JP2007103817A - 半田ボール配列マスクおよびそれを用いた半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 制御性よく電極パッド上に半田ボールを配列することが可能な半田ボール配列マスクおよびそれを用いた半導体装置の製造方法を提供することである。
【解決手段】 半田ボール配列マスク22は、半田ボール26を配列保持するための凹部22aを有し、凹部22aの表面に硬質カーボン膜などからなる撥水性と疎水性を具備する疎水性被膜24を設けることを特徴とし、製造方法は半導体基板12の電極パッド14にバリアメタル18を形成する工程と、バリアメタル18上に半田ボール保持層20を形成し、加熱処理を行ない半田ボール保持層20中の溶媒の一部を除去する工程と、半田ボール配列マスク22の凹部22aに半田ボール26を配列した半田ボール配列マスク22の半田ボール26と半導体基板12の電極パッド14とを対向するように配置する工程とを有する。
【選択図】 図4

Description

本発明は半導体装置の入出力端子である電極パッドに設ける半田からなる突起電極を形成するための半田ボール配列マスクの構成と、この半田ボール配列マスクを用いた半導体装置の製造方法に関する。
従来技術における半導体装置の電極パッド上に半田からなる突起電極をめっき法により形成する方法を、図8〜図11の断面図を用いて説明する。
はじめに、図8に示すように、半導体基板12の入出力電極である電極パッド14が露出するように絶縁膜16に開口部を形成する。電極パッド14はアルミニウム合金からなる。
つぎに図9に示すように、半導体基板12の全面にバリアメタル18を設ける。このバリアメタル18は、バリアメタル18下層の電極パッド14との密着性が良く、さらにバリアメタル18上層に形成する銅層(図9には図示せず)との密着性も良く、しかも電気伝導率が高い材料を選択する。
その後、全面にフォトレジストを形成し、所定のフォトマスクを用いて露光処理と現像処理とのフォトリソグラフィー処理を行ない電極パッド14領域が開口するめっきレジスト30をパターン形成する。
つぎに図10に示すように、バリアメタル18をめっき電極として使用する電解めっき法により、めっきレジスト30開口部内のバリアメタル18上に銅層32と半田めっき層34とを順次形成する。ここで銅層32と半田めっき層34をめっきレジスト30の膜厚以上に形成すると、めっき膜は等方的に成長するため、銅層32と半田めっき層34の断面形状はマッシュルーム形状となる。
つぎに、銅層32と半田めっき層34形成のためのめっき阻止膜として使用しためっきレジスト30を除去する。その後、銅層32から露出するバリアメタル18をエッチング除去する。
その後、加熱処理を行なって半田めっき層34を溶融させると、図11に示すように半田の表面張力により半田めっき層34は球状となり、半田からなる突起電極36を電極パッド14上に形成することができる。
図8〜図11を用いて説明した突起電極の形成方法では、めっき阻止膜として使用するめっきレジスト30を形成している。このめっきレジスト30の形成は、半導体基板12全面にフォトレジストを形成し、その後フォトリソグラフィー技術を用いてパターンニングするため、高価な露光装置が必要である。さらに、図8〜図11を用いて説明したように突起電極の形成工程が長いという課題もある。
そこで、露光装置を使用することなく、突起電極の形成工程が短い製造方法として、半田ボールを電極パッド上にマスクを用いて転写して突起電極を形成する、たとえば特許文献1に記載されているような製造方法が提案されている。
特許文献1に記載の突起電極の製造方法は、半導体装置の電極パッド位置に対応する貫通穴を形成したマスクを用いて転写法により行なっている。
はじめに、半導体基板に低粘着状態の仮固定膜を形成する。その後、低粘着状態の仮固定膜を形成した電極パッド位置とマスクの貫通穴位置とを位置合わせして半導体基板上にマスクを載置し、マスク上面側から貫通穴に半田ボールを供給する。
その後、マスク上面から露出した半田ボールを加熱処理して、半田ボールを介して仮固定膜を加熱し、仮固定膜を高粘着性に変性させ、半田ボールを電極パッドに仮固定膜を介して仮固定する。さらにその後、マスクを半導体基板表面から離脱させて、電極パッド上に半田ボールを転写するように形成し、その後加熱処理を行ない半田ボールを溶融させ突起電極を形成する。
