JP2007083828A - 車両のピラー構造 - Google Patents

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Tsuguo Kido
継夫 木戸
Kikuo Makase
喜久雄 任勢
Kenichi Watanabe
憲一 渡辺
Yoshie Tachibana
美枝 橘
Kosaburo Omura
浩三朗 大村
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Abstract

【課題】 十分な強度を確保するとともにさらなる軽量化を図ることができる車両のピラー構造を提供する。
【解決手段】 ドア開口の上下縁部を連結する第1の補強部材11は、上側部分14と、上側部分14と一体的に形成されて車室側に開放空間を形成し且つ変形誘発部24が設けられた下側部分15とを有する。第2の補強部材13は、上側部分14に対向して配設される上側対向部16と、これに連続して設けられるとともに下側部分15に取り付けられる下側取付部17とを有する。上側対向部16は、上側部分14との間で複数の閉断面18を区画するよう形成され、下側取付部17は、下側部分15に沿うように形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、平板が加圧成形されることで形成される板金部品であって、車両の側部においてドア開口を区画する縦枠部を形成するとともに、車外から車両側部へ衝撃荷重が付加された際に前記縦枠部の上側の部分よりも下側の部分の方が変形し易いように形成されている車両のピラー構造に関する。
従来、平板が加圧成形されることで形成される車両用の板金部品として構成されており車両の側部においてドア開口を区画する縦枠部を形成する車両のピラー構造が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。特許文献1においては、上端部が車体のルーフサイドレールに下端部が車体のロッカーレールにそれぞれ溶接されたセンタピラーを備えた車両のピラー構造が開示されている。このセンタピラーは、ほぼ台形の断面を有するように形成されたアウタパネルとインナパネルとが、それぞれの台形断面が対向して閉断面を形成するようにその端縁に設けられたフランジが接合されることで構成されている。そして、この閉断面構造の内部に縦方向に配設されたリインフォースメントが設けられている。なお、このリインフォースメントは、上記閉断面におけるアウタパネルの内面に合致する形状に設定されており、センタピラーよりも短く、車室内で着座した乗員の上半分の高さに対応するような寸法に設定されている。そして、リインフォースメントの下端部は水平方向に対して傾斜する形状に裁断されている。これにより、リインフォースメント設定部と非設定部との境界でセンタピラーの剛性を除変させ、センタピラーに荷重が加えられたときの応力集中を少なくすることを目的としている。
また、特許文献2においては、ルーフサイドレールとロッカパネルとの間に架け渡されるよう配設されたセンタピラーを備えた車両のピラー構造が開示されている。このセンタピラーは、横断面ハット状のピラーアウタとピラーインナとピラーアウタの内面にほぼ沿う形状のピラーリインフォースとを備えて構成されている。そして、これらの縁部同士がスポット溶接により接合された構造となっており、これにより上下方向に延びる角筒状の閉断面が形成されている。そして、ピラーリインフォースは、長手方向上側の厚板部とこれより板厚の小さい薄板部とが結合された差厚結合鋼板として形成されている。また、ピラーリインフォースの内側には、上記の厚板部と薄板部との結合部を跨いで上下に延びる横断面略コの字状のインナ部材が配設されており、インナ部材の下端部が上記結合部とロッカパネルとの間に位置している。これにより、ピラーリインフォースの結合部はインナ部材で補強され、側面衝突によるエネルギーを結合部より下方のインナ部材の下端部が折れ曲がることにより吸収し、安定した座屈モードを得ることを目的としている。
特開2003−276639号公報(第2−3頁、第1−2図) 特開2002−347655号公報(第2−3頁、第1−3図)
上記の特許文献1、2に記載された車両のピラー構造は、ドア開口を区画する縦枠部を形成するとともにこの縦枠部を補強する構造を備えるものである。そして、乗員保護の観点から、車両の側部へ車外から衝撃荷重が付加された際に縦枠部の上側の部分よりも下側の部分の方が変形し易いように形成されている。しかしながら、これらのピラー構造は、上下方向に延びる筒状の閉断面を形成するアウタとインナとが設けられるとともにこの閉断面内に更なる補強のための部材が配設されるものとなっているため、ピラー構造の重量の増大を招いてしまい易い。そのため、強度を維持したままでピラー構造の更なる軽量化を図ることが望まれる。
