JP2007098460A - 粉末成形用プレス金型 - Google Patents

粉末成形用プレス金型 Download PDF

Info

Publication number
JP2007098460A
JP2007098460A JP2005295209A JP2005295209A JP2007098460A JP 2007098460 A JP2007098460 A JP 2007098460A JP 2005295209 A JP2005295209 A JP 2005295209A JP 2005295209 A JP2005295209 A JP 2005295209A JP 2007098460 A JP2007098460 A JP 2007098460A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punch
die
guide
mold
press
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005295209A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiro Tanaka
二郎 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Sintered Alloy Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Sintered Alloy Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Sintered Alloy Ltd filed Critical Sumitomo Electric Sintered Alloy Ltd
Priority to JP2005295209A priority Critical patent/JP2007098460A/ja
Publication of JP2007098460A publication Critical patent/JP2007098460A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

【課題】先端側を周方向に分割した上1パンチを上2パンチの外周に配置して構成される金型でキャビティ内の粉末を圧縮するときに上1パンチの先端側分割部が外側に開いてダイと干渉することを防止し、その干渉が原因となって起こる金型事故を減少させることを課題としている。
【解決手段】上2パンチ2から独立させて上2パンチの外周に配置する上1パンチ1の外側に金型ガイド3を設け、その金型ガイド3の先端のガイド部3aを上1パンチ1の先端側分割部1bの外周に外嵌し、分割部1bをガイド部3aで拘束してこの分割部1bの外側への開きを防止するようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は、焼結部品の製造過程において利用する粉末成形用プレス金型に関する。
焼結部品の製造に利用される粉末成形装置の中に、ダイと上パンチと下パンチ、或いは、これにさらにコアロッドを加えたプレス金型を使用して粉末の成形を行うものがある。
そのような粉末成形装置を使用して成形する圧粉体の中に、パンチによって加圧成形される端面に段部を設けるものがある。その段部は、パンチの成形面に段差を形成し、その段差を圧粉体に転写する方法で付与することもできるが、この方法を採ると、圧粉体の段部無し部分と段部付き部分の密度に差が生じて均一密度の製品が得られない。
そこで、段部付き部分を成形するパンチと、段部無し部分を成形するパンチを分割して組み合わせ、その分割したパンチの軸方向相対位置を調整して前述の密度差を小さくする方法が採られている。そのような技術は、例えば、下記特許文献1などに開示されている。
特許文献1が開示している粉末成形装置は、下パンチを複数に分割しているが、成形する圧粉体の形状によっては、上パンチを複数に分割し、なおかつ、最外周に配置する上1パンチの先端側を周方向に分割しなければならない場合がある。
その要求に応えた上パンチの一例を図3に示す。例示の上パンチは、上1パンチ1と、上2パンチ2とで構成されている。上1パンチ1は、上2パンチ2の外周に軸方向相対移動可能、相対回転不可に嵌め合わされる。
上1パンチ1の基端側1aは筒状をなし、その基端側1aが上2パンチ2と同心上に配置される。また、上1パンチ1の先端側は周方向に分割され、基端側から軸方向に伸び出す分割部1bが周方向に定ピッチで飛び飛びに3箇所形成されている。
