JP2007092297A - 防水構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】排水性が良く、優れた防水性を有し、万一、防水パンの裏側に水が侵入したり、結露して防水パンの裏面に水滴が生じたとしてもバルコニーの床面が水で濡れたり床面に水が溜まったりする心配がなく、メンテナンスも容易に行える、防水構造体を提供する。
【解決手段】四周が側板で囲まれた下敷きフィルム2の内側に、方形の平面形状を有する防水パン1を配置し、下敷きフィルム2の前側板2aと防水パン1の前側板1aとの間の空間部5に縦排水管4に通じる横排水管3を配管すると共に、この横排水管3から側方に突き出した排水口3cを防水パン1の前側板1aを貫通させて防水パン1の内側の排水溝1nに望ませた構成とする。防水パン1と下敷きフィルム2との間に水が侵入したり、防水パン1の裏面の結露した水滴が落下しても、下敷きフィルム2に受け止められるのでバルコニーの床面が濡れる心配がない。
【選択図】図1

Description

本発明は、バルコニー等に施工される防水パンを用いた防水構造体に関するものである。
従来より、バルコニー等の床は、合成樹脂製の防水パンを敷設することによって防水されている。合成樹脂製の防水パンとしては、例えば、四周に側板を備えた方形の平面形状を有する防水パンであって、その前縁沿いに排水溝を凹設し、該排水溝の一端部の溝底に排水口を形成したものが知られている(特許文献1、第11図参照)。かかる防水パンは、バルコニー等の床に敷設されて排水口に堅樋等が接続され、防水パン内の雨水等が排水溝の傾斜した底面を流れて排水口から堅樋等へ排水されるようになっている。
しかしながら、上記の防水パンは、その左右寸法が大きくなって排水溝が長くなるほど、排水溝の底面の傾斜角(流れ勾配)が小さくなるため、雨水等の流れが悪くなって排水性が低下するという不都合があった。
そこで、本出願人は、防水パンの四周縁に沿って下側に排水予備樋を配設し、防水パンの前縁沿いに配設した排水予備樋の前側板と防水パンの前側板との間の空間部に縦排水管に通じる横排水管を配管すると共に、この横排水管から側方に突き出した排水口を防水パンの前側板を貫通させて防水パンの内側の排水溝に望ませた防水構造体を提案した(特願2005−5978)。この防水構造体は、横排水管の接続部分や防水パンの四周から漏水しても排水予備樋で受け止められるため優れた防水性を有し、防水パンの排水溝の下側に横排水管の配管スペースを確保することが不要なため施工性が良く、雨水等が防水パンの前側板を貫通して内側の排水溝に望む排水口から横排水管に効率良く流れる排水性が良好なものであった。尚、この防水構造体は、未だ公開されていない。
この防水構造体は上記のように優れた防水性を有するものであるが、なんらかの原因で防水パンとバルコニーの床面との間に水が侵入したり、或いは、冬場の寒い時期に防水パンの裏面に空気中の水蒸気が凝結して水滴が生じ、その水滴が落下してバルコニーの床面に水が溜まることがあるため、バルコニーの床面が木製である場合は木が腐る恐れがあり、また、階下のバルコニーへの雨漏りが生じる恐れもあった。
特開2000−87444号公報
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、排水性が良く、優れた防水性を有し、万一、防水パンの裏側に水が侵入したり、結露して防水パンの裏面に水滴が生じたとしてもバルコニーの床面が水で濡れたり床面に水が溜まったりする心配がなく、メンテナンスも容易に行える、防水構造体を提供することを解決すべき課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明の防水構造体は、四周が側板で囲まれた下敷きフィルムの内側に、方形の平面形状を有する防水パンを配置し、下敷きフィルムの前側板と防水パンの前側板との間の空間部に縦排水管に通じる横排水管を配管すると共に、この横排水管から側方に突き出した排水口を防水パンの前側板を貫通させて防水パンの内側の排水溝に望ませたことを特徴とするものである。