本発明は、上記実情に鑑みることにより、十分な強度を確保するとともにさらなる軽量化を図ることができる車両のピラー構造を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び効果
本発明は、平板が加圧成形されることで形成される板金部品であって、車両の側部においてドア開口を区画する縦枠部を形成するとともに、車外から前記側部へ衝撃荷重が付加された際に前記縦枠部の上側の部分よりも下側の部分の方が変形し易いように形成されている車両のピラー構造に関する。
そして、本発明の車両のピラー構造は、上記目的を達成するために以下のようないくつかの特徴を有している。即ち、本発明は、以下の特徴を単独で、もしくは、適宜組み合わせて備えている。
上記目的を達成するための本発明に係る車両のピラー構造における第1の特徴は、前記ドア開口を形成している上縁部と下縁部とを連結する第1の補強部材であって、前記上縁部に対して取り付けられる上側部分と前記下縁部に対して取り付けられる下側部分とを有し、当該下側部分が前記上側部分と一体的に形成されるとともに車室側に開放した状態の空間を形成して且つ当該下側部分に前記上側部分よりも変形し易いように形成された部分である変形誘発部が設けられている第1の補強部材と、前記上側部分に対向するように配設される上側対向部と、前記上側対向部に連続して設けられるとともに前記下側部分に対して取り付けられる下側取付部とを有する第2の補強部材と、を備え、前記上側対向部は、前記上側部分との間で当該上側部分の長手方向に直交する断面であって複数の閉じられた断面を区画するように形成され、前記下側取付部は、前記下側部分における車室側の側面に沿うように形成されていることである。
この構成によると、ドア開口上縁部に取り付けられる上側部分および下縁部に取り付けられる下側部分を有する第1の補強部材と、上側部分に対向する上側対向部および下側部分に取り付けられる下側取付部を有する第2の補強部材とを備えることによって、車両のピラー構造が形成されている。このため、構成要素となる部材の点数が少なく、車両のピラー構造の大幅な軽量化が図られることになる。そして、第2の補強部材は、その上側対向部が第1の補強部材の上側部分との間で複数の閉じられた断面(閉断面)を区画するように形成されて配設されるとともに、その下側取付部が第1の補強部材の下側部分の車室側の側面に沿って形成されて取り付けられている。このため、第2の補強部材によって高い剛性を確保することができ、筒状の閉断面として構成される従来のピラー構造に対して少ない材料で十分な強度を確保することができる。したがって、車外から車両の側部へ衝撃荷重が付加された際にドア開口の縦枠部の上側の部分よりも下側の部分の方が変形し易いピラー構造に関して、十分な強度を確保するとともにさらなる軽量化を図ることができる。なお、下側部分には変形誘発部が設けられているため、車外から側部へ衝撃荷重が付加された際には上側部分よりも下側部分の方が変形し易いように形成されている。また、下側部分は車室側に開放した状態の空間を形成しているため、この空間にドアヒンジやロックの補強部品といった各種部品やハーネス(電線)などを配設することができる。
また、本発明に係る車両のピラー構造における第2の特徴は、前記第1の補強部材に対して車室側に取り付けられ、前記下側部分に対向する位置に配設されている第3の補強部材を更に備えていることである。
この構成によると、第3の補強部材は、第1の補強部材の下側部分に対向する位置に配設されているものであり、上側部分に対向する位置には配設されておらずその部分の部材が省略されている。このため、軽量の第3の補強部材を追加することで、重量増大を抑制しつつ更なる強度の向上を図ることができる。また、第3の補強部材をシートベルト巻き取り装置を支持するための支持部材として利用することもできる。
また、本発明に係る車両のピラー構造における第3の特徴は、前記上側対向部には、前記上側部分における車室側の側面に沿って隣接配置されるよう形成された部分である上側隣接部が設けられ、前記下側取付部において前記下側部分の車室側の側面に沿って隣接配置されるよう形成された部分である下側隣接部が、前記上側隣接部となだらかに連続していることである。
この構成によると、上側対向部には上側部分に沿う上側隣接部が設けられ、下側取付部には下側部分に沿う下側隣接部が設けられており、これらの両隣接部はなだらかに連続するよう形成されている。このため、両隣接部を介して第1の補強部材と第2の補強部材とが一体的に構成されるため、複数の閉断面を有する形状が安定し易く、高い剛性を確保し易くなる。したがって、上側部分との間で複数の閉断面を形成するとともに下側部分に沿って跨るように取り付けられて高い剛性を確保することができる第2の補強部材を容易に形成することができる。
