JP2007096658A - 無線送信装置および無線受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 インターリーブサイズを大きくして誤り訂正率を向上すると共に、復調処理時間を短縮するデータ伝送装置を提供する。
【解決手段】 無線送信装置10は、送信フレームを複数のブロックに分けてブロック毎にインターリーブ処理するインターリーブ部22と、インターリーブ処理単位となる各ブロックのサイズを、送信フレームの最終ブロックが送信フレーム内の他のブロックのサイズ以下となるように設定するフレーム構成部12とを備える。インターリーブ部22は、フレーム構成部12にて設定されたサイズに従ってインターリーブ処理を行う。フレーム構成部12は、設定したブロックサイズを示すフレーム構成情報を生成し、送信フレームにフレーム構成情報を付加する。無線送信装置10は、RF部14およびアンテナ16を備え、フレーム構成情報が付加された送信フレームを送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信における無線送信装置および無線受信装置に関する。
従来の無線LANなどの無線通信では、フェージングによる受信電力の低下がデータ伝送誤りを引き起こす。データ伝送誤りが生じることで誤り率が悪化し、通信品質が悪くなる。従来の無線通信装置では、送信データを誤り訂正符号化し、データ伝送誤りが生じたビットを受信側で訂正することで誤り率の改善を図っていた。
バースト誤りは、ある閾値以下の値の受信電力が続くことに起因して、連続的に誤りが発生する現象である。上記した誤り訂正符号は、バースト誤りに対しては効果が薄い。バースト誤りに起因する誤り率の増大に対する対策として、インターリーブ処理が知られている。インターリーブ処理では、送信データの隣接するビットを離れたビットと入れ替える。これにより、受信電力の低い場所が時間的に分散されるので、受信データのバースト誤りを防ぎ、誤り訂正能力を活かし誤り率の増大を防ぐことができる。
フェージングによる受信電力は、時間的に変動するため、インターリーブはできるだけ離れたビットと入れ替えることが望ましい。インターリーブサイズが大きくなると、誤り率の改善が見込める。特許文献1は、パケットごとに受信電力によりインターリーブサイズを変更する技術を開示している。
特開平6−77939号公報
しかし、インターリーブサイズを大きくすると、誤り訂正に要する処理時間が増大する。すなわち、インターリーブされたブロックをデインターリーブして元のデータを得るためには、インターリーブされたブロック全体のデータを受信するまで待たなければならない。
無線通信においては、フレームを受信したことを送信側に通知するACK(確認応答)の送信タイミングが規定されている。例えば、「High Speed Physical Layer (PHY) in 5GHzband」IEEE802.11a 1999では、最終データの受信から所定の制限時間(16ms)内にACKを返さなければならないことが規定されている。
ところが、インターリーブのサイズが大きくなって、復調処理に時間がかかるとACKを返す制限時間に間に合わない場合がある。ACKの返信が制限時間に間に合わないと送信側は再送処理を繰り返す。しかし、再送処理時にもACKの送信を制限時間内に行えないという同じ事象が起こるため受信を完了できない。このようにインターリーブサイズを大きくすることで通信品質の向上を図りたいという要求がある一方で、ACK返信の制限時間までに処理を終了できるサイズのインターリーブしか使用できない。
そこで、本発明は、上記背景に鑑み、インターリーブサイズを大きくして誤り訂正率を向上すると共に、復調処理時間を短縮する無線送信装置および無線受信装置を提供することを目的とする。
本発明の無線送信装置は、送信フレームを複数のブロックに分けてブロック毎にインターリーブ処理するインターリーブ部と、インターリーブ処理単位となる前記各ブロックのサイズを、前記送信フレームの最終ブロックが前記送信フレーム内の他のブロックのサイズ以下となるように設定するブロックサイズ設定部と、前記インターリーブ部にてインターリーブされたブロックを送信する送信部とを備える。
このように一の送信フレーム内におけるインターリーブブロックのサイズを可変とし、最終ブロックのサイズを他のブロックのサイズ以下とすることにより、最終ブロックの受信処理時間が短縮される。これにより、最終ブロックについては、受信処理時間が短いので、デインターリーブ処理を速やかに開始することができ、フレームの最終ブロックを受信してからデインターリーブ処理を完了するまでの時間を短縮できる。最終ブロック以外の他のブロックは、インターリーブサイズを大きくできるので、誤り訂正率の向上を図れる。
上記無線送信装置において、前記ブロックサイズ設定部は、最終ブロックのサイズを、最終ブロックの受信処理時間と最終ブロックの一つ前のブロックのデインターリーブ処理時間とが等しくなるように設定してもよい。
このように、最終ブロックの受信処理時間と一つ前のブロックのデインターリーブ処理時間とが等しい場合には、前のブロックのデインターリーブ処理の終了後速やかに最終ブロックのデインターリーブ処理を行える。
上記無線送信装置において、前記ブロックサイズ設定部は、前記最終ブロックに連続する複数のブロックが前記最終ブロックと同じサイズとなるようにサイズを設定してもよい。