上2パンチ2は、周方向に定ピッチで配置した計3個のキー溝2bと、隣り合うキー溝2b,2b間の周方向中間部にそれぞれ配置される縦長の嵌合溝2cを外周に有し、各嵌合溝2cに上1パンチの先端側の分割部1bが嵌め込まれる。
図3の上パンチを含む金型を用いて成形される圧粉体の一例を図9及び図10に示す。この圧粉体20は、リング状に加工される本体部21の両端面の外周側に偏った位置に凸部22を有する。また、本体部21の外周にキー溝23を有する。凸部22とキー溝23は周方向に定ピッチでそれぞれ3箇所設けられ、隣り合うキー溝23,23に挟まれた領域のうち、周方向中央部の約1/3に対応する領域に凸部22が形成されている。その凸部22は、本体部21の端面から軸方向に突出しており、その突部22の端面を上1パンチ1で成形し、端面の突出していない領域を上2パンチ2で成形する。なお、圧粉体20の中心に設けられた軸孔24は、下パンチ(図示せず)側のコアロッド(これも図示せず)によって成形される。上2パンチ2の中心部には、そのコアロッドを受け入れる中心孔2aを設けてある。
例示の圧粉体20は、本体部21の他端面側にも凸部22を設けており、その他端面側の凸部は、上パンチと同様に分割した下パンチ(図示せず)によって成形される。
ここで、粉末成形用プレス金型の下パンチは、予めダイの成形孔に挿入されるので、その下パンチが複数に分割され、さらに、最外周に置かれる分割下パンチの先端側が周方向に分割されていても特に問題は生じない。ところが、上パンチを図3のような構造にすると、上1パンチの分割部1bにトラブルが発生し易くなる。上1パンチ1は寸法規制を受け、そのために、その上1パンチを肉薄に形成せざるを得ない場合には特に、上1パンチ1の先端側分割部1bが加圧時に変形し易くなる。変形した分割部はパンチが新しい間は除圧時にほぼ元通りに弾性復元するが、成形が繰り返されると弾性復元性が低下して分割部の先端(自由端)側が径方向外側に次第に開く(反り曲がる)。変形が蓄積されてその開きが大きくなると上1パンチがダイの成形孔に挿入されるときに分割部の先端が成形孔の開口縁に当たり、それが原因で分割部の先端のエッジが欠けることが考えられ、また、分割部が折れることも考えられる。
そのような金型事故は、金型費の増加、それによる成形コストの上昇を招く。従って、この問題の解決策が望まれるが、かかる金型事故を防止するための提案は見当たらない。
特許第2855137号公報
この発明は、上1パンチの先端側分割部が外側に開いてダイと干渉することを防止し、その干渉が原因となって起こる前述の金型事故を減少させることを課題としている。
上記の課題を解決するため、この発明においては、上2パンチと組み合わせてプレス金型を構成する上1パンチの外側に上1パンチを保護する金型ガイドを設け、その金型ガイドのガイド部を上1パンチの先端側分割部の外周に外嵌して上1パンチの先端側分割部を前記ガイド部で拘束するようにした。その拘束のために、ガイド部の外嵌は、上1パンチの先端側分割部との間に遊び(不必要な隙間)ができないように行う。
粉末成形用プレス金型は、上1パンチの先端側分割部の外周に前記金型ガイドのガイド部を軸方向摺動可能に外嵌し、粉末の圧縮工程で前記ガイド部がダイに受け支えられて金型ガイドが上1パンチに対して相対的に持ち上がるようにしてもよい。
なお、上1パンチは、この上1パンチと協働してダイのキャビティに充填された粉末を圧縮する上2パンチの外周に配置する。また、この上1パンチの先端側は周方向に複数に分割し、その上1パンチの分割された先端側の外周に前記金型ガイドのガイド部を外嵌する。
粉末の圧縮工程において上1パンチに対して相対移動するようにした金型ガイドは、相対移動後の復帰を自重で行わせることもできるが、確実な復帰のために復帰手段を設けて強制的に復帰させるのがよい。
強制復帰のための手段は、下記のようなものが考えられる。
(1)金型ガイドを下向きに付勢する弾性体を設け、この弾性体を復帰手段として働かせる。
(2)プレス機の上ラムに支持されるシリンダアクチュエータを設けてそのシリンダアクチュエータで復帰手段を構成する。この構造は、シリンダアクチュエータの出力軸を中空軸にしてその出力軸で前記金型ガイドを形成することができる。
この粉末成形用プレス金型は、上2パンチの外周に縦長の嵌合溝を設けてその嵌合溝に上1パンチの先端側の分割部をスライド自在に嵌めたものが好ましい。
この発明の粉末成形用プレス金型は、上1パンチの先端側分割部の外周に嵌めた金型ガイドのガイド部によって先端側分割部の開き(径方向外側への反り曲がり)が防止される。そのために、上1パンチはダイと干渉することなくダイの成形孔に進入し、分割部先端のエッジの欠けや分割部の折損が起こらなくなる。
