JP2007099587A - 脆性材料の割断加工方法 - Google Patents

脆性材料の割断加工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 脆性材料の割断加工方法において、材料の割断を簡単に行えるようにする。
【解決手段】 材料10のスクライブラインKに沿って材料の一方の面に第1のレーザビームL〜Lを照射するとともに、第1のレーザビームの照射により材料内部に生じる引張側熱応力および圧縮側熱応力の境界となる変曲点Pを冷却することにより、材料表層部に生じるブラインドクラックCをスクライブラインKに沿って進行させるレーザスクライブ工程と、スクライブラインKに沿って材料10の当該一方の面に第2のレーザビームL’〜L’を照射するとともに、第2のレーザビームの照射により材料内部に生じる引張側熱応力および圧縮側熱応力の境界となる変曲点Pを冷却することにより、レーザスクライブ工程で生じた材料表層部のブラインドクラックCをスクライブラインKに沿いつつ材料内部まで進行させて、材料10を割断するレーザブレイク工程とを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガラスなどの脆性材料の割断加工方法に関する。
ガラスのような脆性材料を割断する加工法として、レーザビームを用いる方法が知られている。この加工法は、脆性材料の表面にレーザビームを照射して、材料のスクライブライン上にレーザスポットを配置し、この状態から、レーザビームをスクライブラインに沿って移動させるとともにレーザスポットの近傍を冷却することにより、材料に発生したクラックをスクライブラインに沿って移動させて材料のスクライブ工程を行うようにしたものであり、その後、スクライブラインに沿って材料に押圧力を作用させることにより、材料の割断(つまりブレイク工程)が行われている。
前記従来の方法では、レーザビームの発振・照射装置に加えて、材料に押圧力を作用させるための機構が別途必要になって構造が複雑になる。
その一方、特開2004−35315号公報に示すものでは、材料の表面および裏面の双方において、それぞれレーザビームをスクライブラインに沿って照射するとともに、レーザビームによる材料加熱領域の近傍を冷却することにより、材料の表面および裏面の双方から材料の割断を行うようにしており、この場合には、スクライブ工程後に材料に押圧力を作用させるための機構が不要になって、構造を簡略化できる。
しかしながら、前記公報に示す方法では、材料の裏面側におけるレーザビームの照射を、表面側のスクラブラインに対応するラインと正確に一致させるように行わなければならず、材料の表面側のみならず裏面側においてもレーザビームの照射位置の調整が必要になる。
特開2004−35315号公報(図1)
本発明が解決しようとする課題は、脆性材料の割断加工方法において、材料の割断を簡単に行えるようにすることにある。
本願の請求項1の発明は、レーザビームを用いて脆性材料を割断するための割断加工方法であって、材料のスクライブラインに沿って材料の一方の面に第1のレーザビームを照射するとともに、第1のレーザビームの照射により材料内部に生じる引張側熱応力および圧縮側熱応力の境界となる変曲点を冷却することにより、材料表層部に生じるブラインドクラックをスクライブラインに沿って進行させるレーザスクライブ工程と、第1のレーザビームが照射されたスクライブラインに沿って材料の一方の面に第2のレーザビームを照射するとともに、第2のレーザビームの照射により材料内部に生じる引張側熱応力および圧縮側熱応力の境界となる変曲点を冷却することにより、レーザスクライブ工程で生じた材料表層部のブラインドクラックをスクライブラインに沿いつつ材料内部まで進行させて、材料を割断するレーザブレイク工程とを備えている。
請求項1の発明においては、まず、第1のレーザビームを材料の一方の面のスクライブラインに沿って照射させ、材料内部に生じる引張側および圧縮側の熱応力の変曲点を冷却することにより、材料表層部に生じるブラインドクラックをスクライブラインに沿って進行させる(レーザスクライブ工程)。次に、第2のレーザビームを材料の同じ面の同じスクライブラインに沿って照射させ、材料内部に生じる引張側および圧縮側の熱応力の変曲点を冷却することにより、レーザスクライブ工程で生じた材料表層部のブラインドクラックをスクライブラインに沿いつつ材料内部まで進行させて、材料の割断を行う(レーザブレイク工程)。