このように他のブロック以下のサイズのブロックが複数含まれることにより、送信フレームの最終ブロック近くでは、送信フレームの他の部分のブロックサイズの影響を受けずに復号処理時間を短縮できる。
上記無線送信装置は、前記ブロックサイズ設定部にて設定されたブロックサイズを示すフレーム構成情報を生成するフレーム構成情報生成部を更に備え、前記送信部は、更に、前記フレーム構成情報生成部にて生成されたフレーム構成情報を送信してもよい。
この構成により、インターリーブの処理単位であるブロックのサイズをフレーム構成情報によって受信側に知らせることができる。
上記無線送信装置は、前記各ブロックの変調方式をそのブロックのサイズに基づいて変更し、前記フレーム情報生成部は、前記変調方式を示す情報を含むフレーム構成情報を生成してもよい。
最終ブロックのサイズは、同一フレーム内の他のブロックのサイズ以下であるので、インターリーブによる誤り訂正の効果が小さい。ブロック毎に変調方式を変えることができる構成により、最終ブロックの多値化率を小さく設定すれば、インターリーブによる誤り訂正効果が小さい分を補償することができ、フレーム全体の誤りを一定にできる。
上記無線送信装置は、前記各ブロックの符号化率をそのブロックサイズに基づいて変更し、前記フレーム情報生成部は、前記符号化率を示す情報を含むフレーム構成情報を生成してもよい。
最終ブロックのサイズは、同一フレーム内の他のブロックのサイズ以下であるので、インターリーブによる誤り訂正の効果が小さい。ブロック毎に符号化率を変えることができる構成により、最終ブロックの符号化率を小さく設定すれば、インターリーブによる誤り訂正効果が小さい分を補償することができ、フレーム全体の誤りを一定にできる。
本発明のMIMO送信装置は、送信フレームを複数のブロックに分けてブロック毎にインターリーブ処理するインターリーブ部と、インターリーブ処理単位となる前記各ブロックのサイズを、前記送信フレームの最終ブロックが前記送信フレーム内の他のブロックのサイズ以下となるように設定するブロックサイズ設定部と、前記インターリーブ部にてインターリーブされたブロックを複数のアンテナから送信する送信部とを備える。
この構成により、MIMO送信装置においても、本発明の無線送信装置と同様の効果が得られる。また、本発明の無線送信装置の各種の構成を本発明のMIMO送信装置に適用することも可能である。
上記MIMO送信装置は、前記ブロックサイズ設定部にて設定されたブロックサイズを示すフレーム構成情報を生成するフレーム構成情報生成部を更に備え、前記送信部は、更に、前記フレーム構成情報生成部にて生成されたフレーム構成情報を複数のアンテナから送信してもよい。
この構成により、インターリーブの処理単位であるブロックのサイズをフレーム構成情報によって受信側に知らせることができる。
本発明の無線受信装置は、無線送信装置から送信されるインターリーブされた複数のブロックおよびそのブロックに関するフレーム構成情報を受信する受信部と、前記フレーム構成情報からブロックのサイズを示す情報を取得し、そのブロックのサイズを示す情報に基づいて、受信した複数のブロックをデインターリーブして元のフレームを得るデインターリーブ部とを備える。
このようにフレーム構成情報からブロックのサイズを示す情報を取得し、その情報を用いてデインターリーブを行うことにより、異なるブロックサイズでインターリーブされたデータをデインターリーブすることができる。最終ブロックのサイズが他のブロック以下に設定されたフレームを受信した場合には、フレームの最終ブロックを受信してからデインターリーブ処理を完了するまでの時間を短縮できる。
本発明のMIMO受信装置は、無線送信装置から送信されるインターリーブされた複数のブロックおよびそのブロックに関するフレーム構成情報を複数のアンテナにて受信する受信部と、前記フレーム構成情報からブロックのサイズを示す情報を取得し、そのブロックのサイズを示す情報に基づいて、受信した複数のブロックをデインターリーブして元のフレームを得るデインターリーブ部と、デインターリーブ部にて得られたフレームを前記フレーム構成情報に基づいて符号化してレプリカを生成するレプリカ生成部と、前記レプリカ生成部にて生成されたレプリカを用いて、前記受信部にて受信した信号の干渉をキャンセルする干渉キャンセル部とを備える。
この構成により、MIMO受信装置においても、本発明の無線受信装置と同様の効果が得られる。特に、MIMO受信装置においては、レプリカ信号によって干渉キャンセルするためにデインターリーブ、インターリーブを行う回数が多いので、処理時間短縮の効果が大きい。
本発明によれば、最終ブロックのサイズを他のブロックのサイズ以下とすることにより、最終ブロックの受信処理時間が短縮され、フレームの最終ブロックを受信してからデインターリーブ処理を完了するまでの時間を短縮できると共に、他のブロックのサイズを大きくできるので、インターリーブによる誤り訂正能力の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態の無線送信装置10のブロック図である。無線送信装置10は、送信すべきデータから送信フレームを構成するフレーム構成部12と、送信フレームを変調する変調部20と、変調された送信フレームを送信するRF部14とを備えている。また、変調部20は、送信フレームを畳込み符号化する誤り訂正符号化部21と、誤り訂正符号化された送信フレームをインターリーブ処理するインターリーブ部22と、送信フレームのデータをマッピングするマッピング部23とを有している。
