JP2007086460A - カメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明は、コストの上昇を抑えつつ撮影者の使用状態を検出可能なカメラを提供することを目的とする。
【構成】
本発明を適用したカメラは、接眼ファインダ窓を有する接眼ファインダ50と、操作者の手動操作によって第1操作信号を発するレリーズ釦30と、操作者の顔の一部と接触することにより第2操作信号を発生する操作部材40と、レリーズ釦30と操作部材40とに通信可能に接続され、前記第1操作信号と前記第2操作信号とを同時に受信することにより、撮影者が接眼ファインダ50を覗きこんでいる接眼状態であることを検出する検出部とを具備する。
【選択図】
図5
本発明は、コストの上昇を抑えつつ撮影者の使用状態を検出可能なカメラを提供することを目的とする。
【構成】
本発明を適用したカメラは、接眼ファインダ窓を有する接眼ファインダ50と、操作者の手動操作によって第1操作信号を発するレリーズ釦30と、操作者の顔の一部と接触することにより第2操作信号を発生する操作部材40と、レリーズ釦30と操作部材40とに通信可能に接続され、前記第1操作信号と前記第2操作信号とを同時に受信することにより、撮影者が接眼ファインダ50を覗きこんでいる接眼状態であることを検出する検出部とを具備する。
【選択図】
図5
Description
カメラに関する。
撮影者が撮影準備動作に入ったことを検出する方法として、撮影者がカメラのファインダを覗いているかを検出するものがある(例えば特許文献1)。また、レリーズ釦の操作入力されたことを検出することにより撮影者が撮影準備動作に入ったとして、カメラに設けられた表示部をOFFすることにより消費電力を低減するものもがある。
特開2001−59984号公報
しかしながら、特許文献1におけるカメラは、撮影者がファインダを覗いているかを検出するために専用のセンサを追加するためコストアップとなる。また、カメラが、レリーズ釦の半押操作によって、撮影者が撮影準備動作に入ったか否かを検出すると、撮影者がカメラの設定操作中にレリーズ釦が半押操作された場合に、撮影者の意図に反して撮影準備動作に入ったとして表示部材をOFFする等の省電力処理が行われてしまう。
本発明は、コストの上昇を抑えつつ操作者の使用状態を検出可能なカメラを提供することを目的とする。
本発明を適用したカメラは、接眼ファインダ窓を有する接眼ファインダと、操作者の手動操作によって第1操作信号を発するレリーズ釦と、操作者の顔の一部と接触することにより第2操作信号を発生する操作部材と、前記レリーズ釦と操作部材とに通信可能に接続され、前記第1操作信号と前記第2操作信号とを同時に受信することにより、操作者が前記接眼ファインダを覗きこんでいる接眼状態であることを検出する検出部とを具備する。
本発明を適用したカメラは、コストの上昇を抑えつつ、操作者の使用状態を検出できる。
以下本発明を適用した一実施の形態におけるデジタルカメラ1ついて図面1乃至図9を基に説明する。
デジタルカメラ1の正面外観図を図1に、背面外観図を図2に示す。デジタルカメラ1は、正面に撮像レンズ20、レリーズ釦30、背面に表示装置40、接眼ファインダ50、コマンドダイアル60が配置されている。
デジタルカメラ1の正面外観図を図1に、背面外観図を図2に示す。デジタルカメラ1は、正面に撮像レンズ20、レリーズ釦30、背面に表示装置40、接眼ファインダ50、コマンドダイアル60が配置されている。
撮像レンズ20は、被写体像を結像するレンズ郡から成る撮像光学系や絞り装置等から構成されている。レリーズ釦30は、半押スイッチ(SW1)および全押スイッチ(SW2)から構成される周知の複合スイッチである。レリーズ釦30は、半押されるとSW1がONされ、さらに釦が押し込まれて全押されるとSW2がONされる。表示装置40は、撮像画像や、メニュー画像等を表示する液晶表示装置41および、液晶表示装置41の表示面上に配置され、光を透過するタッチパネル42で構成される周知のタッチスクリーンである。本実施の形態では、表示装置40を押圧操作することにより押圧操作した箇所に応じてデジタルカメラ1へ種々の操作入力が行える。接眼ファインダ50は、液晶表示装置等から成る接眼表示装置および接眼光学系から構成される。ユーザーは、接眼ファインダ50に目を近づけ接眼光学系を通して、接眼表示装置に表示された被写体画像やメニュー画像等を観察できる。接眼ファインダ50は、後述する撮像部102により、連続的に撮像した被写体像を動画像として表示するスルー画像表示が可能な、周知のElectronic View Finder(EVF)である。コマンドダイアル60は、回転操作によりデジタルカメラ1の設定値等を順次切換え可能なロータリースイッチである。
