袋状に形成された粉塵受袋9が取り付けられる。この粉塵受袋9の取り付けは、粉塵受袋9の上部開口縁側における4つの角部にそれぞれ設けたフック8を、粉塵受袋取付金具7にそれぞれ連結することにより行う。
また、図4・図5に示すように、一方の水平フレーム1bの中央上側には、上端にリング状の手提げ金具20を備えた縦長の垂直プレート1cが固定されている。この垂直プレート1cは、前記下部金車(2a,2b)の中央に位置し、上部金車2cが回転可能に支承されている。具体的には、図1・図3・図5に示すように、垂直プレート1cの片面中央位置と、上端からL字状に延びる前枠との間に、単一の上部金車2cを、金車軸ボルト・ナット3を介して回転可能に支承している。
これらの各金車(2a,2b,2c)は、図1・図2に示すように、三角形の3つの頂点に位置し、左右一対の下部金車(2a,2b)と中央上側の上部金車2cにより、送電線Pを上下方向から挟持させている。
これにより、図7に示すように、牽引ロープ4aにより一方の下部金車2aを下方に引っ張り、上部金車2cを送電線Pの上面に強く当接させ、他方の下部金車2bにより送電線Pを上方に持ち上げ、送電線Pが部分的に屈曲して曲げ応力が生じるものである。
この他、図1・図2に示すように、垂直プレート1cの上端から一方の水平フレーム1bにかけて枠状のアーム18を固定し、他方の水平フレーム1aに回動アーム12を取り付けている。回動アーム12は、図4に示すように、水平位置から垂直位置に回動可能であり、水平位置においては金車フレーム体1の開放状態となる。また、図5に示すように、垂直位置においては金車フレーム体1の閉鎖状態となる。さらに、垂直プレート1cは、回動アーム12の垂直位置において、金車フレーム体1の閉鎖状態を維持するロック装置13を備えている。
回動アーム12の取り付けは、図4・図5に示すように、正面側の水平フレーム1aの外側面における左右両端部にアイボルト状の支持金具11を設置し、この支持金具11のそれぞれに、略台形状に折曲した枠状の回動アーム12の両端部を枢着して、回動アーム12が水平状態から垂直状態に回動できるようにしてある。一方、垂直状態の回動アーム12と平行となるように、水平フレーム1bに、略台形状に折曲したアーム18が固定されている。
回動アーム12の中央上端に位置する水平箇所は、図4・図5に示すように、ロック装置13によってロックされる掛架部12aとなっており、この掛架部12aには、回動アーム12が垂直状態に回動した際に、前記手提げ金具20の内側に挿入されるよう、U字形枠状のアーム部12bが横向きに折曲した状態に形成されている。
また、垂直プレート1cは、図4・図5に示すように、金車フレーム体1の閉鎖状態を維持するロック装置13を備えている。すなわち、このロック装置13は、前記回動アーム12の掛架部12aを引っ掛けるために、垂直プレート1cの上端における左右の位置に突設した一対のフック片14を備えている。このフック片14は、上端にU溝21を設けている。
さらに、垂直プレート1cにおける、両フック片14の間の上側寄りには、先端部が若干上方に折曲した板状の引っ掛け片部15を備えている。そして、図5に示すように、回動アーム12の掛架部12aをフック片14のU溝21に引っ掛けた状態で、フック片14よりも下側に設けたレバー式バックル構造によるリング状のバックル16を引っ掛け片部15に上方から引っ掛ける。その後、レバー17を下方に倒して固定することで、回動アーム12の掛架部12aが垂直プレート1cのU溝21に係止されるようにしてある。こうして、金車フレーム体1の閉鎖状態がロック装置13により維持され、送電線Pに装着している金車フレーム体1が脱落してしまう事態の発生を確実に防止している。
次に、以上のように構成された電線粉塵除去装置について、使用・動作の一例を説明する。
先ず、送電線Pの送電を停止し、検電して無電圧を確認してから接地を付ける。
次に、作業員は送電線Pに宙乗りして、図4に示すように、金車フレーム体1のロック装置13におけるレバー17を上げて引っ掛け片部15からバックル16を外し、フック片14から回動アーム12の掛架部12aを外して回動アーム12を水平状態にし、金車フレーム体1を開放状態にする。
そして、送電線Pに金車フレーム体1を装着する。このとき、左右一対の下部金車(2a,2b)と中央上側の上部金車2cによって送電線Pを上下方向から挟持させる。その後、図5に示すように、回動アーム12の掛架部12aをフック片14のU溝21に引っ掛け、手提げ金具20の内側に回動アーム12のアーム部12bを進入させる。この状態において、バックル16を引っ掛け片部15に引っ掛け、レバー17を下方に倒して固定する。
また、図6に示すように、粉塵受袋9のフック8を、粉塵受袋取付金具7に連結する。
