JP2007095016A - 避難者確認システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 被災者の安否情報は、その家族、親類、友人、勤務先企業の関係者等にとって重要な情報であるが、災害時には電話回線が通じ難いことが多く、被災者が避難を完了したか、またどの避難所にいつ避難したかの情報を入手する良い方法やシステムがなかった。
【解決手段】 この発明における避難者確認システムは、避難所に設置された携帯端末11とデータセンタに設置されたサーバ21とネットワーク30とから概略構成されている。携帯端末11とサーバ21とは、制御部211と入退所履歴データベース216と住民情報テーブル217と避難所コードテーブル218とからなるデータベース部210を各々備えており、携帯端末11の接続選択部114は、ネットワーク30に接続されているかどうかを確認し、携帯端末11のデータベース部210またはサーバ21のデータベース部210のいずれかからネットワークに接続されているデータベース部210を選択する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、地震や洪水等の災害に被災した、住民等の避難所への避難状況を確認する避難者確認システムに関するものである。
従来より、地震、洪水等の災害時の被災者の安否状況の把握のために、種々のシステムが用いられてきた。例えば特許文献1には、被災者の本人認証を行った上で安否情報を登録できるようにするとともに、閲覧可能な安否情報を閲覧者によって制限して被災者の個人情報を保護できる安否情報登録システムが用いられてきた。
この安否情報登録システムは、概略、安否情報サーバとインターネットを介して接続された情報登録端末とから構成されている。また、この安否情報登録システムによる安否情報の登録の手順は以下の通りである。最初に、情報登録端末に設けられたICカードリーダで被災者のICカードを読み込むとともに、被災者が情報登録端末にパスワードを入力し、ICカードに記録されたパスワードと入力されたパスワードとが一致した場合に、情報登録端末はICカードに記録された電子証明書や個人識別IDをインターネットを介して安否情報サーバに送信する。次に、安否情報サーバは受信した電子証明書や個人識別IDを認証し、その認証完了の通知情報を情報登録端末に送信する。最後に、情報登録端末は、認証完了の通知情報を受信により安否情報入力画面を表示し、被災者がこの安否情報入力画面に入力した被災情報を、再度安否情報サーバに送信し、安否情報が登録される。
特開2004−234415
しかしながら、地震、洪水等の災害時には、インターネットをはじめとするネットワークは、避難所に引き込まれている回線が切断されると使用できず、例えば上記の安否情報登録システムでは安否情報サーバに接続ができなくなるという課題があった。
また、地震、洪水等の被災地には、仕事で出張していた人や観光で訪れていた人等、住民以外の人がいることも多く、その人々が安否情報登録システムを利用できるICカードを持っていないという課題があった。
特に被災者の安否情報は、その家族、親類、友人、勤務先企業の関係者等にとって重要な情報であるが、災害時には電話回線が通じ難いことが多く、被災者が避難を完了したか、またどの避難所にいつ避難したかの情報を入手する良い方法やシステムがなかった。
また、自治体や警察等の災害対策本部は、救援物資を確実に被災者に届けなければならないが、どの避難所にどのくらいの人数が避難しているかを、簡単かつ正確に把握するシステムがなかった。
上述の課題を解決し、目的を達成するために、この発明の避難者確認システムは、請求項1の記載によると、サーバと、端末と、ネットワークと、から構成される避難者確認システムにおいて、前記サーバは、住民の情報を保管するサーバ住民情報保管テーブルと、避難所のコードを保管するサーバ避難所コードテーブルと、避難者の避難所への入退所の履歴を保管するサーバ入退所履歴データベースと、サーバ制御部と、からなるサーバデータベース部を備え、前記端末は、住民の情報を保管する端末住民情報保管テーブルと、避難所のコードを保管する端末避難所コードテーブルと、避難者の避難所への入退所の履歴を保管する端末入退所履歴データベースと、端末制御部とからなる端末データベース部と、避難者の本人情報を入力する情報入力部と、前記サーバ制御部または前記端末制御部に接続する接続通信部と、前記接続通信部が前記サーバ制御部または前記端末制御部のどちらに接続するかを選択する接続選択部とからなるインターフェース部とを備え、前記接続選択部は、前記サーバと前記端末とが前記ネットワークを介して接続されている場合には前記接続通信部と前記サーバ制御部とを接続することを選択し、前記サーバと前記端末とが前記ネットワークの途絶により接続されていない場合には前記接続通信部と前記端末制御部とを接続することを選択し、前記接続通信部は、前記情報入力部で入力された前記本人情報をもとに作成された本人情報データを前記サーバ制御部または前記端末制御部に送信し、前記サーバ制御部または前記端末制御部は、受信した前記本人情報データをもとに避難者データを作成して前記入退所履歴データベースに保管するとともに、受信した前記本人情報データをもとに安否情報データを作成して送信することを特徴とする。
また、この発明の避難者確認システムは、請求項2の記載によると、前記サーバデータベース部は、サーバ情報取込部とサーバ情報取出部とを更に有することを特徴とする。
また、この発明の避難者確認システムは、請求項3の記載によると、前記端末データベース部は、端末情報取込部と端末情報取出部とを更に有することを特徴とする。
また、この発明の避難者確認システムは、請求項4の記載によると、前記サーバデータベース部はサーバ接続認証部を更に有し、前記端末データベース部は端末接続認証部を更に有し、前記インターフェース部がさらに有する暗号鍵入力部から入力される暗号鍵に従って前記接続通信部と前記サーバ制御部または前記端末制御部との接続を認証することを特徴とする。
また、この発明の避難者確認システムは、請求項5の記載によると、前記インターフェース部は、サーバ避難所コードテーブルまたは端末避難所コードテーブルに保管された避難所コードを記憶する端末情報記憶部を更に有することを特徴とする。
また、この発明の避難者確認システムは、請求項6の記載によると、前記サーバデータベース部はサーバ画面データ記憶部を更に有し、前記端末データベース部は端末画面データ記憶部を更に有し、前記インターフェース部がさらに有する画面表示部にサーバ画面データ記憶部または前記端末画面データ記憶部に記憶された画面データを表示することを特徴とする。
また、この発明の避難者確認システムは、請求項7の記載によると、前記本人情報はカードに記録された住民IDを少なくとも含むカードデータであり、前記サーバ制御部または前記端末制御部が受信した前記カードデータと住民情報テーブルに保管された住民情報データとから前記本人情報データを作成することを特徴とする。
また、この発明の避難者確認システムは、請求項8の記載によると、前記本人情報データは前記情報入力部から前記本人情報を直接入力されることで作成されることを特徴とする。
この発明により、地震、洪水等の災害に被災して避難所に避難した住民、観光客、出張者等の避難者が、どの避難所にいつ避難したかという安否情報を、その家族、親類、友人、勤務先企業の関係者等に確実に送信することが可能な避難者確認システムを提供することができた。
また、この発明により、地震、洪水等の災害でネットワークが途絶していても、避難者の安否情報を確実に送信することが可能な避難者確認システムを提供することができた。
さらに、この発明により、自治体や警察等の災害対策本部が、どの避難所にどのくらいの人数が避難しているかを、簡単かつ正確に把握することが可能な避難者確認システムを提供することができた。
この発明の実施の具体的形態例を、図1乃至図16を用いて以下に説明する。
図1はこの発明の避難者確認システムのハードウェア構成図であり、図2は避難者確認システムの機能ブロック図である。また、図3乃至図10はこの避難者確認システムで用いられる画面表示例であり、図3は避難者確認システムメニューの画面、図4は避難者入退所メニューのカードで入所の画面、図5は避難者入退所メニューの手入力で入所の画面、図6は避難者入退所メニューのカードで退所の画面、図7は避難者入退所メニューの手入力で退所の画面、図8は避難者情報取り出しメニューの画面、図9は避難者情報取り込みメニューの画面、図10は避難者情報集計メニューの画面を各々示している。また、図11乃至図16は、この避難者確認システムで用いられるデータや、データが登録されたデータテーブル、またはデータを保管するデータベースを示す例であり、図11は避難所のコードと避難所名が登録された避難所コードテーブル、図12は住民の詳細情報が登録された住民情報テーブル、図13は避難者データを保管する入退所履歴データベース、図14は避難者データを作成するための本人情報データ、図15は住民IDからなるカードデータ、図16は安否情報をメールで送信する際に利用される安否情報データを示している。