デジタルカメラ1のブロック図を図3に示す。
制御部100は、デジタルカメラ1を構成する各部材を制御するCPU等を含む制御装置である。制御部100には、レンズ駆動部101、撮像部102、画像処理部103、ROM104、RAM105、外部記録媒体106、ファインダ表示装置107、表示部108、焦点検出部109、露出制御部110、操作部111、レリーズ釦30等と接続され、これらを制御している。
制御部100は、デジタルカメラ1を構成する各部材を制御するCPU等を含む制御装置である。制御部100には、レンズ駆動部101、撮像部102、画像処理部103、ROM104、RAM105、外部記録媒体106、ファインダ表示装置107、表示部108、焦点検出部109、露出制御部110、操作部111、レリーズ釦30等と接続され、これらを制御している。
レンズ駆動部101は、制御部100の制御により、撮像レンズ20の撮像光学系21を駆動し焦点を調節する。撮像部102は、CCD、CMOS等の撮像素子等から構成され、撮像した被写体画像信号を出力する。画像処理装部103は、撮像部102から出力された被写体画像信号に種々の処理を行い、後述する接眼ファインダ内のファインダ表示装置107や表示部108に表示するための表示用画像データや、外部記録媒体106に記録するための記録用画像データ等を作成する。ROM104は、デジタルカメラ1が動作するためのプログラム等が記録されている不揮発性メモリーである。RAM105は、制御部100、画像処理装部103等の処理の際にデータが一時的に記録される揮発性メモリーである。外部記録媒体106は、記録用画像データを記録するための着脱可能なメモリーカード等の記録媒体である。ファインダ表示装置107は、接眼表示装置等により構成される表示装置である。表示部108は、表示装置40およびドライバ等を含み、タッチパネル42からの操作入力信号を制御部100へ出力する。デジタルカメラ1は、スルー画像表示をファインダ表示装置107、または表示部108により表示可能である。ユーザーは、表示されるスルー画像により撮影構図を確認できる。なお、ファインダ表示装置107や液晶表示装置41の代わりに、有機EL等を用いた表示装置を用いても良い。露出制御部109は、被写体画像信号を基に被写体像の輝度値を検出し、これを基にシャッター速度値や絞り値等の露出条件を決定する。焦点検出調整部110は、被写体画像信号を基に、撮像光学系の焦点状態を検出し制御部に出力する。なお、被写体像の輝度値や焦点状態を、それぞれ専用の検出センサーを用いて検出しても良い。操作部111は、コマンドダイアル60等の操作部材を含み、ユーザーによる操作入力を制御部100へ出力する。
<基本的な処理動作>
デジタルカメラ1の撮像処理に関する基本動作については、周知の処理であるため、説明を略す。
デジタルカメラ1の撮像処理に関する基本動作については、周知の処理であるため、説明を略す。
<表示装置による操作入力>
上述したように、本実施の形態におけるデジタルカメラ1は表示装置40をタッチ操作することにより種々の操作入力が可能である。図2には、表示装置40にメニュー画面が表示されている様子が示されている。メニュー画面では、ユーザーは表示装置40に表示された項目の各領域を押圧操作して選択していくことにより、カメラの動作モードの変更や、各種設定値の変更ができる。
上述したように、本実施の形態におけるデジタルカメラ1は表示装置40をタッチ操作することにより種々の操作入力が可能である。図2には、表示装置40にメニュー画面が表示されている様子が示されている。メニュー画面では、ユーザーは表示装置40に表示された項目の各領域を押圧操作して選択していくことにより、カメラの動作モードの変更や、各種設定値の変更ができる。