金型ガイドを上1パンチに対して軸方向相対移動可能となし、粉末の圧縮工程でガイド部がダイに受け支えられて金型ガイドが上1パンチに対して相対的に持ち上がるようにしたものは、金型ガイドのガイド部による上1パンチの拘束位置を上1パンチの先端に近づけて上1パンチの先端側分割部の開き防止効果をさらに高めることができる。
また、上1パンチに対して相対移動した金型ガイドを復帰手段を設けて復帰させるものは、金型ガイドの復帰の信頼性が高まる。復帰手段は、経済面では安価なスプリングなどの弾性体が有利であるが、大きな復帰力を持たせる必要があるときには、エアーシリンダなどのシリンダアクチュエータを用いるのがよい。上1パンチの先端側分割部に開き癖がつくなどして分割部が金型ガイドに圧力をもって接触するようになると金型ガイドのスライド抵抗が増大するが、シリンダアクチュエータであればこのようなときにも金型ガイドを楽に復帰させることができる。
復帰手段としてシリンダアクチュエータを採用し、そのシリンダアクチュエータの出力軸で金型ガイドを形成したものは、構造の簡素化も図れる。
このほか、上2パンチの外周に嵌合溝を設けてその嵌合溝に上1パンチの先端側分割部をスライド自在に嵌めたプレス金型は、上1パンチの先端側分割部が嵌合溝の溝面に拘束されて周方向にも位置決めされ、このことも金型事故の防止に有効に作用する。
以下、この発明の粉末成形用プレス金型の実施形態を添付図面の図1〜図8に基づいて説明する。図1に示すプレス金型は、この発明を特徴づける上側金型である。プレス機の上ラム11に駆動されるこの上側金型は、上1パンチ1と、上2パンチ2と、金型ガイド3を組み合わせて構成されており、図9、図10で説明した圧粉体20の成形に利用される。上1パンチ1と上2パンチ2は、図3〜図6に示したものを用いている。
上1パンチ1は、図3、図4に示すように基端側1aが筒状をなし、先端(加圧方向前端)側は周方向に分割されて基端側1aから軸方向に延び出す分割部1bが周方向に定ピッチで飛び飛びに3箇所設けられた構造になっている。
上2パンチ2は、中心孔2aを有する(図3、図4参照)。また、外周にキー溝2bと縦長の嵌合溝2cを有する。キー溝2bは周方向の3箇所の等分点に設けられている。また、隣り合うキー溝2b,2b間の周方向中間部に嵌合溝2cを形成している。
金型ガイド3は、上1パンチ1の先端側分割部1bの外周に適合して嵌るリング状のガイド部3aを先端に有する。
このように構成した上側金型は、図1、図5に示すように、上1パンチ1の先端側分割部1bを上2パンチ2の外周に設けた嵌合溝2cに嵌めて上2パンチ2の外周に上1パンチ1を配置する。また、上1パンチ1の外周に金型ガイド3を配置し、上1パンチ1と上2パンチ2を位置決めキー4を用いて相対回転不可、軸方向相対移動可能に組み合わせ、上1パンチ1の先端側分割部1bの外周を金型ガイド3のガイド部3aで拘束して使用される。ガイド部3aは、粉末の圧縮を妨げない位置、即ち、上1パンチの先端側分割部1bがダイの成形孔に入り込む部分よりも上側に配置されている。位置決めキー4は、上1パンチ1で支持し、上1パンチ内径側への突出部を嵌合溝2c内に設けた縦長のキー溝5に係合させている。
例示のプレス金型は、プレス機の上ラム11に組み込まれたシリンダアクチュエータ(図のそれは油圧シリンダ)12の中空ピストン12aに上1パンチ1を、プレス機の上ラム11に組み込まれたシリンダアクチュエータ(これも油圧シリンダ)13の出力軸13aに上2パンチ2をそれぞれ連結しており(中空ピストン12aに対する上1パンチ1の連結は、連結軸14と取付けプレート15を用いて行われている)、上1パンチ1と上2パンチ2の軸方向相対位置を調整することができる。シリンダアクチュエータ12,13はそれぞれが位置調整機構16を伴っており、その位置調整機構16による位置調整によって上1パンチ1と上2パンチ2の間に軸方向相対移動が起こり、上1パンチ1と上2パンチ2の先端間の距離sが調整されて得られる圧粉体の密度が調整される。
図1の上側金型は、図2に示す下側金型と組み合わせて粉末を圧縮する。下側金型は、ここでは、ダイ6と、上2パンチ2に対向させる下2パンチ8と、下2パンチ8の外周に配置して上1パンチ1に対向させる下1パンチ7と、圧粉体20の軸孔24を成形するコアロッド9を組み合わせたものを用いている。下1パンチ7は上1パンチ1と同様に形成され、下2パンチ8は上2パンチ2と同様に形成されている。
ダイ6の成形孔6aと、その成形孔6aに挿入した下1パンチ7、下2パンチ8及びコアロッド9との間に形成されるダイのキャビティ10に粉末を充填し、その後、プレス機を駆動して上ラム11を降下させ、上1パンチ1と上2パンチ2の先端側をダイ6の成形孔6aに進入させる。このとき、上1パンチ1の先端側分割部1bは金型ガイドのガイド部3aによって外周を拘束されており、外側への開きが防止されて成形孔6aにトラブル無く挿入される。