フレーム構成部12は、インターリーブブロックのサイズを設定する機能を有する。フレーム構成部12は、送信フレームがサイズの異なる2種類のインターリーブによって構成されるようにインターリーブブロックのサイズを設定する。ここでは、送信フレームの先頭から9ブロックは192ビットのサイズのインターリーブブロック、その後のブロックは48ビットのサイズに設定する。ここでは、最終ブロックを含む2ブロックを48ビットに設定しているが、最終ブロックのみを48ビットとしてもよい。また、フレーム構成部12は、それぞれのブロックの符号化率および変調方式をそのブロックサイズに応じて設定する。ここでは、フレーム構成部12は、192ビットのブロックの符号化率を3/4、変調方式をQPSK、48ビットのブロックの符号化率を1/2、変調方式をBPSKに設定する。
フレーム構成部12は、各インターリーブブロックのサイズ、符号化率、変調方式を示す情報を含むフレーム構成情報を生成し、生成したフレーム構成情報を送信すべきデータの前に付加する。また、フレーム構成部12は、送信すべきデータの末尾にテールビットを付加する。テールビットは、例えばすべて0からなる6ビットのデータである。テールビットにより、受信側では、従来と同様の性能でビタビ復号を行うことが可能となる。
ここで、本実施の形態のフレーム構成部12によって生成される送信フレームについて説明する。
図2(a)は、フレーム構成部12にて生成される送信フレームの構成を示す図である。送信フレームは、フレーム構成情報とデータとテールビットとにより構成される。
図2(b)は、フレーム構成情報を示す図である。フレーム構成情報は、各インターリーブブロックの符号化率、変調方式、インターリーブサイズと、全体のデータ長の情報を含んでおり、末尾にテールビットが付加されている。符号化率1、インターリーブサイズ1、変調方式1はフレームの先頭から9ブロックのインターリーブに関する情報である。符号化率2、インターリーブサイズ2、変調方式2はフレーム末尾の2個のインターリーブに関する情報である。なお、フレーム構成情報は、符号化率1/2、インターリーブサイズ48ビット、BPSK変調方式で変調することを予め定めておく。これにより、受信側でフレーム構成情報を復号することが可能となる。
図2(c)は、送信フレームを構成する各インターリーブブロックを示す図である。ただし、フレーム構成情報は含んでいない。フレーム構成情報は、独立したインターリーブブロックを構成する。本実施の形態では、符号化率3/4の192ビットのインターリーブブロックが先頭から9個続き、その後に、符号化率1/2の48ビットのインターリーブブロックが2個続いている。このように一の送信フレームを構成するインターリーブブロックを異なるサイズで構成することにより、誤り訂正率を向上しつつ受信側での処理を高速化できる。この点については、後に詳しく説明する。
フレーム構成部12は、生成したフレーム構成情報に含まれる符号化率、インターリーブブロックのサイズ、変調方式の情報をそれぞれ符号化率制御部24、インターリーブサイズ制御部25、変調方式制御部26に送信する。これにより、符号化率制御部24、インターリーブサイズ制御部25、変調方式制御部26は、フレーム構成部12により設定された条件によって、誤り訂正符号化部21、インターリーブ部22、マッピング部23を制御できる。
次に、誤り訂正符号化部21について説明する。誤り訂正符号化部21は、図3に示すような畳込み符号化器によって畳込み符号化を行う。畳み込み符号化器は、入力されたデータを(拘束長−1)段のシフトレジスタで保持し、入力されたデータに対し、過去の6データの値を利用して求めた2ビットをデータの畳み込み符号化結果として出力する。
誤り訂正符号化部21は、符号化率制御部24によって制御される。インターリーブ部22は、インターリーブサイズ制御部25によって制御される。マッピング部23は、変調方式制御部26によって制御される。また、符号化率制御部24、インターリーブサイズ制御部25および変調方式制御部26は、フレーム構成部12から送信されたフレーム構成情報に基づいて制御を行う。
図4は、本発明の第1の実施の形態の無線受信装置30のブロック図である。本実施の形態の無線受信装置30は、図1に示す無線送信装置10から送信されるデータを受信する。無線受信装置30は、データを受信するRF部32と、RF部32にて受信したデータを復調する復調部40と、受信データの先頭に含まれるフレーム構成データをデコードしてフレーム構成情報を取得するフレーム構成デコード部34とを備えている。また、復調部40は、受信データをデマッピングするデマッピング部41と、デマッピング部41にて受信したデータをデインターリーブして元のデータを取得するデインターリーブ部42と、デインターリーブ部42にて復元したデータに対して誤り訂正復号化を行う誤り訂正復号部43とを有している。
フレーム構成デコード部34は、デコードしたフレーム構成情報を復調方式制御部44、デインターリーブサイズ制御部45および符号化率制御部46に送信する。復調方式制御部44は、フレーム構成デコード部34から送信されたフレーム情報に基づいてデマッピング部41を制御する。デインターリーブサイズ制御部45は、フレーム構成デコード部34から送信されたフレーム情報に基づいてデインターリーブ部42を制御する。符号化率制御部46は、フレーム構成デコード部34から送信されたフレーム情報に基づいて誤り訂正復号部43を制御する。