なお、この発明による避難者確認システムの実施例の説明において、本人情報とは避難者を特定する情報であり、避難者の住民ID、姓名、生年月日、年齢、性別等のいずれかひとつ、またはこれらを組み合わせた情報を示している。また、住民情報データとは予めコンピュータに登録された住民を特定するためのマスターデータであり、住民ID、姓名、生年月日、年齢、性別、住所、電話番号、安否情報を送信する送信先メールアドレス等、この発明による避難者確認システムを利用するために必要な全てを含むコンピュータ用データである。また、避難者データとは住民や、仕事で出張していた人または観光で訪れていた人等の住民以外の人が避難所へ避難した際に作成されるデータであり、姓名、生年月日、年齢、性別、避難所コード、避難所への入退所日時等からなるコンピュータ用データである。また、本人情報データとは、避難者データや安否情報データを作成する際に元になるデータであり、姓名、生年月日、年齢、性別等からなるコンピュータ用データである。また、安否情報データとは、安否情報をコンピュータ用メール等で送信する際のメールの内容を作成するためのデータであり、コンピュータ用メールアドレス、姓名、生年月日、年齢、性別、避難所名、避難所への入退所日時等からなるコンピュータ用データである。また、カードデータとは、ICカードや磁気カードに記録された住民IDのみ、または住民IDと姓名、生年月日、年齢、性別等の住民IDからなるコンピュータ用データである。
この発明における避難者確認システムを実現する装置のハードウェアの構成は、図1によると、避難所Aに設置された携帯端末11と携帯端末12に接続されたカードリーダ12と、避難所Bに設置された携帯端末13と携帯端末13に接続されたカードリーダ14と、避難所Cに設置された携帯端末15と携帯端末15に接続されたカードリーダ16と、避難所Dに設置された携帯端末17と携帯端末17に接続されたカードリーダ18と、データセンタに設置されたサーバ21と、災害対策本部に設置された端末19と、ネットワーク30とから概略構成されている。
地震、洪水等の災害の発生に伴い、自治体や警察等は、予め定められた地区内の小中学校、公民館、コミュニティーセンタ等を被災者の避難所として使用する。これらの避難所には、予め携帯端末とカードリーダが設置されているので、被災者は避難所に到着後、カードもしくは直接入力で、姓名、生年月日、、年齢、性別等の本人情報を携帯端末に入力する。
なお、携帯端末とカードリーダは、予め避難所に設置しておいても良いし、また、自治体や警察等が避難所の使用を始める際に搬入、設置しても良い。
また、後に詳細に説明するが、この発明の避難者確認システムを利用する地区の住民は、予め姓名、生年月日、年齢、性別、住所、電話番号、安否情報を送信する送信先メールアドレス等の情報を住民情報データとして登録するとともに、例えば、予め交付されている住民基本台帳カードなどのICカードや、住民情報データの登録とともに別途交付を受けるICカードや磁気カード等を利用して、避難所への避難の際には、これらのカードを利用して本人情報を携帯端末に入力する。
また、仕事で出張していた人や観光で訪れていた人等の住民以外の人が避難所へ避難した際には、姓名、生年月日、年齢、性別、安否情報を送信する送信先メールアドレス等の本人情報を、携帯端末に設けられたキーボード等を利用して、直接携帯端末に入力する。
携帯端末に入力された本人情報は、本人情報データとしてネットワーク30を介してデータセンタに設置されたサーバ21に送信される。サーバ21は、後に詳細に説明するように、受信した本人情報データに入退所時刻、避難所などの入退所履歴などの情報を付加した避難者データとして入退所履歴データベースに記録し、どの住民、観光客、出張者等が避難者として、どこの避難所にいつ避難したか等が保管される。また、サーバ21は、避難者の安否情報データとして、どこの避難所にいつ入所したか等を、予め登録された安否情報の送信先のメールアドレスに送信する。
また、自治体や警察等に設置された災害対策本部は、この災害対策本部に設置された端末19からネットワーク30を介してサーバ21に接続し、何名の避難者がどの避難所に避難した等の集計や、どの避難者がどこの避難所にいつ入所したか等の検索を行う。なお、図1においては、データセンタに設置されたサーバ21と災害対策本部に設置された端末19とは、別の場所に設置されているとしているが、例えばデータセンタ内に災害対策本部を設置する等として、ネットワーク30を介せずに、端末19をサーバ21に直接接続しても良い。
なお、この実施例においては、便宜上、避難所を避難所A、避難所B、避難所C、避難所Dの4カ所として、その各々に携帯端末11、13、15、17が設置されていると説明しているが、避難所の数や、避難所に設置された携帯端末の台数はこれに限定されるものではない。
次に、図2を用いて、この発明における避難者確認システムを実現する機能ブロックを説明する。
図2において、避難所Aに設置された携帯端末11は、インターフェース部110とデータベース部210とを備えている。インターフェース部110は、データベース部210と直接、または、ネットワーク30を介して接続されることで、データベース部210と通信を行う接続通信部111と、接続状況や入力内容等を表示する画面表示部112と、カードリーダ12やキーボードと接続されて各種情報を入力する情報入力部113と、複数のデータベース部210のうち、どのデータベースに接続するかを選択する接続選択部114と、データベース部210との接続を認証するための暗号鍵を入力する暗号鍵入力部115と、携帯端末がどの避難所に設置されたか等を記憶する端末情報記憶部116とから概略構成されている。
また、データベース部210は、データベース部210全体を制御する制御部211と、インターフェース部110の画面表示部で表示するメニュー画面等の画面データを記憶する画面データ記憶部212と、インターフェース部110の暗号鍵入力部115で入力された暗号鍵の情報を受け取り、接続を認証する接続認証部213と、データベース部に各種情報を取り込む情報取込部214と、データベース部に保管されている各種データを取り出す情報取出部215と、避難者の入退所の履歴を保管する入退所履歴データベース216と、住民の姓名、生年月日、年齢、性別、住所、電話番号等の住民情報を保管する住民情報テーブル217と、各避難所のコードを保管する避難所コードテーブル218とから概略構成されている。
また、データセンタに設置されたサーバ21は、データベース部210から構成され、このデータベース部210は、データベース部210全体を制御する制御部211と、インターフェース部110の画面表示部で表示するメニュー画面等の画面データを記憶する画面データ記憶部212と、インターフェース部110の暗号鍵入力部115で入力された暗号鍵の情報を受け取り、接続を認証する接続認証部213と、データベース部に各種情報を取り込む情報取込部214と、データベース部に保管されている各種データを取り出す情報取出部215と、避難者の入退所の履歴を保管する入退所履歴データベース216と、住民の姓名、生年月日、年齢、性別、住所等の住民情報を保管する住民情報テーブル217と、各避難所のコードを保管する避難所コードテーブル218とから概略構成されている。
なお、図2においては、避難所に設置された携帯端末は、避難所Aの携帯端末11のみを図示しているが、当然にネットワーク30には、他の避難所に設置された、携帯端末11と機能が同一の携帯端末13、15、17等が接続されている。
また、図2においては、災害対策本部の端末19が図示されていないが、この端末19は、機能ブロックの上で携帯端末と同一となっており、携帯端末11と同様にネットワーク30に接続されている。
なお、避難所Aに設置された携帯端末11のデータベース部210と、データセンタに設置されたサーバ21のデータベース部210とは、構成が同一である。この2つのデータベース210が同一であることが、この発明の避難者確認システムの大きな特徴である。
次に図1および図2を利用して、この発明の避難者確認システムの手順の概略を説明する。
地震、洪水等の災害の発生後、自治体や警察等は、避難所Aで避難者確認システムを利用するために携帯端末11とカードリーダ12を設置、起動する。携帯端末11の起動は、例えば携帯端末11がノート型パーソナルコンピュータであれば、電源を投入後、所定のIDとパスワードを入力することで行う。また、避難者確認システムの起動は、避難者確認システムをノート型パーソナルコンピュータ上で実現する避難者確認システム用コンピュータプログラムを動作させることにより行う。
なお、携帯端末11は、上記のようにノート型パーソナルコンピュータでも良いし、また、所謂PDAや携帯電話等の情報処理が可能な端末であれば使用が可能である。また、この実施例では避難所に設置する端末を携帯端末としたが、災害時に避難所として利用されることがわかっている施設等の避難所に設置したままにしておいて良い端末や、持ち運びの予定のない端末は、デスクトップ型パーソナルコンピュータを利用しても良い。
この避難者確認システム用コンピュータプログラムを起動すると、当該コンピュータプログラムは、インターフェース部110の接続通信部111を動作させ、データベース部210に接続を要求する。なお、データベース部210は、ネットワーク30を介したサーバ21上と、携帯端末11内との両方に存在する。このため、接続通信部111がデータベース210へ接続要求する際には、接続選択部114は、携帯端末11がネットワーク30に接続しているか否かを判断し、ネットワーク30に接続している場合にはサーバ21上のデータベース部210に接続し、ネットワーク30に接続していない場合には携帯端末11内のデータベース部210に接続することを選択する。