次に、図7に示すように、地上にいる作業員により、金車フレーム体1の下部金車2a寄りに取り付けた牽引ロープ4aを下方に引っ張る。すると、上部金車2cが送電線Pの上面に強く当接し、上部金車2cを支点として金車フレーム体1が傾き、下部金車2aが送電線Pから離れた状態になる。これと同時に、他方の下部金車2bが送電線Pを上方に持ち上げ、上部金車2cと下部金車2bにより送電線Pを部分的に屈曲させる。
また、図7に示すように、地上にいる他の作業員は、金車フレーム体1の下部金車2b寄りに取り付けた暴走阻止用のロープ4bを引っ張り、金車フレーム体1が暴走しない程度に保持する。
この状態で金車フレーム体1を、送電線Pに沿って移動させる。すると、図8(a)(b)に示すように、送電線Pに付着している固着物が、送電線Pの部分的な屈曲により細かく割れて、送電線Pから剥がれ落ちる。
具体的には、図8(c)に示すように、上部金車2cを支点として金車フレーム体1が傾き、下部金車2aが送電線Pから離れた状態になり、他方の下部金車2bは送電線Pを上方に持ち上げ、上部金車2cと下部金車2bにより送電線Pを部分的に屈曲させるのである。
この場合の送電線Pの屈曲による曲率半径は、約600mm程度となることが好ましい。こうして金車フレーム体1の移動により、送電線Pを部分的に屈曲させて、送電線Pに付着している固着物を除去するのである。
一方、金車フレーム体1を送電線Pに沿って移動させ、送電線Pの終点の位置まで来たときに、送電線Pに付着している固着物を完全に除去できていないときは、金車フレーム体1を元の位置に再度移動させながら、送電線Pに付着している固着物の除去作業を継続して行う。
このとき、地上にいる作業員は、図8(d)に示すように、金車フレーム体1に取り付けた暴走阻止用のロープ4bを下方に引っ張りながら金車フレーム体1を送電線Pに沿って移動させる。
すると、図8(d)に示すように、上部金車2cを支点として金車フレーム体1が傾き、下部金車2bが送電線Pから離れた状態になり、他方の下部金車2aは送電線Pを上方に持ち上げ、上部金車2cと下部金車2aにより送電線Pを部分的に屈曲させ、送電線Pに付着している固着物を除去するのである。
このときにも、必要に応じて、地上にいる他の作業員が、金車フレーム体1に取り付けた牽引ロープ4aを引っ張り、金車フレーム体1の暴走を阻止している。
本発明は、大小サイズの送電線P、急傾斜地における送電線Pを問わず、種々の送電線Pの固着物を除去するための電線粉塵除去装置とこの装置を使用した電線粉塵除去方法として、種々の工事に広く用いることができる。
電線粉塵除去装置を構成する金車フレーム体の正面図である。 電線粉塵除去装置を構成する金車フレーム体の背面図である。 電線粉塵除去装置を構成する金車フレーム体の側面図である。 金車フレーム体のロック装置を解除し、回動アームを水平状態にして金車フレーム体を開放状態にしている状態を示す斜視図である。 下部金車と上部金車により送電線を挟持するようにして金車フレーム体を送電線に装着し、回動アームを垂直位置に回動させてロック装置により金車フレーム体の閉鎖状態を維持している状態を示す斜視図である。 金車フレーム体の下方に、粉塵受袋を取り付けた状態を示す斜視図である。 金車フレーム体の使用状態の一例を示す説明図である。 金車フレーム体により固着物を除去する際の動作原理を示し、(a)は固着物を除去する前の送電線の状態を示す説明図、(b)は送電線を屈曲させて固着物を細かく割って剥がし落としている状態を示す説明図、(c)は上部金車を支点として金車フレーム体が傾き、上部金車(2c)と下部金車(2b)により送電線を部分的に屈曲させながら金車フレーム体が送電線に沿って移動している状態を示す説明図、(d)は上部金車を支点として金車フレーム体が傾き、上部金車(2c)と下部金車(2a)により送電線を部分的に屈曲させさせながら金車フレーム体が送電線に沿って逆方向に移動している状態を示す説明図である。 固着物が存在しない正常な送電線の状態と、ガイシ間の送電線に粉塵等の異物が付着して固化している状態を示す説明図である。 ロープを連結した金車やローラを送電線に載置し、作業員が地上でロープを引いたり振ることで、送電線に付着している固着物を除去している状態を示す説明図である。 図10における金車やローラと、送電線に付着している固着物の接触状態を示す要部拡大の説明図である。 送電線に装着した宙乗器に作業員が乗り込み、作業員と宙乗器の自重により送電線を強制的に曲げ、送電線に付着している固着物を除去している状態を示す説明図である。 図12における宙乗器と送電線に付着している固着物の接触状態を示す要部拡大の説明図である。
符号の説明
P…送電線
1…金車フレーム体
1a…水平フレーム