本発明の防水構造体においては、下敷きフィルムが、前側板と後側板を備えた下敷きフィルム本体と、下敷きフィルム本体の左右の側端に配置される側端部材と、下敷きフィルム本体の四隅に配置されるコーナー部材とからなり、下敷きフィルム本体に排水口を設けることが好ましい。また、下敷きフィルムが、前側板と後側板を備えた下敷きフィルム本体と、底板とその三辺に立設された側板を備え下敷きフィルム本体の左右の側縁に配置される側縁部材とからなり、下敷きフィルム本体に排水口を設けた防水構造体も好ましい。そして、防水パンの前縁を一部切欠き、この切欠き部分に点検用パネルを水密的に脱着可能に取り付けると共に、横排水管から側方に突き出した排水口をこの点検用パネルを貫通させて防水パンの内側の排水溝に望ませたことが好ましく、防水パンの内側の排水溝に望ませた排水口にゴミ除けカバーを取り付けたことがより好ましい。また、防水パンが複数の分割パンを接合したものである場合、分割パン相互の接合部分は、一方の分割パンの支持端縁に防水パッキンを介して他方の分割パンの押え端縁を重ねて止具で固定してあり、且つ、支持端縁には水抜き溝を形成してその端部の溝底に水抜き孔を形成してあることが好ましい。
本発明の防水構造体は、四周が側板で囲まれた下敷きフィルムの内側に、方形の平面形状を有する防水パンを配置してあるので、万一、防水パンと下敷きフィルムとの間に水が侵入したり、防水パンの裏面の結露した水滴が落下しても、バルコニーの床面が水で濡れたり床面に水が溜まったりする心配がなく、また、階下のバルコニーへの雨漏りが生じる心配もなくなる。また、下敷きフィルムの前側板と防水パンの前側板との間の空間部に縦排水管に通じる横排水管を配管すると共に、この横排水管から側方に突き出した排水口を防水パンの前側板を貫通させて防水パンの内側の排水溝に望ませてあるので、防水パンの排水溝の下側に横排水管の配管スペースを確保することが不要になって施工性が向上すると共に、防水パンの前側板を貫通して内側の排水溝に望む排水口から雨水等が横排水管を通じて効率良く排水される。
下敷きフィルムが、前側板と後側板を備えた下敷きフィルム本体と、下敷きフィルム本体の左右の側端に配置される側端部材と、下敷きフィルム本体の四隅に配置されるコーナー部材とからなり、下敷きフィルム本体に排水口を設けた防水構造体は、防水パンと下敷きフィルムとの間に水が侵入したり、防水パンの裏面の結露した水滴が落下してきても、下敷きフィルム本体に設けられた排水口からバルコニー等の外に排水されるので、バルコニー等の床面を濡らしてしまう心配がない。また、下敷きフィルムを別体としたことで、成形が容易となりコストを抑えることができるし、種々の寸法のバルコニーに対応することができる。
一方、下敷きフィルムが、前側板と後側板を備えた下敷きフィルム本体と、底板とその三辺に立設された側板を備え下敷きフィルム本体の左右の側縁に配置される側縁部材とからなり、下敷きフィルム本体に排水口を設けた防水構造体は、下敷きフィルム本体の左右の側縁が、底板とその三辺に立設された側板を備えた側縁部材で完全に囲まれるので、なんらかの原因で防水パンと下敷きフィルムの間に相当量の水が侵入してきたとしても、下敷きフィルム本体と側縁部材の接合箇所からの漏水は皆無に等しくなり、水密性が更に向上する。
また、防水パンの前縁を一部切欠いて点検用パネルを水密的に脱着可能に取り付け、横排水管から側方に突き出した排水口をこの点検用パネルを貫通させて防水パン内側の排水溝に望ませた防水構造体は、点検用パネルを取り外して防水パンの裏側や横排水管の点検、修理などを行えるのでメンテナンスが容易である。