接続選択部114が、サーバ21上のデータベース部210に接続するか、携帯端末11内のデータベース部210に接続するかを選択後、接続通信部111は、データベース部210の制御部211に、データベース部210への接続要求を送信する。制御部211は、接続通信部111の接続要求を受信後、画面データ記憶部212から接続認証するための画面データを読み出し、接続通信部111へ送信するとともに、認証用の暗号鍵を要求する。
接続通信部111は、制御部211から送信されてきた接続認証するための画面データを受信後、画面表示部112へ送る。画面表示部112は、送られてきた接続認証するための画面データを携帯端末に備えられた液晶画面等の表示画面に表示するとともに、データベース部210から認証用の暗号鍵が要求されていることを、例えばメッセージ等にて表示する。
この発明の避難者確認システムにおいての暗号鍵とは、接続通信部111と制御部211との間で行われる通信を暗号通信とする際に、暗号を解除するためにある範囲の整数から選ばれた1個の整数のことである。この発明の避難者確認システムでは、インターフェース部110とデータベース部210との間の通信はすべて暗号化されており、この暗号鍵を使用してデータを暗号化している。
具体的には、携帯端末11の表示画面に認証用の暗号鍵の要求のメッセージ等が表示されたら、暗号鍵が記憶されたUSB(Universal Serial Bus)機器等を携帯端末11に接続する。暗号鍵入力部115は、この暗号鍵が記憶されたUSB機器等が携帯端末11に接続されたことを確認し、その暗号鍵の情報を接続通信部111からデータベース部210の制御部211に送信する。制御部211は、受信した暗号鍵を接続認証部213に送り、この接続認証部213が接続の認証を行う。この接続認証部213で接続の認証が完了したら、制御部211は、画面データ記憶部212から避難者確認システムのメニュー画面データを読み出し、接続通信部111へ送信する。接続通信部111は、受信した避難者確認システムのメニュー画面データを画面表示部112へ送り、画面表示部112は、送られてきた避難者確認システムのメニュー画面データを携帯端末に備えられた液晶画面等の表示画面に表示する。
この発明の避難者確認システムでは、このように暗号鍵を使用することにより、住民の姓名、生年月日、年齢、住所等の本人情報データを安全かつ確実に送受信することが可能である。なお、データベース部210に接続するために、さらに予め認証を受けたログインIDとパスワード等を設けることも可能である。
このインターフェース部110とデータベース部210との接続の完了後、端末情報記憶部116に避難所コードが記憶されているかが確認される。この避難所コードの確認は、以後の避難者の本人情報データの登録で、避難者がどの避難所に入所したかを記録するために必要であり、避難所コードが端末情報記憶部116に記憶されていない場合には、端末11の表示画面に避難所コードの入力をするように、例えばメッセージ等を表示して入力するように要求する。この避難所コードの入力は、情報入力部113に接続されたキーボード等を利用して入力する。
なお、避難所コードの入力では、直接避難所コードを数字で入力する方法や、データベース部210の避難所コードテーブル218から避難所コード一覧を表示画面に表示して選択する方法、または、直接避難所名を入力して、該当する避難所コードを避難所コードテーブル218と照合し、変換して入力する方法等、様々な方法をとることが可能である。
このような手順を経ることにより、この発明の避難者確認システムが起動し、携帯端末11に避難者の本人情報が入力可能となる。このように携帯端末11が設置された避難所Aでは、到着した避難者は、携帯端末11の表示画面に表示された避難者確認システムのメニューに従い、カードもしくは直接入力で、姓名、生年月日、年齢、性別等の本人情報を携帯端末11に入力する。なお、ここでいうカードとは、カードデータが記録されたICカード等であり、例えば住民基本台帳カード等が利用される。
なお、ICカードとは、キャッシュカード大のプラスチック製カードに極めて薄い半導体集積回路からなる記憶領域を埋め込み、この記憶領域に情報を記録できるようにしたカードのことである。また、住民基本台帳カードとは、住民基本台帳ネットワークシステム(各地方自治体が管理する住民基本台帳を電子化し、コンピュータネットワークを介して共有するシステム)での本人確認に利用するICカードのことである。この住民基本台帳カードは、住民基本台帳ネットワークシステム上の利用以外に、各自治体の独自利用のための記憶領域が確保されており、各自治体は条例の定めるところにより、条例に規定する目的のために、この独自利用のための記憶領域を利用することができる。
この自治体の独自利用のための記憶領域には、例えば、少なくとも住民IDと、必要に応じて姓、名、性ふりがな、名ふりがな、生年月日、年齢、性別等が予め記録されている。なお、この実施例でのカードデータは住民IDのみとしている。
このカードデータとしての住民IDは携帯端末11に接続されたカードリーダ12で読み込まれて、携帯端末11の情報入力部113から接続通信部111を介してデータベース部210の制御部211に送信される。制御部211は、受信したカードデータの住民IDに該当する住民情報データを、住民情報テーブル217に保管された複数の住民情報データから住民IDを参照することにより抽出し、この住民情報データから本人情報データを作成して一時保管する。
なお、この住民基本台帳カードからのカードデータの読み出しでは、カードデータにパスワードを別途設定しておいて、携帯端末11の表示画面上にパスワードの入力を要求する画面を表示させるようにしてもよい。
また、カードを所有しない避難者は、携帯端末11に設けられたキーボード等を利用して、姓名、生年月日、年齢、性別、安否情報を送信したい送信先メールアドレス等の本人情報を直接携帯端末11の情報入力部113に入力する。入力された本人情報は本人情報データとして、携帯端末11の情報入力部113から接続通信部111を介してデータベース部210の制御部211に送信される。制御部211は、受信した本人情報データを一時保管する。
このようにして携帯端末11の情報入力部113から入力された本人情報は、データベース部210の制御部211に一時保管される。
また、このカードデータとしての住民IDが携帯端末11の情報入力部113から接続通信部111を介してデータベース部210の制御部211に送信される際には、端末情報部116に記憶されている避難所コードも併せて接続通信部111を介してデータベース部210の制御部211に送信される。
同様に、カードを所有しない避難者がキーボード等を利用して直接携帯端末11の情報入力部113に直接入力した本人情報が本人情報データとして、携帯端末11の情報入力部113から接続通信部111を介してデータベース部210の制御部211に送信された際にも、端末情報部116に記憶されている避難所コードが併せて接続通信部111を介してデータベース部210の制御部211に送信される。
制御部211は、一時保管した本人情報データと受信した避難所コードをもとに避難者データを作成する。具体的には、制御部211は、受信した避難所コードと避難所コードテーブルとを比較し、一時保管した本人情報データに該当する避難者がどの避難所に入所したかの避難所名を本人情報データに付加するとともに、携帯端末11でカードデータが読み込まれた日時、または携帯端末で本人情報を直接入力した日時等の避難日時を本人情報データに付加して避難者データを作成する。制御部211は、このようにして作成された避難者情報を入退所履歴データベースに保管する。
また、制御部211で受信されたデータがカードデータであれば、制御部211は、カードデータの中に記録されている住民IDと住民情報テーブル218の住民IDとを比較して住民情報テーブルに保管されている安否情報を送信したい送信先メールアドレスを読み込むとともに、入退所履歴データベースから該当する避難者データを読み込み、避難者の安否情報データを作成して、送信先メールアドレスへ避難者の姓名、年齢、性別、入所した避難所とその日時等を送信する。
また、制御部211で受信された本人情報データが姓名、生年月日、年齢、性別、安否情報を送信したい送信先メールアドレス等が直接入力された本人情報データであれば、制御部211は、受信した本人情報データから安否情報データを作成し、送信先メールアドレスへ避難者の姓名、年齢、性別、入所した避難所とその日時等を送信する。
また、避難者が避難所Aを退所する場合にも、同様の手順で、カードを所有しているかいないか如何に関わらず、本人情報データから避難者が避難所を退所したことを記載した安否情報データが作成されて送信先メールアドレスへ送信される。
なお、この発明の避難者確認システムでは、データベース部210が、ネットワーク30を介したサーバ21上と、携帯端末11内との両方に存在し、接続通信部111がデータベース210へ接続要求する際には、接続選択部114は携帯端末11がネットワーク30に接続しているか否かを判断するようになっており、接続通信部111がネットワーク30に接続している場合にはサーバ21上のデータベース部210に接続し、ネットワーク30に接続していない場合には携帯端末11内のデータベース部210に接続することを選択するとしている。このため、避難所Aの携帯端末11がネットワーク30に接続されている場合には、上記の本人情報データや本人情報データから作成される避難者データや安否情報データは、サーバ21上のデータベース部210に保管されてこの発明の避難者確認システムで利用される。具体的には、本人情報データはサーバ21上のデータベース部210の制御部211に一時保管され、避難者データはサーバ21上のデータベース部210の入退所履歴データベース216に保管され、安否情報データはサーバ21上のデータベース部210の制御部211によって送信先メールアドレスへ送信される。
