JP2007100567A - ブローバイガスの気油分離装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明はブローバイガスの気油分離装置に係り、簡単な構造で気油分離性能の向上を図ったブローバイガスの気油分離装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 請求項1に係る発明は、エンジンに取り付き、エンジンのクランクケース内に流出したブローバイガス中のオイルミストを気油分離するブローバイガスの気油分離装置であって、流入したブローバイガスが流下するブローバイガス流路を形成する壁に、オイル付着部を設けたことを特徴とする。そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載のブローバイガスの気油分離装置に於て、オイル付着部は、壁に立設した複数の突片からなることを特徴とし、請求項3に係る発明は、請求項2に記載のブローバイガスの気油分離装置に於て、壁にプレートが取り付き、当該プレートに、切り込みを入れて打ち起こした複数の突片が形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 請求項1に係る発明は、エンジンに取り付き、エンジンのクランクケース内に流出したブローバイガス中のオイルミストを気油分離するブローバイガスの気油分離装置であって、流入したブローバイガスが流下するブローバイガス流路を形成する壁に、オイル付着部を設けたことを特徴とする。そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載のブローバイガスの気油分離装置に於て、オイル付着部は、壁に立設した複数の突片からなることを特徴とし、請求項3に係る発明は、請求項2に記載のブローバイガスの気油分離装置に於て、壁にプレートが取り付き、当該プレートに、切り込みを入れて打ち起こした複数の突片が形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、簡単な構造で気油分離性能の向上を図ったブローバイガスの気油分離装置に関する。
ディーゼルエンジン(以下、「エンジン」という)の駆動に伴い、シリンダとピストンの隙間からクランクケース内にブローバイガスが流出するが、クランクケース内に流出したブローバイガスにはオイルミストが混入している。
そこで、HCの排出防止対策として、従来、クランクケース内に籠もったブローバイガスをシリンダヘッドの上部に取り付くロッカーカバーに導入して、ブローバイガス中のオイルミストをロッカーカバーに内蔵した気油分離装置で分離したり、エンジンに外付けした気油分離装置にブローバイガスを導入してオイルミストを分離している。
そこで、HCの排出防止対策として、従来、クランクケース内に籠もったブローバイガスをシリンダヘッドの上部に取り付くロッカーカバーに導入して、ブローバイガス中のオイルミストをロッカーカバーに内蔵した気油分離装置で分離したり、エンジンに外付けした気油分離装置にブローバイガスを導入してオイルミストを分離している。
ロッカーカバーに内蔵した気油分離装置として、特許文献1または図4及び図5に示すラビリンス構造の気油分離装置1が知られており、この気油分離装置1は、ロッカーカバー3内に設けたブリーザ室5に複数枚の隔壁(仕切板)7を交互に並設して曲がったブローバイガス流路9を設けることにより、ブローバイガスGの圧力を低下させると共に、ブローバイガス流路9中に広い表面積を確保したものである。
そして、この気油分離装置1は、ブリーザ室5の入口11から流入したブローバイガスGが隔壁7に沿ってブローバイガス流路9を流下して出口13から流出するに従い、ブローバイガスG中のオイルミストが分離されて、分離されたオイルは図示しないドレンパイプを介してオイルパンに戻されるようになっている。
また、図6及び図7は外付けタイプの気油分離装置15,17を示し、図6に示す気油分離装置15は、一枚の螺旋状の隔壁19によって筒状のケーシング(シェル)21内に螺旋状のブローバイガス流路23をガス流出パイプ25の周囲に設けたサイクロン構造で、ケーシング21の下部に設けた入口27から流入したブローバイガスGが螺旋状のブローバイガス流路23を流下してガス流出パイプ25から流出するに従い、ブローバイガスG中のオイルミストが分離されるようになっている。
また、図6及び図7は外付けタイプの気油分離装置15,17を示し、図6に示す気油分離装置15は、一枚の螺旋状の隔壁19によって筒状のケーシング(シェル)21内に螺旋状のブローバイガス流路23をガス流出パイプ25の周囲に設けたサイクロン構造で、ケーシング21の下部に設けた入口27から流入したブローバイガスGが螺旋状のブローバイガス流路23を流下してガス流出パイプ25から流出するに従い、ブローバイガスG中のオイルミストが分離されるようになっている。
そして、図7の気油分離装置17は、流入パイプ29からケーシング31の第一室32に流入したブローバイガスGを第二室33に流入させる際に、流路を絞って流速の高まったブローバイガスGを隔壁(仕切板)35に衝突させる衝突式構造で、ブローバイガスGは第二室33に挿着した流出パイプ37から流出するようになっている。
特開平9−112358号公報