この場合には、第1のレーザビームおよび第2のレーザビームがいずれも材料の同じ面の同じスクライブラインに沿って照射されることにより、レーザスクライブ工程およびレーザブレイク工程が実施されるので、レーザビームの照射位置の調整が材料の一方の面(例えば表面側)だけですみ、これにより、レーザビームによる材料の割断を簡単に行えるようになる。
また、この場合には、レーザブレイク工程において、単に第2のレーザビームを照射させるだけでなく、第2のレーザビームの照射後に、材料内部の熱応力の変曲点を冷却するようにしたので、材料表層部のブラインドクラックを確実に材料内部まで進行させることができ、確実に材料の割断を行える。
請求項2の発明においては、第1および第2のレーザビームが同一のレーザビームであり、レーザスクライブ工程およびレーザブレイク工程が、同一のレーザビームをスクライブラインに沿って2回走査することにより、実行されている。
この場合には、レーザスクライブ工程およびレーザブレイク工程の双方において同一のレーザビームを用いるようにしたことにより、レーザビームの照射位置の調整が1回ですむので、材料の割断をさらに簡単に行えるようになる。
請求項3の発明においては、第1および第2のレーザビームが異なるレーザビームであり、レーザスクライブ工程およびレーザブレイク工程が、異なるレーザビームをスクライブラインに沿ってそれぞれ1回走査することにより、実行されている。
請求項4の発明では、第1および第2のレーザビームがそれぞれ複数のレーザビームから構成されている。
この場合には、各レーザビームを重ね合わせることにより、第1および第2のレーザビームについて、適切なエネルギー分布を容易に得ることができる。
請求項5の発明においては、複数のレーザビームが、単一のレーザビームを半透過式反射ミラーおよびこれに対向配置された全反射ミラーの間で複数回反射させることにより、生成されている。
この場合には、レーザビームの分割装置として、反射ミラーにより構成される簡単な装置を用いるので、複数のレーザビームを容易かつ安価に得ることができる。
複数のレーザビームによる複数のレーザスポットとしては、請求項6の発明に記載されているように、三つ以上のレーザスポットが好ましい。これは、各レーザスポットの重ね合わせによって、適切なエネルギー分布を得るためである。
本願の請求項7の発明は、レーザビームを用いて脆性材料を割断するための割断加工装置であって、材料のスクライブラインに沿って材料の一方の面に第1のレーザビームを照射する第1のレーザビーム照射部と、第1のレーザビームの照射により材料内部に生じる引張側熱応力および圧縮側熱応力の境界となる変曲点を冷却することにより、材料表層部に生じるブラインドクラックをスクライブラインに沿って進行させるための第1の冷却部と、第1のレーザビームが照射されたスクライブラインに沿って材料の一方の面に第2のレーザビームを照射する第2のレーザビーム照射部と、第2のレーザビームの照射により材料内部に生じる引張側熱応力および圧縮側熱応力の境界となる変曲点を冷却することにより、材料表層部に生じたブラインドクラックをスクライブラインに沿いつつ材料内部まで進行させて材料を割断するための第2の冷却部と、第1および第2のレーザビームを材料のスクライブラインに沿って移動させる移動手段とを備えている。
請求項7の発明においては、まず、第1のレーザビーム照射部により、第1のレーザビームを材料の一方の面のスクライブラインに沿って照射させ、次に、第1の冷却部により、材料内部に生じる引張側および圧縮側の熱応力の変曲点を冷却して、材料表層部に生じるブラインドクラックをスクライブラインに沿って進行させ、レーザスクライブを行う。その後、第2のレーザビーム照射部により、第2のレーザビームを材料の同じ面の同じスクライブラインに沿って照射させ、次に、第2の冷却部により、材料内部に生じる引張側および圧縮側の応力の変曲点を冷却して、レーザスクライブにより生じた材料表層部のブラインドクラックをスクライブラインに沿いつつ材料内部まで進行させ、レーザブレイクを行う。なお、各レーザビームをスクライブラインに沿って照射する際には、移動手段により、第1、第2のレーザビーム照射部または材料の少なくともいずれか一方を移動させるようにする。