上1パンチ1と上2パンチ2はこの後さらに降下してキャビティ10内の粉末を圧縮する。この圧縮によって圧粉体20の上側端面に設けられる凸部22の端面が上1パンチ1によって、また、圧粉体20の下側端面に設けられる凸部22の端面が下1パンチ7によってそれぞれ成形される。また、圧粉体20の本体部21の上側端面の突出していない領域が上2パンチ2によって、下側端面の突出していない領域が下2パンチ8によってそれぞれ成形されて図9に示す形状の圧粉体20が形成される。得られた圧粉体20のダイからの払い出しは、一般的な方法、例えば、圧縮終点からダイ6を引き下げる方法や、下1パンチと下2パンチで圧粉体20を突き上げる方法で行うことができる。
この発明は、以下のような圧粉体を成形するときに特に適する。例えば、上下パンチによる圧縮方向の厚みがダイ水平方向の最大長に対して1/3以下となるような薄肉で凸部を有する圧粉体や、凸部の厚みが突出していない領域の厚みの1.1倍以上になるような圧粉体を段部付き部分と段部なし部分の密度差を少なくして成形しなければならないときに、パンチを分割することは特に有効である。また、金型(パンチ)の成形面が図11のような形状になるときにもパンチの分割が有効である。図11は、金型の成形面の斜線を入れた部分にワーク(圧粉体)抜き出し用の勾配をつけられない状況を示している。この場合、凸部の厚みtが突出していない領域の厚みの1.1倍未満であったとしても、抜き出し用の勾配がないために成形後のワークの金型からの取り出しが難しくなるが、金型(パンチ)をaとbに分割することで成形したワークの取り出しを可能となすことができる。このような理由によってa部を独立させた分割パンチを使用する場合に、a部の開きを防止する金型ガイドを使用するとよい。
図7及び図8に、この発明のプレス金型の他の実施形態を示す。図7のプレス金型は、金型ガイド3を、上1パンチ1の外周に軸方向摺動可能に嵌め、復帰手段として追設した弾性体(図のそれは圧縮スプリング)17で下向きに付勢してホルダ18に受け支えられる位置まで押し下げている。その押し下げにより金型ガイド3のガイド部3aが上1パンチ1の先端近傍(ダイに入り込む部分)に外嵌される。そのために、ダイ6(図2参照)の成形孔に入り込んだ上パンチが下死点に到達する前にガイド部3aがダイに突き当たるが、金型ガイド3は、図に鎖線で示すように弾性体17を圧縮して上1パンチ1に対して相対的に持ち上がることができるので、粉末の成形は支障なく行われる。
圧縮工程で上1パンチ1に対して軸方向に相対移動した金型ガイド3の原位置への復帰は、図8に示すシリンダアクチュエータ(図のそれはエアーシリンダ)19を設け、その
シリンダアクチュエータ19を復帰手段にして行うこともできる。この場合、金型ガイド3はシリンダアクチュエータ19の出力軸に連結して駆動することもできるが、同図に示すように、シリンダアクチュエータ19の出力軸を上1パンチ1の外周を取りまく中空軸にしてその中空出力軸で金型ガイド3を形成すると、上側金型の構造が簡素化される。
図7、図8のプレス金型は、ガイド部3aによる分割部1bの拘束を上1パンチ1の先端により近い位置で行うことができる。なお、この発明は、圧粉体の密度調整とは別の目的で上パンチを複数に分割し、なおかつ、最外周の上1パンチの先端側を周方向に分割した金型に適用しても、その有効性が発揮される。
この発明のプレス金型の一例を示す断面図 図1のプレス金型の使用状態を示す断面図 図1のプレス金型に採用した分割上パンチの分解斜視図 図3の分割上パンチの断面図 図3の分割上パンチの組み合わせ状態の斜視図 図3の分割上パンチの正面図 この発明のプレス金型の他の例を示す断面図 この発明のプレス金型のさらに他の例を示す断面図 図3の分割上パンチを使用して成形される圧粉体の斜視図 図9の圧粉体の平面図 金型分割の他の例を示す説明図
符号の説明
1 上1パンチ
1a 基端側
1b 先端側分割部
2 上2パンチ
2a 中心孔
2b キー溝
2c 嵌合溝
3 金型ガイド
3a ガイド部
4 位置決めキー
5 キー溝
6 ダイ
6a 成形孔
7 下1パンチ
8 下2パンチ
9 コアロッド
10 キャビティ
11 上ラム
12 シリンダアクチュエータ
12a 中空ピストン
13 シリンダアクチュエータ
13a 出力軸
14 連結軸
15 取付けプレート
16 位置調整機構
17 弾性体
18 ホルダ
19 シリンダアクチュエータ
20 圧粉体
21 本体部
22 凸部
23 キー溝
24 軸孔