更に、防水パンの内側の排水溝に望ませた排水口にゴミ除けカバーを取り付けた防水構造体は、ゴミ除けカバーによって排水口から横排水管へのゴミの侵入を阻止できるため、横排水管や縦排水管のゴミ詰まりをなくすことができる。
また、防水パンが複数の分割パンを接合したものであって、分割パン相互の接合部分は、一方の分割パンの支持端縁に防水パッキンを介して他方の分割パンの押え端縁を重ねて止具で固定してあり、且つ、支持端縁には水抜き溝を形成してその端部の溝底に水抜き孔を形成してある防水構造体は、経時的に防水パッキンが劣化して雨水等が支持端縁と押え端縁との隙間から侵入してきたとしても、侵入してきた雨水等は水抜き溝に流れ込んで端部の水抜き孔から排水予備樋に受け止められるため、漏水する心配はない。
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施形態を詳述する。
図1は本発明の一実施形態に係る防水構造体の斜視図、図2は同防水構造体の平面図、図3は図2のA−B線に沿った拡大断面図、図4は図2のA−C線に沿った拡大部分断面図、図5は図2のD−D線に沿った拡大部分断面図、図6は図2のE−E線に沿った拡大部分断面図、図7は防水パンの前縁の切欠き部分に点検用パネルを取り付ける前の状態を示す部分斜視図、図8は防水パンの前縁の切欠き部分に点検用パネルを取り付けた後の状態を示す部分斜視図、図9は排水口にゴミ除けカバーを取り付けたところを示す部分斜視図、図10は同防水構造体における横排水管の接続部分を示す断面図、図11から図13は同防水構造体の施工手順を説明する斜視図である。
この防水構造体は、図1に分解して示すように、互いに接合される左右の分割パン11,12からなる長方形の平面形状を備えた二分割タイプの防水パン1と、この防水パン1が配置される下敷きフィルム本体21,側端部材22,コーナー部材23からなる下敷きフィルム2と、防水パン1内の水を排水する横排水管3及び縦排水管4と、その他の各種部材によって構成されている。
防水パン1は、ポリエステル樹脂にガラス繊維を配合したSMC(シートモールディングコンパウンド)などの材料で成形された左右の分割パン11,12からなるものであって、図1に示すように、左側の分割パン11の右端に形成された支持端縁1eに、右側の分割パン12の左端に形成された押え端縁1fを重ねることで水密的に接合されている。左側の分割パン11の前端と左端と後端には、前側板1aと左側板1bと後側板1cが形成されており、右側の分割パン12の前端と右端と後端にも、前側板1aと右側板1dと後側板1cが形成されている。この前側板1a、左側板1b、後側板1c、右側板1dは、いずれも上下中間部分に水平段部を有する屈曲板に形成されており、前側板1aは、水平段部の幅が他の側板1b,1c,1dのそれよりも広くなっている。このように前側板1aの水平段部の幅を広くすることで、図5に示すように、前側板1aの水平段部より下側部分と下敷きフィルム21の前側板2aとの間に空間部5が形成され、その空間部5に横排水管3を配管することができるようになっている。
図1に示すように、左右の分割パン11,12はいずれも、その前側板1aに沿って排水溝1nが形成されており、この排水溝1nの溝底には、中央部が最も深くなるように両端から中央部に向って流れ勾配が付けられている。そして、分割パン11,12の裏面には、図3に示すように、補強リブの役目を兼ねた高さが少しずつ異なる複数の脚片1pが間隔をあけて形成されており、この分割パン11,12を接合した防水パン1(分割パン11,12)の表面が少し前下りに傾斜するようになっている。従って、防水パン1(分割パン11,12)の表面の水は防水パン1の前端に向って流れ、排水溝1n,1nに流れ落ちて排水溝1n,1nの中央部に集められるようになっている。