この場合には、第1のレーザビームおよび第2のレーザビームがいずれも材料の同じ面の同じスクライブラインに沿って照射されることにより、レーザスクライブおよびレーザブレイクが行われるので、レーザビームの照射位置の調整が材料の一方の面(例えば表面側)だけですみ、これにより、レーザビームによる材料の割断を容易に行えるようになる。
また、この場合には、レーザブレイク時に単に第2のレーザビームを照射させるだけでなく、第2のレーザビームの照射後に材料内部の熱応力の変曲点を冷却するようにしたので、材料表層部のブラインドクラックを確実に材料内部まで進行させることができ、確実に材料の割断を行える。
さらに、この場合には、第1および第2のレーザビーム照射部を材料の一方の面の側(例えば表面側)にのみ設ければよく、材料の他方の面の側(例えば材料の裏面側)に設ける必要はないので、装置全体を小型化することができる。
以上のように本発明によれば、レーザビームの照射位置の調整が材料の一方の面の側(例えば表面側)だけですむので、レーザビームによる材料の割断を簡単に行えるようになる効果がある。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図7は本発明の一実施例による割断加工方法を説明するための図であって、図1はレーザ割断加工装置の概略構成図、図2(a)はレーザ割断加工装置におけるビームスプリッターの概略構成図、同図(b)は材料上に照射されたレーザスポットと冷却ポイントの位置関係を示す図、図3はレーザビームの出力分布を示す図、図4は材料内部の熱応力分布曲線を材料表面の温度分布曲線とともに示す図、図5はレーザビームによる割断に最適な材料表面の温度分布を示す図、図6は図5の温度分布を得るためのレーザビームの出力分布を示す図、図7(a)はレーザスクライブ後の材料表面のブラインドクラックを示す図、同図(b)はレーザブレイク後の材料の割断面を示す図である。
図1に示すように、このレーザ割断加工装置1は、レーザ発振器2と、レーザ発振器2から出射されたレーザビームLを下方に反射する反射ミラー3と、反射ミラー3から入射されたレーザビームを一部透過するとともに、残りのレーザビームを反射する半透過ミラー30と、半透過ミラー30から入射されたレーザビームを下方に反射する反射ミラー31と、半透過ミラー30から入射されたレーザビームLを複数(ここでは5本)の第1のレーザビームL,L,L,L,Lに分割して、下方の材料10の表面に照射するビームスプリッター4Aと、反射ミラー31から入射されたレーザビームLを同様に複数(ここでは5本)の第2のレーザビームL’,L’,L’,L’,L’に分割して材料10の表面に照射するビームスプリッター4Bと、材料表面を冷却する冷却部5A,5Bとから構成されている。割断加工すべき材料10はテーブル(図示せず)上に載置されており、テーブルは、図示しない駆動機構により、左右方向に移動可能に構成されている。なお、図1は、加工途中における状態を示している。
ビームスプリッター4Aは、図2(a)に示すように、全反射ミラー40と、これに対向配置された部分反射ミラー(半透過式反射ミラー)41とから構成されている。全反射ミラー40の一方の主面には全反射膜40aが装着されている。部分反射ミラー41において全反射ミラー40と対向する主面の大部分の面には部分反射膜41aが装着されており、逆側の主面には反射防止膜41bが装着されている。また、部分反射ミラー41において全反射ミラー40と対向する主面の一部には、全透過ウィンドウ41a’が形成されている。
部分反射ミラー41の部分反射膜41aは、一定の透過率を有しており、このため、部分反射膜41aと全反射膜40aの間で反射を繰り返しつつ、部分反射ミラー41を透過して順次出射されてくる各レーザビームL,L,L,L,Lのエネルギー分布は、レーザビームLの出力が最大であり、部分反射ミラー41の部分反射膜41aで反射される度に段階的に小さくなってレーザビームL(場合によってはL)の出力が最小になっている(図3参照)。
図2(b)には、第1のレーザビームL,L,L,L,Lが材料10上に照射されたときのそれぞれのレーザスポットS,S,S,S,Sが示されている。これらのレーザスポットはいずれも円形であって、同じ径を有している。また、材料10の一端には、割断加工の始点となる初期亀裂10aが形成されている。この初期亀裂10aとしては、工具を用いて形成した切欠きや、レーザビームにより穿孔した孔などが用いられる。また、割断加工の際に冷却部5Aにより冷却される部位が冷却ポイントCで示されている。