また、本発明に係る車両のピラー構造における第4の特徴は、前記上側対向部には、前記上側部分の長手方向に直行する断面であって前記上側隣接部が底辺を形成するコの字状の断面を有する第1のコの字部分が形成され、前記下側取付部には、前記上側部分の長手方向に直行する断面であって前記下側隣接部が底辺を形成するコの字状の断面を有する第2のコの字部分が形成され、前記第1のコの字部分と前記第2のコの字部分とがなだらかに連続していることである。
この構成によると、複数の閉断面を形成するための上側隣接部と下側部分に沿って形成される下側隣接部とをなだらかに連続させる形状を容易に形成することができる。
また、本発明に係る車両のピラー構造における第5の特徴は、前記複数の閉じられた断面が車両の前後方向であって前記側部に沿う方向に並んで配置されるように、前記上側対向部が形成されていることである。
この構成によると、複数の閉断面が車両前後方向の側部に沿う方向に並んで配置されることになるため、車外から側部への衝撃荷重に対して効率よく強い耐力を発揮してより高い強度を確保することができる。
また、本発明に係る車両のピラー構造における第6の特徴は、前記上側部分と前記上側対向部とによって形成される前記上側部分の長手方向に直交する断面の全体形状は、線対称形状であることである。
この構成によると、複数の閉断面を有する形状が線対称形状として構成されているため、複数の閉断面を形成している部分における断面2次モーメントを大きくして高い剛性を確保し易くなる。このため、側部への衝撃荷重に対して効率よくより高い強度を確保することができる。
また、本発明に係る車両のピラー構造における第7の特徴は、前記複数の閉じられた断面は、前記上側部分の長手方向と直交する断面におけるそれぞれの断面積が均等となるように区画されていることである。
この構成によると、複数の閉断面の断面積が均等となるように構成されているため、複数の閉断面を形成している部分における断面2次モーメントを大きくして高い剛性を確保し易くなる。このため、側部への衝撃荷重に対して効率よくより高い強度を確保することができる。
また、本発明に係る車両のピラー構造における第8の特徴は、前記上側対向部は、前記複数の閉じられた断面を区画するように前記上側部分の長手方向に沿って延びるよう形成された条部を有していることである。
この構成によると、複数の閉断面が長手方向に延設される条部により形成されるため、車外から側部への衝撃荷重に対して効率よく強い耐力を発揮してより高い強度を確保することができる複数の閉断面構造を簡易な構成で容易に実現することができる。
また、本発明に係る車両のピラー構造における第9の特徴は、前記上側対向部は、前記上側部分に対して突出して接するコの字状の凸部分とこの凸部分の両側に配置されて車室側に凹み形成されたコの字状の凹部分とが連続する断面を有するように形成されていることである。
この構成によると、上側部分に接するコの字状の凸部分とその両側で車室側に凹み形成された凹部分とを設けることで、上側部分との間で複数の閉断面を区画する形状の上側対向部を容易に形成することができる。
また、本発明に係る車両のピラー構造における第10の特徴は、前記下側部分の板厚が前記上側部分の板厚よりも薄いことで、前記下側部分が前記上側部分よりも変形し易いように形成されていることである。
この構成によると、下側部分の板厚を上側部分の板厚よりも薄くすることにより、下側部分が上側部分よりも変形し易い構造を容易に実現することができる。
また、本発明に係る車両のピラー構造における第11の特徴は、前記下側部分の材料の強度が前記上側部分の材料の強度よりも小さいことで、前記下側部分が前記上側部分よりも変形し易いように形成されていることである。
この構成によると、下側部分の材料強度を上側部分の材料強度よりも小さくすることにより、下側部分が上側部分よりも変形し易い構造を容易に実現することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しつつ説明する。本発明の実施形態に係る車両のピラー構造は、車両の側部においてドア開口を区画する縦枠部を形成するとともに、車外から車両側部へ衝撃荷重が付加された際に縦枠部の上側の部分よりも下側の部分の方が変形し易いように形成されているピラー構造として広く適用することができる。