図1、図7に示すように、分割パン11,12の前側板1aと排水溝1nの中央部には切欠いた開口部1qが形成され、この開口部1qに対応する形状の点検用パネル1r(前側板部と排水溝部を備えた形状の点検用パネル)が水密的に脱着可能に取り付けられるようになっている。具体的には、図4に示すように、点検用パネル1rの重ね端部1sと分割パン11,12(防水パン1)の切欠き端部1tの埋め込みナット1jにねじ込むことによって、点検用パネル1rが分割パン11,12の開口部1qに水密的かつ脱着可能に取り付けられている。
上述した左右の分割パン11,12は、図6に示すように、左側の分割パン11の支持端縁1eと、その上に重ねた右側の分割パン12の押え端縁1fとの間に、第一の防水パッキン1gと第二の防水パッキン1hがそれぞれ挟着され、押え端縁1fとの間に、押え端縁1fの上からボルト1iが支持端縁1eの埋め込みナット1jにねじ込まれることで、水密的に接合されている。そして、支持端縁1eの先端部分には、支持端縁1eの全長に亘って水抜き溝1kが形成され、この水抜き溝1kの端部(分割パン11の前端側の端部)の溝底に水抜き孔1mが穿孔されている。
このように左右の分割パン11,12が接合されると、支持端縁1eと押え端縁1fとの隙間からの水漏れが、第一及び第二の防水パッキン1g,1hによって二重に阻止されるため、優れた防漏性が発揮されるし、経時的に防水パッキン1g,1hが劣化して水が支持端縁1eと押え端縁1fとの隙間から侵入してきたとしても、侵入してきた水は水抜き溝1kを通って端部の水抜き孔1mから下敷きフィルム2(21)に落下して受け止められるため、漏水する心配はなく、優れた防漏性が維持される。
本実施例では二分割タイプの防水パン1(分割パン11,12)を用いているが、施工場所の広さ等に応じて、三分割タイプ以上の防水パンや、非分割タイプの防水パンを使い分けるのが好ましい。尚、三分割タイプの防水パンを用いるときは、右端に支持端縁1eが形成され、左端に押え端縁1fが形成された分割パンを、上述した分割パン11,12の真ん中に位置させて水密的に接合することになる。
一方、下敷きフィルム2は、プラスチックの薄板を曲げ加工して形成された下敷きフィルム本体21と、側端部材22と、コーナー部材23からなるものであって、図4、図5に示すように、上記防水パン1(分割パン11,12)、横排水管3、後述するチーズ継手3aなどを下方から受けるようになっている。
尚、下敷きフィルム2の材質は、プラスチックに限定されるものではないが、結露しない必要があるので、例えば、アルミニウム等は不向きである。
下敷きフィルム本体21は、図1に示すように、前側板21aと底板21cと後側板21bからなる断面形状が凹型のプラスチック板で、その底板21cの前側板21a側の右端には横排水管3が差込み接続される排水口21dが形成されている。後述するように、この排水口21dは、横排水管3と縦排水管4の接続箇所となるほか、下敷きフィルム本体21に侵入してきた水を屋外に排出する役割も果たす。
尚、本実施例のように、2分割タイプの防水パンをバルコニーに施工する場合は、下敷きフィルム本体21に設ける排水口21dは1つで十分であるが、三分割タイプの防水パンを施工する場合には、下敷きフィルム本体21の底板21cの右端と左端の2箇所に排水口21dを設けることがより好ましい。
また、側端部材22は、図1に示すように、底板22bから側板22aが90°立ち上がったL字形のプラスチック板で、上記下敷きフィルム本体21の右端及び左端の2箇所に配置される。バランス、水密性等を考慮して、底板22bの長さと側板22aの高さが略等しくなるように形成されている。
また、コーナー部材23は、図1に示すように、直角二等辺三角形の底板23bの外側二辺からL字形の側板23aが90°立ち上がったもので、上記下敷きフィルム本体21の四隅(即ち、バルコニーの四隅)に配置される。