次に、上記した無線送信装置10および無線受信装置30によってデータ送信を行うときの動作について説明する。
まず、無線送信装置10のフレーム構成部12は、送信フレームを構成するブロックのサイズ、符号化率、変調方式を決定する。そして、フレーム構成部12は、決定したそれぞれの符号化率、インターリーブサイズ、変調方式を含めたフレーム構成情報を生成する。なお、フレーム構成情報には、送信データの長さを示す情報を含める(図2(b)参照)。また、フレーム構成情報は、それぞれのサイズのブロックを何個含むかを示す情報を有してもよい。
次に、フレーム構成部12は、送信データの前にフレーム構成情報を付加し、送信データの末尾にテールビットを付加し、送信フレームを完成させる(図2(a)参照)。
続いて、誤り訂正符号化部21は、送信データ系列を畳み込み符号化する。符号化率制御部24は、フレーム構成情報に基づいて誤り訂正符号部のパンクチャ処理を制御する。パンクチャ処理は図3に示す畳み込み符号化器の出力ビット列から規則的にビットを削る。ビットを削る割合を変えることにより、符号化率を変化させることができる。例えば、符号化率を3/4にするには6ビット中2ビットを削り、符号化率を2/3にするには4ビット中1ビットを削る。
次に、インターリーブ部22は、誤り訂正符号化されたデータを並べ替えるインターリーブ処理を行う。インターリーブサイズ制御部25は、フレーム構成情報に基づいてインターリーブ部22のインターリーブサイズを制御する。例えば、サイズの異なるインターリーブを複数用意し、所望のサイズによって切り替えることで、インターリーブサイズを変更できる。なお、フレーム構成情報とデータとは、それぞれ、独立してインターリーブされ、生成されるインターリーブブロックも独立した構成となる。
次に、マッピング部23は、インターリーブされたフレーム構成情報及びデータを変調する。変調方式制御部26は、フレーム構成情報に基づいてマッピング部23の変調方式を制御する。例えば、マッピング部23にQPSKとBPSKの変調器を用意し、制御情報を基に切り替えて使用する。RF部14は、変調されたフレーム構成情報及びデータをフレームとして、アップコンバートしてアンテナ16から送信する。
無線受信装置30は、無線送信装置10から送信されたフレーム構成情報及びデータ(フレーム)を、アンテナ36を介して受信する。無線受信装置30のRF部32は、受信したフレーム構成情報及びデータをダウンコンバートする。無線受信装置30は、データを復調する前に、送信されたフレームの先頭に付加されたフレーム構成情報を、フレーム構成デコード部34にて解析する。フレーム構成情報はあらかじめ定められた符号化率、インターリーブサイズ、変調方式で変調されているので復号可能である。
フレーム構成デコード部34は、読み取ったフレーム構成情報を復調方式制御部44、デインターリーブサイズ制御部45および符号化率制御部46に送信する。これにより、復調方式制御部44、デインターリーブサイズ制御部45および符号化率制御部46は、フレーム構成情報に基づいて各処理を行うことができる。
デマッピング部41は、RF部32にてダウンコンバートされたデータを復調する。その後、デインターリーブ部42は、送信側で並べ替えたデータを元の順番に並べ直す。デインターリーブサイズ制御部45は、フレーム構成情報に基づいてデインターリーブ部42のデインターリーブサイズを制御する。例えば、インターリーブサイズ制御部45は、送信側と同様にサイズの異なるデインターリーバを用意し、フレーム構成情報に合わせて切り替えて使用する。
誤り訂正復号部43は、デパンクチャ処理とビタビ復号処理を行う。デパンクチャ処理は送信側のパンクチャ処理でデータビット列から削ったビットの場所にビット0とビット1に対して尤度が等しい値を挿入する。デパンクチャの符号化率は、デコードされたフレーム情報に基づいて符号化率制御部46によって制御される。その後、ビタビ復号器でデパンクチャしたデータに誤り訂正復号化を行い、データを出力する。
以上、第1の実施の形態の無線送信装置10および無線受信装置30について説明した。
第1の実施の形態の無線送信装置10は、送信フレームの最終ブロックおよびその一つ前のブロックのサイズを、先頭から9個のブロックのサイズより小さくなるようにフレームを構成する。これにより、誤り訂正率の向上を図れると共に、フレームを受信してからACKを返すまでの時間を短縮することができる。
図5は、第1の実施の形態の効果を説明するための図である。図5は、横軸に時間をとり、縦方向に受信側で行う処理を上から順に示した図である。無線受信装置30は、ブロック#1〜#11からなるデータを受信する(S1)。ブロック#1〜#9のサイズは192ビット、ブロック#10、#11のサイズは48ビットである。
無線受信装置30のデマッピング部41が、受信データの復調処理を行う(S2)。復調処理は受信信号を受信した順に行うので、復調処理出力は処理遅延時間t1だけ遅れて出力される。
次に、無線受信装置30のデインターリーブ部42が、復調されたデータに対してデインターリーブ処理を行う(S3)。デインターリーブ処理では、インターリーブサイズ分のデータ系列を並び替えて出力するため、インターリーブサイズ分のデータを一旦蓄積した後でなければ並び替えたデータを出力できない。従って、デインターリーブ部42による処理は、それぞれのインターリーブブロックの全データの復調が完了したときに開始される。従って、デインターリーブ処理により、時間t2の遅延が生じる。