特開2005−12125号公報(段落0022〜0039および図1〜図5)
特許文献1における半田ボールを用いた突起電極の形成方法では、露光装置のような高価な装置を使用することなく、さらに突起電極形成工程も短いという優れた点を備えている。
特許文献1における突起電極の形成方法は、低粘着状態の仮固定膜を電極パッド上に形成し、マスクを半導体基板上に載置し、このマスクの貫通穴内に半田ボールを配列し、その後半田ボールを介して仮固定膜を加熱して、仮固定膜を高粘着状態に変性させている。
すなわち、半田ボールを配列させるためのマスクを電極パッドが形成された半導体基板上に載置したとき、仮固定膜は低粘着状態である。このため仮固定膜がマスク下面に付着したり、貫通穴内に侵入する現象が発生する。特許文献1では、半田ボールを介して仮固定膜を加熱しているため、半田ボールも加熱され、マスクと半田ボール間に侵入した仮固定膜も変性し高粘着状態となり半田ボールがマスクに接着されたようになり、マスクを半導体基板から離脱させるとき、マスクの貫通穴内に半田ボールが残存してしまい半田ボールが電極パッドに形成できないという問題が発生する。
さらに、マスクを半導体基板から離脱させるとき、マスクの貫通穴側壁は半田ボール外周部に接触しながら離脱することになり、半導体基板表面に対して垂直方向にマスクを持ち上げないと、電極パッドに仮固定した半田ボールが横方向の力を受け、半田ボールが電極パッドから取れてしまうという問題点が生じる。
特許文献1ではマスクから露出する半田ボール側から加熱処理するため、マスク厚は半田ボール直径寸法より薄い。このためマスクは撓みやすく、マスクの撓みが原因で半導体基板表面に対してマスクを垂直方向に角度のずれなく離脱させることは難しい。この結果、半田ボールはマスクから横方向の力を受けて、半田ボールが仮固定した電極パッド上から取れてしまい、電極パッドに突起電極が形成できないという問題点が発生する。
本発明の目的は、上記問題点を解決して、制御性よく電極パッド上に半田ボールを配列することが可能な半田ボール配列マスクおよびそれを用いた半導体装置の製造方法を提供することである。
上記目的を達成するため本発明においては下記記載の手段を採用する。
本発明の半田ボール配列マスクは、半導体基板の電極パッド上に半田ボールを転写する半田ボール配列マスクにおいて、前記半田ボール配列マスクは、前記半田ボールを配列保持するための凹部を有し、前記凹部表面に疎水性被膜を設けることを特徴とする。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板の電極パッドにバリアメタルを形成する工程と、前記バリアメタル上に半田ボール保持層を形成し、加熱処理を行ない該半田ボール保持層中の溶媒の一部を除去する工程と、前記半田ボール配列マスクの凹部に配列した半田ボールと前記電極パッドとを対向するように配置する工程と、加熱処理を行ない前記半田ボールを溶融させ前記バリアメタル上に前記半田ボールからなる突起電極を形成する工程とを有することを特徴とする。
本発明の半田ボール配列マスクは、半田ボールを配列保持するための凹部の表面に水と結合しにくく撥水作用をもつ疎水性被膜を形成する。この疎水性被膜の働きにより、半田ボールを保持する半田ボール保持層は、半田ボール配列マスクの表面や凹部に濡れ広がらず、半田ボール配列マスクを半導体基板表面から離脱させるとき、半田ボールは半田ボール配列マスクの凹部に残存せず、電極パッド上に制御性よく半田ボールを転写できる。
さらに本発明では、半導体基板のバリアメタル上に形成した半田ボール保持層は加熱処理して高粘着状態とした後、半田ボール配列マスクを半導体基板上に載置しており、半田ボール保持層が半田ボール配列マスクに付着しにくい。このため半田ボール配列マスクを半導体基板から離脱させるとき、半田ボールが凹部に残存せず、制御性良く半田ボールを電極パッドに転写することができる。
さらに本発明における半田ボールを保持する凹部は半田ボール配列マスクを貫通していない。このため半田ボール配列マスクの厚さは、特許文献1のマスクより厚くでき、半導体基板表面から半田ボール配列マスクを離脱させるとき、半田ボール配列マスクは撓みにくい。
このため本発明では半田ボール配列マスクを半導体基板表面から離脱させるとき、半導体基板表面に対して垂直方向に角度ずれの発生することなく半田ボール配列マスクを離脱させることができる。このため本発明では、電極パッドに仮固定した半田ボールは横方向の力を受けず、電極パッドから半田ボールが取れるという問題点は生ぜず、制御性よく突起電極を電極パッド上に形成することができる。