Claims (7)

  1. 上1パンチ、その上1パンチと協働してダイのキャビティに充填された粉末を圧縮する上2パンチ、及び上1パンチの外周に配置する金型ガイドを有し、前記上1パンチの先端側が周方向に複数に分割され、その上1パンチの先端側分割部の外周に前記金型ガイドのガイド部を外嵌した粉末成形用プレス金型。
  2. 上1パンチの先端側分割部の外周に前記金型ガイドのガイド部を軸方向摺動可能に外嵌し、粉末の圧縮工程で前記ガイド部がダイに受け支えられて金型ガイドが上1パンチに対して相対的に持ち上がるようにした請求項1に記載の粉末成形用プレス金型。
  3. 粉末の圧縮工程で上1パンチに対して相対移動した金型ガイドを、圧縮完了後に元の位置に戻す復帰手段を付加した請求項2に記載の粉末成形用プレス金型。
  4. 前記金型ガイドを下向きに付勢する弾性体を設け、この弾性体を前記復帰手段として働かせるようにした請求項3に記載の粉末成形用プレス金型。
  5. プレス機の上ラムに支持されるシリンダアクチュエータを設け、そのシリンダアクチュエータで前記復帰手段を構成した請求項3に記載の粉末成形用プレス金型。
  6. 前記シリンダアクチュエータの出力軸を中空軸にしてその出力軸で前記金型ガイドを形成した請求項5に記載の粉末成形用プレス金型。
  7. 上2パンチの外周に縦長の嵌合溝を設け、その嵌合溝に上1パンチの先端側の分割部をスライド自在に嵌めた請求項1〜6のいずれかに記載の粉末成形用プレス金型。
JP2005295209A 2005-10-07 2005-10-07 粉末成形用プレス金型 Pending JP2007098460A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005295209A JP2007098460A (ja) 2005-10-07 2005-10-07 粉末成形用プレス金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005295209A JP2007098460A (ja) 2005-10-07 2005-10-07 粉末成形用プレス金型