尚、本実施例では、コーナー部材23の底板23bの形状が直角二等辺三角形に形成されているが、正方形若しくは長方形となるように形成しても構わない。
上記の下敷きフィルム本体21、側端部材22,22、コーナー部材23,23,23,23からなる下敷きフィルム2は、次の要領で接合される。即ち、コーナー部材23,23,23,23をバルコニーの四隅に配置する。そして、右側のコーナー部材23,23の底板23b,23bの上方から側端部材22の底板22bを載置する。このとき、各接合箇所(コーナー部材23の底板23b、側板23aの内側と側端部材22の底板22b、側板22aの内側)をブチルゴムテープで防水処理する。同様にして、左端のコーナー部材23,23にも側端部材22を載置する。次いで、側端部材22,22の底板22b,22bの上方から下敷きフィルム本体21の底板21cを載置し、各接合箇所(側端部材22の内側と下敷きフィルム本体21の底板21cの裏側、及び、下敷きフィルム本体21の前側板21a、後側板21bとコーナー部材23の内側)にブチルゴムテープで防水処理する。このように各部材を接合すると、施工性及び防水性に優れる、四周が側板(21a,22a,21b,22a)で囲まれた下敷きフィルム2が形成される。
また、下敷きフィルム2とバルコニー壁面との隙間は、図3〜図5に示すように、下敷きフィルム本体21の前側板21aをバルコニーの壁面に当接させて防湿紙6aを貼り付けると共に、更に、防湿紙6aの下端部にブチルゴムテープ6bを重ねて貼り付けることによって、隙間から漏水しないように防水施工されており、同様に、下敷きフィルム本体21の後側板21b,側端部材22,22も防水施工されている。また、防水パン1の四周の側板1a,1b,1c,1dもブチルゴムテープ6bで防水処理され、防水パン1の四周の防水性が二重に確保されている。このようにブチルゴムテープ6bで二重に防水処理を行うと、風による雨水等の侵入を十分に防止できるが、ブチルゴムテープ6bの経時的な劣化により雨水等が侵入したとしても、侵入した水は下敷きフィルム2で受け止められて、後述するように縦排水管4へ排水されるため、漏水の心配はない。
また、横排水管3には、図1に示すように、三方に接続口を有するチーズ継手3aと伸縮継手3bが接続されており、図5に示すように、この横排水管3は下敷きフィルム本体21の前側板21aと防水パン1の前側板1aとの間の空間部5に配管されている。そして、図4、図8に示すように、これらのチーズ継手3aの余った側方の接続口3cは、横排水管から側方に突き出す排水口として、前記点検用パネル1rの開口1uを貫通して防水パン1(左右の分割パン11,12)の内側の排水溝1nにそれぞれ突き出しており、また、横排水管3の始端に接続されるチーズ継手3aの不要な上流側の接続口は栓等で閉塞されている。これらのチーズ継手3aには、図4に示すように、一対の脚片3dが形成されているが、この脚片3dは省略してもよい。尚、横排水管3の始端の継手として、直角エルボ継手や、上記チーズ継手3aの不要な上流側の接続口を省略した継手などを使用してもよい。
上記の伸縮継手3bは蛇腹管の両端に接続口を形成したものであって、このような伸縮継手3bを介して横排水管3を接続すると、気温差による熱伸縮が吸収されるため、接続部分が外れて漏水する心配がなく、しかも、横排水管3の勾配調整も伸縮継手3bによって自由に行える利点がある。
図8に示すように、点検用パネル1rの開口1uから防水パッキン1の排水溝1nに突き出したチーズ継手3aの接続口3c(排水口)の外周面には雄ネジが形成されており、図4、図8に示すように、この雄ネジの形成された接続口3cに排水栓3eが螺合されてチーズ継手3aが固定されている。そして、この排水栓3eが螺合された接続口3c(排水口)の外側に、ゴミ除けカバー3fが嵌着されている。このようにゴミ除けカバー3fが嵌着されていると、接続口(排水口)から横排水管3への大きいゴミの侵入が阻止され、大きいゴミを含まない水が排水溝1nの最も深い中央部から接続口3cに流れ込み、横排水管3及び縦排水管4を通って排水されるので、ゴミ詰まりをなくすことができる。