図示のごとく、本実施の形態におけるデジタルカメラ1では、選択項目として、再生項目61、画質項目62、ホワイトバランス項目63が表示されている。
再生項目61が選択されると、外部記録媒体106に記憶されている画像データを表示装置40に表示する再生モードへ移行する。
再生項目61が選択されると、外部記録媒体106に記憶されている画像データを表示装置40に表示する再生モードへ移行する。
画質項目62が選択されると、撮像部102で撮像した画像信号を画像処理部103で処理し記録用画像データを作成する際に、該記録用画像データの圧縮率値を示す項目62a〜62cが表示される。図4に、表示装置40に項目62a〜62cが表示されているデジタルカメラ1の背面図を示す。任意の圧縮率を示す項目62a〜62cの表示領域を押圧操作することにより、該押圧操作した圧縮率項目が示す圧縮率値が設定される。
ホワイトバランス項目51が選択されると、撮像部102で撮像した画像信号を画像処理部103で処理し記録用画像データを作成する際に、画像処理部103が用いるホワイトバランス設定値を示す項目が表示される。任意のホワイトバランス設定値を示す項目の表示領域を押圧操作することにより、該押圧操作した項目が示すホワイトバランス値が設定される。
なお、メニュー画面でのデジタルカメラ1のモード変更や設定値変更の例として、上述した再生モードへの変更、画質設定値の変更、ホワイトバランス設定値の変更について説明したが、デジタルカメラ1では、上述と同様にして、表示装置40を押圧操作することによりその他各種設定値の変更も可能である。
<ユーザーの接眼検出>
本発明を適用したデジタルカメラ1は、ユーザーが接眼ファインダ50を覗いているか否かを検出(以下接眼検出とする)可能である。ユーザーが、デジタルカメラ1の接眼ファインダ50を覗いた様子を図5に示す。図示のごとくユーザー200が目201によりデジタルカメラ1の接眼ファインダ50を覗くとデジタルカメラ1の背面ボディに鼻202が接触する。
本発明を適用したデジタルカメラ1は、ユーザーが接眼ファインダ50を覗いているか否かを検出(以下接眼検出とする)可能である。ユーザーが、デジタルカメラ1の接眼ファインダ50を覗いた様子を図5に示す。図示のごとくユーザー200が目201によりデジタルカメラ1の接眼ファインダ50を覗くとデジタルカメラ1の背面ボディに鼻202が接触する。
そこで、本発明を適用したデジタルカメラ1は、ユーザー200が接眼ファインダ50を覗いた際に、鼻202が接触する位置に表示装置40を配置し、タッチパネル42による操作入力(鼻の接触)およびレリーズ釦30の半押操作(SW1がON)が入力されると、ユーザーが接眼ファインダ50を覗いた状態にあると検出する。なお、ユーザーが接眼ファインダ50を覗いて、表示装置40に鼻を接触させた後にレリーズ釦を半押操作した場合を考慮し、デジタルカメラ1は、例えば所定時間(1秒)以内の接触のみを操作入力であると検出し押圧箇所に応じた処理を実行するが、所定時間より長く押圧操作が続いた場合は、該押圧操作された場所に応じた処理はおこなわれない。これによりユーザーが接眼ファインダ50を覗いた際の鼻の接触により誤動作、誤設定が防止される。また、表示装置40は、ユーザーによる目と鼻との位置関係の個人差を考慮すると共に、さらに接眼ファインダ50を右目又は左目で覗いた際に鼻が接触すると考えられる領域をカバーするように配置されている。なお、接眼検出に用いる表示装置40の領域を、ユーザーが右目又は左目で接眼ファインダ50を覗いた際に接触すると考えられる所定領域に限定しても良い。これによりより正確に接眼検出を行える。
以下、デジタルカメラ1がユーザーの接眼を検出した際の処理について図6に示すフローを基に説明する。
不図示の電源スイッチの操作によりデジタルカメラ1の電源がONされると、ステップS1〜3でスルー画を表示するよう設定されている表示部(ファインダ表示装置107又は表示部108)によるスルー画の表示を開始する。なお、スルー画を表示する表示部は、上述したメニュー画面で設定できる。