また、避難所Aの携帯端末11がネットワーク30の途絶等により接続されていない場合には、上記の本人情報データや本人情報データから作成される避難者データや安否情報データは、携帯端末11内のデータベース部210に保管されるようになっている。なお、このように、この避難所Aの携帯端末11がネットワーク30に接続されていない場合には、携帯端末11上のデータベース部210の制御部211が安否情報データを送信先メールアドレスへ送信することは不可能である。このため、携帯端末11がネットワーク30に接続されていない場合には、安否情報データは、携帯端末11上のデータベース部210の制御部211で一時保管されるようになっている。
なお、この実施例においては、携帯端末11がネットワーク30に接続しているかいないかに関わらず、本人情報データは、データベース部210の制御部211で保管すると説明しているが、本人情報データを保管する記憶部を別途設けて、当該記憶部で保管するようにしてもよい。また、携帯端末11がネットワーク30の途絶等によりネットワークに接続していない場合には、本人情報データや安否情報データは、データベース部210の制御部211で一時保管すると説明しているが、本人情報データや安否情報データを保管する記憶部を別途設けて、当該記憶部で保管するようにしても良いし、また、携帯端末11のデータベース部210に接続通信部111を介して接続している端末情報記憶部116に保管するようにしても良い。
このように、避難所Aの携帯端末11がネットワーク30に接続されていない場合には、本人情報データや本人情報データから作成される避難者データ、安否情報データは携帯端末11のデータベース部210に保管されることになるが、自治体や警察が各避難所の避難した避難者の人数や、避難者の入退所の状況を把握するためには、後に説明するように、災害対策本部に設置された端末19で、データセンタに設置されているサーバ21内のデータベース部210を確認しなければならない。このため、避難所Aの携帯端末11のデータベース部210に保管された本人情報データ、避難者データ、安否情報データのうち、避難者データと安否情報データは、情報取出部215からUSBメモリや外付けハードディスクドライブ等の外部記憶装置に取り出され、各避難所を救援物資の避難所等で巡回している自治体や警察等がデータセンタや災害対策本部に持ち込む。
データセンタや災害対策本部に持ち込まれたUSBメモリや外付けハードディスクドライブ等の外部記憶装置は、データセンタのサーバ21内のデータベース部210の情報取込部214、または、災害対策本部の端末19内のデータベース部210の情報取込部214に接続される。
外部記憶装置がデータセンタのサーバ21の情報取込部214に接続された場合には、サーバ21内のデータベース部210の制御部211は、情報取込部214に接続された外部記憶装置から、避難者データ、安否情報データを読み込み、避難者データは入退所履歴データベース216に保管し、安否情報データは送信先メールアドレスへ送信される。
また、外部記憶装置が災害対策本部の端末19の情報取込部214に接続されている場合には、端末19内のデータベース部210の制御部211は、情報取込部214に接続された外部記憶装置から、避難者データと安否情報データを読み込み、接続通信部111からデータセンタ内のサーバ21に接続して送信する。この災害対策本部から送信され、サーバ21内の制御部211で受信した避難者データは、入退所データベース216に保管される。また、災害対策本部から送信され、サーバ21内の制御部211で受信した安否情報データは、サーバ21内の制御部211が改めて送信先メールアドレスへ送信する。
なお、携帯端末11の情報取込部214は、ネットワーク30の途絶等によりサーバ21のデータベース部210に接続していない時に、住民情報テーブル217や避難所コードテーブル218を更新しなければならない際にも利用可能である。即ち、データセンタのサーバ21の情報取出部215にUSBメモリや外付けハードディスクドライブ等の外部記憶装置を接続し、住民情報テーブル217やや避難所コードテーブル218を外部記憶装置に保存して避難所Aまで持ち込み、外部記憶装置を携帯端末11の情報取込部214に接続して携帯端末11の住民情報テーブル217や避難所コードテーブル218に書き込むことで住民情報テーブル217や避難所コードテーブル218の更新を行う。
このようにして、データセンタ21のデータベース部210に保管された本人情報データ等は、自治体や警察等が各避難所の避難した避難者の人数や、避難者の入退所の状況を把握するために利用される。具体的には、災害対策本部に設置された端末19でこの発明の避難者確認システムを起動しメニューを表示させる。この避難者確認システム用のメニューには、避難者情報集計のボタンが設けられており、このボタンを選択すると、端末19の接続表示部111はデータセンタのサーバ21の制御部211に接続し、制御部211が避難者の情報を集計するよう要求する。制御部211は入退所履歴データベース216を集計して、その集計結果と、画面データ記憶部212に記憶された集計結果を表示するための画面データとを端末19の接続通信部111に送信する。
端末19の接続通信部111で受信した避難者の情報の集計結果と、集計結果を表示するための画面データとは画面表示部112に送られ、端末19に備えられた液晶画面等の表示画面に表示される。自治体や警察等は、この表示された画面により、各避難所の避難した避難者の人数や、避難者の入退所の状況を把握する。
なお、この発明の避難者確認システムを実現させるためのコンピュータプログラムは、例えばインターフェース部110の接続通信部111と画面表示部112等は、WWW(World Wide Web)ブラウザ等を利用することが可能である。このWWWブラウザとは、インターネットやイントラネットで標準的に用いられるコンピュータ用ドキュメントシステムを使用してインターネット上で公開されている文書を閲覧するためのコンピュータ用プログラム(アプリケーションソフト)であり、インターネットからHTML形式で記述されたテキストファイルや画像ファイル等を取り込んで(ダウンロードして)レイアウトを解析し、表示・再生する機能や、所定のフォームを使用してデータをWWWサーバに送信したり、各種スクリプト言語(簡易プログラミング言語)で記述されたコンピュータ用アプリケーションソフトを動作させることが可能である。
以上のように、この発明の避難者確認システムを利用することで、地震、洪水等の災害でネットワークが途絶していても、避難所に避難した住民、観光客、出張者等の避難者が、どの避難所にいつ避難したかという安否情報を、その家族、親類、友人、勤務先企業の関係者等に確実に送信することが可能である。また、この発明の避難者確認システムを利用することで、自治体や警察等の災害対策本部が、地震、洪水等の災害でネットワークが途絶していても、どの避難所にどのくらいの人数が避難しているかを、簡単かつ正確に把握することが可能である。
次に、図3乃至図10を用いて、この発明の避難者確認システムで避難所に設置された携帯端末11や災害対策本部に設置された端末19等の端末に表示される各種画面を説明する。
図3は、この発明の避難者確認システムを起動した際に、携帯端末11や端末19等の端末に表示される避難者確認システムメニューの画面である。このメニュー画面は、図3によると、「避難所入退所記録」欄と、「安否メール配信」欄と、「避難者情報集計」欄と、「避難者情報共有(ネットワーク不通時)」欄とから概略構成されている。また、この避難者確認システムメニューの右上には携帯端末11が設置されている避難所名が表示されている。
「避難所入退所記録」欄は、避難所に避難した避難者の入退所を記録する項目欄であり、携帯端末11等の情報入力部113に接続されたマウス等のポインティングディバイスやキーボード等を利用して、避難所への入退所の際に選択する。
また「安否メール配信」欄は、避難所に避難した避難者が避難所へ入所した際、または避難所から退所した際に、入退所を記録した後に選択する項目欄であり、先に説明したデータベース部210の制御部211で一時保管された本人情報データから安否情報データを作成し、安否情報を送信したい送信先メールアドレスへ安否情報を送信する際に選択する。
また、「避難者情報集計」欄は、避難所の管理者や自治体や警察等の災害対策本部が各避難所へ避難した避難者の人数や、避難者の入退所の状況を把握する際に使用する項目欄である。この「避難者情報集計」欄が選択されると、端末11等の接続表示部111はデータセンタのサーバ21の制御部211に接続し、制御部211が避難者の情報を集計するよう要求する。制御部211は入退所履歴データベース216に保管された避難者データを集計して、その集計結果と、画面データ記憶部212に記憶された集計結果を表示するための画面データとを端末19の接続通信部111に送信して、避難者の情報の集計結果と、集計結果を表示するための画面データとを表示画面に表示する。
また、「避難者情報共有(ネットワーク不通時)」欄は、ネットワーク30の途絶等により、携帯端末11がネットワーク30に接続していない場合に使用する項目欄である。この「避難者情報共有(ネットワーク不通時)」欄で「取り出し」欄が選択されると、データベース部210の制御部211は、入退所履歴データベース216から、入退所した避難者の避難者データを取り出して情報取出部215へ送るとともに、データベース部210の制御部211で一時保管されている安否情報データを情報取出部215へ送る。この情報取出部215に送られた避難者データや安否情報データは、情報取出部215に接続されたUSBメモリや外付けハードディスクドライブ等の外部記憶装置に送られて、情報の取り出しが行われる。