横排水管3と縦排水管4は、図10に示すような接続構造で接続されている。即ち、横排水管3の端部にエルボ継手3gが接続されており、このエルボ継手3gの下部挿口3hが、下敷きフィルム本体21床面の排水口21dに下方から挿入された異径継手3iの小径上部受口3jに、上方から差込み接続されて接着されている。そして、この異径継手3iの小径上部受口3jと大径下部挿口3kとの間の鍔状段部3mが下敷きフィルム本体21の裏面に接着されると共に、異径継手3iの大径下部挿口3kが大径の縦排水管4に差込み接続されて接着されており、更に、割溝部3nが異径継手3iの小径上部受口3jに形成されている。従って、横排水管3を流れてきた水は、エルボ継手3gと異径継手3iを通って縦排水管4に流落して排水され、また、結露等で防水パン1から下敷きフィルム2に流落した水は、図10に矢印で示すように、異径継手3iの小径上部受口3jの割溝部3nから大径下部挿口3kを通って縦排水管4を流落して排水される。
上記構成の防水構造体は、次の要領でバルコニーに施工される。まず、図11に示すように、バルコニーの床面の四隅に、コーナー部材23,23,23,23を配置し、既述したように、そのコーナー部材23,23,23,23の上方から側端部材22,22を載置し、その側端部材22,22の上に下敷きフィルム本体21を載置して、既述したように防湿紙6aとブチルゴムテープ6bを貼り付けて防水処理する。
次いで、図12に示すように、横排水管3とチーズ継手3aと伸縮継手3bを接続して防水パン1の前側板1aと下敷きフィルム本体21の前側板21aとの間に形成された空間部5に配管し、既述したようにエルボ継手3gと異径継手3iを介して横排水管3と縦排水管4を接続する。
次いで、図13に示すように、左右の分割パン11,12を既述した構造で接合した防水パン1を下敷きフィルム2に配置し、防水パン1の前側板1aと下敷きフィルム本体21の前側板21aとの間の空間部5に横排水管3やチーズ継手3a等が納まるようにする。そして、既述したように、防水パン1の開口部1qに点検用パネル1rを水密的に脱着可能に取り付け、チーズ継手3aの余った接続口3cを排水口として点検用パネル1rの開口から防水パン1内側の排水溝1nに突出させ、排水栓3eとゴミ除けカバー3fを取り付けると共に、防水パン1の四周の側壁を既述したようにブチルゴムテープ6bで防水処理して施工を完了する。このように、チーズ継手3aの余った接続口3cを、横排水管3から側方に突き出した排水口3cとして利用すると、チーズ継手3aを設ける位置を変えることで接続口3cの位置を適宜変更できる利点がある。
上記のように、本発明の防水構造体は施工が簡単で、防水パン1の排水溝1nの下側に横排水管3の配管スペースを確保する必要がなく、万一、防水パン1の四周から漏水したり、結露して防水パン1の裏面から水滴が流落するようなことがあったとしても、下敷きフィルム2に受け止められ、下敷きフィルム2に受け止められた水は、下敷きフィルム本体21に設けられた接続口21dを通って縦排水管4に排水されるので、バルコニーの床面を濡らしてしまう心配がなく、優れた防水性を有する。そして、防水パン1の排水溝1nに集められた雨水等は、ゴミ除けカバー3fでゴミが除去されてチーズ継手3aの排水口となる接続口3cに流れ込み、横排水管3及び縦排水管4を通って速やかに排水されるので、ゴミ詰まりがなく排水性が良好である。しかも、本発明の防水構造体は、点検用パネル1rを取り外して防水パン1の裏側や横排水管3の点検、修理などを行えるので、メンテナンスが容易であり、分割タイプの防水パン1の分割パン11,12の接合部分の防水パッキンが劣化しても、接合部分から漏水する心配もないなど、多くの顕著な効果を奏する。