不図示の電源スイッチの操作によりデジタルカメラ1の電源がONされると、ステップS1〜3でスルー画を表示するよう設定されている表示部(ファインダ表示装置107又は表示部108)によるスルー画の表示を開始する。なお、スルー画を表示する表示部は、上述したメニュー画面で設定できる。
次に、ステップS4で、タッチパネル42による操作入力があるか否かが判定される。タッチパネル42による操作入力がある場合は、表示装置をONした(ステップS5)後にステップS6へ移り、操作入力が無い場合はステップS6へ移る。ステップS6では、SW1がONされたか否かが判定される。SW1がONされた場合はステップS8へ移り、SW1がONされていない場合はステップS7へ移る。ステップS7では、電源スイッチがOFF操作されたか否かを判定し、電源スイッチがOFFされた場合はデジタルカメラ1の電源をOFFし、OFFされていない場合はステップS4へ戻る。
ステップS8ではタッチパネル42からの操作入力があるか否かが判定される。タッチパネル42からの操作入力がある場合はステップS9へ移り接眼処理サブルーチンへ移り、操作入力が無い場合はステップS10へ移る。
<接眼処理サブルーチン>
ここで、接眼処理サブルーチンの説明を図7のフローを用いて説明する。
接眼処理サブルーチンが開始されると、表示装置40による表示がONされているか否かが判定される。表示装置40の表示がONされている場合はステップS22へ移り、ONされていない場合は接眼処理サブルーチンを終了する。ステップS22では表示装置40による表示をOFFしてステップS23へ移る。ステップS23では、スルー画がファインダ表示装置107に表示されているか否かが判定される。スルー画がファインダ表示装置107に表示されている場合は接眼処理サブルーチンを終了し、表示されていない場合はステップS24へ移る。ステップS24ではファインダ表示装置40によるスルー画の表示を開始して、接眼処理サブルーチンを終了する。接眼処理サブルーチンが終了すると、ステップS10へ移る。
ここで、接眼処理サブルーチンの説明を図7のフローを用いて説明する。
接眼処理サブルーチンが開始されると、表示装置40による表示がONされているか否かが判定される。表示装置40の表示がONされている場合はステップS22へ移り、ONされていない場合は接眼処理サブルーチンを終了する。ステップS22では表示装置40による表示をOFFしてステップS23へ移る。ステップS23では、スルー画がファインダ表示装置107に表示されているか否かが判定される。スルー画がファインダ表示装置107に表示されている場合は接眼処理サブルーチンを終了し、表示されていない場合はステップS24へ移る。ステップS24ではファインダ表示装置40によるスルー画の表示を開始して、接眼処理サブルーチンを終了する。接眼処理サブルーチンが終了すると、ステップS10へ移る。
ステップ10では、焦点検出部109およびレンズ駆動部101等による撮像レンズ21の焦点調節や、露出制御部110によるシャッタースピード値や絞り値等の露出値の設定等の撮像準備処理が行われる。次にステップS11ではSW2がONされたか否かが判定される。SW2がONされた場合はステップS13へ移り、SW2がONされていない場合はステップS12移る。ステップS12では、SW1がONされているか否かを判定する。SW1がONされている場合はステップS8へ戻り、SW1がONされていない場合はステップS1へ戻る。
ステップS13では、スルー画の処理を停止した後、ステップS14で撮像処理を行う。なお、撮像処理では、ステップS10で設定された露出値を基に被写体像を撮像し、記録用画像データを外部記録媒体106へ記録する。撮像処理が終了するとステップS1へ戻る。
上述のごとく、本実施の形態におけるデジタルカメラ1は、ユーザーが接眼ファインダー50を覗いているか否かを検出(接眼検出)できる(ステップS6およびS8)。さらに、本実施の形態におけるデジタルカメラ1は、デジタルカメラ1を操作および設定するための部材(タッチパネル42、レリーズ釦30(SW1))により接眼検出が可能なため、接眼検出のために新たに検出センサ等の部材を設ける必要がなく、コストをおさえることができる。また、ユーザーが接眼ファインダー50を覗いた際に、想定される鼻が接触する位置周辺に、全面がセンサであるタッチパネル42が配置されている。そのため、ユーザーの個人差(接眼ファインダ50を覗く目と、鼻との位置関係)に左右されずに接眼検出を行える。