図1は、本実施形態に係る車両のピラー構造1(以下、単に「ピラー1」という)を示す分解斜視図である。このピラー1は、車両(図示せず)のセンタピラーとして用いられ、その車両の側部のドア開口を区画する縦枠部を形成している。また、このピラー1は、平板がプレス成形等の加圧成形されることで形成される板金部品として構成されている。
図1に示すように、ピラー1は、第1の補強部材であるピラーアウタ11と、第3の補強部材であるピラーインナ12と、第2の補強部材であるピラーリインフォース13とを備えて構成されている。これらは、いずれも鋼製の加圧成形された部材として形成されている。
ピラーアウタ11は、当該ピラー1が取り付けられる車体にてドア開口を形成している上縁部(ルーフサイドレール)2と図示しない下縁部(ロッカパネル)とを連結するように設けられている。このピラーアウタ11は、略中央より上側に位置している部分である上側部分14と、略中央より下側に位置している部分である下側部分15とを有するように構成されている。上側部分14は、ルーフサイドレール2に対して上端取付部14aを介して取り付けられている。下側部分15は、上側部分14と一体的に形成されるとともに図示しないロッカパネルに対して取り付けられている。
また、ピラーアウタ11の下側部分15は、車室側に開放した状態の空間を形成しており、且つ、上側部分14よりも変形し易いように形成された部分である変形誘発部24が設けられている。この変形誘発部24の板厚が上側部分14の板厚よりも薄いことで、上側部分14よりも変形し易いように形成されている。なお、上側部分14と変形誘発部24とが異なる材料で形成されることで、変形誘発部24が変形し易いように形成されていてもよい。例えば、引張強度で強度評価を行う場合に、下側部分15を構成する鉄鋼材料の強度が変形誘発部24を構成する鉄鋼材料の強度よりも小さいことで、変形誘発部24が上側部分14よりも変形し易いように形成されていてもよい。また、異なった板厚と材料の組み合わせにより、変形誘発部24が変形し易いように形成されていてもよい。このように異なる板厚や材質が組み合わされた構造のピラーアウタ11は、例えば、テーラードブランクにより形成することができる。なお、下側部分15は車室側に開放した状態の空間を形成しているため、この空間に図示しないドアヒンジやロックの補強部品といった各種部品やハーネス(電線)などを配設することができる。
また、ピラーアウタ11は、ルーフサイドレール2に取り付けられる上端部からロッカパネルに取り付けられる下端部にかけて徐々にその幅寸法(車両前後方向における寸法)が広がるように形成されている。図2は、ピラー1として各部材(11〜13)が組み合わされた状態におけるII線矢視断面を示したものである。この図2に示すように
、ピラーアウタ11は、車外側に突出するコの字状の断面として形成されており、その幅方向(車両前後方向)両側にはフランジ部14bが設けられている。
ピラーインナ12は、ピラーアウタ11に対して取り付けられており、ピラーアウタ11の車室側に取り付けられている。このピラーインナ12は、後述するピラーリインフォース13がピラーアウタ11に取り付けられた後に、ピラーアウタ11に対して取り付けられるようになっている。そして、このピラーインナ12は、ピラーアウタ11の下側部分15における車室側を覆うような形状に形成されており、この下側部分15に対向する位置に配設される。また、ピラーインナ12には、複数の孔部12a・12bが適宜形成されている。孔12aは図示しないシートベルト巻き取り装置を設置するために設けられており、孔12bは軽量化を図るために設けられている。
図3は、ピラーリインフォース13を拡大して示す斜視図である。図3に示すように、ピラーリインフォース13は、上側対向部16と下側取付部17とを備えて構成されている。上側対向部16は、ピラーアウタ11の上側部分14に対向するように配設される。一方、下側取付部17は、上側対向部16に連続して設けられるとともにピラーアウタ11の下側部分15に対して取り付けられる。
ピラーリインフォース13の上側対向部16は、図2の断面図に示すように、ピラーアウタ11の上側部分14との間で、その上側部分14の長手方向に直交する断面であって複数の閉じられた断面(以下、「複数の閉断面」という)18(18a、18b)を区画するように形成されている。そして、この上側対向部16は、これらの複数の閉断面18(18a、18b)が車両の前後方向(図中両端矢印A方向)であって車両側部に沿う方向に並んで配置されるように形成されている。また、上側部分14と上側対向部16とによって形成される上側部分14の長手方向に直交する断面(図2に示す断面)の全体形状は、線対称形状となっている。さらに、複数の閉断面18(18a、18b)は、上側部分14の長手方向と直交する断面におけるそれぞれの断面積が均等となるように区画されている。すなわち、閉断面18aと閉断面18bとが均等の断面積となるように上側部分14および上側対向部16が形成されている。