以下図面を用いて本発明の実施の形態における半田ボール配列マスクの構造、およびこの半田ボール配列マスクを用いた突起電極の製造方法を説明する。
[半田ボール配列マスクの説明]
はじめに本発明の半田ボール配列マスクの構造を、図4の断面図を用いて説明する。図4は上側に半導体基板12を図示し、下側に半田ボールを配列する半田ボール配列マスク22を図示している。
半田ボール配列マスク22は板状部材からなり、電極パッド14位置に対応して半田ボール26を配列し保持するための凹部22aを設ける。板状の半田ボール配列マスク22材料は、鉄系材料やニッケル材料などの金属材料やシリコンなどの半導体材料や樹脂材料やセラミックスから構成する。半田ボール配列マスク22は、好ましくは半導体基板12材料であるシリコンの熱膨張係数に近い材料を用いると、電極パッド14位置と凹部22a位置とは、温度変化に起因する位置ずれが発生しない。
半田ボール配列マスク22に形成する凹部22aの断面形状は、底部より開口端側が大きな逆台形状とすることが好ましい。また、凹部22a斜面の角度は、半田ボール配列マスク22表面に対して45度程度とする。
図4に示すように、凹部22aの断面形状を逆台形状とすると、半田ボール配列マスク22に半田ボール26を配列させるとき、半田ボール26が凹部22aの斜面によって案内されて凹部22a内に落ち込みやすくなり、すべての凹部22aにもれなく半田ボール26を配列することができる。
さらに半導体基板12から半田ボール配列マスク22を離脱させるとき凹部22aの断面形状が逆台形状であると、半田ボール配列マスク22または半導体基板12を厚さ方向にわずかな距離移動させるだけで、凹部22a斜面と半田ボール26外周部との隙間が大きくなる。このように隙間が充分にとれることから、凹部22a斜面と半田ボール26と
は接触することはなく半田ボール26に横方向の力が加わらず、仮固定した半田ボール26が電極パッド14上から取れることは発生しない。
さらに凹部22a深さは、この凹部22aに配列する半田ボール26直径の半分程度とする。すなわち直径100μmの半田ボール26を電極パッド14上に形成するのであれば、半田ボール配列マスク22に形成する凹部22a深さは50μmとする。
凹部22a深さが深すぎると、半導体基板12に形成したフラックスからなる半田ボール保持層20が半田ボール配列マスク22に付着しやすくなって、半田ボール保持層20が凹部22a内にも形成される。このため、半田ボール保持層20を介して半田ボール26と半田ボール配列マスク22とが接着されたようになり、半田ボール26が半田ボール配列マスク22に残存する現象が発生し、電極パッド14上に半田ボール26が転写されず、突起電極が形成されないことから好ましくない。
さらに凹部22a深さが浅すぎると、半田ボール配列マスク22のハンドリング中に凹部22a内から半田ボール26が飛び出しやくなり、電極パッド14上に半田ボール26が転写されず、突起電極が形成されないことから好ましくない。
半田ボール配列マスク22の凹部22aは、エッチング処理により形成する。エッチング処理のときのエッチングマスクとなる感光性樹脂を板状部材の全面に形成し、電極パッド14位置に対応した位置にパターン形成したフォトマスクを使用して露光装置で露光処理する。露光処理した感光性樹脂を現像処理して、凹部22a形成位置が開口した感光性樹脂をパターン形成する。
その後、パターン形成した感光性樹脂をエッチングマスクに用いて、湿式エッチングにて板状部材をエッチングして断面形状が逆台形状の凹部22aを形成する。逆台形状の凹部22aを形成するには、板状部材の厚さ方向のエッチング速度と板厚と直角方向のエッチング速度をほぼ同じ速度になるように、エッチングを制御すれば、板状部材表面に対して斜め45度の角度を有する斜面をもつ逆台形状の凹部22aを形成することができる。
またエッチング処理にて凹部22aを形成すれば、被エッチング面の表面あらさが小さくなり、凹部22a表面が滑らかになり、疎水性被膜24の働きをよりいっそう発揮させることができる。
半田ボール配列マスク22材料としてシリコンを用いたときは、凹部22aのエッチング処理はプラズマエッチングなどの乾式エッチングを用いて行なうと良い。シリコン材料から半田ボール配列マスク22を構成すると、半導体基板12と同じ材料であり、温度変化に起因する凹部22a位置と電極パッド14位置との位置ずれを、零とすることができる。