続いて、無線受信装置30の誤り訂正復号部43が、デインターリーブされたデータに対してビタビ復号処理を行う(S4)。ビタビ復号処理は、デインターリーブ処理の完了後に行われるので、時間t3の遅延が生じる。また、ビタビ復号処理において、十分な精度を得るには、拘束長の数倍のトレースバック長を確保する必要である。従って、1インターリーブサイズのデータのビタビ復号を完了するためには次のデインターリーバの最初の部分のデータが必要となる。このため次のデインターリーブ処理が終わり、出力データがビタビ復号器に入力されないとデインターリーブ出力の後方のビットはビタビ復号を完了できず、ビタビ復号処理が中断される。これにより、ビタビ復号処理の処理が時間t4だけ中断され、処理が遅延する。なお、デインターリーブ処理が受信処理および復調処理より短時間で処理できるのは、一旦蓄積したデータを処理するからである。
以上のように、インターリーブブロック#1の受信処理(S1)の完了から、ビタビ復号処理(S4)の完了までの間に、時間t5の遅延が生じる。送信フレームの最終のインターリーブブロック#11がインターリーブブロック#1と同じサイズであると仮定すると、最終のインターリーブブロック#11についても受信処理(S1)の完了からビタビ復号処理(S4)の完了までにも時間t5の遅延が生じる。遅延時間t5がACKを送信する制限時間より長い場合には、ACKの送信が遅れるため、無線送信装置10から同じ送信フレームが再送されることになる。
本実施の形態では、最終の2つのインターリーブブロックのサイズを小さくしているため、送信フレームの受信処理(S1)の完了からビタビ復号処理(S4)の完了までの遅延時間を短縮することができる。
インターリーブブロック#10は、インターリーブブロック#9より小さいので、インターリーブブロック#10の受信、復号処理(S1、S2)は、インターリーブブロック#9のデインターリーブ処理中(S3)に完了する。従って、インターリーブブロック#9をビタビ復号する際には、次のインターリーブブロック#10のデインターリーブ処理(S3)が完了している。インターリーブブロック#9のデータのビタビ復号処理(S4)においては、時間t4に相当する処理待ち時間をなくすことができ、ビタビ復号結果を早く得られる。この処理待ち時間の短縮によりインターリーブブロック#10、#11のビタビ復号を早く完了できる。最終フレームの受信処理(S1)の完了からビタビ復号処理(S4)の完了までの処理時間t6を、サイズの大きいブロックの処理遅延時間t5より短縮できる。
従って、本実施の形態の無線送信装置10および無線受信装置30によれば、受信完了から復号完了までの処理時間を短縮できるので、フレームを受信したことを送信側に通知するACKを返すシステムの場合でも、通信プロトコルで規定された制限時間内にACKの送信を行える。また、最終ブロック以外では、大きいサイズのブロックをインターリーブ処理の処理単位として用いることができるので、受信性能を改善することができる。
また、本実施の形態では、インターリーブサイズの小さいブロックの変調方式および符号化率としてインターリーブサイズの大きいブロックより耐性の強い変調方式および符号化率を採用している(図2(b)参照)。これにより、インターリーブサイズが小さいブロックの受信性能を、インターリーブサイズを大きくしたブロックの受信性能と同じ程度に向上することにより、フレーム全体としての受信性能を均一化し、フレームエラー率の低減を図れる。
なお、本実施の形態では、フレーム構成情報を、データと共に送信するフレームに含めて送信する場合を説明したが、インターリーブサイズ、符号化率及び変調方式を、送信装置および受信装置の双方で予め決めておく場合は、フレーム構成情報をフレームに含めなくてもよい。
なお、本実施の形態では、誤り訂正符号に畳み込み符号を用いたが、これに限ったものではなく、LDPC符号のようなブロック符号を用いてもよい。図12、図13に示す構成の装置により、ブロック符号を適用できる。図12に示す無線送信装置10は、図1の誤り訂正符号化部21とインターリーブ部22とをブロック符号化部27に置き換え、インターリーブサイズ制御部25をブロックサイズ制御部28に置き換えた構成を有する。図13に示す無線受信装置30は、図4のデインターリーブ部42と誤り訂正復号部43とをブロック符号復号部47に置き換え、デインターリーブサイズ制御部45をブロックサイズ制御部48に置き換えた構成を有する。ブロック符号復号部47は、図5で示されるデインターリーブ処理(s3)とビタビ復号処理(s4)の処理を同時に行う事と等価である。したがってブロック符号を用いた場合でも同様の効果が得られる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態のMIMO送信装置50およびMIMO受信装置60について説明する。第2の実施の形態のMIMO送信装置50およびMIMO受信装置60は、MIMO方式の無線通信を行う。
図6は、第2の実施の形態のMIMO送信装置50およびMIMO受信装置60を示す図である。MIMO送信装置50は2本の送信アンテナ16を有し、MIMO受信装置60は、2本の受信アンテナ36を有する。なお、本実施の形態のアンテナ16,36の本数は一例であり、送受信アンテナ16,36の本数は2本に限られず、3本以上であってもよい。