また、図2・図3に示すように、ピラーリインフォース13の上側対向部16は、複数の閉断面18を区画するようにピラーアウタ11の上側部分14の長手方向に沿って延びるように形成された条部19を有している。そして、この上側対向部16は、上側部分14に対して突出して接するコの字状の凸部分20とこの凸部分20の幅方向(図2の両端矢印A方向)両側に配置されて車室側に凹み形成されたコの字状の凹部分21とが連続する断面を有するように形成されている。なお、上側対向部16の各凹部分21のさらに外側にはフランジ部16aが設けられている。このフランジ部16aが、ピラーアウタ11の上側部分14のフランジ部14bとスポット溶接等により接合されるようになっている。
図4は、ピラーリインフォース13の平面図であって、図3に示されている側とは反対側を上にして示したものである。図5は、ピラーアウタ11にピラーリインフォース13が取り付けられた状態の一部を拡大して示す図である。図2乃至図5に示すように、上側対向部16には、ピラーアウタ11の上側部分14における車室側の側面14cに沿って隣接配置されるよう形成された部分である上側隣接部22が設けられている。また、下側取付部17は、ピラーアウタ11の下側部分15の側面15aに沿うように形成されている(図5等参照)。そして、下側取付部17においてピラーアウタ11の下側部分15の車室側の側面15aに沿って隣接配置されるよう形成された部分である下側隣接部23が、上側隣接部22となだらかに連続した状態となるように形成されている(図3乃至図5等参照)。なお、上側対向部16には、上側部分14の長手方向に直交する断面であって上側隣接部22が底辺を形成するコの字状の断面を有する第1のコの字部分が凸部分20により形成されている。一方、下側取付部17には、上側部分14の長手方向に直交する断面であって下側隣接部23が底辺を形成するコの字状の断面を有する第2のコの字部分が形成されている。そして、これらの第1のコの字部分と第2のコの字部分とがなだらかに連続するように、ピラーリインフォース13が形成されている。
次に、ピラー1の構成によって十分な強度を確保するとともにさらなる軽量化を図ることができる効果に関して、シミュレーションで確認した結果に基づいて説明する。
ピラー1はピラーインナ12の大幅な軽量化を図ることで軽量化されているものでもあるため、ピラー1におけるピラーインナ12が配設されていない部分であるピラーアウタ11の上側部分14とピラーリインフォース13の上側対向部16とで構成される部分を対象として、強度と軽量化の両立を図る効果の確認を行った。図6は、シミュレーションでの確認に用いた計算モデルを示したものである。図6に示すように、860mm離れた位置で点A1および点A2にて曲率半径30mmの圧子で支持された各種断面のピラー構造30に対して点A3から曲率半径150mmの圧子で荷重Fyを付加した場合について解析を行った。また、ピラー構造30は、長手方向に亘って同一形状の断面を備え、曲率半径1310mmで湾曲しているものとして解析を行った。なお、解析にあたっては、ピラー構造30に荷重Fyが付加されたときの最大変位量が所定の範囲内に収まる条件における許容最大荷重MAX-Fyとピラー構造30の単位長さあたりの質量(以下、これを「断面重量」という)との関係を導くことで、強度確保と軽量化との両立の効果を評価した。
図7は、解析に用いたピラー構造30の断面形状(ピラー構造の長手方向と直行する断面の形状)の例を模式的に示したものである。図7(a)に示す「CASE1」形状は、ピラーアウタ上側部分31aと、このピラーアウタ上側部分31aに対向する位置に配設されることを想定したピラーインナ32aと、ピラーアウタ上側部分31aとピラーインナ32aとで形成される閉断面中においてさらに閉断面を区画するピラーリインフォース33aとを備えている計算モデルである。そして、図7(b)の「CASE2」形状はピラーアウタ上側部分31bとピラーインナ32bとピラーリインフォース33bとを備えているものであり、図7(c)の「CASE3」形状はピラーアウタ上側部分31cとピラーインナ32cとピラーリインフォース33cとを備えているものであり、図7(d)の「CASE4」形状はピラーアウタ上側部分31dピラーインナ32dとピラーリインフォース33dとを備えているものである。また、図7(e)の「BASE」形状は、従来技術に相当するものであり、ピラーアウタ上側部分31eと、ピラーインナ32eと、ピラーアウタ上側部分31eに沿った形状のピラーリインフォース33eとを備えているものである。一方、図7(f)の「BASE−RF延長」形状は、ピラーアウタ上側部分31fと、ピラーインナ32fと、両側の部分がピラーインナ32fに到達する長さまで延設されたピラーリインフォース33fとを備えているものである。最後に示す図7(g)の「CASE1−INNERなし」形状は、本実施形態のピラー1に相当するものであり、ピラーアウタ上側部分31gとピラーリインフォース33gとを備えており、ピラーアウタ上側部分31gに対向する位置にはピラーインナは配設されていない。