また半田ボール配列マスク22材料として樹脂材料を使用したときは、凹部22aを含め射出成型法を用いて形成する。セラミックス材料のときは、グリーンシートの状態で凹部22aと外形形状をプレス加工で形成し、その後、焼成処理を行ない半田ボール配列マスク22を形成する。
なお、凹部22aの平面形状は円形、または多角形状とする。凹部22aの平面配置位置は電極パッド14の形成位置と合致させる。すなわち、半導体チップの周縁部の4辺に電極パッド14があれば半導体チップ周縁部の4辺に合致するように凹部22aを形成し、半導体チップの素子形成面を含む全面に電極パッドがあれば半導体チップ全面の電極パッドに合致するように凹部22aを形成する。
凹部22aの開口端の大きさは図4に図示されているように、凹部22aの底部と斜面にて半田ボール26を支持する大きさとすると、半田ボール26を電極パッド14に転写するとき、半田ボール26が凹部22a内で移動せず、電極パッド14に対する半田ボール26の位置誤差を小さくできる。
凹部22aを含む半田ボール配列マスク22の半導体基板12に対向する面側には、疎水性被膜24を形成する。この疎水性被膜24は硬質カーボン膜で形成する。この硬質カーボン膜は撥水性と疎水性とを有する。さらに硬質カーボン膜の被膜表面は平滑面であり、さらに化学的に不活性であり、高い熱伝導率や耐腐食性を備えているとともに低い摩擦係数を有する。
凹部22aを含む半田ボール配列マスク22に疎水性被膜24を設けることにより、たとえ半田ボール配列マスク22に半田ボール保持層20が付着したとしても、疎水性被膜24が半田ボール保持層20をはじいて、疎水性被膜24に半田ボール保持層20が濡れ広がることはない。
このように半田ボール保持層20は、半田ボール配列マスク22との接着力はきわめて弱い。これに対して半田ボール26は親水性を有していることから、半田ボール保持層20と半田ボール26との接着力は強い。
したがって半田ボール保持層20が半田ボール配列マスク22に付着したとしても、半導体基板12から半田ボール配列マスク22を離脱させるとき、半田ボール26が半田ボール配列マスク22に残存することはなく、制御性よく電極パッド14上にのみ半田ボール26を転写することができる。
硬質カーボン膜からなる疎水性被膜24は、プラズマ化学気相成長装置を使用して、メタンガスなどの炭素を含むガスを用いて、膜厚1μm程度形成する。さらに、好ましくは半田ボール配列マスク22基材と、硬質カーボン膜からなる疎水性被膜24との密着性を向上させるために、中間層を半田ボール配列マスク22基材と硬質カーボン膜間に設けると良い。
中間層としては、タングステン(W)やモリブデン(Mo)やチタニウム(Ti)やハフニュム(Hf)やクロム(Cr)やシリコン(Si)やゲルマニウム(Ge)など単層構造、あるいは基材側から周期律表第IVa族、第Va族、またはVIa族に属する金属の炭化物や窒化物の第1の中間層と、第1の中間層上のシリコンまたはゲルマニウムからなる第2の中間層との2層構造とする。中間層を2層構造とすると、単層構造の中間層より、より強固に硬質カーボン膜を半田ボール配列マスク22に被膜形成することができる。なお、中間層はスパッタリング法にて被膜形成する。
前述のように、凹部22aの断面形状が逆台形状であることから、硬質カーボン膜からなる疎水性被膜24や中間層を、平面部と斜面部とで膜厚ばらつきなく被膜形成することができる。
半田ボール配列マスク22は、複数の半導体チップを形成した直径が8インチの半導体基板12に合致させた大きさ、あるいは半導体基板12からダイシングにて分割した半導体チップの大きさのいずれでも良い。好ましくは半導体基板12の大きさに合致した大きさの半田ボール配列マスク22とすると、電極パッド14上への半田ボール26の転写を半導体基板12状態で複数の半導体チップに一括処理でき、効率的である。
半田ボール配列マスク22は1枚の板状基板からフォトリソグラフィー処理とエッチング処理などから凹部22aを形成するだけでなく、複数枚の基板から半田ボール配列マスク22を構成しても良い。そのときは第1の基板には凹部22aに相当する貫通穴を形成し、第2の基板は基板両面が平坦なものを使用し、第1の基板と第2の基板とを接合して凹部22aを有する半田ボール配列マスク22を得る。2枚の基板の接合は溶接手段や接着手段により行なえばよい。