このように、従来、ラビリンス構造やサイクロン構造,衝突式構造からなる多くの気油分離装置が提案されて多くの車両に実装されているが、100%の気油分離は不可能で、更なる気油分離性能の向上と小型化が望まれているのが実情である。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、簡単な構造で気油分離性能の向上を図ったブローバイガスの気油分離装置を提供することを目的とする。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、簡単な構造で気油分離性能の向上を図ったブローバイガスの気油分離装置を提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するため、請求項1に係る発明は、エンジンに取り付き、エンジンのクランクケース内に流出したブローバイガス中のオイルミストを気油分離するブローバイガスの気油分離装置であって、流入したブローバイガスが流下するブローバイガス流路を形成する壁に、オイル付着部を設けたことを特徴とする。
そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載のブローバイガスの気油分離装置に於て、オイル付着部は、壁に立設した複数の突片からなることを特徴とし、請求項3に係る発明は、請求項2に記載のブローバイガスの気油分離装置に於て、壁にプレートが取り付き、当該プレートに、切り込みを入れて打ち起こした複数の突片が形成されていることを特徴とする。
そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載のブローバイガスの気油分離装置に於て、オイル付着部は、壁に立設した複数の突片からなることを特徴とし、請求項3に係る発明は、請求項2に記載のブローバイガスの気油分離装置に於て、壁にプレートが取り付き、当該プレートに、切り込みを入れて打ち起こした複数の突片が形成されていることを特徴とする。
更に請求項4に係る発明は、請求項2に記載のブローバイガスの気油分離装置に於て、壁に、直接切り込みを入れて打ち起こした複数の突片が形成されていることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載のブローバイガスの気油分離装置に於て、突片は、流下するブローバイガスが衝突する部位に設けられていることを特徴とし、請求項6に係る発明は、請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載のブローバイガスの気油分離装置に於て、突片は、ブローバイガスの流れに向かって立設されていることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載のブローバイガスの気油分離装置に於て、突片は、流下するブローバイガスが衝突する部位に設けられていることを特徴とし、請求項6に係る発明は、請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載のブローバイガスの気油分離装置に於て、突片は、ブローバイガスの流れに向かって立設されていることを特徴とする。
そして、請求項7に係る発明は、請求項1に記載のブローバイガスの気油分離装置に於て、オイル付着部は、壁に形成された複数の溝からなることを特徴とし、請求項8に係る発明は、請求項7項に記載のブローバイガスの気油分離装置に於て、溝がブローバイガスが衝突する部位に設けられていることを特徴とする。
各請求項に係る発明によれば、従来の気油分離装置に比し簡単な構造で気油分離性能が向上し、この結果、ブローバイガスのオイル持出し量を減少させて、オイル消費の向上が図れる利点を有する。
また、請求項2乃至請求項8に係る発明によれば、ブローバイガス流路を形成する壁に突片や溝を複数設けることで、ブローバイガス流路中のオイル付着面積の増加が図れるため、従来の気油分離装置に比し気油分離装置全体の小型化が図れる利点を有する。
また、請求項2乃至請求項8に係る発明によれば、ブローバイガス流路を形成する壁に突片や溝を複数設けることで、ブローバイガス流路中のオイル付着面積の増加が図れるため、従来の気油分離装置に比し気油分離装置全体の小型化が図れる利点を有する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2は請求項1乃至請求項3及び請求項5,6に係る気油分離装置の一実施形態を示し、本実施形態は図4及び図5で既述したラビリンス構造の気油分離装置に本発明を適用したものである。
即ち、図1に於て、41は図4のロッカーカバー3と同様、エンジンのシリンダヘッドの上部に取り付くアルミ鋳造のロッカーカバーで、その内部にブリーザ室43が区画形成されている。
図1及び図2は請求項1乃至請求項3及び請求項5,6に係る気油分離装置の一実施形態を示し、本実施形態は図4及び図5で既述したラビリンス構造の気油分離装置に本発明を適用したものである。
即ち、図1に於て、41は図4のロッカーカバー3と同様、エンジンのシリンダヘッドの上部に取り付くアルミ鋳造のロッカーカバーで、その内部にブリーザ室43が区画形成されている。
そして、図5の気油分離装置1と同様、ブリーザ室43内に複数枚の隔壁(仕切板)45が交互に並設されて、曲がったブローバイガス流路47を有するラビリンス構造の気油分離装置49が設けられており、図示するようにブリーザ室43の入口51から流入したブローバイガスGが、隔壁45に沿ってブローバイガス流路47を流下して出口53から流出するに従い、ブローバイガスG中のオイルミストが分離されるようになっている。