図14は、本発明の他の実施形態に係る防水構造体の構成部材である側縁部材の斜視図である。
図14に示す防水構造体の構成部材である側縁部材24は、方形の底板24bと、その底板24bの三辺に立設されたコの字形の側板24aからなる部材で、前述した側端部材22とコーナー部材23の代わりに用いられるものである。従って、この側縁部材24は、バルコニーの左右の端部(即ち、下敷きフィルム本体21の左右の側縁部分)にそれぞれ配置され、既述した要領で、下敷きフィルム本体21と側縁部材24の各接合箇所をブチルゴムテープ6bで防水処理し、その上方から下敷きフィルム本体21を載置する要領で施工される。この側縁部材24の底板24bの長さ方向の寸法は、前述した側端部材22の底板22bよりも長く形成されているので、下敷きフィルム本体21の側縁(側端及びコーナー部分)の広い範囲を囲むことができる。
この側縁部材24を用いた防水構造体の他の構成は、前述した図1〜図13に示す実施形態の防水構造体と同様であるから、説明を省略する。
このような側縁部材24を用いた防水構造体は、下敷きフィルム本体21の左右の側縁の広い範囲が、側縁部材24の底板24bとその三辺に立設されたコの字形の側板24aで広い範囲が囲い込まれるので、万一、防水パン1と下敷きフィルムとの間に相当量の水が侵入してきたとしても、下敷きフィルム本体21と側縁部材24の接合箇所から漏水することはなく、バルコニーが濡れてしまう心配は皆無に等しくなる。
図15は、本発明の更に他の実施形態に係る防水構造体の構成部材であるコーナー部材の斜視図である。
図15に示すコーナー部材25は、上記の側縁部材24が幅方向の中間部分で半分に切断されたもので、下敷きフィルム本体21の四隅に配置されて使用される。従って、施工手順は前述した実施形態のコーナー部材23と同様で、このコーナー部材25,25,25,25をバルコニーの四隅に配置して、その上方から側端部材22,22を載置する。基本的にこのコーナー部材25,25は、幅方向で互いに当接させて使用するものであるが、上記の側縁部材24とは異なり2分割タイプなので、防水性をより高めるために側端部材22をその上方から載置する必要がある。
この部材を用いた防水構造体の他の構成は、前述した図1〜図13に示す実施形態の防水構造体と同様であるから、説明を省略する。
このようなコーナー部材25を用いた防水構造体は、高い防水性を維持しつつ、施工性を向上させることができる。即ち、前述した側縁部材24は、非常に高い防水性を有するものであるが、一体成形品なので、種々のバルコニーに対応するには多くのサイズの側縁部材24が必要で、また、サイズが微妙にずれているときなどは微調整が困難である。その点、このコーナー部材25は、多少サイズがずれていても、2分割タイプなので施工現場での対応が可能で、また、下敷きフィルム本体21を取り囲む範囲も広いので漏水の心配もない。
以上、3種類の防水構造体の実施形態を説明してきたが、どの実施形態の防水構造体も、排水性が良く優れた防水性を有するので、バルコニーの種類や場所等を勘案してそれぞれを使い分けるのが好ましい。