なお、ビームスプリッター4Bは、ビームスプリッター4Aと同様の構成を有しており、出射される第2のレーザビームL’〜L’にそれぞれ対応するレーザスポットを符号S’〜S’で示している。また、割断加工の際に冷却部5Bにより冷却される部位が冷却ポイントCで示されている。
上述のように構成される装置1を用いて割断加工を行う際には、まず、レーザ発振器2を駆動し、レーザ発振器2から出射されて反射ミラー3で反射したレーザビームLのうち、半透過ミラー30を透過したレーザビームLを、ビームスプリッター4Aにより、5本の第1のレーザビームL,L,L,L,Lに分割する(図1および図2(a)参照)。
その一方、割断加工される材料10は、割断加工前においては、図1に示す状態からさらに右方に配置されており、この状態から、テーブルを駆動して、材料10を図1左方に移動させる。すると、材料10上に第1のレーザビームL,L,L,L,Lが順に照射されることにより、各レーザビームのレーザスポットS,S,S,S,Sが、材料10の初期亀裂10aを通りスクライブライン(割断予定線)Kに沿って図1右方(つまり図2(b)矢印方向)に移動する。
この場合には、上述のように、各レーザビームL,L,L,L,Lの出力分布について、材料の加工始点から加工終点に向かうビーム進行方向(図2(b)矢印方向)の最前端のレーザビームL の出力を最も高くするとともに、ビーム進行方向と逆側に向かうにしたがい残りのレーザビームL,L,L,Lの出力を段階的に小さくしているので、このようなエネルギー分布を有する複数のレーザビームが移動することにより、各レーザビームの重ね合わせによって、図6に示すようなエネルギー分布が実現される。これにより、材料10の表面には、図5に示すように、材料の加工始点でできるだけ速やかに昇温するとともに所望の加熱領域を形成した後できるだけ速やかに温度が低下するという、割断に最適な略台形状の温度分布が形成されることになる。
このとき、材料10の内部に生じる熱応力の分布は、有限要素法による分析により、図4に示すようになる。図4の熱応力分布曲線から分かるように、材料10の内部には、引張応力から圧縮応力に切り換わる変曲点Pが存在している。
次に、冷却部5Aにより、変曲点Pに対応する材料10の部位である冷却ポイントCを冷却する。この場合には、たとえば、エアやヘリウム等のガス、水や液化ガス等の液体、またはこれらの双方、あるいはドライアイス等の冷却作用を持つ固体を冷却ポイントCまたはその直近近傍に接触させる。
すると、冷却ポイントCが急激に収縮することで、冷却ポイントCの近傍(つまり変曲点Pの近傍)の引張応力領域に過大な引張応力(亀裂発生応力)が発生して、材料10の表層部にブラインドクラックCが発生する。このブラインドクラックCは、テーブル10の移動にともなうレーザビームの移動によって、スクライブラインKに沿って加工始点から加工終点に向かって順次進行する(図7(a)参照)。このようにして、レーザスクライブ工程が実施される。
その一方、レーザ発振器2から出射されたレーザビームLのうち、半透過ミラー30で反射してさらに反射ミラー31で反射したレーザビームLは、ビームスプリッター4Bにより、5本の第2のレーザビームL’,L’,L’,L’,L’に分割される(図1参照)。これらのレーザビームL’〜L’は、レーザビームL〜Lの照射後に、順に材料10のスクライブラインKに照射されており、これにより、各レーザビームL’〜L’のレーザスポットS’〜S’が材料10の初期亀裂10aを通りスクライブラインKに沿って図1右方に移動する。
このとき、各レーザビームL’〜L’の出力分布は、レーザビームL〜Lの場合と同様に、ビーム進行方向最前端のレーザビームL’の出力を最も高くするとともに、残りのレーザビームL’,L’,L’,L’の出力を段階的に小さくしているので、このようなレーザビームが移動する際の各レーザビームの重ね合わせによって、図6に示すようエネルギー分布が実現され、材料10の表面には、図5に示すような、割断に最適な温度分布が形成される。このとき、材料10内部の熱応力分布は、同様に、図4に示すようになって、引張応力から圧縮応力に切り換わる変曲点Pが生じている。