また、この「避難者情報共有(ネットワーク不通時)」欄で「取り込み」欄が選択されると、データベース部210の制御部211は、情報取込部214に接続されたUSBメモリや外付けハードディスクドライブ等の外部記憶装置から、データセンタに設置されたサーバ21で外部記憶装置に書き込みされた最新の住民情報テーブルや避難所コードテーブル、または最新の入退所履歴データベース216の避難者データを読み込む。これら最新の住民情報テーブル、避難所コードテーブル、または最新の入退所履歴データベースの避難者データは、携帯端末11のデータベース部210の住民情報テーブル217、避難所コードテーブル218、または入退所履歴データベース216へ送られて書き込みが行われる。
図4は、図3の「避難者入退所記録」欄を選択した際に画面に表示される避難者入退所メニューの一例であり、この避難者入退所メニューに表示される「カードで入所」欄、「カードで退所」欄、「手入力で入所」欄、「手入力で退所」欄のうち、「カードで入所」欄を選択した際に表示される画面である。避難所に避難した避難者が住民等のカードを所有する人である場合に、図3の避難者確認システムメニューの「避難所入退所記録」欄を選択して、図4の避難者入退所メニューの「カードで入所」欄を選択すると、「入所される方のカードを挿入してください。」というメッセージが表示される。このメッセージが表示された状態で、携帯端末11のカードリーダ12にカードを挿入等すると、カード内に記録されたカードデータとしての住民IDがカードリーダ12により読み込まれ、情報入力部112を介して接続通信部111からデータベース部210の制御部211へ送信される。なお、カードが無線式ICカードの場合には、ICカードをカードリーダ12へ近づけるだけでICカード内に記録された住民IDが読み込まれる。なお、この避難者入退所メニューの「カードで入所」の画面の右上には携帯端末11が設置されている避難所名が表示されている。また、図4において、避難者入退所メニューに表示される「カードで入所」欄、「カードで退所」欄、「手入力で入所」欄、「手入力で退所」欄のうち、選択した「カードで入所」欄は太線枠で表示され、それ以外の欄は破線枠で表示される。
図5は、図3の「避難者入退所記録」欄を選択した際に画面に表示される避難者入退所メニューの一例であり、この避難者入退所メニューに表示される「カードで入所」欄、「カードで退所」欄、「手入力で入所」欄、「手入力で退所」欄のうち、「手入力で入所」欄を選択した際に表示される画面である。避難所に避難した避難者が観光客や出張者等のカードを所有しない人である場合に、図3の避難者確認システムメニューの「避難所入退所記録」欄を選択して、図5の避難者入退所メニューの「手入力で入所」欄を選択すると、「入所される方の情報を入力して下さい。」というメッセージが表示され、本人情報を入力する画面が表示される。この避難者入退所メニューの「手入力で入所」の画面の右上には携帯端末11が設置されている避難所名が表示されている。また、図5において、避難者入退所メニューに表示される「カードで入所」欄、「カードで退所」欄、「手入力で入所」欄、「手入力で退所」欄のうち、選択した「手入力で入所」欄は太線枠で表示され、それ以外の欄は破線枠で表示される。さらに、「入所される方の情報を入力して下さい。」というメッセージの下には、本人情報を入力する「本人」の「姓」欄、「名」欄、「姓ふりがな」欄、「名ふりがな」欄、「年齢」欄、「性別」欄の6つの欄と、避難者に同伴された幼児や未就学児童等の付帯者の情報を入力する「付帯者情報1」の「姓」欄、「名」欄、「姓ふりがな」欄、「名ふりがな」欄、「年齢」欄、「性別」欄の6つの欄と、入所した避難者の安否情報を送信したい送信先メールアドレスを入力する「メール配信先」欄と、入力が完了した後に本人情報を本人情報データとして送信するための「送信」欄とが表示されている。
この避難者入退所メニューの「手入力で入所」の画面が表示された後、マウス等のポインティングディバイスやキーボード等を利用して、避難者の姓、名、姓ふりがな、名ふりがな、年齢、性別、メールアドレスを入力して、「送信」欄をマウス等で選択すると、入力された避難者の本人情報は、本人情報データとして、接続通信部111からデータベース部210の制御部211へ送信される。
図6は、図3の「避難者入退所記録」欄を選択した際に画面に表示される避難者入退所メニューの一例であり、この避難者入退所メニューに表示される「カードで入所」欄、「カードで退所」欄、「手入力で入所」欄、「手入力で退所」欄のうち、「カードで退所」欄を選択した際に表示される画面である。避難所から退所した避難者が住民等のカードを所有する人である場合に、図3の避難者確認システムメニューの「避難所入退所記録」欄を選択して、図6の避難者入退所メニューの「カードで退所」欄を選択すると、「退所される方のカードを挿入してください。」というメッセージが表示される。このメッセージが表示された状態で、携帯端末11のカードリーダ12にカードを挿入等すると、カード内に記録されたカードデータとしての住民IDがカードリーダ12により読み込まれ、情報入力部112を介して接続通信部111からデータベース部210の制御部211へ送信される。なお、カードが無線式ICカードの場合には、ICカードをカードリーダ12へ近づけるだけでICカード内に記録された住民IDが読み込まれる。なお、この避難者入退所メニューの「カードで退所」の画面の右上には携帯端末11が設置されている避難所名が表示されている。また、図6において、避難者入退所メニューに表示される「カードで入所」欄、「カードで退所」欄、「手入力で入所」欄、「手入力で退所」欄のうち、選択した「カードで退所」欄は太線枠で表示され、それ以外の欄は破線枠で表示される。
図7は、図3の「避難者入退所記録」欄を選択した際に画面に表示される避難者入退所メニューの一例であり、この避難者入退所メニューに表示される「カードで入所」欄、「カードで退所」欄、「手入力で入所」欄、「手入力で退所」欄のうち、「手入力で退所」欄を選択した際に表示される画面である。避難所から退所した避難者が観光客や出張者等のカードを所有しない人である場合に、図3の避難者確認システムメニューの「避難所入退所記録」欄を選択して、図6の避難者入退所メニューの「手入力で退所」欄を選択すると、「退所される方の情報を入力して下さい。」というメッセージが表示され、本人情報を入力する画面が表示される。この避難者入退所メニューの「手入力で退所」の画面の右上には携帯端末11が設置されている避難所名が表示されている。また、図7において、避難者入退所メニューに表示される「カードで入所」欄、「カードで退所」欄、「手入力で入所」欄、「手入力で退所」欄のうち、選択した「手入力で退所」欄は太線枠で表示され、それ以外の欄は破線枠で表示される。さらに、「退所される方の情報を入力して下さい。」というメッセージの下には、本人情報を入力する「本人」の「姓」欄、「名」欄、「姓ふりがな」欄、「名ふりがな」欄、「年齢」欄、「性別」欄の6つの欄と、避難者に同伴された幼児や未就学児童等の付帯者の情報を入力する「付帯者情報1」の「姓」欄、「名」欄、「姓ふりがな」欄、「名ふりがな」欄、「年齢」欄、「性別」欄の6つの欄と、退所した避難者の安否情報を送信したい送信先メールアドレスを入力する「メール配信先」欄と、入力が完了した後に本人情報を本人情報データとして送信するための「送信」欄とが表示されている。
この避難者入退所メニューの「手入力で退所」の画面が表示された後、マウス等のポインティングディバイスやキーボード等を利用して、避難者の姓、名、姓ふりがな、名ふりがな、年齢、性別、メールアドレスを入力して、「送信」欄をマウス等で選択すると、入力された避難者の本人情報は、本人情報データとして、接続通信部111からデータベース部210の制御部211へ送信される。
なお、図7の避難者入退所メニューの「手入力で退所」の画面について、避難者が避難所から退所する場合、手入力で本人情報を入力すると、入力間違い等により、データベース部210に登録されていない本人情報データが入力され、避難者として避難所に入所していない人が退所してしまうという状況が発生する恐れがある。このような状況を発生させないために、避難者入退所メニューの「手入力で退所」の画面で、データベース部210に登録されていない本人情報データが入力された場合に、画面上に「本人情報に間違えがあります」等のメッセージを表示したり、データベース部210に登録されている本人情報データや避難者データの一覧を画面上に表示し、その一覧の中から退所する人を特定してから退所する本人情報データを入力したり、または、別途、データベース部210に登録されている本人情報データや避難者データから退所する人の姓名、年齢、性別を利用して検索する画面を表示し、検索結果の一覧から退所する人を選択することで入力の代わりとする方法等とすることも可能である。