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007098460A true JP2007098460A (ja) 2007-04-19

Family

ID=38025911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005295209A Pending JP2007098460A (ja) 2005-10-07 2005-10-07 粉末成形用プレス金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007098460A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014514160A (ja) * 2011-03-23 2014-06-19 アレヴァ・エヌセー メンテナンス性が改良されたプレス機
RU2677632C2 (ru) * 2014-05-27 2019-01-18 Коммиссариат А Л' Энержи Атомик Э Оз Энержи Альтернатив Пресс для формирования гранул в ограниченных и неблагоприятных условиях и способ сборки пресса

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09155598A (ja) * 1995-12-06 1997-06-17 Toyota Motor Corp 粉末成形装置
JPH11333596A (ja) * 1998-05-25 1999-12-07 Hitachi Powdered Metals Co Ltd 圧粉体の成形方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09155598A (ja) * 1995-12-06 1997-06-17 Toyota Motor Corp 粉末成形装置
JPH11333596A (ja) * 1998-05-25 1999-12-07 Hitachi Powdered Metals Co Ltd 圧粉体の成形方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014514160A (ja) * 2011-03-23 2014-06-19 アレヴァ・エヌセー メンテナンス性が改良されたプレス機
RU2677632C2 (ru) * 2014-05-27 2019-01-18 Коммиссариат А Л' Энержи Атомик Э Оз Энержи Альтернатив Пресс для формирования гранул в ограниченных и неблагоприятных условиях и способ сборки пресса

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4624183B2 (ja) 粉末成形方法
KR100988139B1 (ko) 스러스트축의 형단조 금형장치
JP4443847B2 (ja) 傘状粉末成形体の成形方法
JP2007098460A (ja) 粉末成形用プレス金型
JP2007118017A (ja) ダブルアクションプレス装置とプレス方法
JP4820281B2 (ja) 圧粉成形金型装置及びそれを用いた圧粉成形方法
JP2020507013A (ja) 変位補償を有するツールセット
JP4490241B2 (ja) 粉末成形装置
JP3857116B2 (ja) 粉末成形金型及び粉末成形品の製造方法
JP5861965B2 (ja) サイジング用金型
JP2005105316A (ja) 金型
JP4033289B2 (ja) 鍛造装置
JP5237027B2 (ja) 筒部材の製造方法
JP2007260756A (ja) 鍛造用金型装置
JP2969330B2 (ja) 粉末プレス装置
JP6503612B2 (ja) 圧粉体の製造方法
JP6503583B2 (ja) 圧粉体の製造方法
JP6213000B2 (ja) ベアリングキャップの再圧縮用金型装置
JP5693255B2 (ja) 粉体圧縮成形機及び成形物の製造方法
JP4161889B2 (ja) 円筒部品、その成形装置及びその成形方法
JP3151798B2 (ja) 粉末成形用金型
JP2011105970A (ja) 焼結体のサイジング方法
JP2009291830A (ja) 粉末成形装置
JP2005324201A (ja) 圧粉体成形金型装置
JP2005040811A (ja) 閉塞鍛造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20080924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110426

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110920