また、図示しないが、クランクケースとロッカーカバー41のブリーザ室43との間には、従来と同様、連通路が設けられており、クランクケース内に放出されたブローバイガスGは、当該連通路を介してブリーザ室43に流入するようになっている。
そして、本実施形態に係る気油分離装置49は、上述の如き従来と同様の構成に加え、ブローバイガス流路47を形成する隔壁45にオイル付着部55を設けて、ブローバイガスGの積極的な気油分離を図ったものである。
そして、本実施形態に係る気油分離装置49は、上述の如き従来と同様の構成に加え、ブローバイガス流路47を形成する隔壁45にオイル付着部55を設けて、ブローバイガスGの積極的な気油分離を図ったものである。
図2に示すようにオイル付着部55は、1枚のプレート57に上下二列に立設した複数の突片59からなり、各突片59は、夫々、プレート57に切り込みを入れて同一方向,同一角度で打ち起こして形成されている。
そして、斯様に複数の突片59が立設されたプレート57を隔壁45に溶接して隔壁45にオイル付着部55が設けられているが、図1に示すようにプレート57は、ブローバイガス流路47を流下するブローバイガスGが衝突する部位の隔壁45に取り付き、そして、ブローバイガスGの流れに向かって突片59が起立するように配置されている。
そして、斯様に複数の突片59が立設されたプレート57を隔壁45に溶接して隔壁45にオイル付着部55が設けられているが、図1に示すようにプレート57は、ブローバイガス流路47を流下するブローバイガスGが衝突する部位の隔壁45に取り付き、そして、ブローバイガスGの流れに向かって突片59が起立するように配置されている。
本実施形態に係る気油分離装置49はこのように構成されているから、クランクケース内に放出されたブローバイガスGは、図示しない連通路からブリーザ室43に案内されて、ブリーザ室43の入口51から気油分離装置49のブローバイガス流路47に流入する。
そして、図1に示すようにブローバイガスGは、隔壁45との衝突を繰り返し乍ら、隔壁45に沿ってブローバイガス流路47を流下して出口53から流出されるが、ブローバイガスGが衝突する部位の隔壁45には、ブローバイガスGの流れに向かって起立する複数の突片59からなるオイル付着部55が設けられているため、ブローバイガスGが突片59(オイル付着部55)に衝突し、ブローバイガスG中のオイルミストがこれらの突片59に付着して、従来に比し積極的な気油分離が図られることとなる。
そして、図1に示すようにブローバイガスGは、隔壁45との衝突を繰り返し乍ら、隔壁45に沿ってブローバイガス流路47を流下して出口53から流出されるが、ブローバイガスGが衝突する部位の隔壁45には、ブローバイガスGの流れに向かって起立する複数の突片59からなるオイル付着部55が設けられているため、ブローバイガスGが突片59(オイル付着部55)に衝突し、ブローバイガスG中のオイルミストがこれらの突片59に付着して、従来に比し積極的な気油分離が図られることとなる。
従って、本実施形態によれば、図5の気油分離装置1に比し簡単な構造で気油分離性能が向上し、この結果、ブローバイガスGのオイル持出し量を減少させて、オイル消費の向上が図れる利点を有する。
また、本実施形態によれば、上述の如き複数の突片59を立設したプレート57を複数枚用いることで、ブローバイガス流路47中のオイル付着面積の増加が図れるため、従来の気油分離装置に比し気油分離装置全体の小型化が図れる利点を有する。
また、本実施形態によれば、上述の如き複数の突片59を立設したプレート57を複数枚用いることで、ブローバイガス流路47中のオイル付着面積の増加が図れるため、従来の気油分離装置に比し気油分離装置全体の小型化が図れる利点を有する。
尚、図1及び図2の実施形態は、図4及び図5で既述したラビリンス構造の気油分離装置に請求項1乃至請求項3及び請求項5,6に係る発明を適用したものであるが、本発明は斯かるラビリンス構造に限定されるものではなく、図6で既述したサイクロン構造の気油分離装置15や図7で既述した衝突式構造の気油分離装置17にも適用できるものである。
即ち、例えば図6の如きサイクロン構造の気油分離装置にあっては、ブローバイガス流路を流下するブローバイガスが衝突する螺旋状の隔壁や筒状のケーシングの内周壁や上部裏面側内壁等に、上述の如く複数の突片59を立設したプレート57を溶接することで、気油分離性能が向上する。
そして、図7の衝突式構造の気油分離装置にあっては、第二室に流入するブローバイガスが衝突する隔壁に上述の如き構造のプレート57を溶接することで、気油分離性能が向上することとなる。
そして、図7の衝突式構造の気油分離装置にあっては、第二室に流入するブローバイガスが衝突する隔壁に上述の如き構造のプレート57を溶接することで、気油分離性能が向上することとなる。
また、図1のロッカーカバー41はアルミ鋳造であるため、隔壁(仕切板)45に上述の如き構造のプレート57を別途溶接したが、従来、複数の隔壁を一体成形したアルミ鋳造のロッカーカバー本体に複数の隔壁を取り付けた板金製の蓋体を取り付けて、ロッカーカバー本体側の隔壁と蓋体側の隔壁とでラビリンス構造のブローバイガス流路を形成した気油分離装置が知られている。