図8は、図3の「避難者情報共有(ネットワーク不通時)」欄の「取り出し」欄を選択した際に表示される、避難者情報取り出しメニューである。携帯端末11がネットワーク30に接続されていない時に、携帯端末11のデータベース部210に保管されている、避難所に避難した住民、観光客、出張者等の避難者の避難者データや、安否情報を送信したい送信先メールアドレスへメールを送信する際にメールの内容を作成するために利用される安否情報データを、データセンタのサーバ21のデータベース部210に送りたい場合に、「避難者情報共有(ネットワーク不通時)」欄の「取り出し」欄を選択すると、この避難者情報取り出しメニューが表示されて、「避難者データの取り出し先を指定して下さい。」というメッセージが表示される。このメッセージが表示された状態で、「取り出し先を指定する。」欄をマウス等で選択すると、携帯端末11のハードディスクドライブ、フロッピーディスクドライブや、携帯端末11に接続されたUSBメモリ等の一覧が表示される。この一覧から、例えばUSBメモリを選択すると、携帯端末11のデータベース部210に保存されていた避難者データや安否情報データは、携帯端末11のデータベース部210の制御部211の指示により情報取出部215へ送られ、この情報取出部215を介してUSBメモリに書き込まれて保存される。また、この避難者情報取り出しメニューの画面の右上には携帯端末11が設置されている避難所名が表示されている。
図9は、図3の「避難者情報共有(ネットワーク不通時)」欄の「取り込み」欄を選択した際に表示される、避難者情報取り込みメニューである。携帯端末11がネットワーク30に接続していない時に、携帯端末11のデータベース部210に保管されている避難所に避難した住民、観光客、出張者等の避難者の避難者データや、安否情報を送信したい送信先メールアドレスへメールを送信する際にメールの内容を作成するために利用される安否情報データを、データセンタのサーバ21のデータベース部210に送りたい場合や、データセンタのデータベース部210に保管されている、最新の住民情報テーブルや避難所コードテーブル、または、最新の入退所履歴データベース216の避難者データを、携帯端末11のデータベース部210に送りたい場合に、「避難者情報共有(ネットワーク不通時)」欄の「取り込み」欄を選択すると、この避難者情報取り込みメニューが表示されて、「1)避難者データが記録されているUSBメモリを挿入して下さい。」、「2)避難者データのファイルの記録場所を指定して下さい。データファイルの記録場所: 参照」、「OKボタンを押して下さい。」というメッセージが表示される。なお、この避難者情報取り込みメニューの画面の右上には携帯端末11が設置されている避難所名が表示されている。
このメッセージが表示された状態で、USBメモリを携帯端末11に接続し、「データファイルの記録場所」の欄にUSBメモリの接続場所を指定して「OK」ボタンを選択すると、USBメモリに保存されていた最新の住民情報テーブルや避難所コードテーブル、または、最新の避難者データが、携帯端末11のデータベース部210の制御部211の指示により情報取込部214から取り込まれ、携帯端末11のデータベース部210の住民情報テーブル217や避難所コードテーブル218、または入退所履歴データベース216に保存される。
また、このメッセージが表示された状態で、USBメモリをサーバ21に接続し、「データファイルの記録場所」の欄にUSBメモリの接続場所を指定して「OK」ボタンを選択すると、USBメモリに保存されていた携帯端末11の避難者データが、サーバ21のデータベース部210の制御部211の指示により情報取込部214から取り込まれ、安否情報を送信したい送信先メールアドレスへ安否情報データから サーバ21のデータベース部210の入退所履歴データベース216に保存される。また、同様にUSBメモリに保存されていた携帯端末11の安否情報データが、サーバ21のデータベース部210の制御部211の指示により情報取込部214から取り込まれ、サーバ21上のデータベース部210の制御部211によって送信先メールアドレスへ送信される。
図10は、図3の「避難者情報集計」欄を選択した際に表示される、避難者情報集計メニューである。避難所の管理者や自治体や警察等の災害対策本部が各避難所へ避難した避難者の人数や、避難者の入退所の状況を把握する際に、この「避難者情報集計」欄を選択すると、この避難者情報集計メニューが表示されて、「OKボタンを押すと、避難者情報リストをダウンロードします。」というメッセージが表示される。この状態で、「OK」ボタンを選択すると、端末19等の接続表示部111はデータセンタのサーバ21のデータベース部210の制御部211に接続し、この制御部211が避難者データを入退所履歴データベース216を利用して集計し、その集計結果を携帯端末11または端末19の表示画面に表示する。
次に、図11乃至図16を用いて、この発明の避難者確認システムで利用されるテーブル、データベースやデータ形式を説明する。
図11は、この発明の避難者確認システムで利用される、避難所コードテーブルである。この実施例では、避難所コードは2桁の数字で構成され、例えばA小学校の避難所コードは01、Y公民館の避難所コードは25となっている。また、災害時に設置される避難所は、当初予定していた避難所以外に、急遽設置される避難所がある場合があるので、そのような避難所をその他の避難所コードとして99を割り振っている。なお、この実施例においては、避難所の数は、27箇所となっているが、その避難所数に限定されることはなく、それ以上の避難所を設置して避難所コードを割り振っても良いし、また、それ以下の避難所であっても良いことは言うまでもない。また、この避難所コードテーブルに、避難所名の他に、避難所住所等を登録しておき、安否情報を送信したいメールアドレス宛にメールを送信する際に、避難所住所等を合わせて送信するようにすることも可能である。なお、この避難所コードテーブルは、ネットワークの途絶等による不通時に備えて、先に説明した避難者情報取り込みの手順や、ネットワーク30を介したデータセンタのデータベース部210から携帯端末11のデータベース部210への複製作業により、定期的に更新されている。
図12は、この発明の避難者確認システムで利用される、住民情報テーブルである。この実施例では、住民情報は予めデータセンタのサーバ21に登録されており、その登録内容は、図12によると、「住民ID」、「姓」、「名」、「姓ふりがな」、「名ふりがな」、「生年月日」、「年齢」、「性別」、「住所」、「電話番号」、「メールアドレス」等から構成されている。なお、この住民情報テーブルにおける「メールアドレス」とは、既に説明した通り、安否情報を送信する送信先メールアドレスを示している。この図12によると、例えば「住民ID」10377623の住民情報は、「姓」山田、「名」花子、「姓ふりがな」やまだ、「名ふりがな」はなこ、「生年月日」1943年4月1日、「年齢」62歳、「性別」女性、「住所」柏崎市若葉町○−○○、「電話番号」34−1234、「メールアドレス」yamada@cde.co.jpとなっている。また、メールアドレスの記入のない住民情報は、安否情報を送信したい相手がいない場合、または登録をしていない住民情報を示している。なお、図12では、住民情報テーブルに登録された住民情報は8件のみであるが、何件でも住民情報を登録することができる。なお、この住民情報テーブルは、ネットワークの途絶等による不通時に備えて、先に説明した避難者情報取り込みの手順や、ネットワーク30を介したデータセンタのデータベース部210から携帯端末11のデータベース部210への複製作業により、定期的に更新されている。
図13は、この発明の避難者確認システムで利用される、避難者データが保管された入退所履歴データベースである。各避難所に避難してきた避難者の避難者データは、順次、この入退所履歴データベースに記録される。具体的には、図13によると、「姓」山田、「名」花子、「姓ふりがな」やまだ、「名ふりがな」はなこ、「生年月日」1943年4月1日、「年齢」62歳、「性別」女性、の本人情報データを持つ避難者が、「避難所名」A小学校の避難所へ、2005年9月1日10時57分に入所したという避難者データ1として入退所履歴データベースに記録されている。また、「姓」山田、「名」三郎、「姓ふりがな」やまだ、「名ふりがな」さぶろう、「生年月日」1997年1月10日、「年齢」28歳、「性別」男性、の本人情報データを持つ避難者が、「避難所名」V公民館の避難所へ、2005年9月1日11時12分に入所し、2005年9月1日18時37分に退所したという避難者データ5として入退所履歴データベースに記録されている。なお、図13では、入退所履歴データベースに記録された避難者データは8件のみであるが、何件でも避難者データを登録することができる。
図14は、この発明の避難者確認システムで利用される、本人情報データのデータ形式である。避難所に避難してきた避難者が所有するカードに記録されたカードデータとしての住民IDと住民情報テーブルとから作成された本人情報データ、もしくは直接入力で入力した本人情報を変換した本人情報データは、図14によると、避難者の「姓」、「名」、「姓ふりがな」、「名ふりがな」、「生年月日」、「性別」とから構成されている。
図15は、この発明の避難者確認システムで利用される、カードに記録されたカードデータのデータ形式である。図15によると、カードデータは住民IDからなる。なお、カードデータの形式は、図15のように住民IDのみから構成されるようにしても良いし、住民IDに姓名、年齢、性別等を付加したデータから構成されるようにしても良い。