図7は、MIMO送信装置50の構成を示す図である。MIMO送信装置50は、直並列変換部18、フレーム構成部12、変調部20、RF部14を備えている。フレーム構成部12、変調部20、RF部14の構成は、第1の実施の形態の無線送信装置10の構成と同じである。
直並列変換部18は、入力されたデータに直並列変換を施し、2つのストリームデータを出力する。フレーム構成部12は、符号化率、インターリーブサイズ、変調方式を決定し、フレーム構成情報を出力する。
変調部20は、誤り訂正符号化部21、インターリーブ部22、マッピング部23、符号化率制御部24、インターリーブサイズ制御部25、変調方式制御部26を備えている。符号化率制御部24は、フレーム構成情報に基づいて符号化率制御信号を生成し、符号化率御信号を誤り訂正符号化部21に入力する。インターリーブサイズ制御部25は、フレーム構成情報に基づいてインターリーブ制御信号を生成し、インターリーブ制御信号をインターリーブ部22に入力する。変調方式制御部26は、変調方式制御信号を生成し、変調方式制御信号をマッピング部23に入力する。
誤り訂正符号化部21は、符号化率制御信号に基づいてデータストリームst1に対して符号化を行い、符号化されたデータを出力する。インターリーブ部22は、符号化されたデータにインターリーブを施し、インターリーブされたデータを出力する。マッピング部23は、インターリーブされたデータに変調方式制御信号に基づいてBPSK変調、QPSK変調、多値変調を施し、変調された信号を出力する。
RF部14は、変調された信号に対して周波数変換、増幅などの処理を施し、送信信号を出力する。アンテナ16は、RF部14から送信信号を無線信号として送信する。データストリームst2に対しても上記と同様の処理を行い、アンテナ16から無線信号を送信する。
図8は、MIMO送信装置50から送信された信号を復調するMIMO受信装置60を示す図である。図8に示されるように、MIMO受信装置60は、2本の受信アンテナ36、RF部32、信号分離部38、1次復調部70、2次復調部80を備えている。RF部32は、受信アンテナ36にて受信した信号に対して、周波数変換、増幅等を行い、ベースバンド信号を出力する。
信号分離部38は、RF部32から入力されたベースバンド信号に対し、A/D変換、チャネル推定、周波数補償、信号分離等を行い、分離された信号とフレーム構成情報を出力する。分離方法はZF(Zero Forcing)、MMSE(Minimum Mean Squre Error)等の方法が考えられる。
1次復調部70は、分離された信号を入力とし、それぞれのストリームの信号を復調処理し、1次復調データを出力する。2次復調部80は、1次復調データとベースバンド信号を入力とし、ベースバンド信号と1次復調データを再変調したレプリカ信号を用いて干渉信号をキャンセルし、2次復調データを出力する。
図9は、MIMO受信装置60の1次復調部70の詳細な構成を示す図である。1次復調部70は、復調部40とフレーム構成デコード部34とを備えている。復調部40およびフレーム構成デコード部34は、第1の実施の形態の無線受信装置30の構成と同じである。復調部40は、デマッピング部41、デインターリーブ部42、誤り訂正復号部43、復調方式制御部44、デインターリーブサイズ制御部45、符号化率制御部46を有する。
フレーム構成デコード部34は、受信した復号データからフレーム構成情報をデコードし、フレーム構成情報を出力する。フレーム構成情報は、第1の実施の形態で説明した構成と同様である(図2(b)参照)。フレーム構成情報は、あらかじめ定められた符号化率、インターリーブサイズ、変調方式で変調されているので、フレーム構成デコード部34は、フレーム構成情報をデコード可能である。
復調方式制御部44は、フレーム構成デコード部34から入力されたフレーム構成データに基づいて復調方式制御信号を生成し、生成した復調方式制御信号をデマッピング部41に入力する。デマッピング部41は、信号分離後信号st1を復調方式制御信号に基づいてデマッピングデータに変換し、デマッピングデータを出力する。
デインターリーブサイズ制御部45は、フレーム構成デコード部34から入力されたフレーム構成情報に基づいて、デインターリーブ制御信号をデインターリーブ部42に入力する。デインターリーブ部42は、デマッピング部41から入力されたデマッピングデータに対しデインターリーブ制御信号に基づいてデインターリーブ処理を施し、デインターリーブデータを出力する。
符号化率制御部46は、フレーム構成デコード部34から入力されたフレーム構成情報に基づいて符号化率を決定し、符号化率制御信号を誤り訂正復号部に入力する。誤り訂正復号部43は、デインターリーブ部42から入力されたデインターリーブデータに対し、符号化率制御信号に基づいて誤り訂正復号を行い、復号データを出力する。
図10は、MIMO受信装置60の2次復調部80の詳細な構成を示す図である。2次復調部80は、1次復調されたデータを再変調する再変調部20と、再変調データからレプリカを生成し、受信データの干渉をキャンセルする干渉キャンセラ82と、干渉がキャンセルされた受信データさらに復調する再復調部40とを備える。再変調部20は、第1の実施の形態の無線送信装置10の変調部20の構成と同じであり、再復調部40は第1の実施の形態の無線受信装置30の復調部40の構成と同じである。