1b…水平フレーム
1c…垂直プレート
2a…下部金車
2b…下部金車
2c…上部金車
3…金車軸ボルト・ナット
4a…牽引ロープ
4b…暴走阻止用のロープ
5…牽引用シャックル
6…連結ボルト
7…粉塵受袋取付金具
8…フック
9…粉塵受袋
11…支持金具
12…回動アーム
12a…掛架部
12b…アーム部
13…ロック装置
14…フック片
15…引っ掛け片部
16…バックル
17…レバー
18…アーム
20…手提げ金具
21…U溝

Claims (16)

  1. 左右一対の下部金車と、下部金車の中央上側に配した上部金車を備え、下部金車と上部金車により送電線を挟持し、下部金車の左右いずれかの側に取り付けた牽引ロープにより左右いずれかの側の下部金車を下方に引っ張りながら下部金車と上部金車を送電線に沿って移動させ、送電線に曲げ応力を付与して送電線に付着している固着物を除去することを特徴とする電線粉塵除去装置。
  2. 送電線への曲げ応力は、牽引ロープにより左右いずれかの側の下部金車を下方に引っ張り、上部金車を送電線の上面に強く当接させ、他の下部金車により送電線を上方に持ち上げ、送電線が部分的に屈曲して生じる請求項1に記載の電線粉塵除去装置。
  3. 左右の下部金車を一対の水平フレームにより回転可能に保持し、上部金車を回転可能に保持している垂直プレートを一方の水平フレームに固定して金車フレーム体を構成している請求項1または2に記載の電線粉塵除去装置。
  4. 垂直プレートの上端から一方の水平フレームにかけて枠状のアームを固定し、他方の水平フレームに枠状の回動アームを取り付けている請求項1乃至3のいずれかに記載の電線粉塵除去装置。
  5. 回動アームは、水平位置から垂直位置に回動可能であり、水平位置においては金車フレーム体の開放状態となり、垂直位置においては金車フレーム体の閉鎖状態となる請求項1乃至4のいずれかに記載の電線粉塵除去装置。
  6. 垂直プレートは、回動アームの垂直位置において金車フレーム体の閉鎖状態を維持するロック装置を備えている請求項1乃至5のいずれかに記載の電線粉塵除去装置。
  7. 金車フレーム体の下方に、粉塵受袋を取り付けた請求項1乃至6のいずれかに記載の電線粉塵除去装置。
  8. 牽引ロープを取り付けている金車フレーム体の他端に、金車フレーム体の暴走阻止用のロープを取り付けている請求項1乃至7のいずれかに記載の電線粉塵除去装置。
  9. 左右一対の下部金車と、下部金車の中央上側に配した上部金車を備えた金車フレーム体を、下部金車と上部金車により送電線を挟持するように送電線に装着し、下部金車の左右いずれかの側に取り付けた牽引ロープにより左右いずれかの側の下部金車を下方に引っ張りながら金車フレーム体を送電線に沿って移動させ、送電線に曲げ応力を付与して送電線に付着している固着物を除去することを特徴とする電線粉塵除去方法。
  10. 送電線への曲げ応力は、牽引ロープにより左右いずれかの側の下部金車を下方に引っ張り、上部金車を送電線の上面に強く当接させ、他の下部金車により送電線を上方に持ち上げ、送電線が部分的に屈曲して生じる請求項9に記載の電線粉塵除去方法。
  11. 送電線への金車フレーム体の装着は、垂直プレートのロック装置を解除して回動アームを垂直位置から水平位置に回動させ、下部金車と上部金車により送電線を挟持するように金車フレーム体を送電線に装着する請求項9または10に記載の電線粉塵除去方法。
  12. 送電線への金車フレーム体の装着は、回動アームを水平位置から垂直位置に回動させ、垂直プレートのロック装置により金車フレーム体の閉鎖状態を維持している請求項11に記載の電線粉塵除去方法。
  13. 地上にいる作業員が、金車フレーム体に取り付けた牽引ロープを下方に引っ張りながら金車フレーム体を送電線に沿って移動させる請求項9乃至12のいずれかに記載の電線粉塵除去方法。
  14. 地上にいる他の作業員が、金車フレーム体に取り付けた暴走阻止用のロープを引っ張り、金車フレーム体の暴走を阻止している請求項9乃至13のいずれかに記載の電線粉塵除去方法。
  15. 地上にいる作業員が、金車フレーム体に取り付けた暴走阻止用のロープを下方に引っ張りながら金車フレーム体を送電線に沿って移動させ、地上にいる他の作業員が、金車フレーム体に取り付けた牽引ロープを引っ張り、金車フレーム体の暴走を阻止している請求項9乃至13のいずれかに記載の電線粉塵除去方法。
  16. 金車フレーム体に取り付けた粉塵受袋により、送電線から除去した粉塵を受けながら金車フレーム体を送電線に沿って移動させる請求項9乃至15のいずれかに記載の電線粉塵除去方法。
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