図16は、この発明の避難者確認システムで利用される、安否情報データのデータ形式である。避難所に避難した避難者が、安否情報を送信したい送信先メールアドレス等へ送信する安否情報データの内容は、図16によると、メールアドレス、姓名、姓名ふりがな、年齢、性別、避難所名、入所日時、退所日時とから構成されている。この安否情報データの内容を利用して安否情報をメールで送信する際には、安否情報を送信したい送信先メールアドレスを安否情報の送信先のアドレスとし、メールの本文を安否情報データを利用して、例えば、「「姓名(姓名ふりがな、年齢、性別)」さんは、「入所日時」に「避難所名」という避難所に避難が完了しました。」という内容のメールを送信する。
なお、安否情報の送信は、コンピュータ用のメールを送信する方法の他に、例えば安否情報データを音声情報として、データセンタのデータベース部210に保管し、データセンタのデータベース部210に接続して音声情報を聞くことができる電話番号を公開することで、安否情報を入手できるようにする方法とすることも可能である。
また、この発明の避難者確認システムで説明した、避難所コードテーブル、住民情報テーブル、入退所履歴データベース、本人情報データ、カードデータ、安否情報データの内容は、住民ID、姓名、生年月日、年齢、性別、住所、電話番号、安否情報を送信する送信先メールアドレス、その他この発明による避難者確認システムを利用するために必要な情報や項目を自由に組み合わせることが可能であり、実施例で説明した情報や項目のみに限定されたり、実施例で説明した情報や項目の組み合わせ限定されるものではない。
次にこの発明の実施のフローチャートを、図17乃至図19を用いて以下に説明する。
図17はこの発明の避難者確認システムの起動からメニュー画面の表示までの手順を示すフロー図、図18は住民等のカードを所有する避難者が避難所に入所して安否情報がメールで送信されるまでの手順を示すフロー図、図19は出張者や観光客等のカードを所有しない避難者が避難所に入所して安否情報がメールで送信されるまでの手順を示すフロー図を示している。
この発明の避難者確認システムの起動からメニュー画面の表示までの手順は、図17によると、避難所Aに設置された携帯端末11は、携帯端末11の電源投入し、避難者確認システム用コンピュータプログラムを起動すると、当該コンピュータプログラムは、インターフェース部110の接続通信部111を動作させ、データベース部210に接続を要求する。
この発明の避難者確認システムでは、データベース部210が、ネットワーク30を介したサーバ21上と、携帯端末11内との両方に存在する。このため、ステップS10で、接続選択部114は、携帯端末11がネットワーク30に接続しているか否かを確認する。
次にステップS12で、接続選択部114は、ネットワーク30に接続している場合にはサーバ21上のデータベース部210に接続し、ネットワーク30に接続していない場合には携帯端末11内のデータベース部210に接続することを選択する。
接続選択部114が、サーバ21上のデータベース部210に接続するか、携帯端末11内のデータベース部210に接続するかを選択後、ステップS14で、接続通信部111は、データベース部210の制御部211に、データベース部210への接続要求を送信する。制御部211は、接続通信部111の接続要求を受信後、画面データ記憶部212から接続認証するための画面データを読み出し、接続通信部111へ送信するとともに、認証用の暗号鍵を要求する。
接続通信部111は、制御部211から送信されてきた接続認証するための画面データを受信後、画面表示部112へ送り、画面表示部112は、送られてきた接続認証するための画面データを携帯端末に備えられた液晶画面等の表示画面に表示するとともに、データベース部210から認証用の暗号鍵が要求されていることを、例えばメッセージ等にて表示する。
次にステップS16で、暗号鍵が記憶されたUSB機器等を携帯端末11に接続し、暗号鍵入力部115が、USB機器等から暗号鍵を読み込み、接続通信部111を介してデータベース部210の制御部211に暗号鍵を送信する。
次にステップS18で、制御部211は、受信した暗号鍵を接続認証部213に送り、暗号鍵が正しいかどうかの接続の認証を行う。この際、接続認証部213に送られた暗号鍵が正しければ、次にステップS20に進む。また、接続認証部213に送られた暗号鍵が正しくなければ、次にステップS22に進み、表示画面に暗号鍵が正しくないことを表示した後に、メニュー画面の表示をせずに終了する。
ステップS20では、携帯端末11の端末情報記憶部116に避難所コードが記憶されているかを確認する。この避難所コードは、避難者の本人情報データの入退所記録で、避難者がどの避難所に入所したかを記録するために必要なデータである。
ステップS20で、避難所コードが端末情報記憶部116に記憶されていない場合には、次のステップS24へ進み、携帯端末11に避難所コードを入力する。また、避難所コードが端末情報記憶部116に記憶されている場合には、ステップS26へ進む。
ステップS24で携帯端末11に避難所コードが入力されたら、次にステップS26へ進む。
ステップS26では、制御部211が、画面データ記憶部212から避難者確認システムのメニュー画面データを読み出し、接続通信部111へ送信し、接続通信部111が避難者確認システムのメニュー画面データを受信後、このメニュー画面データを携帯端末に備えられた表示画面に表示する。
次に、住民等のカードを所有する避難者が避難所に入所して安否情報がメールで送信されるまでの手順を、図18により説明する。
この発明の避難者確認システムが起動し、避難者確認システムのメニュー画面が表示された状態で、住民等の避難者確認システムを利用できるカードを持つ避難者が避難所に到着すると、最初にステップS30で、避難者確認システムのメニュー画面から「避難者入退所」を選択する。
この「避難者入退所」の選択により、避難者入退所メニューが表示されるので、次のステップS32で「カードで入所」を選択する。この「カードで入所」を選択すると、メニュー画面に「入所される方のカード挿入して下さい。」というメッセージが表示されるので、カードを携帯端末11に接続されたカードリーダ12に読み込ませる。
次にステップS34で、携帯端末11は、ステップS32で読み込まれたカードの情報が正しい場合にはステップS36へ進む。また、ステップS32で読み込まれたカードの情報が正しくない場合にはステップS38へ進み、カードが正しくないことを画面に表示した後に終了する。
また、ステップS34で、読み込まれたカードの情報が正しいと判断された場合には、ステップS36でカードに記録されたカードデータを読み込み、携帯端末11の情報入力部113から接続通信部111を介してデータベース部210の制御部211に送信する。
次にステップS40で、制御部211は、受信したカードデータの住民IDに該当する住民情報データを、住民情報テーブル217に保管された複数の住民情報データから住民IDを参照することにより抽出し、この住民情報データから本人情報データを作成して一時保管する。なお、このカードデータが携帯端末11の情報入力部113から接続通信部111を介してデータベース部210の制御部211に送信される際には、端末情報部116に記憶されている避難所コードも併せて接続通信部111を介してデータベース部210の制御部211に送信されている。
次にステップS42で、制御部211は、一時保管した本人情報データと受信した避難所コードをもとに避難者データを作成する。具体的には、制御部211は、受信した避難所コードと避難所コードテーブルとを比較し、一時保管した本人情報データに該当する避難者がどの避難所に入所したかの避難所名を本人情報データに付加するとともに、携帯端末11でカードデータが読み込まれた日時、または携帯端末で本人情報を直接入力した日時等の避難日時を本人情報データに付加して避難者データを作成する。制御部211は、このようにして作成された避難者情報を入退所履歴データベースに保管する。
次にステップS44で、制御部211は、カードデータの中に記録されている住民IDと住民情報テーブル218の住民IDとを比較して住民情報テーブルに保管されている安否情報を送信したい送信先メールアドレスを読み込むとともに、入退所履歴データベースから該当する避難者データを読み込み、避難者の安否情報データを作成する。
なお、住民情報テーブル218に保管されている住民情報データの中には、安否情報を送信したい送信先メールアドレスが登録されていないものもあるので、次のステップS46で、制御部211は、作成された安否情報データに送信先メールアドレスが記録されているかを確認する。
このステップS46で、制御部211は、送信先メールアドレスがあるかを確認し、送信先メールアドレスがある場合には、次のステップS48で送信先メールアドレスへ避難者の姓名、年齢、性別、入所した避難所とその日時等をメールで送信して全てのステップを終了する。また、送信先メールアドレスがない場合には、メールを送信せずに全てのステップを終了する。
次に、出張者や観光客等のカードを所有しない避難者が避難所に入所して安否情報がメールで送信されるまでの手順を、図19により説明する。
この発明の避難者確認システムが起動し、避難者確認システムのメニュー画面が表示された状態で、出張者や観光客等の避難者確認システムを利用できるカードを持たない避難者が避難所に到着すると、最初にステップS50で、避難者確認システムのメニュー画面から「避難者入退所」を選択する。
この「避難者入退所」の選択により、避難者入退所メニューが表示されるので、次のステップS52で「手入力で入所」を選択する。この「手入力で入所」を選択すると、ステップS54で当該避難者の本人情報を直接入力する画面が表示されるので、その画面に従い、姓名、生年月日、年齢、性別、安否情報を送信したい送信先メールアドレス等の本人情報を直接携帯端末11の情報入力部113に入力する。