下表1は、板厚を変更した場合の断面重量と許容最大荷重MAX-Fyの計算結果との関係を例示したものである。「BASE」形状についての1つの例と「CASE1−INNERなし」形状についての4つの例とを示しており、ピラーアウタ上側部分(OUTER)の板厚とピラーリインフォース(RF)の板厚とを変更した例を示している。また、材料の種類については、ピラーアウタ上側部分の強度はT1でピラーリインフォースの強度はT2の鉄鋼材料を想定して計算を行った。なお、この強度T1、T2については、図8に示す応力―歪曲線に従う材料の機械的性質を備えるものとして計算を行った。
Figure 2007083828
図7にいくつか例を示したように、図7に示す各断面形状それぞれについて板厚の条件を変更し、それぞれの板厚条件における許容最大荷重MAX-Fyの計算を行った。そして、板厚を変更して行った複数の条件での計算結果に基づいて、図7に示す各断面形状それぞれについて、板厚と許容最大荷重MAX-Fyとの相関関係を示す回帰式を導出した。図9は、「CASE1−INNNERなし」形状においてピラーアウタ上側部分の板厚(t_outer)とピラーリインフォースの板厚(t_RF)とを変更した場合の許容最大荷重MAX-Fyの計算結果と下式(1)に示す回帰式による許容最大荷重Fの計算結果との関係を例にとって示したものである。なお、下式(1)における「a」・「b」・「c」は回帰式における係数であり、「^」は乗数の符号を示している。
(数1)
F=a×(t_outer)^b×(t_RF)^c (1)
図10は、ピラーアウタ上側部分の板厚(t_outer)およびピラーリインフォースの板厚(t_RF)と、断面重量W(単位:kg)と、(1)式の回帰式による許容最大荷重Fとの関係について示したものである。すなわち、ピラーアウタ上側部分の板厚およびピラーリインフォースの板厚に対して、断面重量Wおよび許容最大荷重Fを等価線図として示したものである。なお、図10は、「CASE1−INNERなし」形状の場合を例にとって示したものであり、ピラーアウタ上側部分31aとピラーリインフォース33aとの表面積の比率が1対1になるように設定した条件の下で計算した結果である。
下表2は、図10に例示したような断面重量Wおよび許容最大荷重Fの等価線図を図7に示す各断面形状について作成し、それに基づいて許容最大荷重Fが全て25000Nで同じ場合における各断面形状に対応する断面重量Wを求めたものである。また、下表3は、「BASE」形状と「CASE−INNERなし」形状とについて、許容最大荷重Fがすべて60000N(IIHS規格での側突の基準に対応した許容最大荷重)で同じ場合における断面重量Wを求めたものである。なお、表1および表2においては、ピラーアウタ上側部分31aとピラーリインフォース33aとの表面積の比率が1対1の場合と1.5対1の場合との2種類のケースについて確認を行った。
Figure 2007083828
Figure 2007083828
図11および図12は、表1および表2の結果を棒グラフでそれぞれ比較して示したものである。図11および図12によく示されるように、本実施形態のピラー1におけるピラーアウタ11の上側部分14とピラーリインフォース13とで構成される部分に相当する図7(g)の断面形状の場合は、図7(a)〜(f)に示す他の断面形状の場合に比べて同じ強度を確保しながらも最も軽量化を図れることが確認できた。とくに、許容最大荷重Fが60000Nと大きい場合においては、従来技術に相当する図7(a)の「BASE」形状に対して同じ強度を確保しながらも大幅な軽量化を図れることが確認できた(図12参照)。