次に、冷却部5Bにより、変曲点Pに対応する材料10の部位である冷却ポイントCを冷却する。すると、冷却ポイントCが急激に収縮することで、冷却ポイントCの近傍(つまり変曲点Pの近傍)の引張応力領域に過大な引張応力(亀裂発生応力)が発生し、これにより、レーザスクライブ工程で材料10の表層部にすでに発生していたブラインドクラックCがスクライブラインKに沿って材料内部まで進行して、材料10が割断される(図7(b)参照)。このようにして、レーザブレイク工程が実施される。なお、図7(b)中、符号Cは、材料10の完全割断面を示している。
この場合には、第1のレーザビームL〜Lおよび第2のレーザビームL’〜L’がいずれも材料10の同じ面の同じスクライブラインKに沿って照射されることにより、レーザスクライブ工程およびレーザブレイク工程が実施されるので、レーザビームの照射位置の調整が材料の一方の面(例えば表面側)だけですみ、これにより、レーザビームによる材料の割断を簡単に行えるようになる。
しかも、この場合には、レーザブレイク工程において、単に第2のレーザビームL’〜L’を照射させるだけでなく、第2のレーザビームL’〜L’の照射後に、材料内部の熱応力の変曲点Pを冷却するようにしたので、材料表層部のブラインドクラックCを確実に材料内部まで進行させることができ、確実に材料の割断を行える。
さらに、この場合には、ビームスプリッター4A,4Bを材料10の一方の面の側(例えば表面側)にのみ設ければよく、材料10の他方の面の側(例えば材料の裏面側)に設ける必要はないので、装置全体を小型化することができる。
また、材料内部の応力に基づいて決定される変曲点が冷却ポイントになるので、割断される材料の種類や温度分布などの如何に拘らず、常に最適な冷却ポイントを容易に見出すことができる。
さらに、複数のレーザビームが、単一のレーザビームを部分反射ミラーおよびこれに対向配置された全反射ミラーの間で複数回反射させることにより、生成されており、レーザビームの分割装置として、反射ミラーによる簡単な装置を用いているので、複数のレーザビームを容易かつ安価に得ることができる。
なお、前記実施例では、レーザスクライブを行うための第1のレーザビームL〜Lをビームスプリッター4Aにより照射し、レーザブレイクを行うための第2のレーザビームL’〜L’をビームスプリッター4Bにより照射した例を示したが、本発明の適用はこれには限定されず、ビームスプリッター4Bを省略した構成とすることも可能である。
この場合には、レーザビームL〜Lを2回走査させることにより、1回目の走査でレーザスクライブを行い、2回目の走査でレーザブレイクを行うようにすればよく、これにより、装置全体の構造を簡略化できるとともに、レーザビームの照射位置の調整が1回ですむようになる。
図8は、本発明の他の実施例によるレーザ割断加工装置の概略構成図、図9は材料上に照射されたレーザスポットと冷却ポイントの位置関係を示す図である。なお、これらの図において、前記実施例と同一符号は同一または相当部分を示している。
このレーザ割断加工装置1’においては、マルチビーム式のビームスプリッター4が用いられている。したがって、ビームスプリッター4から出射される各レーザビームLは、図8では、図示の便宜上、それぞれ1本のレーザビームで表されているが、実際には、それぞれ複数本(ここでは5本)のレーザビーム(つまりマルチビーム)から構成されている。
ビームスプリッター4内には、図10Aないし図10Cに示すような台形プリズム6が少なくとも2個設けられている。各台形プリズム6には、それぞれ5本のレーザビームL”,L”,L”,L”,L”が入射されるようになっている。そして、台形プリズム6に対して各レーザビームL”〜L”の入射位置を適宜変化させることにより、図10Aないし図10Cに示すように、台形プリズム6から出射されるレーザビームLのエネルギー分布を簡単に変化させることができ、エネルギーのピーク値Eの位置を簡単に変えることができる。
このような装置1’を用いて割断加工を行う際には、まず、レーザ発振器2を駆動し、レーザ発振器2から出射されて反射ミラー3で反射したレーザビームLを、ビームスプリッター4により、たとえば5本のレーザビームLに分割する(図8参照)。上述したように、このとき、各レーザビームLはそれぞれ5本のレーザビームL”〜L”から構成されている。
この状態から、前記実施例の場合と同様にして、割断加工される材料10を図8右方の位置から同図左方に移動させる。これにより、材料10上に各レーザビームLが順に照射されて、各レーザビームのレーザスポットSが、材料10の初期亀裂10aを通りスクライブライン(割断予定線)Kに沿って図8右方(つまり図9矢印方向)に移動する。