ステップS54での本人情報の入力が完了後、次のステップS56で、避難者入退所メニューの「手入力で入所」の画面の下の「送信」を選択する。この手順により、直接入力した本人情報は、本人情報データとして、携帯端末11の情報入力部113から接続通信部111を介してデータベース部210の制御部211に送信されて、制御部211で一時保管される。なお、この本人情報データが携帯端末11の情報入力部113から接続通信部111を介してデータベース部210の制御部211に送信される際には、端末情報部116に記憶されている避難所コードも併せて接続通信部111を介してデータベース部210の制御部211に送信されている。
次にステップS58で、制御部211は、一時保管した本人情報データと受信した避難所コードをもとに避難者データを作成する。具体的には、制御部211は、受信した避難所コードと避難所コードテーブルとを比較し、一時保管した本人情報データに該当する避難者がどの避難所に入所したかの避難所名を本人情報データに付加するとともに、携帯端末11でカードデータが読み込まれた日時、または携帯端末で本人情報を直接入力した日時等の避難日時を本人情報データに付加して避難者データを作成する。制御部211は、このようにして作成された避難者情報を入退所履歴データベースに保管する。
次にステップS60で、制御部211は、本人情報データに保管されている安否情報を送信したい送信先メールアドレスを読み込むとともに、入退所履歴データベースから該当する避難者データを読み込み、避難者の安否情報データを作成する。
なお、本人情報データの中には、安否情報を送信したい送信先メールアドレスが登録されていないものもあるので、次のステップS62で、制御部211は、作成された安否情報データに送信先メールアドレスが記録されているかを確認する。
このステップS62で、制御部211は、送信先メールアドレスがあるかを確認し、送信先メールアドレスがある場合には、次のステップS64で送信先メールアドレスへ避難者の姓名、年齢、性別、入所した避難所とその日時等をメールで送信して全てのステップを終了する。また、送信先メールアドレスがない場合には、メールを送信せずに全てのステップを終了する。
なお、図18および図19を利用して、住民等のカードを所有する避難者や、張者や観光客等のカードを所有しない避難者が避難所に入所して安否情報がメールで送信されるまでの手順を説明したが、避難者が避難所を退所する場合には、図18のS32の「カードで入所の選択」を「カードで退所の選択」にし、また、図19のS52の「手入力で入所の選択」を「手入力で退所の選択」にすることで、避難者が避難所を退所したことを記載した安否情報データを作成して送信先メールアドレスへ送信することが可能である。
また、図17乃至図19を利用した手順の説明は、上記で説明した以外でも、発明の趣旨が変更されない範囲において、種々の手順が適用可能である。
以上のように、この発明の避難者確認システムを利用することで、地震、洪水等の災害でネットワークが途絶していても、避難所に避難した住民、観光客、出張者等の避難者が、どの避難所にいつ避難したかという安否情報を、その家族、親類、友人、勤務先企業の関係者等に確実に送信することが可能である。また、この発明の避難者確認システムを利用することで、自治体や警察等の災害対策本部が、地震、洪水等の災害でネットワークが途絶していても、どの避難所にどのくらいの人数が避難しているかを、簡単かつ正確に把握することが可能である。
避難者確認システムのハードウェア構成図 避難者確認システムの機能ブロック図 避難者確認システムで用いられる避難者確認システムメニューの画面 避難者確認システムで用いられる避難者入退所メニューのカードで入所の画面 避難者確認システムで用いられる避難者入退所メニューの手入力で入所の画面 避難者確認システムで用いられる避難者入退所メニューのカードで退所の画面 避難者確認システムで用いられる避難者入退所メニューの手入力で退所の画面 避難者確認システムで用いられる避難者情報取り出しメニューの画面 避難者確認システムで用いられる避難者情報取り込みメニューの画面 避難者確認システムで用いられる避難者情報集計メニューの画面 避難者確認システムで用いられる避難所コードテーブル 避難者確認システムで用いられる住民情報テーブル 避難者確認システムで用いられる入退所履歴データベース 避難者確認システムで用いられる本人情報データ 避難者確認システムで用いられるカードデータ 避難者確認システムで用いられる安否情報データ 避難者確認システムの起動からメニュー画面の表示までの手順を示すフロー図 カードを所有する避難者の避難所への入所の安否情報がメールで送信されるまでの手順を示すフロー図 カードを所有しない避難者の避難所への入所の安否情報がメールで送信されるまでの手順を示すフロー図
符号の説明
11 携帯端末
110 インターフェース部
111 接続通信部
112 画面表示部
113 情報入力部
114 接続選択部
115 暗号鍵入力部
116 端末情報記憶部
12 カードリーダ
13 携帯端末
14 カードリーダ
15 携帯端末
16 カードリーダ
17 携帯端末
18 カードリーダ
19 端末
21 サーバ
210 データベース部
211 制御部
212 画面データ記憶部
213 接続認証部
214 情報取込部
215 情報取出部
216 入退所履歴データベース
217 住民情報テーブル
218 避難所コードテーブル
30 ネットワーク

Claims (8)

  1. サーバと、端末と、ネットワークと、から構成される避難者確認システムにおいて、
    前記サーバは、住民の情報を保管するサーバ住民情報保管テーブルと、避難所のコードを保管するサーバ避難所コードテーブルと、避難者の避難所への入退所の履歴を保管するサーバ入退所履歴データベースと、サーバ制御部と、からなるサーバデータベース部を備え、
    前記端末は、住民の情報を保管する端末住民情報保管テーブルと、避難所のコードを保管する端末避難所コードテーブルと、避難者の避難所への入退所の履歴を保管する端末入退所履歴データベースと、端末制御部とからなる端末データベース部と、避難者の本人情報を入力する情報入力部と、前記サーバ制御部または前記端末制御部に接続する接続通信部と、前記接続通信部が前記サーバ制御部または前記端末制御部のどちらに接続するかを選択する接続選択部とからなるインターフェース部とを備え、
    前記接続選択部は、前記サーバと前記端末とが前記ネットワークを介して接続されている場合には前記接続通信部と前記サーバ制御部とを接続することを選択し、前記サーバと前記端末とが前記ネットワークの途絶により接続されていない場合には前記接続通信部と前記端末制御部とを接続することを選択し、
    前記接続通信部は、前記情報入力部で入力された前記本人情報をもとに作成された本人情報データを前記サーバ制御部または前記端末制御部に送信し、
    前記サーバ制御部または前記端末制御部は、受信した前記本人情報データをもとに避難者データを作成して前記入退所履歴データベースに保管するとともに、受信した前記本人情報データをもとに安否情報データを作成して送信することを特徴とする避難者確認システム。
  2. 前記サーバデータベース部は、サーバ情報取込部とサーバ情報取出部とを更に有することを特徴とする請求項1に記載の避難者確認システム。
  3. 前記端末データベース部は、端末情報取込部と端末情報取出部とを更に有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の避難者確認システム。
  4. 前記サーバデータベース部はサーバ接続認証部を更に有し、前記端末データベース部は端末接続認証部を更に有し、前記インターフェース部がさらに有する暗号鍵入力部から入力される暗号鍵に従って前記接続通信部と前記サーバ制御部または前記端末制御部との接続を認証することを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の避難者確認システム。
  5. 前記インターフェース部は、サーバ避難所コードテーブルまたは端末避難所コードテーブルに保管された避難所コードを記憶する端末情報記憶部を更に有することを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の避難者確認システム。
  6. 前記サーバデータベース部はサーバ画面データ記憶部を更に有し、前記端末データベース部は端末画面データ記憶部を更に有し、前記インターフェース部がさらに有する画面表示部にサーバ画面データ記憶部または前記端末画面データ記憶部に記憶された画面データを表示することを特徴とする請求項1乃至請求項5に記載の避難者確認システム。
  7. 前記本人情報はカードに記録された住民IDを少なくとも含むカードデータであり、前記サーバ制御部または前記端末制御部が受信した前記カードデータと住民情報テーブルに保管された住民情報データとから前記本人情報データを作成することを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載の避難者確認システム。
  8. 前記本人情報データは前記情報入力部から前記本人情報を直接入力されることで作成されることを特徴とする請求項1乃至請求項7に記載の避難者確認システム。
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