以上説明したように、本実施形態のピラー1によると、ドア開口上縁部に取り付けられる上側部分14および下縁部に取り付けられる下側部分15を有する第1の補強部材であるピラーアウタ11と、上側部分14に対向する上側対向部16および下側部分15に取り付けられる下側取付部17を有する第2の補強部材であるピラーリインフォース13とを備えることによって、車両のピラー構造が形成されている。このため、構成要素となる部材の点数が少なく、車両のピラー構造の大幅な軽量化が図られることになる。そして、第2の補強部材であるピラーリインフォース13は、その上側対向部16がピラーアウタ11の上側部分14との間で複数の閉断面18を区画するように形成されて配設されるとともに、その下側取付部17がピラーアウタ11の下側部分15の車室側の側面15aに沿って形成されて取り付けられている。このため、ピラーリインフォース13によって高い剛性を確保することができ、筒状の閉断面として構成される従来のピラー構造に対して少ない材料で十分な強度を確保することができる。したがって、車外から車両の側部へ衝撃荷重が付加された際にドア開口の縦枠部の上側の部分よりも下側の部分の方が変形し易いピラー構造に関して、十分な強度を確保するとともにさらなる軽量化を図ることができる。
また、ピラー1によると、第3の補強部材であるピラーインナ12は、ピラーアウタ11の下側部分15に対向する位置に配設されているものであり、上側部分14に対向する位置には配設されておらずその部分の部材が省略されている。このため、軽量のピラーインナ12を追加することで、重量増大を抑制しつつ更なる強度の向上を図ることができる。また、ピラーインナ12をシートベルト巻き取り装置を支持するための支持部材として利用することもできる。
また、ピラー1によると、上側対向部16には上側部分14に沿う上側隣接部22が設けられ、下側取付部17には下側部分15に沿う下側隣接部23が設けられており、これらの両隣接部(22、23)はなだらかに連続するよう形成されている。このため、両隣接部(22、23)を介してピラーアウタ11とピラーリインフォース13とが一体的に構成されるため、複数の閉断面18を有する形状が安定し易く、高い剛性を確保し易くなる。したがって、上側部分14との間で複数の閉断面18を形成するとともに下側部分15に沿って跨るように取り付けられて高い剛性を確保することができるピラーリインフォース13を容易に形成することができる。
また、ピラー1によると、複数の閉断面18が車両前後方向の側部に沿う方向に並んで配置されることになるため、車外から側部への衝撃荷重に対して効率よく強い耐力を発揮してより高い強度を確保することができる。そして、ピラー1では、複数の閉断面18を有する形状が線対称形状として構成されており、さらに、複数の閉断面18の断面積が均等となるようにも構成されている。このため、複数の閉断面18を形成している部分における断面2次モーメントを大きくして高い剛性を確保し易くなり、側部への衝撃荷重に対して効率よくより高い強度を確保することができる。
また、ピラー1によると、複数の閉断面18が長手方向に延設される条部19により形成されるため、車外から側部への衝撃荷重に対して効率よく強い耐力を発揮してより高い強度を確保することができる複数の閉断面構造を簡易な構成で容易に実現することができる。そして、ピラー1では、上側部分14に接するコの字状の凸部分20とその両側で車室側に凹み形成された凹部分21とを設けることで、上側部分14との間で複数の閉断面18を区画する形状の上側対向部16を容易に形成することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、第3の補強部材は必ずしもなくてもよい。また、第1の補強部材の上側部分と第3の補強部分の上側対向部との間で区画される複数の閉じられた断面の形状は、本実施形態で説明した形状に限られず、適宜変更して実施することができる。また、下側取付部の形状についても適宜設計変更して実施してもよい。
本発明の実施形態に係る車両のピラー構造を示す分解斜視図である。 図1のII線矢視断面図であって、ピラー構造として各部が組み合わされた状態における断面図である。 図1に示す第3の補強部材を拡大して示す斜視図である。 図3に示す第3の補強部材の平面図であって、図3に示されている側とは反対側を上にして示した図である。 図1に示す第1の補強部材に第3の補強部材が取り付けられた状態の一部を拡大して示す図である。 ピラー構造における強度と重量との関係を解析するために用いた計算モデルを説明する図である。 図6に示すピラー構造の断面形状の例を模式的に示したものである。 ピラー構造における強度と重量との関係の解析において用いた応力―歪曲線を示した図である。 ピラー構造における部材の板厚をパラメータとした許容最大荷重の回帰式を説明する図である。 ピラー構造における強度と重量との関係を求めた結果を例示する図である。 同一強度をもったピラー構造における断面形状の違いによる重量の違いを比較して示す図である。 同一強度をもったピラー構造における断面形状の違いによる重量の違いを比較して示す図である。
符号の説明
1 車両のピラー構造
11 ピラーアウタ(第1の補強部材)
13 ピラーリインフォース(第2の補強部材)