このように半田ボール配列マスク22を複数枚の基板から構成すれば、凹部22aの深さばらつきを凹部22aを形成する基板の板厚ばらつきと同程度とすることが可能となり、凹部22a深さばらつきを小さくすることができる。この結果、半田ボール26を均一
に加圧または加熱することができ、バリアメタル18への半田ボール26の仮固定を制御性良く行なうことができ、半田ボール26が電極パッド14に転写されないということは発生しない。
[半導体装置の製造方法の説明]
つぎに、以上説明した半田ボール配列マスクを用いた突起電極の製造方法を、図1〜図7の断面図を使用して説明する。
図1に示すように、半導体装置の入出力電極である電極パッド14を形成した半導体基板12上に無機膜または有機膜からなる絶縁膜16を形成し、電極パッド14が露出するように絶縁膜16をパターン形成する。電極パッド14はアルミニウムにシリコンを添加したアルミニウム合金から形成する。
絶縁膜16の開口大きさは電極パッド14の外形寸法より小さくし、絶縁膜16の開口端が電極パッド14上に形成されるようにする。このように絶縁膜16をパターン形成すると、電極パッド14外周部で半導体基板12が絶縁膜16から露出せず、突起電極と半導体基板12との短絡を防止することができる。
つぎに図2に示すように、電極パッド14上にバリアメタル18を以下に記載する工程によって形成する。バリアメタル18は、半田からなる突起電極と電極パッド14との接着作用を有するとともに、半田が電極パッド14に拡散することを防止する作用を有する。
はじめに脱脂処理を行なう。脱脂処理は水酸化ナトリウムを5重量%含むアルカリ性の脱脂液に半導体基板12を浸漬して行なう。その後、温度25℃の10重量%のリン酸に半導体基板12を浸漬し、電極パッド14表面をわずかにエッチング処理して自然酸化膜を除去して、電極パッド14表面を活性化させる。その後、ジンケート処理を行ない、電極パッド14のアルミニウムと亜鉛とを置換して、亜鉛核を電極パッド14表面に形成する。この亜鉛核は、つぎの工程である無電解ニッケルめっきにおけるニッケルめっき成長の核となる。
さらにその後、ニッケル−リン系めっき液で無電解めっきを行ない、電極パッド14上にニッケルからなるバリアメタル18を膜厚5μm程度の形成する。
つぎに図3に示すように、半導体基板12のバリアメタル18上に半田ボール保持層20を形成する。半田ボール支持層20はフラックスからなり、回転塗布法により半導体基板12の素子形成面側の全面に形成する。半田ボール保持層20の形成に回転塗布法を適用するのは、半田ボール保持層20の膜厚ばらつきを小さくするためである。
半田ボール保持層20の膜厚が厚すぎると、半田ボール保持層20が半田ボール配列マスク22に付着する付着量が多くなって、半田ボール保持層20が凹部22a内にも形成され、半田ボール26を制御性よくバリアメタル18上に転写できないという不都合が発生する。これとは逆に半田ボール保持層20膜厚が薄すぎると、半田ボール26を溶融させたときフラックス量が不足して、フラックスのもつ酸化防止作用や接合面を清浄化する作用を充分に発揮できない。このためバリアメタル18に半田が濡れ広がらず、突起電極が形成されなかったり、半田とバリアメタル18の接着力が確保できず信頼性の低い突起電極となるという不都合が発生する。
半田ボール保持層20は膜厚15μm形成する。
その後、半導体基板12を加熱オーブン中で加熱処理を行ない半田ボール保持層20のフラックス中の溶媒を一部蒸発させ、粘度を高くする。フラックスの加熱条件は、フラックスとしての機能を維持するとともにフラックスが半田ボールのみに付着するような粘度となるように、加熱温度と時間を選択する。
フラックスからなる半田ボール保持層20は、加熱処理を行なうことによって高粘度状
態となる。このため、フラックスが半田ボール配列マスク22に付着することはなくなる。したがって、半田ボール26を電極パッド14上に固定し、半田ボール配列マスク22を半導体基板12から離脱させるとき、半田ボール26が半田ボール配列マスク22の凹部22aに残存することなく、半田ボール26を電極パッド14上に制御性よく形成できる。