再変調部20は、誤り訂正符号化部21、インターリーブ部22、マッピング部23、符号化率制御部24、インターリーブサイズ制御部25、変調方式制御部26を有している。再変調部20は、1次復調部70から入力された1次復調データに対し、フレーム構成情報に基づいて送信側と同様の再変調処理を施し、変調信号を出力する。
干渉キャンセラ82は、受信ベースバンド信号と再復調信号を入力とし、受信ベースバンド信号から再復調信号を用いて作成したレプリカ信号を引く処理を施し、干渉キャンセル信号を出力する。
再復調部40は、デマッピング部41、デインターリーブ部42、誤り訂正復号部43、復調方式制御部44、デインターリーブサイズ制御部45、符号化率制御部46を有する。再復調部40は1次復調部70の復調部40と同様の復調処理を行う。再復調部40は、干渉キャンセル信号とフレーム構成情報を入力とし、1次復調部70の復調部40と同様の処理を施し、復調データを出力する。受信ベースバンド信号st2は上記と同様の方法で処理を行い、2次復調データを出力する。
図11は、第2の実施の形態のMIMO受信装置60による受信処理の流れを示す図である。フレーム受信からビタビ復号までの1次復調処理は、第1の実施の形態の場合と同じである。第2の実施の形態のMIMO受信装置60では、1次復調処理に続いて2次復調処理を行う。すなわち、MIMO受信装置60は、ビタビ復号されたビタビ復調データを用いて再変調を行う。ビタビ復調データは、誤り訂正符号化部21に順に入力され符号化されたデータを出力する(S5)。誤り訂正符号化部21は、入力データを順番に処理できるので符号化データ出力までの処理遅延はわずかである。
次に、再変調部20は、符号化されたデータに対してインターリーブ処理を行う(S6)。インターリーブ部22は、インターリーブサイズ分のデータを一時的に蓄積した後に順番を並べ替えて出力する。従って、インターリーブ処理の出力は、インターリーブサイズ分の時間t7だけ遅れて出力が開始される。
インターリーブされたデータはマッピング処理(S7)、干渉キャンセル処理(S8)を施され再復調部40に入力される。再復調部40は、干渉キャンセル処理された受信データに対してデマッピング処理を行う(S9)。マッピング処理(S7)、干渉キャンセル処理(S8)、デマッピング処理(S9)は、入力データを順に処理できるので、それぞれの出力までの処理遅延はわずかである。再復調部40は、デマッピングされたデータをデインターリーブ処理する(S10)。デインターリーブ処理では、インターリーブサイズ分の入力データを一旦蓄積した後に、入力データを並べ替えて出力する。従って、デインターリーブ処理は入力からビタビ復号出力までにインターリーブサイズ分の時間t8の遅延が生じる。
続いて、再復調部40は、デインターリーブされたデータをビタビ復号処理する(S11)。ビタビ復号の特性上、拘束長の5倍程度のデータの入力がデータを出力するために必要であるので、次のインターリーブサイズ分のデインターリーブ処理が終了するまでデータが出力できず、次のブロックのデインターリーブ処理が終了するまで時間t10の遅延が生じる。
以上説明したように、第2の実施の形態のMIMO受信装置60においては、受信したデータを符号化してレプリカ信号を生成し、レプリカ信号を減算して干渉をキャンセルした後に再度復号化を行う。MIMO受信装置60では、符号化、復号化の回数が多い分だけ、インターリーブ、デインターリーブによって起因する遅延時間が大きくなる。
第2の実施の形態においては、第1の実施の形態と同様に、末尾のブロックのサイズを小さくすることにより、複数回のデインターリーブ、インターリーブによって生じる遅延時間をそれぞれ短縮できるので、復調処理時間を大幅に短縮できる。
以上、本発明の無線送信装置および無線受信装置について実施の形態を挙げて詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記した実施の形態ではシングルキャリア方式について説明したが、マルチキャリア方式を用いてもよい。
また、上記した実施の形態における各インターリーブブロックの符号化率および変調方式は例示であって、符号化率および変調方式は上記した実施の形態と異なる条件としてもよい。
また、上記した実施の形態においては、送信フレームを2種類のサイズのインターリーブブロックに分ける例について説明したが、送信フレームを3種類以上のサイズのインターリーブブロックに分けてもよい。
また、上記した実施の形態においては、先頭から途中までのブロックより小さいサイズのブロックとして末尾の2個を小さいブロックとしたが、小さいブロックのブロック数は2個に限られない。小さいブロックは末尾の1個でもよいし、3個以上あってもよい。末尾の1ブロックのみを他のブロックより小さいブロックとする場合には、末尾のブロックを受信するための処理時間と、一つ前のブロックをデインターリーブするための処理時間とが等しくなるようなブロックサイズとすることが好ましい。これにより、一つ前のブロックのデインターリーブの終了と同時に、それに続く末尾のブロックのデインターリーブを行えるので、デインターリーブ処理の遅延時間をなくすことができる。
本発明によれば、誤り訂正率の向上を図ると共に、フレームの最終ブロックを受信してからデインターリーブ処理を完了するまでの時間を短縮できるというすぐれた効果を有し、MIMO方式の無線伝送方式等に有用である。