14 上側部分
15 下側部分
16 上側対向部
17 下側取付部
18、18a、18b 閉じられた断面
24 変形誘発部

Claims (11)

  1. 平板が加圧成形されることで形成される板金部品であって、車両の側部においてドア開口を区画する縦枠部を形成するとともに、車外から前記側部へ衝撃荷重が付加された際に前記縦枠部の上側の部分よりも下側の部分の方が変形し易いように形成されている車両のピラー構造において、
    前記ドア開口を形成している上縁部と下縁部とを連結する第1の補強部材であって、前記上縁部に対して取り付けられる上側部分と前記下縁部に対して取り付けられる下側部分とを有し、当該下側部分が前記上側部分と一体的に形成されるとともに車室側に開放した状態の空間を形成して且つ当該下側部分に前記上側部分よりも変形し易いように形成された部分である変形誘発部が設けられている第1の補強部材と、
    前記上側部分に対向するように配設される上側対向部と、前記上側対向部に連続して設けられるとともに前記下側部分に対して取り付けられる下側取付部とを有する第2の補強部材と、
    を備え、
    前記上側対向部は、前記上側部分との間で当該上側部分の長手方向に直交する断面であって複数の閉じられた断面を区画するように形成され、
    前記下側取付部は、前記下側部分における車室側の側面に沿うように形成されていることを特徴とする車両のピラー構造。
  2. 前記第1の補強部材に対して車室側に取り付けられ、前記下側部分に対向する位置に配設されている第3の補強部材を更に備えていることを特徴とする請求項1に記載の車両のピラー構造。
  3. 前記上側対向部には、前記上側部分における車室側の側面に沿って隣接配置されるよう形成された部分である上側隣接部が設けられ、
    前記下側取付部において前記下側部分の車室側の側面に沿って隣接配置されるよう形成された部分である下側隣接部が、前記上側隣接部となだらかに連続していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両のピラー構造。
  4. 前記上側対向部には、前記上側部分の長手方向に直行する断面であって前記上側隣接部が底辺を形成するコの字状の断面を有する第1のコの字部分が形成され、
    前記下側取付部には、前記上側部分の長手方向に直行する断面であって前記下側隣接部が底辺を形成するコの字状の断面を有する第2のコの字部分が形成され、
    前記第1のコの字部分と前記第2のコの字部分とがなだらかに連続していることを特徴とする請求項3に記載の車両のピラー構造。
  5. 前記複数の閉じられた断面が車両の前後方向であって前記側部に沿う方向に並んで配置されるように、前記上側対向部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の車両のピラー構造。
  6. 前記上側部分と前記上側対向部とによって形成される前記上側部分の長手方向に直交する断面の全体形状は、線対称形状であることを特徴とする請求項5に記載の車両のピラー構造。
  7. 前記複数の閉じられた断面は、前記上側部分の長手方向と直交する断面におけるそれぞれの断面積が均等となるように区画されていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の車両のピラー構造。
  8. 前記上側対向部は、前記複数の閉じられた断面を区画するように前記上側部分の長手方向に沿って延びるよう形成された条部を有していることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載の車両のピラー構造。
  9. 前記上側対向部は、前記上側部分に対して突出して接するコの字状の凸部分とこの凸部分の両側に配置されて車室側に凹み形成されたコの字状の凹部分とが連続する断面を有するように形成されていることを特徴とする請求項5乃至請求項8のいずれか1項に記載の車両のピラー構造。
  10. 前記変形誘発部の板厚が前記上側部分の板厚よりも薄いことで、前記下側部分が前記上側部分よりも変形し易いように形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の車両のピラー構造。
  11. 前記変形誘発部の材料の強度が前記上側部分の材料の強度よりも小さいことで、前記下側部分が前記上側部分よりも変形し易いように形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の車両のピラー構造。

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