本発明の一実施形態に係る防水構造体の斜視図である。 同防水構造体の平面図である。 図2のA−B線に沿った拡大断面図である。 図2のA−C線に沿った拡大部分断面図である。 図2のD−D線に沿った拡大部分断面図である。 図2のE−E線に沿った拡大部分断面図である。 防水パンの前縁の切欠き部分に点検用パネルを取り付ける前の状態を示す部分斜視図である。 防水パンの前縁の切欠き部分に点検用パネルを取り付けた後の状態を示す部分斜視図である。 排水口にゴミ除けカバーを取り付けたところを示す部分斜視図である。 同防水構造体における横排水管の接続部分を示す断面図である。 同防水構造体の施工手順を説明する斜視図であって、排水予備樋をコーナー部材で方形枠状に連結して敷設したところを示すものである。 同防水構造体の施工手順を説明する斜視図であって、横排水管を配管したところを示すものである。 同防水構造体の施工手順を説明する斜視図であって、分割タイプの防水パンを敷設したところを示すものである。 本発明の他の実施形態に係る防水構造体の構成部材である側縁部材の斜視図である。 本発明の更に他の実施形態に係る防水構造体の構成部材であるコーナー部材の斜視図である。
符号の説明
1 防水パン
11,12 分割パン
1a 防水パンの前側板
1e 一方の分割パンの支持端縁
1f 他方の分割パンの押え端縁
1g 第一の防水パッキン
1h 第二の防水パッキン
1i 止具(ボルト)
1k 水抜き溝
1m 水抜き孔
1n 排水溝
1q 開口部
1r 点検用パネル
1u 点検用パネルの開口
2 下敷きフィルム
21 下敷きフィルム本体
21a 下敷きフィルム本体の前側板
21b 下敷きフィルム本体の後側板
21c 下敷きフィルム本体の底板
21d 排水口
22 側端部材
22a 側端部材の側板
22b 側端部材の底板
23 コーナー部材
23a コーナー部材の側板
23b コーナー部材の底板
24 側縁部材
24a 側縁部材の側板
24b 側縁部材の底板
25 コーナー部材
3 横排水管
3a チーズ継手
3b 伸縮継手
3c チーズ継手の余った接続口
4 縦排水管
5 下敷きフィルムの前側板と防水パンの前側板との間の空間部

Claims (6)

  1. 四周が側板で囲まれた下敷きフィルムの内側に、方形の平面形状を有する防水パンを配置し、下敷きフィルムの前側板と防水パンの前側板との間の空間部に縦排水管に通じる横排水管を配管すると共に、この横排水管から側方に突き出した排水口を防水パンの前側板を貫通させて防水パンの内側の排水溝に望ませたことを特徴とする防水構造体。
  2. 下敷きフィルムが、前側板と後側板を備えた下敷きフィルム本体と、下敷きフィルム本体の左右の側端に配置される側端部材と、下敷きフィルム本体の四隅に配置されるコーナー部材とからなり、下敷きフィルム本体に排水口を設けたことを特徴とする請求項1に記載の防水構造体。
  3. 下敷きフィルムが、前側板と後側板を備えた下敷きフィルム本体と、底板とその三辺に立設された側板を備え下敷きフィルム本体の左右の側縁に配置される側縁部材とからなり、下敷きフィルム本体に排水口を設けたことを特徴とする請求項1に記載の防水構造体。
  4. 防水パンの前縁を一部切欠き、この切欠き部分に点検用パネルを水密的に脱着可能に取り付けると共に、横排水管から側方に突き出した排水口をこの点検用パネルを貫通させて防水パンの内側の排水溝に望ませたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の防水構造体。
  5. 防水パンの内側の排水溝に望ませた排水口にゴミ除けカバーを取り付けたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の防水構造体。
  6. 防水パンが複数の分割パンを接合したものであって、分割パン相互の接合部分は、一方の分割パンの支持端縁に防水パッキンを介して他方の分割パンの押え端縁を重ねて止具で固定してあり、且つ、支持端縁には水抜き溝を形成してその端部の溝底に水抜き孔を形成してあることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の防水構造体。
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