次に、材料10の内部に生じる熱応力の引張側および圧縮側の変曲点に対応する材料10の部位である冷却ポイントC’を冷却部5により冷却する。すると、冷却ポイントC’が急激に収縮することで、冷却ポイントC’の近傍(つまり変曲点の近傍)の引張応力領域に過大な引張応力(亀裂発生応力)が発生して、材料10の表層部にブラインドクラックCが発生する。このブラインドクラックCは、テーブル10の移動にともなうレーザビームの移動によって、スクライブラインKに沿って加工始点から加工終点に向かって順次進行する(図7(a)参照)。このようにして、レーザスクライブ工程が実施される。
その一方、レーザスクライブ工程中には、冷却ポイントC’の後方側(図9左側)のスクライブラインK上にもレーザビームLが照射されており、これにより、冷却ポイントC’の後方側にレーザスポットSが形成されている(図8参照)。このレーザスポットSは、材料10の移動にともなって、上述したレーザスポットSと同様に、初期亀裂10aを通りスクライブラインKに沿って図8右方(図9矢印方向)に移動する。
次に、材料内部の熱応力の変曲点に対応する冷却ポイントC’を冷却部5により冷却する。これにより、レーザスクライブ工程で材料10の表層部にすでに発生していたブラインドクラックCがスクライブラインKに沿って材料内部まで進行して、材料10が割断される(図7(b)参照)。このようにして、レーザブレイク工程が実施される。
この場合には、前記実施例と同様に、各レーザビームがいずれも材料10の同じ面の同じスクライブラインKに沿って照射されることにより、レーザスクライブ工程およびレーザブレイク工程が実施されるので、レーザビームの照射位置の調整が材料の一方の面(例えば表面側)だけですみ、これにより、レーザビームによる材料の割断を容易に行えるようになる。
さらに、この場合には、ビームスプリッターを2個設ける必要がないので、装置全体の構造を簡略化できるとともに、単一のビームスプリッターによるレーザビームを1回走査させるだけでよいので、レーザビームによる材料の割断をさらに簡単に行えるようになる。
なお、前記各実施例では、ビームスプリッターによりレーザビームを5本のレーザビームに分割する例を示したが、割断する材料の特性や均一性などに応じて、レーザビームの分割本数は適宜設定される。ただ、各レーザスポットの重ね合わせにより、図6に示すような理想的なエネルギー分布を得るためには、少なくとも3本のレーザビームに分割するのが好ましい。
前記各実施例では、ビームを分割するための簡易な手段として、反射ミラーからなるビームスプリッターを用いた例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。表面に多数の反射面を形成したグレーティングを用いて、グレーティングによる干渉によってビームを分割する方法や、ホログラムを利用したビーム分割方法を採用するようにしてもよい。
また、半導体レーザを使用する場合には、光源をアレイ状に配列したLD(laser diode)スタックを使用することにより、ビームの分割が可能である。あるいは、ポリゴンやガルバなどの可動式反射鏡によりビームを走査するようにしてもよく、この場合には、ビームの走査速度を場所により変化させることで、または、レーザ光源の出力をミラーの走査位置に応じて変化させることで、同様にビームの分割が可能である。
本発明の一実施例によるレーザ割断加工装置の概略構成図である。 (a)は図1のレーザ割断加工装置におけるビームスプリッターの概略構成を示す図、(b)は材料上に照射されるレーザスポットと冷却ポイントの配置を示す図である。 レーザビームの出力分布を示す図である。 材料内部の熱応力分布曲線を材料表面の温度分布曲線とともに示す図である。 レーザビームによる割断に最適な材料表面の温度分布を示す図である。 図5に示す温度分布を得るためのレーザビームの出力分布を示す図である。 (a)はレーザスクライブ後の材料表面のブラインドクラックを示す図、(b)はレーザブレイク後の材料の割断面を示す図である。 本発明の他の実施例によるレーザ割断加工装置の概略構成図である。 レーザ割断加工装置(図8)において、材料上に照射されるレーザスポットと冷却ポイントの配置を示す図である。 台形プリズムによりレーザビームのエネルギー分布を変化させる様子を説明するための図である。 台形プリズムによりレーザビームのエネルギー分布を変化させる様子を説明するための図である。 台形プリズムによりレーザビームのエネルギー分布を変化させる様子を説明するための図である。