第1の実施の形態の無線送信装置の構成を示す図 (a)送信フレームフォーマットを示す図 (b)フレーム構成情報を示す図 (c)送信フレームを構成するインターリーブブロックを示す図 畳み込み符号化器を示す図 第1の実施の形態の無線受信装置の構成を示す図 無線受信装置における受信処理遅延時間について説明する図 第2の実施の形態のMIMO送信装置およびMIMO受信装置を示す図 MIMO送信装置の構成を示す図 MIMO受信装置の概略構成を示す図 1次復調部の構成を示す図 2次復調部の構成を示す図 MIMO受信装置における受信処理遅延時間について説明する図 第1の実施の形態の無線送信装置の変形例を示す図 第1の実施の形態の無線受信装置の変形例を示す図
符号の説明
10 無線送信装置
12 フレーム構成部
14 RF部
16 アンテナ
18 直並列変換部
20 変調部
21 誤り訂正符号化部
22 インターリーブ部
23 マッピング部
24 符号化率制御部
25 インターリーブサイズ制御部
26 変調方式制御部
27 ブロック符号化部
28 ブロックサイズ制御部
30 無線受信装置
32 RF部
34 フレーム構成デコード部
36 アンテナ
38 信号分離部
40 復調部
41 デマッピング部
42 デインターリーブ部
43 誤り訂正復号部
44 復調方式制御部
45 デインターリーブサイズ制御部
46 符号化率制御部
47 ブロック符号復号部
48 ブロックサイズ制御部
50 MIMO送信装置
60 MIMO受信装置
70 1次復調部
80 2次復調部
82 干渉キャンセラ

Claims (10)

  1. 送信フレームを複数のブロックに分けて、ブロック毎にインターリーブ処理するインターリーブ部と、
    インターリーブ処理単位となる前記各ブロックのサイズを、前記送信フレームの最終ブロックが前記送信フレーム内の他のブロックのサイズ以下となるように設定するブロックサイズ設定部と、
    前記インターリーブ部にてインターリーブされたブロックを送信する送信部と、
    を備える無線送信装置。
  2. 前記ブロックサイズ設定部は、最終ブロックのサイズを、最終ブロックの受信処理時間と最終ブロックの一つ前のブロックのデインターリーブ処理時間とが等しくなるように設定する請求項1に記載の無線送信装置。
  3. 前記ブロックサイズ設定部は、前記最終ブロックに連続する複数のブロックが前記最終ブロックと同じサイズとなるようにサイズを設定する請求項1に記載の無線送信装置。
  4. 前記ブロックサイズ設定部にて設定されたブロックサイズを示すフレーム構成情報を生成するフレーム構成情報生成部を更に備え、
    前記送信部は、更に、前記フレーム構成情報生成部にて生成されたフレーム構成情報を送信する請求項1〜3のいずれかに記載の無線送信装置。
  5. 前記各ブロックの変調方式をそのブロックのサイズに基づいて変更し、
    前記フレーム情報生成部は、前記変調方式を示す情報を含むフレーム構成情報を生成する請求項4に記載の無線送信装置。
  6. 前記各ブロックの符号化率をそのブロックサイズに基づいて変更し、
    前記フレーム情報生成部は、前記符号化率を示す情報を含むフレーム構成情報を生成する請求項4に記載の無線送信装置。
  7. 送信フレームを複数のブロックに分けて、ブロック毎にインターリーブ処理するインターリーブ部と、
    インターリーブ処理単位となる前記各ブロックのサイズを、前記送信フレームの最終ブロックが前記送信フレーム内の他のブロックのサイズ以下となるように設定するブロックサイズ設定部と、
    前記インターリーブ部にてインターリーブされたブロックを複数のアンテナから送信する送信部と、
    を備えるMIMO送信装置。
  8. 前記ブロックサイズ設定部にて設定されたブロックサイズを示すフレーム構成情報を生成するフレーム構成情報生成部を更に備え、
    前記送信部は、更に、前記フレーム構成情報生成部にて生成されたフレーム構成情報を複数のアンテナから送信する請求項7に記載のMIMO送信装置。
  9. 無線送信装置から送信されるインターリーブされた複数のブロックおよびそのブロックに関するフレーム構成情報を受信する受信部と、
    前記フレーム構成情報からブロックのサイズを示す情報を取得し、そのブロックのサイズを示す情報に基づいて、受信した複数のブロックをデインターリーブして元のフレームを得るデインターリーブ部と、
    を備える無線受信装置。
  10. 無線送信装置から送信されるインターリーブされた複数のブロックおよびそのブロックに関するフレーム構成情報を複数のアンテナにて受信する受信部と、
    前記フレーム構成情報からブロックのサイズを示す情報を取得し、そのブロックのサイズを示す情報に基づいて、受信した複数のブロックをデインターリーブして元のフレームを得るデインターリーブ部と、
    デインターリーブ部にて得られたフレームを前記フレーム構成情報に基づいて符号化してレプリカを生成するレプリカ生成部と、
    前記レプリカ生成部にて生成されたレプリカを用いて、前記受信部にて受信した信号の干渉をキャンセルする干渉キャンセル部と、
    を備えるMIMO受信装置。

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