特許文献1においては、半田ボールを介して半田ボール保持層20を加熱して粘度を高粘度としている。これに対して本発明では半田ボール保持層20に半田ボール26を搭載する前に加熱オーブンを使用して、半田ボール保持層20の高粘度化している。このため本発明では、特許文献1に比較して加熱温度の制御性が高く加熱温度を精密に管理できとともに、複数の半導体基板12を一括して処理できることから作業効率が良好となる。
フラックスの粘度が高いものは、回転塗布法により膜厚を制御性良く形成することはできないが、粘度の低いフラックスは回転塗布法により膜厚ばらつきが小さく形成できる。したがって、半田ボール保持層20の膜厚ばらつきを小さくするためには、粘度の低いフラックスを回転塗布法で形成し、その後加熱処理を行ない溶媒の一部を除去してフラックスの粘度を高くすることが、最適な手段である。
つぎに図4に示すように、半田ボール配列マスク22の凹部22aに半田ボール26を配列させる。半田ボール26の凹部22aへの配列は、半田ボール配列マスク22上に半田ボール26を供給し、半田ボール配列マスク22表面と平行方向の振動を印加して半田ボール配列工程を行なう。半田ボール配列マスク22に振動を印加すると、半田ボール26は半田ボール配列マスク22上を転がるように移動させることができるとともに、凝集した半田ボール26を離散させることができ、すべての各凹部22aに1つずつ半田ボール26を配列できる。
振動印加する方法以外に、スキージを用いて、半田ボール26を凹部22a内に配列させてもよい。
半田ボール配列マスク22に形成した疎水性被膜24である硬質カーボン膜表面は、表面あらさが小さく平坦性に優れており、さらに摩擦係数が小さいため、振動印加やスキージ移動により、ハンダボール26は半田ボール配列マスク22表面をすべるように転がって凹部22aに落ち込み、凹部22a内に半田ボール26を配列させることができる。
この振動印加やスキージ移動のとき凹部22aの断面形状が逆台形状になっていることから、凹部22aの斜面で半田ボール26を案内することができ、効率良く半田ボール配列マスク22の凹部22aに半田ボール26を配列することができる。
凹部22aの全部に半田ボール26が配列したら、半田ボール配列マスク22を若干傾けて凹部22a以外の半田ボール26を排除する。
なお、静電気の作用により半田ボール26が凝集したときは、半田ボール配列マスク22に超音波振動を与える方法や、半田ボール26の静電気をあらかじめ除去しておく方法や、純水やエタノールを細かい霧状に噴霧した高湿度雰囲気中で半田ボール配列マスク22への半田ボール26の配列作業を行なう方法を採用すればよい。
その後、画像認識技術を利用して半田ボール26が半田ボール配列マスク22のすべての凹部22aに配列されているか否かの検査を行なう。すべての凹部22aに半田ボール26が配列されていないときは、再度、半田ボール配列マスク22上に半田ボール26を供給し、振動印加やスキージ移動を行なう半田ボール配列工程を行なう。
半田ボール26が半田ボール配列マスク22のすべての凹部22aに配列されているか否かの検査は、画像認識技術以外にレーザー光を照射して、半田ボール26表面の反射光と凹部22aとの反射光との違いを検出することにより行なってもよい。
その後、凹部22aに半田ボール26を配列した半田ボール配列マスク22上に、半田ボール保持層20を下向きにした半導体基板12を載置する。このとき、電極パッド14位置と半田ボール26位置との位置合わせを行なう。両者の位置合わせは、半田ボール配列マスク22に開口部を設けるとともに半導体基板12に位置合わせマークを形成し、開口部と位置合わせマークとの位置合わせを行ない半田ボール26と電極パッド14との位置を合わせる。
本発明では、半導体基板12を上側にし半田ボール26を配列した半田ボール配列マスク22を下側にして、半導体基板12と半田ボール26との位置合わせを行なっている。このため凹部22a内に配列した半田ボール26が凹部22a内から飛び出すことはない。また半田ボール保持層20は下向きになるが、半田ボール保持層20は加熱処理によって粘度が高くなっており、半導体基板12のハンドリング中に半田ボール保持層20の膜厚が不均一になることや、半田ボール保持層20が滴下することは発生しない。
つぎに図5に示すように、好ましくは半導体基板12の裏面から圧力を印加し、半田ボール保持層20を介して電極パッド14に半田ボール26を固定する。圧力印加は加圧治具を使用して行なうと良い。圧力印加によって半田ボール26は、半田ボール保持層20を突き抜けバリアメタル18と接触し、半田ボール保持層20であるフラックスの粘着力によって半導体基板12に半田ボール26を固定する。