而して、この構造の気油分離装置にあっては、請求項4の一実施形態の如く板金製の蓋体側の隔壁に直接切り込みを入れてこれを打ち起こすことにより複数の突片を立設して、蓋体側の隔壁にオイル付着部を設けてもよい。
そして、この構造によっても、図1の実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能である。
そして、この構造によっても、図1の実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能である。
図3は請求項1,請求項7及び請求項8に係る気油分離装置の一実施形態を示し、本実施形態もラビリンス構造の気油分離装置に本発明を適用したものである。
そして、本実施形態は、既述したプレート57と突片59に代え、ブローバイガス流路47を形成する隔壁45のうち、流下するブローバイガスGが衝突する部位の隔壁45に、夫々、複数本(本実施形態では4本宛)の溝61をロッカーカバー41の上下方向に設け、これら複数本の溝61によってオイル付着部63を形成したものである。
そして、本実施形態は、既述したプレート57と突片59に代え、ブローバイガス流路47を形成する隔壁45のうち、流下するブローバイガスGが衝突する部位の隔壁45に、夫々、複数本(本実施形態では4本宛)の溝61をロッカーカバー41の上下方向に設け、これら複数本の溝61によってオイル付着部63を形成したものである。
而して、本実施形態に係る気油分離装置65によっても、ブローバイガスGは、隔壁45との衝突を繰り返し乍ら、隔壁45に沿ってブローバイガス流路47を流下して出口53から流出されるが、ブローバイガスGが衝突する部位の隔壁45には、複数本の溝61がロッカーカバー41の上下方向に設けられているため、各溝61内でブローバイガスGの流れが乱されてブローバイガスG中のオイルミストが溝61の内壁に付着し、積極的な気油分離が図られることとなる。
従って、本実施形態によっても、図5の気油分離装置1に比し簡単な構造で気油分離性能が向上し、この結果、ブローバイガスGのオイル持出し量を減少させて、オイル消費の向上が図れる利点を有する。
また、本実施形態によれば、上述の如き複数の溝61を隔壁45に設けることで、ブローバイガス流路47中のオイル付着面積の増加が図れるため、従来の気油分離装置に比し気油分離装置全体の小型化が図れる利点を有する。
また、本実施形態によれば、上述の如き複数の溝61を隔壁45に設けることで、ブローバイガス流路47中のオイル付着面積の増加が図れるため、従来の気油分離装置に比し気油分離装置全体の小型化が図れる利点を有する。
そして、この請求項7及び請求項8の実施形態は、図6のサイクロン構造の気油分離装置や図7の衝突式構造の気油分離装置等にも適用できることは勿論である。
41 ロッカーカバー
43 ブリーザ室
45 隔壁(仕切板)
47 ブローバイガス流路
49,65 気油分離装置
55,63 オイル付着部
57 プレート
59 突片
61 溝
43 ブリーザ室
45 隔壁(仕切板)
47 ブローバイガス流路
49,65 気油分離装置
55,63 オイル付着部
57 プレート
59 突片
61 溝
Claims (8)
- ディーゼルエンジンに取り付き、ディーゼルエンジンのクランクケース内に流出したブローバイガス中のオイルミストを気油分離するブローバイガスの気油分離装置であって、
流入したブローバイガスが流下するブローバイガス流路を形成する壁に、オイル付着部を設けたことを特徴とするブローバイガスの気油分離装置。 - オイル付着部は、壁に立設した複数の突片からなることを特徴とする請求項1に記載のブローバイガスの気油分離装置。
- 壁にプレートが取り付き、当該プレートに、切り込みを入れて打ち起こした複数の突片が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のブローバイガスの気油分離装置。
- 壁に、直接切り込みを入れて打ち起こした複数の突片が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のブローバイガスの気油分離装置。
- 突片は、流下するブローバイガスが衝突する部位に設けられていることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載のブローバイガスの気油分離装置。
- 突片は、ブローバイガスの流れに向かって立設されていることを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載のブローバイガスの気油分離装置。
- オイル付着部は、壁に形成された複数の溝からなることを特徴とする請求項1に記載のブローバイガスの気油分離装置。
- 溝は、ブローバイガスが衝突する部位に設けられていることを特徴とする請求項7項に記載のブローバイガスの気油分離装置。
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- 2005-10-03 JP JP2005290155A patent/JP2007100567A/ja active Pending
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Legal Events
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