符号の説明
1: レーザ割断加工装置

2: レーザ発振器
4A: ビームスプリッター(第1のレーザビーム照射部)
4B: ビームスプリッター(第2のレーザビーム照射部)
40: 全反射ミラー
41: 部分反射ミラー(半透過式反射ミラー)
5A: (第1の)冷却部
5B: (第2の)冷却部

10: (脆性)材料
10a: 初期亀裂

L: レーザビーム
〜L: 第1のレーザビーム
’〜L’: 第2のレーザビーム
〜S: レーザスポット
’〜S ’: レーザスポット
K: スクライブライン
P: 変曲点
:ブラインドクラック
C: 完全割断面

Claims (7)

  1. レーザビームを用いて脆性材料を割断するための割断加工方法であって、
    材料のスクライブラインに沿って材料の一方の面に第1のレーザビームを照射するとともに、前記第1のレーザビームの照射により材料内部に生じる引張側熱応力および圧縮側熱応力の境界となる変曲点を冷却することにより、材料表層部に生じるブラインドクラックを前記スクライブラインに沿って進行させるレーザスクライブ工程と、
    前記第1のレーザビームが照射された前記スクライブラインに沿って材料の前記一方の面に第2のレーザビームを照射するとともに、前記第2のレーザビームの照射により材料内部に生じる引張側熱応力および圧縮側熱応力の境界となる変曲点を冷却することにより、前記レーザスクライブ工程で生じた材料表層部のブラインドクラックを前記スクライブラインに沿いつつ材料内部まで進行させて、材料を割断するレーザブレイク工程と、
    を備えた脆性材料の割断加工方法。
  2. 請求項1において、
    前記第1および第2のレーザビームが同一のレーザビームであり、前記レーザスクライブ工程および前記レーザブレイク工程が、同一のレーザビームを前記スクライブラインに沿って2回走査することにより、実行されている、
    ことを特徴とする脆性材料の割断加工方法。
  3. 請求項1において、
    前記第1および第2のレーザビームが異なるレーザビームであり、前記レーザスクライブ工程および前記レーザブレイク工程が、異なるレーザビームを前記スクライブラインに沿ってそれぞれ1回走査することにより、実行されている、
    ことを特徴とする脆性材料の割断加工方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記第1および第2のレーザビームがそれぞれ複数のレーザビームから構成されている、
    ことを特徴とする脆性材料の割断加工方法。
  5. 請求項4において、
    前記複数のレーザビームが、単一のレーザビームを半透過式反射ミラーおよびこれに対向配置された全反射ミラーの間で複数回反射させることにより、生成されている、
    ことを特徴とする脆性材料の割断加工方法。
  6. 請求項4または5において、
    前記複数のレーザビームによる複数のレーザスポットが三つ以上のレーザスポットを有している、
    ことを特徴とする脆性材料の割断加工方法。
  7. レーザビームを用いて脆性材料を割断するための割断加工装置であって、
    材料のスクライブラインに沿って材料の一方の面に第1のレーザビームを照射する第1のレーザビーム照射部と、
    前記第1のレーザビームの照射により材料内部に生じる引張側熱応力および圧縮側熱応力の境界となる変曲点を冷却することにより、材料表層部に生じるブラインドクラックを前記スクライブラインに沿って進行させるための第1の冷却部と、
    前記第1のレーザビームが照射された前記スクライブラインに沿って材料の前記一方の面に第2のレーザビームを照射する第2のレーザビーム照射部と、
    前記第2のレーザビームの照射により材料内部に生じる引張側熱応力および圧縮側熱応力の境界となる変曲点を冷却することにより、材料表層部に生じるブラインドクラックを前記スクライブラインに沿いつつ材料内部まで進行させて材料を割断するための第2の冷却部と、
    前記第1および第2のレーザビームを前記スクライブラインに沿って移動させる移動手段と、
    を備えた脆性材料の割断加工装置。
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