フラックスが流動性を備えていることと半田ボール26が親水性を有することから、図5に示すように、半田ボール保持層20は半田ボール26表面に濡れ広がる。半田ボール保持層20の濡れ広がりによって、半田ボール26と半田ボール保持層20との接触面積が増加し、フラックスの粘着力との相乗効果によって半田ボール26は、バリアメタル18上にしっかりと保持される。
なお、半導体基板12裏面側からの圧力印加を行なわなくても、親水性の半田ボール26表面に半田ボール保持層20が濡れ広がることから、半田ボール26は半田ボール保持層20の保持力によってバリアメタル18上に保持させることができる。
半導体基板12裏面に圧力を印加して半田ボール26をバリアメタル18に仮固定する工程では、圧力印加と同時に加熱を行なっても良い。加熱温度は半田ボール26の溶融温度よりはるかに低い温度で、しかも半田ボール保持層20中の溶媒の一部を除去する加熱温度と同程度か低い温度が好ましい。圧力印加と同時に加熱を行なうと、半田ボール26はバリアメタル18表面に接触したとき、半田ボール26とバリアメタル18との界面で半田がニッケルに接合する。半田ボール26とバリアメタル18との接合は強固ではないが、半田ボール配列マスク22を半導体基板12から離脱させるとき、半田ボール26が凹部22aに残存しにくくなり、よりいっそう制御性よく半田ボール26をバリアメタル18上に形成することができる。
圧力印加と加熱とを同時に行なうためには、加圧冶具にヒーターを埋め込み、加圧治具を加熱するとよい。加熱温度調整はヒーターに加える電力量を調整することによって行なう。
つぎに図6に示すように、半導体基板12裏面を真空チャックで保持して上方に持ち上げ、半導体基板12を半田ボール配列マスク22から離脱させる。半田ボール配列マスク22には疎水性被膜24が形成されているため、フラックスが半田ボール配列マスク22にたとえ付着していても、半田ボール26が凹部22aに残存することはなく、制御性良くバリアメタル18上に半田ボール26を転写することができる。
さらに凹部22aの断面形状が逆台形状であることから、半導体基板12を半田ボール配列マスク22からわずかに持ち上げれば、半田ボール26外周部と凹部22a斜面との
隙間が大きくなり、半田ボール26に半田ボール配列マスク22からの横方向の力が加わらず、半田ボール26が電極パッド14上から取れることは発生しない。
また、さきの図5を用いて説明したバリアメタル18と半田ボール26との仮固定工程で、圧力印加と同時に加熱を行なえば、バリアメタル18と半田ボール26とが接合していることから、半導体基板12からの半田ボール配列マスク22の離脱工程で、半田ボール26とバリアメタル18とが接合していることとと、疎水性被膜24のフラックスの撥水作用や疎水作用と相俟って、なおいっそう凹部22aへの半田ボール26の残存現象は発生せず、制御性よく半田ボール26をバリアメタル18上に転写させることができる。
つぎに図7に示すように、半田ボール26の融点以上の温度で加熱処理して半田を溶融させ、電極パッド14上にバリアメタル18を介して半田からなる突起電極28を形成する。フラックスのもつ半田ボール26と電極パッド14の酸化防止作用と接合面を清浄化する働きによって、半田はバリアメタル18全面に濡れ広がり、突起電極28はバリアメタル18に強固に接合させることができる。
その後、洗浄処理を行ないフラックスを除去して、半田ボールからなる突起電極28を有する半導体基板12を形成することができる。
以上の説明では、疎水性被膜24として硬質カーボン膜を用いる実施形態で説明したが、テフロン(登録商標)系やフッ素系シリコーン被膜を用いても、硬質カーボン膜と同じ働きをさせることができる。
またバリアメタル18としてニッケルを用いた例で説明したが、ニッケル以外にも銅も適用でき、形成方法も無電解めっき法だけでなく、めっきレジストを使用した電解めっき法や、真空蒸着法やスパッタリング法や化学的気相成長法などの被膜形成法によって半導体基板12の全面に形成し、フォトリソグラフィーとエッチング技術を用いてパターン形成して電極パッド14上にバリアメタル18を形成しても良い。
さらに凹部22aの断面形状は逆台形状で説明したが、矩形状の断面形状としても良い。