また、上述では接眼ファインダとしEVFを用いた場合について説明したが、接眼ファインダとして、光学ファインダを用いても良い。
さらに、デジタルカメラ1は、接眼検出により、ユーザーが接眼ファインダー50を覗いていると検出した場合は、表示装置40の表示をOFF(液晶表示装置41の表示およびバックライトをOFF)する(ステップS21、S22)ため、消費電力を低減できる。なお、上記表示装置40の表示をOFFするのではなく、液晶表示装置41のバックライトのみOFFするとしても良い。
さらに、デジタルカメラ1は、接眼検出により、ユーザーが接眼ファインダー50を覗いていると検出した場合は、表示装置40の表示をOFF(液晶表示装置41の表示およびバックライトをOFF)する(ステップS21、S22)ため、消費電力を低減できる。なお、上記表示装置40の表示をOFFするのではなく、液晶表示装置41のバックライトのみOFFするとしても良い。
また、デジタルカメラ1は、接眼検出により、ユーザーが接眼ファインダー50を覗いていると検出した際に、表示装置40にスルー画が表示されている場合は、表示装置40をOFFすると共にスルー画像をファインダ表示装置107に表示するよう変更する(ステップS21〜S24)ため、消費電力を低減できると共にスムーズに撮影が行える。
なお、ファインダ表示装置107にスルー画を表示するように設定されている際に、接眼検出によりユーザーが接眼ファインダ50を覗いていないと検出した場合は、スルー画処理を停止し、ファインダ表示装置をOFFするとしても良い。この場合接眼検出によりユーザーが接眼ファインダ50を覗いていることが検出された際には、スルー画処理を開始し、ファインダ表示装置をONする。これにより、スルー画表示に起因する消費電力を低減することができる。なお、上記においてスルー画処理を停止し、ファインダ表示装置をOFFせずに、ファインダ表示装置107の液晶表示装置のバックライトのみをOFFするとしても良い。これにより、消費電力を低減すると共に、よりスムーズにスルー画を観察できる。
上述では、SW1がONされ且つタッチパネル42による入力がある(ステップS6で肯定され且つステップS8で肯定される)場合に、ユーザーが接眼ファインダー50を覗いた状態にあると検出し、接眼処理(ステップS9)を行ったが、ユーザーが接眼ファインダー50を覗いた状態にあると検出する方法はこれに限るものでは無い。
以下変形例について図8〜図9を用いて説明する。
ユーザー200が接眼ファインダー50を右目で覗いた際に鼻201がデジタルカメラ1背面ボディに接触する位置および左目で覗いた際に鼻201がデジタルカメラ1背面ボディに接触する位置に、それぞれタッチスクリーンを配置するとしても良い。デジタルカメラ1の背面に2つのタッチスクリーンを設けたデジタルカメラ1背面外観図を図8に示す。図示のごとくデジタルカメラ1背面には、上述した表示装置40と同様のタッチスクリーンである表示装置40aおよび40bが配置されている。表示装置40aが設けられる位置は、一般的なユーザー200が右目でファインダスクリーン50を覗いた際に鼻201が接触する位置を基準に決定されている。表示装置40bが設けられる位置は、一般的なユーザー200が左目でファインダスクリーン50を覗いた際に鼻201が接触する位置を基準に設けられている。上述した実施の形態と同様に、表示装置40aおよび40bには、画像データやメニュー画面等が表示さ、メニュー画面に表示される項目を押圧操作で選択することによりデジタルカメラのモードや各種設定値を変更できる。デジタルカメラ1は、SW1がONされ且つ表示装置40a又は40bによる入力がある場合に、ユーザーが接眼ファインダー50を覗いた状態にあると検出する。