またさらに電極パッド14位置と半田ボール26位置とを位置合わせした後、加圧または加熱を行なう工程では、半導体基板12を上側、半田ボール配列マスク22を下側にして半導体基板12側から加圧または加熱を行なっている例で説明したが、これとは逆に半導体基板12を下側、半田ボール配列マスク22を上側に配置して、半田ボール配列マスク22側から加圧または加熱工程を行なっても良い。このときは半田ボール26と電極パッド14とを位置合わせした後、その位置合わせ状態を維持したまま上下を反転させた後、加圧または加熱を行なえば良い。半田ボール配列マスク22を金属材料で構成し、半田ボール配列マスク22側から加熱すれば、熱伝導が良好であることから短時間で加熱処理を行なうことができ、半田ボール26やバリアメタル18などの酸化を防止することができ、さらに半田ボール保持層20の流出も抑制することが可能となる。
さらに半田ボール保持層20の形成は、回転塗布法を適用して行なう実施形態で説明したが、スクリーン印刷法を用いてバリアメタル18上面にのみ半田ボール保持層20を形成しても良い。
本発明によれば、従来のめっき法による突起電極に比べて半田ボール26から突起電極28を形成していることから、半田組成ばらつき、および高さばらつきが小さな突起電極28が得られる。さらに、環境汚染問題から鉛を含まない半田が要望されている現在、めっき法では組成制御が困難な鉛を含まない半田組成を自由に得られる本発明の効果は大きい。
本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施の形態における半田ボール配列マスクと半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 従来技術における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 従来技術における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 従来技術における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 従来技術における半導体装置の製造方法を示す断面図である。
符号の説明
12 半導体基板
14 電極パッド
18 バリアメタル
20 半田ボール保持層
22 半田ボール配列マスク
24 疎水性被膜
26 半田ボール
28 突起電極

Claims (5)

  1. 半導体基板の電極パッド上に半田ボールを転写する半田ボール配列マスクにおいて、
    前記半田ボール配列マスクは、前記半田ボールを配列保持するための凹部を有し、
    前記凹部表面に疎水性被膜を設ける
    ことを特徴とする半田ボール配列マスク。
  2. 請求項1記載の半田ボール配列マスクを用いた半導体装置の製造方法において、
    半導体基板の電極パッドにバリアメタルを形成する工程と、
    前記バリアメタル上に半田ボール保持層を形成し、加熱処理を行ない該半田ボール保持層中の溶媒の一部を除去する工程と、
    前記半田ボール配列マスクの凹部に配列した前記半田ボールと前記電極パッドとを対向するように配置する工程と、
    加熱処理を行ない前記半田ボールを溶融させ前記バリアメタル上に前記半田ボールからなる突起電極を形成する工程とを有する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 前記半田ボールと前記電極パッドとを対向するように配置する工程と前記半田ボールを溶融させる工程との間に、
    加圧処理を行ない前記バリアメタルに前記半田ボールを押圧する工程を有する
    ことを特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記半田ボールと前記電極パッドとを対向するように配置する工程と前記半田ボールを溶融させる工程との間に、
    加圧処理と加熱処理を行ない前記半田ボールを前記バリアメタルに押圧するとともに加熱する工程を有する
    ことを特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記半田ボールは前記半田ボール配列マスクの表面から突出している
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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