ユーザー200が接眼ファインダー50を右目で覗いた際に鼻201がデジタルカメラ1背面ボディに接触する位置および左目で覗いた際に鼻201がデジタルカメラ1背面ボディに接触する位置に、それぞれタッチスクリーンを配置するとしても良い。デジタルカメラ1の背面に2つのタッチスクリーンを設けたデジタルカメラ1背面外観図を図8に示す。図示のごとくデジタルカメラ1背面には、上述した表示装置40と同様のタッチスクリーンである表示装置40aおよび40bが配置されている。表示装置40aが設けられる位置は、一般的なユーザー200が右目でファインダスクリーン50を覗いた際に鼻201が接触する位置を基準に決定されている。表示装置40bが設けられる位置は、一般的なユーザー200が左目でファインダスクリーン50を覗いた際に鼻201が接触する位置を基準に設けられている。上述した実施の形態と同様に、表示装置40aおよび40bには、画像データやメニュー画面等が表示さ、メニュー画面に表示される項目を押圧操作で選択することによりデジタルカメラのモードや各種設定値を変更できる。デジタルカメラ1は、SW1がONされ且つ表示装置40a又は40bによる入力がある場合に、ユーザーが接眼ファインダー50を覗いた状態にあると検出する。
なお、タッチスクリーンである表示装置40a、40bの代わりに、タッチパネルを用いてもよい。この場合は画像データやメニュー画面を表示するための表示部材を別途設けても良い。
さらに、表示装置40a、40bの設けられている位置に、表示装置40a、40bの代わりにモメンタリスイッチ等の押圧式の操作釦を配置したものでも良い。デジタルカメラ1背面に操作部材40c、40dを設けたデジタルカメラ1背面外観図を図9に示す。デジタルカメラは、SW1がONされ且つ操作部材40c又は40dによる入力がある場合に、ユーザーが接眼ファインダー50を覗いた状態にあると検出する。
以上、本発明をデジタルカメラに適用した一実施の形態について説明したが、本発明はこれに限るものではない。例えば本発明をレンズ着脱可能な一眼レフデジタルカメラや銀塩カメラ、ビデオカメラ等の撮像機器に適用しても良い。
1 デジタルカメラ
20 撮像レンズ
30 レリーズ釦
40 表示装置
50 接眼ファインダ
20 撮像レンズ
30 レリーズ釦
40 表示装置
50 接眼ファインダ
Claims (6)
- 接眼ファインダ窓を有する接眼ファインダと、
操作者の手動操作によって第1操作信号を発するレリーズ釦と、
操作者の顔の一部と接触することにより第2操作信号を発生する操作部材と、
前記レリーズ釦と操作部材とに通信可能に接続され、前記第1操作信号と前記第2操作信号とを同時に受信することにより、操作者が前記接眼ファインダを覗きこんでいる接眼状態であることを検出する検出部とを具備することを特徴とするカメラ。 - 請求項1に記載のカメラにおいて、
前記接眼ファインダの接眼窓と、前記操作部材とがカメラボディ背面に設けられていることを特徴とするカメラ。 - 請求項1又は2に記載のカメラにおいて、
前記操作部材は、操作者が前記接眼ファインダを覗いた際に鼻が接触する接触部を有し、前記操作者の鼻が前記接触部に接触することにより前記第2操作信号を発生することを特徴とするカメラ。 - 請求項1乃至3に記載のカメラにおいて、
前記操作部材は操作面を有するタッチパネルであることを特徴とするカメラ。 - 請求項4に記載のカメラにおいて、前記タッチパネルは、前記操作面が光透過性の素材からなり、少なくとも撮影情報を表示する表示部の表示面上に配置されることを特徴とするカメラ。
- 請求項5に記載のカメラにおいて、
前記検出部により操作者の接眼状態を検出した場合は、前記表示部の表示を禁止することを特徴とするカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005275586A JP2007086460A (ja) | 2005-09-22 | 2005-09-22 | カメラ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2005
- 2005-09-22 JP JP2005275586A patent/JP2007086460A/ja active Pending
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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